JPH07507289A - 抗炎症剤 - Google Patents

抗炎症剤

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JPH07507289A
JPH07507289A JP6500281A JP50028194A JPH07507289A JP H07507289 A JPH07507289 A JP H07507289A JP 6500281 A JP6500281 A JP 6500281A JP 50028194 A JP50028194 A JP 50028194A JP H07507289 A JPH07507289 A JP H07507289A
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モリス、クリストファー・ジョン
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗炎症剤に関する。炎症は外因性および内因性の両方の要因により生じ る広い範囲の不調に連合している。例えば、皮膚炎症は病気もしくは傷による様 々な条件下で発生する。池には内部炎症を引き起こす場合もある。例えば関節炎 に犯された関節内部に発生する炎症や大腸炎のごとき状況下に発生する腸の炎症 である。炎症はまた、アテローム性動脈硬化症、糖尿病および他の内分泌系疾患 にも関与していると推測されている。
2次的炎症に関与する2次的不調を引き起こす重篤な疾患のひとつに血友病があ る。血友病には2つの型が知られているが、その両方がX−関連劣性の出血性疾 患であり、臨床的にはその症状からは区別がつかない。より一般的な型はA型血 友病であり、これは血中より血液凝固因子1’IIIが正常機能レベル以下に減 少することに起因する、一方B型血友病は血液凝固因子TXが正常機能レベルか ら減少することが原因である。血友病患者、関節および筋肉内への出血があるた め、通常進行性関節炎および筋骨格性疾患に見舞われている。血友病患者の生活 様式を調整して関節をダメージから保護する多(の努力が日常的に払われている 。この疾患の1次的症状である関節出血発作の急性相に対する処置としては、凝 固因子VIIIの静脈内投与、安静および1または数回のオピエート系鎮痛剤の 投与を行う。鎮痛剤の単独投与は、さらに急性出血発作が続く可能性のある関節 症部位の皮下に行う。非ステロイド系抗炎症薬はほとんど用いられず、用いる場 合には進行した関節障害が生じた場合の、慢性関節症の痛みの制御のためにのみ 用いられる。これらの薬は一般には急性および亜急性の段階では用いられない。
このような背景に対し、驚くべきことに、第VIII因子は従来公知の血液凝固 機能ど独立して抗炎症にも有用であるこということが発見された。
すなわち、本発明は炎症の緩和のために非血友病のヒト体内へ導入する医薬組成 物の処方において第VIII因子を用いることに関する。
ある環境下においては、第VIII因子を静脈内投与により導入することが必要 であるが、第VIII因子の局所投与、例えば外用(topical)または皮 肉投与もまた炎症を緩和するのに効果的であることがさらに発見された。
従って、本発明の他の目的は、炎症の緩和のための局所投与に用いる、第VHI 因子を適当な担体と共に含有する医薬組成物を提供することにある。
局所投与として好ましくは炎症部位もしくはその近辺の部位へ外用または皮肉投 与による。
投与する用量はもちろん治療対象となる症状の重篤度によって、および投与の方 法によって広く異なる。はとんどの適応に対して、1から4000国際単位の第 VIII因子、好ましくは100から1500国際単位の第VIH因子の範囲を 含有する単位用量製剤が用いられる。もちろん、実際に投与される量は患者の体 重に依存し、好ましくは体重1キログラムあたり1から50国際単位の量を投与 する。
