JPH07508159A - エンド‐1,4‐β‐D‐グルカナーゼ - Google Patents

エンド‐1,4‐β‐D‐グルカナーゼ

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JPH07508159A JP5514682A JP51468293A JPH07508159A JP H07508159 A JPH07508159 A JP H07508159A JP 5514682 A JP5514682 A JP 5514682A JP 51468293 A JP51468293 A JP 51468293A JP H07508159 A JPH07508159 A JP H07508159A
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エドワーズ、メアリー・エリザベス
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシャープ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エンド−1,4−−D−グルカナーゼ 発明の分野 本発明は、ある植物酵素をコードするヌクレオチド配列、当該ヌクレオチド配列 を含有するベクター、当該ヌクレオチド配列を含有するトランスジェニック植物 、上記酵素を生産するための組換えDNA法、並びに植物の性質を変化させる方 法に関する。
発明の背景 果物と野菜の細胞壁はほとんどが多糖であり、主成分はペクチンとセルロースと キシログルカンである(文献1)。強度と柔軟性の基本的性質を盛り込むことを 試みた幾多の細胞壁のモデルが提案されている(文献2. 3. 4)。
キシログルカンは、α−1,6−キシロース側鎖によって広範に置換された1、 4−β−グルカンであり、α−1,6−キシロース側鎖の一部は1.2−β−ガ ラクトシル化されている。キシログルカン類は双子葉植物の一次細胞壁に大量に 存在するが、ある種の種子にも存在しており、そこで様々な役割を果たしている 。
−次細胞壁のキシログルカンはフコシル化されている。かかるキシログルカンは セルロースミクロフィブリルと強固に水素結合しており、これを解離させるにハ llアルカリ又は強い膨潤剤を必要とする。キシログルカンはセルロースミクロ フィブリル間で架橋を形成していて、このセルロース/キシログルカンネットワ ークが細胞壁の主たる耐荷重性/弾性ネットワークを形成していると考えられて いる。DCBで突然変異させた懸濁培養細胞(セルロースを欠く細胞壁)はキシ ログルカンをその培地中に放出するが、このことは通常はキシ6グルカンがセル ロースと強固に結合していることを示唆している。
IAA誘導増殖の際に、暗所で成長させたカポチャの胚軸部で一次細胞壁キシロ グルカンの加水分解が起こることが実証されている(文献15)。細胞壁キシロ グルカンのエンド型加水分解は細胞の伸長に伴う細胞壁の弛緩に寄与しているも のと考えられている(文献16)。トマト果実の成熟の際にキシログルカンの平 均分子量が低下することも報告されており、これは成熟過程に伴う組織の柔軟化 に寄与しているらしい(文献17)。
例えばノウゼンハレン(金運孔ともいう)などのある種の種子には、肥大子葉細 胞壁の中に貯蔵されたキシログルカンが最大30重量%含まれている。このよう なキシログルカンは貯蔵多糖として働き、発芽時に速やかに解重合される。
発芽中のノウゼンハレンCTropaeolum maJus L、’)の種子 からキシログルカンに対して特異的に作用するエンド−1,4−β−D−グルカ ナーゼ(すなわち、キシログルカナーゼ)が単離され、見掛上均一にまで精製さ れている(文献11)。
この精製キシログルカナーゼは、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動で単一 ポリペプチドバンドを与え(見掛けの分子量29〜31kDa)、等電点電気泳 動でも単一ポリペプチドバンドを与える(等電点5.0)。この酵素はキシログ ルカンに対して絶対的な特異性を示し、タマリンド種子キシログルカンの加水分 解後に得られる最終生成物の分析によって決定したところでは、エンド型の作用 を示す(文献15)。この酵素の本来の基質はノウゼンハレンの子葉の貯蔵キシ ログルカンであるが、インヴイトロ(invitro)ではフコース含有−次細 胞壁キシログルカンをも加水分解することが報告されている(文献11)。高い 基質濃度でのキシログルカンエンド−トランスグリコシラーゼ(XETと略す) 活性が報告されている(文献18)。
同様の酵素活性が他の植物組織中でも検出されており、エントウの茎の様々な部 分での増殖速度と積極的に相関していることが報告されている(文献19)。
XETは、ミクロフィブリル間に存在するキシログルカン鎖の切断及び再結合に 関与していて、この作用によって、植物細胞の伸長に必要な細胞壁の弛緩が起こ るものと考えられている。XET活性はトマト果実でも実証されているが(キシ ログルカンオリゴ糖によって活性化され得るキシログルカナーゼ)、トマト果実 では成熟過程の[ブレーカ−(breaker)J段階で最高値を示すと報告さ れており(文献20)、柔軟化過程に関与しているらしい。
本願では、ノウゼンハレンからのキシログルカン特異的エンド−(1−4)−β −D−グルカナーゼ(キシログルカナーゼ/XETと略す)遺伝子の単離につい て開示する。この新規ヌクレオチド配列にコードされた酵素はキシログルカンに 対する特異性が高い(文献11)。
発明の概要 本発明の一つの態様では、キシログルカン特異的エンド−(1−4)−β−D− グルカナーゼ活性を有する酵素をコードするヌクレオチド配列にして、図9に示 す配列NXG 1 (配列番号=1)のヌクレオチド35〜919を含んでなる 配列又はその機能的均等物が提供される。
当業者には明らかであると思われるが、本発明のヌクレオチド配列の機能的均等 物には、たとえば、同一のポリペプチドをコードするヌクレオチド配列(ただし 、遺伝暗号の縮重のために異なるヌクレオチド配列をもつもの);実質的に同一 ではあるが1又はそれ以上のアミノ酸が同類置換(すなわち、類似の性質をもつ アミノ酸によるアミノ酸の置換)されたポリペプチドをコードする配列;実質的 に同一(好ましくはアミノ酸相同性が50%以上、より好ましくは60%以上) ではあるが1又はそれ以上の副次的(minor)欠失又はトランケーション( truncation、末端部の切詰め)の存在するポリペプチドをコードする 配列、並びにヌクレオチド35〜919の相補鎖と標準的条件下でハイブリッド 形成する配列が含まれる。このような機能的均等物は一般に75%以上のヌクレ オチド配列の相同性を有し、好ましくは85%以上の相同性を有する。機能的均 等物の一つの具体例は図9に示す配列NXG2(配列番号:2)である。
