JPH07506977A - 核磁気共鳴情報を取得する方法および装置 - Google Patents
核磁気共鳴情報を取得する方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
核磁気共鳴情報を取得する方法および装置(技術分野)
本発明は、サンプル、特に短い(例えば、50011秒より短い)スピン−スピ
ン綾和時間(T2)を持つサンプルから空間核磁気共鳴(NMR)情報を取得す
るためのノJ法および装置に関する。
(背景技術)
固体における磁気共鳴映像の可能Hは、最近大きな関心を集めてきた。固体中の
NMRイメージ形成は、広いNMR掃引線(NMR1ines)の故に困難であ
る。この問題に対する1つの可能な試みは、掃引線を人為的に狭めることである
。このような試みは、英国特許出願第2.234.594号に開示されている。
線間狭搾法(l ine narrowing)に代わるものについては、C。
ttrcll等の論文「大きな振動磁界勾配を用いる固体のNMRイメージ形成
(NMRimaging or 5olids using large 。
scillating field gradicnts)J (Mcas、S
ci、Tcchnol、1.1990年、624)に記載されている。この論文
は、同次双棲線の広がり(homogeneous dipolar broa
dcning)を支配するため大きな振動磁界勾配を用いることを開示している
。磁界勾配がゼロを通る時に111−の90°励起パルスが印加され、1つの完
全勾配サイクル後に勾配エコーが生成される。90°のパルスがゼロ勾配の瞬間
に印加される故に、RF電力要f’lは非常に緩やかになる。この論文に開示さ
れたイメージ形成方式は、バック・プロジェクション法を用いるものであった。
バック・プロジェクション法(back projection mcth。
ds)はこれまでソリッドステートNMRイメージ形成において用いられてきた
が、2次元フーリエ変換法(2DFT法)がイメージ品質の改善をもたらすこと
が期待されるので、この手法を用いるのが有利である。
(発明の概要)
本発明によれば、
歩な(とも1つの励起パルスをサンプルに印加し、静的成分を持ち、かつ第1お
よび第2の方向に第1および第2の勾配磁界成分をそれぞれ持つ磁界をサンプル
中に生成し、サンプルから複数のN M、Rサンプリング応答を生じるように、
i;f記または各励起パルスの印加と磁界の生成とを制御し、第1および第2の
成分が、各サンプリング応答かに一空間内に所要のサンプリング経路を生じるよ
うに構成され、このような成分の相対的振幅が、前記複数のサンプリング応答に
ゎたりに一空間内のサンプリング経路の所要の分布を生じるように複数のサンプ
リング複数にわたって変化させられ、
前記複数のサンプリング応答にわたるに一空間内のサンプリング経路の所要の分
布を提供し、
各IJ−ンプリング応答の発!1川!このような両成分の方向を逆にして、各サ
ンプリング応答を検出すること
を含む、サンプルから空間NMR情報を得る方法が提供される。
このように、本発明は、以下に説明するように、2DFT法を用いてNMRイメ
ージを提供することができる手法を供することができる。更に、従来の2DFT
法とは異なり、他の勾配成分(例えば、周波数コード化成分)がオンに切換えら
れる前に、1つの勾配成分(例えば、1つの位相コード化成分)がオフに切換え
られるという要件がない。このような両成分は、連続的かつ同時に動作すること
ができ、このためこのような成分をオンまたはオフすることによるスプリアス渦
電流磁界の問題を回避する。
S、Ljunggrcnの論文[フーリエ変換に基くイメージ形成法の簡単な図
形表示(A simple graphical represenLatio
n or Fourier−based methods)J (J、Magn
。
Res、54 (1983)338)に示されるように、k−空間(空間周波数
領域)がド式により定義される。即ち、
イ11シ、に、はy@h向における勾配磁界成分であり、G、は2軸方向におけ
る勾配磁界成分である。Xに沿って均一であり(スライス選択なし)かっρ(y
、z)がy、Z商に対する核スピン密度の射影であるサンプルの場合は、前記論
文は、自山誘導城衰(f、i、d、)がF式により与えられることを示している
。
即ち、
5(L) ySp(y、z)cxp[ilk+(t)yn、mzl]cxp(L
/T2)dydz (3)2DFT?j:を用いてに一空間からNMRイメージ
を再構成するためには、k−空間における情報が直線路r・上でサンプルされる
ことを必要とする。本発明においては、第1および第2の勾配成分の波形および
それらの相対振幅が複数の応答にわたって変化させられる方法の賢明な選択によ
り、k−空間をサンプリング経路の所要の分布(エキスカージョン:excur
sions)としてサンプルすることができる。この分布は、(例えば、線形化
および内挿法により)直線格子への変換に適する分布サンプリング点の所要のセ
ット(略々方形または矩形状の格子の如き)に区分(discrcLivcd?
