JPH07506259A - 高分解遺伝子マッピング法 - Google Patents

高分解遺伝子マッピング法

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JPH07506259A
JPH07506259A JP5519641A JP51964193A JPH07506259A JP H07506259 A JPH07506259 A JP H07506259A JP 5519641 A JP5519641 A JP 5519641A JP 51964193 A JP51964193 A JP 51964193A JP H07506259 A JPH07506259 A JP H07506259A
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ハウシール,ティモシー・ダブリュー
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アイジー・ラボラトリーズ,インコーポレイテッド
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    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6813Hybridisation assays
    • C12Q1/6841In situ hybridisation

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒトゲノムは46個の染色体上の約3億塩基対のDNAからなる。この遺伝子の 青写真は、ヒトの細胞の成長、分化、維持および固有の作用性に必要な情報をコ ードしている。疾患に関連する遺伝子の同定を援助するために、ヒトゲノムマ・ ソピノグに多大な興味がよせられてきた。実際、“ヒトゲノムプロジエクビの創 立にあたり、合衆国政府はヒトゲノムの解明は国家的目的であるとの声明を発表 した。
ヒトゲノム地図の2つのタイプは、遺伝子連鎖地図および物理的地図である。
遺伝子連鎖地図は主として、遺伝子ファミリーを研究することおよび2つの異な る特性が一緒に、あるいは連続して遺伝する頻度を測定することによって作成さ れる。一方、物理的地図はヒトゲノムを形成するDNA分子上で行った測定から 得られる。
物理的地図は、制限断片多型性またはゲノム断片の整列クローンの収集(コスミ ドなどを用いる)によって提供される情報に基づいて創作できる。各ゲノム断片 が遺伝および分布しうるクローンとして利用できるので、ゲノム断片の整列クロ ーンに基づく地図が特に有用である。これらのクローンは遺伝子の同定、その作 用分析およびヌクレオチド配列の決定の出発点として役に立つ。整列クローンコ レクンジンの製造とは、DNA断片のクローニングを行い、該ゲノム中での整列 を行い、さらに該断片を純粋型で遺伝させて、配列分析において広く利用しつる ようにすることである。現今、利用しうる分解に限界が存在するため、DNA断 片の整列はもっとも難しいもののひとつとなっている。
ゲノムマツピングには、特定の染色体上のひとつのDNA断片の位置を直接検出 しつるという理由で、in 5ituハイブリッド形成分析が有用であった。し かし、分裂期の染色体においてプローブを染色体バンドに局在させるための分解 は、わずか数メガ塩基で行われる[リヒター(Lichter、 P、 )ら鼾 5cience’、 247. 64−69 (1990年)、ローレンス(L awrence、 J、 B、 )らのrscienceJ 、249゜64〜 69 (1990年)参照コ。高分解を達成するために、開部に収集された細胞 標的にF T S H(Fluorescense in 5itu hybr idization)が適用されり[ローレンスらのrcel、IJ 、 52 . 51〜61 (1988年)参照]。分裂期In対立するものである開部に おいては、細胞核内には染色質が分散状態で存在する。く100Kbから少なく ともIMbの距離で切断されたプローブが体細胞の間期核のX染色体上に配列さ れた[ローレンスらのrscienceJ 、249. 64〜69(1990 年);トラスフ(Trask、 B、 J、 )らの「^−,J、 flus、  Genet、J 、48. 1〜15 (1991年)参照コ。配偶子融合に よって産生された雄性開期前核を用い、50kb以下に切断されたプローブを分 解した〔ブランドリフ(Brandriff。