機能的均等物の具体例の一つは、本発明の配列に対応するアンチセンス配列を含 んでなる配列である。アンチセンス配列は一般的には機能的均等物とはみなされ てはいないが、本願の目的とするところでは、機能的均等物という用語はこのよ うな配列も包含した意味で用いられる。
好ましくは、上記配列は、適当な宿主中での発現を可能にするようなプロモータ ーなどの5′側不翻訳領域をも含んでなる。
好ましくは、上記配列は、本発明の配列の3′末端に実質的に隣接した「終止」 コドンを含んでなる適当な3′非翻訳領域をも含んでなる。かかる3′側非翻訳 領域は、終止コドンの他に、ポリアデニル化シグナルのような他のシグナルを含 んでいてもよい。好適には、3′非翻訳領域は、図1に示す配列NXG1のヌク レオチド920〜1055を含んでなる。
好適には、上記配列は遺伝子の一部を含んでなる。
このような遺伝子の例はノウゼンハレンCTropaeolum majusL 、)由来の遺伝子であり、そのcDNAは、今回、本発明者によってクローニン グされ配列決定された。
本発明のもう一つの態様では、図9に示す配列又はその機能的均等物を含んでな るベクターが提供される。かかるベクター中において上記配列に適当なプロモー ターを作動可能な状態で連結して大量の酵素を生産すれば望ましいであろう。
例えば、キシログルカナーゼはタマリンド種子由来のキシログルカンの修飾に有 用であることが知られている。
したがって、本発明は、別の態様では、上記酵素を生産する方法にして、上記酵 素をコードする配列又はその機能的均等物を適当なベクターに挿入する段階、宿 主細胞を上記ベクターで形質転換する段階、宿主細胞を適当な培養条件下で増殖 させて酵素を発現させる段階、続いて培地及び/又は宿主細胞から酵素を得る段 階を含んでなる方法を提供する。
好ましくは、宿主細胞は微生物である。真核生物の宿主のほうが酵素を完全に機 能的なコンホメーションで発現する可能性が高いので、宿主細胞が真核生物であ るのも好ましいが、ただし、これは必須事項ではない。
好適なベクターは公知であり、これらを用いて本発明の配列を植物中に導入し発 現させることができる。
かかる植物は、例えば、本発明のヌクレオチド配列を本来有していない植物であ ってもよい。或いは、本発明の配列は、そのような配列を既に1又はそれ以上有 しているような植物に導入してもよい。このような1又はそれ以上の配列の導入 によって、キシログルカナーゼの発現を変化させることができるはずである。
したがって、本発明の別の態様では、本発明の配列又はその機能的均等物の導入 された植物が提供される。
当業者には容易に理解されると思われるが、本発明の配列又はその機能的均等物 の発現を、かかる発現が本来起こらないような植物又はかかる発現が様々なレベ ルで起こっているような植物中で行うと、上記配列にコードされた酵素の活性に よって植物の性質を変化させることができる。同様に、本発明の配列の相補鎖( これは機能的均等物の一例である)のmRNAへの転写によってアンチセンスR NAを作ると、トランスジェニック植物中での内在性キシログルカン遺伝子の発 現が妨げられることになり、その結果、キシログルカナーゼ活性のレベルを低下 させることができる。
したがって、本発明のさらに別の態様では、植物又はその一部分の性質を変化さ せる方法にして、本発明の配列又はその機能的均等物を上記植物に導入して、キ シログルカナーゼ活性のレベルを変化させることからなる方法が提供される。
このような改変植物は、好ましくは開業的に重要な植物(果実又は疏菜植物)で 、本発明の方法を実行するに十分な知識が蓄積されていて、キシログルカンが構 造的機能をもつもの(すなわち、双子葉植物、並びにイネ科以外の単子葉植物) である。このような植物としては、アルファルファ、リンゴ、ブロッコリー、キ ャベツ、ニンジン、カリフラワー、セロリ、ワタ(綿)、クランベリー、キュウ リ、ナス、アマ(亜麻)、ブドウ、セイヨウワサビ、キウィ、レタス、マンゴ− 、メロン、ナタネ、パパイヤ、エントウ、モモ、セイヨウナシ、コシヨウ、プラ ム、ポプラ、ジャガイモ、ラズベリー、ダイズ、トウヒ、イチゴ、サトウダイコ ン、サツマイモ、タバコ、トマト、クルミが挙げられる。
必ずしも植物全体の性質を変える必要はない。植物の一部分(例えば種子、果実 )の性質を変えることが望ましい場合もある。これは、例えば、導入配列の転写 を調節する組織特異的プロモーターを用いることによって達成できる。
本発明の方法は、その植物の関連部分におけるキシログルカナーゼ活性のレベル 及びキシログルカンの平均分子量を変化させると期待される。さらに、キシログ ルカンの重要な構造的役割に鑑みれば、寸法、成長速度、テクスチャー又は成熟 速度などの性質についても変化させることができると期待される。
以下、例示的な実施例及び添付図面を参照することによって本発明をさらに詳細 に説明する。
添付図面について説明する。
図1及び図2は、抗キンログルカナーゼ抗体の粗標品(図IA)又はアフィニテ ィー精製標品(図IB及び図2)をプローブとして用いた免疫プロットの写真で ある。
図3は、ノウゼンハレン種子RNAインヴイトロ翻訳産物(レーン5及び6)並 びに当該翻訳産物と抗キンログルカナーゼ抗体との免疫沈降物(レーン1〜3) についての5DS−PAGE分析の写真である。
図4は、ノウゼンハレン種子中でのキシログルカナーゼ発現レベルの時間経過を 示したものである。
図5は、ノウゼンハレンcDNAクローン群の制限酵素分析の結果を示す。
図6は、cDNAクローン2Aのサブクローニング及び配列決定についての方法 を示す。
図7は、様々なノウゼンハレンキンログルカナーゼcDNAクローン群の相関関 係を示す。
図8は、キシログルカナーゼのコード鎖全体を含んでなるプラスミドの構築に用 いた方法を示す。
図9は、キシログルカナーゼの完全なcDNA配列のヌクレオチド配列(NXG I)、機能的均等物のヌクレオチド配列(NXG2)、並びにこれらのヌクレオ チド配列にコードされたアミノ酸配列CNXG1.配列番号:3)を示す。
図10〜図18は、センス型又はアンチセンス型の植物発現ベクターの構築に用 いた各種プラスミド地図である。
キシログルカナーゼ活性は発芽後12〜14日目にピークを示し、キシログルカ ン貯蔵量の急速な低下と符合することが判明している。この事実が果たしてキシ ログルカナーゼのドウノボ合成を意味しているのか確認するために、ウェスタン ブロッティング法を用いて発芽期間中のタンパク質レベルを定量した。
