JPH07506149A - 隔膜法電解槽から固体重炭酸ナトリウムを回収する方法 - Google Patents

隔膜法電解槽から固体重炭酸ナトリウムを回収する方法

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JPH07506149A JP6518224A JP51822494A JPH07506149A JP H07506149 A JPH07506149 A JP H07506149A JP 6518224 A JP6518224 A JP 6518224A JP 51822494 A JP51822494 A JP 51822494A JP H07506149 A JPH07506149 A JP H07506149A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 隔膜法電解槽から固体重炭酸ナトリウムを回収する方法 発明の分野 本発明は全体として炭酸塩化法の分野に関するものである。さらに詳しくは、水 酸化ナトリウムと塩化ナトリウムとを含有する隔膜法電解槽の流出液がら固体重 炭酸ナトリウムを回収するシステムおよび方法に関するものである。
本発明の背景 一般に塩素は電解槽の中で塩化ナトリウムを電解する事によって製造される。こ の電解に際して同等量の水酸化ナトリウムと塩素が生産される。塩素に対する世 界的需要が急速に増大してきた。しかしこの塩素に対する需要を満たす結果とし て、市場の需要を超えた量の水酸化ナトリウムが製造されている。従って、余剰 の水酸化ナトリウムを高需要が存在する生成物に転化する事が非常に望ましい。
従来、水酸化ナトリウムの転化に対する経済的刺激は少なかった。これは、水酸 化ナトリウムからのNa 0のコストが炭酸ナトリウムなどの他の生成物からの N a 20よりも高価だからである。しかし水酸化ナトリウムの過剰による緊 急な処理問題がこれらの製品の間の価格関係に影響し、水酸化ナトリウム中のN  a 20の価格が炭酸ナトリウム中のN a 20の価格より比較的安くなっ た。市販の50%乃至70%もの濃度を有する濃縮水酸化ナトリウム溶液のこの ような過剰状態は業界がその発想を転換するための強い刺激となった。その結果 、濃縮NaOH溶液を二酸化炭素(CO2)によって炭酸塩化して一水和または 無水炭酸ナトリウムを生成するための種々の方法が開発された。しがしこれらの 方法は、その一部の方法が事後の蒸発工程を必要としないにも関わらず、商業的 に有効な転化方法ではない。
塩化ナトリウムから塩素を製造する際に、しばしば塩素−アルカリ電解槽が使用 される。しがしそれぞれ相異なる結果を生じる2種類の相異なる型の電解槽、す なわち水銀性電解槽と隔膜法電解槽とを使用する事ができる。
いずれの電解槽によって製造された塩素も純度は同等である。しかし、水銀性電 解槽は、隔膜法電解槽がら得られる生成物とは比較にならない非常に高純度の水 酸化ナトリウムを製造する利点を有する。さらに水銀性電解槽は、非常に高濃度 の溶液(50−70%)を生成する。
これに対して隔膜法電解槽の陰極室がらは、希釈流出液、すなわちリットルあた り100−120gの水酸化ナトリウムと100−170gの塩化ナトリウムと を含有する流出液のみが得られる。この流出液は、塩化ナトリウムを含有しない 市販可能の高濃度50−7096水酸化ナトリウムを製造するために蒸発処理さ れなければならない。
