JPH07509454A - ホルモン避妊のための排卵抑止剤 - Google Patents

ホルモン避妊のための排卵抑止剤

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ホルモン避妊のための排卵抑止剤 本発明は請求の範囲第1項の前文に基づくホルモンによる避妊のための排卵抑止 剤に関する。
日量単位(daily units)で経口摂取されるホルモン排卵抑止剤とし ては、がたや組み合わせ(コンビネーション)製品、もう一方で順次(シーケン シャル)製品が知られている。公知のフンビネーンヨン製品の場合、たとえば望 ましいサイクル期間を28日とすると、エストロゲン(卵胞ホルモン)製品とゲ スタゲン(黄体ホルモン)製品の組み合わせを、毎日一定量、または絶対処方量 および/または相対処方量を交互に、21日間投与する。このエストロゲン製品 は天然エストロゲンまたは合成エチニルエストラジオールであり、前述の21日 間の日量単位の後7日間の休止期間を置き、その間に自然の月経に似た退薬出血 がある。
公知の順次製品においては、同じくサイクル期間を28日とした場合、純粋なエ ストロゲン製品を6または7日間、そのあとエストロゲン製品とゲスタゲン製品 の組み合わせを16または15日間投与し、続く無摂取期間、たとえば6日間、 の間に退薬出血か起こる。薬剤服用の確実性を高めるために、コンビネーション および順次製品の場合に固有の無摂取期間をつなぐために特定の日数だけブラセ ホ(偽薬)を投与することが知られているが、退薬出血を確実にするために約1 週間の無摂取期間中にはここで議論しているタイプのホルモンは投与すべきてな いという二とか今迄常に言われてきている。たたし、代替製品類の場合だけは、 たとえば10日間のエストロゲン製品、II日日間エストロゲンおよびゲスタゲ ン製品の組み合わせ、および7日間の極めて低処方量のエストロゲン製品といっ た順番で、ホルモンを全サイクル期間にわたって投与することが行われるが、こ のような代替製品類は排卵抑止の目的には適当なものでない。代替品による治療 に使用される順次製品は避妊という目的のためには特に不適当である。なぜなら ば、そうした処方で与えられる天然ニストランオールは排卵を防ぐものではない し、ゲスタゲンか投与される11日という期間は短がすぎるからである。上述の 順次投与は代替製品使用の場合には比較的良好なサイクルコントロールができる 。
一般的には、ホルモン避妊法で考慮すべき3つの最も重要なポイントは、避妊の 信頼性、良好なサイクルコントロール、および低副作用である。避妊の信頼性は 主として、公知の製品の処方中に含まれているゲスタゲン成分の働きに関係する が、これは排卵抑止に必要とされる量の約2倍量が配合されている。加えるに、 ゲスタゲンには子宮頚部および子宮内膜への周辺作用もある。現在の経口避妊薬 においてはこのように、避妊の信頼性を確保するのに充分な量のゲスタゲンが処 方されている。通常使用されている合成エストロゲンであるエチニルエストラジ オールは、ゲスタゲンの排卵抑止作用を補強するものである。現在までのところ 、最大の避妊信頼性はエチニノはストラジオ−ルーゲスタゲンの組合せ製品を4 週間のうち3週間服用し7日間の無摂取期間を置く方法で得られている。避妊の 信頼性という点ては順次製品はやや信頼性が劣るが、これは純粋なエストロゲン 期間において、たとえば7日間で投与される50μgのエチニルエストラジオー ルは、すへての女性において排卵を防止するということはないし、またゲスタゲ ンの周辺的な避妊効果も消えてしまうからである。エチニルエストラジオールの 排卵抑止処方ff1(100%の女性)は日fllooμgと言われている。