スターリング大学(University of Stirling)で調製し た粗ポリクローナル抗体を用いて、発芽12日口の種子の粗抽出物を(既知量の 抗体と共に)ブロッティングした。強い交差反応を示すポリペプチドが31kD aに検出され、その量は種子の全タンパク質のおよそ0.5%に相当した。45 〜46kDaの第二のポリペプチドも粗血清と交差反応した(図1a)。
ゲル分画キシログルカナーゼ(31kDa)を用いて、上記粗抗体標品をアフィ ニティー精製した。タンパク質(25μg)を真空乾燥により濃縮し、PAGE (ポリアクリルアミドゲル電気泳動)で分画して、上述の通りニトロセルロース フィルター上にブロッティングした。ニトロセルロースフィルターは0.1%ポ ンソーS (Ponseau S; 1%酢酸中)で染色し、1%酢酸で脱染し た。抗体の結合したニトロセルロース片を、トリス緩衝塩類溶液(TBSと略す )中で洗浄(5X5分)L、TBSと15%ヘモグロビンと2.5%粗抗体から なる4℃の溶液中で20時間インキュベートし、次いでTBSで濯いだ。抗体を 0.2MグリシンpH2,8中に遊離させ、これをIMのNaOH溶液又は1M トリス−塩酸緩衝液(pH8)のいずれかで中和した。このようにしていったん アフィニティー精製した抗体は、種子抽出物のウェスタンブロッティングで分子 量の大きなペプチドを検知しなくなるが(図1b)、この事実は最初の抗原標品 中にキシログルカナーゼとは免疫学的に無関係な微量の夾雑物が含まれていた可 能性があることを示唆している。
至呈 上記のアフィニティー精製抗体を使用して、発芽期間中のキシログルカナーゼレ ベルを定量した。そのレベル(タンパク量)は最初に急激に上昇し、発芽後約1 18目にピークを示した(図2)。この結果は、既に報告されている発芽中のノ ウゼンハレンにおけるキシログルカナーゼ活性のピークと一致し、種子の発芽の 際にこの酵素がドウノボ合成されることを示唆している。
里旦 ノウゼンハレンの子葉(2g)をドライアイス存在下でMoulinexプレン ダーで破砕し、次いで液体窒素存在下で乳鉢と乳棒で微粉状にした。RNAの単 離を% L ICI沈殿の再懸濁液をフェノール/クロロホルム(1: 1)で 2度抽出した点を除いてはほぼHallの方法(文献12)にしたがって行った 。
通常の操作では、発芽中のノウゼンハレンの子葉2gから500μgの分光学的 に透明なRNAが得られた。RNAはアガロースゲル電気泳動でほぼ無傷の状態 にあると判断された。
Amersham rnternatina1社から販売されている無細胞・ヌ クレアーゼ欠損・小麦胚翻訳系を用いて、全RNAをインヴイトロで翻訳した。
通常の操作では、1M酢酸カリウム12μ11メチオニンを除(アミノ酸混合物 8μm、353−メチオニン(Amersham Internatina1社 製。
800C4/mmo 1)10μL 34μlのH,O及び小麦胚抽出物60μ lを含有する混合物を調製した。1μlの全RNA(10μg)をこの小麦胚混 合物14μlと共に25℃で60分間インキュベートした。翻訳混合物(10μ l)を、100μlのH20/SDS混液(SDS濃度0.1%、0.5%、1 %又は2%)中で1分間煮沸し、次に1μlの抗体の存在下又は非存在下で免疫 沈降緩衝液(1%Triton X−100,50mMトリス−塩酸、1)H8 ,O,0,3MNaC1)900μlと20℃で3時間インキュベートした。プ ロティンA−セファロース(Lmg)を添加してインキュベーションをさらに1 時間続け、しかる後に沈殿した抗原−抗体/プロティンA−セファロース複合体 をベンチトップ型マイクロ遠心機で遠心分離した。このベレットを上記免疫沈降 緩衝液で2回洗浄し、50mMhリスー塩酸、pH8,0で1回洗浄した後、I XLaemml i試料用緩衝液中で煮沸し、PAGEにかけ°〔分析した。結 果を図3に示す。この図は、2%SDS存在下(レーン1)、1%SDS存在下 (レーン2)、0.5%SDS存在下(レーン3)、0.1%SDS存在下(レ ーン4)、SDS非存在下(レーン5)又は抗体非存在下(レーン6)で、翻訳 産物が免疫沈降するか否かを示している。レーン7は、タンパク分子量マーカー CAmersham社製)と免疫沈降キシログルカナーゼを含んでいる。SDS 濃度が0.5%以上のとき、SDSゲル上での見掛けの分子量33.5kDaの ポリペプチドだけが上記アフィニティー精製抗キシログルカナーゼ抗体で免疫沈 降した(レーン1〜3.ゲルの半分よりやや下の位置)。
免疫沈降キシログルカナーゼは、種子抽出物中に検出される成熟タンパク質(3 1kDa)よりも2.5kDaだけ大きい。この知見は、キシログルカナーゼが 前駆体として合成され、これを細胞壁へと導くようなN末端シグナルペプチドを もっていることと符合する。
図4 発芽後8.9.10及び12日目のノウゼンハレンの種子から全RNAを単離し た。10μgのRNAをインヴイトロ翻訳して、得られた放射性標識キシログル カナーゼ前駆体を抗キシログルカナーゼ抗体及びプロティンA−セファロースビ ーズを用いて免疫沈降させた。PAGE後にフルオログラフィーと走査型レーザ ーデンシトメーター測定を行って、キシログルカナーゼ量を定量した。ヒストグ ラム形式で表したその結果(図4)は、キシログルカナーゼmRNAの量が発芽 中に上昇して12日目にピークに達することを示しており、キシログルカナーゼ のタンパク量及び酵素活性レベルの結果と符合している。
図5 12日目の全RNA1品を数多く保存しておき、ポリ(U)セファロースクロマ トグラフィーで20μgのポリ(A)”RNAを単離した。ポリ(U)セファロ ースはBRL社から入手したもので、カラムは製造業者の指示通りに組み立てた 。結合用緩衝液(0,2M NaC1,10mM)リス−塩酸、I)H7,5, 1mMEDTA、0.2%5DS)中でカラムにRNA(最大4mg)をのせ、 次いで回収された両分のoD2b0が無視できる程度になるまで上記結合用緩衝 液でカラムを洗浄した。次に、溶出緩衝液(90%ホルムアミド、10mMトリ ス−塩酸、pH7,5,1mM EDTA、0.2%5DS)を流してカラムか らポリ(A)+RNAを溶出し、エタノール沈殿で濃縮した。
2.5μgのポリ(A)”RNAを使用して、クローニングベクターλZAPI I(Stratagane社から購入し、製造業者の指示通り使用した)中での cDNAライブラリーを作製した。このベクターの主な利点は、方向性をもった cDNAクローニングができる点と、インヴイボ切断により迅速にサブクローニ ングできる点にある。得られたライブラリーの力価はほぼ百方クローンであり、 そのおよそ75%は組換え体であった。
このライブラリーの一部(40000クローン)を直ちにブレーティングし、増 殖させた。
2000クローンは大腸1f(E、col 1)SURE細胞を用いてブレーテ ィングし、咀抗キシログルカナーゼ抗体でスクリーニングした。4つの陽性反応 クローンが見付かった。これらの陽性クローンに対応する保存ファージを回収し 、ブレーティングとスクリーニングを数回行ってプラークを精製した。
