JPH07507875A - 分散干渉計 - Google Patents
分散干渉計Info
- Publication number
- JPH07507875A JPH07507875A JP6515056A JP51505692A JPH07507875A JP H07507875 A JPH07507875 A JP H07507875A JP 6515056 A JP6515056 A JP 6515056A JP 51505692 A JP51505692 A JP 51505692A JP H07507875 A JPH07507875 A JP H07507875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- interferometer
- radiation
- polarization
- linear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/41—Refractivity; Phase-affecting properties, e.g. optical path length
- G01N21/45—Refractivity; Phase-affecting properties, e.g. optical path length using interferometric methods; using Schlieren methods
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
分散干渉計
本発明は、干渉方法により被検査媒体の屈折率の分散部分を測定するのに使用さ
れるタイプの分散干渉計に関し、光学的分野およびトカマク、ステラレータ、ガ
ス放電レーザーのようなタイプの種々のプラズマ装置の診断集合体の一部とし干
渉測定方法は、媒体で生じる光学路の光学的長さn5(nは屈折率、Sは光学路
の幾何学的長さ)の変化を測定可能にするものである。被検査物体の長さが与え
られると、材料の屈折率を決めることができ、その逆に、既知の屈折率の物体が
与えられると、放射線の波長に匹敵する精度でその厚さのプロフィルを決めるこ
とができる。測定を2つの異なる波長λ、およびλ8を用いて行うと、光学路の
光学的長さの分散部分[n、(λ、)−n= (λ、)]Sを決めることができ
る。
例えばプラズマでは(n+ n=)は電子の濃度と明らかに関連している。干渉
計に共通する特徴は、2つの独立した光学的分路が設けられていることである。
干渉の結果は、2つの分路に沿って進み、干渉素子内で収束する波の位相の変化
によって決まる。媒体における波の位相は幾何学的光学路、偏光および放射線の
周波数によって決まるので、3つのタイプの干渉計回路に分けることができる。
大規模に実施されている古典的な干渉計では、放射線源からの放射線を分路内の
異なる幾何学形状の光学路を進む、等しい周波数の2つの波に分割している。
極めてポピユラーなプラズマ診断用干渉計は、第1タイプの、すなわちマツハー
ゼングー、マイケルソンのタイプの古典的回路に従って構成された2つ以上の波
長で同時に作動するようになっている。これについては、エル・エヌ・ピアトニ
ツキー、ニス・エル・ラーク、ヴイ・アー・ロンキン、ジー・シー・ヤクショフ
著、「3周波数高応答性レーザー干渉計J PTES1983年N5.181−
185頁を参照されたい。幾何学的光学路の差は、かかる回路の欠点、すなわち
光学素子の振動に大きく応答することが主な原因となっている。振動効果を除く
ために、測定が複雑となり、このためこれら測定システムも複雑となっている。
すなわち、振動絶縁ベッドプレートを用い、長波長の放射線(もっばら337μ
m)および短波長(例えば63μm)で振動を補償する2つの長波長干渉計を用
いなければならない。
当分野では、同じ幾何学的光路を有する周波数の異なる波長に2つの分路が対応
している、新タイプのいわゆる分散型干渉計も知られている(ソ連邦特許明細書
864942、C0ID 9102)。このタイプの干渉計は多数の実質的な利
点がある。まず、分散寄与分が屈折率(プラズマ内では電子により決定される)
として測定され、2つの大きな値の差として誘導されないこと。第2は、光学素
子のスプリアス信号への応答が小さいことである。
このタイプの分散型干渉計は、周波数ωの放射線源と、間に被検査物体が配置さ
れるような距離に設けられた、2つの非リニア(非線形)な周波数光学的ダブラ
−と、光フィルタと、レジスターとを含み、すべての手段は光軸に沿って設けら
れている。
この装置では、周波数ω1のレーザー放射線が干渉計を照射すると、この放射線
部分は最初の非リニア素子内で周波数ω、=2ω1の高調波周波数に変換される
。従って、被検査物体は周波数ω、およびω、の2つの波長に対して半透明であ
る。第2の非リニア素子を通過する際、周波数ω、は一部が周波数ω2の波長λ
°、の波長に変換される。光フィルタは基本周波数の放射線をカットオフし、干
