JPH0750762A - 色調調整装置 - Google Patents

色調調整装置

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JPH0750762A
JPH0750762A JP6122703A JP12270394A JPH0750762A JP H0750762 A JPH0750762 A JP H0750762A JP 6122703 A JP6122703 A JP 6122703A JP 12270394 A JP12270394 A JP 12270394A JP H0750762 A JPH0750762 A JP H0750762A
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Tetsuya Abe
哲也 阿部
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿と、この原稿を読み取って電気的に変換
した画像とを対比観察しながら色調整が可能な画像読み
取り装置を提供すること。 【構成】 原稿11で反射または原稿11を透過した原
稿光束を結像する投映レンズ14、この投映レンズ14
の後方に設けた、上記原稿光束を分割するハーフミラー
15と、上記分割された一方の原稿光束の結像位置に配
置したスクリーン18と、上記分割された他方の原稿光
束の結像位置に配置した撮像素子17と、上記スクリー
ン17に近接して配置した、上記撮像素子17が撮像し
た上記原稿の画像信号を表示するLCD19と、上記画
像信号の色信号を調整する信号処理回路21および色調
整用ボリウム51とを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩フィルム等の像を
電気的信号に変換した画像信号の色調を調整する色調調
整装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】例えばネガフィルム、ポ
ジフィルムなどの銀塩フィルムに記録された原稿像を撮
像手段等により読み取って電気的な画像データに変換す
る画像読み取り装置が知られている。この種の従来の画
像読み取り装置では、撮像手段により読み込んで電気信
号に変換した画像信号を、LCD(液晶ディスプレ
イ)、CRTなどのディスプレイに表示して視覚的にモ
ニタすることが可能であった。しかしながら、従来の画
像読み取り装置では、原稿を読み取り装置にセットした
状態で、原稿の直接像と電気的に変換してディスプレイ
に映し出した画像とを同時に観察、対比することはでき
なかった。そのため、両者の色調に差がある場合、その
差を無くすべく画像信号を調整することが困難であっ
た。
【0003】
【発明の目的】本発明は、原稿と、この原稿を読み取っ
て電気的に変換した画像とを、原稿を移動することな
く、対比観察しながら色調調整が可能な色調調整装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【発明の概要】この目的を達成する請求項1に記載の発
明は、原稿で反射または原稿を透過した原稿光束を結像
させる光学系と、上記光学系の途中、または後方に設け
た、上記原稿光束を分割する分割光学素子と、上記分割
された一方の原稿光束の結像位置に配置したスクリーン
と、上記分割された他方の原稿光束の結像位置に配置し
た撮像手段と、この撮像手段により撮像された画像信号
の色調調整を行なう色調調整手段と、上記スクリーンに
近接して配置した、上記色調調整された画像信号による
画像を表示するディスプレイ手段と、を備えたことに特
徴を有する。
【0005】請求項2に記載の発明は、原稿で反射また
は原稿を透過した原稿光束を結像させる光学系と、この
光学系により投映される上記原稿光束の結像位置に配置
した透過型の表示パネル手段と、上記投映レンズと上記
表示パネル手段との間に、該光路内に進退自在に配置さ
れ、該光路内に進出した撮像位置では上記原稿光束を上
記表示パネル手段とは異なる方向に反射し、上記光路か
ら退避した観察位置では上記原稿光束の上記表示パネル
手段への投映を許容する反射手段と、この反射手段を上
記撮像位置と観察位置とに移動させる反射手段駆動手段
と、上記撮像位置にある上記反射手段で反射された上記
原稿光束の結像位置に配置した撮像手段と、この撮像手
段で撮像された画像信号の色調調整を行なう色調調整手
