JPH07508477A - ロック防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ロック防止装置 従来技術 本発明はメインクレームの上位概念によるロック防止装置に関する。その種口ツ ク防止装置は公知である（ＤＥ３１３６６１６Ａ１．図３）。

その種口ツク防止装置では同時に前車軸におけるブレーキ圧が上昇することなく 後車軸におけるブレーキ圧を形成し得ないという問題が存在する。通常のブレー キ作動中後車軸ブレーキ圧が特別な減圧（圧力低減）装置を用いて、それぞれの 前車軸ブレーキ圧以下に抑えられるので、後車軸はロック防止作動中多くの場合 に不足ブレーキ状態になるという欠点がある。それというのは後車軸ブレーキ圧 力はそこからロックの危険の生じる、前車軸におけるブレーキ圧より高くなり得 ないからである。その結果長い制動距離を来すこととなる。

更に公知ロック防止装置の更なる欠点となるのは当該装置が駆動スリップ制御に 拡大されるべき場合は高い負荷コストを要することである。

発明の利点 本発明のメインクレームの特徴事項を成す構成要件により得られる利点とすると ころはロック防止装置を簡単に構成可能であり、従来技術の欠点を回避できるこ とである。

サブクレーム中に規定された手段によってはメインクレーム中に規定されたロッ ク防止装置の有利な発展及び改良が可能である。

駆動スリップ制御への拡大は簡単な手段を備えたサブクレームの特徴的構成要件 により可能である。

図面 本発明の４つの実施例が図示されており、以下Ｎ＃述する。図１はロック防止装 置の第１実施例の基本構成図を示す。図２は付加的駆動スリップ制御のためのイ 寸加的設計構成に関連して図１の構成手法の発展形態を示す。図３は図１の構成 の電気的ブロック接続図を示す。図４は図２の構成のブロック接続図を示す。図 ５はロック防止装置の第３の実施例を示し、図６１マ四ツク防止装置の第４の実 施例を示す。

前輪駆動車両用のロック防止装置１００付き車両ブレーキ装置は例えば足踏み式 ２回路−生シリンダ１を有し、これにより２つのブレーキ回路２，３１こ圧力媒 体が供給される。主ブレーキ−シリンダ１１こ１ま１つのブレーキブースタ（制 動倍力装置）　１　ａ　＃’ｌｌ　！ノイ寸１すられている。両ブレーキ回路２ ，３．ｌま対角線方向１こ分割されており、その結果ブレーキ回路２カ）ら１ま 右側ｌＩ′１１輪ＶＲ及び左側後輪ＨＬのブレーキ（こ供給力；なさｈ、一方、 ブレーキ回路３には左側前輪ＶＬ及び右側後輪特表千７−５０８４７７　（３） ＨＲが対応付け（割付）られている。各ブレーキ回路２ないし３中には２７２ウ エイ（方路）弁４ないし５（これは無電流（供給）状態で開放されている弁とし て構成されている）が設けられている。

両前軸ＶＲ，ＶＬは直接上記両電磁弁４．５に接続されている。

両前軸ＶＲ，ＶＬには導管６，６′及び７．７′が通じており、それら導管６， ６′及び７，７′の各々間には２／２方路弁８，９が挿入配置されている。それ ら２／２方路弁８ないし９の各々は次のようにして構成されている、即ち、差圧 Ｐ例えば３０パール（ｂａｒ）の際にはじめて後輪ＨＬ、ＨＲの方に向かって開 く逆止弁１０ないし１１を成すように構成されている。無電流の状態では２／２ 方路（ウェイ）弁８ないし９は両方向で通流可能である。

各２／２方路（ウェイ）弁８ないし９から後輪ＨＬないしＨＲに通じる導管６′ 及び７′中には分岐点１２ないし１３が設けられており、ここから出発して戻り 　（リターン）ポンプ１４，１．５へ達する戻り　（リターン）導管１６ないし １７が配置されている。

