JPH02150495A - グリセリド油の二相吸着及び処理 - Google Patents

グリセリド油の二相吸着及び処理

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JPH02150495A
JPH02150495A JP1114027A JP11402789A JPH02150495A JP H02150495 A JPH02150495 A JP H02150495A JP 1114027 A JP1114027 A JP 1114027A JP 11402789 A JP11402789 A JP 11402789A JP H02150495 A JPH02150495 A JP H02150495A
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packed bed
silica
soap
dye
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JP1114027A
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James N Pryor
ジエイムズ・ニール・プライヤー
James M Bogdanor
ジエイムズ・マーロウ・ボグダナー
William A Welsh
ウイリアム・アラン・ウエルシユ
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WR Grace and Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11BPRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
    • C11B3/00Refining fats or fatty oils
    • C11B3/10Refining fats or fatty oils by adsorption

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、グリセリド油を、ある種の不純物を除去し得
る吸着剤と接触させることによる、グリセリド油の精製
方法に関る、ものである。さらに詳細には、りん脂質、
石けん及びこれらの類似物を除去し、色素除去剤の充填
床を通じる濾過による油の脱色を容易にる、ような材料
の組合わせによってグリセリド油を処理る、ことができ
ることが見出された。この新規方法は、物理的精製又は
アルカリ精製操作において使用る、ことができる。
後者においては、高い石けん濃度の存在においてすら、
すなわち、アルカリ処理後に一般に必要とされる水洗遠
心分離処理を行わない場合においてすら、特に有用であ
る。ここに開示る、方法は、実質的に低下した濃度の前
記の不純物を含有る、商業的に受は入れられる油製品を
与える。
本明細書の目的においては、「不純物」という用語は、
石けん、りん脂質及びクロロフィルを意味る、。もし存
在しているならば、ガム質又はその他の粘質物もまた、
不純物に含まれる。りん脂質は、金属イオンを伴なって
おり、それらは−緒に「痕跡汚染物」と呼ばれる。本明
細書中で用いる場合の“グリセリド油″′の用語は、植
物油と動物油の両者を包含る、ものとる、。この用語は
、主として、いわゆる食用油、すなわち、動物脂肪又は
植物の果実又は種子から由来して、主とじて食料品にお
いて用いられる油を意味る、ものとる、が、最終用途が
非食用である油(すなわち、工業用油)をも包含る、も
のと了解すべきである。
本発明は、特に、油中に石けんが生じる精製処理である
アルカリ処理を受けた油に対して適用る、ことができる
。さらに本発明は、油が石けんによって汚染されてはい
ないが、りん脂質が存在しており且つ脱ガム工程後にす
ら残留ガム質が存在る、可能性のある、物理的精製にお
いても有用性が認められる。
粗製グリセリド油の精製は、ガム質、色素[たとえば緑
(クロロフィルA)、赤(カロチン)及び黄(キサント
フィル)色素のようなもの1、りん脂質、遊離脂肪酸及
びその他の、油に対して望ましくない色、臭及び味を付
与る、揮発仕種を包含る、、多くの望ましくない物質か
ら油を精製る、。これらの物質の除去は、良好な外観、
味、臭い及び安定性を有る、油を与える。これらの物質
の多くは、油を吸着剤(すなわち、脱色上又は無定形シ
リカ)と接触させることによって除去される。
粗製グリセリド油、特に植物油は多段プロセスによって
精製る、が、その第一段階は一般には、水又は、たとえ
ばりん酸、くえん酸又は無水酢酸のような薬品を用いる
処理による「脱ガム」である。この処理は、ガム質及び
いくつかのその他の汚染物の一部を除去る、が、完全に
は除去し得ない。油中のりん含量の一部はガム質と共に
除かれるけれども、かなりの量のりん脂質がなお存在る
、可能性がある。粗原油又は脱ガム油のいずれも、物理
的又は化学的(アルカリ)精製方法のどちらによっても
処理る、ことができる。物理的精製方法は、前処理及び
脱色工程、並びに蒸気精製及び脱臭工程を包含し、アル
カリ精製工程は使用しない。あるいは、中和(アルカリ
処理)、脱色及び脱臭工程を包含る、化学的方法によっ
て油を精製る、ことができる。
化学的精製においては、アルカリ溶液、たとえばカセイ
ソーダ溶液の粗原油又は脱ガム油への添加は、遊離の脂
肪酸の中和により石けんを生じさせる。精製プロセスの
この工程を、ここでは「アルカリ処理」と記し、且つこ
のようにして処理した油を「アルカリ処理油」と記す。
アルカリ処理の間に生じる石けんは、仕上がった油の体
上安定性に悪影響を有しているから、油から除かねばな
らない不純物である。その上、石けんの存在は真空脱色
において用いる吸着剤及び油水素化プロセスにおいて用
いる触媒に対して有害である。
現在の工業的な実施においては、先ず遠心分離(「−次
遠心分離」と記す)によって石けんを除く。本明細書に
おいては、アルカリ処理及び−次遠心分離を施した油を
1部分的に精製した」油と記す。通常は、なお著るしい
石けん含量を有る、アルカリ精製油に水洗を施すが、そ
