JPH07506279A - 粉体状医薬品用の使い捨て単位用量ディスペンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 粉体状医薬品用の使い捨て単位用量ディスペンサ発明の背景 ■９発明の分野 本発明は、使い捨て単位用量ディスペンサに関し、更に詳細には、医薬品のよう な粉体状製品を流動化してディスペンサから小分けするため、ガスチャンバく及 びこのガスチャンバと隣接した製品リザーバを持つ使い捨て単位用量ディスペン サに関する。

２、従来技術の説明 従来技術には、液体状材料及び粉体状材料の両方を小分けするための多（の使い 捨て容器がある。これらの容器の多くは、熱成形されたブリスタ及びこのブリス タの周囲に亘って延びるフランジにシールされたカッく−からなる種類の容器で ある。シールは、通常は、ブリスタ及びカバーの熱可塑性材料、又はブリスタ又 はカッ（−の（１ずれか又は両方の積層されたヒートシール可能な層を融着する ことによって行われる。この種のＣ・ソケージは、多くの場合、ファーストフー ドレストラン等で香辛料を一回提供するために使用される。使用者は、代表的に は、カバーをブリスタから引き剥がすことによって内容物を取り出す。

別の種類の従来技術の使い捨て容器は、製品を取り出すのに使用者がカバーを取 り外す必要がない使い捨てブリスタパッケージである。使用者は、カバーを取り 外す代わりにブリスタを絞ることによって、ブリスタ内の圧力に応じてブリスタ とカバーとの間の所定の破り箇所を破る。破り箇所は、製品の流出を制限し製品 が制御下で小分けされるようにする第２チヤンバと連通ずる。上述の種類のパッ ケージは、液体製品を小分けする上での便利さを改善するけれども、ディスペン サから噴出する必要のある粉体状材料を小分けするには適していない。

発明の概要 本発明の一つの特徴によれば、所定量の粉体状製品を流動化し小分けするための 単位用量ディスペンサが提供される。このディスペンサは、互いに連結されてガ スチャンバ及びこのガスチャンバと隣接した製品リザーバを形成する第１可撓層 及び第２可撓層からなる。ガスチャンバは、所定量の粉体状製品を収容するよう になっている。製品リザーバは、粉体状製品をディスペンサから小分けするよう になった送出チューブをａする。ディスペンサは、ディスペンサを絞ることによ ってガスチャンバに圧力を加えると破れてガスの噴流ががスチャンバがら隣接し た製品リザーバに流入し、はぼ全ての粉体状製品を流動化させて製品リサーバか ら送出チューブを通して小分けするようにガスチャンバを製品リザーバから分離 するシールを更に有する。

好ましい実施例では、単位用量ディスペンサは、ガスチャンバを製品リザーバか ら分離し、ガスチャンバに圧力を加えると破れる弱くされたシールを有する。

別の好ましい実施例では、送出チューブは破断線を有し、この破断線に亘って送 出チューブを開くことができる。

図面の簡単な説明 本明細書は、本発明を特定的に指摘し且つ明瞭に特許請求する請求の範囲で終わ るけれども、本発明は、以下の好ましい実施例の詳細な説明を、同し参照番号が 同し要素を示す添付図面を参照して読むことによって更によく理解されるものと 考えられる。

第１図は、本発明の使い捨て単位用量ディスペンサの好ましい実施例の平面図で あり、 第２図は、第１図の２−２線に沿った断面図であり、第３図は、粉体状の製品を ディスペンサの送出チューブから噴出して漬れた状態のがスチャンバを示す、本 発明のディスペンサの平面図であり、 第４図は、第３図の４−４線に沿った断面図であり、第５図は、本発明の使い捨 て単位用量ディスペンサの別の好ましい実施例の平面図である。