電子的制御装置１８（これは例えば図３のブロック接続図に示すように構成され 得る）に関連して以下図１に示すロック防止装置１００の動作に対して詳述する 。

図１及び図２のシステム（装置構成）は対角線方向ブレーキ回路分割を以て構成 されている。更にロック防止装置１００には図３の電子的制御装置が属しており 、また、通常車軸に取り付けられる回転数センサ１９（これはその信号を制御装 置１８に送出する）が属している。制御装置１８内には例えば電子的モジュール としてオア素子２０がモータ２１の投入のため設けられている。このモータは両 戻りポンプ１４．１５の駆動用である。更に上記装置の回路には２Ｘ２のオア素 子が属しており、それらのうちブロック図には２つの例えば電子素子として構成 されたオア素子２２．２３が示しである。各々の２／２方路（ウェイ）弁８ない し４または９ないし５に対して１つ設けられている。

更に制御装置１８とオア素子２２．２３間には各２つのアンド素子２４〜２７が 設けられている。

通常の制動の際ロック防止装置１００は応動せず、２／２方路（ウェイ）弁４， ５はそれの図示の位置におかれる。当該液圧弁８，９は例えばブレーキの作動中 制御され、その結果２回路主ブレーキシリンダ１のブレーキ液が妨げられずに、 前輪及び後輪ＶＬ、ＶＲ・　及びＨＬ、ＨＲに達し得る。

電流供給停止（又はＡＢＳの機能障害）の際２／２方路（ウェイ）弁８．９に設 けられたバイアスされた逆止弁１０．１１によっては後輪ＨＬ、ＨＲと前輪ＶＲ ，ＶＬとの間の圧力差Ｐが生ぜしめられる。ブレーキングゆるめの際前輪ブレー キ圧は電磁弁４，５及び場合によりバイパスにて逆止弁４１．４２により低下さ れ、そして後輪ブレーキ圧は入口−、出口弁を備えた戻り　（リターン）ポンプ １４，１５を介して低下される。

ロック防止装置１００が機能正常の場合２／２方路（ウェイ）弁８ないし９は制 御装置１８から電流の供給を受け、それの通流位置にもたらされる。この通流位 置では後輪ＨＲないしＨＬへのブレーキ液通流は妨げられない。その結果、後輪 は傾向的に前輪より前にロック傾向を呈する。それにより、高い摩擦値での改善 されたブレーキングが生ぜしめられる。ロック防止装置の圧力低下作業の際同様 に制御されそれの閉鎖位置をとる電磁弁４，５によっては始動する戻り（リター ン）ポンプ１４．１５をもって所要の圧力低減が行われ得る。

ロック防止装置１００ないし制御装置１８の欠陥の場合電磁弁８，９は電流供給 されない。その際その電磁弁は減圧（圧力低減）装置として作用する、それとい うのはバイアスされた逆止弁１０ないし１１に抗して打ち勝つにはそのつど存在 する後輪ブレーキ圧に比しての例えば３０バール（ｂａｒ）の余剰圧力が必要で あるからである。

装置が正常な場合車輪圧力も低減され得なければならない。後輪ＨＬ、ＨＲのブ レーキにおけるブレーキ圧の低減は戻り　（リターン）ポンプ１４．１５を用い て行われる。

上記の過程中、前輪ＶＬ、ＶＲのブレーキにて、ロック傾向発生まで圧力を、（ ｉｋ大大所所属後輪圧力より値Ｐだけ上回って）上昇させ得る。

ブロック接続図から明らかなように２／２方路（ウェイ）弁４，５，８．９は次 のように制御され得る。

１、ロック防止装置１００及び制御装置１８が機能性を有する場合、各ブレーキ ング毎にオア素子２２を介して電磁弁８，９は制御され、それにより自由に通流 可能にされる。

２、ロック防止装置が欠陥状態の場合電磁弁のし＼ずれも制御されず、要するに 電磁弁８，９は減圧（圧力低減）装置として作用する。ブロック接続図の構成で は条件は充足されていない。制御装置１８は信号を送出しない ３、ロック防止装置−機能 Ａ、すべての車輪のブレーキにおける同時の圧力低減のためすべての４つの電磁 弁４，８．なｌ／）シ５．９が制御され、それにより電磁弁４ないし５は閉じる 。

