JPH075101A - 光散乱媒体の吸光計測装置 - Google Patents

光散乱媒体の吸光計測装置

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JPH075101A
JPH075101A JP14741293A JP14741293A JPH075101A JP H075101 A JPH075101 A JP H075101A JP 14741293 A JP14741293 A JP 14741293A JP 14741293 A JP14741293 A JP 14741293A JP H075101 A JPH075101 A JP H075101A
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一郎 宮川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 媒体から出射する直進透過光と散乱光とを分
離して、媒体の吸光情報を高S/Nで検出し得る光散乱
媒体の吸光計測装置を提供する。 【構成】 周波数の等しい同期した2つのSLD光
3 ,a4 がそれぞれ進行する、長さのほぼ等しい2つ
の光路A,Bのうち、一方の光路B上に光路差制御器1
7、この光路Bを進行する光a4 の周波数を時間的に鋸
歯状波状に掃引するピエゾ素子32、およびこのピエゾ素
子32を駆動する鋸歯状波発生ドライブ回路33を設ける。
光路Aを進行する光a3 を光散乱性の媒体10に入射さ
せ、媒体10内部を最短距離で出射する直進透過光a10
よび媒体10内部で余分な長さの光路を通過して出射する
クロストーク光a21を、周波数掃引された光a5 と干渉
させる。直進透過光a10が干渉するときの光a5 の周波
数とクロストーク光a21が干渉するときの光a5 の周波
数とが異なり干渉光の周波数が異なるため、これを検出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光散乱媒体の吸光計測装
置に関し、詳細には光ヘテロダイン検出方式による吸光
計測装置を光散乱媒体に対して適用可能にした吸光計測
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生体等の光散乱性の媒体(以下、光散乱
媒体という)の透過吸光情報を検出する方法の1つとし
て光ヘテロダイン検出法が知られている(特開平 2-110
345 号,同 2-110346 号公報参照)。この光ヘテロダイ
ン検出方式は、波長の僅かに異なる2つの光束をそれら
の進行方向が一致するように重ね合わせ、波長の差によ
って生じる光の干渉現象を利用するものであって、重ね
合わされる2つの光束の進行方向が完全に一致しない
と、その光束の垂直な面において時間的に強弱を繰返す
ビート信号を検出することができないため、極めて高精
度な方向弁別性能を有した検出方式ということができ
る。
【0003】このように高精度な方向弁別性能を有する
光ヘテロダイン検出方式によれば、光散乱媒体に入射し
た光は、この光散乱媒体の内部で多重散乱や拡散あるい
は反射、透過によって種々の方向に出射するが、これら
の光の中から直進透過光のみを容易に検出することがで
き、得られた直進透過光を分光分析することによってこ
の媒体の吸光情報を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記光ヘテロ
ダイン検出方式を用いた吸光計測装置において、媒体に
ある程度大きなビーム径の光束を入射して媒体の吸光情
報を2次元的に検出しようとすると、媒体の内部で何回
も散乱し、媒体の表面より種々の方向に向って出射する
散乱光のうち、直進透過光と同一進行方向に向う散乱光
(クロストーク光)が直進透過光に混入し、そのため光
検出器はこの散乱光の混入した直進透過光を検出するこ
とになり、検出信号のS/Nが劣化するという難点があ
る。
【0005】これを解決するため従来は、媒体の吸光情