担体は、患者へ第VIII因子を導入する方法に依存する。すなわち、静脈内投 与を行う場合には、担体としては生理塩水が便利である。皮肉投与の場合もまた 生理塩水が最も好ましいことが示されるであろう。しかしながら、外用投与の場 合には、経皮浸透促進剤を担体に含んでいるのが好ましい。ヒトの皮膚を通して の薬物輸送についてはバリーにより、モレキュラー・アスペクッ・メディンン、 12.1991.195〜241に総説が書かれている。好ましい促進剤として は化学的に広く多様なものが挙げられる一溶媒(水、アルコール、ジメチルスル ホキシド、ジメチルホルムアミドとジメチルアセトアミド、ピロロリドン、プロ ピレングリコールなど)、アゾン(人zone)およびその誘導体、界面活性剤 (アニオン性、カチオン性および非イオン性)、脂肪酸とアルコール、テルペン とその誘導体、アルキルスルホキシド、ホスフィンオキシドと糖エステルおよび 尿素およびその長鎖アナログ、N、N−ツメチル−m−トルアミド、カルシウム トリグリコレートとコリン抑制剤のごとき種々雑多な物質である。様々な経皮性 薬物分配系が開発され、そして本発明に応用可能である一例としてラナドがジャ ーナル・オブ・クリニカル・ファーマコロジー(J、Cl1n、Pharmac ol)、、 31. 1991.401〜408に記載した系を参照のこと。
他の薬学的に受け入れ可能な添加剤を、治療しようとする症状および投与の方法 に応じて処方内へ含有させてもよく、例えばヒト血清アルブミン、マンニトール およびヒスチジンなどが挙げられる。
本発明の組成物に用いる第VITI因子は好ましくはヒト第VIII因子であり 、現在市販されている様々な純度のものが用い得る。市販の第VIII因子は後 述の実施例で示すように、それぞれ異なる抗炎症活性を示す。現在市販されてい る第VIII因子は一般に血液から単離されたものであるが、リコンビナントD NA技術によって製造された第VIII因子もしくは第VIII因子から単離さ れたその構成ペプチドもまた同様に好適に用い得る。
本発明の医薬組成物は広く様々な炎症症状を治療するのに用い得る。かかる症状 としては、皮膚および粘膜にみられる早期急性炎症、またはしばしば関節および 歯根膜を障害する(とりわけリューマチ性関節炎および歯根膜炎において)より 長期の炎症を含む。や1プど、敗血症/ヨックを含む生命をおびやかす、急性お よび慢性の両方の炎症症状もまた含まれる。大腸炎のごとき特定の粘膜の炎症性 疾患の治療に用いるためには、適当なビヒクルと共に例えばペッサリーもしくは 座薬の剤形で用いれば良く、または炎症を伴うアテローム性動脈硬化症の治療に おいてもそうである。実際、第VIII因子は外部、内部または粘膜性のいずれ においても一次および二次炎症症状の両方に用い得ることが明らかとなった。
本発明を図1から10を参考にしながらさらに詳細に説明する。図1から4にお いて、←−−日の記号は、実施例において認められた最も大きな標準偏差を示す 。図5から10の −Hの記号は各群の標準偏差を示す。
本実施例で評価した第VIII因子は、凍結乾燥した第VIII因子(熱処理  8Y250−バイオ・プロダクツ・ラボラトリ−(イギリス国ハーツ)より購入 )である。A群(コントロール)およびB群としてそれぞれ6匹のオスのラット (ウィスター、アルピノ、体重180〜200 g)を用いて以下の実験を行っ た。
A群。ラットは0.1mlの6%(W/V)ナトリウムベンドパルビトン(すガ タル(Sagatal)、メイ&ベーカー、(イギリス国エセックス)より購入 )を滅菌ンリンジおよび投薬用針(サイズ25G)を用いて腹腔内(i、p、) 投与して、麻酔した。麻酔が効いた後、ラットのペニスの静脈を露出させ、0. 1mlの滅菌生理塩水を投与した。生理塩水のiv投与の直後にラット左足の足 蹟部の皮下へ0.1ml (1,5%w/v)のカラゲニンの生理塩水溶液を注 射した。(使用前、および0.15 gのカラゲニンを10m1の生理塩水に溶 解させた溶液として調製した後、カラゲニン溶液はインキュベーター(60℃) 内に4〜5時間置き、その後100℃で35分およびオートクレーブにて滅菌し た)。
B群。A群と同様、ラットをセガタルにて麻酔し、その後第VIII因子を用量 が15U/kg、7.5U/kgおよび3.75U/kgとなるように分配した 滅菌生理塩水溶液0.1mlをペニス静脈から投与した。ここでUは抗血友病性 活性の1国際車位を示し、これは1n11の正常ヒト血清に存在する抗血友病因 子の量と等しい。第VIII因子の投与の直後、ラット左足足跡部分に0.1m lのカラゲニン溶液を皮下投与した。
生理塩水および第VHI因子のlv、投与を始めた時間を記録した。カラゲニン 誘導の後、足置表面上のits部とけずめの中央点において足周囲長を1時間毎 に5から6時間の量測定した。
各測定時において各群の平均値と標準偏差を計算し、データをツインのスチュー デント1試験に供し、統計的有意性を計算した。
結果を図1に示す。