れによって油相から水相へと石けんが溶解る、。遠心分
離によって両相を分離る、が、最良の条件下においてす
ら、完全な相分離は不可能である。軽質相の排出物は、
石けん含量が低下した水洗油である。重質相は希薄な石
けん水溶液である。油の石けん含量を約50ppm以下
に低下させるために、水洗き遠心分離を反復しなければ
ならないことが多い。水洗した油(すなわち、「精製し
たJ油)を、しばしば、残留水分を約2500乃至約1
1000ppに低下させるために乾燥る、。乾燥した油
を次いで脱色プロセスに移すか又は精製油として輸送又
は貯蔵る、。
植物油のアルカリ精製からの廃排出物の大きな部分が、
石けんの除去に用いた水洗遠心分離工程により生じる。
加うるに、アルカリ精製プロセスにおいては、油の一部
が水洗工程で失なわれる。
その上、希薄石けん水溶液は、廃棄前に、酸処理と呼ば
れるプロセスにおいて、たとえば硫酸のような無機酸で
処理しなければならない。きわめて多くの分離した単位
操作が石けん除去プロセスを構成しており、そのそれぞ
れがある程度の油の損失をもたらすということは明白で
ある。石けん及び石けん水溶液の除去と廃棄は、グリセ
リド油のアルカリ精製に伴なう、もつとも大きな問題の
一つである。
加うるに、油から色素及びりん含有微量汚染物を除去し
なければならない。これらの微量不純物の存在は、最終
油製品に色、臭い及び味を付与る、可能性かある。これ
らの化合物は、りん脂質であり、それにはイオン形態の
金属カルシウム、マグ不ンウム、鉄及び銅が伴なってい
る。本発明の目的においては、りん脂質の除去又は吸着
についての言及は、付随る、金属イオンの除去又は吸着
にも関係る、ものとる、。色素の除去においては、主と
してクロロフィルの除去が考慮される。
真空脱色器へのバッチ添加によるグリセリド油からのり
ん脂質及び色素の除去のためには、一般に白土又は脱色
上が用いられる。これらの吸着剤は、それらの天然に産
る、形態で使用る、こともでき、あるいはそれらを使用
る、前に酸活性化る、ことができる(テーラ−ら、米国
特許第4,443.379号)。油精製プロセスにおい
て無定形シリカを使用る、ことができることもまた知ら
れている。米国特許M4.629,588号(ウェルシ
ュら)は、微量汚染物、特にりん脂質及び付随る、金属
イオンのグリセリ゛ド油からの除去のj;めの非晶質シ
リカ吸碧剤の利用を教示している。
現在の精製の実施においては、酸活性化白土の使用によ
ってクロロフィルを効率的に油から除去る、ことができ
る。工業的に一般的に用いられているけれども、白土及
び脱色上は多くの欠点を有している。それらは一般にう
まく濾過る、ことができず、高価な濾過助剤の添加を必
要とる、。白土は、かなりな油の損失を伴なう。その上
、油中の石けんとりん脂質の存在は、クロロフィルを除
去る、ための白土の能力を妨げることが知られている。
これが、アルカリ精製した油の操作においては、油を白
土又は脱色上と接触させる前に、石けんを除去る、ため
に、−段以上の水洗遠心分離工程を一般に必要とる、こ
との理由である。
石けん(化学的に精製した油において)又はりん脂質(
物理的に精製した油において)の存在のために、従来は
、本発明によって教示る、ように充填床方式において脱
色上及び白土を使用る、ことは不可能であった。通常は
、バッチ又はスラリ一方式で脱色材料を添加し、次いで
油から濾過る、。フィルターが白土でおおわれるにつれ
て、すなわち、その場で充填床が生じ、それを通して油
を濾過る、ようになるにつれて、クロロフィル除去能力
が増大る、ことが知られている。白土の一部、恐らくは
約20%に至るまで、にょってフィルターを部分的に予
備被覆し、その残部を通常の方式で(バッチ又は連続的
に)真空脱色器に加えることによって、この充填床(又
は゛圧力脱色″)の利点を利用る、試みが工業的に行な
われている。
この混合添加方式は、油の脱色に対して充填床を工業的
に利用る、こ・とを可能とる、最短路である。
混合添加方式は、最初は高いクロロフィル含量を有る、
濾過した油を与えるが、それは充填床が構成されるにつ
れて時間と共に低下る、。しかしながら、この混合方式
においては、時間と共に充填床の構築によってクロロフ
ィル除去能力が極大となることにより、達成されるフィ
ルターの寿命が比較的短かいために、フィルターを交換
しなければならない。水洗遠心分離工程を用いない場合
には、充填床は完全に機能しなくなる。このプロセスに
おける充填床の従来の使用は、それ故、真空脱色器中へ
の連続的な白土又は脱色上の添加をなお用いながら、フ
ィルターを部分的のみ予備被覆る、ように制限されてい
る(すなわち、半バッチ式プロセス)。
発明の要約 化学的又は物理的に精製したグリセリド油からの石けん
、りん脂質及びクロロフィルの除去のだめの簡単な二相
吸着及び処理方法か見出された。
この独特の方法は、脱色材料を毒る、不純物を除去し且
つ脱色材料を充填床方式で使用る、。
本発明の第一の目的は、効率的な油の脱色のために、色
素除去剤を充填床方式で使用る、ことができる吸着及び
処理方法を提供る、ことにある。
この二相方法は、吸着剤の使用を最適化る、ことを可能
とる、。たとえば、本発明の方式で使用る、ときには、
色素除去剤によって劇的に高いクロロフィル吸着能力を
突現る、ことができる。
本発明の別の目的は、複合油(すなわち、特定の時点に
おける脱色工程からの精製油の全#L)が、石けん、り
ん脂質及び色についての工業規格に合致る、という点で
精製油の品質管理を改善る、ことにある。関連る、目的
は、油と白土又は脱色上との間の接触時間を最短とし、
それによって油の品質に対して有害な副反応の機会を低
下させることかできる方法を提供る、ことにある。
さらに他の目的は、色素除去剤の脱色能力を保存る、こ
とにより、フィルターの使用寿命を2倍以上に長くる、
ことができる方法を提供る、ことにある。それによって
、真空脱色操作の現在の技術において達成されるものよ
りも効率的な色素除去剤の使用が可能となる。
本発明の方法は、油からの石けんの除去のために通常の
水洗、遠心分離及び乾燥を用いる場合に必要な多くの単
位操作を省くことによって、グリセリド油の化学的精製