報を2次元的に検出しようとする場合、散乱光が直進透
過光に極力混入しないように光束を小さいビーム径とし
て、媒体の小さい領域の吸光情報を検出し、この光束を
媒体に走査することによって小さい領域毎の吸光情報を
2次元的に再構成している。
【0006】しかしこのように小さいビーム径の光束を
媒体に走査して吸光情報を細分化して検出するのは非常
に時間がかかり、また光束のビーム径を限りなく小さく
したとしても散乱光を完全に除去することはできない。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
媒体から出射する直進透過光と散乱光とを分離して、媒
体の吸光情報を高S/Nで検出し得る光散乱媒体の吸光
計測装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光散乱媒体の吸
光計測装置は、直進透過光の進行方向と同一方向に出射
する散乱光が、その方向に出射する直進透過光よりも媒
体内部において長い光路長を有する光路を通過するとい
う特性を利用し、媒体を通過せず他の光路を進行した光
(参照光)と直進透過光とが干渉して発生する光のビー
ト信号と、参照光とクロストーク光とが干渉して発生す
る光のビート信号とを分離して、直進透過光を選別し、
この選別された直進透過光に基づいて光散乱媒体の吸光
情報を計測することを特徴とするものである。
【0009】すなわち本発明の第1の光散乱媒体の吸光
計測装置は、請求項1に記載したように、可干渉距離の
短い低コヒーレンスな光を出射する光源と、この光源よ
り出射された前記低コヒーレンスな光を2つの光束に分
割し、それぞれ光路長の略等しい2つの異なる光路に沿
って進行させた後合成する光学系と、該2つの光路のう
ち少なくとも一方の光路上に設けられた、前記2つの光
路をそれぞれ各別に進行する2つの光束の周波数が互い
に異なるように該少なくとも一方の光路を進行する光束
の周波数をシフトせしめる周波数シフタと、前記2つの
光路のうち少なくとも一方の光路上に設けられた、該少
なくとも一方の光路の長さを変調せしめて前記2つの光
路の光路差を変調せしめる光路差変調手段と、前記2つ
の光路のうち一方の光路上に配された光散乱性の媒体を
直進透過した光束と他方の光路を進行した光束とが前記
光学系により合成されたのちの光束の強度を検出する光
検出器と、前記光検出器により検出された光強度を示す
信号のうち、前記光学系により合成される際の2つの光
束の周波数差に応じた周波数で強弱を繰り返すビート信
号を検出し前記媒体を直進透過した光の成分を検出する
光ヘテロダイン検波手段と、該光ヘテロダイン検波手段
により得られた前記媒体を直進透過した光の成分に基づ
いて該媒体の吸光情報を計測する吸光情報計測手段とを
備え、前記光路差変調手段により光路差を変調し、該光
路差に応じて特徴的に立ち上がる前記ビート信号を光ヘ
テロダイン検波することにより、前記媒体の吸光情報を
計測するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】ここで上記可干渉距離の短い低コヒーレン
スな光としては、例えば可干渉距離40〜50μmのS
LD(Super Luminescent Diode )や可干渉距離〜20
μmのLEDを用いることができるが、指向性の点で優
れるSLDを使用することが望ましい。
【0011】また上記周波数シフタとは周波数をもとの
周波数とは異なる周波数にシフトせしめる手段を意味
し、例えば音響光学素子に光を通過せしめてこの回折光
を利用して周波数をシフトする方式や、時間的に位相を
鋸歯状に掃引するシフト方式を採用してもよい。
【0012】また本発明の第2の光散乱媒体の吸光計測
装置は、請求項2に記載したように、コヒーレント光を
出射する光源と、該光源より出射されたコヒーレント光
を時間的に周波数掃引する変調手段と、該変調されたコ
ヒーレント光を2つの光束に分割し、それぞれ光路長の
異なる2つの光路に沿って進行させた後合成する光学系
と、該2つの光路のうち一方の光路上に配された光散乱