渉体の出力端には高調波放射線の2つの波長λ、およびλ°、が残る。一方の波
長(λ、)は物体を通過する前にω、から変換されたものであり、第2の波長(
λ゛、)は通過時に生じたものである。これら2つの波の干渉像は、レンズで形
成された物体の像平面内で一致する。
干渉計は変形が可能であり、この変形例では第1非リニア素子の後方の光軸に垂
直な検査物体の位置とする距離に、平らなミラーが設けられる。この場合、干渉
計を照明する周波数ω、の放射線の一部が、周波数ダブラ−を最初に通過する際
に、周波数ω、=2ω、の放射線に変換される。物体は周波数ω、およびω2を
有する2つの波長λ1およびλ、のX線が照射される。従ってこれら波長の各々
は、第2時間の開進み、ミラーから反射され、被検査物体および周波数ダブラ−
を通過する。周波数ダブラ−を繰り返し通過する際に、周波数ω、の波長λ、は
、ω2の波長λ゛、に変換される。半透明ミラーで反射された後に、基本周波数
放射線はフィルタによりカットオフされる。レンズにより形成される物体の像平
面では、波長λ2と波長λ゛、の干渉パターンが一致する。位相ψ=2ψ、−ψ
、の位相差と干渉波長の一般的な強度との関係は、次のようになると一般に知ら
れている。
ここで、T、、T、は強度であり、2ψ1、(ω、)、ψ、(2ω雪)は第2高
調波λ、およびλ′、の波長の位相である。測定された値の絶対値を決定するた
め、上記式(1)を用いる。これによれば、干渉パターンの最大値の間の距離は
2πに対応する。
同様に、光、電気記録すなわち下記の比で演算を行う。
上記装置は実際には非リニアな分散干渉計である。この装置は比リニアであるの
で、記録結果の解釈か曖昧になり、その結果精度が低くなる。第2の周波数ダブ
ラ−ではψ=2ψ、−ψ、の値に応じて、基本放射線の第2高調波への変換また
は第2高調波からサブ高調波への変換の逆プロセスのいずれかが生じる。一般に
従属項T(ψ)はかなり複雑であり、上記式(1)とは一致しない。これは変換
プロセスにおける位相の分散の差の違いによるものである。ある種の従属性はプ
ローブ用放射線パワーの密度および波長および周波数ダブラ−の非リニア感受性
によって決まる。
任意の初期条件で第2高調波を発生するための一組の方程式を数値解放すること
により、この説を説明する。
波長の振幅ρjおよび位相ψ、の変化を示す方程式は次のとおりである。
2次の非線形媒体における相互作用は周知である。
ここで1.は波長偏光ベクトルであり、klは波長ベクトルであり、
d、は波長ベクトルとポインティングベクトルとのなす角度であり、は2次感受
性テンソルの畳み込みであり、A、=P、はexp(iψυである
この系は、第2周波数ダブラ−における変換を解くものである。これまで第1ダ
ブラ−における周波数の2倍変換および被検査媒体を通過した後第2の長さのダ
ブラ−には周波数ω、強度T1、位相ψを有する放射線および周波数2ω、強度
T1、T、を有する放射線が衝突すると認められている。この他に2に、−k。
go(これは同時に第2高調波への有効な変換のための条件であるがらである)
、およびcos2α、=1であると考えられている。
干渉波の位相差からの放射線源の強度Tに対して定格化された、その結果生じる
第2高調波の強度の予想される従属性は、図1および2に示される。ここで図1
のすべての曲線に対しては次のとおりとなる。
従属性のばらつきは次のパラメータによって決定される。
L=j/J2rr、J2πr=C−n/4πzωT”すなわちこれはTの放射線
強度と長さlと周波数ダブラ−の非線形感受性 との関係である。図1の曲線1
.2に対してはそれぞれL=0.5.1であり、非線形は従属項τ(ψ)に対し
てわずかしか影響しない。L=2.3.4.5(それぞれ図2の曲線1.2.3
.4)の場合、かなりの変化が観察される。
最大値はΔψ=πであるが、以前の2πに従わない。
φの他の値では、最大のat準化された誘導値が得られ(図ではこの点は矢印の
マークがついている)、その値は1を越える。
次に2つの連続的に配置されたダブラ−間の位相媒体にょるダブラ−内の放射線
源の変換は、放射線源がら反対側の第2ダブラ−の人力端において、第2高調波
のダブラ−で発生した周波数および偏光の、0でない第1放射線が同じ光学路に
沿って伝搬することを条件に、ダブラ−内の各々では独立した変換とみなすこと
ができないことになる。
他のリニアでない干渉計から明らがなように、干渉素子がリニアでない(第2結
晶)場合、リニアな被検査媒体を用いたとしてもリニアリティ(線形性)がない
。
このタイプの装置の別の欠点は、干渉計がマルチモデルの放射線により露光され
、限られた応答を示す際に干渉信号の位相差がスプリアス状にパルス化されるこ
とにある。
公知の装置は、放射線源の条件を特定するものではないが、マルチモードの放射
線源の使用により次のような好ましくない結果となる。
(1)基本放射線のモードの位相が変動するので放射線源の安定な強度と共に第
2高調波の強度力吠きくパルス変化すること。