においてきわめて大きな利点を提供る、。
色素除去剤として脱色上及び白土を使用る、実施形態に
おいて、一般に著るしい油の損失をもたらすこの吸着工
程における全吸着剤使用量を低下させることにより油の
回収率の著るしい増大を達成る、こともまl;、本発明
の目的である。その上、廃脱色土は、自然発火を生じる
傾向を有る、がら、白土使用量の低下は業務上及び環境
的により安全なプロセスを与える。
発明の詳細な説明 本発明の二相吸着及び処理方法は、グリセリド油からの
石けん、ガム質、りん脂質及び色素の単一単位操作によ
る容易且つ効率的な除去を可能とる、。第一の相におい
て、無定形シリカ吸着剤を用いて油から石けん又はガム
質あるいは両者、及びりん脂質を除去る、。第二の相に
おいて、充填床中で色素除去剤を用いて油を脱色る、。
この方法は、本質的に、ガム質、石けん及びりん脂質か
ら選択した不純物を含有し且つまた色素を含有る、グリ
セリド油を選択し、その油を、不純物(ガム質、石けん
及びりん脂質)の含量を色素除去剤の充填床の操作にお
いて非抑制的である水準まで低下させるために、十分な
量の無定形シリカ吸着剤と接触させ、次いでシリカ吸着
剤処理した油を色素除去剤を包含る、充填床中に通じる
ことから成る。
本発明は、物理的に#r4製した油に対し、ガム質、り
ん脂質及び色素の除去のために使用る、ことができる。
さらに本発明は、化学的に精製した油に対してもガム質
、石けん、りん脂質及び色素の除去のために使用る、こ
とができる。
油 ここに記す方法は、グリセリド油、たとえば、大豆、落
花生。菜種(カメラ)、とうもろこし、ひまわり、パー
ム、やし、オリーブ、綿実などの油又は動物脂肪からの
不純物の除去のために用いることができる。以下の説明
は、石けん、りん脂質及びクロロフィルの除去のための
アルカリ処理した油の処理に焦点を当てている。加うる
に、本発明は、クロロフィルの含量が問題とはならない
程度である油の、他の色素又は不純物の除去のための処
理に使用る、こともできる。たとえば、本発明の方法に
よって、パーム油中のりん脂質を除き且つ赤い色を低下
させることが可能である。
アルカリ精製プロセスは、一般には水溶液として使用る
、、たとえば水酸化ナトリウム又は炭酸ナトリウムのよ
うな塩基を用いる処理によって、粗製油又は脱ガム油中
の遊離脂肪酸を中和る、ことを包含る、。アルカリ又は
アルカリ土類塩として存在る、中和した遊離脂肪酸を石
けんと定義る、。アルカリ処理した油の石けん含量は、
未精製油の遊離脂肪酸含量に依存して変化る、。
工業的に典型的なものとして開示されている数値は、部
分的に精製した(アルカリ処理、−次遠心分離)油につ
いて約300 ppmの石けんと記されているが(エリ
クソン編、大豆油の処理と利用ハンドブック、第7章、
゛′精製′° 91頁(1980))、実際には、この
段階における石けん含量は500〜1000 ppmに
至るまでの範囲と思われる。通常の分離及び水洗遠心分
離プロセスは、アルカリ処理段階において生じた石けん
の約90%を除去る、。精製した油(すなわち、−次遠
心分離し且つ完全に水洗してあるアルカリ処理油)につ
いて石けん濃度は、10〜50ppmと記されている(
クリステンソン、ショートコース、油脂の処理と品質管
理、第1図、米国油化学者協会提供(1983年5月5
〜7日)及びエリクソン、92頁)。これらの値を第1
表中に要約る、。
完全に精製した油は、ゼロに近い石けん値を有していな
けらばならない。ここに開示した本発明の方法は、到来
る、油が、アルカリ処理と一次遠心分離後に、600 
ppmまで、あるいは−次遠心分離を用いないためにさ
らに高い濃度の、石けんを含有る、場合jこすら、工業
的に受は入れることができる水準まで石けん含量を低下
させる。いうまでもなく、二相方法は、これらのきわめ
て高い石けん値における使用のみに限定されることはな
い。この方法は、10〜50ppmの石けん含量を有る
、精製油の処理に対しても有利に使用る、ことができる
。本発明の二相方法は、約10ppm未満、好ましくは
約5ppm未満、もつとも好ましくは約ゼo ppmま
で石けん含量を低下させる。しかしながら、この方法は
、石けんの存在における使用には限定されず、石けんを
含有しない、油の処理にも使用る、ことができる。
食用油からの微量の汚染物(りん脂質及び付随る、金属
イオン)の除去は、それらが仕上った油の色、臭い及び
風味の低下を生じさせるおそれがあるから、油の精製プ
ロセスにおいて望ましいことである。一般に、仕上げた
油製品中のりんの受は入れることができる濃度は、−船
釣な工業的な実施においては、約15.0ppm未満、
好ましくは約5.0 ppm未満でなければならない。
微量汚染物に関しての精製の目標の例示として、化学的
精製の種々の段階における大豆油中の典型的なりん含量
を第1表中に示す。
りん脂質の除去に加えて、本発明の方法は、食用油から
、りん脂質と化学的に結合しているものと考えられ且つ
りん脂質と共に除かれるイオン形態の金属カルシウム、
マグネシウム、鉄及び銅をも除去る、。これらの金属イ
オンは、それ自体精製油に悪影響を有している。本明細
書の記述を通じて、特にことわらない限りは、りん脂質
の除去についての言及は付随る、金属イオンの除去をも
同様に包含る、ことを意味る、。
残留る、ガム質及びその他の粘質物質は、通常の脱ガム
操作後にもなお油中に存在している可能性がある。低濃
度のガム質は、油自体には有害ではないが、それらの存
在は、油/吸着剤界面における充填床材料上の粘着物の
形成のために、充填床濾過の使用を困難又は不可能なら
しめるおそれがある。
ここに説明る、二相方法は、グリセリド油から色素(す
なわち着色体)をきわめて有効に且つ効率的に除去る、
。油精製において間即となる色素は、線(クロロフィル
)、赤(カロチン)及び黄(キサントフィル)である。
ここでもつとも大きな問題となるものは、クロロフィル
Aであるが、本明細書中のクロロフィルに対る、言及は
、クロロフィルに関連る、すべての形態、又は、フェオ
フィチンのような、それらの分解生成物にも関係る、こ
とを了解すべきである。加うるに、クロロフィルの除去
又は低減に対る、言及もまた、一般に油の脱色に関係し