前述のように公知の排卵抑止剤の中では組合せ製品が最も高い避妊信頼性を提供 するか、最良のサイクルコントロール(定期的な退薬出血および極めて少量の月 経出血)は順次製品、とりわけ本請求の範囲第1項前文にあるタイプの製品、を 使用したときに得ることができる。これは普通の排卵抑止サイクルとほぼ同じよ うに、ゲスタゲン投与の前の7日間のエストロゲンの作用(ゲスタゲンに邪魔さ れない)で子宮内膜の増殖をもたらし、8日目から追加されるゲスタゲンがそれ 以上の増殖を抑制し、子宮内膜を扇状に変換してゆく。最後のエストロゲン−ゲ スタゲン錠剤服用の約2.3日後に、前述のようにこの製品の場合は月経様の退 薬出血がある。これに対し、組合せ製品の場合は子宮内膜の増殖は始めから抑さ えられるので、この製品の場合のサイクルコントロールは順次製品の場合に比− \て劣ることになる。
エチニルエストラジオールを順次製品のエストロゲン成分として使用する場合、 避妊効果を確保するために初期の段階で処方量を多くすることが必要であるとい うことが発見されているが、これは重大で危険な合併症および/または副作用( たとえば血栓塞栓症)に結び付く危険性がある。ある場合には、使用されるゲス タゲンがこの作用を強めることがあり、年令が高くなるほど危険性が増し、特に 40才以上の女性で著しくなる。基本的には、これから逃れる方法はエチニルエ ストラジオールの代わりに天然のエストロゲン・エストラジオールを含んだ組合 せ製品を使用することである。なせならば、閉経後の女性の補充療法の経験から 、エストラジオールを用いた治療は健康面の危険につながることが少ないことか 分かっているからである。しかし、エストラジオールは組合せ製品での使用に適 当であるとはいえない。ゲスタゲン成分は、受胎防止ゲスタゲンの信頼性を高め るものであるが、ゲスタゲンは局所にある酵素を刺激して、子宮内膜にあるエス トラジオールをますます不活性化し、子宮内膜に対する卵胞ホルモンの働きを著 しく弱める。したがって前述の不都合な作用と共に、比較的頻繁な月経出血を起 こす。これに対し、子宮内膜中のエチニルエストラジオールは非常にゆっくり代 謝され、したかって子宮内膜に充分な作用をおよぼす。
米国特許第4921843号は本請求の範囲第1項前文の排卵抑止剤のタイプの ものを開示しているが、そこでは2番目のホルモン成分の糖衣錠や錠剤の形のホ ルモン日量単位の最後の服用と、次のサイクルの新しいホルモン日量単位、つま り第2サイクルにおける第1ホルモン成分の初回服用の間に、ブラセボてっない てもよいとされる少なくとも1日、好ましくは2日の無摂取期間がある。これは 今迄識者か指摘している意見、っまり退薬出血を開始させるためには、少なくと も1日の無摂取期間あるいは作動エストロゲンレベルの大幅な削減が絶対に必要 である、ということと符合している。しかしなから、そのようなエストロゲンの 削減は、たとえそれかたった1日の無摂取期間であるとしても、血液循環に変化 を起こし、たとえは頭痛(偏頭痛様発作)を起こしたり、また短期間異なる代謝 状態、特にt血、に変化させたりし、そのためエストロゲンの影響という点では 安定していた代謝状態のバランスが1日あるいはそれ以上病されることになる。
またドイツ特許DE−OS2645307に開示されている閉経機能障害の治療 のための15削の場合にも、無摂取期間、あるいは少なくとも非常に弱いニスト ロケンタイプの薬を一時的に使用する模擬無摂取期間があり、本請求の範囲第1 項前文に基づく薬剤の場合とは異なり、この薬は卵胞成熟に充分な障害(dis turbance)を与えるものではない。上記の文献に記述されている薬剤の 場合は、すへてのホルモン剤処方において、特にゲスタゲン使用の期間が避妊の ためには不十分である。ドイツ特許DE−O32431704もまた閉経症状を 軽減するための薬剤について記述しているが、これにはエストロゲン濃度の変動 がある。ゲスタゲンの投与開始がサイクルの中間以降となっているため、避妊の 作用を得ることはできない。この薬の場合もまたホルモンを摂取しない無摂取期 間を必要としている。欧州特許EP−OS368373は全サイクル期間を通し て一定のゲスタゲンレベルと、その上に定期的に上乗せされるエストロゲン期間 がある排卵抑止剤について記述している。これは月経同期の出血の危険性を増大 させる恐れかあるが、永続的なゲスタゲン供給は良好な避妊効果をもたらすと考 えられる。しかしこれは同時に永続的な血管収縮作用につながるので、たとえば 特に高齢で血液循環に問題のある傾向の女性の場合には、健康上の問題が避けら れない。