(2)放射線源のモードの位相変動に関連した干渉信号の位相がパルス状に変化
すること。
第2高調波の強度のパルス変化を検出時に補償できれば、位相差の有効な変化と
区別するように、スプリアスな位相のパルス変化を除くことができる。がなりの
スプリアス状のパルス変化が生じた場合、干渉パターンを除くことができる。
発明の要旨
本発明の主な目的は、高品位および干渉パターンの明瞭な解釈、従って屈折率の
分散分の高精度の測定を補償するリニア回路を備えた分散型干渉計を提供するこ
とにある。
かかる目的は、周波数ωの放射線源と、間に被検査物体の位置を設定する距離に
設けられた2つの非リニアな周波数ダブラ−と、光フィルタおよび記録装置とを
備え、これらはすべて一本の光軸に沿って配置された分散型干渉計において、更
に偏光ビームスプリッタ−を備え、(2ωの周波数を有する)高速の波の偏光方
向が互いに直交すると共に、ビームスプリッタ−および放射線源の偏光方向と一
致しないように、一対の非リニアな光周波数ダブラ−が配置されている分散型渉
計によって達成される。
周波数ダブラ−および偏光ビームスプリッタ−は1゜とPf”との間の角度およ
びJωとPf’との間の角度が放射線源のリニアな偏光と45度をなすように配
置され、ここで1ωは放射線源の偏光の単位ベクトルであり、Pf’およびPf
″は第1周波数ダブラ−および第2周波数ダブラ−の高速波の偏光の単位ベクト
ルであり、1、はビームスプリッタ−を通過する放射線の偏光の単位ベクトルで
あることが好ましい。かかる配置は、本発明の特定の別の実施例の多数の利点を
もたらしている。すなわち、
干渉波の強度が等しいので、干渉パターンのコントラストレンジが広くなること
。
2つの記録チャンネルのバランスが最適になること。
別の変形例によれば、本装置は第2記録装置を更に含み、画記録装置はビームス
プリッタ−の出力端に光学的に結合される。第2記録手段の導入により、だけ位
相のずれた2つのチャンネルを備えた記録回路を実現でき、これにより干渉パタ
ーンの安定性(すなわち従属性)および干渉計の高応答性が補償される。
あるケースでは、非リニアな光学的ダブラ−の一方の代わりに、逆反射器を用い
、更に倍にされた周波数を放射するためのビームスプリッタ−および位相プレー
トλ/4を導入することか好ましい。この干渉計の実施例はより簡単であり、放
射される物体を2回通過するので、応答性を2倍高めることができる。
更に別の実施例によれば、放射線源はモート同期化条件により示され、スプリア
スな位相のパルス化を除く要素によりコヒーレントな干渉像を得ることができる
。同様に、単モード、双モードで作動する放射線源を使用できる。
図面の要約
本発明を図面に示された実施例に基づきより詳細に説明する。
図1は、L=0. 5. 1の非直線形パラメータを有する干渉波ψの位相差に
対する第2調彼Tの関係のプロット図、
図2は、L=2. 3. 4. 50)非alA形ハ5メ−9(D)C178図
、図3は、分散干渉計の基礎回路を示し、図4は、分散干渉計の別の実施例を示
す。
分散干渉計の回路は、放射源(1)と、第1非線形光学周波数2倍器(2)と、
検査対象(3)と、第2非線形光学周波数2倍器(4)と、光フィルタ(5)と
、偏光ビームスプリッタ(6)と、記録装置(7)(8)と、差増幅器(9)と
、加算器(lO)と、制御素子(11)と、信号調節器(図1)とを備えている
。図1には、第1と第2の2倍器の速い偏光波(Pf’XPf’)と照射源の単
位照射ベクトル(1ω)が示されている。光学周波数2倍器によって、放射の試
みの第2調波が、最も好適な方法で行われ、この放射は、偏光を明らかに変化さ
せることなく、2倍器を介して、同期の方向に通過する。異方性の媒体放射は2
種類の波に分解する。即ち、互いに直交する方向の偏光(Pf十Ps)である速
い波と遅い波である。速い波(nf)と遅い波(ns)のための媒体の屈折率は
nf<nsという条件を満足させる。PfとPsの方向は、結晶の軸に均一に連
結される。非直線形素子の「互いに直交する」配置を特定したり、直線形干渉素
子を偏光ビームスプリッタの形状に導入すると、干渉パターンが得られ、このパ
ターンは、分散位相差に対する第2調波の強度の依存度を次式(1)のように表
わす。
T=TI+T2+2VρL丁17−ττ17これは、前記の試みられた放射や非
直線形長さのどんな力によっても変わらない。
これは、第2非直線形素子の周波数の2倍化が、第1非直線形素子により生成さ
れた第2の調波に依存しないと云う事実により生じる。技術的解決法は、2つの
非直線形素子のシステムが、直線形分散干渉形と見做され、即ち変換が各素子か
ら独立して行われる場合にされなくてはならない。
図4は、直線形分散干渉計のオートコリメーションのダイアグラムである。この
図には、照射源(1)と、光線ビームスプリッタ(1)と、光学周波数2倍器(
2)と位相板(13)と、調査対象(3)と、反射器(4)と、光フィルタ(5
)と、偏光ビームスプリッタ(6)と記録装置(7)(8)が示されている。