プラスミドDNAをインヴイボ切断して、限定的な制限酵素分析に付した(図5 )。4つのクローンすべてが内部5a11部位を含んでいることが判明した。
大きいほうの2つのクローンは、3′末端の近くにH4ndm部位を有していた 。
これら4つのクローンすべてのcDNAインサートをBamHIとXhoIで消 化して切り出し、キシログルカナーゼ特異的オリゴヌクレオチドをプローブとし て用いてサザーンブロツティングした。
キシログルカナーゼペプチドFil: Asn Tyr Met Val Ty r Avn TyrIテJ番号=番号−4分) NEGIオリゴヌクレオチド混合物: TTA ATA TACCAN ATA  TTA ATGG GG 1テ1番号=5、及び標記の各位置の1以上の箇所にGを有する各種変異体)4 つのcDNAインサートはすべて上記キシログルカナーゼ特異的プローブとハイ ブリダイズした(結果図示せず)。
図6 最も大きなりローン(2A)をM13サブクローニングしてDNA配列を決定し た(図6)。6個の遺伝子特異的内部DNAプライマーを用いて、インサート( EcoRI−F(indflr)の配列を両方向から完全に決定した。配列決定 された断片は鎖長が914塩基対で、528個のヌクレオチド(アミノ酸176 残基)からなるオープンリーディングフレーム(ORF)を含んでいた。
図7 4つのキシログルカナーゼ1yscペプチドFil、F13、F14及びF20 (それぞれ、配列番号:4. 6. 7. 8)は上記の2AのORF内に位置 しており、それがキシログルカナーゼ特異的プローブと同一であることが確認で きた(図7)。さらに、上記4つのペプチドすべてがそれらの推定アミノ酸配列 の直前にリシン残基を有していた。
牛シaグルカナーゼ転写物の大きさはノーザンプロッティングの結果から約1. 5kbと推定され(データ図示せず)、上述のノウゼンハレンのインヴイトロ翻 訳産物を免疫沈降させて得たキシログルカナーゼ前駆体をコードするのに十分な 大きさであった。この33.5kDaタンパク質(約290個のアミノ酸残基か らなる)は870bp程度のORFでコードされているはずである。これらの知 見は、5゛翻訳開始シグナルが存在していないことと照らし合わせると、2Aが 部分的キシログルカナーゼクローンであって、5′コード領域及び5′非コード 領域のかなりの部分が失われていることを示唆している。
ノウゼンハレンcDNAライブラリーからキシログルカン遺伝子全体を含むクロ ーンを単離するために、オリゴヌクレオチド(N2O2)を合成した。このN2 O2はクローン2Aの5′末端(ヌクレオチド2〜31)に対応する。
(添付の配列表の配列番号 9) N2O2: CCAGGTATTGTTCCGAGAAATTCAATATCG  (7ンfセ:zス)これを放射性標識し、−次cDNAライブラリー及び増幅 cDNAライブラリー双方のスクリーニングに用いた。多数の「推定」陽性クロ ーンが認められたが、それらはすべて以後のNEG5スクリーニングで脱落した 。
増幅cDNAライブラ’J−(−次りo−ン約40000)の100000クロ ーンを抗キンログルカナーゼ抗体でスクリーニングし、78個の陽性クローンを 同定した。取扱いの便宜上、これらを20クローンを含む八と58クローンを含 むBの2つのグループに分けた。
上記の抗体スクリーニングで得られた推定陽性クローンを含む20種類の保存フ ァージ(グループA)を回収し、抗体スクリーニングを繰り返してプラーク精製 した。プラーク精製ファージ保存株を次に5′特異的キンログルカナーゼオリゴ ヌクレオチドプローブNEG5でスクリーニングした。この2oクローンのうち の9クローンがNEG5陽性であった。これらのクローンのプラスミドDNAを インヴイボ切断し、制限酵素BamHI及び5allで消化して分析した。これ により、上記9クローンのうちの8クローンに内部5all制限酵素部位が存在 することが確認され、最も長い5″領域を有するクローン8.2を同定した。こ のクローン8.2のBamHI−3a l I断片をMl 3mp9にクローニ ングし、M13ユニバーサルプライマーを用いて配列決定した。クローン8.2 はクローン2Aよりも40bp長い(5′末端)ことが判明したく図7c)。
第二の5′特異的キシログルカナーゼオリゴヌクレオチド(NHO2)を合成し た。このNHO2はクローン8.2のヌクレオチド4〜26に対応する。
(添付の配列表の配列番号 10) NHO2: CCTGGATAGTCTTGATTATTCGA (アンチセン ス)NHO2はヌクレオチドGCを9723の割合で含有しており、ZAPII ライブラリー中の大多数のキシログルカナーゼクローンの「上流」に位置する領 域に対応する。このオリゴヌクレオチドは、■PCR増幅、■mRNAプライミ ング、又は■オリゴヌクレオチドスクリーニングのどの方法を用いても、全鎖長 キシログルカナーゼcDNAの単離が容易に行えるように設計した。
上記抗体スクリーニングで得た推定陽性クローンを含む58種類の保存ファージ (グループB)を回収した。陽性クローンのcDNAインサート(5′末端)を ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法で増幅した。これは10〜50%プラーク精 製ファージ保存株5μl又は増幅cDNAライブラリー保存株5μlを使用して 行った。PCR産物は、ゲル精製DNAを15μlのH2Oに再懸濁することに より、繰返し増幅した。PCR反応は、100μlの緩衝液(10mMトリス塩 酸。
pH8,3,50mM NaC1,1,5mM MgCh、O,01%[W/V lゼラチン)中で、50pmolのセンス及びアンチセンスプライマー、20  m MのdNTP及び2.5単位のTaqポリメラーゼ(Stratagene 社製)を用いて行った。
部分精製ファージ保存株及びゲル精製DNAは、94℃で30秒間(変性)、5 5℃で20秒間(アニーリング)及び72℃で30秒間(伸長)からなるサイク ルを30サイクル行った。
cDNAライブラリー保存株を下記の段階を利用して増幅した。
−95℃で2分間 −95℃72分間、55℃720秒間、72℃72分間の1サイクル、= 95 ℃730秒間、55℃720秒間、72℃72分間の5サイクル、= 95℃7 30秒間、55℃720秒間、72℃730秒間の24サイクル、−72℃で5 分間、 −4℃に維持。
最初に、21量体プライマ一対(GC含量約50%)を使用した。
(添付の配列表の配列番号 11) 1) XPCRI: GACCATGATTACGCCAAGCTC(Blue scriptベクター)1711番号 12) 2) XPCR2: TGTTGTTGGCTCAACTGACCA (7ンチ センスキシログル力ナー焔増幅cDNA断片をアガロースゲル電気泳動で分析し 、5つの最長クローンを同定した。
