JPH07507100A - グリセリド油中の汚染物を減少する為の組成物及び方法 - Google Patents

グリセリド油中の汚染物を減少する為の組成物及び方法

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JPH07507100A JP6521217A JP52121794A JPH07507100A JP H07507100 A JPH07507100 A JP H07507100A JP 6521217 A JP6521217 A JP 6521217A JP 52121794 A JP52121794 A JP 52121794A JP H07507100 A JPH07507100 A JP H07507100A
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カネッサ,カルロス イー.
シーボルド,ジェッド シー.
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ピー キュー コーポレーション
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    • C11BPRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C11B3/10Refining fats or fatty oils by adsorption

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 グリセリド油中の汚染物を減少する為の組成物及び方法 発明の分野 本発明は、主として遊離脂肪酸(FFA)である汚染物を除去する為に食用グリ セリド油を処理する為の組成物と方法に関する。この組成物と方法は使用済みの 油を若返らせる為又は粗製の食用グリセリド油を精製する為のいずれかに応用す ることが出来る。
発明の背景 食用グリセリド油は、種々のそれらの製造及び使用段階に於て、異なる量の非グ リセリト不純物を含有する。
粗製食用油を精製することに於て、これらの不純物は精製工程を通して除去され なければならない、使用済みのグリセリド油においては、これらの不純物は油が 使用されるにしたがって蓄積し、もし除去されれば油の使用可能な寿命を増加さ せるであろう。精製プロセスにおいて、これらの不純物は、最終製品を造る為に 用いられる種々の工程段階における油の応答する方法及び最終製品の油の収率の 両方に影響を与^る。v!用済みの油の再刊用においては、不純物の増加は油を 劣化させ、これがその風味と保存寿命に悪杉響を与え、食品によって吸収される その能力を増加し得る。従って、不純物が生しる油の生産及び使用のとんな段階 においても、これらの不純物を可能な限り除去することが望まれる。
表1 表1は$11!工程によって除去できる粗製グリセリド油に盆暮される不純物の 幾つかを示している。精製工程において、油は第一の段階で苛性ソーダで処理さ れる。苛性ソーダは石鹸の固まった沈殿を形成しこれが沈殿物として沈降する。
■製油又は粗製脱ガム油に対しアルカリ1?7 Mを添加すると化学反応と物理 的な変化を生じる。アルカリは油中の遊離脂肪酸と化合し石鹸を形成する。ホス ファチドとガムはアルカリを吸収しモして水和又は分解を通して凝集する0着色 物質の多くは分解されガムによって吸収されるか、又はアルカリによって水溶性 とされる。不溶物質は他の凝集物質と同伴される。石鹸−油、昆合物は次に約1 60〜+80@F(75〜82℃)に加熱され、遠心に送られ、それを通して軽 質及び重質の密度層に分離される、軽質の層は痕跡量の水分と石鹸を含んでいる 主として精製された油から成る0重質の層は、主として石鹸、不溶重賞、遊離の 苛性ソーダ、ホスファチド類及び5〜92の中性油である。