ている。すなわち、それは、特にことわらない限りは、
クロロフィルが存在しているかいないかにかかわりなく
、赤及び黄色物質の除去又は低減をも含むものとる、。
クロロフィルに対る、目標値は、精製者によって異なる
けれども、脱色した油及び脱臭した油についての目標値
は一般に、第1表中に示すように、約0.05乃至約Q
、20ppm以下の範囲にある。
アルカリ処理した部分的に精製したグリセリド油及び精
製したグリセリド油に対る、言及においては、一般に十
分に確立された精製プロセスからもたらされる油の形態
にあるものに対してのみ関係る、ものとる、。たとえば
、油をヘキサンのような溶剤中に溶解して行なう油ミセ
ラの処理は含めないものとる、。本発明を使用る、精製
プロセスにおいては、種子からのグリセリド油の抽出に
用いた溶剤は、ここに説明る、二相方法に先立つ段階に
おいて、あらかじめ除去してある。
吸着及び処理材料 本発明の二相方法においては、2種の異なる吸着及び処
理材料を使用る、。第一の相においては、特に高い石け
ん含量の存在において、石けんとりん脂質の両者を除去
る、ことができる独特の物質を使用る、。ガム質が存在
している場合には、それもまたこの第一の相において除
去される。ここで選択る、物質は、無定形シリカである
。第二の相においては、油を脱色る、色素除去剤を使用
る、。白土又は脱色上が好適である。
シリカ吸着剤 ここで用いる“無定形シリカ°゛の用語
は、種々の製造又は活性化形態にあるシリカゲル、沈殿
シリカ、透析シリカ及び乾式法シリカを包含る、ものと
る、。無定形シリカを製造る、ために用いる特定の製造
方法は、本発明の方法におけるシリカの有用性に影響る
、ものとは思われない。
本発明の好適実施形態においては、シリカ吸着剤は、油
との接触における良好な構造的完全性を保持る、ことを
可能としながら、石けん及びりん脂質の受は入れを可能
とる、ために十分な大きさの細孔中に、その表面積の大
きな割合を有しているものである。構造的完全性という
必要条件は、崩壊と閉塞を受けやすい連続流方式でシリ
カ吸着剤を使用る、場合に特に重要である。本発明の方
法において使用る、ために適る、無定形シリカは、約1
200m”/、?に至るまで、好ましくは100〜l 
200 Ill”/、?の表面積を有している。表面積
のできるだけ大きな割合が、50〜60オングストロー
ムよりも大きな直径を有る、細孔中に含まれていること
が好ましいけれども、それよりも小さな細孔直径を有る
、無定形シリカを本発明の方法において使用る、ことが
できる。特に、60A未満(すなわち、低くは約20A
に至るまで)の平均細孔直径(“APD”)を有し且つ
少なくとも約25重量%の含水量を有る、部分的に乾燥
した無定形シリカヒドロゲルが適当である。APDの実
用上の上限は、約500OAである。
石けん及びりん脂質の吸着に対して好適な多孔性は、5
0〜5000Aの範囲にある粒子間空隙の合成的細孔網
目構造の創出によって、達成る、ことができる。たとえ
ば、非多孔質のシリカ(すなわち乾式法シリカ)を凝集
した粒子として使用る、ことができる。この合成細孔網
目構造を創出る、粂件下に、どのような多孔度のシリカ
をも用いることができる。かくして、50Aを超える“
有効平均細孔直径゛′を有る、無定形シリカを本発明の
方法において選択る、ことが好適である。
この有効平均細孔直径という用語は、測定した粒子内A
PD及び、シリカ粒子の凝集又は充填によって創出され
る細孔を表わす粒子間APDの両者を包含る、。
本発明において使用る、無定形シリカの純度は、不純物
の吸着に関して特に重要ではないものと思われる。しか
しながら、最終製品を食品級の油にしようとる、場合に
は、使用る、シリカは、製品について望ましい純度を害
る、おそれがある浸出性の不純物を確実Iこ含有しない
シリカを使用る、ように注意をはられなければならない
。それ故、実質的に純粋な無定形シリカを使用る、こと
が好ましいけれども、僅かな量、すなわち、約10%未
満の他の無機成分が存在していてもよい。たとえば、適
当なシリカはFe、03としての鉄、i、0.としての
アルミニウム、 Tie、とじてのチタン、CaOとし
てのカルシウム、Nanoとしてのナトリウム、z「0
.としてのジルコニウム、S04としての硫黄及び/又
は痕跡元素を包含していてもよい。
特に好適なものは、有機酸処理した無定形シリカである
。米国特許第4.734.226号(パーカーら)は、
少なくとも約lO%の全揮発分となるまでくえん酸、酢
酸、アスコルビン酸又は酒石酸によって処理した無定形
シリカが痕跡の汚染物、特にりん脂質及び付随る、金属
イオンの油からの除去に対して有用であることを教示し
ている。くえん酸処理した無定形シリカが特に好適であ
る。
色素除去剤 本発明の方法の第二の相において用いる色
素除去剤は、化学反応、物理吸着又は両者によってグリ
セリド油から色素を除くことが知られている任意の材料
から成ることができる。これは、活性炭、酸処理無定形
シリカ及び天然又は合成シリカ−アルミナ材料を包含る
、が、これらに限られることはない。シリカ−アルミナ
は、酸活性化したものでも活性化してないものでもよく
、また無定形であっても結晶性であってもよい。
天然シリカ−アルミナ材料は、白土及び脱色上を包含る
、。ここで用いる“白土″という用語は、天然(すなわ
ち、非酸活性化)及び酸活性化白土、漂白白土及び脱色
上を包含る、ものとる、が、これらの製品は種々の異な
る名称を有している。白土製品は、グリセリド油精製工
業において広く知られ且つ用いられている。もつとも−
船釣に用いられる白土は、亜−又は金属ベントナイト及
びフラー土である。モンモリロナイトは、亜−ベントナ
イト粘土の主成分であり、それは非粘土成分をも含有る
、。フラー土は、少量のカオリナイト、ハロイサイト及
びイライト並びに多少の非粘土物質と共に、主としてモ
ンモリロナイト及びアタパルジャイトから成っている。
酸活性化方法は、工業的に知られており、米国特許!4
,443.379号(テイーラーら)中に記されている
白土を使用る、場合、又は主として白土を使用る、場合
には、充填床を通じる油の処理を容易にる、ために濾過