図3の装置の操作は次の要了で行われる。
干渉計により、Pf’を45度の角度にしつつ、周波数ωと偏光1ωを有するレ
−ザ放射をなす干渉計においては、この放射の一部は、第1非直線形素子内で、
周波数2ωと偏光ベクトル1ω01//pflにより調波放射に変換される。そ
こで、検査対象は、周波数ωと2ωを有する2つの波のX線を当てられる。第1
の、即ちPf’lPf”に対し、直角方向に配置した第2の非直線形素子(6)
を通過すると、放射は、再び、2ωの周波数とj! 、”ω上1.ω(1)の偏
光を有する調波に変換される。変換プロセスは、11″工Pf’のために、第1
非直線形素子により生成された調波に依存しない。光フィルタ(5)は、基本周
波数の放射を切断する。直交方向に偏光した2つの2ω波が残り、そのうちの1
つは、対象を通過する前に変換され、残りは通過後に変換される。6波は、j、
+1ωと1123ωに対し45度で配置した成分1゜と11.に、偏光ビームス
プリッタにより分割される。波の一部(偏光1.)はスプリッタにより、光検出
器(8)に、残りの部分(j、工)は光検出器(7)に送られる。そこで、スプ
リッタ(6)後の各ビームにおいて、2倍器(2)と(4)により生成された2
つの波の投射の干渉が観察される。所定のビームに相関する、互いに直交する偏
光により、光検出器(7)の干渉信号は、光検出器(8)の信号(π)に対し、
位相の外になる。そこで、光検出器の信号は次のようになる。
差増幅器(9)からの差信号は
Δ5=S−81〜2(T′v7T1cosψπより遥かに小さい位相ずれを測定
する際にご中間点”ψ=百の近傍の従属変数ΔS(ψ)の直線部に関する測定を
行うことは好都合である。中間点の回復及び較正、即ち、値、r冨を定義するこ
とは、概ね周波数=倍器(複)の間に挿置された光楔子を使用して行われる。
異なる信号において、干渉信号の成分は、波動とともに確実に補償される。従属
変数ΔS(ψ)を安定させるために、全信号S+S上〜z、+I、が正規化され
、それは測定された位相差に影響されない。安定化するための他の方法は、加算
器10、制御素子■信号調整器及びレーザ放射強度監視素子から成るフィードバ
ックループを与えることである。
大事なことは、レーザは、さまざまなモードの位相比が一定である時(または、
光源の位相搏動が見えない場合)、同期モードの状態で作用することである。し
かし、この場合、見せかけの位相搏動も存在せず、かつ表示の補償及び安定化方
法も不可能である。
ブロービング測定用の放射偏光のベクトル1ωは、Pf’・2及びPf、’・3
と一致してはならない。従って、干渉パターンの最大のコントラストは、干渉波
の強さが等しく、1ωと12ω(j、ωはPf’と一致する)との間の最適角が
45°の場合に生ずる。11タイプの2次高調波への変換するために、角度45
°は効果的な変換に対してもっとも好都合である。
図4の自動コリメータ変形例によれば、周波数=倍器2において、周波数ωと偏
光1ωとを有する光源の放射が、周波数2ωと偏光i□ω//Piとを有する高
調波の放射に変換される。4分の1波長板13及び試験中の目的物の前方及び戻
り方向を通過後、2次高調波の放射偏光が90°、即ち、土Pf回転する。斯様
に、戻り方向通路における基本放射光の周波数の2倍化が、直線方向において生
じたものに無関係に起こり、かつ周波数2ωを持つ2つの波の偏光が互いに直交
する。位相板は、周波数ωを有する放射偏光が変わらないようなものが選択され
る。1ωとPfとの間の角度が45″′である時、この事は自動的に行われる。
半透明な鏡12は、放射光を偏光ビームスプリッタ及びレジスタ回路に向ける。
インバースレフレクタ4は、鏡またはコーナレフレクタである。
上記の事実から、ブロービング放射光を2次高調波への変換は、直交偏光におい
て生ずる。従って、非直線性素子とは無関係である。さらに、干渉要素(その作
用は偏光ビームスプリッタによって行われる)は、直線性であり、その場合、干
渉パターンの周期は常に2πであり、かつ正規化された最大導関数Imax(φ
)/ (I max −1m1n)は、素子の長さ、磁化率の非直線性及びブロ
ービング放射光の力密度に無関係に常に■である。
本願発明の装置が従来技術に対して、技術的には勿論、経済的にも優れた長所を
有するものであることをさらに述べておくことが必要である。明細書によれば、
互いに直交している偏光の中の干渉パターンであり、かつ互いにπ、即ち、Ic
(ψ)=rc(ψ+π)だけ位相ずれであることが明記されている。光電記録に
おいて、この状態を直交するチャンネル間の異なる信号を利用して安価にブロー
ビング放射光の出力の不安定を補償し得る。これによって10回の干渉によるよ
りもより高い感度の測定を行うことができる。
産業上の適用可能性
本発明の干渉計は、離れた地点における測定システムと正確な走行測定器におい
て使用することが可能である。
特表千7−507875 (5)
手続補正書、ヵ、)
平成7年3月17日
Claims (6)