それと同時にポンプ１４ないし１５はモータ２１の投入により駆動され、それに より圧力を低減する。

Ｂ、所謂対角線方向分割付きブレーキ回路の両車軸の車輪ブレーキにて圧力形成 の際電磁弁８なｕ％　Ｌ　９１ま自由な通流のため制御される。

Ｃ１前輪の車輪ブレーキにおける圧力形成及び後輪特表平７−５０８４７７　（ ４） の車輪ブレーキにおける同時の圧力低減の際電磁弁は制御されない、　始動する 戻り（リターン）ポンプによっては後輪の車輪ブレーキにおける圧力低減が生ぜ しめられる。

Ｄ、前輪の車輪ブレーキにおける同時の圧力保持及び後輪の車輪ブレーキにおけ る同時の圧力低減のためたんに電磁弁４，５のみが制御される。戻り（リターン ）ポンプ１４．１５は作動する。ここにおいて前輪の車輪ブレーキに対して自動 的に圧力低下への移行（切換）が次のような際行われる、即ち後輪の車輪ブレー キと、前輪のブレーキと前輪のそれとの間で圧力勾配（ここでそれぞれの逆止弁 １０ないし１１が開かれる）に達した際行われる。

Ｅ１両ブレーキ回路の両輪ＨＬ、ＶＲないしＶＬ。

ＨＲの両ブレーキにおける同時の圧力保持のため電磁弁４ないし５が制御される 。戻り（リターン）ポンプ１４ないし１５は作動されないそれというのは共通の モータ２１は電流給電を受けないからである。

Ｆ、さらに、後輪ＨＬないしＨＨの車輪ブレーキにおける圧力保持のための、及 び前輪ＶＲないしＶＬの車輪ブレーキの圧力形成のた電磁弁８ないし９が制御さ れる。

それによりすべての可能な回路変形がカバー（包括）される。

上記回路変形の実現のため上記のオア素子２０，２２．２３及びアンド素子２４ 〜２７とは異なる素子をも使用し得る。

図２及び図４の実施例は図１及び図３に示すのと同じ種類のロック防止装置１０ １に関し、但し、ここでは　ロック防止装置１０１はさらに駆動前輪ＶＲ，ＶＬ に対する駆動スリップ制御装置へ発展構成されている。従って同じ構成部分には 同じ参照番号を付けである。明らかなように、図２では各ブレーキ回路毎に、た んに２つの日付加的な電磁弁２８．２９ないし３０゜３１即ち各１つ日圧力保持 弁２８ないし３０及び１つの遮断弁２８ないし３１が必要である（駆動スリップ 制御を実現するのに）。

図４のブレーキ接続図の構成では制御装置１８′にて更なる回路（位置）段Ｇが 設けられており、本発明によるロック防止装置にＡＳＲ駆動スリップ制御を結合 するため電磁弁２９ないし３１に対するさらなるアンド素子３２が存在する。

図４のブレーキ接続図から明らかになる利点によれば、本発明による後輪の車輪 ブレーキに対する圧力低減を簡単な手段で駆動スリップ制御付きブレーキ装置に も適用可能である。

図１及び図２によるロック防止装置１００，１０１の実施例では逆止弁】０ない し１１が２／２方路（ウェイ）弁８ないし９内に統合化されている（図１にても 電磁的に作動可能な圧力保持弁２０．３０に対してシンボリツクに示されている ように）。そのような圧力保持弁２８は例えばＧＢ２２５２３７４Ａに示されて いる。

２／２方路（ウェイ）弁内に統合化された逆止弁８゜９の代わりに、別個の２／ ２方路（ウェイ）弁８，９及び別個の逆止弁１０ないし１１を使用することもで きる（図５及び図６にも示されているように）。そこでは１０２ないし１０３内 では各１つの２／２方路（ウェイ）弁８ないし９はそれぞれ１つの逆止弁１０な いし１１に並列に接続されている。２７２方路（ウェイ）弁８，９の被制御開放 の際逆止弁１０，１１に対するバイパスに従ってロック防止装置１０．１１にお けると同じ機能が得られる。例えば存在している２／２方路（ウェイ）弁及び逆 止弁を使用することもできる。