これら5つの最長クローンのcDNAインサート(5′末端)を、第二のPCR 反応で増幅した。これらのクローンがクローン8.2よりも長いことを確認する ために、XPCRIとNHO2をプライマーとして用いた。
クローン3.4 (pSK3.4)のBamHI−3a I I断片をMl 3 mp9及びM13ml)8にサブクローニングして、それぞれM13ユニバーサ ルブライマーとNEG6プライマーを用いて配列決定した。キシログルカナーゼ の同定は、クローン2A及び8.2との配列のオーバーラツプによって行った。
クローン3.4のcDNAインサートはクローン8.2よりも72bp長い(5 ′末端側)が、キンログルカナーゼORF全体を含むほと長くはない(図7d) 。
増幅ZAPIIライブラリー保存株を鋳型として用いて、XPCRIとXPCR 2をプライマーとして用いたキシログルカナーゼクローンのPCR増幅を行った 。
この結果、このライブラリー中の大多数のキシログルカナーゼクローンが2Aと 同様の鎖長を有していて換言すれば部分的クローンであることが判明したが、こ のライブラリーにはもっと大きなりローンも少数含まれていることが判明した。
XPCRIとNEC6B(増幅産物のクローニングが容易になるように、NHO 2の5′末端にBamHI部位を有する)を用いて第二の増幅を行った。
(添付の4711表の配列番号 13)NHO2: GAGGATCCTGGA TAGTCTT’GATTATTCGA (7:/チセンス)NEC6Bプライ マーはクローン2人の5゛末端の上流に位置しているので、このライブラリーの 少数の大キンログルカナーゼクローンに対して特異的であるはずである。PCR によって多数のバンドか得られたか、これをゲル精製して再度増幅して、サブク ローニング用の純粋D N Aを得た。450bp断片(1)と250bp断片 (2〕をEcoRIとBamHIで消化して、M13mp8及びM13mp9に クローニングした。大きい方の断片のM13mp9へのクローニングによって、 プラスミドpM13XGPCR1が得られた。この大断片を配列決定したところ 、cDNA部分は鎖長が346bpであって、cDNAクローン34と75bp オーバーランプしていることが判明した。図7に、上述の3種類のcDNAクロ ーン2A、8.2及び3.4、並びに上記のPCR増幅c DNA断片のオーバ ーラツプを示す。
図8 pM13XGPCR1の二本鎖DNA (RF)を調製し、cDNAの5′末端 を保有するEcoRI−PstI断片を回収した。この断片を、EcoRニーB amHIで切断したpSK、3.4(このプラスミドはλ ZAP I Iライ ブラリーから得られたcDNAクローン3.4のインヴイボ切断によって生じる )に、EcoRI−BamHIアダプターを利用して連結し、pSKNXGを作 製した(図8)。
皿旦 図9はノウゼンハレンの完全なキシログルカナーゼcDNAのヌクレオチド配列 (NXG1)を示す。NXG1は、PCR増幅cDNA断片(ヌクレオチド1〜 353)及びcDNAクローン3.4(図7d、 ヌクレオチド279〜122 9)から得た。このように、PCR断片とクローン3.4の間には75bpのオ ーバーラツプ(完全に相同)が存在する。これは約1300bpの長さで、88 5bp(アミノ酸295残基)のORFを含んでいる。四角で囲った部分は、図 7aに図示した4つのペプチドF20、F1a、F14及びFilの位置を示し ている。
図示した配列の開始コドンの18bp上流にもう一つのインフレーム(読み枠の 整合した)A、TGl−リプレットが存在する。このもう一つのATGコドンの 5′側の配列は、植物翻訳開始シグナルのコンセンサス配列との関連が少ないも のの、ここが開始部位である可能性は残る。仮にこのもう一つのATGコドンが 実際の翻訳開始コドンであるとすると、その遺伝子産物は本発明の配列の機能的 均等物を与えると予想される。
NXG1にコードされたポリペプチド配列CNXGI)についてもアミノ酸の一 文字記号で図9に示した。比較のため、NXG1とNXG2の配列の相違箇所を 示しである。NXG2はcDNAクローン2A(図7b、 ヌクレオチド41〜 954)とcDNAクローン8.2(図7c、クローン2Aよりも5′末端側が 40bp長い)から得られた機能的均等物である。
図10〜図18 ノウゼンハレンーキシログルヵナーゼ・センス及びアンチセン ス配列のトランスジェニック植物中における発現a) 5LJ2’LNO3の構 築 ベクターpSLJ 1006(文献13)を制限酵素C1alで消化した(図1 0)。
その2008bp DNA断片(β−グルクロニダーゼ[GUS]遺伝子遺伝子 クツバリン合成酵素9]3’終結配列)を回収し、それをCIaIで線状化して おいたBluescript SK+に連結して、pBLUE−GUS−No9 (図11)を作製した。このベクターを制限酵素XbaI及び5stIで消化し て、その1852bp GUS遺伝子断片を下記ポリリンカー配列(−XbaI −EcoRI−XhoI−3stI−BglII−C1al−):5’ CTA GAGAATTCTCGAGAGCTCAGATCTATCGATAGCT 3 ’lテ1番号=14) 3’ TCTTAAGAGCTCTCGAGTCTAGATAGCTA 5’l tj番号:15) で置き換えてpBLUE−L−NO3(図12)を作製した。C1aIを用いて p B L UE−L−No Sカラ’) ンty−No S (L−No S )断片を回収し、コノ断片をpsLJ1006の大きい方(ベクタ一部分)のC 1aI断片に連結することによって、psLJ2’LNO3(図13)を構築し た。
b)pSLJGXN−3の構築 pSKNXG(図15.このプラスミドについては図8との関連で既に説明しで ある)由来のXbaI−8alI DNA断片上に存在するノウゼンハレンのキ シログルカナーゼコード領域を、酵素XhoI及びXbalで消化しておいたベ クターpsLJ2’LNO3i、:挿入すルコとにより、ベクターp S L  J GXN−3(図14)を作製した。
c) 5LJGXN−Xの構築 pSKNXG由来のXbaI−3ail DNA断片上に存在するノウゼンハレ ンのキシログルカナーゼコード領域を、ベクターpsLJ2’LNO3の対応部 位に挿入することにより、ベクターpsLJGXN−3(図16)を作製した。