水銀性電解槽にも欠陥がないわけではない。その塩素製造に伴う重大な経済的制 約がある。第1に、日量塩素トンあたりで、水銀性電解槽の施設コストか隔膜法 電解槽よりはるかに高い。第2に水銀性電解槽は、約70%のエネルギー効率を 有する隔膜法電解槽と比べて、エネルギー効率が高くなく、50%のオーダであ る。第3に、水銀性電解槽の最適操作を達成するためには、塩水から2+ 2+  2− Ca、Mg およびSOなどのイオンを除去するために完全に精製しなければな らず、これは水銀性電解槽の操作のコストをさらに高める。このような水銀性電 解槽の欠点の故に、隔膜法電解槽の希釈水酸化ナトリウム流出液を使用する事の できる方法を提供する事が望ましいであろう。
先 行 技 術 米国特許第552.955号においては、重炭酸ナトリウム溶液とCO2ガスが 隔膜法電解槽の陰極室に対して供給され、これに対して飽和塩化ナトリウム溶液 が陽極室に送られる。塩化ナトリウムは電解されて、陰極室に送られ、そこで電 解によって形成された水酸化イオンが重炭酸ナトリウム/二酸化炭素溶液と混合 する事により炭酸ナトリウムに転化される。得られた炭酸ナトリウム溶液が別の 容器に送られ、そこでこの容器の中で、より多くのCO2を含む重炭酸ナトリウ ムに転化され、これを沈澱して除去する。母液が陰極室に循環される。
しかしこの方法の操作は電解槽の効率を低下させる傾向があり、また累積した水 を蒸発しなければならない。
米国特許第2,383,674号においては、隔膜法電解槽の陰極室から出る流 出液を塩化ナトリウム層の中に通して、塩化ナトリウムによって飽゛和する。そ の後、溶液を二酸化炭素によって処理して水酸化ナトリウムの大部分を重炭酸ナ トリウムとして回収し、これを沈澱させ、ろ過によって除去する。アルカリ性母 液を電解槽の陽極室に循環させる。
陰極に対するアルカリ性母液の循環は電解槽の機能に対して有害である。これは 生成される水酸化ナトリウムと塩素の電流効率を低下させる。さらに陽極が急速 に消耗し、生成された塩素が、アルカリ性母液中の重炭酸イオンの分解によって 形成された二酸化炭素によって汚染される。
米国特許第3,868.444号は、重炭酸アンモニウムおよび二酸化炭素を水 酸化ナトリウムおよび塩化ナトリウムと、圧下水溶液の中で反応させる事によっ て硬質多孔性重炭酸ナトリウム粒子を製造する方法を開示した。溶液中のナトリ ウムイオン濃度は約2,5グラム当量/リットル以上であり、重炭酸イオン濃度 は約0.04グラム当量/リットル以上であった。反応中に溶液を強く撹拌し、 115−40psiの分圧を生じるように二酸化炭素を導入し、二酸化炭素吸収 が終止するまで反応を継続した。反応中に生成された重炭酸ナトリウム粒子は0 .5メ一トル/グラム以上の表面積と20%以上の多孔度とを有していた。さら に、生成された重炭酸ナトリウムは煙道ガス中の空気汚染を緩和するために、す なわちS02の吸収のために使用できたが、これを塩化ナトリウムと混合したの で、その純度は市場許容の炭酸ナトリウムを製造するには不十分であった。さら に、母液は重炭酸ナトリウムの濾別後に高濃度(約5.0グラムイオン当量)の 塩化ナトリウムを含有し、これは溶液の塩化アンモニウム含有量の故に塩化ナト リウムによって再飽和できずまた電解できなかった。また母液中に存在する溶解 性塩は、回収されなければ処分上の問題を生じた。
米国特許第4,032,616号において、隔膜法電解槽の陰極室からの流出液 が次の3段階で炭酸塩化される。(i)水酸化ナトリウムを炭酸ナトリウムに転 化するために必要なC02jlilを加える。(i i)炭酸ナトリウムの一部 を重炭酸ナトリウムとして沈澱させるため、温度を70℃に保持しなからCO2 を導入する。(iii)第2段階から得られた重炭酸ナトリウム懸濁液にCO3 を加えて炭酸塩化を完了し45℃以下の温度に冷却する。沈澱した重炭酸ナトリ ウムをろ過によって回収する。しかし、重炭酸ナトリウムと約140−170グ ラム/リツトルの塩化ナトリウムとによって飽和されたろ過器液はシステムから 放棄される。
