JPH07506358A - 新規な活性化合物 - Google Patents

新規な活性化合物

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JPH07506358A
JPH07506358A JP5519172A JP51917293A JPH07506358A JP H07506358 A JPH07506358 A JP H07506358A JP 5519172 A JP5519172 A JP 5519172A JP 51917293 A JP51917293 A JP 51917293A JP H07506358 A JPH07506358 A JP H07506358A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規な活性化合物 技術分野 本発明は新しい種類の生物学的活性を有する化合物、その調製方法および治療に おけるその使用に関する。特に本発明は、腫瘍関連炭水化物構造体に対する、ま たは、感染性の病原体および/または感染した宿主細胞上に発現した炭水化物構 造体に対するT細胞免疫を発生させるために有用な免疫原性のコンジュゲートを 提供する。
従来の技術 細胞性免疫 を推動物の免疫系は侵入した微生物および悪性細胞に対して常時活性を有する。
適応免疫系は抗原への最初の遭遇と比較して2回目により大きく応答することは よく知られている。この事実はワクチンにおいて活用されており、ワクチンは免 疫記憶として知られる持続性の免疫の状態を誘導することにより機能する。免疫 記憶は感染性の病原体に対して特異的な1978球の活性化を必要とする。19 78球は病原体に由来するペプチド断片をT細胞受容体(TCR)を介して認識 することにより細胞内で感染を検知する。しかしながら、殆どの1978球はr MIlc拘束」されており、即ち、これらは高度に冬型性の膜蛋白に結合し、主 要組織適合性複合体(MnC)のクラスIおよびクラス■の遺伝子によりコード され、そして抗原がプロセシングされるような補助細胞(抗原提示細胞、^PC と命名されている)上の表面上に提示されるペプチドの複合体のみを認識する。
1978球は付着受容体分子の特異性に応じてCD4’″またはCD84に分類 できる。CD4付着受容体は菖11Cクラス■分子を認識し、CD8はクラスI i:Pi合する。更にM)Ic拘束はTCRの特定の部分へのMHC分子の直接 の結合に応じて変化する(Jorgensen等、1992)。
CD4”T細胞(ヘルパーT細胞)はマクロファージおよび抗体産生B細胞を活 性化し、CD8”T細胞(細胞障害性T細胞、 CTL)はウィルスおよび細胞 内細菌に感染した細胞を殺傷する。抗原はその発生源に応じて2つの経路のうち の1つによりプロセシングされる。第1の経路では細胞外からきた外来性物質を 特殊な抗原提示細胞(多くはマクロファージまたはB細胞)により封じ込め、こ れがその物質を分解し、プロセシングされた抗原をクラス■のMHC分子に連結 させる。複合体は細胞表面に輸送され、ヘルパーT細胞に提示される。
第2の経路は一般的にウィルス感染細胞または悪性細胞内に形成された蛋白のプ ロセシングに関わるものである。これらの蛋白は細胞内でプロセシングされ、即 ち、これらはペプチド断片を形成するような部分的蛋白分解に付される。次にこ れらの断片はクラスI IIITIc分子と結合し、細胞表面に輸送されて細胞 障害性T細胞に提示される。
別の経路による抗原のプロセシングには生物学的意味がある。即ち、周囲により 捕獲された抗原は最終的にはB細胞をもたらし抗体を産生じ、これは、外因性の 抗原によるその後の攻撃に対抗して生物を保護することができる。一方、異常細 胞または不規則な細胞(例えばウィルス感染細胞または悪性細胞)内に形成され た異常構造の形態の抗原の場合は、免疫系にとって活性化されるのが好都合であ り、その結果最終的には不規則な細胞を殺傷することができる。
近年MHCクラス!および■の分子に結合したペプチドの分析においてかなり前 進があった(参考文献例: Janevay、 1991 ; RQtzsch ke& Falk、1991 ;5tauss、1991 ;Tsowides  & Eisen、1991)。即ち、111’lcクラスIの分子はアミノ酸 が僅か8〜12個の短いペプチドに結合し、菖■Cクラス■分子はアミノ酸約1 0〜17個のペプチドに結合することが解った。
更に、抗原のプロセシングから生じるペプチド断片はMIIC分子の細胞外部上 の溝の中に結合した細胞表面に輸送されることが解った。
11Hcクラス■分子の場合は、ペプチドに沿って厳密な場所に位置する個々の アミノ酸側鎖がペプチド結合溝中に結合することが解っている( 1ladde n等、1991)。これらのポケットの位置およびその内側にあるアミノ酸は異 なるアレレの異性体では異なっている。結果的に、異なるMIICクラス■の分 子が異なるセットのペプチドと結合することができ、アレレ特異的なモチーフが 種々のllICアレレに対して発見されている(Van Bleek & Na thenson、 1990 ; Falk等、1991 ;。
Jardetzky等、1.991)。例えばIIL^−^2.1に結合するペ プチドは好ましくは2位にLまたはMlおよび9位、即ちC末端部位に■または Lを有する(RQtzschke & Falk、 1991)。
免疫系でMIICクラス■分子に結合することのできるペプチドの例は、ASN ENMETMおよび5GPSNTPPE I (SEQ ID No:1および 2)であり、これらは共に、1l−2−Db分子により提供される。
ヒト免疫系においてMIICクラスI分子に結合することのできるペプチドの1 例はG I LGFVFTL(SEQ II)No: 3)T、l、コレハ11 L^−^2.1分子により提供される(Falk等、1991)。
IIFIC(クラス■)結合ペプチド、DYG I LQ lN5R(SEQ  ID NO:19)と炭水化物4−0−α−ガラクトピラノシル−β−D−ガラ クトピラノースとのコンジュゲートは、Elofsson等により記載されてい る(1991)。
1089107448号はMHCクラス1分子に結合したペプチドと相同性を有 するペプチドを用いて宿主細胞の免疫応答を調節するための組成物を開示してい る。
T細胞特異的エピトープの担体としての合成ペプチドCTLはトリニトロクロロ ベンゼン(TNP)を塗布したマウスの肺臓から発生させることができ、そして TNPコーティング同系間の標的細 −抱の殺傷について選択できる。このよう にして発生したCTLのいくつかは内部(6位)リジン残基に結合したTNI’ を有する10個のアミノ酸の短いlllICクラスI (Kb)結合ペプチドを 認識することが解っている。更に、いくつかのCTL細胞は種々の担体蛋白(I s^、BS^およびKL■)に結合したプロセシングされ提供されたTNPを有 する同系間の標的細胞、およびTNPコーティングされた異型の標的細胞を殺傷 する(OrtIIlann等、1992)。
腫瘍関連抗原 腫−が免疫系により(腫瘍細胞の異常な性質に基づいて)外来物質として認識さ れる可能性は効果的な癌治療法の開発のための価値ある機会を提供する。実験的 な系において、腫瘍は高度に免疫原性であることが解っており、そして、トリガ ーされた免疫応答は腫瘍細胞を排除するのに充分であった。しかしながら、臨床 現場においては、複数の遺伝子的および適応的な変化の産物である腫瘍は、それ が医学的な問題になる時点では殆ど免疫原性を有さない。従って、真に腫瘍関連 の蛋白抗原、即ち腫瘍細胞のみで発現する抗原は殆ど見出されていない。
腫瘍関連蛋白抗原の欠如とは対照的に、種々の異常な炭水化物(CIIO)構造 体が腫瘍細胞上に存在している(参考文献例: 1Iakoa+ori。
1991)。これらはCH2鎖の組立に携わる酵素系における異常の結果として 形成される。鎖は先端部を欠くことが多(、その結果cno抗原決定基(正常な 細胞には存在しないか、または遮蔽されている)が腫瘍細胞上に発現する。
腫瘍細胞上の異常なC110構造は糖蛋白、糖脂質またはこれらの2つの形態の 両方の複合体の形態で存在しつる。糖蛋白はしばしば体液中に分泌されるが、糖 脂質は大部分において膜結合性である。
腫瘍関連炭水化物抗原の例はマウス黒色色素細胞腫瘍旧6細胞中に発見されてい るGM3ガングリオンド(Notes等、1987) 、ヒト黒色色素細胞腫細 胞に関連するGD3ガングリオシド(Portoukalian等、1979) およびBurkittリンパ腫瘍細胞中に発現するGb3ガングリオシド(Wi els等、1981 : Brodin等、1988)である。
感染性疾患に関わる炭水化物 感染性疾患に関わる炭水化物は感染性病原体上、またはこれらがら分泌または流 出した物質上、または、感染した宿主細胞の表面上に発現させることができる。
Salmonella typhimurium (Robertsson等、 1982) 、LeishIlaniamajor (Mail等、1989) 、Candida albicas (Domer等、1989)および11y cobacteria(Crovle、 1988)のような感染性病原体によ り誘発された疾患に関わる確認または推定されている炭水化物特異的T細胞応答 のいくつかの例がある。
HIV感染に関わる炭水化物抗原はl1ansen等(1990)により報告さ れている。
腫瘍に対する免疫療法は長い医学的歴史を有し、非特異的および特異的な方法で 試みられてきた。非特異的手法においては、免疫系をBCG、 IL−2などの ような種々の因子により活性化し、これにより腫瘍に対して既存のバックグラウ ンド免疫を増大させている。特異的手法においては、腫瘍細胞またはそれより銹 導した物質を用いてワクチンを構築している。
T細胞性免疫応答は抗腫瘍免疫において重要な役割りを演じる。
蛋白に対するT細胞の応答の活性化の機序はある程度(上記)特性化されている が、炭水化物に対してはこれらは本質的には知られていない。炭水化物抗原はl 1IC蛋白のペプチド結合溝によりもたらされる構造的制約のため、MIIC分 子に提供されにくい。しかしなお、l5hioka等(1992)によれば、C ll0部分はT細胞により認識される抗原決定基の重要な部分であり、CIO特 異的T細胞応答の発生には制限があるものの、このような応答は麗肛結合ペプチ ド内の炭水化物の好ましい置換により発生されることが示唆されている。
Longeneckerと共同研究者(1088100053; llenni ngson等、1987)は抗癌T細胞免疫の刺激のための「合成腫瘍関連糖コ ンジュゲート」(S−TAG)の使用を記載している。これらの実験においては 、合成Thomsen−Friedenreich(TF)およびTn抗原、大 部分のヒト腺癌上に発現する炭水化物を担体蛋白にコンジュゲートし、これを用 いて遅延型過敏性(DTH)エフェクター細胞が炭水化物の決定基を認識して応 答することを示している。担体(キーホールリンペットヘモシアニン)に結合し 、Ribiアジュバント中で乳化されたTF抗原よりなるS−TAGをT^3− tla腺癌を有するマウスに投与した。投与の前にシクロホスファミドを投与し たところ、宿主に50〜90%の長期生存が観察された(Fung等、1990 )。
Thurin等(1991)は(i)腫瘍関連炭水化物ハブテン; (if)ウ ィルス性マウスヘルパーT細胞エピトープを有するペプチド:および(tit) Quil−^グリコシド系アジュバントを含有するコンジュゲートを記載してい る。フンシュゲートで免疫化したマウスはウィルスのエピトープへのヘルパーT 細胞の反応性とともにハブテンに対して特異的なIgll応答を示した。
本発明の目的 本発明の主な目的は炭水化物構造体に対するT細胞免疫、特に炭水化物抗原に対 する抗腫瘍免疫を発生させるための手段を提供することである。
従来技術によれば炭水化物抗原に対する抗腫瘍免疫は合成ワクチンにより生じさ せるが、実際にはこの目的の達成は困難である。例えば、Longenecke rの5−TAG (上記セクションに記載)は炭水化物構造体の担体として従来 の蛋白を利用している。このような糖蛋白は、それが細胞表面上に提供されるよ りも前に蛋白分解的に分解されるはずであり、これは、TCHに最終的に何が提 示されるかに関しては制御できないことを意味している。更に、大型の担体蛋白 はい(つかの異なるエピトープを有しており、TIIIMIと競合する。
更に、多くの研究にもかかわらず、癌のための免疫療法を開発する従来の技術の 研究では満足できる結果が得られなかった。また、炭水化物関連抗原に対する免 疫応答を刺激するための従来の方法は、特に、疾患関連炭水化物構造体、例えば 腫瘍細胞上には発現するが正常細胞上には発現しないようなものに対する免疫応 答を刺激することが望まれるような場合には、満足できる成果が得られなかった 。
本発明は特に、抗腫瘍免疫を誘導するための合成ワクチンの開発において用いる ことのできる、MIICクラス■結合蛋白と炭水化物構造体を有する新しい種類 のコンジュゲートを提供することにより、上記従来技術を超えて進歩しているも のである。更に、本発明のコンジュゲートはヘルパーT細胞の代わりに細胞障害 性T細胞を発生することができ、上記した炭水化物構造体に対して応答できる。
更に、本発明のコンジュゲートは、(1)提示されたエピトープのアイデンティ ティ−に対して、そして(2)T細胞クローンが伸長するような、高水準の制御 を可能にする。
本発明の別の目的は、炭水化物特異的T細胞、即ちクラスI組IC結合ペプチド を用いることにより発生された細胞障害性T細胞の生産を可能にすることである 。本発明により発生された炭水化物特異的T細胞はIII(C拘束である必要は ない。従って、1個体内で発生した細胞は、同じ種の別の個体から得られた細胞 と、または別の種の個体から得られた細胞とさえも、反応できる。
即ち、本発明の炭水化物特異的T細胞の発生は、ハブテンを担体蛋白にコンジュ ゲートすることによりハブテンに対する抗体の応答を得る場合のように発生した ヘルパーT細胞の応答がペプチドのエピトープに向けられるような従来の実験、 あるいは、Thurin等がこの概念を定義した麗ICクラス■結合ペプチドの 使用にまで延長したような従来の実験とは極めて異っている。
上記したとおり、本発明の目的は適当な炭水化物構造体にMIICクラス■分子 を結合することのできる適当なペプチドをコンジュゲートすることにより達成さ れる。最適位置でペプチドに炭水化物をコンジュゲートすることにより、炭水化 物抗原はTCHに対する高い親和性を有することができ、これが付着受容体とは 無関係の応答を与え、即ち、T細胞はMIIC拘束ではなくなる。これにより細 胞障害性T111胞並びにヘルパーT細胞の両方からC1(0特異的応答を得る こと本発明のコンジュゲートは黒色色素細胞腫瘍、乳癌、肺癌および胃腸症を包 含する悪性疾患の治療のために用いることができる。これらは更に、炭水化物標 的分子の発現を誘発する感染性病原体による疾轡を治療するために用いることが できる。
本発明のコンジュゲートは腫瘍および/または感染症を除くためにin viv oのT細胞応答を誘導するために用いることができる。これらはまた、患者への 活性化T細胞の後の再注入のための体外刺激法を用いてin vitroのT細 胞応答を誘導するために用いることができる。
達成された免疫応答の型に応じて、コンジュゲートは連続的な通常の免疫化によ り1回または必要に応じて投与できる。
本発明の記述 本発明の第1の態様によれば: (I )MIICクラス■分子を結合すること のできるペプチド成分:および(ii)炭化水素構造体の免疫原的特異性を有す る炭水化物成分からなる、上記炭水化物構造体に対してT細胞免疫を発生させる ことのできるコンジュゲートが提供される。
本発明はさらに、本明細書に定義するコンジュゲート有効量を患者に投与するこ とからなる、細胞障害性T細胞(CTL)が特徴的な疾患関連炭水化物構造体を 示す細胞を破壊または減衰させる能力を有する患者における上記CTLの発生を 促進する方法を提供する。
更に本発明によれば、特徴的な疾患関連炭水化物構造体を示す疾患関連細胞を破 壊または減衰させる能力を有する細胞障害性T細胞(CTL)を産生ずる方法、 ただし、これは本明細書に定義するコンジュゲートに細胞集団を接触させること を包含し、細胞集団が(a)コンジュゲートのペプチド成分に結合できるような MIICクラス1分子を有する細胞、および(b)MIICクラス■分子に結合 した上記コンジュゲートを有する細胞(a)との相互作用において上記能力を有 するCTLに変換することのできる細胞を含有する上記方法が提供される。
CTLは動物にペプチド/炭水化物コンジュゲートを投与することによりCTL をin vivoで生産させることにより、上記した方法で生産してよい。ある いは、CTLはペプチド/炭水化物コンジュゲートに動物の身体から除去してお いた細胞を接触させることにより1nvitroで生産してよい。次にこのよう にして生産されたCTLを治療計画の一部として(例えばこれらを同じまたは異 なる動物に導入することにより)投与してよい。
本発明はさらに医薬組成物の製造のための本明細書に記載したペプチド/炭水化 物コンジュゲートの使用を提供する。
特に、患者において所望の免疫状態を誘導するための医薬組成物の製造のための コンジュゲートの使用、ただし、上記免疫状態は上記コンジュゲートとMIIC クラスI分子の間の相互作用により生じたものであり、これにより免疫系の細胞 成分を刺激して上記炭水化物構造体に特異的に関与する応答を誘導するような、 上記使用を提供する。
好ましくは本発明のペプチド成分および炭水化物成分および炭水化物は以下に記 載するような特徴を有する。
ペプチド成分 本発明のペプチド/炭水化物コンジュゲートの重要な特徴は、そのペプチド成分 がlllIcクラス1分子に結合できなければならないという点である。所定の ペプチドについて、MIICMnCクラス1分子する能力は、種々の方法で測定 される。即ち、例えば、ペプチドは大きさや特定の部位の特定のアミノ酸残基の 存在のような特定の選択された構造的特徴を有する。あるいは、または更に、候 補となるポリペプチドがMIICMnCクラス1分子する能力は、1つ以上の免 疫学的検定を行なうことにより実験的に評価される。更にまた、本発明のペプチ ド/炭水化物コンジュゲートのペプチド成分は、ペプチドとllIcクラス1分 子との間の天然の複合体を解離させることにより単離されたペプチド配列と実質 的に同一の配列またはモチーフを有する。ペプチドがMIICMnCクラス1分 子する能力のこれらの指標の各々は、後に詳述する。