B)らのrGenomicsJ、 10. 75〜82 (1991年〕参照] 。しかし、この技術には時間がかかり、高レベルの熟練が必要であり、はとんど の研究員にとって容易には入手できない材料が必要である。
遺伝子座を同定しようとしておびただしい数のプローブが作成される。これらの プローブの相対的整列を行うための単純で効果的な高分解法、および該プローブ の公知のマーカーとの相対的な位置を決定することが必要である。
発明の要杓 本発明は、染色体上の少なくとも2つの不連続なりNA配列を整列させる方法に 関する。ひとつの具体例においては、本発明は、a)対象となる染色体を含む真 核細胞を、染色体解放をもたらす作用剤に接触させ:b)解放された染色質を含 むハイブリダイゼーション用細胞を調製し:次にC)ステップbで製造した細胞 を少なくとも2つのDNAプローブ(各プローブは対象染色体上に存在する少な くともひとつの不連続なりNA配列と相補的である)とハイブリダイズし1次に d)該染色体上のDNA配列の相対および絶対位置の指標として該プローブの存 在および相対的順序を検出することを特徴とする。本発明方法を用いた開部染色 質の解放によって、高分解開期マツピングを行うことができる。要するに、他方 と隣接しているかまたはオーバーラツプさえもしているDNA配列を含む断片が 分解しうる。さらに、ここに記載した方法により、該DNAのハイブリッド形成 の容易さが増すため、より容易に結果が得られることになる。
もうひとつの具体例においては、本発明は、たとえば物理的手段、化学的手段ま たはそれらの組み合わせによって伸張されたDNA断片上の、少なくとも2つの 不連続なりNA配列を整列することを特徴とする。DNAを伸張するための好ま しい物理的手段は、ゆるやかなスミアリング(こすり伸ばし)である。真核生物 ゲノムから、伸張DNAを得るための好ましい化学的手段は、染色質とヒストン を除去する溶液とを接触させることである。DNAを伸張することにより、該D NAはハイブリダイゼーンジン用に調製され、少なくとも2つのDNAプローブ (各プローブは対象染色体上に存在する少なくともひとつの不連続なりNA配列 と相補的である)とハイブリダイズすることができる。ハイブリダイズを行なう と、DNA断片上のDNA配列の相対的および絶対的位置の指標として、該プロ ーブの存在および相対的順序を検出することができる。本発明方法を用いてDN Aを伸張することにより、高分解マツピングを行うことができる。
発明の詳細な記載 本発明は、特定の染色体またはDNA断片上のひと組(すなわち、少なくとも2 つ)のDNA配列の整列ハイブリダイゼーションアッセイを行うことにより、“ 解放状態”(relaxed)の染色体または”伸張状態”(extended )のDNAが分析できるという発見に基づいている。したがって、本発明は、高 分解状態での、ひと組の不連続なりNA配列を整列させる2つの便利な方法を提 供するものである。
不連続なりNA配列を整列させることは、物理的マツピングなどにおいて有用で ある。本明細書で用いる語句“整列”(ordering)とは、染色体または 染色体の一部上における不連続なりNA配列の、別の配列および/または公知の マーカーとの一次的関係を確立することを意味する。
本発明のひとつの態様は、細胞を解編(decondensation)させる 作用剤に接触させ、ハイブリダイゼーンジン用に調製し、少なくとも2つのDN Aプローブ(各プローブは対象染色体上に存在する少なくともひとつの不連続な りNA配列と相補的である)を用いて分析することである。開部の細胞は染色質 がすでに幾らか伸びた形状になっているため、これが好ましい。培地における細 胞の成長は公知の方法を用いて同調させることができる。同調した細胞を用いる ことにより、細胞周期の開部段階にある細胞を、より高い割合で得ることができ る。
本発明方法においては、まず細胞を解編させる作用剤に接触させる。たとえば、 該貯綿用作用剤として、ヒストンを脱アセチル化するタンパク質(すなわち、D NAと相互作用して染色質を形成する一連のタンパク質)を阻害する化学薬品を 挙げることができる。ヒストンが超アセチル化される場合、染色質は凝縮の程度 が少なくなるかまたは解放されるようになる。短鎖脂肪酸の塩(酪酸ナトリウム 、プロピオン酸ナトリウムおよびバレリアン酸ナトリウムなど)を細胞に加えた 場合、ヒストンを脱アセチル化するタンパク質を阻害することによって染色質が 解放されると思われる。