図1から15U/kgの第VIII因子をペニス静脈よりカラゲニン足浮腫誘導 の直前に投与すると、2〜3時間においては生理塩水投与群と比較して有意(p <0005からp<0.001)に足の腫れが抑制された。この抑制効果は4時 間後には減少した。低濃度の第VIII因子では有意差の低い活性を示した。
実施例2 カラゲニン誘導足浮腫における1 v導入した第VIII因子の抗炎症効果実施 例1を第VIII因子のソースを変えて(本質的にはツイン・ウィルブランド因 子(Von fillebrand’ s Factor)を含まない第VII I因子を用いた)再度行った。
すなわち、第VIII因子:モノクレー) −P (Monoclate−P) 、アモール・ファーマンユウティカルズ社、(イギリス)より購入したものを用 いた。このモノクレー1−−Pはヘパリン化した滅菌生理塩水溶液として用いた 。市販の製剤にはさらに2%のアルブミン、 0.8%のマンニトールおよび1.2mMのヒスチジンの混合物が含まれている ため、この混合物についても上記実験モデルにて試験した。第nII因子を5. 50/ラツトの用量で投与する以外は、実施例1に概略を示した方法で試験を行 った。
第VIII因子についての結果を図2に、および図3には0.1mlのアルブミ ン/マンニトール/ヒスチジン混合物を投与した場合の結果を示す。
図2及び図3より、カラゲニン足浮腫誘導の直前に第VHI因子をペニスの静脈 から投与すると、2時間と4時間の間、生理塩水を投与したコントロール群に比 べて足の腫れの有意な(p<0.05からp<0.01)抑制が認められた。抑 制効果は4時間後には減少をしはじめた。アルブミン/マンニトール/ヒスチジ ン混合物も足の腫れを抑制したが、これは有意ではなかった。
実施例3 カラゲニン誘導足浮腫におけるi、■導入した第VIrI因子の抗炎症効果−用 量応答性 実施例1に記載した第VIII因子のソースと実施例1に記載した方法を用い、 各群のラットニI Q QUk g−1,50Ukg−’および10Ukg−’ (7)第VIII因子ヲiv、投与した。コントロール群には、滅菌水またはヘ パリン(0,2010,1m1)の滅菌水溶液のいずれかを1.■投与した。
結果を図4に示した。
カラゲニン誘導の直前にペニス静脈から第VIII因子をラットへの投与すると 炎症の程度を顕著に抑制することが認められる。第VIII活性の最初の兆候は 1000kg”投与の場合に2時間で認められ、その時点で最も大きな抑制を示 す(p<0.01)。これに対して、500kg−’の第VIII因子投与群で は3時間において100および10Ukg−’投与群(p<0.01)と比べる と、より強い抗炎症作用(p<0.001)を示した。4時間においては、第V III因子の効果は、応答が低下した10Ukg”の第VIII因子投与群を除 き、3時間で認められたものと同程度であった。50および100U100Uの 第VIII因子の効果(pro。
05)は5時間で減少したが、10Uk+r’投与群は5時間の時点で活性を示 さなかった。
この急性炎症モデルにおいて、ヘパリンの投与によってはいかなる有意な効果も 示さなかった。
実施例1から3で用いたカラゲニン誘導足浮腫モデルとは別のモデルを使用した 。この別のモデル、グルコース−オキシダーゼ−ポリエチレングリコール(GO −PEG)モデルは急性炎症応答(H2O2により開始する)のモデルであり、 グルコースオキシダーゼ酵素、および酸素ラジカルスカベンジャーのカタラーゼ とスーパーオキシド・ンスムターゼ(SOD)の保護作用による、おそらく02 ゛によって引き起こされる。この応答はGo投与の24時間と48時間後におけ る鉄デキストランのi、v、投与によって増幅される。このモデルは浮腫を測定 して臨床的に評価される血管成分と炎症性細胞の浸潤からなる細胞成分からなる 。
第VIII因子のソースとしては実施例1で用いたものを用いた。ラット(AS B。
CおよびD群につき6匹)はオス、ウィスター、アルピノ、体重200〜250 gである。方法を以下に示す A群。ラットをサカタル(30mgkg−11滅菌ンリンジと投与用針(サイズ 25G)を用いた)腹腔内投与にて麻酔した。無感覚となった後、ラットの毛を 剃り、2カ所の皮肉に64μgG〇−PEG (グルコースオキシダーゼPE6 はングマ・ケミカル社(イギリス国ドーセット)より購入)を含有する滅菌生理 塩水0.1mlを皮肉(i、d、)投与した。一方の部位はA群として、陽性コ ントロールとしてそのままにした。
B群。もう一方の部位に2.47Ukg−1の第VIII因子をGO−PEGと 共に生理塩水溶液として投与した。