性の媒体を直進透過した光束と他方の光路を進行した光
束とが合成されたのちの光束の強度を検出する光検出器
と、前記コヒーレント光に対してなされる周波数掃引の
特性と前記2つの光路の光路差とに応じた所定の周波数
で強弱を繰り返すビート信号を検出し前記媒体を直進透
過した光の成分を検出する光ヘテロダイン検波手段と、
該光ヘテロダイン検波手段により得られた前記媒体を直
進透過した光の成分に基づいて該媒体の吸光情報を計測
する吸光情報計測手段とを備え、前記光路差に応じて特
徴的に立ち上がる前記ビート信号を光ヘテロダイン検波
することにより、前記媒体の吸光情報を計測するように
したことを特徴とするものである。
【0013】ここで上記コヒーレント光を出射する光源
は、上記光源より出射されたコヒーレント光を時間的に
周波数掃引する変調手段を兼用するものであってもよ
い。
【0014】なお上記光路上に配された光散乱性の媒体
の表面形状が曲面であったり、また凹凸を有している場
合は、この媒体に光束が入射する際にその媒体の界面で
屈折し、また媒体から直進透過光が出射する際にその界
面で屈折して、媒体に入射した光束の進行方向と媒体か
ら出射した直進透過光の進行方向とが一致しない場合が
ある。そこでこのような場合は媒体を、この媒体の屈折
率とほぼ同一の屈折率を有し、媒体に入射する光束の進
行方向に対して垂直に仕上げられた光入射面と光出射面
を有する光透過性の媒体によって覆うようにしてもよ
い。
【0015】
【作用および発明の効果】本発明の第1の光散乱媒体の
吸光計測装置においては、光源よりSLD等の可干渉距
離の短い低コヒーレンスな光が出射され、この光が例え
ばビームスプリッタ等の光学系により第1の光束と第2
の光束とに分割され、それぞれ光路長のほぼ等しい第1
の光路、第2の光路に沿って進行した後ビームスプリッ
タ等の光学系によって合成され干渉せしめられる。
【0016】ここで上記2つの光束のうち少なくとも一
方は、その光路上に配された周波数シフタによりその周
波数がシフトされ、それによりこれら2つの光束の周波
数は互いに異なる値となる。また第1の光路に沿って進
行する第1の光束は、その光路上に配された光散乱性の
媒質に入射し、直進透過光および散乱光が媒質より出射
する。
【0017】この際、散乱光のうち直進透過光と同一の
進行方向成分の光(クロストーク光)も生じる。しかし
直進透過光は媒質内を入射光の進行方向に沿って最短距
離で進行するが、クロストーク光は媒質内部の散乱媒質
により少なくとも1回散乱されたのち出射するため、ク
ロストーク光が媒質内部において通過する光路長は、直
進透過光の光路長に対して長くなる。
【0018】ここで光源より出射した光は可干渉距離が
短いため、ビームスプリッタ等の光学系上において、上
記第2の光と、直進透過光またはクロストーク光とが干
渉し得る長さとなるように、第1の光路上にあるいは第
2の光路上に設けられた光路差変調手段によって、その
光路長が調整される。
【0019】上記光路差変調手段により光路長を変調し
つつ、これら干渉された光の強度を光検出器により検出
し、光ヘテロダイン検波手段により、この検出された光
強度の信号のうち上記2つの光束の周波数の差の周波数
で強弱を繰り返すビート信号を検出するとともに直進透
過光の光強度あるいはクロストーク光の光強度を光ヘテ
ロダイン検波し、また光路差に基づいて直進透過光の光
強度とクロストーク光の光強度とを弁別し、吸光情報計
測手段により、この弁別された直進透過光の光強度に基
づいて光散乱媒体の吸光情報が計測される。
【0020】このように本発明の第1の光散乱媒体の吸
光計測装置によれば、媒体から出射する直進透過光と散
乱光とを分離することができ、その結果、光散乱性の媒
体の吸光情報を有する直進透過光からその吸光情報を高
S/Nで検出することができる。
【0021】また本発明の第2の光散乱媒体の吸光計測
装置は、光源より出射されたコヒーレント光が、変調手
段により時間的に周波数掃引され、その後、光学系によ