次いで、解放染色質を含む細胞を当業者には公知の方法を用いて、細胞を1ns ituハイブリダイゼ−7ジン分析用に調製する。一般的なこれらの方法では、 固体基質へ細胞を付着させ、固定し、軟燥し、次いで変性させて、/Mイブリダ イゼー1/!Iンに適用しうる一本鎖DNAが得られる。細胞はガラス、プラス チックまたはニトロセルロースに付着させることができる。扱いやすく、顕微鏡 で見ることができるので、ガラス顕微鏡スライドが好ましい。後の処理の間中、 基質表面上へ細胞が固定されるように基質を”細胞粘着剤”で前処理することが できる。
好ましい細胞粘着剤は3−アミノプロピルトリエトキシンランである。この粘着 剤で処理することによって“シラン処理”基質が得られる。他の粘着剤としては 、ポリ−■、す7ンおよびマノセルアドヘソシン(■ussel adhesi n)などが挙げられる。
固体基質の前処理は、細胞粘着剤の付着を確実にするならばいずれの方法を用い てもよい(たとえば、粘着剤に浸す、粘着剤を点滴器を用いて運搬するなど)。
前処理した固体基質は無塵環境に室温で貯蔵する。
次いて、in 5ituハイブリダイゼーション中の苛酷な条件下で核酸を保持 するために、基質上の細胞を固定化処理に付して、核/染色体を組織学的に安定 した状態で保存する。適当な固定液は当業界で公知であり、たとえば、5mMM gC12を含有するIル酸塩緩衝液(PBS)中の4%バラホルムアルデヒドま たはグルタルアルデヒド、エタノール3部と酢酸1部を含有する固定液、カーノ イ(Carno)・)の固定液、1%四酸化オスミウム、ポウイン(Bouin )の固定液、インカー(Zenker)の固定液などが挙げられる。
次いで、基本的にリヒターらのrHum、 Genet、J、80. 224〜 234(1988年)に記載に準じて行うハイブリダイゼーションおよび検出な どの、当業界で公知の方法を用いて、解放された染色質を含む調製細胞を適当な プローブでハイブリダイズし、検出することができる。
本発明で使用するための検出可能なマーカーで標識されたデオキシリボ核酸(D NA)プローブは、−重鎖DNA分子またはその断片から当業界で公知の操作に 従って調製することができる。このような技術としては、放射性標識の結合、蛍 光色素または酵素の直接付加、および核酸断片を免疫化学的あるいは他の親和性 反応によって検出可能にする種々の化学的修飾が挙げられる。好ましい標識方法 は、ハブテン化された三リン酸ヌクレオチド(ビオチン標1tdUTPなど)を 用いるニツクトランスレーンランまたはランダムプライマー伸長[フェインベル グ(Feinberg) &フォーゲルシュタイン(Vogelstein)の 「Anal、 Bioche(J、 137.266〜267 (1984年) 参照コ [dUTPをBlo−1l−dUTPで置換するマルチプライムDNA ラベリングシステム(Amersham製)などを使用] [ランガー(Lan ger、 P、 R,)らのrProc、 Natl、^cad、 Sci、U 、S、^、J、78.6633〜37 (1981年):ブリゴテ4 (Bri gati、DJ、)らのrvirologyJ、 126. 32〜50 (1 983年)参照]。
DNA配列の整列を行うために、各プローブは別々に標識すべきである。3組の 識別しうる蛍光物質、たとえば緑色を発するフルオレセイン、赤色を発するロー ダミンまたはテキサスレッド、および青色を発するAMCAまたはカスケードブ ルーなどが、蛍光in 5ituハイブリダイゼーション(F I SH)に使 用される代表的な蛍光物質である。したがって、標準的な操作を用い、少なくと も3つのプローブを組み合わせてDNA配列の整列に使用することができる。3 つ以上のプローブの同時検出は、レイド(Reid)らの方法[rProc、  Natl、^cad、 Sci、U、S。
A、J、 in press (1992年)]を用いて行うことができる。D NA配列の整列はプローブ相互の相対的な位置の決定によって行いうるだけでな く、公知の染色体マーカー(セントロメアおよびテロメアなど)を用いても行う ことができる。
もうひとつの具体例においては、本発明は、伸張DNA断片上の少なくとも2つ の不連続なりNA配列を整列させることを特徴とする。真核生物染色体などから このようなりNAが得られるが、まずヒストンを除去しなけらばならない。ヒス トンはヒストン除去溶液を用いて除去することができる[ボールフン(Paul s。