5cience、 257巻(1992年8月14日)に記載の3つの文献(F remont等、1992、Matsamura等、1992年および1art on等)を特に参照されたい。
これらの文献はMIICMnCクラス1分子することのできるペプチドのモチー フの特徴を、特に、ネズミ組ICクラス■分子1l−2Kbおよびヒトクラス1 分子11L^−^2に関して記載している(後者はヒト集団の約40%に存在す る)。
特徴的に認識されるペプチドの一定範囲のものと結合する能力に関連する1ll flcクラスI分子の1つの特徴は、結合することのできるペプチドの構造的要 素を収容ないしは係留する一連の一般的には6個のいわゆる「ポケット」を形成 するペプチド結合溝の存在である。
ペプチドを結合する溝または裂は目は2つのα−へリッシスにより横方向に形成 されており、その床部はβ−プリーツシートにより形成されている。
6個のポケット(通常はA、B、C5DSEおよびF)のうち、一般的に2個は それぞれ、ペプチドの−N112末端および−COOI+末端を収容するように 配列している。
コンジュゲートのペプチド成分は好ましくは)I)Icクラス1分子を結合する ための最適な数のアミノ酸、即ち5〜25個のアミノ酸、特に、8〜12個のア ミノ酸を有するようなペプチドから選択し、その大きさはペプチド結合溝中で適 切な結合ができるように選択する。
MnCクラス1分子の溝中で効果的な結合を行なうことができるためのペプチド の最適な大きさは、8〜9個のアミノ酸であり、9個のアミノ酸が特に好ましい 。
より好ましくは、本発明のコンジュゲートのペプチド成分はポケットF内の結合 を促進するためにC末端部位における疎水性アミノ酸を有する。ペプチド成分の その他のアミノ酸は好ましくは、ペプチドを結合する裂は口内の別のポケット内 に適合するように選択する。適当な、そして好ましいアミノ酸残基の選択には、 例えばMasazumi(1992)の記載するコンピューターベース分子モデ ル法を用いることができる。
ペプチドは知られた方法で合成できる。フンシュゲートのペプチド部分の免疫原 性は化学修飾により更に増強できる。このような変性ペプチドを有するコンジュ ゲートは本発明の一部である。
合成するべきペプチドは、文献記載の方法、または、知られた方法により免疫原 性を測定できるような方法から選択できる。後者の場合は、ペプチドは全細胞溶 解物または精製llIC分子から単離するか、または、例えば高速液体クロマト グラフィーにより分離できる。
ペプチドとllIC分子の最適な結合は、抗原提示細胞の表面上でのペプチド組 IC複合体の高い安定性により反映される。
本発明はさらに、下記段階: (a)ペプチド合成の知られた方法でコンジュゲートのペプチド成分を合成する 、 (b)炭水化物合成の知られた方法でコンジュゲートの炭水化物成分を合成する 、 (C)ペプチド成分の−COOI11−O1+、 −Ni1.または−311基 の1つ以上を保護した後に、ペプチド成分を炭水化物成分に共有結合させる、( d)炭水化物成分の−011、−C00H1−Nll、、−CIIOまたは=C O基の1つ以上を保護した後に、炭水化物成分をペプチド成分に共有結合させる 、 (e)炭水化物成分の未保護の−011、−C0011、−Nl+2、−CII Oまたは一〇〇基を活性化する、 (f)ペプチド成分の未保護の−COOH,−0R1−Ni1.または一5FI 基を活性化する、 (g)炭水化物成分およびペプチド成分の少なくとも1つを2官能性の連結試藁 と反応させる、 (h)所望のコンジュゲートを形成するように適当に保護、活性化および/また は2官能性試薬と反応している炭水化物成分およびペプチド成分を共有結合的に 反応させる、(i)中間体の保護されたペプチド/炭水化物コンジュゲートを脱 保護操作に付す の1つ以上からなる上記に定義したペプチド/炭水化物コンジュゲートを生産す るための方法を提供する。
本明細書では、rllllCクラスI分子に結合できる」ペプチドとは、結果的 には、更に、1lllCクラスI分子とのその複合体が抗原提示細胞の表面上で 安定であるようなペプチドとして定義される。
上記した複合体の安定性は当該分野で知られたin vitroの検定により測 定できる。複合体の分解は遅いため、細胞表面上の長期の発現として測定できる 。高い安定性を反映する別の特徴は、ペプチド° の極めて低い温度での相当す るCTLに対する標的細胞の感作である。
安定性はまた、低いモル濃度でのin vitroの特定の標的細胞上での相当 するクラス1分子の発現を上方調節(upregulate)するペプチドの能 力としても反映される。
安定性はまた短いペプチドをマウスに直接注射した際のin viv。
での高い免疫原性にも関連している。
糖ペプチドがMIICMnCクラス1分子する能力は、以下の特徴の1つ以上を 検知するように設計された免疫学的検定を実施することにより評価してよい。
(1)可溶性MIIC−1に糖ペプチドを結合させて例えば構造依存性モノクロ ーナル抗体によるか、または、標識β2−ミクログロブリンとの結合により、従 来の生物化学的方法により検知される複合体を形成する。
(2)糖ペプチドが突然変異宿主細胞(例えばRMA−3およびT2細胞)の表 面上の空のMIIC−1分子に結合した後にCll0部分の発現を行なう。
次i:clIO部分をMC2102(Ga12特異的)のようなCll0特異的 モノクローナル抗体で検知する。
(3) )IIIC−I特異的モノクローナル抗体を用いた糖ペプチドによる相 当するMrlC−1拘束要素の上方調節。
(4)糖ペプチドのリサイクル能力(後述するセクション3「外部41cm■結 合ペプチドを内在化後に細胞表面にリサイクルする」を参照)。
これらの検定を実施するためには、lllICクラス1分子を検知することので きる市販の抗体並びに特定の炭水化物を検知することのできる抗体を用いてよい 。後者の特定の例は炭水化物Ga1aを検知することのできる市販のモノクロー ナル抗体MC2102(New Biocarb、Lund。
Sweden)である。
これらの操作は、以下に記載する方法で、所定のペプチドが1illcクラス■ 分子により結合される能力を評価するために用いてよい。
まず、ペプチドにGal2が共有結合しているような糖ペプチドを合成する。次 に糖ペプチドの標的抗原提示細胞上のMIICクラスI分子への結合能力につい て、そして、発現すべき炭水化物部分、即ち、特定の抗体により検知できるよう な部位にGa12エピトープが位置するような構造で結合した炭水化物部分につ いて試験する。更に、相当するMIIC−1制限要素の」三方調節は、抗組IC クラス■抗体と相互作用を示す抗原提示細胞の能力を測定することにより評価し てよい。
コンジュゲートの再生能力は糖ペプチドが内在化する37℃で細胞を(結合コン ジュゲートとともに)インキュベートすることにより評価してよい。次に温度を 低下させ、細胞を蛋白分解酵素(例えばプロナーゼ)で処理して露出したペプチ ド/炭水化物コンジュゲートを分離除去してよい。再加熱の際には、再生された フンシュゲートは抗Ga14抗体を用いてGal、エピトープに対するプローブ 操作により検知してよい。
それ以後の試験では、コンジュゲートは免疫化実験で試験することができ、モし てCTLの形成を刺激する能力について評価できる。
対照実験では、発生したCTLを(炭水化物成分を含まない)ペプチド成分に対 して試験することにより、観察されるCTL刺激が炭水化物に関係することを示 すことができる(後述する「実験的試験系」参照)。
炭水化物成分 コンジュゲートの炭水化物部分は知られた方法で合成してよ(、そして好ましく は以下の炭水化物構造体から選択する。
(a)同じ部分が常時T細胞受容体に対して外部に露出するように標的細胞上で 安定的に発現する。
(b) T細胞受容体がlllIC拘束と付着受容体とが独立してトリガーする ことができるように標的細胞上に高密度を有する。
(c)全循環系への分泌を回避できるように高い膜結合性を有する。
可溶性炭水化物は、対照的に、末梢抑制性T細胞の誘導および保護免疫の発生の ブロッキングのために、問題を起こし易い。
標的細胞上の高い発現を有する炭水化物を選択することのもう1つの利点は、こ のような高い発現は膜内の二次的な変性をもたらす場合があり、これが露出した CHOエピトープの標的細胞特異性を増大させる点である。
炭水化物はT細胞がC110エピトープを包含することができるような大きさの ものでなければならない。好ましい大きさはペプチドの半分の長さであるが、本 発明のこれに限定されない。
単一の糖部分は除外されないが、好ましくは本発明のコンジュゲートの炭水化物 成分は少なくとも2つの連結した糖部分を含み、即ち、これは三糖類またはオリ ゴ糖であってよい。連結した糖部分の厳密な数は炭水化物構造体の免疫原的特異 性によるものであるが、3.4.5またはそれ以上の連結した糖部分が存在して よい。
好ましくは炭水化物成分の大きさの上限はT細胞受容体が炭水化物構造のエピト ープとクラスI制限要素を同時に包含することができるような大きさでなければ ならないという条件により決定される。
典型的な上限は10個より多くない糖部分、好ましくは8個より多(ない糖部分 以下、最も好ましくは5個より多くない糖部分以下である。即ち好ましい範囲は 、1〜10個、より好ましくは1〜8個、最も好ましくは1〜5個の糖部分であ る。これらの好ましい範囲の品名について、下限1個は所望により2.3.4ま たは5個に増大してよい。
個々の糖部分は好ましくはアルドペントース類、ケトペントース類、アルドヘキ ソース類およびケトヘキソース類から選択する。これらは直鎖または環状の形態 であってよく、所望により、酸化、還元、アミノ化、アセチル化またはこれらの 組合せにより誘導されていてよい。酸化には−C11□011基1つ以上の−C IIOまたは−COOI+基への変換、並びに、−C11011−基の−crt 、−基への変換が包含される。還元は逆の変換の何れも包含する。アルドペント ース類には、D−リボース、D−アラビノース、D−キシロースおよびD−リキ ソース並びにこれらの池の立体異性体、即ちL−異性体が包含される。アルドヘ キソース類には、D−アロース、D−アルドロース、D−グルコース、D−マン ノース、D−グロース、D−アイドース、D−ガラクトースおよびD−クロース 並びにこれらの他の立体異性体、即ちL−異性体が包含される。ケトペントース 類には、D−リブロースおよびD−キシルロース並びにこれらの他の立体異性体 即ちL−異性体が包含される。ケトヘキソース類には、D−サイコース、D−フ ラクトース、D−ソルボースおよびD−タガトース並びにこれらの別の立体異性 体、即ちL−異性体が包含される。環化する場合は、糖部分はαまたはβ配置に なることができ、そして(適切な場合は)ピラノースまたはフラノース形態にな ることができる。
最も好ましくは炭水化物成分は糖脂質および糖蛋白の炭水化物部分に通常みとめ られるものから選択される糖部分1個以上を含有する。これらには、β−L−フ コース(Fuc)、β−D−ガラクトース(Gal)、β−D−N−アセチルガ ラクトサミン(Gal NAC)、β−D−N−アセチルグルコサミン(Glc  NAC)、β−D−7ンノース(Man)、ノイラミン酸(Neu)およびシ アル酸(Sia)が包含される。
グリコペプチドのプロポ/ガングリオ系のC■0部分に相当する炭水化物成分1 ;!更ニ、これらが殆ど膜結合性(membrane−associated) のものであり、分泌されないことから、適当な腫瘍標的の例である(Oettg en、 1989 ;第6章「腫瘍関連抗原の一般的概念・その化学的、物理的 および酵素的な基礎」を参照)。
連結する隣接糖部分の型は厳密ではなく、即ち、連結はペントースの炭素原子1 〜5個の何れか、そしてヘキソースの炭素原子1〜6個の何れかを用いて行なう ことができる。更に、連結はαまたはβであることができる。最も好ましくは、 連結には炭素原子3個および4が含まれ、β配置であるのが好ましい。
炭水化物成分およびペプチド成分は任意の好都合な方法でコンジュゲート(また は相互に共有結合)してよい。ペプチド成分がヒドロキシル基を有するアミノ酸 (即ちセリン、スレオニンまたはチロシン)を含んでいる場合、連結はO−グリ コシド結合を介して行なうことができる。ペプチド成分が(アスパラギンの場合 のように)−NH,側鎖を有するアミノ酸を含む場合、連結はN−グリコシド結 合を介して行なうことができる。
あるいは、連結には炭水化物成分とペプチド成分との間のいわゆる「スペーサー アーム」の導入を包含することができる。即ち、例えばペプチド成分が一3l+ 側鎖を有するアミノ酸(システィン)を含む場合は、炭水化物成分はnが〉2好 ましくは2〜4である−(Cnl+2.)−0−結合を介して一311側鎖に連 結できる。
ペプチド/炭水化物コンジュゲート上の炭水化物成分の位置は好ましくは、MI ICクラス■分子に結合する際に、炭水化物成分がペプチド結合溝中のほぼ中央 の位置を占めるように、そして炭水化物成分の少なくとも1部がCTLに提示す ることができるような態様で溝から突出するように選択する。
コンジュゲートに適する炭水化物の例 ヒト腫瘍または感染性疾患に関連し、コンジュゲートに適する炭水化物構造体の 例を以下の表1に示す。記載した腫瘍は本発明のコンジュゲートの処置に対して 感受性を有する癌の種類の例である。
この記載の目的のためには、「炭水化物構造体」という用語は、例えばラクトン およびラクタムのような例示した炭水化物の誘導体を包含するものと理解された い。
表1 1、ヒト腫瘍関連炭水化物 1.1腫瘍の主なもの: Galβ4GIcβ艶「 ラクトシルセラミド1.2黒色色素細胞腫: NeuAca8NeuAcα3Galβ4G1cβCer GD39−()−^ c−GD3 NeuAca8NeuAcα3(GalNAcβ4)Galβ4G1cβCer  GD29−0−^c−GD2 これらのラクトン化された形態 1.3結腸癌および他の癌: Ga1NAcα−5er(ThrX糖蛋白) Tn−抗原NeuAccr6Ga lNAcα−3er(Thr) シアリル=Tn−抗原GaLβ3GlcNAc  l型鎖 NeuAca3Galβ3(Fuca4)GlcNAcβ シアリル−ルイスa NeuAcα3Galβ3(Fuca4)I:NeuAcα6)G1cNAcβ  ジシアリルールイスaGalβ3(FL)C(24)GICNACβGalβ 3(FLIC(!4)GICN八β へ 2量体ルイスaNeuAca3Gal β4(Fuca3)GlcN^β シアリル−ルイスXGa1β4(FLIC( 23)GICNACβ3Galβ4(Fucα3)G1cNAcβ 2量体ルイ 7.xGalβ4(Fuca3)GlcN^β3Galβ4(Fuca3)G1 .cNAcβ3Galβ4(Fuca3)GlcNAcβ3量体ルイスX NeuAca3−2量体ルイスX NeuAc a 3−3量体ルイスX NeuAc a 6−オリゴマールイスXシアリン酸の場合はこれらのラクトン 化された形態1.4肺癌および池の癌。
Galβ3(Fucα4)GlcNAcβGalβ4(Fucα3)GlcNA cβ ルイスミールイスXFuca2Galβ3GalNAcβ4(NcuAc α3)Galβ4GlcβCer Fuc−GillFuc−GM lのラクト ン化された形態1.5 Burkittのリンパ腫: Galα4Galβ4GlcβCer Gb31.6乳癌: Fucα2Galβ3GalNAcβ3Galα4Galβ4G1cβCer  Fuc−グロボペンタTn−抗原 シアリルーTn−抗原 上記のラクトン化された形態 NeuAc a 3Ga 1β4GlcBCer GM3T13 9−0−^c−GD3 GD2 これらのラクトン化された形態 2.2黒色色素細胞腫(マウス) ラクトン化されたGM3 3、感染性の病原体に関わる炭水化物 Candida albicans由来のマンナンMycobacterium  bovis BCG株由来の多糖類単離物Leishmania major 由来のりポホスホグリカンSa1monella typhimurium由来 の〇−抗原多糖類4、 HTVに関わる炭水化物 Fucα2Galβ4(Fuca3)G1cNAcβ ルイスyGalNAca 3(Fucα2)Galβ3GlcNAcβ 血液グループA。
NeuAca6GalNAcα−3er(Thr) シアリルTn抗原Ga1N Aca−3er(Thr) Tn抗原コンジュゲートの好ましい特徴 炭水化物はN末端またはC末端で担体ペプチドに結合することができ、あるいは 、内部アミノ酸に結合することもできる。記載するとおり、内部結合が好ましい 。
また、上記した通り、MIIC分子のポケット内で結合する特異的係留アミノ酸 は種々のMIIC分子に結合するペプチドに関する文献に定義されている。これ らの係留アミノ酸は好ましくは炭水化物構造体とのコンジュゲートには用いては ならない。
合成炭水化物は、高い、特異性を有する炭水化物エピトープを露出させるために は、担体ペプチドにコンジュゲートされる場合は高い水準の分子安定性を有さな ければならない。T細胞の最適なトリガーを行なうためには、コンジュゲート内 の炭水化物の部位は、T細胞受容体がCll0エピトープ基を認識できるような 部位でなければならない。
更に、C1(0の大きさおよび部位は、TCR,特に第3相補性決定領域(CD R3)による認識のために最適なものでなければならない。好ましい部位は糖ペ プチドの中央であるが、本発明はこれに限定されない。
CH2およびペプチドは最適なリンカ−要素を介してコンジュゲートしてよい。
このようなリンカ−要素は付加的なアミノ酸、例えばシスティンまたは、他の適 当な化合物であることができる。
実験的試験系 本発明のコンジュゲートの免疫原性は当該分野で知られる免疫化実験において試 験できる。C110特異性は「グリスクロス(十文字)」実験により分析でき、 八がペプチドであるようなコンジュゲートrc110−^」に応答するT細胞を 、Cll0−^;ペプチドへのみ、 Cll0−B(Bは八とは異なるペプチド )およびペプチドBのみを用いて試験する。
例えばCll0−^に応答するCTLはCll0−8を提供する細胞も殺傷する がペプチドのみを提供する細胞は殺傷しない場合は、応答はCll0−特異的で あると結論できる。更に、T細胞は糖脂質の形態のCll0部分を発現する標的 細胞に対して試験してよい。