国際調査報告　。ｒｗｔｗ　Ｑｉ／ｎｎＡ７Ｑフロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、　ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ ）、ＪＰ、　ＫＲ

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．車輪ブレーキシリンダにおけるブレーキ圧の制御付き単一又は多重回路一ブ レーキ装置の車両車輪ブレーキ用のロック防止装置であって、通常通流状態に切 り換えられる２／２方路弁（４，５）がブレーキ圧回路の、車輪ブレーキシリン ダへ通じている共通のブレーキ導管内に挿入配置されており、該ブレーキ導管は 所属のブレーキシリンダ向けの少なくとも２つのブレーキチャネルに分岐されて おり、ここで上記ブレーキチャネル中に付加的に２／２方路（ウエイ）弁（８， ９）が可制御車輪ブレーキシリンダ向けに設けられており、ブレーキ回路毎に可 制御手段が被制御車輪ブレーキ圧における圧力低減のために設けられており、そ して、１つのブレーキ回路の複数ブレーキチャネルのうちの少なくとも１つが、 直接的に即ち通常の場合にて通流状態に切り換えられる付加的２／２方路（ウエ イ）弁なしで１つの所定の車輪ブレーキシリンダに接続されており、該所定の車 輪ブレーキシリンダはブレーキ作用全体に最も大きく関与している車輪に対応付 けられており、ここで上記車輪は車両の前車軸に対応付けられており、そして後 輪の車輪ブレーキに導かれている、同じブレーキ回路のブレーキチャネルにて減 圧（圧力低減）弁が配置されているものにおいて、可制御手段は投入作動及び遮 断可能な戻り（リターン）ポンプ（１４，１５）として構成されており、永続的 に後輪（ＨＬ，ＨＲ）の車輪ブレーキと接続されており、更に減圧（圧力低減） 弁はばね力に抗して後輪ブレーキの方に向かって開放される逆止弁（１０ないし １１）の形態で構成され、２／２方路（ウエイ）弁（８，９）に対応付けられて おり、ここにおいて、２／２方路（ウエイ）弁（８，９）の無電流の基本位置に て減圧が行われ、そして２／２方路（ウエイ）弁（８，９）の電流通電により生 ぜしめられる切換位置にて後輪ブレーキ圧への圧力の妨げられない供給印加が行 われるように構成されていることを特徴とするロック防止装置。
2. ２．逆止弁（１０ないし１１）は２／２方路（ウエイ）弁（８ないし９）内に統 合化されている請求の範囲１記載の装置。
3. ３．逆止弁（１０ないし１１）は２／２方路（ウエイ）弁（８ないし９）は独立 の弁としてロック防止装置（１０２，１０３）内に收容されており、相互に並列 に接続されており、ここで２／２方路（ウエイ）弁（８ないし９）は逆止弁（１ ０ないし１１）に対する開放可能なバイパスを成すように構成されている請求の 範囲１記載の装置。
4. ４．逆止弁（１０ないし１１）はほぼ３０バール（ｂａｒ）にバイアスされてい る請求の範囲１又は３記載の装置。
5. ５．逆止弁（１０ないし１１）と電流給電のもとで開放される２／２方路（ウエ イ）弁（８ないし９）の組合わせ構成体が阻止解除可能な逆止弁の形式で構成さ れている請求の範囲２又は４記載の装置。
6. ６．他の２／２方路（ウエイ）弁（４ないし５）は付加的に、圧力形成方向で閉 鎖する逆止弁（４１ないし５１）と組合せ結合されている請求の範囲１から５ま でのうちいずれか１項記載の装置。
7. ７．ロック防止装置（１０１，１０２）は相応の補充ないし完備化（２８，２９ ないし３０，３１）により駆動スリップ制御にも適用可能である請求の範囲１か ら６までのうちいずれか１項記載の装置。