n)およびレムリ(Laemmli)のrcellJ、12.817〜828  (1977年)参照]。溶液中のDNA遊離体(原核生物または真核生物染色体 から抽出し、タンパク質を除去したDNAなど)は物理的手段によって伸張する ことができる。DNAを伸張するための好ましい物理的方法は、ピペットなどを 用いて行うDNAのゆるやかなスミアリングまたはプリング(引っ張り)である 。DNAを伸ばしてハイブリダイゼーション用に調製し、前述の適当なプローブ とハイブリダイズして、DNA断片上のDNA配列の相対的および絶対的位置を 決定することができる。
次にあげる実施例は、本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施 例に制限されるものではない。
実施例1 解放染色質を含む核の調製 1、標準的仕方を用い、37℃で72時間インキュベートしてリンパ球の短期培 養を行う。
21度7mMの酪酸ナトリウム(500mMのストックから)を培養物に加え、 37℃でさらに5〜6時間インキュベートする。
3、細胞をBT緩衝液(20mM酪酸ナトリウム、1mM)リス、25mMKC l、0.9mMMgChおよび0.9mM CaC1z、pH7,6)に再懸濁 する。
4、細胞をBT/PMSF (BT緩衝液+0.5mMフェニルメチルスルホニ ルフルオリド)に再懸濁する。
5 細胞をBT緩衝液に再懸濁し、次いで、数滴のカーノイの固定液(メタノー ル3部 酢酸1部)を細胞懸濁液に加えてゆるやかに混合する。
6、細胞をカーノイの固定液に警濁し、次いで、カーノイの固定液を数回交換し て懸濁する。
7 細胞懸濁液を湿ったスライドに2フイートの高さから滴下し、湿潤雰囲気下 でゆっくりと乾燥する。
8、使用前にスライドを60℃の加温器で一夜ねかせる。
実施例2:伸張DNA分子の調製 1、細胞をペトリ皿中のガラスカバーガラス上で成長させて集合体にする。
2、培養培地を吸引除去し、0.01%トリトンを含む0.075M KCIを 加え、次いで、培養物を37℃で20分間インキュベートする。
3、KCI/トリトンを除去し、次いで、冷却した染色体同定緩衝液[1,OM ヘキンレングリコール、Q、5mM CaCIzおよび0.1mM PIP、E S、ウレイ(frey)およびスタツブルフィールド(Stubblefiel d)のrExp、 Ce1l Re51.59. 469〜478 (1970 年)参照]を静かに加え、4℃で20分間インキュベートする。
4 緩衝液を除去し、次いで、冷却したヒストン除去溶液[0,2lg/閣l硫 酸デキストラン、0. 02mg/mlヘパリン、10mM EDTAllom M)リス−HC1,pH9,0,0,1%Noridet P −40および1 .0mM PMSF;ボールノンポールソンおよびレムリのrcellj 、  12. 817〜828 (1977年)参照]を加え、4℃で30分間インキ ュベートする。
5 大部分の溶液(カバーガラスが浸かったままになっている)を除去し、次い で、50%のカーノイの固定液(d)(!O中)を静かに加え、5分間静置する 。
6、この溶液を除去し、カバーガラスを乾燥する。
7、カバーガラスをカーノイの固定液に浸して10分間静置し、次いでカーノイ 液を数回交換する。
8、カバーガラスを除去し、風乾する。
実施例1および2の記載に従って材料を調製する。
プローブは第18番染色体または第21番染色体のコンティグ由来のコスミドで ある。
第18番染色体のコンティグ・このコンティグは第18番染色体の18023の バンドに位置し、全長109kbの5つのコスミドを含む。このDNA分子はア メリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(メリーランド州ロックビル)か らアクセス番号68934にて入手することができる。実験には、2つのフラン キングコスミド[pWE7 (f1色の蛍光物質で標識)およびpWE50wl  (緑色の蛍光物質で標!り]および中央コスミド[pWE50 (赤色の蛍光 物質で標識)]を用いる。pWE50とpWE50w+の間の大きなギャップの 存在が公知てあり、pWE7とpWE50がオーバーラツプしている可能性が切 断消化によって示されている。
第21番染色体のフンティグ;このフンティグは第21番染色体の21q22゜ 3のバンドに位置し、全長118kbの5つのコスミドを含む。実験には、2つ のフランキングコスミド(cHcl−8AおよびpWE18.3w12)および 中央コスミド(pWE19.2)を用いる。このコンティグは制限酵素地図が作 製されており、cHcl−8AとpWE19.2には2.3kbのオーバーラツ プが存在し、pWE19.2とpWE18.3w12には1.5kbのギャップ が存在する。