助剤中にそれを混合る、必要があることもある。たとえ
ば、珪藻土、パーライト、砂などのような濾過助剤を用
いることができる。
濾過助剤の使用が望ましいか又は必要であるけれども、
本発明の方法は、濾過助剤の必要を最低限とる、。
合成シリカーアルミナ材料もまたグリセリド油からの色
素の除去能力を有している。これらの合成材料は、たと
えばM−5(商標)微細球状シリカ−アルミナ粉末(W
、R、ブレースアンドカンパニー、ダビソン部)などを
包含る、、無定形のものとる、ことができる。あるいは
、たとえば、ゼオライトなどのような結晶性アルミノけ
い酸塩をも本発明の方法において色素除去剤として用い
ることができる。
たとえば、前記のもののような無定形シリカもまた、そ
れらを先ず酸で111処理る、ときは、有効なりロロフ
ィル除去剤として用いることができる。
このように処理した無定形シリカのグリセリド油からの
りん脂質及び着色物の除去に対る、使用は、USSN 
 50,594号(プライヤーら)「酸処理したシリカ
吸着剤を用いるグリセリド油からのクロロフィル、着色
物及びりん脂質の除去のための方法」中に記されている
。酸処理シリ、力吸着剤の製造に適る、酸は、任意の種
類の無機酸、有機酸又は酸性塩とる、ことができるが、
約3.5以下のpKaを有していなければなれない。無
機酸が好ましい。好適実施形態においては、酸は無機酸
であり、比較的強い酸がもつとも効果的である。
硫酸は、その有効性とシリカ上に支持されたままに保た
れる能力の両方によって、もつとも好適である。りん酸
は、吸着に対して有効であるが、シリカから油中に移行
る、傾向があり、それがある種の用途において、それを
望ましくないものとる、・。あるいはまた、塩酸を用い
てもよい。酸は、単独で又は組合わせて使用る、ことが
できる。
強有m酸もまた本発明において使用る、ためにシリカ上
に支持させることができる。一般に、そレラは、トルエ
ンスルホン酸、トリフルオル酢酸などのような修飾した
有機酸である。あるいは、たとえば硫酸マグネシウム、
塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムなどのような酸性
塩を本発明において使用る、ことができる。
酸と支持体の間で可能な酸−塩基相互作用を、両材料の
選択の際に考慮しなければならない。酸処理した吸着剤
のpHは、脱イオン水中の吸着剤の5.0重量%(乾燥
基準)のスラリーのpHとして測定る、ときに約3.0
以下でなければならない。
言いかえれば、酸処理しl;吸着剤中には、支持材料と
相互作用る、ことかできる酸の量を超えるに十分な遊離
の酸が存在していなければならない。
酸処理した吸着剤の酸含量は、無定形シリカの乾燥重量
に基づいて、少なくとも約1.0重量%、好ましくは約
3.0乃至約1O00重量%、もつとも好ましくは約5
.0重量%でなければならない。
この分野の専門家は、全体的なこの生成物のpHを達成
る、ように、無定形シリカ上に支持る、ために適切な酸
を選択る、ことができよう。
シリカの処理は、濃厚な酸又は酸水溶液を用いて行なう
ことができる。支持体上の酸の強度と濃度は、下式のよ
うなものでなくてはならない:ここでKaは、酸の解離
定数である。酸の強度及び濃度は、この範囲の酸性度フ
ァクターを達成る、ように容易に調節る、ことができる
酸処理したシリカの全揮発物含量が約10乃至約80重
量%、好ましくは少なくとも約30重量%、もつとも好
ましくは約40〜80重量%となるように十分な量の酸
をシリカ上に支持る、ことが望ましい。
上記の色素除去剤のいずれをも、濾過助剤を用い又は用
いずに、本発明の充填床中で単独で使用る、ことができ
ろ。あるいは、28i以上の除去剤を、やはり充填助剤
を用い又は用いずに、混合して又は直列的に、充填床中
で組合わせて使用る、こともできる。
吸着プロ上9ス 本発明の方法は二相の吸着及び処理操作から成る。第一
の相において、無定形シリカとの接触によって油から石
けんとりん脂質(又はガム質とりん脂質)を除去る、。
第二の相において、色素の除去のために色素除去剤から
成る充填床中に油を送る。
前記のように、このプロセスの第一の相中の吸着剤とし
ては、無定形シリカを使用すべきである。
りん脂質を吸着る、ためのシリカ吸着容量は、約30p
pm以下の石けん含量を有る、吸着剤処理油を取得る、
ために十分なシリカを使用る、限りは、出発油中の石け
ん含量の増大と共に実際に向上る、。
シリカの使用量は、アルカリ処理した油又は部分的に精
製した油の金石けん及びりん脂質含量が、乾燥基準で、
添加したシリカの約50〜150重量%を超えないよう
に調節しなければならない。
特定の適用において認められる最大吸着容量は、使用る
、シリカの性質、油の種類及び精製の段階、並びに、た
とえば温度、混合の程度及びシリカ−油接触時間のよう
な処理条件に依存る、ものと考えられる。特定の適用に
対る、計算は、この明細書によって示すように、十分に
通常の専門家の知識内である。
石けん及びりん脂質の低減は、吸着を促進る、ような具
合に無定形シリカと油を接触させることによって達成さ
れる。この吸着工程は、便宜なバッチ又は連続プロセス
のいずれであってもよい。
撹拌又はその他の混合は、シリカの吸着効率を増大させ
る。シリカは連続又は半連続的に加えることが好ましい
。油とシリカを実質的に色素除去剤の不在において接触
させることもまた好ましいけれども、別の実施形態にお
いては後者を存在させることもできる。
アルカリ精製油と無定形シリカは、上記のように油から
石けんとりん脂質を実質的に除去る、ために十分な時間
にわたって接触させる。石けんとりん脂質が残っていて
もよいが、それは本発明の方法の第二の相において充填
床の粘着と閉塞を生じさせないために十分な程度に僅か
なものでなければならない。特定の接触時間は、吸着剤
の使用量、すなわち、油と接触させる無定形シリカ吸着
剤と色素除去剤の相対量によって、いくらか異なる。吸
着剤使用量は、処理る、油の重量に基づいて計算した吸
着剤の重量%(1750下における強熱後の乾燥重量基
準において)として量を定める。好適な無定形シリカ使
用量は、乾燥基準で、少なくとも約0.Ol乃至約1.