0群。この群の6匹のラットをサガタルで麻酔し、2カ所に0.1mlの生理塩 水に溶解した64μgのGo−PEGをi、 d、投与した。一方の部位には9 ゜43Uの第VIII因子を0.1mlオイルビヒクルに溶かしたものを外用投 与して0群とした。
D群。もう一方の部位に4.93Uの第VIII因子を0.1mlの生理塩水ビ ヒクルに溶かしたものを外用的に投与した。
投与開始時間を記録した。炎症の誘導の後、炎症インデックス(mm)を、キャ リパ−を用いて浮腫反応の直径を2.4.6.24及び48時間後に測定して評 価した。標準偏差を実施例1に記載のごとく計算した。
結果を図5に示す。
Go−PEG誘導炎症は投与後6時間で最大となるが少なくとも48時間は持続 する。図5に示したように、第VIII因子のi、d、投与は、投与後1 (p <0.01)、2(p<10001) 、4 (p<0.01)および6 (p <0.025)時間において有意な炎症の抑制を示した。
第VIII因子の生理塩水溶液の外用投与はわずかであるが有意な抑制を、投与 後2 (p<0.001)および4 (p<0.05)時間に示した。一方、オ イルを基剤とした溶液の場合には投与後2時間において炎症を有意に減少させた (pro。
陵内投与および浸透性を強化して外用投与した第VIII因子の抗炎症効果ラッ トの各群に以下の用量を投与する以外は実施例4に説明した方法にて実験を行っ た。浸透促進剤としてはジメチルスルホキシド(DMSO,シグマケミカル社よ り購入)およびプロピレングリコール(PG、シグマケミカル社より購入)を用 いた。
へ虱−ランプロサクラル(lumbrosacral)領域の3カ所の刺毛部位 へ64μgのGo−PEGを01mlの生理塩水に溶解したものの陵内投与。各 部位にはそれぞれ24.7U(約100100U’)、12.35tJ(約50 Ukg−りまたは2.47U(約IQUkg−’)の第VIII因子をGO−P EGと共に陵内投与した。
1:36.05U(約150Ukg−’)または24.7U(約1000kg伺 )のいずれか量の第VIII因子を75%DMSO0,1mlに溶解したものを 外用投与した。残りの部位へDMSO単独を外用投与した。
旦見立2カ所の刺毛部位へ64μgのGo−PEGの陵内投与。これらの部位に は12.35U(約50Ukg−’)または2.47U(約10Ukg−1)( 7)第nlI因子を0.1mlの75%DMSOへ溶解したものを外用投与した 。その他の1の部位にはDMSO単独で外用投与した。
DL3カ所の刺毛部位へ64μgのGo−PEGの陵内投与。これらの部位1: 36.05U(約150Ukg−’)または24.7U(約100100Uりの 第VIII因子を0.1mlのPGに溶解したものを外用投与した。残りの部位 にはPG単独で外用投与した。
旦群二2カ所の刺毛部位64μgのGo−PEGを陵内投与した。これらの部位 1:12.35U(約50Ukg−りまたは2.47U(約10Uk g−’)  (7)第viII因子を0.1mlのPGに溶解したものを外用投与した。他 の1の部位にはPG単独で外用投与した。
すべての第VIII因子溶液は投与の直前に調製した。
A群の結果を図6に、B群と6群の結果を図7に、およびD群とE群の結果を図 8に示す。
Go−PEG−誘導炎症は投与後6時間で最大となるまで増加するが、少なくと も48時間は持続する。図6に示すように、第VIII因子の1d、投与は投与 後2.4.6時間および48時間において炎症を有意に抑制する。
第VI11因子DMSO溶液の外用投与は、投与後2(150,50およびl0 UkF’) 、4 (全用量)、6 (100および50Ukg−’)および4 8 (150,100および10Ukg”)時間において有意な抑制を示した( 図7)。第VIII因子のPG溶液の外用投与は、投与後2 (50Ukg−1 のみ)、4 (150,100および10Ukg−’) 、6 (150、コ、 00および50Ukg′□I)および48 (100および10Ukg−’)に おいて有意な抑制を示した(図8)。しかしながら、外用投与のビヒクルである DMSOもまた誘導後4および6時間において有意に炎症を抑制し、もう一つの ビヒクルであるPGも6時間では抑制作用を示した(図6及び7)。DMSO, PG、第VIII因子の外用投与および第VIII因子の陵内投与は正常皮膚に 対してはいかなる不利益な影響をも及ぼさなかった。