段と、この色調調整された画像信号による画像を上記表
示パネル手段により表示する信号処理手段と、を備えた
ことに特徴を有する。
【0006】請求項4に記載の発明は、原稿で反射また
は原稿を透過した原稿光束を結像させる光学系と、この
光学系により上記原稿光束が結像される位置に配置した
透過型のスクリーンと、上記光学系と上記スクリーンと
の間の光路内に進退自在に形成し、該光路内に進出した
撮像位置では上記原稿光束を上記スクリーンとは異なる
撮像方向に反射し、上記光路から退避した観察位置では
上記原稿光束が上記スクリーンに投映される反射手段
と、上記撮像位置にある上記反射手段で反射された原稿
光束が結像する位置に設けた撮像手段と、上記反射手段
と上記撮像手段との間の光路内に進退可能に形成され、
該光路内の遮光位置と該光路外の開放位置とに移動可能
な遮光手段と、上記画像信号の色調調整を行なう色調調
整手段と、上記色調補正後の画像信号による画像を、上
記光路外から上記スクリーンに投映する投映手段と、上
記投映手段から投映され、上記撮像位置にある上記反射
手段により上記スクリーン方向に反射される画像光束を
上記スクリーンに結像させる結像レンズと、上記反射手
段および上記遮光手段を同期駆動する駆動手段と、を備
えたことに特徴を有する。
【0007】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。以下図示実施例では、原稿を色信号R、G、Bから
なる画像信号に変換して記録し、色または色調調整を、
色信号R、Bのゲインを独立して調整、あるいはホワイ
トバランス調整のようにゲインバランス調整により行な
う構成とする。なお、各色信号R、G、Bそれぞれの色
信号のゲインを独立して調整する構成としてもよい。図
1は本発明の画像読み取り装置の第1の実施例の概要に
関するブロック図、図2は同第1の実施例の制御回路の
概要に関するブロック図である。
【0008】原稿台および透過原稿用照明機能を兼ねた
ライトボックス12上に載せられた原稿11、例えばポ
ジフィルムは、ライトボックス12内の複数の照明(図
示せず)により下方から均等に照明される。原稿11を
透過した透過光(原稿光束)は、原稿台12の上方に配
置された、結像光学系としての投映レンズ14を透過し
てハーフミラー15に入射する。ハーフミラー15に入
射した原稿光束のうち、反射された原稿光束は撮像素子
17の受光面上に結像する。ハーフミラー15を透過し
た原稿光束は、拡大投映レンズ16により透過型のスク
リーン18上に拡大投映される。操作者20は、このス
クリーン18上に投映された像(以下「直接像」とい
う。)を、スクリーン18の上方から観察することがで
きる。
【0009】なお、図中符号13は、透過性の無い反射
原稿、例えば紙に印刷された原稿を照明するための照明
装置であって、ライトボックス12に載せられた反射原
稿を照明する。また、ライトボックス12、照明装置1
3の光源は同一種類のもので構成し、光源による原稿の
色、色調が変化しないようにしてある。また、図におい
て、簡略化のために投映レンズ14を1個のレンズで示
したが、これに限定されるものではなく、焦点調節機
構、ズーム機構を備えることができる。
【0010】一方、撮像素子17に結像した原稿像は、
光電変換されて電気的な画像信号として読み出され、映
像処理装置21で所定の画像信号に変換されて液晶ディ
スプレイ(LCD)19に表示され、また記録媒体53
に記録される。このLCD19は、スクリーン18とほ
ぼ同一の平面上に並置し、かつLCD19上の像とスク
リーン18上の像とが等倍で同方向になるように設定し
てある。つまり、投映レンズ14と拡大投映レンズ16
とによる像倍率は、撮像素子17によって撮像され、L
CD19上に表示される像の倍率と同一になるよう、適
宜設定されている。したがって操作者20は、撮像素子
17で撮像した画像(以下「撮影画像」という。)と直
接像とを同時に直接対比させて観察することができる。
【0011】本実施例の撮像素子17は、いわゆるカラ
ーCCD撮像素子であって、ドライバ23から出力され
るドライブパルスにより電荷蓄積、読出し制御など、撮
像に関する駆動制御がなされる。そして、撮像素子17
で光電変換され、読出された画像信号(色信号R、G、
B)は、アンプ25で増幅され、A/D 変換器27でディ
ジタル信号に変換され、画像処理回路29で同期処理な
