JPS63172566A - 画像読み取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕　　　　　　゛ この発明は、画像読み取り装置、特に、画像読み取り手
段としてＣＣＤなどの固体撮像素子のイメージセンサを
用いた画像読み取り装置に関するものである。

ｒ従来の技術〕 この種の画像読み取り装置として第２図に示すものが知
られている。第４図はイメージセンサである一次元アレ
イイメージセンサを利用したものの概略構成例を示すも
ので、Ｆはマイクロフィルム（ロールフィルム、フィッ
シュフィルム、またはストリップフィルム）、ｆはその
フィルムに撮影記録されている個々のコマ画像、１はフ
ィルムコマ照明用のランプ、２はコンデンサレンズ、３
はコマ画像ｆをイメージセンサの受光範囲領域面に結像
させる結像レンズ、しはその光軸、４は長手ｘ−Ｘ方向
を主走査方向とし、また、それと直角のＹ−Ｙ方向を副
走査方向として不図示の駆動機構により副走査移動され
る横長の一次元アレイイメージセンサ、５はセンサ４の
主走査長と副走査移動長で画定される受光範囲領域面で
ある。

マイクロフィルムＦの読み取り処理すべきコマ画像ｆを
フィルムコマ照明位置にセットする。照明位置のフィル
ムコマ画像ｆは照明ランプ１の照明を受け、その照明°
光のフィルム透過光、すなわちフィルムのコマ画像ｆが
結像レンズ３によりセンサ４の受光範囲領域面５内に結
像される。そしてその結像画像ｆ′がセンサ４の長手方
向ｘ−ｘの電気的主走査と機械的な副走査移動Ｙ−Ｙに
より大側から地側へ順次に読み取り処理され、センサ４
から読み取り信号たる時系列電気画素信号が出力される
。

その出力信号は、プリンタ機構、ファクシミリ受イ８装
置、ディスプレイ装置などの不図示の画像再生装置、画
像表示装置、あるいは、レコーディング装置などへ入力
されて、読み取り画像に対応した画像の再生・表示・記
憶などがなされる。なお、定置固定の一次元アレイイメ
ージセンサに対して被読み取り画像を移動させて画像の
副走査を行なうものもある。

二次元アレイイメージセンサを利用した場合は、そのセ
ンサの二次元受光範囲領域面内に被読み取り画像の像が
結像投影され、該センサ自体の電気的な主走査・副走査
機能により結像画像の読み取り処理がなされ、同じく画
像読み取り信号としての時系列電気画素信号が出力され
る。

（発明が解決しようとする問題点） 前記説明したような従来方式の画像読み取り装置を用い
て、２つのマイクロフィルムのコマ画像を合成して出力
しようとする場合、まず、第１のマイクロフィルムのコ
マ画像をイメージセンサで読み取り、その読み取り信号
たる時系列電気画素信号を順次ページメモリに記憶させ
る。然るのちに、第２のマイクロフィルムのコマ画像を
イメージセンサで読み取りその読み取り信号を、第１の
マイクロフィルムのコマ画像の読み取り信号を記憶した
該ページメモリに、追加記憶させる。

以上の動作で該ページメモリには、第１のマイクロフィ
ルムのコマ画像と、第２のマイクロフィルムのコマ画像
の合成画像としての画素信号が記憶されたことになり該
ページメモリ内容が、プリンタ機構・ファクシミリ受信
装置・ディスプレイ装置などの不図示の画像再生装置あ
るいは、レコーディング装置などへ入力されて、読み取
り画像に対応した画像の再生表示・記憶などがなされる
。

しかしながら、前記方法によれば第１のマイクロフィル
ムのコマ画像の読み取り動作と第２のマイクロフィルム
のコマ画像の読み取り動作を同時に行なうことができな
いため（１）読み取り時間が長くなってしまう。また、
（２）１コマ画像分のページメモリが必要となり大巾な
コストアップとなるなどの問題点があった。

この発明は上記（１）、（２）のような問題点を解決し
た画像読取装置を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、メージセンサの受光範囲領域面に゛投影結
像系により被読み取り画像の像を結像させ、その結像画
像を該センサにより主走査・副走査して読み取り信号と
しての時系列電気画素信号を出力する方式の画像読み取
り装置において、第１の投影結像系と、第２の投影結像
系を設は前記イメージセンサの受光範囲領域面に同時に
投影することにより前記の目的を達成しようとするもの
である。

〔作用〕

この発明は第１の投影結像系と、第２の投影結像系を設
はイメージセンサの受光箱面領域面に同時に投影するこ
とにより、コマ画像の読み取り動作が１回で終了し、ま
た、コマ画像の読み取り信号たる時系列電気画素信号を
ページメモリを介さずに出力信号として順次、プリンタ
機構・ファクシミリ受信装置・ディスプレイ装置などの
不図示の画像再生装置あるいはレコーディング装置など
へ人力することができ、前記（１）〜（２）の問題点は
解消される。

（実施例〕 以下にこの発明の一実施例を第１図ないし第２図に基づ
いて説明する。

図において６は、第１の結像光学系、７は第２の結像光
学系を示す。

Ｆ、、Ｆ２はマイクロフィルム（ロールフィルム、フィ
ッシュフィルムまたはストリップフィルム）、ｆ、、第
２はＦ、、Ｆ２各フィルムに撮影記録されている個々の
コマ画像、８．９はフィルムコマ照明用のランプ、１０
．１１はコンデンサレンズ、１２はコマ画像ｆ１を後出
のイメージセンサの受光範囲面に結像させる結像レンズ
、Ｌｌはその光軸、１３は、コマ画像ｆ２をミラー１４
およびハーフミラ−１５を介してイメージセンサの受光
範囲面に結像させる結像レンズ、Ｌ２はその先軸、！６
はコマ画像ｆ、、ｆ、を投影させる透過式モニタスクリ
ーン、１７はスクリーン１６に画像を結像させるモニタ
用アダプタレンズ。