り第1の光束と第2の光束とに分割され、それぞれ光路
長のわずかに異なる第1の光路、第2の光路に沿って進
行した後合成され干渉される。この2つの光路は光路長
がわずかに異なるため、各光束が各光路を通過するのに
要する時間は異なる。光源より出射された光は時間的に
周波数掃引されているため、2つの光路をそれぞれ通過
した2つの光束が合成される際の各光束の周波数は異な
った値を示す。
【0022】ここで上記2つの光路のうち第2の光路に
沿って進行する光束は、単にその光路に沿って進行する
だけであるが、第1の光路に沿って進行する光束は、そ
の光路上に配された光散乱性の媒質に入射し、直進透過
光および散乱光が媒質より出射する。
【0023】この際、散乱光のうち直進透過光と同一の
進行方向成分の光(クロストーク光)も生じる。しかし
直進透過光は媒質内を入射光の進行方向に沿って最短距
離で進行するが、クロストーク光は媒質内部の散乱媒質
により少なくとも1回散乱されたのち出射するため、ク
ロストーク光が媒質内部において通過する光路長は、直
進透過光の光路長に対して長くなる。
【0024】このため、第1の光路の長さより第2の光
路の長さ(第2の光路長)の方が長い場合、直進透過光
の光路を通過する第1の光路長と第2の光路長との差
は、クロストーク光の光路を通過する第1の光路長と第
2の光路長との差より大きい値となり、したがってこの
光学系上で干渉される直進透過光の周波数と第2の光路
を通過した第2の光束の周波数との差は、クロストーク
光の周波数と第2の光路を通過した第2の光束の周波数
との差より大きい値を示す。干渉した光は、干渉する以
前の2つの光の差周波数で強弱を繰り返すビート信号を
生じるため、直進透過光と第2の光束とが干渉した光の
周波数は、クロストーク光と第2の光束とが干渉した光
の周波数より高い値を示す。
【0025】一方、第2の光路の長さ(第2の光路長)
より第1の光路の長さの方が長い場合、直進透過光の光
路を通過する第1の光路長と第2の光路長との差は、ク
ロストーク光の光路を通過する第1の光路長と第2の光
路長との差より小さい値となり、したがってこの光学系
上で干渉される直進透過光の周波数と第2の光路を通過
した第2の光束の周波数との差は、クロストーク光の周
波数と第2の光路を通過した第2の光束の周波数との差
より小さい値を示す。その結果、直進透過光と第2の光
束とが干渉した光の周波数は、クロストーク光と第2の
光束とが干渉した光の周波数より低いものとなる。
【0026】上述のように干渉された光強度を光検出器
により検出し、この検出された光強度と2つの光路の光
路差と光源の変調周波数とに基づいて光ヘテロダイン検
波手段により、上記2つの光束の周波数の差の周波数で
強弱を繰り返すビート信号を検出するとともに直進透過
光の光強度あるいはクロストーク光の光強度を光ヘテロ
ダイン検波し、また光路差に基づいて直進透過光の光強
度とクロストーク光の光強度とを弁別し、吸光情報計測
手段により、この弁別された直進透過光の光強度に基づ
いて光散乱媒体の吸光情報が計測される。
【0027】このように本発明の第2の光散乱媒体の吸
光計測装置によれば、媒体から出射する直進透過光と散
乱光とを分離することができ、その結果、光散乱性の媒
体の吸光情報を有する直進透過光からその吸光情報を高
S/Nで検出することができる。
【0028】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
詳細に説明する。
【0029】図1は本発明にかかる光散乱媒体の吸光計
測装置の第1の実施例の概略を示すブロック図である。
図示の吸光計測装置は、SLD(Super Luminescent Di
ode)光を出射するSLD光源20と、この光源20より出射
された光a1 を平行光a2 とするコリメータレンズ21
と、該平行光a2 を2つの光束a3 およびa4 に分割
し、それぞれ光路長の略等しい2つの光路A,Bに沿っ
て進行させた後重ね合わせるビームスプリッタ22,23お