どの画像処理が施され、色変換回路31でオートホワイ
トバランス調整がなされる。
【0012】標準のオートホワイトバランス調整がなさ
れた画像信号は色調整回路33に入力される。色調整回
路33は、色調整用ボリウム51を備え、その回転操作
を受けて各色信号のゲイン調整がなされる。そして色調
整回路33から出力された画像信号(色信号)は、順
次、メモリ35に書き込まれる。
【0013】メモリ35に1画面分の画像信号が書き込
まれると、メモリ35から順次読み出され、D/A変換
器39でアナログ信号に変換され、その画像信号に応じ
てドライバ41によりディスプレイ手段としてのLCD
19が駆動され、撮影画像の表示がなされる。操作者2
0は、このようにして表示されたLCD19上の撮影画
像と、光学的に表示されたスクリーン18上の直接画像
とを比較しながら、色調整用ボリウム51を回動操作し
てLCD19上の撮影画像の色調整、すなわち、画像信
号の色調整を行なう。撮像素子17、信号処理回路21
の各回路の動作は、システムコントロール回路43によ
って統括的に制御される。
【0014】色調整が終了すると、撮影者は記録スイッ
チ55をオンする。すると、システムコントロール回路
43は、メモリ35から読出した画像信号を記録・再生
回路37に出力する。記録・再生回路37は、入力した
画像信号を記録媒体53に記録する。したがって、原稿
11の色調状態に最も忠実な画像信号が記録できる。こ
の記録フォーマットは任意であり、例えばパソコン用の
各種画像フォーマット、あるいはテレビ用のNTSC方
式の利用が可能であり、記録・再生回路37に、それら
に応じた変換回路を含ませる。
【0015】以上は原稿11を画像データとして記録媒
体53に記録する際の処理であるが、本実施例では、記
録媒体53に記録した画像データを記録・再生回路37
で読み出し、色調整回路33、メモリ35、ドライバ4
1を通してLCD19に表示して撮影画像と、スクリー
ン18に投映した直接像とを直接対比観察しながら色調
整を行なうこともできる。
【0016】『第2実施例』次に、本発明の第2の実施
例について、図3および図4を参照して説明する。な
お、図1、図2に示した実施例と同一の機能を有する部
材には同一の符号を付してある。この第2の実施例は、
投映用のスクリーンと撮像した画像信号の表示手段を単
一のLCD63で兼用したことに特徴がある。原稿11
で反射したまたは透過した原稿光束は、投映レンズ14
b、拡大結像レンズ16bにより、透過型のLCD63
に投映される。操作者20は、LCD63に結像された
直接像を、LCD63の上方から観察することができ
る。
【0017】投映レンズ14bとLCD63との間に
は、本体(図示せず)に固定された軸62を中心に、観
察位置と撮像/モニタ位置とに原稿光束を振り分けるた
めに回動移動可能な可動ミラー61が配設されている。
可動ミラー61は、直接像観察時においては、投映レン
ズ14b、拡大結像レンズ16b間の観察光路から退避
し、かつ撮像素子17を遮光する。撮像/モニタ時にお
いては、観察光路内に進出し、かつ投映レンズ14bか
ら射出された原稿光束を撮像素子17方向に反射して撮
像素子17の受光面上に結像させる。さらに、LCD6
3と拡大結像レンズ16bとの間には、LCD63の背
面を遮光するモニタ位置と同背面を開放する観察位置と
に移動可能なバックライト64を設けてある。バックラ
イト64はライトボックス12と同一構成であり、その
光源の色成分はいずれの照明装置も同一である。
【0018】可動ミラー61およびバックライト64
は、詳細は図示しないミラー・照明駆動機構66によ
り、可動ミラー61が直接像観察位置、撮像/モニタ位
置にあるときには、バックライト64が直接像観察位
置、モニタ位置に移動するように連係されている。この
ミラー・照明駆動機構67はモータ66により駆動され
るが、このモータ66は、システムコントロール回路4
3によりモータドライバ65を介して駆動制御される。
なお、直接像位置と撮像/モニタ位置との切り替え動作
は、操作者が任意に操作する操作スイッチ57により操
作される。
【0019】この画像読取装置の操作および動作は、次
の通りである。操作者20は、先ず、操作スイッチ57
を観察位置にしてLCD63に投映される原稿像を観察
する。この観察位置では、ミラー61およびバックライ
ト64が観察光路から退避するので、原稿11からの光