本発明の課題は、請求の範囲第」項前文にあるような、より良好なサイクルコン トロールで高い避妊信頼性があり、かつ一方で月経期間の出血をほぼ回避でき、 しかも副作用のない排卵抑止剤を開発することである。本発明によればこの課題 は、請求項1の特徴部分の特性によって解決することができる。本発明の好まし い実施Q様は、請求項2から24の主題を構成するものである。
本発明は下記のような方法によれば避妊の信頼性およびサイクルコントロールを 改善できるという丸くへき発見に基づいている。すなわち、従来のホルモン無摂 取期間中に、次に摂取することになるいわゆるエストロゲン成分を与えて、卵胞 の成熟の早い段階て障害(disturbance)を与え、それによって全サ イクルにわたる卵胞事象のホルモン的なコントロールが可能になるというもので ある。純粋なエストロゲン期間においては、自然に起こる状況と似て、排卵抑止 期間にホルモン成分処方量を少なくしても、最初に充分な粘膜蓄積があるために 、エストロゲンおよびゲスタゲンを組み合わせて投与しても月経期間の出血は滅 多に起こらない。純粋なエストロゲン期間は少なくとも5日間続くが、天然のエ ストロゲンを使用する場合は10日間に延長することができ、合成エストロゲン を使用する場合は14日間に延長でき、そしてこの後望ましいサイクル期間に応 じて通常はより長いコンビネーション期間が続く。
本発明に基づく治療の最初の純粋なエストロゲン期間においては、子宮粘膜の充 分な増殖が可能である。本発明の好ましい実施態様において提案されているよう に、もしコンビネーション期間の後のゲスタゲンを排卵抑止処方量の2倍量を個 々の日量単位として投与すれば、特に信頼性の高い避妊効果を得ることができる 。最後のゲスタゲン含有錠剤を服用した後、次のエストロゲン期間の2.3日以 内に退薬出血が起こり同時にエストロゲンの摂取によって、新しい子宮粘膜の増 殖か始まる。健康面の危険性に関しては、本発明の実施態様においては天然のエ ストロゲンだけを使用するという特別の配慮が払われている。なぜならば、充分 な避妊信頼性とサイクルコントロールと同時に、特にここでは副作用を抑さえる ことか期待されているからである。
本発明による排卵抑止剤は次のようにして使用する。望ましいサイクル期間での ホルモン避妊のために、先ず最初に1番目のホルモン成分を糖衣錠や錠剤の形で 特定の数だけ日量単位として経口て連日投与する。この中にはホルモン活性物質 として基本的にエストロゲン製品だけを含む。次いてエストロゲン製品とゲスタ ゲン製品を少なくとも排卵抑止に充分な処方量をコンビネーション1つの処方中 に含む2番目のホルモン成分を投与する。そして2番目のホルモン成分の日量単 位の最終投与の翌日に、次のサイクルのための1番目のホルモン成分の最初の日 量単位を投与する。したがって、ホルモンの日量単位は連日摂取することになり 、無摂取期間はない。
本発明による排卵抑止剤の使用中の出血は、血液損失が少なく、かつ痛みも少な いか、これは本発明の対照として取り上げている従来技術の排卵抑止剤の場合よ り連続的なエストロゲン投与をするためである。避妊の信頼性もまたずっと高め られているが、これは無摂取期間がないためである。無摂取期間があると自然の ホルモンのはたらきにより避妊の信頼性が中断されるのである。連続したニスト ロケン供給により、血管拡張作用についてもよい影響があり、血液循環不順に対 処することも可能である。本発明による排卵抑止剤のもう一つの利点は、これを 使用しない場合の自然のサイクルにおいては1日ないしは2.3日ではあっても 女性ホルモンが減ることにより月経前緊張が引き起こされるのに対し、本則を使 用した場合にはこの症状が抑さえられることである。