この方法においては蒸発が存在しないけれども、回収された重炭酸ナトリウムに 関する電解槽の電流効率は88.0%以下である。放棄された母液中の可溶性塩 は回収されなければ運転コストを増大し、処分問題を生じるであろう。
従って、塩素−アルカリ電解槽から重炭酸ナトリウムを回収し現在の塩素生成工 程の効率を増大する改良された方法およびプロセスの必要性が存在する。
図面の簡単な説明 第1図は塩素−アルカリ電解槽の流出液中の水酸化ナトリウムと塩化ナトリウム が事実上完全に重炭酸ナトリウムとして回収されるように成された本発明の好ま しい方法を示す概略フローダイヤグラムである。
発明の概要 本発明の第1アスペクトによれば、塩素−アルカリ隔膜法電解槽の流出液の3段 階炭酸塩化法が提供される。
この流出液は好ましくは約120g/lの水酸化ナトリウムと、約140g/l の塩化ナトリウムとを含む。好ましい実施態様においては、流出液の水酸化ナト リウム含有量を固体重炭酸ナトリウムとして完全に回収するためにアンモニアが 使用される。従って、本発明のこのアスペクトの第1段階においては、電解槽の 流出液が第1炭酸塩化塔において温度を40℃以下に保持しながら二酸化炭素に よって処理されてそれぞれ1.5当量の重炭酸イオンと水酸化イオンとを形成す る。次に第2炭酸塩化塔において、流出液が濃縮二酸化炭素およびアンモニアガ スによって処理されて重炭酸ナトリウムの準安定過飽和溶液を形成する。
好ましくは例えばストリッピング塔において重炭酸アンモニウムと塩化アンモニ ウムの分解によって二酸化炭素とアンモニアガスが製造される。またこの炭酸塩 化反応中、30℃以下の反応温度が好ましい。
前記重炭酸ナトリウムの過飽和準安定溶液が第1混合タンクの中において固体重 炭酸ナトリウム種結晶と接触させられて懸濁液を生じ、この懸濁液において前記 溶液からの重炭酸ナトリウムと第3炭酸塩化段階にお(Xで形成された重炭酸ナ トリウムとが種結晶上に晶出する。
その後、第1混合タンク中の懸濁液が第3および最終炭酸塩化段階において濃縮 二酸化炭素によって処理される。好ましくはこの炭酸塩他塔において使用される 濃縮二酸化炭素はか填装置の中で生産される。この第3炭酸塩化段階において、 水酸化アンモニウムの重炭酸アンモニウムへの炭酸塩化および水酸化ナトリウム の重炭酸ナトリウムへの炭酸塩化が実質的に完了する。好ましくはこの第3炭酸 塩化段階の温度は40℃以下とする。第3炭酸塩化段階において生成された追加 量の重炭酸ナトリウムが晶出し、重炭酸ナトリウムの過飽和が軽減される。
前記の説明から明かなように、流出液中の塩化ナトリウムと重炭酸アンモニウム との間の二重分解反応が生じて、塩化アンモニウムと追加量の重炭酸ナトリウム とを生成し、この重炭酸ナトリウムが晶出するであろう。
好ましい実施態様において、第3炭酸塩化段階の排気ガスが第2炭酸塩化塔に戻 り、CO2の損失を回避する。
また第3炭酸塩化段階において生成される固体重炭酸ナトリウムを含有する懸濁 液の一部を第1混合タンクの中において固体重炭酸ナトリウム(または種結晶) として第2炭酸塩化塔の流出液と接触させる事が好ましい。
第3炭酸塩化段階の終了後に、生成された懸濁液がフィルタに送られて、ろ過段 階において母液から固体重炭酸ナトリウムを分離する。
ろ過段階から出て洗浄された固体重炭酸ナトリウムをか焼して、炭酸ナトリウム と二酸化炭素とを生成し、後者を第3炭酸塩化段階において使用するため濃縮C O2として循環させる事ができる。
ろ過段階後に、母液を第2混合タンク中において重炭酸ナトリウムと接触させ、 この重炭酸ナトリウムは前記のろ過段階から回収された固体重炭酸ナトリウムと する事が好ましい。第2混合段階において生じた懸濁液を熱交換器の中で加熱し てアンモニアと二酸化炭素ガスとを発生し、これらのガスをストリッピング塔の 中で分離する。本発明の好ましい実施態様において、これらのアンモニアとCO 2ガスは第2炭酸塩化塔に循環される。