１８は長手Ｘ−Ｘ方向を主走査方向とし、また、それと
直角のＹ−Ｙ方向を、副走査方向として不図示の駆動機
構により副走査移動されるＣＯＤイメージセンサの如き
、横長のイメージセンサである一次元アレイイメージセ
ンサ、１９はこのイメージセンサ１８の生走査長と副走
査移動長で画定される受光範囲領域面である。

２０はハーフミラ−１５を介して投影されるコマ画像ｆ
ｌ＋ｆ２をモニタスクリーン１６に投影させる切り換え
ミラーで、コマ画像読み取り時には、軸ｚ−２を中心と
して２０゜の位置に回動し、コマ画像ｆ、、ｆ２を受光
範囲領域面１９に投影させる。なお、画像合成をせずに
マイクロフィルムの唯一のコマ画像の読み取りをなす場
合には、第１の結像光学系のみを動作させる。

第３図は第１図示の装置の動作制御を行う制御回路の構
成を示すもので、２６は周知のワンチップマイクロコン
ピュータからなる制御部ｃｐｕ。

２４は読み取りモードを指示するモードスイッチ、２５
は読み取り開始を指示する画像読み取り開始釦、８，９
は前述のランプ、１８は航速のイメージセンサ、２２は
イメージセンサ１８を副走査移動するモータ、２３は切
り換えミラー２０の位置を切り換えるモータである。

ここで、操作者が、所望のマイクロフィルムＦ、、Ｆ２
のコマ画像ｆ、、ｆ、を、第１の結像光学系、第２の結
像光学系、おのおののコマ画像照明位置にセットし、モ
ードスイッチ２４により　　　　　゛画像の合成モード
が指定されると（ステップ１）、ランプ８．９が点灯せ
しめられ、それによって照明されたコマ画像ｆ、、ｆ２
が、ハーフミラ−１５，切り換えミラー２０およびアダ
プタレンズ１７を介して、モニタスクリーン１６に投影
される。（ステップ２）。

この状態で操作者はモニタスクリーンに投影されたコマ
画像ｆ＋、ｆｔの合成画像を観察し、コマ画像ｆ、、ｆ
２の確認および位置調整及びピント合せを行なう。位置
調整は照明位置にセットされたフィルムＦ、、Ｆ２を移
動することにより行なう。

つぎに、操作者が画像読み取り開始釦２５を押すと（ス
テップ４）、ミラーそ一夕２３により切り替えミラー２
０が、軸ｚ−Ｚを支点として２０　ｏの位置に回動しく
ステップ５）、ハーフミラ−１５を介した、ｆ、、ｆ、
の合成されたコマ画像がイメージセンサ１８の受光範囲
領域面１９に結像ｆ′される。そしてイメージセンサ１
８゜副走査モータ２２を動作することによりその結像画
像ｆ′が、イメージセンサ１８の長手方向Ｘ−Ｘの電気
的主走査と機械的な副走査移動Ｙ−Ｙにより矢印２１の
方向に順次読み取り処理され（ステップ６）、イメージ
センサ１８から読み取り信号たる時系列電気画素信号が
出力される（ステップ７）。以上で一連の動作を終了す
る。

この発明の一実施例によれば、投影結像系を第１の投影
結像系６と、第２の光学投影結像系７の２系統設け、−
次元イメージセンサ１８の受光範囲領域面に同時に投影
結像させたことにより、第１のマイクロフィルムのコマ
画像の読み取り動作と、第２のマイクロフィルムのコマ
画像の読み取り動作を同時にできるため、読み取り時間
を短かくでき、また、第１のマイクロフィルムのコマ画
像と、第２のマイクロフィルムのコマ画像の相対位置が
モニタスクリーン１６などで、あらかじめ観察すること
ができるので、コマ画像の位置合わせが容易となり、さ
らに、１コマ画像分のページメモリを必要としないので
コストを大巾に下げられるなどの効果がある。

〔他の実施例〕

この発明の一実施例では、−次元アレイイメージセンサ
を副走査方向に移動させて画像の副走査を行なっている
が、被読取り画像を移動させて画像の副走査を行なって
も同様の効果を得ることができる。

また、二次元アレイイメージセンサを利用した場合は、
該センサ自体の電気的な、主走査・副走査機能により同
様の効果を得ることができることはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以−Ｆ説明してきたように、この発明によれば、投影結
像系を第１投影結像系と第２投影結像系の２系統設け、
イメージセンサの受光範囲領域面に同時に投影結像させ
たことにより、コマ画像の読み取り時間を短かくでき、
コストを大巾に下げることが可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の位置実施例の概要を示す斜視図、
第２図は、同動作フロー図、ｖ１３図は同制御回路構成
図、第４図は従来装置の構成例を示す斜視図である。 図中、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. イメージセンサの受光範囲領域面に投影結像系により被
   読み取り画像の像を結像させ、その結像画像を該センサ
   により主走査・副走査して読み取り信号としての時系列
   電気画素信号を出力する方式の画像読み取り装置におい
   て、前記投影結像系を、第１投影結像系と第２投影結像
   系の２系統設け、前記イメージセンサの受光範囲領域面
   に同時に投影結像させることを特徴とする画像読み取り
   装置。