薬学的製剤 本発明のコンジュゲートは従来の剤型で投与できる。ワクチンの形態で投与する 場合は、1つ以上の適当な助剤を含有するのが好ましい。
本発明のペプチド/炭水化物コンジュゲートの投与により、細胞表面上の空のM IIC分子にコンジュゲートが結合できることが解った。
このような結合は、糖ペプチドが実際には合成により前処理されているため、即 ち、処理されるために細胞質ゾルに侵入する必要がないために、可能になる。
あるいは、)IIIc分子への早期の結合を達成するためには、コンジュゲート は細胞質ゾルへの輸送を促進できるような構造中に組み込むことができる。この ような構造はリポソームまたは「免疫刺激複合体J (iscoll)(IIl orein等、1984)であることができる。
以下の実施例は本発明のコンジュゲートの合成を説明するものである。
実施例 1、 糖コンジュゲートの調製 1、】糖ペプチドの合成 糖ペプチドは例えばチオール基を有するペプチドに予備生成されたスペーサーア ームグリコシドを結合することにより合成できる。
即ち、システィン部分をペプチド配列中に導入し、システィンイオウ原子の親核 性を利用してペプチドと炭水化物部分にグリコシド結合により連結した親電子性 スペーサーアームとの間にチオエーテル結合を形成した。使用したスペーサーア ームは3−ブロモ−2=ブロモメチルプロプ−1−イル(DIR) (Magn usson等、1982)および2−ブロモエチル(Dahmen等、1983  b)基であった。この方法により、種々のエピトープおよび抗原決定基を示す 炭水化物を同じペプチド配列に結合させることが可能であった。ペプチド配列は 標準的なペプチド合成方法により作成し、コンジュゲートの前に生物学的活性に ついて検定した。即ちペプチド合成に必要な時間を最小限に維持した。
結合反応はジメチルスルホキシドまたはN、N−ジメチルホルムアミド中で行な った。
結合の前に、N、 N、 N、 N−テトラブチルアンモニウムフロリドを用い てDIR基から臭化水素を除去した(Magnusson等、1982)。得ら れたアリルプロミドをシスティン含有ペプチドと反応させた。未反応のアリルフ ロリドの生成のような副反応のために、この方法では使用された炭水化物誘導体 の過剰量を回収することはできなかった。
2−ブロモエチルグリコシドを用いた場合はプロモーターとして炭酸セノウムを 使用した( Dahmen等、1983 b)。
結合に必要なN、 N、 N、 N−テトラブチルアンモニウム70リドまたは 炭酸セシウムの量は、使用するペプチド中に含まれるトリフルオロ酢酸に応じて 変化した。含まれるトリフルオロ酢酸の1は、ペプチドのバッチおよび構造によ り異なった。溶媒の選択および量はペプチドの溶解度特性により決定した。
結合反応は、IIPLCでモニターし、0.1%トリフルオロ酢酸を含有する水 を添加することによりクエンチングした。得られた糖ペプチドは調製用Hr’L Cで生成し、生成物の分子量はFAB IISで確認した。
飽和およびアリルプロミドの両方が未保護のペプチド中のシスティンチオールと 反応して主要生成物としてS−アルキル化ペプチドを生成することが報告されて いる。
Yaηg等(1991)は、N、N−ジメチルホルムアミド/ジメチルスルホキ シド/アセトニトリルの混合物中、pl+6〜9でファルネシルプロミドにシス ティン含有オクタ−およびペンタデカペプチドを反応させることによりファルネ シル化ペプチドを調製している。N、N−ジイソプロピルエチルアミンをプロモ ーターとして使用している。p■10〜12でも排他的S−アルキル化が報告さ れている。
システィン含有ペプチドの選択的S−アルキル化もまた、種々のアルキル化剤、 例えば第1ブロモプロピル誘導体を用いてメタノール性またはエタノール性のア ンモニア中で行なわれている(Or等、1991)。
1.2 スペサーアームダリコンドの合成(図1および2)結合に用いるスペー サーアームグリコシドの例は、NeuNAcα3Galβ4Glc(3’−シア リルラクトース)のDIBβ−グリコシドおよび2−プロモエチルβ−グリコシ ド、Galα4GalおよびGal菖α4GalβG1cGの2−ブロモエチル β−グリコシドおよび、rGII3aラクタム」の2−ブロモエチルグリコシド (それぞれ化合物9.15.28.48および55)である。
3′−シアリルラクトースのDIBβ−グリコシド(9)は2−トリメチルシリ ル2,3.6−トリー〇−アセチル−4−0−(2,3,4,6−テトラ−0− アセチルーβ−D−ガラクトピラノシル)−β−D−グルコピラノシド(1)  0ansson等、1988)から11段階で合成した。(1)を脱アセチル化 して(2)とし、これをイソプロピリデン化してベンジル化することにより、ベ ンジル保護3’、4’−0−イソプロピリデン全体的収率51%でグリコジル受 容体(4)を得た。グリコジル供与体としてシアル酸メチルエステルのアセチル 保護α−キサンテート(5) (Marraおよび5inay、1989)およ びプロモーターとしてジメチル(メチルチオ)スルホニウムトリフルオロメタン スルホネート(DIITST)を用いて一23℃でアセトニトリル中ラクトース 誘導体(4)のグリコジル化(llarraおよび5inay、 L9’IQ) を行なうことにより、脱ベンジル化およびアセチル化の後に、収率17,5%で 五糖類誘導体(6)を得た。(6)の精製の容易さおよび(6)の収率は、反応 生成物の未反応のヒドロキシル基のアセチル化を行なった後にベンジルエーテル の水素化分解を行なうことにより、僅かに改善できた。2−トリメチルノリルエ チルグリコンド(6)を変換して0ansson等、1988)相当する1β− アセテート(7)とし、これを3−ブロモ−2−ブロモメチルプロパン−1−オ ールのルイス酸触媒グリコジル化におけるグリコジル供与体として用い、収率4 6%で保護βグリコンドを得た。メタノール性ナトリウムメトキシド、次いで水 性メタノール性水酸化ナトリウムによる(8)の脱保護により3′−シアリルラ クトースのDIRβ−グリコシド(9)とし、■叶を除去して相当する2−ブロ モメチルプロブ−2−エン−1−イルグリコシドとした後に、ペプチドとの結合 のために用いた。
次に3#−シアリルラクトースの2−ブロモエチルβ−グリコシド(15)を5 段階の反応によりラクトースのアセチル保護2−ブロモエチtLtグリコンド( lOXMagnusson等、1982)から合成した。(10)の脱アセチル 化により(11)とし、これをイソプロピリデン化(Catelani。
1988) して86%収率で3’、4’−0−イソプロピリデン誘導体(12 )とした。−60℃で部分的ベンゾイル化01urase等、1989) L、 次いで3’、4’−アセチルの加水分解により、31%収率で2.6.6’−) ジ−0−ベンゾエート(13)を得た。ラクトース誘導体(13)をグリコジル 供与体としてキサンテート(5)およびプロモーターとしてメチルスルホニウム トリフルオロメタンスルホネート(MST)を用いながら一60℃でグリコジル 化(Lonnおよび5tenva11.1992)することにより保護された五 糖類誘導体(14)を収率75%で得た。8の場合のように脱保護することによ り96%収率で2−ブロモエチルグリコシド(15)を得た。
1.3実験 特段の記載が無い限りIIl−および13C−NIIRスペクトルはVaria nGemini 300分光光度計を用いてそれぞれ300M1lzおよび75 MtlzでCDCl3中で記録した。未重水化された溶媒からそれぞれ7.25 および77.0pp+!で得られたシグナルを内部参照シグナルとして用いた。
旋光度はPerkin Elmer 241偏光計を用いて測定した。
薄層クロマトグラフィーはMerck DC−Fertigplatten(シ リカゲル60Fzsn 0.25mm)上で行ない、スポットは10%硫酸を噴 霧し、次いで高温で焼くことにより、モして/または、モリブダトリン酸/Ce 5O,/希硫酸を噴霧し、次いで加熱することにより(Rcnaudおよび5e ebacb、1986)可視化した。MatrexTMシリカSt O,35〜 0.1011を調製用クロマトグラフィーに用いた。
HPLCは0.1%トリフルオロ酢酸を含有するアセトニトリル/水の混合物を 用いてBeckman Ultrasphere C−18(4,5x 150 ++++)カラム上でBeck+man System Goldクロマトグラ フィーシステムを用いて実施した。調製用実験のためには、Becka+an  Ultrasphere C−18(10μ。
21、2X 15thm)カラムを用いた。クロマトグラムは214nmでモニ ターしtこ。
2−トリメチルシリルエチル2.3.6−1−リーO−アセチル−4−0−(2 ,3,4,6−テトラ−0−アセチルーβ−D−ガラクトピラノシル)−β−D −グルコピラノシド(IXJansson等、1988) (29,49。
40ミリモル)を15時間メタノール性ナトリウムメトキシド(5,8mM。
515Il+L)中で撹拌した。酢酸で中和し、蒸発させエタノールから結晶化 させて(2) (14,69,82%)を得た。
融点:175〜177℃;〔α〕。”:+18.5°(cl、0.水)’)I− NMR(DzO,(C1ls)ssi(CD2)zcOONa)δ: 4.51 (d、 IIl、 J=811z。
H−1z41−1′)、 4.46(d、 IIl、 J=7.5Hz、 IT −1/)I−1’)、 4.10−3.50(1311)。
3.30(t、18. J=8.511z)、 1.09(td、 1tL J =13.13および6Hz、 CJIzSt)。
0.98(td、IIl、J=13. [3および5.511z、 CHzSi )、 0.04(s、(CII3)xSi)p− ’ ”C−NMR(C20,(CHs)ssi(CDz)、C00Na)δ:  105.7(C−1/C−1’ )。
104.2(C−1/C−1’)、81.2. 7g、2. 77.6. 77 .4. 75.7. 75.4. 73.8゜71.4. 71.2. 63. 8. 62.9. 20.4(CII2Si)、 0.4((C1h)ssi)  ppm2.2−ジメトキシプロパン(250*e)中の化合物2 (14,5 9,32,9ミリモル)に、p−トルエンスルホン酸1水和物(1,6g)を添 加した。混合物を165分間撹拌した。次にトリエチルアミン(M)を添加し、 混合物を蒸発させた。残存物(アセクールの混合物を含有する)を水性5%酢酸 (100*e)て50分間処理し、次に蒸発させて、TLCによれば、1種類の 主要生成物および痕跡量の第2の成分(おそらくは4’ 、 6’−アセタール )を得た。
粗生成物(15,59)の一部(11,9g、 25.3ミリモル)を窒素下乾 燥N、N−ジノチルホルムアミド中に溶解した。水素化ナトリウム(60%。
6、16 q 、 154 ミリモル)を添加し、混合物を1時間撹拌した。次 にベンジルプロミド(21++/、 177 ミリモル)を15分間で添加し、 撹拌を14時間継続した。メタノール、次いで水を添加することにより混合物を 後処理し、次にジクロロメタンと水との間に分配した。水相をジクロロメタンで 1回抽出し、合わせた有機相を乾燥(硫酸ナトリウム)し、濾過し、蒸発させた 。クロマトグラフィー(トルエン−酢酸エチル)によりシロップ状物として化合 物3 (15v、 73%)を得た。
〔α〕。22.+16.5°(cl、2. クロロホルム)+1l−NIIRδ : 7.45−7.25(25u、八r−11)、 5.0−4.3(1211 ,アノマーおよびベンジルのシグナル)、 4.15−3.90(411)、  3.85−3.30(1011)、 1.42(5,3亀 Cll3)、1.3 7(S、3H,Cll3)、1.14−0.97(s、2H,CH!Si)。
0、05(S、(Cll3)331) ppN+ 3C−NMRδ: 139. 3. +39.0. 138.8. 138.7. 138.6. 128.5 −127゜4゜109.9((CHsOhC)、103.3(C−1/C−1’ )、1.02.0(C−1/C−1’ )、83.1゜82.0. 80.7.  79.9. 75.4. 75.1. 74.9. 73.6. 73.4.  73.2. 72.0゜6g、9. 68.34. 67.3. 27.8.  26.2. 18.3(CIIiSi)、−1,7((C113)3Si)2 −トリメチルシリルエチル2,3.6−)ソー0−ベンジル−4−0−(2,6 −ジーO−ベンジル−β−D−ガラクトピラノシル)−β−D−グルコピラノシ ド(4) 80%水性酢酸(If(m’)中の化合物3(14,99,15,9ミリモル) を35分間80℃で撹拌し、次に蒸発させた。クロマトグラフィー(トルエン− 酢酸エチル、4:1)により化合物4 (12,3g、 86%)を得た。分析 用の試料をヘプタンから再結晶させた。
融点:9111.8〜100.1℃、〔α〕O” : +15.6°(c 1. 4. クロロホルム)’ H−NMRδ 7.45−20(25+1.^r−1 t)、 5.05−4.56(711)、 4.50−4.35(5H)、 4 .10−3.30(14+1)、 2.53(bs、Ill、 0il)、 2 .45(bs、 III、 011)。
1.13−0.97(m、 211. CIIzSi)、 (1,04(s、  (C113)3si) ppII” C−NMRδ: 139.4.13’11 .0.138.6.138.5.13B、2.128.7−127.4゜103 .3(C−1/C−1’)、 102.7(C−1/C−1′)、 82.9. 82.6.80.1.76.7゜75.2.74.1.74.9.73.5.7 3.46.73.2.72.8.68.8.6g、6.68.4゜67、4.1 8.3(CIIzSi)、 −!、 7((CH13)3Si) +3pff1 2−トリメチルシリルエチル2,3.6−1−クー0−アセチル−4−0−+2 .4.6− )リーO−アセチル−3−0−(メチル(5−アセトアミド−4, 7,8,9−テトラ−0−アセチル−3,5−ジデオキシ−D−グリセロ−α− D−ガラクトー2−ノヌロピラノシル)オネート〕−β−D−ガラクトピラノシ ル) −β−D−グルコピラノシド(6)乾燥アセトニトリル(114++1) 中の化合物4(8,89,9,9ミリモル)、5 (2,939,4,9ミリモ ル)および粉末モレキュラーシーブ(3^、12g)を−23℃に窒素下冷却し た。この混合物に撹拌しながら、アセトニトリル(50++1)中のジメチル( メチルチオ)スルホニウムトリフルオロメタンスルホネート(larraおよび 5inay、 1990) (25,7ミリモル)の溶液(501e)を添加し た。反応混合物を2時間−23℃で撹拌し、次にセライトで濾過し、飽和重炭酸 ナトリウム水溶液とジクロロメタンとの間に分配した。水相を一回ジクロロメタ ンで抽出し、合わせた有機相を乾燥(硫酸ナトリウム)し、濾過し、蒸発させた 。
クロマトグラフィー(トルエン/酢酸エチル/メタノール、35 : 35:1 )により1種類の主要成分および2種類の少量の成分を含有する両分(1,96 9)を得た。12時間無水酢酸/ピリジン(1: 1)中でアセチル化し、蒸発 させた後、得られた粗生成物を触媒として10%Pd/C(酢酸50m1.支持 体g当り10%Pd/CO,759)を用いながら氷酢酸中4.5時間35ps iで水素化分解した。濾過、蒸発およびクロマトグラフィー(トルエン/エタノ ール6:1)により得られた主要画分を上記した通りアセチル化した。クロマト グラフィー(トルエン/エタノール、18:1→IQ:1)により不定形の化合 物6(1,09゜17.5%)を得た。
〔α)、 ” : −8,8°(cl、2. クロロホルム)’ Fl−Nil Rδ:5.54(ddd、Ill、J=9.5.5.0および2.511z、H −8’)−5,38(dd、Il、J=9.5および2.811z、ll−7’ )、5.17(t、III、J=9.5+1z。
It−3)、5.08(d、111. J=10.511z、Ni1)、4.9 7−4.82(411,IH2,Iト2’。
ll−4’、 11−4’)、 4.62((1,Ill、 J=8112.  It−1’)、 4.54−4.37(411,特にll−P゜ 11−3’)、4.18(dd、Ill、J=12および5.5+1z)、 4 .1−3.8(Loll)、 3.83(s、CH30)、3.65−3.49 (3+1)、 2.58(dd、III、J=12.5および4.511z、  ll−3’ekv、)、2.23. 2.15. 2.07.2.05.2.0 3.2.02. 2.0および1.84(:/ングレソト、各々311. Cl 13CO)、2.06(3,611,2XCII3CO)、1.67(t。
II(、J=I2.511z、11−3’ax、)、1.01−0.81(m、 211. C112Si)、−0,015(s。
(C113)ssi) pl)” IsC−NMR6: 171.2. 170.9(2C)、170.111.  170.7. 170.5. 170.1゜170.0. 169.94. 1 69.88. 168.3(C−1’)、101.1(C−1/C−1’)、1 00.0(C−1/C−1’)、96.8(C−2’)、76.4. 73.6 . 72.5. 72.0. 7+、9. 71.4゜70.4. 69.9.  69.3. 67.7. 67.4. 67.3. 66.9. 62.3.  62.2. 61.4゜53.0(CIIffO)、49.0(C−5″)、 37.2(C−3”)、23.0. 21.3. 20.7−20.4゜17. 7(C112Si)、−1,8((C113)3Si) ppm元素分析値:  C4o11y2NO□gSi理論値: C50,4: 116.2; N1.2 実測値: C50,3; 116.4; N1.21、2.3.6−テトラ−0 −アセチル−4−0−+2.4.6−トリー〇−アセチル−3−〔メチル(5− アセトアミド−4,7,8,9−テトラ−0−アセチル−3,5−ジデオキシー D−グリセロ−α−D−ガラクト−2−ノヌロピラノンル)オネート〕−β−D −ガラクトピラノシル1−β−D−グルコピラノシド(7) 化合物6 C8C84O,0,72ミリモル)をトルエン(5,5鳳l)および 無水酢酸(1,06++/)の混合物中に溶解した。この溶液にトルエン(2, 04寓l)中の三フッ化ホウ素ニーテレ−) (Q、36璽1.2.91ミリモ ル)の溶液(1,45++1)を添加した。反応混合物を140m1撹拌し、次 にジクロロメタンと飽和重炭酸ナトリウム水溶液との間に分配することにより後 処理した。水相を一回ジクロロメタンで抽出し、合わせた有機相を乾燥(硫酸ナ トリウム)し、濾過し、蒸発させて粗生成物(7)(81519)を得た。メタ ノールから再結晶させて化合物7 (586諷9)を得た。母液をクロマトグラ フィー(トルエン/エタノール20:1→10:1)に付して更に(7) (1 54厘9)を得た。(7)の収量は740関g(92%)であった。