d) 5LJNXGの構築 プラスミドpsKNXGをXhoI(付着末端は平滑末端化)及び5stIで消 化して、そのNXG断片を、EcoRI(付着末端は平滑末端化)及び5stI で消化したp B L U E−L−No Sのベクタ一部分に挿入することに より、ベクターpBLUE−NXG(図17)を構築した。次にpBLUE−N XG由来のXbalDNA断片上のキシログルカナーゼコード領域を、XbaI で線状化しておいたpsLJ2’LNO3に挿入した。得られたクローンをスク リーニングしてセンス方向にキシログルカナーゼ遺伝子断片が挿入されているも の(p S L J NXG)を得た(図18)。
上述のT−DNA構築体をアグロバクテリウム・ツメファシェンス(Agrob acterium tumefaciens)LBl 4404株に導入し、こ れを利用して、植物形質転換の常法によりタバコの葉内盤状組織又はトマト子葉 部分を形質転換した。無傷なT−DNA断片が導入されたことがPCR/ゲノム サザーンブロプディング分析によって確認された(データ示さず)。
構成プロモーター配列又は適当な誘導プロモーター(例えば、発生段階による制 御を受ける)配列の調節下におけるセンス配列の発現は、キシログルカナーゼm RNAの産生をもたらし、当該mRNAの翻訳によってトランスジェニック植物 中のキシログルカナーゼ酵素量が増大するであろう。
構成プロモーター配列又は誘導プロモーター配列の調節下におけるアンチセンス 遺伝子の発現は、内在性キシログルカナーゼmRNAと相補的なmRNAの産生 をもたらす。これらの互いに十分なレベルのDNA相同性を共有している内在性 mRNAとアンチセンスmRNAは、RNA複合体を形成して、内在性mRNA の正常な転写・プロセッシング・輸送又は翻訳を妨害するであろう。或いは、二 本鎖RNAは不安定であるので、分解を受けるとも考えられる。
アンチセンス遺伝子技術が役に立つことは、ツクバネアサガオ(ペチュニアとも いう)の花弁においてアンドシアニン産生能を欠失して着色孔の代りに無色の花 をもたらす場合(文献14)のように肉眼で視認し得る表現型レベルでも、トマ ト果実の成熟時にポリガラクツロニダーゼ量が変化してペクチンの解重合が低減 する場合(文献8)のように生化学的レベルでも、実証されている。
この方法を利用すると、目的農作物のキシ西グルカン・エンド−キシログルカナ ーゼの量を変化差せることができる。ノウゼンハレン抗キシログルカナーゼ抗体 を用いれば、形質転換された植物組織中のキシログルカナーゼレベルを決定する ことができる。キシログルカナーゼの変化のレベルは、表現型性質、例えば成長 速度、器官脱離又はテクスチャー及び貯蔵特性(果実又は野菜のいずれに対して も)などの変化と相関させることができる。
を−風−X−! 14、vanderKrolfltL Nature、333. 866−86 9. 1988配列表 (1)一般情報 (1)出願人 (A)名称:ユニリーバ−・ピー−エル・シー(B)Jすの住所:ブラックフラ イヤーズ、ユニリーバ−・ハウス(C)都市名 ロンドン (E)国名:英国 (F)郵便番号(ZIP):EC4P 4BQ(G)電話番号:(071)82 2 5252(H)7yクシミ+J番号:(071)822 5954(A)名 称:ユニリーバ−・エヌ・ヴイ(B)通りの住所、ヴエーナ455 (C)都市名、ロッテルダム (E)国名:オランダ (F)郵便番号(ZIP):3013 AL(A)名称、ド・シルヴア、ジャク リーン(B)通りの住所:ザ・ハイ・ストリート、ペアー・トウリー・カテゴリ (C)都市名 ペイヴナム (D)州名:ベッドフォードシャー (E)国名、英国 (F)郵便番号(ZIP)+MK43 7NJ(A)名称ニジヤーマン、カール ・ディ(B)通りの住所:グレンフィールド・ドライブ43(C)都市名ニゲレ ート・トップイントン(D)州名:ノーサンプトンシャー (E)国名:英国 (F)郵便番号(ZIP):NN9 7TE(A)名称、アロウスミス、ディヴ イド・ディ(B)通りの住所:クイーン・ストリート59(C)都市名 ラッシ ュデン (D)州名、ノーサンプトンシャー (E)国名 英国 (F)郵便番号(ZIP):NNl0 0AY(A) 名称 リード、ンヨン・ ニス・ンイ(B)通りの住所 ロン−・ロード、アビイヴユ−6(C)都市名  スターリング (D)州名、スターリングツヤ− (E)国名6英国 (F)郵便番号(Z I P)・FK9 5JZ(、へ)名称 エドワ〜ズ、メ アリー・イー(B)通りの住所 ロノー・ロード、アビイヴユ−6(C)都市名  スターリング (D)州名 スターリングシャー (E)国名 英国 (F)郵便番号(ZIP):FK9 5JZ(ユ1、発明の名称 組換え植物酵 素 (iii)配列の数 15 (1v) コンピューター可読形式 (八)記録媒体 フロッピーディスク (、B)コンピューター IBMPCコンパチブルC)!jj作システム: P C−DO3/MS−DO3(D)ソフトウェア:Patentln Re1ea se #1.0゜ヴアージョン11.25(EPO) (2)配列番号:1に関する情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ・1229塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数ニー末鎖 (D)トポロジー・直鎖状 (11)配列の種類:cDNA (iii)ハイポセティカル配列:N。
(iv)アンチセンス=NO (xl)配列・配列番号・1・ CCTTATTCACTTCACAAATG CCTTCTCCCT CCAT AATGCCTCCT^^CATT CTATCCATTT@60 丁TCTTCATCT TCTTCCTATT CTAATGTTTT CTT CAAGCTG TTTGGGTCAG GGCCCACCsT 120 CACCAGGATA TTACCCTAGT AGCCAAATCA CTT CCCTAGG CTTTGATCAA GGCTATAC`A 180 ATTTATGGGG TCCTCAACAT CAAAGGGTAG ACC AAGGCTCATTAACAATA TGGCTTGAT■@240 CTACCTCAGG AAGTGGATTCAAATCGATTA ACCG ATATCG CTCTGGTTACTTCGGTGCT^@300 A丁ATTAAGTT 、八CAATCTGGA TACACTGCAG GA GTCATTACATCTTTCTAT CTTTCGAAsA 360 ACCAAGACTA TCCAGGAAAA CATGATGAGA TCG ATATTGA ATTCCTCGGA ACAATACCbG 420 GAAAGCCGTA TACATTGCAG ACGAATGTTT TTA TAGAAGG AAGTGGAGAT TACAATAT`^ 480 TCGGAAGGGA AATGAGAATT CATTTATGGT TTG ATCCAACACAAGATTAT CATAACTATf 540 CTATTTATTG GACACC^^GT GAGATCATAT TTT