よびミラー24,25と、この2つの光路A,Bのうち一方
の光路Bを進行する光束a4 の周波数を図2に示す鋸歯
状波に変調するピエゾ素子32およびこのピエゾ素子32を
駆動する信号を発生する鋸歯状波発生ドライブ回路33
と、ビームスプリッタ23により重ね合わせられた光a6
の光強度を検出し光電変換して電気信号を出力する光検
出器30と、該光検出器30により検出された光強度を示す
信号を光ヘテロダイン検波するデータ処理装置31と、光
ヘテロダイン検波された光強度信号に基づいて所定の帯
域の光強度信号を抽出するバンドパイフィルタ34と、こ
の抽出された光強度信号より媒体10の吸光強度を算出す
るレベル検出器35とを備えた構成である。
【0030】ここで上記ビームスプリッタ22により2つ
の光路A,Bに沿ってそれぞれ進行する2つの光束
3 ,a4 のうちピエゾ素子32により周波数の変調され
る光束a4 を以下、参照光a4 といい、この参照光a4
の光路B上には光路Bの長さを所定の長さに変調し得る
光路差制御器37およびこの光路差制御器37を駆動する信
号を発生するドライブ回路36が設けられている。
【0031】ここで光路差制御器37としては、例えば図
6(A)に示すように光透過性のプレート38,38を対向
せしめ、これらの各中心点O,O′を中心として逆方向
に同角度だけ回転させるように構成したものや、図6
(B)に示すように入射光に対してわずかに傾斜して対
向する2枚のミラー39をそれらの間の距離が変化するよ
うに平行に移動し得るように構成したものなどを採用す
ることができる。
【0032】一方、他方の光路A上には、吸光強度を計
測しようとする光散乱性の媒体10が配置される。この媒
体10は図3(A)に示すようにその表面形状が曲面によ
って形成されており、そのため光ビームが媒体10に入出
射する際、その界面において屈折して光の主ビームの進
行方向が変わり、アーチファクトの原因となる。そこで
図3(B)に示すように、媒体10とぼ同一の屈折率を有
する光透過性のマッチング媒体11を媒体10に密着させて
主ビームの進行方向を変えないようにする。なお、この
マッチング媒体10への光の入出射面は光の進行方向に対
してほぼ垂直に仕上げられている。このマッチング媒体
10は例えば図3(C)に示すように、媒体10と同一屈折
率の液状媒体14が充填されたポリエチレン等の極薄の可
撓性袋体13を、平行平板ガラス12に密着させたものによ
って構成することができ、これを媒体10に光の入出射方
向よりそれぞれ押し付けてサンドイッチ構造を構成する
ことによって実現することができる。
【0033】以下説明簡略化のため媒体10とこのマッチ
ング媒体11との全体を媒体10とみなして記述する。
【0034】次の本実施例の作用について説明する。
【0035】光源20より出射されたSLD光a1 はコリ
メータレンズ21により平行光a2 とされ、ビームスプリ
ッタ22によって2つの光路A,Bに沿って進む2つの光
束a3 およひびa4 に分割される。光路Aに沿って進む
光束a3 は媒体10に入射し、この媒体10内部の光散乱媒
質により種々の方向に散乱されて出射する散乱光a
20と、この媒体10に特徴的に吸光されてこの媒体10の吸
光情報を担持し入射方向と同一方向に出射される直進透
過光a10とに分けられるが、図4に示すように、散乱光
20の一部は多重散乱されるなどにより、直進透過光a
10が出射する方向と同一方向に出射する光があり、これ
はクロストーク光と呼ばれる。
【0036】このクロストーク光a21は媒体10内部で多
重散乱されることにより、直進透過光a10が媒体10内部
で通過する光路長よりも長い光路長の光路を通過するこ
とになる。
【0037】一方、光路Bを通過する参照光a4 は、鋸
歯状波発生ドライブ回路33により駆動されるピエゾ素子
32と一体的に駆動されるミラー25により、図2に示すよ
うに時間的に位相が鋸歯状に掃引されて一定の周波数だ
けシフトした参照光a5 となる。
【0038】この参照光a5 と媒体10より出射した光束