IW製された油(軽質1)は遠心分離から排出され190°F(88℃)に加熱 されて200’F(93℃)に加熱された軟質水と71合される。水−油混合物 は、油から水へ石鹸を最大限移動させる為に、油相と水相の間の緊富な接触を得 るのに高剪断ミキサーを通過させられる。この混合物は次に第2の遠心分離を通 過し、そこで層が分離する。水洗された油は軽′lL層として排出され、そして 石鹸を含んだ水は重質層として排出される。水洗工程はs+iia油中の釣菌% の石鹸含量を除去する。残りの石鹸はあとの漂白工程で除去される。
苛性ソーダによる精製は、ホスファチド類、遊離脂肪@ (FFA)、及び幾ら かの顔料を除去する。しかしながら油はその時でも、最終的な油が消費者に受け 入れられる邑及び味を有する前に除去される必要のある、着色体、におい、金属 類、高水準の石鹸、及び種々の不純物を含有している。粘土及び/又はシリカヒ ドロゲルが油に加えられその後濾過によって除去される漂白工程は、残りの不純 物を更に減少させる為に使用され得る。
l1lI製工程と間違して多くの異なる吸着剤が使用され、それらにはシリカヒ ドロゲル(米国特許4,629,588)、有IIMで処理されたシリカヒドロ ゲルく米国特許4,734,226)、強酸で処理された高表面積の無定形シリ カ(米国特許4゜781.864)、部分的に乾燥されたシリカゲル(米国特許 4,880.574)、漂白吸収剤及び燐酸(米国特許3,895,042)、 二酸化ケイ素、酸化アルミニウム又はそれらの混合物(米国特許3,955.0 04)、MgOを含浸させた活性炭(米国特許4゜125.482及び米国特許 4,150,045)、漂白粘度及びアルカリ土類金属、ランタニド、又はB!  fj金属交換ゼオライトV(米国特許4,443,379)、シリカゲル及び 珪酸(米国特許4゜874.620)、金属酸化物シリカ吸収剤(米国特許4, 956,126)、燐酸と組合せた珪酸ナトリウム(ソ連特許992.564− A。
1、:186,642−^、 1.148.86LA及び806,750−8) が含まれる。
同様な方法及び吸着剤が使用済みの調理油からの汚染物の除去にも使用されてい る。
多くの組成物と方法が試みられたが、FFAの除去は問題が未解決のままである 0例えば、シリカヒドロゲル及び類似の組成物類は石鹸及び着色体(color  bodies)を除去することをねらったものであるが、表2に示されるよう にFFAを減少することは示されない。
表2 1粗製の脱ガム菜種油 2活性化漂白上 3ンリ力ヒドロゲル 従って、グリセリド油中のFFAの水準を減少すること並びに着色体、石鹸及び 痕跡量の金属(Ca、 Mg、 P、 Cu及びFe)を減少することが望まし い。
発明のまとめ 本発明は食用グリセリド油から汚染物を除去する為に食用グリセリド油を処理す る為の組成物と方法を提供する0組成物は、粗製の油、脱ガム油又は使用済みの 油にFFA、着色体(color bodies)、痕跡量金属及びその他の不 純物を減少する為に直接加えることが出来る。組成物は固体の水和アルカリ金属 シリケート類、特にナトリウムメタシリケートペンタハイドレート(メタ珪酸ナ トリウム五水塩)、及び水和ナトリウムポリシリケート(水和ポリ珪酸ナトリウ ム)を含んでいる。油に少量の水を加えた後に、この物質は油中に存在するFF Aの置とおよそ等しい量で、汚染物を含有している油に加えられる。油は次に加 熱され攪拌される。油は次に濾過又は遠心分離され、固体の水和珪酸ナトリウム を除去し、そして適当な場合には真空乾燥して残留する水を除去する。
発明の詳細な記載 グリセリド油中に存在する汚染物の種類と含有水準は、油が粗製のものであるか どうか、これが脱ガムされているかどうか、そして使用済み油の場合には油中で どんな食品がフライにされたかを含めた、幾つものファクター【こ依存する0例 えば大豆油のように幾つかの粗製油は約0.7%し6)FFAを有しないもので あるのに、ヤシ油のように他の油のなかには5.0%程度のFFAを有するもの がある。