実　施　例 第１図及び第２図に示す特に好ましい実施例では、本発明は、全体に参照番号１ ０を附した使い捨て単位用量ディスペンサを提（４％する。使い捨て単位用量デ ィスペンサ１０は、二つの主要部品、即ち熱成形したブリスタ１１及び後ンート １２からなる。当業者には理解されるであろうが、ディスペンサ１０は、種々の 材料からつくることができ且つ種々の形状をとることができる。例えば、ディス ペンサ１０の形状は、長円形、楕円形、正方形、又は矩形、或いはこれらの形状 の組み合わせであるのがよい。熱成形されたブリスタ１１は、好ましくは、ポリ エチレンテレフタレート（ＰＥＴ）及び接着剤層のような積層フィルム構造でで きている。後シート１２は、好ましくは、同様の積層構造でできているが、厚味 が幾分大きく且つ剛性の構造である。勿論、他のポリマー材料及び積層構造を使 用することもてきる。積層構造にエチレンビニルアルコール（ＥＶＯＨ）のよう な障壁材料を設けることによって製品が特別に保護された状態を維持することが できる。ブリスタ１１及び後シート１２の材料を選択する場合には、これらの材 料は、互いに容易にシールできることが重要である。更に、後シート１２が比較 的剛性である場合には、ブリスタ１１について選択された材料は可撓性であるこ とが重要である。熱成形されたブリスタ１１は、三つのチャンバ、即ちガスチャ ンバ即ち空気チャンバ１３、製品リザーバ１４、及び送出チューブ１５を有する 。周囲シール１６がチャンバを備えたブリスタ１１を後ンート１２にそれらの夫 々の周囲に亘って接合する。破ることのてきるシール１７がガスチャンバ１３を 製品リザーバ１４から分離する。シール１７は、製品リザーバ１４の周囲の一部 と連続して延び、ガスチャンバ１３の全体に球形の形状に侵入する。

第５図に示す別の好ましい実施例では、使い捨て単位用量ディスペンサ３０は、 二つの主要部分、即ち熱成形されたブリスタ３１及び後シート３２（図では見え ない）からなる。熱成形されたブリスタは、三つのチャンバ、即ちガスチャンバ ３３、製品リザーバ３４、及び送出チューブ３５を有する。周囲シール３６がチ ャンバを備えたブリスタ３１を後シート３２にそれらの夫々の周囲に亘って接合 する。破ることのてきるシール３７がガスチャンバ３３を製品リザーバ３４から 分離する。破ることのできるシール３７は、シール３７の幅を周囲シール３６よ りも小さくすることによって弱くされている。シール３７を周囲シール３６に対 してガスチャンバ３３の周りで優先的に破る他の手段、例えばシールの結合強度 の減少を使用してもよい。

本発明の単位用量ディスペンサは、一般に「形成−充填−シール機」と呼ばれる 商業的に入手できる器具で製造できる。本発明の単位用量ディスペンサに適用さ れているように、ディスペンサの種々のチャンバは、ポリマーからなる単層体又 は積層体のいずれかをなした、加熱された熱可塑性シートで形成されている。引 きちぎり先端部が所望である場合には、シートには、好ましくは、熱成形前に刻 み線が予め形成されている。次に、製品リザーバを所定量の粉体状製品で完全に 又は部分的に満たす。次いで、後シートの周囲を、その周囲に亘って、及びガス チャンバと製品リザーバとの間の所定の破れ箇所で、熱成形したブリスタにヒー トシールする。最後に、個々のディスペンサをベースシートから切断する。

使い捨て単位用量ディスペンサ１０を使用するため、送出チューブ１５の先端１ つを破断線１８に沿って除去する。破断線１８は、好ましくは途中まて刻みを付 けた線である。破断線１８の刻みは、熱成形されたブリスタ】１、又は後シート １２の隣接部分、又はこれらの両方に配置されているのかよい。送出チューブ１ ５の先端］９は、第３図及び第４図では送出チューブ１５から除去しである。デ ィスペンサ１０を第２図に矢印２０及び２１で示す位置の辺りで手で絞ることに よってガスチャンバ１３及びその夫々の隣接した後シート部分１２に圧力を加え る。ガスチャンバ１３内で高められた圧力により、周囲シール１６及び破ること のできるシール１７に応力が加わる。しかしながら、シール１７の形体のため、 即ち、シール１７が全体に球形のガスチャンバ１３内へ突出しているため、シー ル１７に作用する引き剥かし応力がガスチャンバ１３の周りの周囲シール１６よ りも大きい。最終的には、第３図及び第４図に示すように、シール１７が破れ、 加圧ガスをガスチャンバ１３から製品リザーバ１４内に解放され、送出チューブ １５を通って出る。圧縮ガス内にシール１７が破れる時点まで貯えられたエネル ギ、及びガスチャンバ１３の潰れの迅速さにより、空気又はガスの噴流がガスチ ャンバ１３から隣接した製品リザーバ１４内に送出される。この空気噴流により 、製品リザーバ１４内の粉体状製品か流動化され、送出チューブ１５を通して小 分けされる。好ましくは、単位用量ディスペンサ１０には、鼻腔を通して身体に 吸収されるべき少量の所定の用量の医薬品が入っているこのような医薬品の例に は、抗ヒスタミン薬、充血除去剤、喘息の薬、アレルギー薬が含まれる。