TTGTCGA TGATGTACCG ATAAGGAGfT 600 6へCCC’LへGA、へ^GAGCGATGCTACATTTCCTTTGA GACCGTTATGGGTGTACGGGTCGGTGTU60 GGG、八CGCGTCTTCTTGGGCT ACTGAAAACG GTA AATAC^^^GCCGATTAT CGATACCAAb720 CTTTTGTTGG AAAGTACGAA GATTTCAAGT TAG GTTCGTG C,へCCGTGGAA GCGGCTTbGT 780 CTTGCAATCCGGCTTCGGTA TCACCTTATG GTCA GTTGAG CCAACAACAA GTCGCGGCGO 840 TGGAATGGGT TCAGAAAAAT TACATGGTTT ATA ATTATTG rcATcAcccc ACACGAGAbC900 ^CACGTTAACACCCGAGTGT TAAGATTTCA TGTC GACTAA AAAAACACAG CA^^AGAAC` 960 AAAAGTTTTA TGGGTTTC^^T^^TTTTTCT GAAA AAAA^^TGATTTTTCT ATTTGGATTT@1020 AATTTGATAA AAAAAAAAAA AGGGTTTGTT GTT GTTGTTG TTTAATAATG GATGACTTfA 1080 (2)配列番号:2に関する情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ=938塩基対 (B)配列の型・核酸 (C)鎖の数ニー末鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:cDNA (fii)ハイポセティカル配列・No(xl)配列:配列番号=2= TACAATATAA TCGGAAGAGA ATTGAGAATT CAT TTATGGT TTGATCCAACACAAGATTAs 180 GGGTCGGTGT GGGACGCGTCTTCTTGGGCT ACTG AAAACG GTAAATACAA AGCCGATTAs 360 CAAAAGAACA AAATGTTTTA TGGGTTTCAA TAT TTTTTCT GAAAAAA^^T GATTTTCT`T 660 TTGGATTTAA TTτGATAAAA AAAAGGGTTT GTT GTTGTTG TTGTTGTTTA ATAATGGAsG 720 ACTTGAGATG GGTCTACTTG CCAAGAAAAA GGT GCAAGAG TTGTTGGGCG ATCGTCCA`G 780 CATTCAAGAA CTTTGAAGGT TATGTTGTGT GCT GTTTTTT TTTTAATATA TGTATAAT■f340 (2)配列番号;3に関する情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ=295アミノ酸 (B)配列の型二アミノ酸 (C)鎖の数ニー末鎖 (D)トポロジー:不明 (11)配列の種類、タンパク質 (iii)ハイポセティカル配列二N0(xi)配列:配列番号;3: Met Pro Pro Asn Ile Leu Ser Ile Phe  Leu His Leu Leu Pro Ile Leul 5 10 15 Met Phe Ser Ser Ser Cys Leu Gly Gin  Gly Pro Pro Ser Pro Gly TyrTyr Pro S er Ser Gln Ile Thr Ser Leu Gly Phe A sp Gln Gly Tyr Thr11e Trp Leu Asp Se r Thr Ser Gly Ser Gly Phe Lys Ser Il e Asn ArgTyr Arg Ser Gly Tyr Phe Gly  Ala Asn Ile Lys Leu Gln Ser Gly Tyr Thr Ala Gly Val Ile Thr Ser Phe Tyr  Leu Ser Asn Asn Gin Asp Tyrloo 105 1 10 Pro Thr Gin Asp Tyr His Asn Tyr Ala  Ile Tyr Trp Thr Pro Ser GluSer A°p↑’ j、a Thr Phe Pro Leu Qr3 Pro Lou Trp  Val Tar Gly Ser Va■ (2)配列番号:4に関する情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:20アミノ酸 (B)配列の型二アミノ酸 (C)鎖の数ニー末鎖 (D)トポロジー:不明 (11)配列の種類:ペプチド (iii)ハイポセティカル配列:N0(1v)アンチセンス二N0 (V)フラグメント型:中間部フラグメント(xi)配列:配列番号=4= (2)配列番号=5に関する情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:20塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数ニー末鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (11)配列の種類:DNA (genomic)(iii)ハイポセテイカル 配列=NO(iv)アンチセンス:Yes (xl)配列:配列番号:5: TTAATATACCANATATTAAT 20(2)配列番号:6に関する 情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ、15アミノ酸 (B)配列の型二アミノ酸 (C)鎖の数・−重鎖 (D)トポロジー:不明 (ii)配列の種類;ペプチド (iii)ハイポセテイカル配列=N。
(V)フラグメント型;中間部フラグメント(xl)配列・配列番号:6: (2)配列番号=7に関する情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:19アミノ酸 (B)配列の型二アミノ酸 (C)鎖の数、−重鎖 (p)トポロジー・不明 (11)配列の種類 ペプチド (iii)ハイポセティカル配列二N0(V)フラグメント型・中間部フラグメ ント(xl)配列、配列番号・7: Leu Gly Ser Cys Thr Val Glu Ala Ala  Ser Ser Cys Asn Pro^Ia 5erVal Ser Pr 。
(2)配列番号、8に関する情報。
(1)配列の特徴。