すべてのプローブは二ノクトランスレーンジンにより標識される。ハイブリダイ ゼーノジンカクテルには、ビオチンのノボキンゲニン−dUTPで標識された5 〜8ng/aLの各フランキングコスミドおよび交互/1ブテンで標識された5 〜8ng/aLの中央コスミド、200 ng/ルのヒトCot−lDNA、お よびGxssc中の800 ng/ルのサーモンDNA、10%硫酸デキストラ ンが含まれる。本質的にクリンガー(Klinget)らの[^m、 J、 H um Genet、J、 51 (1) 。
印刷中(1992年)の記載に基づき、次に述べる修飾を加えてサブレツンジン ハイプリダイゼーノヨンおよび洗浄を行う。伸張DNA分子を含むカバーガラス の検出前洗浄は、2XSSC10,2XSSC,0,lX5SC中でそれぞれ5 分間×1回;O,lX5SC中の60%ホルムアミド中で5分間×3回; 2X SSC中で5分間×1回行い、3%BSA/4XSSCで5分間阻止する。すべ てのカバーガラスを室温で洗浄する。05部g/−1のFITC−抗ジゴキシゲ ニンおよび20部g/111のCy3−ストレプトアビジンでハイブリダイゼー ションを検出する。F I T C−Texas Re1d[オメガ・オプチカ ル(OIlega 0ptical)製]またはFITC−TRITC[りO? ’テクノロジー(Chroma Technology)製]2バ/ドパスフイ ルターを用い、コダンク・ゴールド400フイルムで顕微鏡から直接写真を撮影 する。この標識および検出スキムを用いると、予期される蛍光パターンは赤−緑 一赤または緑−赤一線である。
堕袴 酪酸塩処理した材料において、約70kbの分解が一貫して達成され、隣接コス ミド(30〜40kb)はたまにしか分解されなかった。″解放されている1間 期染色体によって、ハイブリダイゼーションにおける酪酸ナトリウムのアクセス 可能性が増大した。これらの調製工程は非常に完成度が高いものであった1細胞 質が核または分裂期拡散物と会合することはまれであった。これらの調製工程に おいて、分裂期染色体は通常“ケバだっている”ようにみえた(このことは、染 色体マツピングをやりにくくするような、解放染色体におけるループの存在を示 唆している)が、酪酸塩が染色質の解放において予期される効果を有することが 示された。
ハイブリダイゼーションは、伸張DNA分子上に一貫して検出された。/1イブ リダイズされた分子間ならびに該分子内部における凝縮の程度にかなりの多様性 が見られたが、もっと伸張された断片においては、ノブナルは蛍光スポットの連 鎖として現れた。これらの調製工程において、3つのコスミドを独自に同定する ことができた。蛍光の堅実なパターン()1イブリダイズされたコスミドを表す )が同定され、特にどこでコスミドが相接するかが同定された。オーIく−ラ・ ソピングまたは隣接コスミドは一緒に移動する傾向にあったが、非蛍光ギャップ は顕著に大きなギャップが存在することが明らかとなった。他の赤−線ペアは連 続しているようにみえた。ひとつの赤−緑ベアの間にギヤ・ノブが存在し、他方 のペアの間に小さいギャップが存在するかまたはギャップが存在しないというこ の一般的パターンは必ず観察された。この分解によって3つのコスミドの絶対順 序が決定できるようになった。
第21番染色体由来の3つのコスミドのコンティグは、伸張DNA分子へのハイ ブリダイゼーシヨンによって正確に分解された。2.3kbのオーバーラツプと 1.5kbのギャップを多数の断片において同定することができた。
!亘惣 当業者ならば、本明細書に記載した特定の具体例に対する多数の等価物を用いて さらなるルーチンの実験を行なうことのみで、本発明を理解するがまたは確かめ ることができよう。このような等価物は後記請求の範囲に包含されることを意図 されるものである。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.対象となる間期染色体上の少なくとも2つの不連続なDNA配列の整列法で あって、 a)対象となる間期染色体を含む真核細胞を、解縮用作用剤に接触させ、それに よって解放された染色質を製造し; b)解放された染色質を含むハイブリダイゼーション用細胞を調製し;c)ステ ップbで製造した細胞を少なくとも2つの別の標識したDNAプローブ(各プロ ーブは対象染色体上に存在する少なくともひとつの不連続なDNA配列と相補的 である)とハイブリダイズし;次にd)該染色体上のDNA配列の相対および絶 対位置の指標として該プローブの存在および相対的順序を検出することを特徴と するDNA配列の整列法。