NMRによれば、化合物は結晶化のメタノールを化合物(7)のモル当りメタノ ール0.5モルのモル比で含有していた。NMRによる検知によれば1−αエピ マーの5%未満が存在していた。
〔α〕。22. 6.2°(cl、9. クロロホルム)’ TI−N)IRδ : 5.67(d、 l)1. J=8.511z、 ll−1)、 5.51 (ddd、 IIl、 J=9.5゜4.5および2.511z、ll−8’) 、5.40(dd、ill、J=9.5Tlzおよび2.5Hz。
Fl−7’)、 5.22(t、 IH,J=911z、 ll−3)、 5. 08(d、、10. J=10.511z、 MW)。
5.04(dd、IH,J=9.5および8.5Hz、It−2)、4.96− 4.83(38,H−2’。
ト4′およびIt−4’)、4.65(d、III、J=811z、It−1’ )、 4.50(dd、IH,J=IO95および3.511z、 ll−3’ )、 4.42(dd、 III、 J=12.5および2Hz、 H−9’) 。
4゜42(dd、 Ill、 J=12.5および<2 +1z、 H−6/H −6’)、 4.20(dd、 1■、 J=12および5tlz、 tl−9 ″)、 4.08−3.80(9H)、 3.84(s、 (JIsO)、 3 .75(ddd。
Ill、 J=10.5および2Hz、 11−5/ll−5′)、 3.62 (dd、 In、 J=11および311z。
11−6/ll−6’)、 3.45(d、 1.5R,J=5.511z、C 1l、011)、 2.57(dd、 IH,J=12.5および511z、  11−3’ekv、 )、 2.24−1.83(CI13COシグナル)、  1.67(t。
1)1. J=12.5Hz、 Tl−3’ax、)、 1.09(q、 0. 5T1. J=5.5tlz、 (C11sOII)) p垂■ ”C−Nl1R(クロマトグラフィーに付されたメタノール非含有物質について 測定)δ: 171.2.170.9.170.7.170.66、170.6 1.170.5゜169.94. 169.9. 169.8. 169.2.  168.2. 101.0(C−1’)、96.8(C−2’)。
91.6(C−1)、75.7. 73.5. 73.1. 71.9. 71 .3. 70.6. 70.4. 69.8゜69.2. 67.7. 67. 2. 66.7. 62.0. 61.8. 61.5. 53.2(Cn30 )、49.0(C−5”)、37.2(C−3’)、22.9. 21.3.  20.7. 20.6.20.5.20.5. 20.4pp■ 3−ブロモ−2−ブロモメチルプロブ−1−イル2.3.6−1−ジー0化合物 7(0,969,0,86ミリモル)および3−ブロモ−2−ブロモメチルプロ パン−1−オール(^n5ari等、 1987) (1,59,6,5ミリモ ル)を乾燥ジクロロメタン(30*i’)に溶解し、次いで0℃に冷却した。三 フッ化ホウ素エーテレート(l、9厘1.15ミリモル)を添加し、混合物を4 0分間0℃で撹拌した。冷却バスを取り外し、撹拌を5時間継続した。次に混合 物をジクロロメタンで希釈し、水冷飽和重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄した。ジ クロロメタン相を乾燥(硫酸ナトリウム)し、濾過し、蒸発させた。クロマトグ ラフィー(トルエン/エタノール20:1→12・1)により不定形の化合物8  (51219゜46%)を得た。
〔α〕。!!、Q、5°lr、2.6. クロロホルム)’II−NMRδ:5 .54(ddd、IIl、J=9.5.5および2.511z、 Tl−8’) 、 5.40(dd、IIl、J=9.5および311z、 If−7″)、5 .19(t、IH,J=9.5Hz、 If−3)。
5.04(d、IH,J=10tlz、NO)、4.97−4.82(48)、 4.67(d、111. J=8Hz。
1−1’)、4.54−4.37(411)、4.19(dd、IIl、J=1 2および5.5+1z、11−9″)。
4.1(h3.80(IOH)、3.84(S、 CF+30)、3.66−3 .42(81fl)、2.58(dd、IH。
J=12.5および4.5rlz、 Tl−3ekv、)、 2.38−2.2 2(IIl、 Cl1(CFlzBrh)、 2.24(s、 311)、 2 .16(s、 311)、 2.10(s、 311)、 2.08(s、 6 11)、 2.07(s、 3H)B 2.06(s、 611)、 2.04(s、 3H)、 2.00(s、 3 H)、1.85(s、 38)、 1.68(t。
18、J=12.5Hz、 R−3’ax、) pl)m+3C−NIIR6: 171.1. 170.94. 170.9. 1?0.7. 170.6.  170.6゜170.5. 170.0. 169.97. 169.7. 1 69.8. 166.2(C−1’)、101.1゜100.8.96.8(C −2’)、 76.2.73.1.72.7.72.0.71.6.71.3. 70.4゜69.6.69.2.69.1.67.7.67.2.66.8.6 2.1.61.4.53.0(CH30)。
47、0(C−5″)、 42.4(C1l(CHJr)z)、 37.2(C −3’)、 32.7((JItBr)、 31.6(C12Br)、 22. 9.21.3.20.7.20.5.20.4.20.4 ppm3−ブロモ− 2−ブロモメチルプロピル4−0− +3−0− [ナトリウム(5−アセトア ミド−3,5−ジデオキシ−D−グリセロ−α−D−ガラクトー2−ノヌロビラ ノシル)オネート〕−β−D−ガラクトピラノシル) −β−D−グルコピラノ シド(9)化合物8 (384119,0,30ミリモル)をメタノール性のナ トリウムメト+ シF (0,03M、 60*i’)中に溶解し、−夜撹拌し た。水(100μL)を添加し、混合物をシリカで中和し、濾過し、濃縮した。
クロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール/水、65:53:6)により 不定形の化合物9 (18hv、 74%)を得た。
〔α)o”ニー3.4°(cO,3,メタノール)1■−NMR(CLOD)δ : 4.44(d、ill、 J=811z、 ll−1/11−1’ )、  4.31(d。
18、 J=811z、 IT−1/11−1’)、 2.86(dd、III 、 J=12.5および3.51’lz、 )I−3’ekv、、 実質的に結 合)、 3.43−2.31(m、III、 Cl1(CIltBr)z)、  2.02(s。
38、NC0CH5)、1.73(bt、Ill、 J=+2.511z、 I t−3’ax、、 実質的に結合)ppm ”C−NMR(CD、00)δ・175.5. 174.9. 105.1(C −1/C−1’)、104.6(C−1/C−1’)、 101.1(C−2’ )、 54.0(C−5’)、 44.4(Cll(C1lJr)z)、 42 .1(C−3’)、33.9(C1bBr)、33.7(Ct12Br)、22 .7(NCOCIIs) p11’Dahmcn等(1983,b)の方法に従 って2−ブロモエチル4−〇−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーβ− D−ガラクトピラノシル)−2,3,6−1−ジ−0−アセチルーβ−D−グル コビラノンド(0,17モル)を調製した。粗生成物をメタノール性ナトリウム メトキシド(10,01M、IL)中に溶解し、3時間撹拌した。混合物をシリ カで中和し、濾過し、濃縮した。クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノ ール/水、65・20:3)およびエタノールからの結晶化により化合物11  (37g、 51%)を得た。
融点: 151〜152℃ 盲II−NMR(C20,アセトン)δ:4.57(d、IIl、 J=8.0 11z、 ll−1)、4.45(d、 IIl、 J=811z、 ll−1 ’)、 4.26−4.19(m、 III、 0CIIzCHJr)、 3. 98(dd。
IH,J=+2.5およびl1lz、 If−6/It−6’)、 3.93( d、 ill、 J=3.5+1z、 n−4’)。
3.55(dd、IIl、J=10および811z、ll−2’ )、3.40 −3.30(m、IIl、H−2)00m +3C−NMR(C20,アセトン)δ:105.7(C−1’)、104.9 (C−1)、 75.5(C−2’)、 73.7(C−2)、 713(C− 4’)、 63.8(C−6/C−6’)、 62.9(C−6/C−6’)、  33.9(CllJr) ppm2−ブロモエチル4−0−(3,4−0−イ ソプロピリデン−β−D−2.2−ジメトキシプロパン(800冒l)中の化合 物11 (359,78ミリモル)およびp−トルエンスルホン酸(1,59, 8ミリモル)の混合物を1時間50℃で、次いで一夜室温で撹拌した。トリエチ ルアミン(12ml、 80ミリモル)を添加し、混合物を30分間撹拌し、濃 縮し、トルエンとともに蒸発させ過剰のトリエチルアミンを除去した。粗生成物 をメタノール/水(10: 1.900mjりに溶解し、2時間還流下に加熱し た。飽和重炭酸ナトリウム水溶液(20ml)を添加し、混合物を濃縮した。フ ラッシュクロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール/トリエチルアミン、 10・1:0.Ol)およびエタノールからの結晶化により化合物12 (32 ,79,86%)を得た。
融点:171〜172℃:〔α)、”:+11.1°(cO,7,クロロホルム )’H−NMR(o2o、アセトン)δ: 4.56(d、ltl、J=81T z、■−1)、4.49(d、 In、 J=8.5Hz、 If−1’)、  4.37(dd、 in、 J=5.5および1.511z、 11−4’)。
3.51(dd、 IFl、 J=8および8.01Tz、 It−2’)、  3.36(dd、 Ill、 J=9.0および811z、 H−2)、 1. 55(s、 311. CH3)、 1.40(5,3rl、 CI’+3)  ppm”C−N)IR(C20,アセトン)δ:113.7((C1ls)zc )、104.9(C−1/C−1’)、 81.4(C−5)、 81.3(C −3’)、 77.5(C)12C112Br)、 77.0(C−3)。
76.5(C−4’ )、 76、2(C−5’ )、 75.5(C−2/C −2’ )、 63.5(C−6/C−6’ )。
62、8(C−6/C−6’ )、 33.8(C1l、(J12Br)、 2 9.9(C113C)、 28.1(CII3C) ppm元素分析値: C1 7112@Brat 1理論値: C41,7; n 6.0 実測値: C41,5; [6,0 イル−β−D−がラクトピラノシル)−β−D−グルコピラノシド化合物12( 9,09,18,4ミリモル)を乾燥ピリジン(60ml)とジクロロメタン( 150++1)の混合物に溶解し、−50℃に冷却した。乾燥ジクロロメタン( 150wjり中のベンゾイルクロリド(10,5m490.6ミリモル)を3時 間で滴下添加し、混合物を更に1時間撹拌した。次にメタノールを添加し、溶液 を濃縮した。残存物をジクロロメタン(500,1)に溶解し、塩酸水溶液(2 M、 250s+j’) 、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(250++1) 、 飽和塩化ナトリウム水溶液(250輿/)で洗浄し、乾燥(硫酸ナトリウム)し 、濃縮した。粗生成物を80%酢酸水溶液(250m/)に溶解し、30分間8 0℃で撹拌し、濃縮した。クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、 30:1)により不定形の化合物13.(4,39,31%)を得た。
[α]O”:+15.8°(cl、0. クロロホルム)’II−NMRδ:  8.24−8.02(m、1511.^r−11)、 5゜19(dd、III 、 J=9.5および8Hz、L2)、4.84(dd、Ill、J=12.  Oおよび1.511z、ll−6/I+−6’ )。
4.66(dd、III、 J=12および3.511z、 ll−6/If− 6’)、 4.64(d、Ill、 J=811z。
+1−1)、 4.48(dd、III、 J=12.0および611Z、 I t−6/It−6’)、 4.37(dd、IH。
J=12および911z、 ll−6/ll−6’)、 4.35(d、lit 、 J=811z、 +!−1’) ppm嘗3C−NMRδ:+66.8.+ 66.6.165.5.104.1(C−1’)、101.0(C−1)。
81.7.73.5.73.2.73.1.73.02.72.96.70.8 .69.6.6g、9.64.1(C−6/ C−6’ )、63.9(C−6 / C−6’ )、 29.6(OCII2CI12Br) pp’元素分析値  C351117Br014 :理論値: C55,2: 114.9 実測値・ C55,2; 114.9 2−ブロモエチル2.6−ジー〇−ベンゾイル−4−0−16−0−ベンゾイル −3−0−[メチル(5−アセトアミド−4,7,8,9−テトラ−0−アセチ ル−3,5−ジデオキシ−D−グリセロ−α−D−ガラクトー2−ノヌロピラノ ンル)オネート〕 −β−D−ガラクトピラノシル) −β−D−グルコピラノ シド(14)アセトニトリルおよびジクロロメタンの混合物(9:49,8履l )中の化合物13 (200Ilo、 0.26ミリモル) 、5 (263厘 9.0.44ミリモル)および粉末モレキュラーシーブ(3^、 300++v )をアルゴン下で1時間撹拌した。トリフルオロメタンスルホン酸銀(118諺 9.0.45ミリモル)を添加し、反応混合物を一60℃に冷却した。ジクロロ メタン中メチルスルフェニルプロミド(DasguptaおよびGaregg、  198g)(3,48M、 1264μL、 0.44ミリモル)を5分間で 滴下添加し、次いで混合物を1時間撹拌した。ジイソプロピルアミンC0,1m 1.2.6ミリモル)を添加し、撹拌を0.5時間継続した。混合物を0℃に戻 し、濾過し、濃縮した。クロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール、50 :1)により不定形の化合物14 (240v、 75%)を得た。
〔α〕ゎ”:+14.9°(cl、0. クロロホルム)’ l’1−NIRδ :5.33(t l■、 t+−8’)、 5.28(dd、 IH,J’8. 011z、 II−7’)。
5.26(dd、III、J=9.5Hz、H−2)、5.03−4.93(■ 、2亀 ■−4’、11−6/+1−6’)、 4.74(dd、 III、  J=12および3.511z、 !+−6/It−6’)、 4.70(d、  ltl。
J=811z、 )I−1)、 4.59(d、IL J=8Tlz、 H−1 ’)、 4.50(dd、IIl、 J=12および611z、 H−6/ll −6’)、 2.70(dd、 II、 J=13.0および4.511z、  H−3’ekv、 )(II−3,ll−2’およびH−4′は14のアセチル 化後に低磁場シフトした。)”C−NIIRδ:170.7.170.4. L 70.3.170.1.170.1.168.L(C−1’。
JC−1″−11−3″ax=6. l1lz)、166、6. +66、1.  165.4. 104.4(C−1’ )。
+01.1(C−1)、 97.6(C−2’)、 82.2.76.4.73 .4.73.0.72.9.63.4゜62.4(C−6,C−6’、C−6’ )、53.2(CI+30)、49.6(C−5″)、37.6(C−3’)。
29.6(OCr12CIIJr)、23.1(NCOCll3)、21.0.  20.7. 20.6. 20.5 pf:Il1元素分析値: C5511 64BrNO2s :理論値: C53,5+ H5,2 実測値: C53,5: II 5.52−ブロモエチル4−0− +3−0−  (ナトリウム(5−アセトアミド−3,S−′)デオキシ−D−グリセロ−α −D−ガラクトー2−ノヌロピラノシル)オネート〕−β−D−ガラクトピラノ シル1−β−D−グルコピラノシド(15) 化合物14(200u、 0116ミリモル)をメタノール性ナトリウムメトキ シド(0,03M、 50s+e)に溶解し、6時間撹拌した。水(50μL) を添加し、混合物を5時間撹拌し、シリカで中和し、濾過し、濃縮した。
クロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール/水、6:4:1)により不定 形の化合物+5 (118m9.96%)を得た。
〔α〕。22. (19°(ε1.0.水)+1l−NIIR(D20. アセ トン)δ:4.57(d、IJl、J=8+1z、Ll/It−1’)。
4.54(d、1)1. J=8゜511z、 ll−1または+1−1’)、  2.77(dd、 IIl、 ]=12.2および4゜311z、 ll−3 c”)、 2.03(s、 3)1. NCOCll5)、 1.81(bt、  1)1.1l−3a’)” C−NIIR(D20. アセトン)δ:177 .0. +76.7. 105.6(C−1’)、105.1(C−1)、 1 02.8(C−2″)、 54.7(C−5”)、 42.7(C−3’)、  34.0(OCIItCIIzBr)。