従ってFFAを除去するのに使用される処理剤(固体水和珪酸ナトリウム)の量 は油中の汚染物の量に依存すべきである。重量基盤で油のFFA含量に対しl: lの比で固体水和珪酸ナトリウムを使用するのが好ましい、従って5.0%FF Aを有している100gのヤシ油に対しては処理剤として5gの固体水f■珪酸 ナトリウムを使用し得る。
油及び固体水和珪酸ナトリウムは高温で反応すべきである。固体水和珪酸ナトリ ウムの添加前又は後に油を加熱することが出来る。油が加熱される温度は、油が 前に受けた処理に依存するであろう、粗製の油は色反応及び燐脂!類のため22 0°Fを越えるの温度に加熱された時に脱色しがちである0着色体が一旦除去さ れると、油に悪杉饗を与えることなしにより高い温度を使用することが出来る0 例えば精製油は食品をフライにするのに必要な温度に耐える為に350’F又は それ以上に加熱される能力を有するべきである。
油が加熱される温度は又どんな処理剤が使用されるかに依存する。ナトリウムメ タシリケートペンタハイドレートは162°F付近に融点を有している(但し実 験は220’Fの温度て油中てこれが安定であることを示している)。
従ってナトリウムメタシリケートペンタハイドレートで処理される油は、ずっと より高い融点を有している水和ナトリウムポリシリケートで処理される油よりも より低い温度に加熱されるへさである。
表3 °70%水和ナトリウムポリシリケート/30%アルミナ表3は水和ナトリウム ポリシリケートを使用するとき、及びナトリウムメタシリケートペンタハイドレ ートを使用するときのFF^除去に対する油の温度を変えた効果を示している8 表から判るように、水和ナトリウムポリシリケートは低4ではナトリウムメタシ リケートペンタハイドレートのようにはFFA除去に効果的ではない、しかし水 和ナトリウムポリシリケートは、ナトリウムメタシリケートペンタハイドレート の融点よりずっと上ではFFAを除去するのに有用かつ効果的である。従ってナ トリウムメタシリケートペンタハイドレートは、油が冷たくなり始めそして加熱 されなければならない精製に対して勧められる。なぜならばナトリウムメタシリ ケートペンタハイドレートは低温での処理を可能とし、それにより油を加納する コストを削減する効果を生じるからである。
水和ナトリウムポリシリケートは使用済みの油から汚染物を除去するのに有用で ある。なぜならば使用済みの油は通常ナトリウムメタシリケートペンタハイドレ ートが溶融する高温で使用されるからである。水和ナトリウムポリノリケートは 使用済みの油を冷却する必要がなく、そして恐らく浄化の後に使用する為に油を 再加熱する必要がない。
珪酸ナトリウムは一般に酸化ナトリウム(Na20)と二数1ヒケイX(SiO 2)の組合せである。これらは中に化学的に結合した水を有する場合も有さない 場合もある0例えばナトリウムポリシリケートは式(Na20)y(Si02) v・zH20を有しここでy:xの重量比は2.0よりも大きいが2.40未満 である。この物質は一般に水和形であるときは重量基盤で約17.51の水を有 する。特に試験されたのはブライトシル(BRITSIL=登録商W)C20の 名前で販売されているナトリウムポリシリケートである(ブライトシルは登録商 標でありブライトシル製品はアメリカ合衆国+9482ペンシルバニア州ハレー フオージ ピー、オー、ボックス840のビーキューコーポレーションから入手 可能である)。
ブライトシル(登録商vlL)C20は 5i02 : Na2O比2.00を 有している。ブライトシル(登録商標)C20ナトリウムポリシリケートは皺定 影て嵩密度50ボンド/立方フイート(0,80g/cm3)を有し、17.5 i1量%lI20を有する。
食用グリセリド油から汚染物を除去する性能について評価されたナトリウムメタ シリケートは、一般式(SiO2)ア(Na20)、・2■20を有しここてy :χ比は1又はそれ以下であり、Zは5に等しい。これによってナトリウムメタ シリケートは42%の水を含む、特定の試験されたナトリウムメタシリケートは メトソペンタビート(MεT S OP E N T A B E AD)(登 録商標)20てあってビーキューコーポレーションから入手できる(メトソベン タビート(METSOPENTABEAD)20)。