驚くべきことに、外用および陵内投与の両方で、1回のみの投与により48時間 後の遅延抑制が認められた。
本実施例で用いる第VIII因子の試料は以下の通りである:モノクレートP  −アモール・ファーマンユーティカルズ社より販売8−8M−1000−バイオ ・プロダクツ・ラボラトリ−より購入。この市販の製剤はモノクローナル抗体へ のアフィニティーにより精製し、その後L−ヒスチジン、ポリエチレングリコー ル、塩化カルシウム、塩化ナトリウムおよびヒトアルブミンを添加して調製した ものである。
高度精製筒VIII因子−8−9M−1000を陰イオン交換クロマトグラフィ ーにてさらに精製して得た。
実施例1に概説した手法に従い、ウィスター、アルピノ、ラット(190〜20 0g)を以下の8群(各群6匹)へランダム化して群分けして用いた。B群から H群までは静脈内投与によって投与した(ペニス静脈より、100μl)。
A群、全(のコントロール(カラゲニン投与のみ、非処置)B群二滅菌生理塩水 6群:バッフy−A(50mMトリス、0.64M NaC1,5mM CaC l2.0゜1%ツイン20、pH7,0) D群:モノクレート−P (50Ukg−’)E群 モノクレート−P (25 Ukr’)F群 高度精製筒VIII因子(50Ukg 1)G群、高度精製筒 VIII因子(25Ukg−1)H群: 8−5M −1000(25Uk g ”)結果を図9及び10に示した。
第VIII因子はバルク原体の形態であっても高度精製のものであっても抗炎症 効果をp<o、osおよびp<o、oルベルで示した(P値はA群と比較したも のである)o 8−3M−1000(25Ukg−1)およヒ高度精製111r VIII因子(50Ukg”)では抑制が1から4時間であった。
モノクレー)−P25Ukg−’および50Ukg−’においては、抗炎症は2 から4時間の間に認められた。低用量高度精製箱VIII因子(25Ukg一つ がチャレンジの後3および4時間において抑制作用を示した。
どの時間においても第VIII因子の処方間における有意な差は認められなかっ た。
滅菌生理塩水は抗炎症作用をいずれの点においても示さなかったが、バッファ= Aはいくぶんかの抗炎症作用(有意ではない)を1及び2時間において示したが 、その後の時点では示さなかった。
時間(時間) チP < 0.05 時間(時間) 口 生理塩水 旧 因子 (5,5U/ラツト)+ P < 0.05 時間(時間) 口 生理塩水 δ 混合物 時間(時間) 口 滅菌水 ’a ;4’4” +100U/に9+ p ”パリ2口曜’ ( Sou/kg1口群” (10U/kgl+++ P < 0.001 (1」」山)と6f−!−lン乃等 (UJI月) t 6 l、+l>Bat。
(tutu) Y:6 l+/:)乃¥(uJ山) −,16l≠メン工1必 (wIiJ)否間晴舌 (IIJLLI)否開請書 フロントページの続き (72)発明者 モリス、クリストファー・ジョンイギリス国ウェスト・ミッド ランズ、ビーフ3・5エルニー、サトン・コールフィールド、ステーション・ロ ード107番 (72)発明者 ウィリアムス、リチャード・バーソロミュイギリス国ヒヤフォ ード、エイチアールト2ティーニー、チャートウェル・ロード21番 (72)発明者 ウィンヤード、ポール・グラハムイギリス国ミドルセックス、 イーエヌト1ピーディー、エンフィールド、クロス・ロード5番

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.炎症の緩和のために非血友病ヒト体内へ導入する医薬組成物の処方における 、第VIII因子の使用。
  2. 2.第VIIIH因子およびこれに適合する担体を含有する、炎症の緩和のため 局所へ投与する医薬組成物。
  3. 3.皮内投与のためのものである第2項記載の組成物。
  4. 4.外用投与のためのものである第2項記載の組成物。
  5. 5.担体が生理塩水および任意に1または複数の充填剤および/または安定化剤 を含有する第2から4項いずれかに記載の組成物。
  6. 6.担体が経皮浸透促進剤を含有する第4項記載の組成物。
  7. 7.各剤型において、1から4000国際単位の第VIII因子を含有する単位 用量製剤とした第2から6項いずれかに記載の組成物。
JP6500281A 1992-06-01 1993-05-14 抗炎症剤 Pending JPH07507289A (ja)

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