10,a21とは、ビームスプリッタ23により合成され、
その光強度が光検出器30により検出されて光電変換され
光強度に応じた電気信号としてデータ処理装置31へ出力
される。
【0039】ここでSLD光は可干渉距離が40〜50μm
と非常に短いため、ドライブ回路36により駆動される光
路差制御器37により上記2つの光路A,Bの光路長がほ
ぼ等しくされることによって、その光路差に応じて、参
照光a5 と直進透過光a10とが干渉され、あるいは参照
光a5 とクロストーク光a21とが干渉される。
【0040】干渉された光a6 は光検出器30によりその
強度が検出される。ここでこの干渉光a6 は、もとの2
つの光の差周波数に応じた周波数で強弱を繰り返すビー
ト信号を生じる。光検出器30により検出された干渉光a
6 の強度変化からデータ処理装置31により、このビート
信号が検出され、検出されたビート信号より光路Aを直
進して通過した光が光ヘテロダイン検波される。図5
は、光路Aを直進して通過した光と光路Bを通過した光
4 (a5 )との光路差と、光検出器30により検出され
る光強度との関係を示すグラフであり、光路差がゼロと
なる位置を原点に設定したものである。この図5は光路
Aを直進して通過した光、すなわち直進透過光a10およ
びクロストーク光a21の強度分布を示すものであるか
ら、斜線を付した特徴的に立ち上る検出光強度スペクト
ラムは、直進透過光a10の強度を示す。バンドパスフィ
ルタ34は、得られた検出光強度スペクラムのうちこの斜
線を付した特徴的に立ち上る検出光強度(光路差がゼロ
である原点における検出光強度)を検出し、検出された
上記帯域の検出光強度スペクトラムに基づいてレベル検
出器30により、媒体10を透過した直進透過光a10の強度
を算出して媒体10の吸光情報を得る。
【0041】上述のように本発明の光散乱媒体の吸光計
測装置によれば、光散乱性の媒体より出射する直進透過
光と散乱光とを分離することができ、その結果、高S/
Nで媒体の吸光情報を得ることができる。
【0042】なお本実施例において、光路差制御器37お
よび周波数シフタとしてのピエゾ素子32,鋸歯状波発生
ドライブ回路33が、媒体10の配されていない側の光路B
上に配されている構成であるが、本発明の吸光計測装置
は本実施例の態様に限るものではなく、上記光路差制御
器37および周波数シフタがいずれも媒体10の配されてい
る側の光路A上に配された構成や、それぞれ各別に光路
A上,光路B上に配された構成をも採用することができ
る。
【0043】図7は本発明にかかる光散乱媒体の吸光計
測装置の第2の実施例の概略を示すブロック図である。
図示の吸光計測装置は、レーザ光源50と、この光源50か
ら出射されるレーザ光を図8に示すように鋸歯波状に時
間的に周波数掃引する周波数掃引ドライブ回路66と、こ
のドライブ回路によって周波数掃引されて光源50より出
射されるレーザ光a1 を平行光a2 とするコリメータレ
ンズ51と、この平行光a2 を2つの光束a3 ,a4 に分
割し、光路長がわずかに異なる2つの光路A,Bに沿っ
て進行させたのち重ね合わせるビームスプリッタ52,53
およびミラー54,55と、この重ね合わされたのちの光a
5 の光強度を検出した光電変換して電気信号を出力する
光検出器60と、光ヘテロダイン検波された光強度信号に
基づいて所定の帯域の光強度信号を抽出するバンドパス
フィルタ64と、この抽出された光信号より媒体10の吸光
強度を算出するレベル検出器65とを備えた構成である。
【0044】ここで上記ビームスプリッタ52により2つ
の光路A,Bに沿ってそれぞれ進行する2つの光束
3 ,a4 のうち一方の光路A上には、吸光強度を計測
しようとする光散乱性の媒体10が、前記第1の実施例の
場合と同様マッチング媒体11に覆われて配置されてい
る。
【0045】次に本実施例の作用について説明する。
【0046】光源50より出射される光は前述のとおり周
波数掃引ドライブ回路66により図8に示す如く時間的に
周波数掃引される。この周波数掃引されて光源50より出