)することができる。
第1および第2の成分の相対振幅を変化させることは、略々直線格子−ヒの1組
の分布サンプリング点の提供を特に容易にし得る。このような成分の波形が規則
的であり、かつ各サンプリング経路が略々線形であるならば、複数の応答にわた
りこのような成分の相対振幅を変化させることで、直線格子を近似化し得る平行
なサンプリング経路の分布を生じることになる。もし更にサンプリング経路かに
一空間軸の1つに平行であれば、20FT法に対し特に有効である直線格子を近
似化することができる。
波形などの選択かに一空間におけるサンプリング経路の所要の分布を生じるため
に行われねばならない方法は、式1および2が与えられれば、当業者には明らか
であろう。これらの式から、k−空間のサンプリング経路が時間に関する第1お
よび第2の勾配磁界成分(例えば、G、およびG、)の積分の関数であることが
明らかである。例えば、1つのサンプリング経路が例えばG、の振幅をその都度
増加させて、k、のレベルが複数のサンプリング応答にわたって増加するように
複数の→J゛ンプリング応答にわたり反復されるならば、k−空間は増加するに
、(F)−運のサンプリング経路においてサンプルされることになる。
NMRサンプリング応答は、例えば、f、i、d、 とすることができる。しか
し、励起パルスの印加後のr、i、 d、の初期部分が通常は失われる(これに
伴って計重な応答情報も失われる)ため、NMRサンプリング応答がエコーであ
ることが望ましい。−ト記の理由により、勾配エコーが特に望ましい。(サンプ
リング応答中)サンプリング経路の少なくとも部分的な反転が存在するならば、
ρ(y。
Z)が実数である時に適用し得る一般的関係ρ(−k)=ρ* (k) (4)
は、k−空間の4つの全ての象限(、ltに2つの象限ではなく)をサンプルす
ることを可能にするために用いることができ、これが典型的な実験における2倍
までの時間的節減をもたらし得る。全に一空間のこのようなサンプリングは、サ
ンプリング応答の中心以後の信号の複素共役を用いることにより達成することが
できる。励起パルスの印加に続く勾配成分の方向における反転により勾配エコー
が典型的に生成されることが判るであろう。勾配エコーはこのように、勾配成分
の片方または両方に対する周期的波形が必要な反転を生じるので、このような波
形を用いることによって適当に生成される。このような波形は、エコーの発生中
に結果的に反転を有するように構成することができ、これにより先に述べたサン
プリング経路の少なくとも部分的な反転を生じ、かつ式(4)における関係を介
してに一1空間の4つ全ての象限をサンプルすることを可能にする。
各サンプリング応答の発生中(望ましくは、その中心またはその付近)の両方の
勾配成分の方向を反転することにより、式4の関係を用いて(また、例えば第3
および第4の象限を包含して)応答の2番口の1分におけるに一空間のサンプリ
ングを、(第1および第2の&lNを包含する)応答の最初のI′分におけるそ
れと同様に関連付けるように構成することができる。実際に、各サンプリング応
答の最初の部分におけるサンプリング経路が各サンプリング応答の2番1−1の
部分において再トレースされる(これにより、典型的に対称的エコーを生じる)
ように、第1および第2の成分が構成されることが特に望ましい。例えば、第3
および第4の象限におけるサンプリング経路は、第1および第2の象限における
経路に対する対称性と同様に関連させ得る。
第1および第2の成分の波形は周期的であり、1つの波形の期間は他の期間の整
数倍であり、その結果2つの波形は規則的に生じる同時のゼロ交差を持つように
構成することができ、これにより先に触れた両勾配磁界成分の望ましい反転を達
成する。このような構成は、所望の如(、勾配エコーが以降のゼロ交差点対にお
いて形成するように構成できるので、両勾配磁界成分が略々ゼロである時に励起
パルスが印加されるならば、特に有利である。励起パルスを両勾配磁界成分が略
々ゼロである時に印加することは、励起パルスについての電力要件が最小である
(その説明については、先に述べたCottrell等の論文を参照されたい)
ため望ましい。
望ましい実施例においては、このような両成分の波形は正弦波または余弦波であ
り、一方の周期は他方の周期の2倍であり、波形は同時のゼロ交差点を有する。
正弦(または余弦)波形は、実現および同期が特に容易であり、波形間の2の因
数が、k−空間におけるサンプリング点の特に良好な分布を生じることが発明者
によって発見された。
応答における情報を有効に用いるためには、勾配磁界成分の相対振幅が励起パル
ス毎に、またはパルス・シーケンス(線間狭搾パルス・シーケンス(aline
narrowing pulse 5equence)の如き)毎に異なるこ