束がLCD63に結像され、直接像の観察が可能にな
る。
【0020】次に、操作者20は、操作スイッチ57を
撮像/モニタ位置に切り替える。この切り替えを受けた
システムコントローラ43は、モータドライバ65を介
してミラーモータ66を撮像/モニタ位置に駆動する。
このミラーモータ66の回動により、ミラー・照明駆動
機構66を介して、ミラー61が観察光路内の撮像/モ
ニタ位置に回動し、バックライト64がLCD63の背
面を覆う位置にスライドする。そして、システムコント
ロール回路43は、撮像素子17、信号処理回路21を
駆動して原稿11を撮像し、LCD63に表示する。操
作者20は、LCD63に表示された撮影像を、バック
ライト64によって照明された状態で観察する。そし
て、操作者20は、LCD63に表示された撮影画像を
見ながら色調整用ボリウム51を回動操作して色調整を
行なうことができる。
【0021】また、撮影者20は、操作スイッチ57を
切り替え操作し、直接像とモニタ撮影画像とを見比べな
がら、色調整を行なう。撮影者は、色調整を終了する
と、記録スイッチ55をオン操作して、LCD63に表
示されている撮影画像データを記録媒体53に記録す
る。
【0022】『第3の実施例』本発明の第3の実施例に
ついて、図6ないし図9を参照して説明する。図1ない
し図5に示した第1、第2の実施例と同様の機能を有す
る部材には同一の符号を付して説明を省略する。この第
3の実施例は、同一のスクリーン上に、原稿の直接像お
よび再生画像を交互に切り替え投映可能なことに特徴を
有する。
【0023】ライトボックス12または照明装置13に
より照明された原稿11の直接像が、投映レンズ14c
によりスクリーン18c上に形成される。投映レンズ1
4cとスクリーン18cとの間には、光軸0に対して4
5゜傾斜した第1セクタシャッタ71が配置されてい
る。投映レンズ14cから射出された原稿光束がこの第
1セクタシャッタ71で反射される方向に順番に、結像
レンズ73、結像光軸に対してシャッタ面が垂直に配置
された第2セクタシャッタ75および撮像素子17が配
置されている。
【0024】セクタシャッタ71、75は、図7に示す
ように、それぞれ中心角90゜の2枚のブレード部71
a、75aおよび2個の開口部71b、75bを備えて
いる。第1セクタシャッタ71のブレード部71aの両
面はミラー加工され、入射した光束を反射するミラーと
して作用する。一方、第2セクタシャッタ75は、ブレ
ード部75aの両面に反射防止加工または吸光加工が施
され、入射した光束を吸収する遮光板として作用する。
【0025】撮像素子17で撮像した原稿11の画像を
表示するCRT88が、第1セクタシャッタ71の裏側
の反射面に向けて配置されている。CRT88と第1セ
クタシャッタ71との間には、投映レンズ77が配設さ
れていて、CRT88から発せられた撮影画像の光束
は、投映レンズ77により、第1セクタシャッタ71で
反射してスクリーン18c上に結像する。操作者20
は、このスクリーン18c上に結像された撮影画像を観
察することができる。
【0026】上記セクタシャッタ71、75はそれぞ
れ、ミラーモータ72、76によって駆動される。ミラ
ーモータ72、76は、システムコントロール回路43
により、モータドライバ78を介して、90゜ステップ
で同期回転制御される。また、セクタシャッタ71、7
5は、第1セクタシャッタ71が観察光路O77を遮断し
ているときには第2セクタシャッタ75が撮像光路O73
を開放し(図7参照)、第1セクタシャッタ71が観察
光路O77を開放しているときには第2セクタシャッタ7
5が撮像光路O73を遮断(図8参照)するように構成し
てある。
【0027】第1のセクタシャッタ71は、その両面の
反射を利用して、原稿光束を撮像素子17に導く機能
と、CRT88の像をスクリーン18cに導く機能とを
有する。第2のセクタシャッタ75は、直接像がスクリ
ーン18cに投映される際に、撮像素子17を介してC
RT88から不要な光が射出されるのを防止する機能が
ある。なお、結像レンズ73および投映レンズ77は、
スクリーン18cへ投映されるCRT88の像と、同じ
くスクリーン18cに投映される直接像と、大きさ向
き、および位置が一致するように適宜設定されている。
【0028】この構成からなる第3の実施例は、次のよ
うに動作する。操作スイッチ57がオンされると、シス