ストリッピング塔から出た流出液は実質的にアルカリを含有せずストリッピング されたアンモニアおよびCO2をストリッピングされており、これを飽和装置の 中で塩化ナトリウムによって再飽和し、冷却して、飽和塩化ナトリウム溶液とし て塩素−アルカリ隔膜法電解槽の陽極室に循環させる。本発明の好ましい実施態 様において、使用される前記の熱交換器は向流熱交換器である。
さらに、ストリッピング塔の中において懸濁液を水蒸気によって溶液の沸点まで 加熱する事が好ましい。本発明によって使用される炭酸塩化塔は好ましくは大気 圧炭酸塩化基とする。
前記の工程を連続工程として実施する際に、隔膜法電解槽の流出液の水酸化ナト リウムおよび塩化ナトリウムから実質的に全量のナトリウムが重炭酸ナトリウム または炭酸ナトリウムとして回収される。また連続工程に際して工程において発 生し排気されるガスの実質的に全量が回収され循環される。
本発明の他のアスペクトによれば、塩素−アルカリ隔膜法電解槽の流出液が3段 階において炭酸塩化される。
この工程においては、予備的炭酸塩化段階が利用される。
従ってこの工程においては、隔膜法電解槽の流出液が予備炭酸塩他塔において二 酸化炭素によって処理されて、50%の重炭酸ナトリウムと50%の水酸化ナト リウムとを含有する溶液を形成した後に、この流出液を第2炭酸塩化塔において アンモニアと二酸化炭素とによって処理する。好ましくは第1炭酸塩化塔中の処 理で隔膜法電解槽の流出液の温度は40℃以下に保持される。この隔膜法電解槽 流出液の処理のための二酸化炭素として、10乃至100容量%を有する二酸化 炭素を使用する事が好ましい。本発明の好ましい実施態様において、第2炭酸塩 化塔から排気されるガスは第1炭酸塩化塔に送られ再循環される。
以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明するが本発明はこれに限定 されるものではない。
好ましい実施態様の詳細な説明 本発明によれば、3段階重炭酸ナトリウム回収システムと方法が提供される。こ の3段階システムを下記に詳細に説明する。
第1段階 大気圧炭酸塩化基(第1炭酸塩化塔)の中に、入手される最も経済的な二酸化炭 素源を使用して、隔膜法電解槽からの流出液の立方メートルあたり66kgの二 酸化炭素(10−100%)が吸収される。これは、二酸化炭素に対する水酸化 ナトリウムの要求と濃縮二酸化炭素(10%以上のCO2濃度)の高価格とを考 慮して実施される。好ましくは、第2段階の第2炭酸塩化塔がら排出されるガス も、アンモニアと二酸化炭素の損失を回避するため、第1炭酸塩化塔の中に、隔 膜法電解槽流出液の流れに対して向流供給される。
好ましくは、この段階において水酸化ナトリウムの約50%か重炭酸ナトリウム に炭酸塩化される。この段階において、通常冷却によって温度が40℃以下に保 持されるのが好ましい。この段階においては、晶出が存在しないので、熱交換の 最適効率に有利である。
第2段階 第1段階の流出液が第2大気圧炭酸塩化塔に送られ、この第2炭酸塩化塔の中で 、第1炭酸塩化塔がらの流出液ニ対シて向流に濃縮二酸化炭素とアンモニアガス が送られる。好ましくは、これらのガスはストリッピング塔における重炭酸アン モニウムと塩化アンモニウムとの分解によって生成される。隔膜法電解槽からの 流出液の立方メートルあたり、ストリッピング塔から回収されるガスの量はアン モニアガス17kg、二酸化炭素44kgである。さらに、CO2の損失を防止 するため、好ましくは第3段階の炭酸塩化塔から出る排気ガスを第2段階からの 流出液に対して向流供給する。