本発明の特定の実施例を例示し且つ説明したけれども、本発明の精神及び範囲か ら逸脱することなく種々の変形及び変更を行うことができるということ、及び本 発明の範鴫のこうした変更の全てが添付の請求の範囲に含まれるということは当 業者には明らかである。

フロントページの続き 、ＵＡ、ＶＮ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．所定量の粉体状製品を流動化させて小分けするための単位用量ディスペンサ において、前記ディスペンサは、互いに連結されてガスチャンバ及び該ガスチャ ンバと隣接した前記所定量の粉体状製品を収容するための製品リザーバを形成す る第１層及び第２層からなり、前記製品リザーバは、前記粉体状製品を前記ディ スペンサから小分けするようになった送出チューブを有し、前記ディスペンサは 、前記ガスチャンバを前記製品リザーバから分離するシールを更に有し、該シー ルは、前記ディスペンサを絞ることによって前記ガスチャンバに圧力を加えたと きに破れて前記ガスチャンバから前記隣接した製品リザーバ内にガスの噴流を送 出し、前記粉体状製品のほぼ全てを流動化し、前記製品リザーバから前記送出チ ューブを通して小分けするようになっている、単位用量ディスペンサ。
2. ２．前記第１可撓層は、少なくとも一つのポリマー層及びヒートシール可能な接 着剤層からなる積層構造である、請求項１に記載の単位用量ディスペンサ。
3. ３．前記第２可撓層は、少なくとも一つのポリマー層及びヒートシール可能な接 着剤層からなる積層構造てある、請求項１又は２に記載の単位用量ディスペンサ 。
4. ４．前記送出チューブは破断線を有し、この破断線に亘って前記送出チューブを 開放することができる、請求項１、２、又は３に記載の単位用量ディスペンサ。
5. ５．前記ガスチャンバを前記製品リザーバから分離する前記シールは、前記ディ スペンサに加えられた絞り力に応じて前記シールを破ることのできる弱くされた 部分を有する、請求項１乃至４のうちのいずれか一項に記載の単位用量ディスペ ンサ。
6. ６．所定量の粉体状製品を流動化させて小分けするための単位用量ディスペンサ において、前記ディスペンサは、互いに連結されてガスチャンバ及び該ガスチャ ンバと隣接した前記所定量の粉体状製品を収容するための製品リザーバを形成す る第１可撓層及び第２可撓層からなり、前記製品リザーバは、前記粉体状製品を 前記ディスペンサから小分けするようになった送出チューブを有し、前記ディス ペンサは、弱められた部分を有するシールを更に更に有し、該シールは、前記デ ィスペンサを絞ることによって前記ガスチャンバに圧力を加えたときに前記シー ルの前記弱められた部分が破れて前記ガスチャンバから前記隣接した製品リザー バ内にガスの噴流を送出し、前記粉体状製品のほぼ全てを流動化し、前記製品リ ザーバから前記送出チューブを通して小分けするように前記ガスチャンバを前記 製品リザーバから分離する、単位用量ディスペンサ。
7. ７．前記第１可撓層は、少なくとも一つのポリマー層及びヒートシール可能な接 着剤層からなる積層構造である、請求項６に記載の単位用量ディスペンサ。
8. ８．前記第２可撓層は、少なくとも一つのポリマー層及びヒートシール可能な接 着剤層からなる積層構造である、請求項６又は７に記載の単位用量ディスペンサ 。
9. ９．前記送出チューブは破断線を有し、この破断線に亘って前記送出チューブを 開放することができる、請求項６、７、又は８に記載の単位用量ディスペンサ。