25、0(NCOCll5) pl)m2−ブロモエチル4−0−(α−D−ガ ラクトピラノシル)−β−D−ガラクトピラノシド(28) 2−ブロモエチル2.3.6−トリー〇−アセチル−4−0−(2,3゜4.6 −テトラ−0−アセチルーα−D−ガラクトピラノシル−β−D−ガラクトピラ ノシド(27) (Dahmen等、1983 a、 pH6)を相当するオク タアセテート(Dalven等、1983 g、 pH3) (1,259,ア ノメリヅク混合物)の三フッ化ホウ素エーテレート触媒グリコシド化により調製 した。粗生成物をメタノール(20++/)に懸濁し、メタノール性ナトリウム メトキシド(0,2M、4 ml)を添加した。透明な溶液が30分後に得られ た。反応混合物を更に30分間撹拌し、次にシリカで中和した。濾過、蒸発およ びクロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール/水、65:35:6)によ り化合物2g(335mv、 41%)を得た。
〔α〕。”:+69°(cl、o、メタノール)’IT−NMR(CD30D) δ:特に4.76(d、lit、J=211z、 H−1’ )、 4.15( d。
Ill、 J=7Hz、 H−1)、 4.0!1(bt、11. J=6Hz )、 3.92(dt、 J=11.5および6.5Hz) ppm +3C−NMR(CD30口)δ:105.2.102.5.79.2,76. 2.74.6.72.7゜713、71.1.7(1,7,62,7,61,1 ,30,9ppm13C−NMR(o、o、対照物質33.19pp鴇7七トン )δ: 105.9.103.2゜8Q、(1,7g、1.75.2.73.8 .73.7.73.1.72.1.72.0.71.6.63.5゜63.0. 34. l pp+e 元素分析値: C+ +24.Br011 :理論値: C37,4,115, 6 実測値I C37,1; It 5.92−ブロモエチル4−0− (4−0− α−D−ガラクトピラノシルーβ−Dガラクトピラノシル)β−Dグルコピラノ シド(48)2−ブロモエチル2.3.6−1−リーO−アセチル−4−0−( 2,3,6−トリー〇−アセチル−4−0−(2,3,4,6−テトラ−0−ア セチルーα−D−ガラクトピラノシル)−β−D−ガラクトピラノシル〕−β− D−グルコピラノシド(53) (Dahmen等、1984.35mg)を1 6時間0.1M、メタノール性ナトリウムメトキシド10w1中で撹拌すること により脱アセチル化した。シリカゲルで中和し、濾過し、蒸発させ、クロマトグ ラフィー(クロロホルム/メタノール/水、65:35:6)に付し、次いでミ クロ濾過および凍結乾燥することにより4g(1g、6■9.90%)を得た。
〔α]、” : +51’ (c 1.0.水)’H−NMR(D、O,参照物 質2.24ppmアセトン)δ:4.96(d、 ill、 J=4Hz、 l l−1’)、 4.57(d、 IIl、 J=8.0flz、 n−1/H− 1’)、 4.52(d、 IIl、 J=7.5Hz、 n−1/ll−1) 、 4.37(bt、 III)、 4.27−4.19(m、 III、 C 1l、CI+、Br)。
4、09−3゜55(+911)、 3.36(bt、 1ll) ppH”C −NMR(D20.参照物’lt 33.19pp+mアセトン)δ: 1.0 6.2(C−1/c−D、 +05.1(c−1/c−1’)、 103.3( c−1’)、 81.6.80.3.7g、4.77.8゜77.3.75.7 .75.1.73.9.73.8.73.0.72.1.71.肌71.5.6 3.5゜63、3.63.0.33.9(CllJr) pp!1GM、ラクタ ムの2−ブロモエチルグリコシド(55)標題化合物の相当するデカアセテート (Ray等、 1992) (40119,1a/lβ、1:2.2)を7時間 室温で9.5mMメタノール性ナトリウムメトキシド中脱0−アセチル化した。
シリカゲルで中和し、蒸発させ、クロマトグラフィー(クロロホルム/メタノー ル/水、65:35:6)に付し、化合物55 (26mg、定量的)を得た。
’II−NMR(DzO,(C11s)xsi(CDz)zcOONa)δ:特 に3.37(bt、 LH)、 2.61(dd、 IH,J=13および6F lz、 n−3’e)、 2.05(s、 311. NC0Cn5)、 1. 71(dd。
IL J=11および1311z、 I+−3’a) ppmセリン側鎖側でO −グリコジル化されたペプチドは固相ペプチド合成法により合成した。Galα 4Galの0−アシル化β−チオグリコシドを用いたセリン(アミノ基およびカ ルボキシ基でそれぞれ、9−フルオレニルメトキシ力ルポニルーおよびペンタフ ルオロフェニル誘導体で保護されている)をグリコジル化することにより0−グ リコジル化セリン誘導体を得た。これらの誘導体を固相ペプチド合成で用いた。
樹脂から分離しIIPLCにより精製した後、得られたグリコペプチドはアシル 誘導体として炭水化物部分でまだ保護されていた。塩基触媒を用いて完全な脱保 護を行ない、生成物をIIPLcで精製した。生成物のFAB−itsデータは 理論値と合致していた。
4 KIASNENMDAIiESSTLEC(16) (Db−拘束)5 K rASNENMETME (17) (Db−拘束)6 KASNENMETM C(18) (Db−拘束)7 CASNENMETM (19) (Db−拘 束)8 C3GPSNTPPEI (20) (Db−拘束)9 5GVENP GGYCLT (26) (Db−拘束)21 ^SNENhETM (32)  (D”−拘束)22 ^5NhN11ET闘 (33) (Db−拘束)23  5GPSNhl’PE1 (34) (Db−拘束)24 5GPhNTI’ PEl (35) (Db−拘束)+3 CRGYVYQGl、 (36) ( Kb−拘束)14 CAPGNYPAL (37) (Kb−拘束)25 RG YhYQGL (38) (Kb−拘束)26 FAPGhYPAL (39)  (Kb−拘束)10 KQIASNENMETIIESC(Db−拘束)11  KGFSNTPPEIC(D”−拘束)12 KSGPSNTPPEHICC Dh−tfU束)3 GILGFVFTL 、 (IILA−A2−拘束)15  MVVKLGEFYNQilM (IILA−A2−拘束)16 CPTNQ QVVLEGTNKTD (IILA−A2−拘束)17 MQIRGFVYF VET (IILA−A2−拘束)18 LSPGMMMGMFNM (l比^ −^2−拘束)(h=ホモシスティン) グリコペプチドの調製のために用いる方法N、N−ジメチルホルムアミド(10 0μL)中の3−ブロモ−2〜ブロモメチルプロプ−ニーイルグリコシド(10 マイクロモル)およびN、 N、 N、 N−テトラブチルアンモニウムフロリ ド(40−100マイクロモル)のスラリーをアルゴン下で10分間撹拌した。
N、N−ジメチルホルム7 ミF (DMFt タハシl チルス/lzホキシ F(DIISOX200−100oμL神に溶解したペプチド(8マイクロモル )を添加し、混合物を5分間超音波処理し、次に1.5〜2,5時間撹拌した。
反応はllI’Lcでモニターした。混合物を0.1%1−リフルオロ酢酸水溶 液で希釈し、凍結乾燥した。調製用+1PLC(アセトニトリル/水10.1% トリフルオロ酢酸)により所望のグリコペプチドを得た(表2参照)。
ペプチド(5マイクロモル)をアルゴン下N、N−ジメチルホルムアミド(40 0μL)中の2−ブロモエチルグリコシド(10マイクロモル)および炭酸セシ ウム(20−100マイクロモル)のスラリーに添加した。
混合物を5分間超音波処理し、次に1〜5時間撹拌した。反応をHPLCでモニ ターし、0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で希釈し、凍結乾燥した。調製用HP LC(アセトニトリル/水10.1%トリフルオロ酢酸)により所望のグリコペ プチドを得た(表2参照)。
ペプチドおよび合成されたグリコペプチドはトリフルオロメタンスルホネー[・ 塩として存在する。
プロモーターとして炭酸セシウムを使用する方法の外に、ペプチドコンジュゲー ト24はOr等の方法でも調製した。両方の反応混合物のIIPLC分析によれ ば同じ保持時間を有する主要生成物のピークが認められた。しかしながら、プロ モーターとして炭酸セシウムを用いた場合、より明確な反応とより容易に精製さ れる生成物が得られた。
N、N−ジメチルホルムアミド(35μL)中の化合物9 (2,9m9.3. 4マイクロモル)および+1. N、 N、 N−テトラブチルアンモニウムフ ロリド(9,8m9.30.6マイクロモル)のスラリーをアルゴン下10分間 撹拌した。ジメチルスルホキシド(350μL)中に溶解したペプチド16(8 ,119、2,7マイクロモル)を添加し、混合物を5分間超音波処理し、その 後1.5時間撹拌した。反応はIIPLc (0,1%トリフルオロ酢酸水溶液 中0〜40%アセトニトリルの勾配、20分間)でモニターした。混合物を0. 1%トリフルオロ酢酸水溶液で希釈し、凍結乾燥した。調製用1(PLC(0, 1%トリフルオロ酢酸水溶液中17%アセトニトリル)により化合物21(1肩 9,11%)を得た。
保持時間(分析実験)・アリルプロミド(9より):10.7分;21:14. 2分;16:15.8分 コンジュゲート22 N、N−ジメチルホルムアミド(130μし)中の化合物9 (11mg、 1 2.9マイクロモル)およびN、 N、 N、 N−テトラブチルアンモニウム フロリド(37mg、 116マイクロモル)のスラリーをアルゴン下10分間 撹拌した。
ジメチルスルホキシド(750μL)中に溶解したペプチド17 (20mp。
10.2マイクロモル)を添加し、混合物を5分間超音波処理し、その後2.5 時間撹拌した。反応はIIPLc (0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜4 0%アセトニトリルの勾配、20分間)でモニターした。混合物を0.1%トリ フルオロ酢酸水溶液で希釈し、凍結乾燥した。調製用111’LC(0,1%ト リフルオロ酢酸水溶液中14%アセトニトリル)により化合物22(3119, 10%)を得た。
保持時間(分析実験):アリルプロミド(9より):10.7分;22:13. 0分: 17:14.3分 コンジュゲート23 N、N−ジメチルホルムアミド(150B I、)中のN、 N、 N、 N− テトラブチルアンモニウムフロリド(39肩q、124.0マイクロモル)で化 合物9(13m9. 15.5マイクロモル)を処理し、ジメチルスルホキシド (600μL)中のペプチド18 (20mv、 12.0マイクロモル)を添 加し、混合物を5分間超音波処理し、その後2.5時間撹拌した。反応はIIP Lc (0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中O〜40%アセトニトリルの勾配、 20分間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で希釈し 、凍結乾燥した。調製用11PLc(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中12% アセトニトリル)により化合物23 (819,29%)を得た。
保持時間(分析実験) +23:12.2分、 18 : 13.5分コンジュ ゲート24 アルゴン下、N、N−ジメチルホルムアミド(550μL)中の化合物15(1 0119,13,6マイクロモル)および炭酸セシウム(11,5麿9.35. 2マイクロモル)のスラリーにペプチド19(10++v、 6.8マイクロモ ル)を添加した。混合物を5分間超音波処理し、その後5時間撹拌した。
反応はIIPLc(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜30%アセトニトリ ルの勾配、30分間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶 液で希釈し、凍結乾燥した。調製用+1PLC(0,1%トリフルオロ酢酸水溶 液中12〜15%アセトニトリルの勾配、30分)により化合物24(8,5纏 り、59%)を得た。
保持時間(分析実験):15:8.7分; 24 : 18分; 19 : 1 9.3分Or等(1991)の方法によるコンジュゲート24の調製化合物15  (8u、 10.5マイクロモル)およびペプチド19(2u。
1.4マイクロモル)をアルゴン下乾燥N、N−ジメチルホルムアミド(400 μL)に溶解した。溶液をアンモニウムで飽和させ、1.5時間撹拌した。反応 はl+1’Lc(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜3026アセトニトリ ルの勾配、30分間)でモニターしたところ、主要ピーク(52%)が方法Bで 調製した化合物と同じ保持時間(18分)に認められた。
コンジュゲート25 アルゴン下、N、N−ジメチルホルムアミド(500μL)中の化合物15(9 履q、 12.0マイクロモル)および炭酸セシウム(39履9.120マイク ロモル)のスラリーにペプチド20(+0119.6.0マイクロモル)を添加 した。化合物を5分間超音波処理し、その後1時間撹拌した。反応はIIPLc (0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜30%アセトニトリルの勾配、30分 間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で希釈し、凍結 乾燥した。調製用11r’Lc(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中13〜18 %アセトニトリルの勾配、30分)により化合物25(1419、60%)を得 た。
保持時間(分析実験):15:8.7分、 25 : 20.5分: 20 :  21.7分コンジュゲート29 アルゴン下、N、N−ジメチルホルムアミド(1,6ml、)中の化合物28( 31,6属p、 70.3マイクロモル)および炭酸セシ’yム(110,3m g、 338マイクロモル)のスラリー(こペプチド20(20,5薦q、 1 2.3マイクロモル)を添加した。化合物を5分間超音波処理し、その後3時間 撹拌した。反応はIIPLC(0,1% l−リフルオロ酢酸水溶液中0〜30 %アセトニトリルの勾配、30分間)でモニターし、0.1%トリフルオロ酢酸 水溶液で希釈し、凍結乾燥した。調製用+11’LC(0,1%トリフルオロ酢 酸水溶液中13〜18%アセトニトリルの勾配、30分)により化合物29(1 76す、70%)を得た。
保持時間(分析実験)、28・6.2分、2q;2mg分: 20 : 21. 8分コンジュゲート30 ペプチド26 (+019.6.5マイクロモル)をアルゴン下N、N−ジメチ ルホルムアミド(80Tol)中に溶解した。化合物28 (Il、7++g、  26マイクロモル)および炭酸セシウム(21,2++v、 65マイクロモ ル)を添加した。混合物を5分間超音波処理し、そのi&2時間撹拌した。反応 Itnr’LC(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中O〜30%アセトニトリル の勾配、30分間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液 で希釈し、凍結乾燥した。調製用+1PLC(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液 中で13〜18%アセトニトリルの勾配、30分)により化合物30(11,2 厘9.90%)を得た。
保持時間(分析実験、0.1%トリフルオロ酢酸水溶液中O〜30%アセトニト リルの勾配、30分間):28:6.2分、 30 : 21.5分; 26  : 24.4分 コンジュゲート31 ペプチド19(+5++v、 10マイクロモル)をアルゴン下N、N−ジメチ ルホルムアミド(1,217’)中に溶解した。化合物2g (18m9.40 マイクロモル)および炭酸セシウム(76,219,234マイクロモル)を添 加した。
混合物を5分間超音波処理し、その後2時間撹拌した。反応はIIPLc(0, 1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜30%アセトニトリルの勾配、30分間)で モニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で希釈し、凍結乾燥し た。調製用11r’Lc(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中13〜18%アセ トニトリルの勾配、30分)により化合物30(13,819゜75%)を得た 。
保持時間(分析実験):2111:6.2分: 31 : 17.7分、 19  : 19.1分コンジュゲート40 ペプチド38 (]Omy、 7.6マイクロモル)をアルゴン下N、N−ジメ チルホルムアミド(0,8肩1)中に溶解した。化合物28 (13,719, 30,5マイクロモル)および炭酸セシウム(24,811g、 フロマイクロ モル)を添加した。混合物を30分間超音波処理し、そのl&1時間撹拌した。
反応はHPLC(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中O〜40%アセトニトリル の勾配、30分間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液 (16@I)で希釈し、凍結乾燥した。調製用11P1.C(0,1%トリフル オロ酢酸水溶液中16〜21%アセトニトリルの勾配、30分)により化合物4 0 (16,6tg、 52%)を得た。
保持時間(分析実験)−28・67分、 40 : 18.8分; 38 :  21分コンジュゲート41 ペプチド39(10mg、8マイクロモル)をアルゴン下N、N−ジメチルホル ムアミド(0,8m1)中に溶解した。化合物28 (14,3+wg、 32 マイクロモル)および炭酸セシウム(27,6119,85マイクロモル)を添 加した。混合物を15分間超音波処理し、その後65時間撹拌した。反応はHP LC(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜40%アセトニトリルの勾配、3 0分間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液(lflu l)で希釈し、凍結乾燥した。m生成物を、5m+9および6りのペプチドから 同様にして調製した2つの別のバッチと合わせた。