この第2段階において、アンモニアと添加された二酸化炭素が2.5当量の重炭 酸イオンと1.5当量の水酸化イオンとを形成する。好ましくは、この段階にお いて温度が好ましくは冷却によって30℃以下に保持される。
重炭酸ナトリ→ムの準安定過飽和溶液が形成され、この溶液は結晶の形成を排除 するので、熱交換機の高効率が促進される。
ミキサ 第2段階の流出液は混合タンクの中に送られ、このタンクの中に約25.2kg の固体重炭酸ナトリウムが添加される。この重炭酸ナトリウムの量は、隔膜法電 解槽からの流出液の立方メートルあたり晶出する重炭酸ナトリウムの約10%に 相当する。好ましくはスラリとして添加されるこの固体重炭酸ナトリウムは第3 段階において生成された固体重炭酸ナトリウムを含有するスラリの一部である。
この固体重炭酸ナトリウムは第2段階から出る準安定過飽和溶液に対して種結晶 として作用し、第3段階の炭酸塩他塔において重炭酸アンモニウムと重炭酸ナト リウムへの炭酸塩化が進行する際に溶液の過飽和を軽減する。
第3段階 前記ミキサからの懸濁液が第3大気圧炭酸塩化塔に送られ、この炭酸塩他塔の中 に、隔膜法電解槽からの流出液立方メートルあたり66kgの好ましくはか填装 置から出た濃縮二酸化炭素が循環されて、水酸化アンモニウムの重炭酸アンモニ アへの炭酸塩化および水酸化ナトリウムの重炭酸ナトリウムへの炭酸塩化を完了 する。好ましくは、この第3段階の温度は40℃以下に保持される。
前記反応において、溶液中のアンモニウムは、水酸化ナトリウム全量が重炭酸ナ トリウムに転化されるまで二酸化炭素キャリヤとして作用すると思われ、アンモ ニアは、単に加熱によって分解される重炭酸アンモニウムとして残存する。
隔膜法電解槽の流出液中の塩化ナトリウムからのナトリウムイオン(Na”)と 重炭酸アンモニウムからの重炭酸イオン(HCO−)は、重炭酸ナトリウムの晶 出後に、リットルあたり0,1当量以下の重炭酸ナトリウムの飽和溶液を形成す る。過飽和が回避された後に、塩化ナトリウムと重炭酸アンモニウムとの間に下 記の二重分解反応が生じる。
NaC1+ NH4HCO3−Na1lCO3+ N)I4C1この段階から形 成され晶出する重炭酸ナトリウムは、溶液中に塩化アンモニウムとして固定され た当量のアンモニアを残す。この二重分解反応は、溶液の中において重炭酸ナト リウムに対する塩化アンモニウムの過剰当量が存在するまで進行させられる。こ の時点において、重炭酸ナトリウム懸濁液が母液から分離される。好ましくはこ の段階の温度は40℃以下に保持される。
第3炭酸塩化塔から出た重炭酸ナトリウムスラリか分割される。その一部が前記 のように混合タンクに循環されて種結晶として作用し、残部がフィルタに送られ て重炭酸ナトリウムが分離され洗浄される。
か填装置 フィルタから洗浄された固体重炭酸ナトリウム(252k g)が159kgの 炭酸ナトリウム(ソーダ灰)と66kgの二酸化炭素とにか焼される。隔膜法電 解槽の処理流出液の立方メートルあたり、この収率が回収される。
本発明の好ましい実施態様においては、このか焼段階において生成された濃縮二 酸化炭素が第3段階の大気圧炭酸塩他塔に循環される。
アンモニアと二酸化炭素の回収 フィルタから出た固体重炭酸ナトリウムの一部がろ過された母液に添加され、溶 液中に塩化アンモニウムとして固定されたアンモニアを回収する。ろ過された母 液に戻される固体重炭酸ナトリウムの量は母液中の塩化アンモニウムと重炭酸ナ トリウムとの差に等しい。
ろ過された母液中の固体重炭酸ナトリウム懸濁液が向流熱交換器の中で加熱され 、次にストリッピング塔に送られ、そこで好ましくは水蒸気によって沸点まで加 熱されて、下記の式により重炭酸アンモニウムおよび塩化アンモニウム中のアン モニウムをアンモニアに分解する。