射した光a1 はコリメータレンズ51により平行光a2
され、ビームスプリッタ52によって2つの光路A,Bに
沿って進む2つの光束a3 およびa4 に分割される。光
路Aに沿って進む光束a3 は媒体10に入射し、前記第1
の実施例において説明したように、この媒体の最短距離
を通って直線的に透過する直進透過光a10、およびこの
直進透過光a10よりも長い光路長の光路を通過するクロ
ストーク光a21として媒体10より出射される。
【0047】このように光路Aを通過した光束a3 のう
ち媒体10より出射する直進透過光a10とクロストーク光
21とが、ビームスプリッタ53により、他方の光路Bを
通過した光束a4 とそれぞれ合成されて干渉を生じる。
【0048】ここで直進透過光a10がビームスプリッタ
53に到達するのに要する時間は、クロストーク光a21
ビームスプリッタ53に到達するのに要する場間よりも短
いため、ビームスプリッタ53上で直進透過光a10が干渉
される光a4 の周波数は、クロストーク光a21が干渉さ
れる光a4 の周波数に対して低い。そのため例えば光路
Aの長さよりも光路Bの長さが短い場合は、直進透過光
10と干渉される光a4 の周波数を直進透過光a10の周
波数との差は、クロストーク光a21と干渉される光a4
の周波数とクロストーク光a21の周波数との差よりも小
さく、干渉によって生じるビート信号の周波数は、直進
透過光a10による干渉a51の方がクロストーク光a21
よる干渉光a52よりも低いものとなる。
【0049】一方、光路Aの長さよりも光路Bの長さが
長い場合は、直進透過光a10と干渉される光a4 の周波
数と直進透過光a10の周波数との差は、クロストーク光
21と干渉される光a4 の周波数とクロストーク光a21
の周波数との差よりも小さく、従って干渉によって生じ
るビート信号の周波数は、直進透過光a10による干渉光
51の方がクロストーク光a21による干渉光a52よりも
高いものとなる。
【0050】上述のとおり干渉によって生じるビート信
号の周波数差から、直進透過光a10とクロストーク光a
21とを弁別することが可能である。
【0051】光検出器60により検出された干渉光a
5 (直進透過光a10と光a4 とが干渉された干渉光a51
およびクロストーク光a21と光a4 とが干渉された干渉
光a52の総称)は、その光強度に応じた大きさの電気信
号に光電変換されてデータ処理装置61により光ヘテロダ
イン検波され、前記干渉光a51,a52のビート信号の周
波数差に応じた検出信号の強度スペクトラムが得られる
(図9参照)。この図9(A)は光路Aの長さよりも光
路Bの長さが短い場合についてのものであり、図9
(B)は光路Aの長さよりも光路Bの長さが長い場合に
ついてのものである。
【0052】図9(A)に示した検出信号の強度スペク
トラムにおいて斜線を付した、特徴的に立上る検出光強
度スペクトラムは、通過光a10の強度を示すものである
から、この得られた検出光強度スペクトラム全体をバン
ドパスフィルタ64を通すことにより、この特徴的に立上
る帯域の検出光強度スペクトラムだけを検出し、検出さ
れた上記帯域の検出光強度スペクトラムに基づいてレベ
ル検出器65により、媒体10を透過した直進透過光a10
強度を算出して媒体10の吸光情報を得る。
【0053】上述のように本発明の光散乱媒体の吸光計
測装置によれば、光散乱性の媒体より出射する直進透過
光と散乱光とを分離することができ、その結果、高S/
Nで媒体の吸光情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光散乱媒体の吸光計測装置の第
1の実施例を示す概略ブロック図
【図2】参照光の掃引周波数波形を示すグラフ
【図3】光散乱媒体への入出射光の界面における屈折の
補正について説明するための説明図
【図4】直進透過光とクロストーク光との関係を説明す
るための概念図
【図5】光路差と検出光強度スペクトラムとの関係を示
すグラフ
【図6】光路差制御器の具体例を示す概略図