合わせた物質の調製用+1PLC(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中19〜2 4%アセトニトリルの勾配、30分)により化合物41(23,7■す、85% )を得た。
保持時間(分析実験):28:6.7分; 41 : 22.2分; 39 : 24.3分コンジュゲート42 ペプチド36(5履v、3.6マイクロモル)をアルゴン下N、N−ジメチルホ ルムアミド(0,4*Iり中に溶解した。化合物28 (6,4mq、 14. 3マイクロモル)および炭酸セシウム(116冒9.35.7マイクロモル)を 添加した。混合物を5分間超音波処理し、その後2時間撹拌した。
反応はnPLc(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中17〜22%アセトニトリ ルの勾配、30分間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶 液(8+c/)で希釈し、凍結乾燥した。調製用+1PLc (0,1%トリフ ルオロ酢酸水溶液中17〜22%アセトニトリルの勾配、30分)により化合物 42(7,1籾、純度95%=52%)を得た。
保持時間(分析実験):28:6.2分、 42 : 26.4分: 36 :  27.6分コンジュゲート43 ペプチド37(10関9.7.35マイクロモル)をアルゴン下N、N−ジメチ ルホルムアミド(0,8m/)中に溶解した。化合物2g (13,2m9.2 9.4マイクロモル)および炭酸セシウム(23,hg、 73.4マイクロモ ル)を添加した。混合物をIIPLC(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中5〜 35%アセトニトリルの勾配、30分間)でモニターした。混合物を0.1%ト リフルオロ酢酸水溶液(16@I)で希釈し、凍結乾燥した。調製用11PLC (0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中17〜22%アセトニトリルの勾配、30 分)により化合物43(9,3厘9.73%)を得た。
保持時間(分析実験):28:6.2分: 43 : 24.6分: 37 :  25.9分コンジュゲート44 ペプチド32(to真9.8マイクロモル)をアルゴン下ジノチルスルホキシド ル)および炭酸セシウム(26mv, 80マイクロモル)を添加した。混合物 を10分間超音波処理し、その後1時間撹拌した。反応はHPLC(0.1%ト リフルオロ酢酸水溶液中0〜30%アセトニトリルの勾配、30分間)でモニタ ーした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液( 16sc/)で希釈し、 凍結乾燥した。粗生成物をペプチド10票9から同様に調製した別のバッチと合 わせた。合わせた物質の調製用HPLC(0.1%トリフルオロ酢酸水溶液中7 〜12%アセトニトリルの勾配、30分)により化合物44 (1419. 5 4%)を得た。
保持時間(分析実験) :28:6.2分. 42 : 14.6分; 32  : 16.8分コンジュゲート45 ペプチド34 (1019. 6.8マイクロモル)をアルゴン下N,N−ジメ チルホルムアミド(0. Toe)中に溶解した。化合物28(11.2mg,  25マイクロモル)および炭酸セシウム(20.2++g. 62マイクロモ ル)を添加した。混合物を10分間超音波処理し、その後2時間撹拌した。反応 はIIPLC(0. 1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜30%アセトニトリル の勾配、30分間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液 ( 16@I)で希釈し、凍結乾燥した。調製用nPLc(0. 1%トリフル オロ酢酸水溶液中13〜18%アセトニトリルの勾配、30分)により化合物4 5(7.9籾,63%)を得た。
保持時間(分析実験):28:6.2分;45・20.5 :34 : 25. 2分コンジュゲート46 ペプチド35 (10++g. 6.7マイクロモル)をアルゴン下N,N−ジ メチルホルムアミド(0. 8*Iり中に溶解した。化合物2g(12.b+v . 27マイクロモル)および炭酸セシウム(43. 7冨9. 134マイク ロモル)を添加した。混合物を20分間超音波処理し、その後4時間撹拌した。
反応はIIPLc(0。1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜30%アセトニトリ ルの勾配、30分間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶 液(16@I)で希釈し、凍結乾燥した。調製用11PLc(0. 1%トリフ ルオロ酢酸水溶液中13〜18%アセトニトリルの勾配、30分)により化合物 46 (17.4++v. 56%)を得た。
保持時間(分析実験) :28:6.2分: 46 : 21.0分; 35  : 23.8分コンジュゲート47 ペプチド33 (IOmv. 8マイクロモル)をアルゴン下ジノチルスルホキ シド(0.8真l)中に溶解した。化合物28(14.5++g. 32マイク ロモル)および炭酸セシウム(2619. 80マイクロモル)を添加した。混 合物を10分間超音波処理し、その後1時間55分撹拌した。反応はITPLC (0. 1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜30%アセトニトリルの勾配、30 分間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液( 16++ 1)で希釈し、凍結乾燥した。粗生成物を、5りおよび10@9のペプチドから 同様にして調製した2つの別のバッチと合わせた。
合わせた物質の調製用Hr’LC(0. 1%トリフルオロ酢酸水溶液中10〜 15%アセトニトリルの勾配、30分)により化合物47 (18.hg. 5 9%)を得た。
保持時間(分析実験) :28:6.2分; 47 : 18.3分; 33  : 20. 6分コンジュゲート49 ペプチド26 (15u, 9.8マイクロモル)をアルゴン下N,N−ジメチ ルホルムアミド( 1. 211)中に溶解した。化合物48(23.8++g , 39マイクロモル)および炭酸セシウム(31.9119. 98マイクロ モル)を添加した。混合物を10分間超音波処理し、その後1時間50分撹拌し た。
反応はIIPLC(0. 1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜30%アセトニト リルの勾配、30分間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水 溶液(24@l)で希釈し、凍結乾燥した。調製用+1PLC(0. 1%トリ フルオロ酢酸水溶液中13〜18%アセトニトリルの勾配、30分)により化合 物49 (17.8厘9.88%)を得た。
保持時間(分析実験) +48+10.2分: 49 : 21. 9分: 2 6 : 24分コンジュゲート50 ペプチド32 (15++g. 21. 1マイクロモル)をアルゴン下ジメチ ルスルホキシド(0. 6m/)とN.N−ジメチルホルムアミド(0.6++ 1)の混合物中に溶解した。混合物を1分間超音波処理した。化合物48(29 .6■9,48マイクロモル)および炭酸セシウム(39,4119,121マ イクロモル)を添加した。混合物を15分間超音波処理し、その後1時間50分 撹拌した。反応はHPLC(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜30%アセ トニトリルの勾配、30分間)モニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢 酸水溶液(24厘/)で希釈し、凍結乾燥した。粗生成物をペプチド5mgから 同様に調製した別のバッチと合わせた。合わせた物質の調製用11PLC(0, 1%トリフルオロ酢酸水溶液中7〜12%アセトニトリルの勾配、30分)によ り化合物50(14,3■9.74%)を得た。
保持時間(分析実験) : 48: Io、1分:50: 15.2分:26:  16.111分ペプチド19(15gg、 10マイクロモル)をアルゴン下 N、N−ジメチルホルムアミド(0,4m1)中に溶解した。化合物55(6厘 す、8.3マイクロモル)および炭酸セシウム(5619,172マイクロモル )を添加した。
混合物を10分間超音波処理し、その後2時間撹拌した。反応はHPLC(0, 1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜30%アセトニトリルの勾配、30分間)で モニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液で希釈し、凍結乾燥し た。調製用11PLc(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中lO〜14%アセト ニトリルの勾配、30分)により化合物51(8,2++v。
45%)を得た。
保持時間(分析実験’) :55:13.0分; 52 : 20.3分: 1 9 : 21.3分コンジュゲート52 ペプチド20(51,3マイクロモル)をアルゴン下N、N−ジメチルホルムア ミド(0,4厘l)に溶解した。化合物55 (4,3s+v、6マイクロモル )および炭酸セシウム<31wq、 114マイクロモル)を添加した。
混合物を5分間超音波処理し、その後3時間45分撹拌した。反応はFIPLC (0,1%トリフルオロ酢酸水溶液中0〜30%アセトニトリルの勾配、30分 間)でモニターした。混合物を0.1%トリフルオロ酢酸水溶液(8ml)で希 釈し、凍結乾燥した。粗生成物をペプチド5厘9から同様に調製した別のバッチ と合わせた。合わせた物質の調製用HPLC(0,1%トリフルオロ酢酸水溶液 中13〜18%アセトニトリルの勾配、30分)により化合物52(9,31, 65%)を得た。
保持時間(分析実験’) :55:13.0分; 52 : 22.7分; 2 0 : 23.6分表 2 9+16 A DMSO,100OμL”、1.5h 21 11 1rPLC c9+17 ^ DMSo、 750μLa、 2.5h 22 10 flP Lcc9+18 A DllSo、500μL”、2.5h 23 29 1r pLcc、[M+R]+1943’15+19 B DMF、400μL”、5 h 24 59 1TPLcc、[M+FI]+1788’15+20 B D MF、400μLb、Ih 25 60 HT’lf’、(lI+lI]+17 61d28+20 B DIlF、1300.czLb、3h 29 70 H PLCc、(ill)+1469’28+26 B DMF、 6157zLb 、2h 30 90 rlPLcc、(M+ll)+1564’28+19 B  DMF、 600μLb、3h 31 75 11PLCc、[11+II) +1497’28+38 8 DIIF、 525μLb、1.5h 40 5 2 11r’Lcc、CM+rl)+1342’2g+39 B DMF、50 0μLb、1.3h 41 86 HPばΣ、〔電+Fl)+132枦28+3 6 8 DIIF、 560μLb、2.1h 42 95 1rPLC”、C M+Il]+1426’28+37 B DMF、 545μLb、 1.75 h 43 73 11PLCc、[M+I+]+1273’2g+32 B D MSo、500IILb、1.2h 44 54 11PLCc、(M+Il) +1380’28+34 B DMF、 590μLb、2.2h 45 63  FLC’、[11+I+)+1382’2g+35 8 DIIF、600μ Lb、4.3h 46 56 ttPLc”、[M+H]+1396d2g+3 3 B DMSo、500μLb、2.1h 47 59 1’[PLCc、C M+H)+1382d48+26 B DMF、 612μLb、2h 49  88 HPLCc、[ill+1726’55+19 B D)IF、 20( lμLb、2.2h 51 45 11PLC’、[M+II]+1769d5 5+20 B DMF、 665μLb、3.8h 52651n’Lc’、[ ll+n)+1741d3μL/10ミリモルペプチド 5μL15マイクロモルペプチド C生成物は全場合においてペプチド出発物質より早(流出し、炭水化物出発物質 より遅く流出した。
’ FAB−MSデータは理論値と一致した。
2.9量体合成ペプチドを用いた免疫化によるウィルス特異的CTLのin v ivo−次誘導 2.1.方法 本発明の新しいコンジュゲートを用いた免疫化による細胞障害性Tリンパ球(C TL)のin vivo−次誘導を、9!lL体合成ペプチドの免疫化によるウ ィルス特異的CTLのin vivo−次誘導について後述するものと同様の方 法で行った。
インフルエンザAウィルス感染細胞中で生産された内因性9量体に相当する予備 プロセシングされた合成ペプチドによるマウスのワクチン注射により強力な一次 CTL応答が得られた。発生したCTLは効果的にウィルス感染標的細胞を殺傷 し、免疫化に用いたペプチドと同一のアミノ酸配列を有するウィルス株で特に良 好であった。−次in vivo CTL応答のための最適条件は、ペプチド1 00uをIFAに溶解し尾部基底部に皮下注射した場合に得られた。7〜IO日 間にプライミングしておいた牌細胞を最適低ペプチド濃度(0,05++ll) を用いて5日間in vitroで再刺激し、ウィルス感染およびペプチド投与 された標的細胞に対して試験した。ペプチド誘導CTLは1IIIcクラス■拘 束であり、CD8陽性であった。
ペプチド ペプチド^SNENMETM (pep9(PH1)と命名;SEQ NO:1 )およびASNENMDAll (pep9(NT60)と命名、 SEQ I ll NO:4の残基3〜11)をそれぞれインフルエンザAウィルス株A / PR/ 8 /34およびA/NT/60/68のNP366−374から得た o pep9(PH1)は^pplied Biosystems 430Aペ プチド合成器(^pplied Biosysten+s、 Inc、、 Fo ster C1ty、 C^)を用いて合成した。pep9(NT60)は固相 「チーバッグJ (houghten。
1985 ; Sallberg、1991)を用いて合成した。全てのペプチ ドは逆相nPLにより生成し、プラズマ脱着質量分析によりアミノ酸組成を分析 した。ペプチドの貯蔵液をPBS中に調製し、−20℃で保存した。
免疫化 尾部基底部へのIFA中に溶解した遊離の合成ペプチド各tooggの単回皮下 注射、または、PBS中に希釈したインフルエンザAウィルス2011^Uの単 回静脈内注射によりマウスを免疫化し、免疫化後1〜2週間で使用した。
インフルエンザAウィルス特異的CTLのin vitro発生免疫胛細胞を細 胞懸濁液に調製した。蒸留水11当りNll<Cj’ 8.299、KHCO, 1,Oq 5EDT^Q、 0372 qを含有する溶解緩衝液(pH7、4) を用いて赤色細胞を溶解した。in vivo2プライミングしたマウスに由来 する5X10@個の応答した肺細胞を25XIO’照射(2000rad)同系 間の仲細胞とともに、インフルエンザAウィルスに感染した状態で、または00 5.0.5および5pMのペプチドの存在下、50m1容の組織培養マウス:7 (Costar、 Cambridge、 M^)中で、完全培地1hlととも に、5日間37℃で、5.3%CO□を含有する湿潤空気中で同時培養した。
細胞障害性検定 前に報告されているとおり(Jondal、 1975) 、ウィルス感染した 、またはペプチドでコーティングされた標的細胞は、2 X 10’個の細胞を 32011^Uウイルスに15時間感染させることにより調製するか、または3 7℃で1.5時間5hMペプチドとともにインキュベートした。
洗浄1&、細胞を1時間NF32 ”CrO4100〜10011Ciテ標識し た。細胞を二回洗浄し、ShL中104個の標的細胞を、96穴■底プレート中 完全培地15hL中で検定するまえに3回洗浄しておいたエフェクター細胞の種 々の数の10hLに添加し、4時間37℃5.3%C02でインキュベートシた 。インキュベート後、上澄み50IILを採取し、特異的61(r放出の比率を 以下の式:%特異的放出=(実験−自発)/(最大−自発)cp■により計算し た。自発放出は常時15%未満であった。
2.2.結果 9量体による抗インフルエンザへウィルス特異的CTLの一次in viv。
I誘導 既に報告されているとおり(Tovnsend等、 1985. 1986)  1m−2bマウスにおける肛インフルエンザAウィルスで誘導したCTLは主に 免疫優性NP365−380エピトープに対抗している。我々は先ず、PBSお よびNT60の両方の株から誘導されたペプチドNP365−380を用いてマ ウスを免疫化し、^1chele等(1990)の記載した方法に従ってCTL 応答を誘導した。しかしながら、ブーストを反復したにもかかわらず、ペプチド コーティングされた細胞およびウィルス感染細胞の何れに対しても殺傷活性は顕 著ではなかった。一方、より短いpep9(PBS)100nを用いて皮下注射 を行い肺細胞をpep9(PBS) 5 pHでin vitroで再刺激した 場合、ウィルス感染標的細胞は殺傷されなかったものの、pep9(PBS)で コーティングされたRNA(示さず)およびEL4細胞に対する強いCTL応答 が見られた(表3)。in vitroの再刺激のためにより低い濃度のpep 9(PBS)を用いた場合は、発生したCTLはpep9(PBS)コーティン グされた標的細胞に対してより高い殺傷活性を有しており、そしてウィルス感染 細胞もまた溶解した(表3)。表3に示すとおり、免疫化のための最適用量は1 0hvであり、そして再刺激のためには5または0.05gMであった。101 19および11gを用いた免疫化では、CTL応答の発生は低いかまたは全(無 かった。完全Freundアジュバント(CF^)またはPBSに溶解したペプ チドは応答を示さなかった。
ペプチドの静脈内注射ても一次in vivo CTL応答は発生しなかった( 示さず)。
NT60由来の別の91体は、図3に示すとおり、より強力な抗ペプチドおよび 抗ウィルスCTL応答を示した。