Na2O:5i02のモル比は1:1であり、この組成物は29.3工のNa2 1〕、28.Hの5102.41.6の820となる。メトソペンタビート(M ETSOPENTABEAD)20はおよそ嵩密度49ボンド/立方フイート( 0,78g/cm3)を有する。
食用グリセリド油の為の伝統的な精製方法は油を処理温度に加熱する為の予t1 m加熱段階から始まる。一旦熱くなったら油はH3P0.て処理され遠心分離さ れる。この処理は、非水和性くアルカリと反応しない)燐脂質を水和性のものに 変え、従ってこれらをM製工程によって除去できるようになる。この処理は脱ガ ム化(degu■108)と呼ばれる。前に記載したように一旦油が脱ガム化さ れると、積荷性ソーダ(NaOH)を加えて油を中和するか、又は油からFFA を除去する。 FFAは水酸イヒナトリウムと反応して石!Qを杉成する。水酸 化ナトリウムは水中で溶液であり、石鹸は水相に含まれる。しかしここでの一つ の問題は残1aアルカリ物14を除去する為に幾つかの段階が必要となることで ある。一旦苛性ソーダが加えられると、油は苛性ソーダが反応できるように加熱 される。油と水の混合物は次に遠心分離され、油は水及び石鹸の相から分離され る。この浦は次に油相中の残留苛性ソーダと石鹸を除去する為に再度水で洗浄さ れる。水で洗浄した後、油は再度遠心され分離されなければならない。もちろん 石鹸は乳化剤であるから、この伝統的な方法に於て失われる油の量は多量であり 得る。油は分Mされれば真空乾燥され全ての残留する水が除去される。油は次に 中和を助ける為、又は着色体を除去する為漂白されることができる。
本発明の水fロ固体アルカリ金属シリケートを使用することによって、精製工程 に於ける苛性ソーダ段階を除去することが出来る。燐酸で脱ガム化した後に、水 をFFA水準に基づく量で油に加える。一般に水は油中に存在するFFAの重量 の1 、718と2.1倍の閏の量で加えられるべきである。水:FFAの比1 .9が好ましい、使用する水の量が多すぎると、生じる石鹸が希薄であり従って より多くの浦を吸収し、高い油の損失につながる。逆に添加する水の量が少なす ぎる場合には、生じる石鹸が濃厚になりすぎ、分離が困難となる。
固体アルカリ水和珪酸ナトリウムを次に油に加える。
FFAの除去を強化する為に、油を加熱、攪拌することが出来る0次に、油に加 えられた珪酸ナトリウムの量に依存するが、油は遠心分離又は濾過される。より 多くの量の珪酸ナトリウムが加えられた時は、濾過はその分だけ遅くなる。従っ て、多量の珪酸ナトリウムを加える必要がある時は、遠心分離が好ましい分離方 法である。油を次に2回目の水洗にかけ、分離し、真空乾燥し、残留水を除去す る。
オリーブ油及びアーモンド油なとの幾つかの油は低い燐含量を有している。これ らの油中ては、油から燐脂質を除去する為に燐酸を加える段階は省略できる。な ぜならば珪酸ナトリウムは幾らか燐脂質を除去するからである。しかし残りの精 製工程は同じであり、この方法は、苛性ソーダ溶液の代りに固体アルカリ水和珪 酸ナトリウムを使用することによって、油に加えられる水の量が減少されるとい う点で改良される。
使用済みの調理用油を若返らせる場合に、処理剤は一般にフライヤー(揚げ鍋) 又は別の処理容器中で、使用済みの調理用油に対し直接加えられる。油は次に処 理剤を除去する為に濾過され、使用されるべきフライヤーに戻される。一般にこ の操作は浦が熱い間に行われる0本明細書に記載され特許請求されている水和ア ルカリ金属シリケートは、単独で、又は他の油を若返らせる化合物と朝会せて、 使用済みの調理用油の為の処理剤として有用である。