本発明による排卵抑止剤の使用によって達成される均一なエストロゲンレベルは また、ホルモンを服用しない日あるいは次のサイクルの摂取開始後に起きる凝血 パラメーターの低下およびそれに続く上昇、とりわけ、均一でない場合の不安定 な平衡状態での凝血システムの混乱、といった問題を回避することもてきる。
したかって、本発明による排卵抑止剤は、年令の上昇と共に循環不順の危険性が 増大する40才以上の女性に特に好適である。
本発明によれば、エストロゲン成分とエストロゲン−ゲスタゲン成分、あるいは いくつかのエストロゲンとエストロゲン−ゲスタゲン成分類、を包含するシーケ ンスにおける日量単位の合計数は、それぞれの特定のシーケンスにおいて好まし くは23.24.25.26.27または28となる。本発明による薬剤の場合 は、たとえばスポーツ女性が特定の期間に月経を防止するといった理由で2回あ るいはそれ以上の月経サイクルの間、無摂取期間を置かずに直接連続的に公知の 排卵抑止剤を服用するといった時々起こるケースと違って、エストロゲン成分の 摂取中は常に出血が起こるのが特徴であり、これはたとえば4週間の期間をおい ていくつかのエストロゲン成分とエストロゲン−ゲスタゲン成分を変えながら服 用する場合にも起こる。これも本発明の顕著な特徴を構成するものである。
本発明による排卵抑止剤を閉経後の症状軽減なとのために使用するのも、先に議 論した薬剤のタイプのケースとは違って、本発明の範躊に入る。
以下実施例によってさらに本発明の詳細を述へる。
実施例I 排卵抑止治療用剤として、それぞれ2mgのエストラジオールを含んだ7個の日 量単位と、それぞれ4mgのエストラジオールおよび1mgのルチステロンアセ テートを含んだ21個の日量単位を含んだ順次製品を調製した。この薬剤を1年 間投与した結果、非常に良好な避妊信頼性が得られたケースでは、まったく副作 用がなく、従来の低処方量製品に比へて非常に稀にしか出血を起こさなかった。
実施例2 ホルモン避妊用として排卵抑止剤を、それぞれ4mgのエストラジオール吉草酸 塩を含んだ7個の日量単位と、それぞれ4mgのニストランオール吉草酸塩およ び2mgのクロロマシノンアセテートを含んだ21個の日量単位を含んだ順次製 品として調製した。この薬剤の作用は実施例1と同じであった。
実施例3 排卵抑止剤としてそれぞれ20μgのエチニルエストラジオールを含んだ10個 の日量単位と、それぞれ30μgのエチニルエストラジオールおよび150μg のレホノールゲステレルを含んた18個の日量単位を含んだ順次製品を調製した 。この薬剤の投与中の観察結果は実施例1および2に対応するものであった。
上記の説明および請求の範囲に開示した本発明の特徴は、単独でもいかなる組み 合わせても、本発明を異なる態様で実施する場合に必須のものである。
補正書の翻訳文写し提出書(特許法第184条の8)平成7年1月24日

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ホルモン避妊のための排卵抑止剤であって、時間順列で経口投与するために 、2つのホルモン成分を空間的に隔てて1つのパッケージ単位中に納めたもので 、それぞれのケースはパッケージ単位の中に複数の空間的に隔てかつ個々に取り 出し可能なホルモン日量単位が納められたものを包含し、1つのホルモン成分( エストロゲン成分)は基本的に卵胞成熟の障害をもたらす1つのエストロゲン製 品だけを含み、もう一つのホルモン成分(エストロゲン−ゲスタゲン成分)は1 つのエストロゲン製品と1つのゲスタゲン製品の組み合わせで排卵抑止に充分な 量を1つの処方として含有するものを含み、5から14個の日量単位のエストロ ゲン成分または成分類と23から14個のエストロゲン−ゲスタゲン成分または 成分類を二者択一的に含み、エストロゲンおよびエストロゲン−ゲスタゲン成分 の数は同じで、エストロゲン成分または成分類の日量単位の数は、エストロゲン −ゲスタゲン成分または成分類の日量単位の数より少なく、かつエチニルエスト ラジオールがエストロゲン製品として使用される場合には日量単位中のエチニル エストラジオールの処方量を最大30μgとすることを特徴とした排卵抑止剤。