0重量%、もつとも好ましくは少なくとも約0.03乃
至約0.30重量%である。
本発明の方法を、物理的に精製した油を処理る、ために
用いる場合も、手順は同一である。しかしながら、吸着
剤使用量は、石けん含量ではなくて、りん脂質含量に基
づいて計算る、。この場合もやはり、不純物を実質的に
除去る、ことを意図る、。好適な吸着剤使用量は、約0
.Ol乃至約1.0重量%(乾燥基準)である。りん含
量を約5 、0 ppmのりん又はそれ以下に低下させ
る油の処理のためには、無定形シリカの乾燥基準の容量
は、約12.0乃至約45.0重量%とる、。
本発明の色素除去相においては、油を色素除去剤の充填
床を通じて濾過る、。本発明の方法の第一の相と第二の
相は、油を充填床と接触させる前に、シリカを油から濾
過る、ことにより、分離る、ことができる。あるいは、
消費した無定形シリカを、第二の相における色素除去剤
の充填床中に油を通じるときに同時に除去る、こともで
きる。
これらの両実施形態のいずれを選ぶかは、当該プラント
の設計に依存る、。いずれの場合にしても、第一の相の
シリカ吸着剤と第二の相の色素除去剤は、実質的に完全
に混合しないようにる、ことが好ましい。
本発明の好適実施形態においては、フィルターを色素除
去剤で予備被覆し、その予備被覆したフィルターを用い
て油を脱色る、。本発明の方法においてフィルターを予
備被覆る、ことによって、色素除去剤の完全な装荷が充
填床中の油に対して提供される。これは、色素除去剤を
石けん及びりん脂質による汚染から保護し、それによっ
て油からのクロロフィル及びその他の着色物の除去に対
る、除去剤の容量と有効性が維持される。この方法によ
って、シリカと白土のバッチ式又は連続的同時添加又は
順次の添加におけるよりも一層効率的なりロロフィルA
の低減が常に達成される。
好適ではないけれども、100%未満の色素除去剤を充
填床中で使用して、その残部をプロセスの第一の相にお
いて油に添加る、こともできる。
しかしながら、それを行なう程度に応じて色素除去容量
の完全な利得が低下る、。しかしながら、約50%に至
るまでの色素除去剤を、このようにして添加る、ことが
できる。すなわち、本発明においては、少なくとも約5
0%の色素除去剤、好ましくは少なくとも約75%、も
つとも好ましくは90〜100%の色素除去剤を充填床
中で使用すべきである。前記のように、濾過助剤を色素
除去剤に加えて使用る、ことができる。
一般に、本発明の方法の第二の相中の充填床の長さが大
であるほど、色素除去剤の脱色容量の利用率がよくなる
。しかしながら、向上した容量と長い充填床に伴なう圧
力低下の増大との釣合いを考慮しなければならない。好
適な顔料除去剤の使用率は、乾燥基準で少なくとも約0
.Ol乃至約1.0重量%、好ましくは0.05〜0,
5重量%である。フィルターの予備被覆に関しては、使
用量は、1平方フィートのフィルター当りに約0.3乃
至約6.0ポンド、好ましくは約、1.0乃至約4.0
ポンドの範囲とすべきである。
本発明の方法は、油が液体である便宜の温度で行なうこ
とができる。
一般に、比較的高い温度は、より良い脱色をもたらし、
この段階においては油は約90乃至約120℃であるこ
とが好ましい。油の温度は、150℃程度、場合によっ
ては、さらに高い温度とる、ことができる。本発明の第
1の相においては(すなわち、ガム質又は石けん及びり
ん脂質の吸着のためには)、比較的低い温度が好ましい
油の温度は約25乃至約100℃1−層好ましくは約6
0乃至約80℃であることが好ましい。
本発明は、フィルターを使用している全時間にわたって
、完全に形成させた充填床(すなわち、色素除去剤の全
装荷)を用いることを可能とる、。
加うるに、フィルター使用可能時間を、通常の白土の単
独使用又は白土及びシリカの油への同時添加又は連続的
添加とその後の濾過の場合と比較して、少なくとも2倍
とる、ことができる。本発明の二相処理は、最適の材料
及びフィルターの有効利用、並びにより良い品質管理の
利点を精製者に与える。
本発明によって、不純物に関しての油の品質管理は、著
るしく向上る、。充填床のクロロフィル除去容量が満さ
れるにつれて、フィルターを出る油のクロロフィル含量
は、複合油(すなわち、処理油の全容量)におけると同
様に、上昇し始める。
それ故、複合油中のクロロフィルをモニターして、油が
規格外となる前に、油流を停止る、ことは簡半なことで
ある。しかしながら、複合油は常に目標とる、クロロフ
ィル含量の範囲内にある。
このことは、最初に処理した油が、恐らくは規格以上の
、高いクロロフィル含量を有している従来の方法とは対
照的である。その場合には、フィルター中に油を流し始
めてから数時間後にフィルターを出る油のクロロフィル
含量が、高い初期含量を埋め合わすために十分なほど低
くなるまでは、複合油はクロロフィルに対る、規格の範
囲内に入ることができない。
ここに記した二相プロセスは、重要なグリセリド油不純
物、すなわち、石けん、りん脂質及び色素の著るしく増
大した除去をもたらす。油を脱色る、ための色素除去剤
の容量は、充填床方式で除去剤を使用る、ことによって
、劇的に増大る、。
同時に、これは、著るしく低下した吸着剤の使用量で、
あるいは、逆に、著るしく増大したフィルターの寿命に
おいて、達成される。その上、この二相プロセスは、所
望る、ならば、化学的精製操作から水洗工程を完全に省
くことを可能とし、それによって廃水処理の費用及び環
境公害の問題を低減る、ことを可能とる、。
以下の実施例は、例証の目的で示すものであって、本発
明を制限る、ためのものではない。本発明の説明の全般
にわたって、下記の略号を用いる:A  −オングスト
ローム APD  −平均細孔直径 C−容量 Ca  −カルシウム ChlA−クロロフィルA Cu−銅 0C−摂氏 db  −乾燥基準 Fe−鉄 ft”  −平方フィート gm  −グラム hr  −時間 lb  −ポンド Mg  −マグネシウム m1n−分 m2  −  ミリリットル p  〜 りん PL  −りん脂質 ppm  −百万部当りの部数(重量による)PRA 
 −色素除去剤 % −パーセント S  −、石けん tvt  −重量 実施例1 化学的に精製した大豆油を、本発明の二相吸着及び処理
方法によって処理した。「精製した油ノとは、アルカリ
処理、−次遠心及び水洗遠心を行なった油を意味る、。
砂浴加熱器を備えた高圧カラム反応器を、この実験で使
用した。精製した油を1.0重量%(乾燥基準)のトリ
シル(商標)無定形シリカヒドロゲル(W、R、ブレー
ス社、ダビソン部)で処理したのち、濾過によって廃シ
リカを除いた。この時点で石けんとりん脂質の含量の分
析を行なった。
石けんは、24.0ppmからゼロに、りんは1.0p
pm乃至、使用した分析試験による検出の限界である、
0 、1 ppm以下に低下した。
次いで油を色素除去剤(P RA)を含有る、カラムに
通じた。第2表中に示すように、異なる3種の除去剤を
使用した。M−3(商標)13シリカ−アルミナ粉末、
品級135(W、R,ブレース社、ダビソン部)は、5
38℃で1時間処理したのちに230メツシユのふるい
にかけた酸性明ばんである。、ネバーグリーン(商標)
白土(バーショー/フィルトロールパートナ−シップ)
は、酸活性化したモンモリロナイト脱色上であり、それ
を5:lの白土:珪藻土の比で珪藻土濾過助剤と混合し
た。トリシル(商標)無定形シリカヒドロゲルは、硫酸
アルミニウムで処理した。第2表は本発明の二相プロセ
スにおいてこれらの色素除去剤を異なる装荷と温度で使
用した場合の結果を示している。
これらの試駆からのデータを、工業的なプロセスにおい
て遭遇る、ものと思われるようなこの実施例の種々の実
験の挙動を比較る、ような具合に、第2表中に表示る、
。この表は、複合油としての処理油に対る、0 、 5
 ppmのクロロフィルAの規格に合格しながら与えら
れた量の色素除去剤上で処理る、ことができる油の量を
示している。すなわち、クロロフィル含量が0.O5p
pmよりも低い初期処理流からクロロフィル含量が0.