使用済みの調理用油を若返らせる試薬として、水和ナトリウムポリシリケートは 一般にナトリウムメタシリケートペンタハイドレートよりも有用である。前に説 明したように、本発明の為に実施された試験で使用されたナトリウムメタシリケ ートペンタハイドレートは約240@Fまて温度が上昇するまで油中では溶融し ないがこのナトリウムメタシリケートペンタハイドレートはおよそ1626F( 72,2℃)の融点を有する。しかしながらフライヤー中の油は一般に350° F付近である。油と接触すると溶融してしまうからこの温度はナトリウムメタシ リケートペンタボレートが有用である為には高すぎる。従ってより高い融点を有 する水和ナトリウムポリシリケートが調理用油を若返らせる試薬としてより有用 である。ナトリウムメタシリケートペンタボレートは汚染物を除去するのに効果 的ではあるが、処理前に油を冷却することを要する。
これは追加的な処理段階を伴う点で一般に望ましくない。
実験結果 望ましくない石鹸を最少にしつつ油からFFAlf−Jlも効率的に除去するの に油が処理されるべき条件を決定する為に、粗製の食用のグリセリド油の種々の バッチでメトソベンタビー)” (METSOPENTABEAD)20[ナト リウムメタシリケートペンタハイドレート]、及びブライトシル(BRI751 1)C20[水和ナトリウムポリシリケート]の両方を試験した。この試験の結 果は表4に示される。
これらの化合物を試験するのに用いた油は、粗製油l、粗製油2、粗製油3、i l!!油4、粗製油5、粗製油日、粗製オリーブ油及び粗製クルミ油という標識 で表わされた表の上部に見ることが出来る。これらは粗製の大豆油の6つのバッ チと、粗製オリーブ油及び粗製クルミ油の各々の一つの試料とを表わしている。
大豆油の試料5のみがナトリウムシリケートで処理する前に脱ガム処理された( ホスフェート類を除去する為に処理された)。
表4から判るようにメトソペンタビード(METSOPENTABEAD)20 (ナトリウムメタシリケートペンタハイドレート)は接触時間、温度及び投与量 がより長く、より高くそしてより多くなるに?−tって性能が良くなった。この ことは各々の要因が油と処理剤の間の接触を良くするので予測されることてあっ た。この一般的な観測に対する例外は試料9てあって、ここては温度が201) ら220°Fに増加するにしたがってメトソベンタビート(METSOPENT ABEAD)20は(萱かに性能が悪くなるように見える。この高温では一つの 試料しか試験されなかった。メトソペンタビード(METSOPENTABEA D)20は最初0FFA含量が5%を越える峙てさえも良い性能を示し・た(試 料75.77.87及び88を参照)。
異なる粒径のナトリウムメタシリケートペンタハイドレートも試験し、全く性能 が良好であることがわかった。
METSO(FINE)、 METSO(門EDIUM)、 METSO(GR ANULAR)及びMNETSO(OVER5IZE)のすべては、それぞれ− 粒、中粒、顆粒状、及び特大粒寸法の、ナトリウムメタシリケートペンタハイド レートである0表4の試料50〜74b)ら判るように、これらの寸法のナトリ ウムメタシリケートペンタハイドレートは油からFFAを除去するのに効果的で あった。
また表4はブライトシル(BRITESIL)C20が油からFFAを除去する のに効果的であることを示した。これは試料47〜53.76及び78から判る 。これらの実験から、油を濾過するか又は遠心するかは、処理剤の性能に差を与 えないよってある。実際の生活では、多量の油を濾過するのに要する時間は、油 と処理剤の閏の接触時間を増加させ、それによって処理剤の性能を増加するかも しれない。
食用のグリセリド油からFFAを減少することに於ける他の処理剤と比較した、 固体水和ナトリウムメタシリケート及びナトリウムポリシリケートの効果を示す 為に、実験が実施された。この実験に於て単一の食用油を使用し、出発FFA含 量は1.65%であった0本発明の方法にしたがって幾つかの化合物を試験した が、結果は水和ナトリウムボリンリケード及びナトリウムメタシリケートペンタ ハイドレートが明瞭に試験した他の処理剤よりも性能に於て勝っていることが示 される。この試験の結果は表5に見られる。