  2. 2.請求項1の薬剤であって、ホルモン成分の合計数が2であるもの。
  3. 3.請求項1の薬剤であって、ホルモン成分の合計数が4であるもの。
  4. 4.請求項1の薬剤であって、ホルモン成分の合計数が6であるもの。
  5. 5.前記請求項のいずれか1つの薬剤であって、エストロゲンおよびエストロゲ ン−ゲスタゲン成分または成分類を包含するそれぞれのシーケンスの中のホルモ ン日量単位の合計数が、望ましいサイクル期間の日数と同じであるもの。
  6. 6.請求項5の薬剤であって、エストロゲンおよびエストロゲン−ゲスタゲン成 分または成分類を包含するそれぞれのシーケンスの中のホルモン日量単位の合計 数か、個々の女性の自然のサイクルに合わせられたもの。
  7. 7.前記請求項のいずれか1つの薬剤であって、少なくとも1つのエストロゲン 製品が、エチニルエストラジオール、メストラノール、その他の合成エストロゲ ン類および少なくとも前記ホルモン構成成分の1つを摂取したあと迅速に分解さ れるホルモン化合物を包含するグループの少なくとも1つを構成成分として含む ことを特徴とする薬剤。
  8. 8.前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤であって、少なくとも1つのエスト ロゲン製品が、エストラジオール、エストロン、および/または少なくとも前記 ホルモン構成成分の1つを摂取したあと迅速に分解されるその他の天然エストロ ゲン類およびホルモン化合物類を包含するグループの少なくとも1つを構成成分 として含むことを特徴とする薬剤。
  9. 9.前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤であって、ゲスタゲン製品が、プロ ゲステロン、クロロマジノンアセテート、ノレチステロンアセテート、シプロテ ロンアセテート、デソゲストレル、レボノルゲストレル、その他の天然および/ または合成ゲスタゲン類および少なくとも前記ホルモン構成成分の1つを摂取し たあと迅速に分解される1つのホルモン化合物類を包含するグループの少なくと も1つを構成成分として含むことを特徴とする薬剤。
  10. 10.前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤であって、エストロゲンおよびエ ストロゲン−ゲスタゲン成分を包含するそれぞれのシーケンスの中のエストロゲ ン−ゲスタゲン成分または成分類の日量単位の数が、エストロゲン成分または成 分類の数より少なくとも2個多いことを特徴とする薬剤。
  11. 11.請求項10に記載の薬剤であって、エストロゲンおよびエストロゲン−ゲ スタゲン成分を包含するそれぞれのシーケンスの中のエストロゲン−ゲスタゲン 成分または成分類の日量単位の数が、エストロゲン成分または成分類の数より少 なくとも3個多いことを特徴とする薬剤。
  12. 12.請求項11に記載の薬剤であって、エストロゲンおよびエストロゲン−ゲ スタゲン成分を包含するそれぞれのシーケンスの中のエストロゲン−ゲスタゲン 成分または成分類の日量単位の数が、エストロゲン成分または成分類の数より少 なくとも4個多いことを特徴とする薬剤。
  13. 13.請求項10に記載の薬剤であって、エストロゲンおよびエストロゲン−ゲ スタゲン成分を包含するそれぞれのシーケンスの中のエストロゲン−ゲスタゲン 成分または成分類の日量単位の数が、エストロゲン成分または成分類の数より少 なくとも5個多いことを特徴とする薬剤。