テムコントロール回路43がモータドライバ78を介し
てモータ72、76の駆動を開始する。セクタシャッタ
71、75がそれぞれ撮像光路O73を開放、観察光路O
77を閉鎖した状態で、撮像素子17に結像された原稿像
を読み取って信号処理回路21により所定の処理を施
し、CRT88に表示する。CRT88に表示された撮
影画像は、投映レンズ77を通り、第1セクタシャッタ
71のブレード部71aでスクリーン18c方向に反射
され、スクリーン18cに投映される。つまり、この状
態において、操作者20は、撮像した撮影画像をスクリ
ーン18cを通して観察することができる。
【0029】そしてモータ72、76が90゜回転して
止まると、撮像光路O73が遮光され、観察光路O77が開
放される(図8参照)。つまり、スクリーン18c上に
は、投映レンズ14cにより原稿11の像が直接形成さ
れる。以上のように本実施例の画像読み取り装置は、同
一のスクリーン18c上に、原稿11の直接像および撮
影画像が交互に表示されるので、操作者20は、視線を
移動することなく、直接像と撮影画像とを比較しながら
手動で色調整を行なうことができる。
【0030】なお、モータ72、76は、可変所定速度
で間欠継続動作する構成でもよく、操作スイッチ57が
オンされる毎に90゜だけ回転する構成でもよい。ま
た、観察光路O77および撮像光路O73の開閉は、図示実
施例のセクタシャッタ71、75に限定されるものでは
なく、往復スライド式、あるいは図3、図4に示したリ
ターン式でもよい。また、図示実施例では平面的な原稿
11の撮像(読み取り)に関して説明したが、本実施例
の構成によれば、立体的な物体の撮像およびその色補正
も可能である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、請求項1
に記載の本発明によれば、電気的な信号に変換する前の
原稿像と変換後の原稿像とを近接位置において直接対比
観察しながら撮影画像の色補正が容易にできる。請求項
2に記載の発明は、電気的な信号に変換する前の原稿像
を投映するスクリーンを変換後の画像信号による画像を
表示する表示手段と共用し、そのスクリーンに交互に投
映および表示するので、同一画面上で原稿像および画像
を観察することができるので、微妙な相違まで容易に検
知することが可能である。さらに請求項4に記載の発明
は、原稿の直接像と撮像した撮影画像とを同一画面上に
交互に投映して観察することができるので、微妙な相違
まで容易に検知をすることが可能である。さらに請求項
6に記載の発明では、色調調整後の原稿に忠実な画像信
号の記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読み取り装置の第1の実施例の光
学系の要部構成図である。
【図2】同第1の実施例の制御系の要部を示すブロック
図である。
【図3】本発明の画像読み取り装置の第2の実施例の光
学系の要部構成図である。
【図4】本発明の画像読み取り装置の第2の実施例の光
学系の要部構成図である。
【図5】同第2の実施例の制御系の要部を示すブロック
図である。
【図6】本発明の画像読み取り装置の第3の実施例の光
学系の要部構成図である。
【図7】同第3の実施例のセクタシャッタの撮像時の動
作態様を示す正面図である。
【図8】同第3の実施例のセクタシャッタの動作態様を
示す正面図である。
【図9】同第3の実施例の制御系の要部を示すブロック
図である。
【符号の説明】
11 原稿 12 ライトボックス(透過原稿照明用) 14 投映レンズ 17 撮像素子 18 スクリーン 18c スクリーン 19 LCD 21 信号処理回路 43 システムコントロール回路 51 色調整用ボリウム 53 記録媒体 55 記録スイッチ 57 操作スイッチ 63 LCD 71 第1のセクタシャッタ 75 第2のセクタシャッタ 88 CRT
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/19 1/48 4226−5C H04N 1/46 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿で反射または原稿を透過した原稿光
    束を結像させる光学系と、 上記光学系の途中、または後方に設けた、上記原稿光束
    を分割する分割光学素子と、 上記分割された一方の原稿光束の結像位置に配置したス