pep9(PRY)およびpep9(NT60)により誘導されたCTLの特異 性上記結果に鑑みて、我々はpcp9(r’R8)およびpep9(NT60) に関連して発生したCT1.の特異性を調べた。CTLはその相当するペプチド コーティングされた細胞およびウィルス感染細胞を好ましく殺傷した(図4)。
CTLはウィルス感染標的細胞よりもペプチドコーティングされた細胞に対して より高い交叉反応性を示した。
肝ウィルスまたはペプチドに対するCTL応答マウスを肝PR8ウィルスでブラ イミングし、免疫牌細胞をウィルス感染刺激細胞(図5A)または0.05gM  pep9(PBS)の存在下正常同系間の肺細胞(図5B)の何れかで再刺激 した。肝ウィルスで1nvivoブライミングされ低濃度のpep9(RP8) で再度刺激されたCTLはウィルス感染細胞およびペプチドコーティングされた 細胞の両方を認識する顕著な能力を有していた(図5I3)。in vitro でウィルスでブライミングされたCTLを刺激するためには少蚤の再刺激ペプチ ドで充分であり、ウィルス感染細胞と同様の力価を有していたことに留意しなけ ればならない。pep9(RP8)をin vivoブライミングに、そしてウ ィルス感染細胞またはpep9(RI’8)をin vitroの再刺激に用い た場合(図5Cおよび[)) 、CTL応答はペプチドコーティングされた細胞 およびウィルス感染細胞の両方に対して発生した。肝ウィルスは遊離のペプチド よりもCTLをブライミングする効果が高かった。
pep9(PBS)による免疫化の後のCTL活性の経時変化pep9(PBS )での免疫化の後のCTL活性の動態を測定するために、マウスをpep9(P BS)で−回ブライミングした。免疫化された動物の肺細胞をpep9(PBS )による免疫化後2〜30日にin vitroで再刺激し、CTL活性につい て検定した。pep9(PBS)コーティングされたR11^標的細胞に対する CTLの活性は免疫化7日後に最高に達し、その後活性は徐々に低下した(図6 )。ブライミング後30日に、より低いCTL活性が依然として検知された。
CD8 ’により媒介されMIICクラス■拘束であるin vivoペプチド 誘導細胞障害性 図7aに示すとおり、CD8’T細胞を欠失しているpep9(PBS)誘導C TLはpep9(PBS)コーティングされたEL4細胞を溶解することができ なかった。一方CD44丁細胞の欠失はpep9(PBS)コーティングされた 標的細胞に対する細胞溶解活性に影響しなかった。即ち、pep9(PBS)特 異的CTLはCD4−CD8’表現型を発現する。
C57B6/J(fl−2b)起源のin vivoペプチドブライミングされ たCTLを、インフルエンザPR8株に感染した同系間のEL4(II−2b) 、異系間のP815(n−2’)およびL929(If−2’)標的細胞に対し て試験した。図7bに示すとおり、H−2bl的細胞に対して明らかな拘束特異 性があった。
表3 種々の用量のペプチドでin vivoブライミングおよび100 5.00  4.61 4.21 7,00 8.50 43.6834.730.05 0 .+2 0.51 30.76 30.0? 59.42 50.7310 5 .00 5.63 4.19 15.0413.98 23.54 22.09 0.05 5.74 4.14 31.19 23.75 45.52.34. 601 5.00 3.34 2,66 6.8g 5.54 11.85 9 .2g0.05 4.0g 3.32 12.43 10.50 16.44  15.54* エフェクター二標的比 3、内在化後の細胞表面への外部側1cm1結合ペプチドのリサイクルMIIC −1に結合する外部ペプチドはB2−Mの存在下相当する拘束要素の発現を上方 調節することが知られている(Otten等、 1992)。このin vit roの上方調節応答はペプチドのin vivo免疫原性に相関する。
我々がエンドソーム阻害剤クロロキンがこの上方調節を抑制することを発見した (図8)通り、この方法はペプチドの内在化および膜のリサイクルを必要とする ことが考えられる。このモデルの裏付けとして、多くの過去の試験でクラドリン コーティングピットを通るMIIC−1の内在化およびMIIC−1のリサイク ルが発見されている。
外部11RC−1結合ペプチドの考えられるリサイクルを調べるために、我々は アデノウィルス由来のEI^蛋白(配列5GPSNTPPEI :SEQ ID  No : 2)上およびインフルエンザAウィルス由来の各蛋白(PH1)  (配列^SNENMETM : SEQ LD No : 1)上の免疫優性エ ピトープを示す2つのDb結合ペプチドを合成した。システィンをN末端または C末端に、分子マーカーガラビオス(Gal−Gal)に対する生化学的結合部 位として付加し、これに対しては特定のモノクローナル抗体が入手できた(II C2101) (Brodin等、 198g)。前に報告されているとおり、 N末端へのシスティンの付加はDb上方調節能力もペプチドのin vivoの 免疫原性も損なわなかった(Zhou等、 1992 b)。同じ部位のガラビ オスの付加は、グリコペプチドを発生させ、これはELISA試験においてガラ ビオス特異的モノクローナル抗体11c2101により強力に認識された(表4 )。Gal!−C3GIIペプチド(コンジュゲート29)はGal、−CAS IOペプチドよりも強力に反応した。付加的なガラビオスがDb結合能力やin  vivo免疫原性を変化させなかったことを評価するため、両方のグリコペプ チドのin vitro Db上方調節および1nviv□の免疫原性を調べた 。Db上方調節はペプチド単独と比較した場合、グリコペプチドでも同様であっ た(データは示さず)。グリコペプチドのin vivo注射およびin vi vo再刺激により発生したCTLは厳密にペプチド特異的であり、十文字の態様 で別のペプチドにより提供された場合はGa14を認識しなかった(図9)。こ れらの結果により、我々はグリコペプチド中のGa1lは不活性マーカーとして 作用すると結論した。
外部グリコペプチドの膜Db分子への結合を最大にするため、突然変異HMA− 3細胞を用いた。これらの細胞は、Tap−2ペプチド輸送系の損失により細胞 質ゾルからERコンパートメントへのプロセシングされたペプチドの輸送が遺伝 的に欠損している。その結果RM^−8細胞は細胞表面において否突然変異細胞 よりもより高い両分の空のDb分子を発現する。これらの空のDb分子の発現は 更に、低温(26℃)によっても増大することができ、37℃でDb結合ペプチ ドを添加することにより安定化される(図3)。即ち、B2−Mの存在下高濃度 のグリコペプチドで低温誘導R11^−3細胞を処理することにより、大きい両 分の膜Db分子が同一のグリコペプチドで飽和した。このようにして処理された R11^−8細胞はMC2101抗体で明らかに染色され(図10)、恐らくは MHC−1結合グリコペプチドの形態でのGa5エピトープの膜発現を示してい た。プロナーゼ処理により全てのDbおよびGa1.の発現はこれらの細胞より 排除される(図10)。次にこれらの細胞を37℃に移して1時間インキュベー トする場合、DbおよびGa12の発現は供に細胞表面に復帰する(図10)。
Ga12エピトープの復帰はクロロキンにより抑制された(データは示さず)。
従来のMIIC−1提供経路はRNA−3細胞において非官能性であり、その結 果細胞質ゾルのペプチドがERコンパートメントに輸送されないため、結果はD b結合グリコペプチドのエンドソームのリサイクルを強く示している。Ga14 −GASIOグリコペプチドを使用した場合も同様の結果が得られた(示さず) 。
官能基のレベルでこれらの結果を評価するために、インフルエンザA (PH1 )特異的CTLを発生させ、Gal 2−CASIOグリコペプチド(コンジュ ゲート31)中の標的エピトープに相当するペプチド(ASNENMETM)を 投与したRNA−8およびEL−4標的細胞に対して試験した。両方の標的細胞 は以前に報告されているとおり(Rotzshke等、 1990)強力に殺傷 された(図11)。、これらのペプチド投与標的細胞をプロナーゼ処理すること により殆どのDb発現および殆どの特異的CTLへの感受性が排除された(図1 1)。プロナーゼ処理細胞を37℃でインキュベートしてDbおよび関連ペプチ ドの両方を発現させたところ、CTL殺傷への感受性が復帰した。この復帰はE L−4細胞と比較してR1l^−8細胞の場合により早くより広範囲であり、抗 Obモノクローナル抗体およびクロロキンによりブロックされた(データ示さず )。
我々はこの結果を、T細胞における早期のエンドソームと同様の細胞内コンパー トメントを1を通ってMHC−1結合ペプチドがリサイクルすることを意味して いると解釈する。おそらくはこの機序は、膜ペプチドの発現を最適化しうるため にペプチド交換が起こることができるようにしているものと考える。Iloch man等(1991)はクラスI lllIC分子はエンドソームコンパートメ ントで構造的変化を起こし、B2−Ml)<離れて重鎮上に位置することが示唆 されると報告している。
即ち、この作用を起こす低いpHはペプチドの交換ももたらすと考えられる。コ ノ考えの裏付けとして、larding(1992)は、lllIC−1提供は 外因性抗原の電子穿孔(electroporation)を用いて光熱および 弱塩基性アミンによりブロックできることを近年報告している。
MHC−1分子は僅かに長いペプチドと比較してより高い親和性で最適な長さの ペプチドに結合することが知られており、この現象は多くのin vitroの 検定で反映されている。これらには証■C−1膜上方調節、特異的CTLに対す る標的細胞の感作、突然変異細胞上の空のクラスI鎖へのペプチドの直接の結合 、突然変異細胞由来の溶解物中のペプチド誘導MIIC−1組立、および、組I C−1からの結合ペプチドの解離速度の測定が包含される。最適な長さのペプチ ドのこの高い親和性は、クラスI鎖のペプチド結合溝が両端で閉じていることが ら、この溝への厳密な適合に関わるものである(Madden等、 1991) 。即ち、最適な大きさを有するペプチドは3M体ペプチド重鎮B2−M?!!合 体を形成し、これはより長いペプチドよりなる複合体と比較して工ンドソームか らリサイクルされる傾向が高い。
本研究で示されるとおり、標的T細胞においては最適な1illc−1結合ペプ チドのリサイクルにより相当する特異的CTLによる認識が最も効果的になる。
これまでMnC−1リサイクルの殆どの徴候はT細胞において得られている。し かしながら、同じ機序が特定の抗原提示細胞で機能している場合、膜レベルでの 最適なペプチドの構築もまた免疫応答の導入性のアームにおいて重要である。特 に、in viv。
およびin vitroの両方でCTLの発生に不可欠であると考えられている 樹状細胞をこの特徴について研究しなければならない。ペプチドがil vit roでIIHC−1発現を上方調節する能力とそのin vivo免疫原性との 間の既存の相関は、これが細胞応答における重要な機序であることを示唆してい る。
表4 ELISA検定におけるモノクローナル抗体MC2101ガラビオス 1,86  0.01 0.41 0.02Gal−Gal PkO02グロポトリ 0.04 (1,(1g 0.04 0.01アオンル Ga1−Ga1−Glc (CD77) ペプチド(50+19/翼l)を005M炭酸塩緩衝液(pH9,6)で希釈し 、100a1/ウエルを平底Co5tarマイクロプレート(カタログ番号35 90)に添加し、4℃で一夜インキユベートした。プレートをPBSで1回洗浄 し、室温で30分間0.5%PBSとともにインキュベートし、そしてPBSl o、 05%ツイーン緩術液で2回洗浄した。モノクローナル抗体を05%ゼラ チン/PBS10.05%ツイーン中に希釈し、マイクロプレートに添加し、室 温で2時間インキュベートし、PBS/ツイーンで急速洗浄した。アルカリホス ファターゼコンジュゲートウサギ抗マウス免疫グロブリン(Dakopatts  code No、 S 414)をPBS/ツイーン中に1/1(tooに希 釈し、1(lclj6/ウェルで添加した。室温で2時間インキュベートしPB S/ツイーンで4回洗浄した後、アルカリホスファターゼ基質溶液100++1 を添加した。プレートは405rvMでの光学密度を菖ultiskan Sy stem(Lab Systems)を用いて室温2時間の後に読み取った。
4、内部免疫原部位に炭水化物部分を有するグリコペプチドを用いたワクチン接 種による炭水化物特異的CTL応答の発生炭水化物ガラビオース(Gal−α− 4Gal、あるいはGa1lと表示)を、リンパ球じゅう毛髄膜炎ウィルス(L C)IV) (Oldstone等、198g)中の112−Db制限免疫優性 CTLエピトープを示す12量体のペプチド5GVENPGGYCLT (SE Q ID NO:9) +:おける内部システィン(10位)ニ結合させた。グ リコペプチドは5VG12−Gait(コンジュゲート30;図12)と命名し た。結合は実施例1に記載するとおりS結合を用いてチオール基に対して行った 。
実施例2に記載するとおり、そしてZhou等(1992a)の記載に従って、 5GV12−Galzグリコペプチドでマウスを免疫化した。おなじ5GV12 −Gal、でin vivo再刺激した後、発生した細胞障害性T細胞を、以下 のペプチドおよびグリコペプチドでコーティングした■2−Dbおよびgb陽性 EL−4細胞に対して試験した。
1、5GVENPGGYCLT (SGV12:SEQ ID NO:9)2、  5GVI2−Ga12 3 ^SNENSETM(^SN9;SEQ ID NO:I) 6位のSt、 −Ga12が結合したもの(^5N9−6S−Ga12) 4、^5N9−63 5、 C3GII−Galt (実施例3および図9参照)5、 C3GI’S NτPI”El(C3GII;SEQ I[l NO:8)7、CRG91位の CにGap□が結合したもの(CRG9−Gal 2)3、CRGYVYQGL  (CRG9:SEQ ID NO:13)ペプチド1−6は知られた変性Db 結結合軸細胞エピトープあり、in vivo D”上方調節により測定される とおりRNA−8細胞に結合する(データは示さず)。ペプチド7−8は知られ たKbエピトープ(RGYvYQGL:SEQ ID NO:27) テあり、 共1: RMAO3III胞上(7)Kbヲ上方調節する(データは示さず)。
Gal□エピトープの発現はグリコペプチドに結合していた細胞表面上のFAC 3により測定した。高いGa1.発現がグリコペプチド2.5および7で認めら れた(データは示さず)。
グリコペプチド3はI?M^−5細胞に結合している場合は抗Ga12モノクロ ーナル抗体により認識されなかった。結論として、グリコペプチド5および7は 異なる担体ペプチド上の免疫原SGV 12−Ga l zとして同じGa12 エピトープを発現した。C3GII−Gal、グリコペプチドはDbに結合し、 CRG9−Ga14グリコペプチドはKbに結合した。即ち、グリコペプチド2 .5および7で共有する唯一のエピトープはGal□であった。
5GV12−Ga14発生CTLを上記したペプチドおよびグリコペプチドでコ ーティングされたEL−4細胞に対して試験した場合、グリコペプチド2および 5でコーティングされた標的細胞は殺傷され、そしてまた、より低い濃度で、グ リコペプチド7でコーティングされた標的細胞も殺傷された(図13)。即ち発 生したCTL細胞はグリコペプチド(細胞表面レベルでGa12エピトープを発 現しない)を含めて、担体ペプチドのみ(SGVI2)もその他の対照ペプチド も認識しなかった。
上記した結果から、グリコペプチド5GV12−Gal!による免疫化はGa1 2特異的T細胞応答を発生させると結論できる。その理由は、Ga14の炭水化 物部分がT細胞認識のための最適な位置に向けられているためであると考えられ る。グリコペプチド5コーテイングされた標的細胞がグリコペプチド7コーテイ ングされた標的細胞と比較して高度に殺傷される理由は、グリコペプチド5がD bにより、そしてグリコペプチド7がKbクラス!鎖により提供されるためと考 えられる。
更に別の実験(上記したプロトコールを採用)ではマウスをグリコペプチドRG Y8−4h−Ga5 (”RGY8”はオクタペプチドRGYVYQGLを示し :4hは4位にある■がホモセリンで置換されていることを指し;Gal、は糖 Ga12のホモセリンヒドロキシルへのコンジュゲート形成を指す)で免疫化し た。図13を参照しながら記載した実験で示す通り、得られるRGY81h−G al z発生CTL細胞をRGY8−4h−GallおよびRGY3−4hでコ ーティングされたEL−4細胞に対して試験した。
図14(Δ)に示した結果から、ペプチドおよびグリコペプチドの両方に特異的 なCTL細胞が発現する。
この異種性のエフェクター細胞集団を、別の担体ペプチド(SGV12−Gal □)上および5GV12ペプチドそのものの上でGa12でコーティングされて いるEL−4細胞に対して試験したところ(図14(B))、グリコペプチドで コーティングされた細胞のみが殺傷された。
この作用は「十文字」試験により、CTLはGa14特異性を有することを証明 している(上記「実験的試験系」のセクションを参照)。
本明細書に提示したデータを以下の表5および6にまとめる。
表5 Kb結合ペプチドおよびグリコペプチドの分析Ga14−CAP9 + + − + 十FAP9−5h−Ga14 +++ +Gal 2−CRG9 + +  + +CAP9 (SEQ ID NO:I4) +FAP9 (SEQ ID  NO:20) 十 強力、高FAP9−5h反応性FAP9−5h (SEQ  ID NO:26) + やや弱、低FAP9反応性CRG9 (SEQ I D NO:13) +RGY8 (SEQ ID NO:27) 十RGY8− 仙反応性有りRGY8−4h (SEQ ID NO:25) 十 強力、RG Y8反応性反応表有 ELISA MHC−1膜発現す特異性ペブチ ド 7.4 9.6 upre g サイクル 免疫原性 P G GPGa5−CASIO+十+++十 GM3−C^S10− GM3−1aktam−CASIOtoxASN9−6h−Ga14 + −+  +++ +^5N9−6S−Galz + −− ^5N9−4S−Ga12(+ ) −−Ga5−C3GII + + ++  + +GM3611 − 6置3−ラクタム−C3GII + +5GPIO−6h−Ga14 + +  + + + −3GPIO−6S−Galz −十 −3GPIO−4S−Ga lt (+) −m−5GV12−Ga14 + + 十+ + 十ベ ブチ  ド 免疫原性 CASIO(SEQIDNOニア) 十^SN9 (SEQ ID No・1) +^5N9−6h (SEQ ID NO:21)^5N9−63 − ^5N9−43 C3GII (SEQ ID No・8)+5GPIO(SEQ ID NO: 2) +5GPIO−6h (SEQ ID No・23)SGPIO−63+ 5GPIO−43 検定(表5および6)に関する注記 ELIS^ ELIS^検定は表4に関して記載するとおり実施した。