(A)配列の長さ=10アミノ酸 (B)配列の型 アミノ酸 (C)鎖の数 −重鎖 (D)トポロン−二不明 (ii)配列の種類:ペプチド (iii)ハイボセティカル配列−NO(V)フラグメント型:中間部フラグメ ント(xl)配列:配列番号二8゜ (2)配列番号:9に関する情報: (i)配列の特徴: (^)配列の長さ:30塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数 −重鎖 (D)トポロンー:直鎖状 (11)配列の種類: cDNA t o mRNA(iii)ハイボセティカ ル配列、N0(1v)アンチセンス:Yes (Xl)配列 配列番号・9゜ CCAGGTATTG 丁TCCGAGAAA TTCAATATCG 30( 2)配列番号:10に関する情報: (1)配列の特徴: (^)配列の長さ、23塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (11)配列の種類:cDNA to mRNA(iii)ハイポセティカル配 列−NO(1v)アンチセンス:Yes (xl)配列:配列番号、10・ CCTGGATAGT CTTGATTATT CG^ 23(2)配列番号: 11に関する情報: (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:21塩基対 (B)配列の型、核酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー 直鎖状 (11)配列の種類:cDNA to mRNA(iii)ハイポセテイカル配 列;N。
(1v)アンチセンス二N0 (xl)配列 配列番号:11・ GACC,〜TGATT ACGCCAAGCT C21(2)配列番号、12 に関する情報・ (1)配列の特徴: (、へ)配列の長さ・21塩基対 (B)配列の型、核酸 (C)鎖の数・−重鎖 (D)トポロジー 直鎖状 (11)配列の種類:cDNA to mRNA1ii)ハイポセテイカル配列 −N。
(iv)アンチセンス:Yes (xl)配列:配列番号=12・ TGTTGTTGGCTCAACTGACCA 21(2)配列番号:13に関 する情報: (1)配列の特徴: (A)配列の長さ:29塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー:直鎖状 (11)配列の種類:cDNA to mRNA(iii)ハイポセティカル配 列;N0(iv)アンチセンス二N0 (xl)配列:配列番号:13: GAGGATCCTG GATAGTCTTG ATTATTCG^ 29(2 )配列番号=14に関する情報: (1)配列の特徴: (八)配列の長さ:37塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数ニー重鎖 (D)トポロジー・直鎖状 (ii)配列の種類:cDNA to mRNA(iii)ハイポセテイカル配 列=NO(Xl)配列、配列番号;14゜ CTAGAGAATτCTCGAGAGCT CAGATCTATCGATAG CT 37(2)配列番号:15に関する情報; (i)配列の特徴: (A)配列の長さ:29塩基対 (B)配列の型:核酸 (C)鎖の数−一本鎖 (D)トポロジー;直鎖状 (11)配列の種類:cDNA to mRNA(iii)ハイポセティカル配 列=NO(xl)配列:配列番号=15: ATCGATAGAT CTGAGCTCTCGAGAATTCT 29123 4567B910 Fig、 2 トーーーーーー970 860−一→ 〈フ ト ’D fl U −〇 〇、l+− PstI Sa11 国際調査報告 国際調査報告 フロントページの続き (72)発明者 ジャーマン、カール・ダドリー英国、エヌエヌ9・7テイーイ ー、ノーサンプトンシャー、グレート・トップイントン、グレンフィールド・ド ライブ 43(72)発明者 アロウスミス、デイライト・アンドリュー英国、 エヌエヌ10・0エイワイ、ノーサンプトンシャー、ラッシュデン、クイーン・ ストリート 59 (72)発明者 リード、ジョン・スペシス・グランド英国、エフケイ9・5ジ エイゼツド、スターリング、ロジー・ロード、アビイヴユー(72)発明者 エ ドワーズ、メアリー・エリザベス英国、エフケイ9・5ジエイゼツド、スターリ ング、ロジー・ロード、アビイヴユー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.キシログルカン特異的エンド−(1−4)−β−D−グルカナーゼ活性を有 する酸素をコードするヌクレオチド配列にして、図9に示す配列(配列番号:1 )のヌクレオチド35〜919を含んでなる配列又はその機能的均等物。
  2. 2.請求項1記載の配列にして、さらに5′側不翻訳領域をも含んでなることを 特徴とする配列。
  3. 3.請求項1又は請求項2記載の配列にして、さらに3′側不翻訳領域をも含ん でなることを特徴とする配列。
  4. 4.請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の配列にして、Tropaeol ummajusL.由来の配列を含んでなることを特徴とする配列。
  5. 5.請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の配列を含んでなるベクター。
  6. 6.請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の配列が導入された植物又はその 一部分。
  7. 7.植物又はその一部分の性質を変化させる方法にして、請求項1乃至請求項4 のいずれか1項記載の配列を導入することを含んでなる方法。
  8. 8.請求項7記載の方法にして、変化させる性質が、寸法、テクスチャー又は成 熱速度であることを特徴とする方法。
  9. 9.請求項7又は請求項8記載の方法にして、果実又は蔬菜植物の性質を変化さ せることを特徴とする方法。
  10. 10.請求項7乃至請求項9のいずれか1項記載の方法にして、トマト植物又は その一部分の性質を変化させることを特徴とする方法。
  11. 11.キシログルカン特異的エンド−(1−4)−β−D−グルカナーゼ活性を 有する酵素を生産する方法にして、 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の配列を適当なベクターに挿入する段 階、 適当な宿主細胞を上記ベクターで形質転換する段階、上記形質転換宿主細胞を適 当な培養条件下で増殖させて酵素を発現させる段階、及び 培地及び/又は宿主細胞から酵素を得る段階を含んでなる方法
  12. 12.請求項11記載の方法にして、前記宿主細胞が徴生物であることを特徴と する方法。
  13. 13.請求項11又は請求項12記載の方法にして、前記宿主細胞が真核生物で あることを特徴とする方法。
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