  2. 2.解縮用作用剤が短鎖脂肪酸の塩である請求項1に記載の整列法。
  3. 3.解縮用作用剤か短鎖脂肪酸の塩である請求項1に記載の整列法。
  4. 4.DNA断片上の少なくとも2つの不連続なDNA配列の整列法であって、a )DNA断片をスミアリングし、それによって伸張されたDNAを製造し;b) ハイブリダイゼーション用伸張されたDNAを調製し;c)ステップbで製造し たDNAを少なくとも2つの別の標識したDNAプローブ(各プローブは対象染 色体上に存在する少なくともひとつの不連続なDNA配列と相補的である)とハ イブリダイズし;次にd)該DNA断片上のDNA配列の相対および絶対位置の 指標として該プローブの存在および相対的順序を検出することを特徴とするDN A配列の整列法。
  5. 5.ステップaにおけるDNAのスミアリングを物理的手段によって行う請求項 4に記載の整列法。
  6. 6.ステップaにおけるDNAのスミアリングを化学的手段によって行う請求項 4に記載の整列法。
  7. 7.対象となる間期染色体上の少なくとも2つの不連続なDNA配列の整列法で あって、 a)対象となる間期染色体を含む真核細胞を、ヒストン超アセチル化を起こす作 用剤に接触させ、それによって解放された染色質を製造し;b)解放された染色 質を含むハイブリダイゼーション用細胞を調製し;c)ステップbで製造した細 胞を少なくとも2つの別の標識したDNAプローブ(各プローブは対象染色体上 に存在する少なくともひとつの不連続なDNA配列と相補的である)とハイブリ ダイズし;次にd)該染色体上のDNA配列の相対および絶対位置の指標として 該プローブの存在および相対的順序を検出することを特徴とするDNA配列の整 列法。
  8. 8.ヒストン超アセチル化を起こす作用剤が短鎖脂肪酸の塩である請求項7に記 載の整列法。
  9. 9.短鎖脂肪酸の壇が酪酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウムおよびバレリア ン酸ナトリウムから選ばれる請求項8に記載の整列法。
  10. 10.短鎖脂肪酸の塩が酪酸ナトリウムである請求項8に記載の整列法。
  11. 11.対象となる間期ヒト染色体上の少なくとも2つの不連続なDNA配列の整 列法であって、 a)対象となる間期染色体を含むヒト細胞を、ヒストン超アセチル化を起こす作 用剤に接触させ、それによって解放された染色質を製造し;b)解放された染色 質を含むハイブリダイゼーション用細胞を調製し;c)ステップbで製造した細 胞を少なくとも2つの別の標識したDNAプローブ(各プローブは対象染色体上 に存在する少なくともひとつの不連続なDNA配列と相補的である)とハイブリ ダイズし;次にd)該染色体上のDNA配列の相対および絶対位置の指標として 該プローブの存在および相対的順序を検出することを特徴とするDNA配列の整 列法。
  12. 12.ヒストン超アセチル化を起こす作用剤が短鎖脂肪酸の塩である請求項11 に記載の整列法。
  13. 13.短鎖脂肪酸の塩が酪酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウムおよびバレリ アン酸ナトリウムから選ばれる請求項12に記載の整列法。
  14. 14.間期染色体を含む真核細胞をヒストン除去剤に接触させ、該染色体上に存 在する少なくとも2つの不連続なDNA配列と相補的である、少なくとも2つの 別の標識プローブを用いる蛍光in situハイブリダイゼーションによって 該細胞を分析することを特徴とする間期染色体上の少なくとも2つの不連続なD NA配列の整列法。
  15. 15.伸張されたDNA上に存在する少なくとも2つの不連続なDNA配列と相 補的である、少なくとも2つの別の標識プローブを用いる蛍光in situハ イブリダイゼーションによって伸張されたDNAを分析することを特徴とするD NA断片上の少なくとも2つの不連続なDNA配列の整列法。
  16. 16.短鎖脂肪酸の塩が酪酸ナトリウムである請求項2に記載の整列法。 17、短鎖脂肪酸の塩が酪酸ナトリウムである請求項8に記載の整列法。
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