- 1.周波数ωの放射線源と、間に彼検査物体の位置を設定する距離に設けられた 2つの非リニアな周波数ダブラーと、光フィルタおよび記録装置とを備え、これ らはすべて一本の光軸に沿って配置された分散型干渉計において、更に偏光ビー ムスプリッターを備え、高速の波の偏光方向が互いに直交し、ビームスプリッタ ーおよび放射線源により分離された光方向と一致しないように、一対の非リニア な光周波数ダブラーが配置されていることを特徴とする分散型干渉計。
- 2.周波数ダブラーおよび偏光ビームスプリッターはlcとPf2との間の角度 およびlωとPf1との間の角度が放射線源のリニアな偏光と45度をなすよう に配置され、ここでlωは放射線源の偏光の単位ベクトルであり、Pf1および Pf2は第1周波数ダブラーおよび第2周波数ダブラーの高速波の偏光の単位ベ クトルであり、lcはビームスプリッターを通過する放射線の偏光の単位ベクト ルであることを特徴とする請求項1記載の干渉計。
- 3.第2記録装置を更に含み、両記録装置はビームスプリッターの出力端に光学 的に結合されていることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の干渉 計。
- 4.非リニアな光学的ダブラーの一方の代わりに、逆反射器を用い、更に倍にさ れた周波数を放射するためのビームスプリッターおよび位相プレートλ/4を導 入することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の干渉計。
- 5.使用される放射線源はモードの同期化条件のひとつにより示されることを特 徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の干渉計。
- 6.単モード、双モードで作動する放射線源を使用することを特徴とする請求項 1〜4のいずれかに記載の干渉計。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/RU1992/000253 WO1994015195A1 (en) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | Dispersion interferometer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07507875A true JPH07507875A (ja) | 1995-08-31 |
JP2903486B2 JP2903486B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=20129743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6515056A Expired - Lifetime JP2903486B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 分散干渉計 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5642195A (ja) |
EP (1) | EP0645616A4 (ja) |
JP (1) | JP2903486B2 (ja) |
WO (1) | WO1994015195A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022522746A (ja) * | 2019-03-14 | 2022-04-20 | フィジカルニ ウースタヴ アーヴェー チェーエル ヴェーヴェーイー | 高コントラスト撮像のための装置、装置の使用、及び方法 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1058810B1 (en) * | 1998-02-23 | 2013-07-03 | Zygo Corporation | Apparatus and methods for measuring intrinsic optical properties of a gas |
US6479979B1 (en) * | 1999-07-09 | 2002-11-12 | Srico, Inc. | Opto-electric device for measuring the root-mean-square value of an alternating current voltage |
US6487524B1 (en) * | 2000-06-08 | 2002-11-26 | Bbnt Solutions Llc | Methods and apparatus for designing a system using the tensor convolution block toeplitz-preconditioned conjugate gradient (TCBT-PCG) method |