とが望ましい。サンプルが短いT2を持つならば、印加される励起パルス毎に、
あるいはパルス・シーケンス毎に唯1つの応答が検出され得る。T2が充分に長
ければ、幾つかの応答(例えば、r、i、d、および一連のエコー)が励起パル
ス毎に、あるいはパルス・シーケンス毎に検出され得る。
本発明は、
少なくとも1つの励起パルスをサンプルに印加する手段と、静的成分を有し、か
つ第1および第2の方向に第1および第2の勾配磁界成分をそれぞれ何する磁界
をサンプルに生成する手段と、サンプルから複数のNMRサンプリングを生成す
るように応答前記印加手段および面記生成手段とを制御する手段とを備え、第1
および第2の成分が、各サンプリング応答かに一空間に所要のサンプリング経路
を生じるように構成され、このような成分の相対振幅が111工記複数のサンプ
リング応答にわたりに一空間内にサンプリング経路の所要の分布を生じるように
複数のサンプリング応答にわたって変化させられ、前記側御手段が、各サンプリ
ング応答の発生[lIIこ前記両成分を方向において反転するようになっており
、各サンプリング応答を検出する手段を備える、サンプルから空間NMR情報を
得るための装置に危延する。
先に述べた方法の特徴に類似する更に別の装置の特徴は、従属する装置の請求の
範囲における特徴を有する。
本発明の望ましい特徴について、例示として添付図面に関して次に記述する。
(図面の簡単な説明)
図1は、NMR情報を取得するための装置の概略図、図2は、NMR情報を取得
する方法を示すタイミング図、図3は、(a)勾配エコーに対するサンプリング
経路と、(b)エコー中心後のNMR信号の複素共役を要するエコーに対する修
正経路と、(c)k、における線形化の後であるかに、における線形化の前にお
けるエコーに対する修正経路とを示すに一空間のプロット、
図4は、図4aにおける断面で示されるPTFEのファンタム(phant。
m)の19F NMRイメージ(図4b)、および図5は、実験結果および理論
的結果の比較を示す、図4に示された線XX′に関するPTFEファンタノ〜の
断面に対するピクセル数に対する正規化されたIOFの密度のプロットである。
(実施例)
図1において、NMRイメージ形成装置は、この装置の他の構成要素に対する電
力および制御を提供するコントローラIOを含んでいる。当該装置はまた、イメ
ージ形成されるべき対象物に静的磁界を生成する磁石12と、yおよび2方向に
磁界勾配に、および(れをそれぞれ生成する勾配コイル14.16と、r[トラ
ンスミッタ18と、r「レシーバ20とをも含んでいる。コントローラ10とは
別に、当該装置は従来のものであり、その動作は当業者には周知であろう。前記
コントローラが実際にはこの装置の種々の構成要素に対して種々の個別の制御装
置からなっていることが理解されよう。特に、磁石12は完全に個々に制御され
得る。
図2は、コントローラ10がどのように2DFT法を用いてNMRイメージを生
成するように構成されるかを示している。
振動する磁界勾配
がy方向で、半分の周波数の振動磁界勾配期され、勾配G、の1つの周期T=2
π/ o]の後に、スピンが集束してエコーを生じる。(位相および象限におけ
る)エコー・データが、T/2および3T/2間で記録される。タイミング−シ
ーケンスは反復時間T、□および勾配G3の異なる値で反復される。
式1および2から判るように、タイミング・シーケンスの反復毎にG、の振幅を
一定に保持するがG、の振幅は変化させる効果は、連続的なエコーが同じに、軌
道を持つがそれらのに、軌道は変位させられることである。図38は、k−空間
におけるT/2から3T/2までの範囲を示している。同図においては、klが
T/2に対応し、k2が(エコーの中心で)Tに対応し、k、が3T/2に対応
している。
式1によれば、k、の最大値がL=T/2で生じ、下式により与えられる。即ち
、
T/2 T/2^ ^
同様に式2からは、1Jl=64およびL=Tである時、最大値に、が生じる。
J(7および8を比較して、もし下式ならば、k、とに、の両方における同じエ
クスカーション(excursion)が得られる。即ち、エコーが勾配を反転
することにより形成される故に1、また18o0パルスによらない故に、k−空
間のサンプリングのみが2つの象限にわたる。全ての4象限にわたるためには、
ρ(y、z)が実数である時に適用し得る式4における一般的関係が用いられる
。このため、エコー中心(L =T)後の信号の複素共役が用いられるならば、
k−空間サンプリングはこの時間3bに示されるように、他の2象限にわたるこ
とになる。
振動磁界勾配が用いられる時、k−空間は均一にサンプルされず、データ収集中
の磁界勾配における変動に対して補正してサンプリングを均一(即ち、直線路r
>サンプリングに変換するために1つの手順が用いられる。従って、線形化はに