    クリーンと、 上記分割された他方の原稿光束の結像位置に配置した撮
    像手段と、 この撮像手段により撮像された画像信号の色調調整を行
    なう色調調整手段と、 上記スクリーンに近接して配置した、上記色調調整され
    た画像信号による画像を表示するディスプレイ手段と、
    を備えたことを特徴とする色調調整装置。
  2. 【請求項2】 原稿で反射または原稿を透過した原稿光
    束を結像させる光学系と、 この光学系により投映される上記原稿光束の結像位置に
    配置した透過型の表示パネル手段と、 上記投映レンズと上記表示パネル手段との間に、該光路
    内に進退自在に配置され、該光路内に進出した撮像位置
    では上記原稿光束を上記表示パネル手段とは異なる方向
    に反射し、上記光路から退避した観察位置では上記原稿
    光束の上記表示パネル手段への投映を許容する反射手段
    と、 この反射手段を上記撮像位置と観察位置とに移動させる
    反射手段駆動手段と、 上記撮像位置にある上記反射手段で反射された上記原稿
    光束の結像位置に配置した撮像手段と、 この撮像手段で撮像された画像信号の色調調整を行なう
    色調調整手段と、 この色調調整された画像信号による画像を上記表示パネ
    ル手段により表示する信号処理手段と、を備えたことを
    特徴とする色調調整装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記表示パネル手段
    を背面から照明するバックライト手段であって、上記反
    射手段が上記撮像位置にあるときには上記表示パネル手
    段の背面に進出してこの表示パネル手段を背面から照明
    し、上記反射手段が上記観察位置にあるときには、上記
    表示パネル手段の背面から退避するバックライト手段、
    およびこのバックライト手段を移動させるバックライト
    移動手段とを備えたことを特徴とする色調調整装置。
  4. 【請求項4】 原稿で反射または原稿を透過した原稿光
    束を結像させる光学系と、 この光学系により上記原稿光束が結像される位置に配置
    した透過型のスクリーンと、 上記光学系と上記スクリーンとの間の光路内に進退自在
    に形成し、該光路内に進出した撮像位置では上記原稿光
    束を上記スクリーンとは異なる撮像方向に反射し、上記
    光路から退避した観察位置では上記原稿光束が上記スク
    リーンに投映される反射手段と、 上記撮像位置にある上記反射手段で反射された原稿光束
    が結像する位置に設けた撮像手段と、 上記反射手段と上記撮像手段との間の光路内に進退可能
    に形成され、該光路内の遮光位置と該光路外の開放位置
    とに移動可能な遮光手段と、 上記画像信号の色調調整を行なう色調調整手段と、 上記色調補正後の画像信号による画像を、上記光路外か
    ら上記スクリーンに投映する投映手段と、 上記投映手段から投映され、上記撮像位置にある上記反
    射手段により上記スクリーン方向に反射される画像光束
    を上記スクリーンに結像させる結像レンズと、 上記反射手段および上記遮光手段を同期駆動する駆動手
    段と、を備えたことを特徴とする色調調整装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記反射手段は、両
    面がミラーである第1のセクタシャッタであり、上記遮
    光手段は上記反射手段側の面に反射防止または光吸収加
    工が施されている第2のセクタシャッタであり、これら
    のセクタシャッタが上記駆動手段により同期駆動される
    ことを特徴とする色調調整装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記第1、第2のセ
    クタシャッタは回転自在な円板状のシャッタである色調
    調整装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、上記色調調整手段により色調調整された画像信号を
    記録する記録手段を備えていることを特徴とする色調調
    整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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