US6586724B2 (en) * | 2001-04-26 | 2003-07-01 | Nortel Networks Limited | Chromatic dispersion discriminator |
AU2002950968A0 (en) * | 2002-08-23 | 2002-09-12 | Australian National University | Spectroscopic measurement of dispersion |
FR2863047B1 (fr) * | 2003-12-01 | 2006-02-10 | Paul Gambs | Interferometre differentiel pour mesures tachymetriques en translation |
ITTO20120785A1 (it) * | 2012-09-12 | 2014-03-13 | Fond Istituto Italiano Di Tecnologia | Micro-interferometro per microscopia interferenziale in n-esima armonica. |
CN106198450B (zh) * | 2016-07-22 | 2019-02-22 | 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 | 一种测量材料非线性吸收曲线的装置 |
CN106248636B (zh) * | 2016-07-22 | 2019-03-08 | 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 | 一种测量材料非线性吸收曲线的方法 |
CN110514147B (zh) * | 2019-08-08 | 2021-05-18 | 北京市普锐科创科技有限责任公司 | 一种可同时测量滚转角和直线度的双频激光干涉仪 |
US11221293B2 (en) | 2020-04-16 | 2022-01-11 | Frank Joseph Wessel | Two-dimensional second harmonic dispersion interferometer |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SU864942A1 (ru) * | 1980-04-29 | 1981-09-15 | Ордена Ленина Физико-Технический Институт Им. А.Ф.Иоффе | Дисперсионный интерферометр |
JPH0198902A (ja) * | 1987-10-12 | 1989-04-17 | Res Dev Corp Of Japan | 光波干渉測長装置 |
SU1673925A1 (ru) * | 1989-05-30 | 1991-08-30 | Предприятие П/Я В-8584 | Рефрактометр |
RU1775622C (ru) * | 1990-06-21 | 1992-11-15 | Специальное Конструкторское Бюро Научного Приборостроения Со Ан Ссср | Дисперсионный интерферометр |
US5037202A (en) * | 1990-07-02 | 1991-08-06 | International Business Machines Corporation | Measurement of size and refractive index of particles using the complex forward-scattered electromagnetic field |
JPH06229922A (ja) * | 1993-02-02 | 1994-08-19 | Agency Of Ind Science & Technol | 高精度空気屈折率計 |
-
1992
- 1992-12-25 US US08/290,956 patent/US5642195A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-25 JP JP6515056A patent/JP2903486B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-25 EP EP94919452A patent/EP0645616A4/en not_active Withdrawn