  14. 14.前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤であって、エストロゲンおよびエ ストロゲン−ゲスタゲン成分を包含するシーケンスの中の日量単位の数が、23 から32の間であることを特徴とする薬剤。
  15. 15.請求項14に記載の薬剤であって、エストロゲンおよびエストロゲン−ゲ スタゲン成分を包含するシーケンスの中の日量単位の合計数が、少なくとも26 、好ましくは28であることを特徴とする薬剤。
  16. 16.前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤であって、それぞれのケースにお けるエストロゲン成分が、最大10日量単位を含むことを特徴とする薬剤。
  17. 17.請求項16に記載の薬剤であって、エストロゲン成分の日量単位の数が7 から10てあることを特徴とする薬剤。
  18. 18.請求項17に記載の薬剤であって、エストロゲン成分が7個の日量単位、 エストロゲン−ゲスタゲン成分の日量単位21であることを特徴とする薬剤。
  19. 19.前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤であって、それぞれのケースにお けるエストロゲン成分の日量単位が2mgまでのエストラジオールまたはそれと 同等のホルモン活性度を有するその他のエストロゲンを含み、エストロゲン−ゲ スタゲン成分の日量単位が2mgまでのエストラジオールまたはそれと同等のホ ルモン活性度を有するその他のエストロゲンを含み、さらに10μgまでのエチ ニルエストラジオールを追加的に含むことを特徴とする薬剤。
  20. 20.前記請求項1から18のいずれか1項に記載の薬剤であって、エストロゲ ン成分の日量単位が2mgまでのエストラジオールまたはそれと同等のホルモン 活性度を存するその他のエストロゲンを含み、エストロゲン−ゲスタゲン成分の 日量単位が4mgまでのエストラジオールまたはそれと同等のホルモン活性度を 有するその他のエストロゲンを含むことを特徴とする薬剤。
  21. 21.前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤であって、それぞれのケースにお けるエストロゲン−ゲスタゲン成分の日量が、純粋なゲスタゲン(エストロゲン なし)の排卵抑止処方量の1倍から3倍の間のゲスタゲン製品を含むことを特徴 とする薬剤。
  22. 22.前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤であって、4mgのエストラジオ ールとエストロゲン−ゲスタゲン成分の各場合には7日用量のエストロゲン成分 を含まず、4mgのエストラジオールと1mgのノレチステロンアセテートの各 場合には21日用量のエストロゲン成分を含まないことを特徴とする薬剤。
  23. 23.前記請求項1から21のいずれか1項に記載の薬剤であって、2mgのエ ストラジオール吉草酸塩とエストロゲン−ゲスタゲン成分の各場合には7日用量 のエストロゲン成分を含まず、4mgのエストラジオール吉草酸塩と2mgのク ロロマジノンアセテートの各場合には21日用量のエストロゲン成分を含まない ことを特徴とする薬剤。
  24. 24.前記請求項の1から21のいずれか1項に記載の薬剤であって、20μg のエチニルエストラジオールとエストロゲン−ゲスタゲン成分の場合には10日 用量のエストロゲン成分を含まず、20μgのエチニルエストラジオールと15 0のレボノルゲストレルの各場合には18日用量のエストロゲン成分を含まない ことを特徴とする薬剤。
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