7およびに、の両方において実施される。k、における線形化に関しては、図3
5を参照して、t−TからL−3T/2までのエコーの部分、特にに、に沿った
軌道について考察しよう。−二′A、I7)勾配に、。の効果かに、における等
しい増分を生じることであるため、振動勾配によりt=−r+t’(即ち、エコ
ー中心後のt’)である時に記録されたデータを一定の勾配におけるL=T+1
である時に記録されたデータに補正することができる。線形化は、下式を解くこ
とからなる。即ち、
k、(に、。(T+1))=に、 (G、 (T+ L’) ) (10)即ち
、
L−T/2におけるに、の最大エクスカーシミ1ンは両方の楊合に同じになる。
このため、
+1j純な線形内挿法を用いて、新たなデータ・セットを生成する。k、におけ
る線形化後のに一空間の範囲が、図3Cに概略が示される。
k、における線形化については、図3Cから判るように、定数J(弐6から)に
対する典型的なサンプリング経路が、lk、lが増加するに伴いに、における減
少を結果として生じる。kヨが一定のままである水平方向経路に追従するために
は、指数Jは1に、1だけ増加されねばならない。このことは、図3Cにおいて
1′として示される。このように、式2および6から、所与のJに対して、エコ
ーの中心(t =T)におけるに、の値は下式により与えられる。即ち、時間(
L =T+ L’) 、即ちエコー中心後のt′においては、G、の指数J′に
対するに、の値は下式により与えられる。
このため、klが一定のままであるならば、式12および14から、Jおよび1
′が下記条件により関連付けられる。即ち、J
k、における線形化後にに、における線形化を実施するように選択したため、式
15をt′ではなくt′に関して表わすことが更に好都合である。このため、式
11を用ると、式15は下式となる。即ち、J
例えば、t=1.3337ならば、図30においてに、軸におけるマークにより
示されるように、t’=o、333T、ビニ領 375T、および1kyl−〇
、75に、、、となる。このように、J−28ならば、式15または式16のい
ずれかから、J’=37.333となる。lit純な線形内挿が、エコー・デー
タ・セット37および38間で111び用いられる。
(すを例)
磁石12として0.5Tの電磁石(214MIIZ)を用いて実験が行われた。
勾配コイル14および16の設+lはZupancicおよびpirsの研究(
J。
Pbys、E Sci、lr+5Lrurn、’:j、1976年、79)に基
き、yおよびlの両方向において30G/cm/Aを生じた。自家製のrfl−
ランスミッタ18およびレシーバ20は、誘導結合された「送信」および「受信
」コイルからなっていた。rrパルス強さは2mT(L、。=3μ秒)であり、
rfパルス後の1ノノ−バの休止時間は81を秒であった。I−c Cr Oy
9400 (商標)蓄積発振器がデータ捕捉および平均化のために二1ントロ
ーラ10の一部として用いられた1、このコントローラはまた、振動勾配を生じ
るため用いられた2つの正弦波光&23を含み、に2発振器は、ゼロ交差検出器
からの同期パルスを用いてGF発振器の周波数の半分にロックされた。各発振器
の出力は、Acorn Archimcdcs(商標)コンピュータにより制御
される12ポルトDACの出力により乗じられた。これもコントローラ10の一
部としての5Ml5(商標)パルス・プログラマが全てのタイミングおよび制御
のために用いられた。LcCroyオシロスコープからの平均化エコー・データ
が、T EEEバスを介してArchimcdcsコンピュータへ転送された。
当業者は、理論、他の形式および製造による適当な装置を知悉していよう。
図4bは、本発明の方法および装置を用いて得られる約60μ秒のT2を持つT
’TFEファントドの2次元のINFのイメージを示している。一部が除去され
た円筒形状におけるファントノ・は、図4aに示されるように、直径が5mm、
長さが4mmであった。イメージは、120G/cmビーク値の勾配G、により
得られたが、勾配G、は±60 G / c mビーク値(2Aピーク)にわた
る129ステツプで変化させられた。勾配に7およびG、の周波数は、それぞれ
19.5KHzおよび!1.75に+−1zであった。エコー・データは、平均
が50である150ミリ秒の反復時間T15.で記録された。合計のイメージ形
成時間は26分であった。
次に、t145に示された実験特性<m散したデータ点で示される)と理論特性
(点鎖線で示される)の比較について述べれば、たたみこみ特性(convn
I u Linn prnrilc)(実線参照)を生じるため理論特性のガウ
ス指数(−x2/a))によるたたみこみにより、図48における解が(T分の
高さにおける全幅である)1.66a!;0.7mmとなるように評価された。