- 1992-12-25 WO PCT/RU1992/000253 patent/WO1994015195A1/ru not_active Application Discontinuation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022522746A (ja) * | 2019-03-14 | 2022-04-20 | フィジカルニ ウースタヴ アーヴェー チェーエル ヴェーヴェーイー | 高コントラスト撮像のための装置、装置の使用、及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5642195A (en) | 1997-06-24 |
EP0645616A1 (en) | 1995-03-29 |
EP0645616A4 (en) | 1996-03-27 |
WO1994015195A1 (en) | 1994-07-07 |
JP2903486B2 (ja) | 1999-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100322938B1 (ko) | 전자적인 주파수 체배수단을 사용하여 공기의 굴절률을 보상하는 방법 및 수퍼헤테로다인 간섭계 장치 | |
KR100328007B1 (ko) | 다중패스 간섭법을 사용하여 공기의 굴절률을 측정하는 슈퍼헤테 로다인 방법 및 장치 | |
Pisani et al. | Comparison of the performance of the next generation of optical interferometers | |
JP3791975B2 (ja) | ホモダイン干渉受信計及びその受信法 | |
KR100941928B1 (ko) | 광위상 간섭측정법 및 그 시스템 | |
JPH01503172A (ja) | 光学的ヘテロダイン処理を有する2波長のインターフェロメトリーのための方法および装置と位置または距離測定のための使用 | |
JPH07507875A (ja) | 分散干渉計 | |
CN111045070B (zh) | 一种基于差分干涉仪测量被捕获冷原子的系统及方法 | |
CA1240174A (en) | Method of and device for real time measurement of the state of polarization of a quasi-monochromatic light beam | |
JPH06229922A (ja) | 高精度空気屈折率計 | |
US5517022A (en) | Apparatus for measuring an ambient isotropic parameter applied to a highly birefringent sensing fiber using interference pattern detection | |
NL1032008C2 (nl) | Actieve sturing en detectie van twee nagenoeg orthogonale polarisaties in een vezel voor heterodyne interferometrie. | |
JP3533651B1 (ja) | 時間分解・非線形複素感受率測定装置 | |
EP0239506A2 (en) | Differential plane mirror interferometer | |
JPS63241440A (ja) | 光学検出器の周波数応答を測定する方法および装置 | |
CN112557690A (zh) | 一种基于偏振光栅多普勒效应的物体运动速度测量方法 | |
JP3626907B2 (ja) | 干渉測定方法および装置 | |
JP3340792B2 (ja) | 微細構造の測定装置 | |
Rowley | A Laser Interferometer for Highly Transient Plasma Diagnostics | |
RU2060475C1 (ru) | Способ измерения амплитуд гармонических колебаний | |
KR100418727B1 (ko) | 가스의 고유한 광학적 성질을 측정하는 장치 및 방법 | |
RU1775622C (ru) | Дисперсионный интерферометр | |
Dewey | Stability and Sensitivity Limit of a Few-Photon Homodyne Interferometer for Yb Quantum Optics Experiments | |
Weber et al. | Ultra-high-bandwidth polarization interferometry and optimal quadratic phase detection | |
Suda et al. | New intensity and visibility aspects of a double-loop neutron interferometer |