麗nc−1上方調節 図8および図10Aに関して記載したとおり、その原理は、ペプチドが抗原提示 細胞上の細胞表面で空のMIIC−1重鎖に結合することができ、これにより安 定化および相当するMIIC−1鎖の上方調節が行われることによる。
一困里 グリコペプチドがM!IC−1に細胞表面上で結合する際、相当するCll0部 分の発現(および接触可能性)は、図10CおよびEに関して記載したとおりF AC3における抗体染色により検知できる。
膜リサイクル 図10DおよびFに記載。
免疫原性 記載のとおりマウスをグリコペプチドで免疫化し、il vitro再刺激CT L細胞を、種々のペプチドおよびグリコペプチドでコーティングされた標的細胞 の殺傷について試験した。特異性Pとは、CTL細胞がペプチド部分のみを、G がC80部分のみを、そしてGPがその組合せを認識することを指す。
図面の簡単な説明 図1 「スペーサーアームグリコシドの合成」のセクションで記載した化合物1〜15 の化学構造。
「グリコペプチドの合成」のセクションで記載したグリコペプチド生成物21〜 25の化学構造。
図3 pep9(NT60)により誘導されたCTLは、再刺激にpep9(NT60 )を5jMおよび0.5μ麗を用いた場合よりも0.05uMの場合に、より効 果的にウィルス特異的EL−4細胞およびペプチドコーティングされたEL−4 細胞の両方を溶解した。CTLは100+19 pep9(NT60)の単回皮 下注射により発生させた。免疫牌細胞を5日間pep9(NT60)、(A)5 jM、(B)0、5aMおよび(C)0.05jMの存在下で同系間の照射稗細 部で再刺激し、未処理(O(l) 、NT60感染(e−@) 、pep9(N T60):z−ティング(口Hコ)のEL−4細胞に対して試験した。
図4 pep9(PR8XA )およびpep9(NT60XB)で誘導されたCTL の特異性。
エフェクターCTLを、未処理(O())、PH1−感染(@−@)、NT60 感染(口普コ) 、pep9(PH1)コーティング(■→■) 、I)ep9 (NT60) −y−ティング(Δイ9のEL4細胞に対して試験した。
図5 肝ウィルスおよびペプチドでブライミングされ再刺激されたCTL応答。マウス をRP8肝ウィルス(A、 B)またはpep9(OR8)(C,D)でin  vivoブライミングし、PR3感染牌細胞(A、 C)または照射肺細胞で0 .05all pep9(PH1)の存在下(B、 D)再刺激した。標的細胞 は未処理(O(l) 、PH1−感染($−@) 、pep9(PH1) :+ −ティング(口Iコ)とした。
図6 pep9(PH1)の単回皮下注射により誘導されたCTL活性の動態。マウス を100n pep9(PH1)でin vivoブライミングし、ブライミン グ後、2.7.10.20および30日に5 pHpep9(PH1)でin  vitro再刺激した。発生したCTLを未処理(〇−〇)およびpep9(P RY)コーティング(e()のHMAに対して試験した。エフェクター:標的比 6o:1゜ 隘ユ ペプチド誘導細胞障害性はCD8“およびn−2Db拘束T細胞により媒介され る。a:CTLはpep9(PH1)により誘導された。次に等しい数のCTL をDynabeadsシステムを用いてC44およびCD8’T細胞を欠失させ た。次に残りの細胞のpep9 (PH1)コーティングEL−4細胞に対する 溶解活性を試験した。未処理のCTL (O()) 、CD4”欠失(■)およ びCD8 ’欠失(口用コ)のpep9(PH1)コーティングEL4細胞に対 する溶解活性を試験した。l) : pep9(PH1)で誘導されたCTLを PRII!感染EL4(〇−〇) 、PR8感染感染15 ()・)およびl’ R8感染L929 (口用コ)に対して試験した。
」冬 ペプチド媒介I+ −2D b上方調節はクロロキンにより抑制できる。
HMA−3細胞を6時間クロロキンの存在下および非存在下で、インフルエンザ A(PH1)ヘブチFNP366−374 (50uM)とともにインキュベー トした。インキュベートした後、細胞を洗浄し、抗Dh(28−14−83)モ ノクローナル抗体で水上30分間染色し、洗浄し、ウサギ抗マウス(F(ab’ )20FITC(F313. Dako、 Copenhagen Der+m ark)とともに30分間インキュベートした。染色された細胞を1%ホルムア ルデヒドで固定し、FAC3can 7 o−サイトメーター(Becton  Djckinson ;翼ounLain View、 C^)で分析した。
」旦 グリコペプチド(AおよびC)の合成。グリコペプチドは、2−プロモエチル4 −0− (α−D−ガラクトピラノシル)−β−D−ガラクトピラノシド(化合 物28)をチオール基を含有するペプチドに結合させることにより合成した。シ スティン部分をN末端で天然のペプチド配列に付加した。プロモーターとして炭 酸セシウムを用いながら、システィンのイオウ原子の親核性を利用してペプチド と、炭水化物部分にグリコシド結合した親電子性のスペーサーアームとの間のチ オエステル結合を作成した。Ga12結合反応はN、N−ジメチルホルムアミド 中で行った。結合反応はIIPLcでモニターL、0.1%トリフルオロ酢酸を 含有する水を添加することによりクエンチングした。得られたグリコペプチド( コンジュゲー)29(A)および31(C))を調製用11PLCで精製し、生 成物の分子量をFAB IIsで確認した。
CTL検定。(BおよびD)。Freundの不完全アジュバント中100μ9 のグリコペプチドを用いて尾部基底部においてマウスを皮下免疫化した。プライ ミングの10日後、肺細胞を、25X1.O’個の照射(2500rad)した 同系間の肺細胞とともに共存培養した25X10’個の応答細胞を用いてin  vitroで再刺激した。再刺激は5日間37℃でRPMI/10%FC3とと もに50寓1容の組織培養フラスコ中0.05gMのグリコペプチドの存在下で 行った。HMA−8標的細胞を37℃で1時間5hMペプチドでコーティングし 洗浄した。細胞を37℃で1時間100pCiノNal ”Cry。
で標識し、2回洗浄した。エフェクターのリンパ球をLymphoprep遠心 分離により分離し、V型マイクロウェル中150jZ/ウェルを用いて5000  ”Cr−襟識標的細胞を用いて種々の比率で試験した。マイクロプレートを3 00Gで遠心分離し、37℃で4時間インキュベートした。インキュベートした 後、プレートを再度遠心分離し、50aIの上澄みをガンマシンチレーションカ ウノターで分析した。
」昶 パネルA : HMA−3細胞を細胞表面上の空のDbIIIIC−1鎖の発現 を誘導するために26℃でそして37℃で24時間インキュベートし、染色して Db発現を調べた。パネルB:26℃で予備インキュベートしたHMA−3細胞 のプロナーゼ処理によるDb発現の除去。プロナーゼ処理は2時間と4時間。D b除去は4時間で完了した。パネルCおよびE:26℃誘導RM^−8細胞に3 7℃で2時間、30hMのグリコペプチドGa1.C3G11 (パネルC)ま たはGa 1 zcAs 10 (パネルE)を投与し、洗浄し、染色してGa l□発現を調べた。パネルDおよびF:パネルCおよびEの場合のようにグリコ ペプチドを投与したRIIA−3細胞をプロナーゼ処理してDhおよびグリコペ プチドの発現を除去し、洗浄し、更に37℃でインキュベートしてグリコペプチ ドの再発現を起こさせ、染色してGa12発現を調べた。
辺り 特異的CTLにより検知されたプロナーゼ処理後のEL4 (Δ)およびHMA −3(B)細胞上のDb結合ペプチドの再発現。EL4 (A )およびHMA −8(B)細胞ヲ1.5時間ペプチドNP366−374(10hM) テ処理 シタ。洗浄後、細胞をプロナーゼE’(ProE、 RPMI 1640中4u /I/)で処理し、洗浄し、0、■および3時間37℃で培養し、4時間51( 、放出試験により検定した。C且の調製は以前に報告されている(Zhou等、  1992 b)。
簡単に説明すると、C57B6/J雌性マウスをPBS中に希釈したインフルエ ンザA /PR/ 8 /34ウィルス(National In5titut e for MedicalResearch(London)の^、 Dou glas博士より入手)20+1^Uを単回静脈内注射することにより免疫化し た。免疫化i!1〜4週間に免疫牌細胞を照射ウィルス感染させた同系間の肺細 胞で5日間再刺激した。
図12 炭水化物特異的CTL応答の発生のために用いたグリコペプチド5GVI2−G a14 (カンジューゲート30)(実施例4参照)。
図13 SGV12−Ga12発生CTL細胞をパネルに示したとおりペプチド/グリコ ペプチドでコーティングされたEL−4細胞に対して試験した。E/T、エフェ クター・標的比。
図14(A)および(B) RGY804h−Gal 、発生CTL細胞を、指定のペプチド/グリコペプチ ドでコーティングされたEL−4細胞に対して試験した。E/T、エフェクター :標的比。
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Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(i)MHCクラスI分子を結合することのできるペプチド成分;および( ii)炭化水素構造体の免疫原的特異性を有する炭水化物成分よりなる、炭水化 物構造体に対してT細胞免疫を発生させることのできるペプチド/炭水化物コン ジュゲート。
  2. 2.(i)MHCクラスI分子を結合することのできるペプチド成分;および( ii)腫瘍関連炭化水素構造体の免疫原的特異性を有する炭水化物成分よりなる 、腫瘍関連炭水化物構造体に対してT細胞免疫を発生させることのできる請求項 1記載のコンジュゲート。
  3. 3.(i)MHCクラスI分子を結合することのできるペプチド成分;および( ii)感染性の病原体および/または感染した宿主細胞上に発現した炭水化物構 造体の免疫原的特異性を有する炭水化物成分よりなる、感染性の病原体および/ または感染した宿主細胞上に発現した炭水化物構造体に対してT細胞免疫を発生 させることのできる請求項1記載のコンジュゲート。
  4. 4.ペプチド成分がアミノ酸5〜25個よりなる請求項1〜13の何れか1項記 載のコンジュゲート。
  5. 5.ペプチド成分がアミノ酸8〜12個よりなる請求項1〜4の何れか1項記載 のコンジュゲート。
  6. 6.ペプチド成分がアミノ酸9個よりなる請求項1〜5の何れか1項記載のコン ジュゲート。
  7. 7.ペプチド成分がヒトMHCクラスI分子を結合することのできる請求項1〜 6の何れか1項記載のコンジュゲート。
  8. 8.ペプチド成分がアミノ酸V、I、LまたはTを6位に有する前記請求項の何 れか1項記載のコンジュゲート。
  9. 9.ペプチド成分がアミノ酸Vを6位に有する請求項8記載のコンジュゲート。
  10. 10.ペプチド成分がアミノ酸VまたはLをC末端の位置に有する請求項1〜9 の何れか1項記載のコンジュゲート。
  11. 11.ペプチド成分がアミノ酸しをC末端の位置に有する請求項1〜10の何れ か1項記載のコンジュゲート。
  12. 12.ペプチド成分が配列GILGFVFTL(配列リスト中SEO IDNO :3)を有する請求項1〜11の何れか1項記載のコンジュゲート。
  13. 13.T細胞受容体の高変異性領域に結合する位置で炭水化物がペプチド成分に コンジュゲートしている請求項1〜12の何れか1項記載のコンジュゲート。
  14. 14.T細胞受容体が炭水化物構造体の抗原決定基を含むことができるように炭 水化物成分がサイズ決定されている請求項1〜13の何れか1項記載のコンジュ ゲート。
  15. 15.炭水化物成分が明細書の表1に記載のものの何れかである請求項1〜14 の何れか1項記載のコンジュゲート。
  16. 16.活性成分として請求項1〜15の何れか1項記載のコンジュゲートを含有 する製剤。
  17. 17.治療に用いるための請求項1〜15の何れか1項記載のコンジュゲート。
  18. 18.請求項1〜15の何れか1項記載のコンジュゲート有効量を患者に投与す ることからなる、特徴的な疾患関連炭水化物構造体を提示する細胞を破壊または 減衰させる能力を有する細胞障害性T細胞(CTL)の発生を刺激する方法。
  19. 19.細胞集団を請求項1〜15の何れか1項記載のコンジュゲートに接触させ ることよりなる、特徴的な疾患関連炭水化物構造体を提示する疾患関連細胞を破 壊または減衰させる能力を有する細胞障害性T細胞(CTL)を発生する方法で あって、上記細胞集団が(a)コンジュゲートのペプチド成分に結合できるMH CクラスI分子を有する細胞、および(b)MHCクラスI分子に結合した上記 コンジュゲートを有する細胞(a)との相互作用において上記能力を有するCT Lに変換することのできる細胞を含有する、上記方法。
  20. 20.細胞集団が動物の身体から分離または単離された細胞よりなる請求項19 記載の方法。
  21. 21.上記疾患関連細胞を有する動物の身体に上記したとおり生産されたCTL を導入する段階を包含する請求項20記載の方法。
  22. 22.細胞障害性T細胞(CTL)が特徴的な疾患関連炭水化物構造体を提示す る細胞を破壊または減衰させる能力を有する、患者におけるCTLの生産を促進 する医薬組成物の製造における請求項1〜15のいずれか1項記載のコンジュゲ ートの使用。
  23. 23.細胞集団をコンジュゲートに接触させることよりなる手法による、特徴的 な疾患関連炭水化物構造体を提示する疾患関連細胞を破壊または減衰させる能力 を有する細胞障害性T細胞(CTL)を生産するための医薬組成物の製造におけ る請求項1〜15の何れか1項記載のコンジュゲートの使用であって、上記細胞 集団が(a)上記コンジュゲートのペプチド成分に結合することのできるMHC クラスI分子を有する細胞、および(b)MHCクラスI分子に結合した上記コ ンジュゲートを有する細胞(a)との相互作用において上記能力を有するCTL に変換することのできる細胞を含有する、上記方法。
  24. 24.細胞集団が動物の身体から分離または単離された細胞を含有する請求項2 3記載の使用。
  25. 25.上記疾患関連細胞を有する動物の身体に上記したとおり生産されたCTL を導入する段階を包含する請求項24記載の使用。
  26. 26.患者に所望の免疫状態を誘導するための医薬組成物の製造のための請求項 1〜15の何れか1項記載のコンジュゲートの使用であって、上記免疫状態が上 記コンジュゲートとMHCクラスI分子との間の相互作用により生じたものであ り、これにより免疫系の細胞成分を刺激して上記炭水化物構造体に特異的に関連 する応答を誘導する、上記使用。
  27. 27.請求項1〜15の何れか1項記載のコンジュゲート有効量を投与すること からなる、患者に所望の免疫状態を誘導する方法であって、上記免疫状態が上記 コンジュゲートとMHCクラスI分子との間の相互作用により生じたものであり 、これにより免疫系の細胞成分を刺激して上記炭水化物構造体に特異的に関連す る応答を融導する、上記方法。
  28. 28.悪性疾患の治療のための医薬の製造における請求項1〜15の何れか1項 記載のコンジュゲートの使用。
  29. 29.黒色色素細胞腫、乳癌、肺癌または胃腸癌の治療のための医薬の製造にお ける請求項28記載の使用。
  30. 30.感染性疾患の治療のための医薬の製造における請求項1〜15の何れか1 項記載のコンジュゲートの使用。
  31. 31.寄生性病原体により誘発された感染性疾患の治療のための医薬の製造にお ける請求項30記載の使用。
  32. 32.細胞内病原体により誘発された感染性疾患の治療のための医薬の製造にお ける請求項31記載の使用。
  33. 33.請求項1〜15の何れか1項記載のコンジュゲートの治療有効量を悪性疾 患の治療の必要な宿主に投与することによる上記疾患の治療のための方法。
  34. 34.黒色色素細胞腫瘍、乳癌、肺癌または胃腸癌の治療のための請求項33記 載の方法。
  35. 35.請求項1〜15の何れか1項記載のコンジュゲートの治療有効量を感染性 疾患の治療の必要な宿主に投与することによる上記疾患の治療のための方法。
  36. 36.寄生性病原体により誘発された感染性疾患の治療のための請求項35記載 の方法。
  37. 37.細胞内病原体により誘発された感染性疾患の治療のための請求項35記載 の方法。
  38. 38.下記段階: (a)ペプチド合成の知られた方法でコンジュゲートのペプチド成分を合成する 、 (b)炭水化物合成の知られた方法でコンジュゲートの炭水化物成分を合成する 、 (c)ペプチド成分の−COOH、−OH、−NH2または−SH基の1つ以上 を保護した後に、ペプチド成分を炭水化物成分に共有結合させる、 (d)炭水化物成分の−OH、−C00H、−NH2、−CH0または=CO基 の1つ以上を保護した後に、炭水化物成分をペプチド成分に共有結合させる、 (e)炭水化物成分の未保護の−OH、−COOH、−NH2、−CHOまたは =CO基を活性化する、 (f)ペプチド成分の未保護の−COOH、−OH、−NH2または−SH基を 活性化する、 (g)炭水化物成分およびペプチド成分の少なくとも1つを2官能性の連結試薬 と反応させる、 (h)所望のコンジュゲートを形成させるために、適当に保護、活性化および/ または2官能性試薬と反応している炭水化物成分とペプチド成分を共有結合的に 反応させる、(i)中間体の保護されたペプチド/炭水化物コンジュゲートを脱 保護操作に付す の1つ以上からなる、請求項1〜15の何れか1項記載のペプチド/炭水化物コ ンジュゲートの製造方法。
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