本発明の好ましい実施態様において、発生したアンモニアとCO。ガスは第2大 気圧炭酸塩化塔に循環される(隔膜法電解槽の処理される流出液の立方メートル あたり、17kgのアンモニアと44kgのC02)。
ストリッピング塔からの流出液は好ましくは実質的にアンモニアと二酸化炭素と を含まない。また好ましくは、この流出液は実質的にアルカリ性を有しない。次 に流出液は飽和タンクに送られ、そこで約175.5kgの固体塩化ナトリウム が溶解され、また容積を復元するために水が添加される。その後、この塩水が冷 却され、隔膜法電解槽の陽極室に送られて、約106.5kgの塩素と約120 kgの水酸化ナトリウムとを生成する。
本発明の方法は先行技術の方法と比較して、塩素−アルカリ隔膜法電解槽の流出 液から水酸化ナトリウムと塩化ナトリウムを全量、固体重炭酸ナトリウムに転化 し回収する利点を示す。本発明によれば、隔膜法電解槽からの希釈流出液を蒸発 する事によって、濃縮溶液として市販されている50−70%水酸化ナトリウム 溶液状に濃縮する必要はない。従って、工程全体において生産コストが著しく低 下される。
実質的に無アルカリの予め飽和処理された被処理流出液を隔膜法電解槽の陽極室 に循環させる工程において、塩化ナトリウムを効率的に使用しまた高エネルギー 効率をもって塩化ナトリウムを水酸化ナトリウムに転化するので、コストをさら に低下させる。また、第1炭酸塩化塔の第1段階の炭酸塩化について入手されう る最も安価な二酸化炭素を使用しまた塩化アンモニウムとして固定されたアンモ ニアを重炭酸ナトリウムによって回収し循環させる事は、全体生産コストを低下 させる重要ファクタである。
最後に、大気圧炭酸塩他塔における放熱工程の熱負荷の冷却は容易に実施する事 ができる。さらに、本発明の方法によれば、第1炭酸塩化塔および第2炭酸塩化 塔中の熱交換に悪影響するような晶出は生じない。
本発明のさらに重要なアスペクトとして、本発明は塩化ナトリウムからの塩素の 生産と結合して、重炭酸ナトリウム生産のだめのエネルギー消費を最適化する事 を注意しなければならない。また本発明は、高い運転コストと水銀による環境汚 染の種々の問題とを生じる水銀性電解槽の使用を回避する事ができる。さらに本 発明は、生成物の実質的に全量が回収されまたは循環されるので汚第1図につい て述べれば、本発明の方法を示す概略フローダイヤグラムが示され、このダイヤ グラムにおいて、塩素−アルカリ隔膜法電解槽の流出液中の水酸化ナトリウムと 塩化ナトリウムが二酸化炭素とアンモニアを使用よる事により全量固体重炭酸ナ トリウムとして回収される。実質的にアンモニアと二酸化炭素を含有しない実質 無アルカリの処理された流出液が回収され、これが工程に循環させられ、またこ の溶液は塩化ナトリウムによって再飽和された後に、隔膜法電解槽の陽極室の中 に連続的に戻される。
以下、本発明を図面に示す実施例について説明するが本発明はこれらの実施例に 限定されるものではない。
実 施 例 120kgの水酸化ナトリウムと1.40 k gの塩化ナトリウムとを含有す る隔膜法電解槽D−Cの陽極室がら出た1立方メートルの流出液1を大気圧炭酸 塩他塔T1(第1炭酸塩化塔)に送り、この第1炭酸塩化塔の中に、大気圧炭酸 塩他塔T2(第2炭酸塩化塔)から約66kgの二酸化炭素と排出ガス(9)が 水酸化ナトリウム溶液1に対して向流循環され、50%の重炭酸ナトリウムと5 0%の水酸化ナトリウムとを形成する。この段階における温度は冷却によって4 0℃以下に保持される。