O5ppmを超えている最終処理流までを合わせて全体
でQ、O5ppmの含量に達る、までの処理油を集める
実施例2 実施例1におけると同様な化学的に精製した大豆油を、
1.0重量%(乾燥基準)のトリシル(商標)無定形シ
リカヒドロゲル(W、R、ブレース、ダビソン部)で処
理し、且つ濾過して廃シリカを除いた。次いで、油を8
5″、100’又は120℃において色素除去剤で処理
した。この実施例はバッチ方式で行ない、本発明の充填
床方法を実証る、ものではない。むしろ、この実施例は
油の脱色に対る、温度の影響を実証る、ためのものであ
る。
試験した3種の色素除去剤は、M−5(商標)13シリ
カ−アルミナ粉末、品級135 (W、R。
ブレース社、ダビソン部)、ネバーグリーン(商標)白
土(バーショー/フィルトロールパートナ−シップ)、
及びフィルトロール160(商標)酸活性化モンモリロ
ナイト脱色土(バーショー/フィルトロールパートナ−
シップ)であった。
各色素除去剤の使用量を重量%(そのままで)として第
3表中に示す。クロロフィル除去容量は、(gm Ch
QA/gm PRA) X l O’として計算る、。
第3表中に示す結果は、試験した各色素除去剤に対して
、温度の上昇と共にクロロフィル除去容量が増大る、こ
とを示している。
実施例3 実施例1と同様な化学的に精製した大豆油に、本発明の
二相方法を施しl;。16.3.?のトリシル無定形シ
リカヒドロゲル(W、R、ブレース社、ダビンン部)で
処理したのち、瘉シリカから分離した。油は0.461
のクロロフィルA含量の測定値を示した。次いで油を実
施例1と同様に酸性明ばんで活性化、してある3、02
のM−313シリカ−アルミナ粉末、品級135 (W
、R,ブレース社、ダビソン部)の充填床に通じた。こ
の実験の初期段階の間に流出しt;油(〜100aj)
は測定できるクロロフィルA含量を有していなかった。
500−を処理したときに排出る、油のCh12A含量
は約0 、1 ppmであった。1000−においては
、流出る、油のChffA含量は約0 、2 ppmと
なった。
2000+dにおいては流出る、油のCh12A含量は
約0・3 ppmであった。
本発明の充填床方式を用いるChQAに対る、吸着剤の
飽和容量はバッチ等温線データに基づいて予想されるも
のよりも約7倍も大であった。単純な理論的観点から、
無視できる共吸着効果を推定して、固定床の飽和容量は
種々の装荷における吸着剤と油のバッチ接触から測定さ
れる外挿した平衡等温線と等しくなければならない。予
想される飽和容量は等温線データを初期Ch12Aa度
に対して外挿る、ことによって決定される。充填床方式
は、排出る、処理流中の低い汚染物含量を保ちながら、
工業的な実施において、この容量に近付くことを可能と
る、。しかしながら、予想される飽和容量よりも7倍も
大きい容量は、複合油混合物が充填床の前端において効
果的に除去される未だ同定できない汚染物を含有してい
ることを示している。
その結果として、標準的な吸着等温線分析からは予想る
、ことができない、充填床において認められる性能利得
が存在る、ものと思われる。この現象は充填床方式が望
ましいものであることのもう一つの理由である。
実施例4 実施例1におけると同様な、化学的に精製しt;大豆油
を、工場規模で本発明の二相方法によって処理した。処
理る、油の石けん、りん脂質及びクロロフィルAの含量
を、一つは対照及び三つは本発明を具体化る、ものであ
る、全体で四つの試験のそれぞれに対して、第5中に示
す。各試験において、葉状濾過器のフィルターを1平方
フィート当りに1.5ポンドのフィルトロール160白
土(バーショー/フィルトロールパートナ−シップ)で
予備被覆した。油を75 、 OQb/ fL”−hr
の速度で濾過器に通じた。油の温度は、シリカ吸着剤と
の接触において約82℃1色素除去剤(白土)の充填床
との接触において約100℃であった。
対照試験においては、単に脱色上の充填床を用いるのみ
の場合に得られる貧弱な結果を実証る、ために、無定形
シリカ吸着剤を使用しなかった。
他の試験は、それぞれ、本発明の二相方法を実証した。
試験l及び2においてはトリシル無定形シリカヒドロゲ
ル(W、R、ブレース社、ダビシオン部)を用いた。試
験3において用いたくえん酸処理シリカヒドロゲル(W
、R、ブレース社、ダビソン部)は、米国特許第4.7
34.226号(パーカーら)中に記したようにしてく
えん酸で処理した無定形シリカヒドロゲルであった。第
4表にそれらの結果を要約る、。
上記の説明において本発明の原理、好適実施態様及び操
作の方式を説明した。しかしながら、ここで保護を受け
ようと意図る、本発明は、ここに開示した特定の形態は
制限的なものではなく例証的なものとみなすべきである
から、それらに限定されるものと解釈すべきではない。
この分野に習熟している者によれば、本発明の精神から
逸脱る、ことなく、変更及び変化を行なうことができよ
フO 本発明の主な特徴および態様を記すと次のとおりである
1、グリセリド油からの不純物の除去のための二相吸着
及び処理方法において、 (a)  ガム質、石けん及びりん脂質から選択した不
純物を包含し、且つさらに色素をも包含る、グリセリド
油を選択し; (b)  核油を工程(c)の充填床の作用を抑制る、
ことがない水準まで該不純物の含量を低下させるために
十分な量の無定形シリカ吸着剤と接触させ;そして (c)  該油を色素除去剤の充填床中に通し、該充填
床中の該色素除去剤の量は吸着及び処理方法において使
用る、核剤の全量の少なくとも約50%である、 ことを特徴とる、方法。
2、該不純物の含量を、それぞれ存在している場合には
、少なくとも、100万部当り約2.0部のガム質、1
00万部当り約1O00部の石けん及び100万部当り
約2.0部のりんまで低下させる上記lに記載の方法。
3、該グリセリド油は100万部当り50部以上の石け
んを含有る、化学的に精製した油である上記1に記載の
方法。
4、該化学的に精製したグリセリド油は、100万部当
り少なくとも30部の石けんを包含る、上記2に記載の
方法。
5、グリセリド油の石けん含量を100万部当りに寅質
的Iニゼ0部に低下させる上記4に記載の方法。
6、該グリセリド油は、りん脂質を包含し且つ該方法は
グリセリド油のりん含量を実質的にゼロに低下させる上
記1に記載の方法。
7、該グリセリド油は、クロロフィルAを包含し且つ該
方法はグリセリド油のクロロフィルA含量を100万部
当り約0.2部以下に低下させる、上記1に記載の方法