表 5 ナトリウムメタシリケートペンタハイドレート及び水fロナトリウムボリシリケ ートの両方をオリーブ油中で試験し・た。オリーブ油は大豆油よりも粘性があり 、従ってFFA減少に於て攪拌は重要な要因である。この試験の結果が表6に示 される。
表6 METSOPB 201.5 1000 +A 200 0.48 0.26  46 15METSOPB 201.5 100 +4200 0.48 0. 06 88 11METSOPB 201.5 1000 +A 200 0. 48 0.06 88 10METSOPB20+、5 1000 200 0 .4B 0.26 46 49METSOPB20 G +000 200 4 * 0.+2 97 (IBRITESIL 1.5 500 +50 0.6 2 0.32 48 47BRIT/AI’ 1.5 500 150 0.6 2 0.32 48 528RITES11 6 1000 220 4零 〇 、22 94.5 68RITES11 1.5 500 230 0.52  0.25 50 32BRIT/AI’ 1.5 500 230 0.52  0.24 54 40*−4%FFAがオレイン酸の形態のオリーブ油に加えら れた。
+A−これらの試料は他のものよりもより多く攪拌した。
1−50150のプライトシル20とアルミナの混合重金ての場合に於て油は処 理の後濾過された。ナトリウムメタシリケートペンタハイドレートはFF^含量 が低いときに高攪拌興しには良好な性能を示さなかった。しかしながらナトリウ ムメタシリケートペンタハイドレートは高攪拌なしてもFF^含量が高いときは 性能が良かった。
この性能は、より多くの処理剤(低い水準の4倍)が使用されたより大きな濾過 床のためと理由付けられる。
グリセリド油からFFAを除去するナトリウムメタシリケートペンタハイドレー トと水和ナトリウムポリシリケートの効果に対する処理温度の影響を測定する試 みもなされた。試験の為に使用された油は500gの量の大豆油であった。幾つ かの場合に於て、FFA含鳳を増加する為に、処理剤で処理する前に大豆油にオ レイン酸が加えられた。
これらの試験の結果は表7に示される。
表7 1濾過時閏は>15分 2濾過時間は〉45分 3jJI過時間は〉2時間 4ブライトンルC20とアルミナでの同時処理5連続的にブライトシルC20て の処理に続いて70%シリカヒドロゲルと30%アルミナの混合物での処理これ らの試料に於てアルミナの添加又はシリカゲルとアルミナの添加は水和ナトリウ ムポリシリケートによって達成されたFFA11ii少に殆ど影響が無いか又は 全く影響が内容に見える。処理試薬水準3%では水和ナトリウムポリシリケート は150°Fの低さの温度でさえもFFAを除くのに非常に効果を発揮するが、 一般に水和ナトリウムボリンリケードは高温で性能が良い。200 h)ら22 0″Fに温度を増加することは、この一連の試験に於て、ナトリウムメタシリケ ートペンタハイドレートの性能の大きな変化は生じないよってある。
〜J゛トリウムメタンリ11− )ペンタハイドレート及び水1++ナトリウム ボリンリケードは、FF八を除去するために油を処理するのに伝統的に使用され てきた10%水IIIヒナトリウムの溶ンαでの処理と比較した性能について評 価する為に試験された。水酸化ナトリウムを処理されるべき油の重量の0.3% の童て加えた。これらの試験の結果が表8に示される。
表8かられかるようにナトリウムメタシリケートペンタハイドレートと水和ナト リウムポリシリケートは、油が漂白されたか否かに問わらず、粗製の油及び脱ガ ム油の両方において水酸化ナトリウムと比べて同じ様な性能を示した。従ってこ れらの処理試薬を使用することは生しる油の品質を犠牲にしない、その上、これ らの処理試薬の利点は、苛性ソーダでの精製と比較して、油中により少ない石鹸 しか残らず、そして石鹸原液中に失われる中性油がより少ないことである0例え ば、苛性ソーダ処理油は、31Qpp■の残留石鹸を含有し、そして未処理油重 置の5.0%もの石鹸原液を生じる。ナトリウムメタシリブー1ペンタハイドレ ートで処理された同じ油は、残留石鹸228ppmと石鹸原液2.1%を与える 。