この実験の解は2つの因子に依存している。第1の因子は、自然縮幅に対する信
号のスペクトル幅の比である。第2の因子は、振動勾配G2の1つの周期と等し
いT/2乃至3T/2の有限データ捕捉窓により生じる切頭効果である。当該実
験においては、全分解能は0.8mmであると予期され、このため実験の評価値
0.7mmと良好に 致している。
理論、本発明については純粋に例示として記載され、細部の変更は本発明の範囲
内で可能であることが理解されよう。
滲@r内容に変更なし)
面塁:16.″l順■
平成 6年 7月13日
Claims (13)
- 1.サンプルから空間NMR情報を得る方法において、少なくとも1つの励起パ ルスを前記サンプルに印加し、静的成分を持ち、かつ第1および第2の方向にお ける第1および第2の勾配磁界成分をそれぞれ持つ磁界をサンプルに生成し、前 記サンプルから複数のNMRサンプリング応答を生じるように、各励起パルスの 印加と前記磁界の生成とを制御し、前記第1および第2の成分は、各サンプリン グ応答がk−空間内に所要のサンプリング経路を生成するように構成され、かか る成分の相対振幅は、前記複数のサンプリング応答にわたってk−空間にサンプ リング経路の所望の分布を生じるように、該複数のサンプリング応答にわたって 変化させられ、 各サンプリング応答の発生中に前記両成分を方向において反転させ、各サンプリ ング応答を検出すること を含む方法。
- 2.前記NMRサンプリング応答がエコーである請の範囲第1項記載の方法。
- 3.前記成分は、各サンプリング応答の第1の部分の間のサンプリング経路が各 サンプリング応答の第2の部分の間に再トレースされるように構成される請求の 範囲第1項または第2項に記載の方法。
- 4.前記成分の波形が周期的であり、1つの波形の周期が他の波形の周期の整数 倍である請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の方法。
- 5.前記両成分が略々ゼロである時に1つの励起パルスが印加される請求の範囲 第1項乃至第4項のいずれかに記載の方法。
- 6.前記両成分の波形が正弦波または余弦波であり、一方の周期が他方の周期の 2倍であり、該波形が同時のゼロ交差点を持つ請求の範囲第1項記載の方法。
- 7.前記成分の相対振幅が、各励起パルスまたは各パルス・シーケンス毎に異な る請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の方法。
- 8.印加される励起パルスまたはパルス・シーケンス毎に1つの応答が検出され る請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記載の方法。
- 9.サンプルから空間NMR情報を得る装置において、少なくとも1つの励起パ ルスを前記パルスに印加する手段と、静的成分を有し、かつ第1および第2の方 向における第1および第2の勾配磁界成分をそれぞれ有する磁界を前記サンプル に生成する手段と、前記サンプルから複数のNMRサンプリング応答を生じるよ うに、前記印加手段と生成手段とを制御する手段とを備え、前記第1および第2 の成分が、各サンプリング応答がk−空間内で所定のサンプリング経路を生じる ように構成され、かかる成分の相対振幅が、前記複数のサンプリング応答にわた ってk−空間におけるサンプリング経路の所要の分布を生じるように、前記複数 のサンプリング応答にわたって変化させられ、前記制御手段が、各サンプリング 応答の発生の間に前記両成分を方向において反転させるためのものであり、各サ ンプリング応答を検出する手段 を備える装置。
- 10.前記成分が、各サンプリング応答の第1の部分の間のサンプリング経路が 、各サンプリング応答の第2の部分の間に再トレースされるように構成される請 求の範囲第9項記載の装置。
- 11.前記成分の波形が周期的であり、一方の波形の周期が他方の周期の整数倍 である請求の範囲第9項乃至第10項のいずれかに記載の装置。
- 12.前記制御手段が、前記両成分が略々ゼロである時に、励起パルスを印加す るためのものである請求の範囲第9項乃至第11項のいずれかに記載の装置。
- 13.前記制御手段が、前記両成分の波形が正弦波または余弦波であるように構 成され、一方の周期が他方の周期の2倍であり、前記波形が同時のゼロ交差点を 有する請求の範囲第9項記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
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GB9200606.3 | 1992-01-13 | ||
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