【図7】本発明にかかる光散乱媒体の吸光計測装置の第
2の実施例を示す概略ブロック図
【図8】光源より出射されるレーザ光の掃引周波数波形
を示すグラフ
【図9】ビート信号の周波数と検出光強度スペクトラム
との関係を示すグラフ
【符号の説明】
10 光散乱性の媒体 11 マッチング媒体 12 ガラス板 13 可撓性袋体 14 液状媒体 20 SLD光源 21,51 コリメータレンズ 22,23,52,53 ビームスプリッタ 24,25,39,40,54,55 ミラー 30,60 光検出器 31,61 データ処理装置 32 ピエゾ素子 33 鋸歯状波発生ドライブ回路 34,64 バンドパスフィルタ 35,65 レベル検出器 36 ドライブ回路 37 光路差制御器 38 光透過性のプレート 50 レーザ光源 66 周波数掃引ドライブ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可干渉距離の短い低コヒーレンスな光を
    出射する光源と、該光源より出射された前記低コヒーレ
    ンスな光を2つの光束に分割し、それぞれ光路長の略等
    しい2つの異なる光路に沿って進行させた後合成する光
    学系と、該2つの光路のうち少なくとも一方の光路上に
    設けられた、前記2つの光路をそれぞれ各別に進行する
    2つの光束の周波数が互いに異なるように該少なくとも
    一方の光路を進行する光束の周波数をシフトせしめる周
    波数シフタと、前記2つの光路のうち少なくとも一方の
    光路上に設けられた、該少なくとも一方の光路の長さを
    変調せしめて前記2つの光路の光路差を変調せしめる光
    路差変調手段と、前記2つの光路のうち一方の光路上に
    配された光散乱性の媒体を直進透過した光束と他方の光
    路を進行した光束とが前記光学系により合成されたのち
    の光束の強度を検出する光検出器と、前記光検出器によ
    り検出された光強度を示す信号のうち、前記光学系によ
    り合成される際の2つの光束の周波数差に応じた周波数
    で強弱を繰り返すビート信号を検出し前記媒体を直進透
    過した光の成分を検出する光ヘテロダイン検波手段と、
    該光ヘテロダイン検波手段により得られた前記媒体を直
    進透過した光の成分に基づいて該媒体の吸光情報を計測
    する吸光情報計測手段とを備え、 前記光路差変調手段により光路差を変調し、該光路差に
    応じて特徴的に立ち上がる前記ビート信号を光ヘテロダ
    イン検波することにより、前記媒体の吸光情報を計測す
    るようにしたことを特徴とする光散乱媒体の吸光計測装
    置。
  2. 【請求項2】 コヒーレント光を出射する光源と、該光
    源より出射されたコヒーレント光を時間的に周波数掃引
    する変調手段と、該変調されたコヒーレント光を2つの
    光束に分割し、それぞれ光路長の異なる2つの光路に沿
    って進行させた後合成する光学系と、該2つの光路のう
    ち一方の光路上に配された光散乱性の媒体を直進透過し
    た光束と他方の光路を進行した光束とが合成されたのち
    の光束の強度を検出する光検出器と、前記コヒーレント
    光に対してなされる周波数掃引の特性と前記2つの光路
    の光路差とに応じた所定の周波数で強弱を繰り返すビー
    ト信号を検出し前記媒体を直進透過した光の成分を検出
    する光ヘテロダイン検波手段と、該光ヘテロダイン検波
    手段により得られた前記媒体を直進透過した光の成分に
    基づいて該媒体の吸光情報を計測する吸光情報計測手段
    とを備え、 前記光路差に応じて特徴的に立ち上がる前記ビート信号
    を光ヘテロダイン検波することにより、前記媒体の吸光
    情報を計測するようにしたことを特徴とする光散乱媒体
    の吸光計測装置。
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