メトソペンタビート(METSOPENTABEAD)20で精製された椰子油 も以前に記載した伝統的な方法に於て精製された油と比較された。この比較の結 果は表9に示される。
表かられかるようにメトソペンタビード(METSOPENTABEAD)20 でvR製することは伝統的な方法で精製することと比肩し得る。
表9 メ) ’/ ヘン9 ヒーF (METSOPENTABEAD)20試験椰子 油 °投与量は重量基盤でメトソベンタビード(METSOPENTABEAD)2 0:FFA、 I:I比である。
°−・:れらの色測定は漂白と脱臭を通じてこの完全に精製された油中の着色体 のさらなる除去を反映している。
yl ) V ヘ’、t 9 ヒ−1’ (METSOPENTABEAD)2 0ナトリウムメタシリケートペンタハイドレートも処理剤によって吸収される油 の量を測定する為に試験された。この試験の結果は表10に示される。
表10 メトソヘンタt’−)’ (METSOPENTABEAD)20+7)油吸収 これらの試験は使、用済み油で実施された。吸収された油は使用処理剤の重量に 基づく重量%である。従ってナトリウムメタシリケートペンタハイドレートはそ の重量の30〜40%の油しか吸収せずこの種の処理に於ける油の低いta失を 示している。
種々の曲の変更が発明の範囲と精神から離れることなし・に当業者に自明であり 容易に成され得る。従って添付される特許請求の範囲はここに述べた記載には限 定されないで特許請求の範囲は本発明が関連する技術の分野の当業者によってそ の均等物として処理されるであろう全ての特徴を含めた本発明に存在する特許さ れるべき新規性の全ての特徴を包含するものとして解釈出来る。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.食用のグリセリド油を150°Fを越える濃度に加熱し 該油に式(Na20)×(Si02)■2H20を有する固体水和ナトリウムシ リケートを添加し、そして 該シリケートから該油を分離することからなる食用ゲりセリド油から汚染物を減 少させる方法 。
  2. 2.該固体水和ナトリウムシリケートがナトリウムメタシリケートペンタハイド レート及び水和ナトリウムポリシリケートからなる群から選択ざれる請求項1に 記載の方法。
  3. 3.該固体水和ナトリウムシリケートが(Na2O)×(SiO2))■ZH2 Oを有し、ここでy:xの比が1と2.4の間であり、2が17.5重量%と4 2重量%の間の水分含量を生じるように選択される請求項1に記載の方法。
  4. 4.該固体水和ナトリウムシリケートがナトリウムメタシリケートペンタハイド レートであり、y:xの比が1.0に等しくZが5に等しい請求項3に記載の方 法。
  5. 5.該固体水和ナトリウムシリケートが水和ナトリウムポリシリケートでありy :Xの比が2.0に等しく、2が水分含量17.5重量%を生じるように選択さ れる請求項3に記載の方法。
  6. 6.該油が200°Fを越える温度に加熱される請求項4に記載の方法。
  7. 7.該油が250°Fを越える温度に加熱される請求項5に記載の方法。
  8. 8.該油が使用済み油である請求項7に記載の方法。
  9. 9.該油が粗製の油である請求項6に記載の方法。
  10. 10.該ナトリウムシリケートが、重量基磐で該油中に存在する遊離脂肪酸の量 に等しい量で加えられる請求項1に記載の方法。
  11. 11.ざらに、油中に存在する遊離脂肪酸の数量の1.9%と2.7%の間の量 で、該油に水を添加することを含む請求項4に記載の方法。
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