8、りoロフイル含量を100万部当り約0゜05部以
下に低下させる、上記7に記載の方法。
9、該無定形シリカは、シリカゲル、沈殿シリカ、透析
シリカ及び乾式法シリカから成るグループから選択る、
上記lに記載の方法。
10、該シリカゲルは、ヒドロゲルである上記9に記載
の方法。
11、該シリカは、有機酸処理した無定形シリカである
上記9に記載の方法。
12、工程(b)における無定形シリカの装荷量は、乾
燥基準で、少なくとも約0.01重量%である上記lに
記載の方法。
13、油を工程(C)の前に無定形シリカから分離る、
上記lに記載の方法。
14、該充填床は該色素除去剤で予備被覆してあるフィ
ルターから成る上記lに記載の方法。
15、該充填床情、使用る、色素除去剤の全量の少なく
とも約75%を包含る、上記lに記載の方法。
166該充填床は、使用る、色素除去剤の少なくとも9
0%を包含る、上記Iに記載の方法。
17、該充填床は使用る、色素除去剤の全量を包含る、
上記Iに記載の方法。
18、該無定形シリカ吸着剤及び該色素除去剤を実質的
に完全に混合させない上記lに記載の方法。
19、フィルター1平方フィート当りに約0.3乃至約
6.0ポンドの色素除去剤を使用る、上記lに記載の方
法。
20、フィルターl平方フィート当りに約1.0乃至約
4.0ポンドの色素除去剤を使用る、上記19に記載の
方法。
21、該色素除去剤は、少なくとも約2.0×1O−8
の酸性度因子及び約3.0以下のpHを有る、天然又は
合成シリカ−アルミナ材料、活性炭又は酸処理した無定
形シリカである上記lに記載の方法。
22、該色素除去剤を濾過助剤と混合る、上記21に記
載の方法。
23、該天然シリカ−アルミナ組成物は酸活性化又は非
酸活性化脱色上又は白土である上記21に記載の方法。
24、該脱色上又は白土は、亜ベントナイト又は金属ベ
ントナイト又はフラー土である上記23に記載の方法。
25、該合成シリカ−アルミナ材料は、無定形シリカ−
アルミナ粉末である上記21に記載の方法。
26、該シリカ−アルミナ材料は、結晶性シリカ−アル
ミナである上記21に記載の方法。
27、該結晶性シリカ−アルミナは、ゼオライトである
上記26に記載の方法。
28、該酸処理した無定形シリカは、無m酸、強有機酸
又は酸塩によって処理してある上記21に記載の方法。
29、該無機醜は、硫酸、りん酸又は塩酸である上記2
8に記載の方法。
30、該グリセリド油の温度は、少なくとも約70℃で
ある上記lに記載の方法。
31、油の温度は少なくとも約90℃である上記30に
記載の方法。
32、色素除去剤を充填床中に配置し且つ該充填床の作
用を抑制しない水準まで石けん又はりん脂質あるいは両
者の含量を低下させるように無定形シリカによって前処
理してあるグリセリド油と該充填床を接触させることか
ら成る、グリセリド油からのクロロフィルの除去のだめ
の色素除去剤の容量を増大させるための方法。
特許出願人 ダブリュー・アール・ブレイス・アンド・
カンパニーーコネチカ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、グリセリド油からの不純物の除去のための二相吸着
    及び処理方法において、 (a)ガム質、石けん及びりん脂質から選択した不純物
    を包含し、且つさらに色素をも包含するグリセリド油を
    選択し; (b)該油を工程(c)の充填床の作用を抑制すること
    がない水準まで該不純物の含量を低下させるために十分
    な量の無定形シリカ吸着剤と接触させ;且つ (c)該油を色素除去剤の充填床中に通し、該充填床中
    の該色素除去剤の量は吸着及び処理方法において使用す
    る該剤の全量の少なくとも約50%である、 ことを特徴とする方法。 2、該不純物の含量を、それぞれ存在している場合には
    、少なくとも、100万部当り約2.0部のガム質、1
    00万部当り約10.0部の石けん及び100万部当り
    約2.0部のりんまで低下させる特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 3、該グリセリド油は、クロロフィルAを包含し且つ該
    方法はグリセリド油のクロロフィルA含量を100万部
    当り約0.2部以下に低下させる、特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 4、工程(b)における無定形シリカの装荷量は、乾燥
    基準で、少なくとも約0.01重量%である、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 5、該充填床は、該色素除去剤で予備被覆してあるフィ
    ルターから成る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、該充填床は、使用する色素除去剤の全量の少なくと
    も約75%を包含する、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 7、フィルター1平方フィート当りに約0.3乃至約6
    .0ポンドの色素除去剤を使用する、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 8、該色素除去剤は、少なくとも約2.0×10^−^
    ■の酸性度因子及び約3.0以下のpHを有する天然又
    は合成シリカ−アルミナ材料、活性炭又は酸処理した無
    定形シリカである、特許請求の範囲第1項記載の方法。 9、該グリセリド油の温度は、少なくとも約70℃であ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 10、色素除去剤を充填床中に配置し且つ該充填床の作
    用を抑制しない水準まで石けん又はりん脂質あるいは両
    者の含量を低下させるように無定形シリカによつて前処
    理してあるグリセリド油と該充填床を接触させることか
    ら成る、グリセリド油からのクロロフィルの除去のため
    の色素除去剤の容量を増大させるための方法。
JP1114027A 1988-05-06 1989-05-06 グリセリド油の二相吸着及び処理 Pending JPH02150495A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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