炭酸塩化塔T1から出た流出液2が第2大気圧炭酸塩化塔T2に送られ、この第 2塔の中に、隔膜法電解槽の流出液立方メートルあたり約17kgのアンモニア と約44kgの二酸化炭素とを含有するストリッピング塔S1から出たガス13 と、大気圧炭酸塩他塔T3(第3炭酸塩化塔)から出た排気ガス8とが前記塔T 2への溶液2の流れと向流供給されて、水酸化アンモニウムを形成し、この水酸 化アンモニウムを部分的に重炭酸アンモニウムに炭酸塩化し、また水酸化ナトリ ウムを重炭酸ナトリウムに炭酸塩化する。この段階における温度は冷却により3 0℃以下に保持される。
この大気圧炭酸塩他塔T2から出る流出液3は重炭酸ナトリウムの準安定過飽和 溶液であって、混合タンクM1に送られ、そこで、大気圧炭酸塩他塔T3のスラ リ5からとられた約25.2kgの固体重炭酸ナトリウムと混合される。混合タ ンクM1の懸濁液4が大気圧炭酸塩他塔T3に送られ、この第3炭酸塩化塔T3 の中に、か填装置Cからくる約66kgの二酸化炭素7か重炭酸ナトリウム懸濁 液4に対して向流供給され、この懸濁液が重炭酸アンモニウムと重炭酸ナトリウ ムに炭酸塩化される。重炭酸ナトリウムは過飽和溶液から重炭酸ナトリウム結晶 5上に晶出する。この結晶は種子結晶として作用するため前記の混合タンクM1 に導入される。
溶液中の重炭酸ナトリウムの過飽和が晶出作用によって軽減された時、溶液中の 塩化ナトリウムと重炭酸アンモニウムが二重分解反応によって反応し、重炭酸ナ トリウムと塩化アンモニウムとを形成する。この反応はこの二重反応中に生成さ れる重炭酸ナトリウムが晶出しまた形成された塩化アンモニウムが溶液中の重炭 酸ナトリウムを超えるまで進行させられる。この段階において、温度は40℃以 下に保持される。
大気圧炭酸塩他塔T3の流出液5中の重炭酸ナトリウムスラリの一部が混合タン クM1に送られて前記のように種子結晶として使用され、スラリの残部5(懸濁 状態の約252kgの重炭酸ナトリウム)がフィルタFに送られる。ろ過され洗 滌された重炭酸ナトリウム6がか填装置Cに送られて、約159kgの炭酸ナト リウム(ソーダ灰)と約66kgの二酸化炭素7を生じ、この二酸化炭素は大気 圧炭酸塩他塔T3に送られる。
ろ過された母液10は混合タンクM2に送られ、このタンクM2の中に、ろ過さ れ洗滌された重炭酸ナトリウム6が母液中の塩化アンモニウムと重炭酸ナトリウ ムとの差異に等しい量添加されて、懸濁液1]を形成し、この懸濁液が向流熱交 換器H1の中で加熱され、次にストリッピング塔S1に送られる。このストリッ ピング塔S1の中において、懸濁液は水蒸気によってその沸点まで加熱されて、 隔膜法電解槽の処理される流出液立方メートルあたり約17kgのアンモニアと 約44kgの二酸化炭素13とを生じ、これらのガスは前記の大気圧炭酸塩他塔 T2に送られる。
アンモニアと二酸化炭素をストリッピングされた実質的に無アルカリの母液12 が飽和装置Sに送られ、そこでこの母液は約175.5kgの塩化ナトリウムに よって再飽和され、またそ′の体積が前サイクルの体積まで調整される。最後に この溶液14が隔膜法電解槽D−Cの陽極室に送られ、そこで塩化ナトリウムが 電気分解されて約106.5kgの塩素と約120kgの水酸化ナトリウムとを 生じる。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.陽極室と陰極室とを有する塩素−アルカリ隔膜法電解槽の流出液中の塩化ナ トリウムと水酸化ナトリウムとを重炭酸ナトリウムに転化する方法において、( a)前記隔膜法電解槽の流出液を二酸化炭素によって処理して、当量の重炭酸イ オンと当量の水酸化イオンとを含有する溶液を形成する段階と、 (b)前記段階(a)から出る溶液をアンモニアと二酸化炭素とによって処理し て、水酸化イオンより高い当量の重炭酸イオンを含有する溶液を形成する段階と 、(c)段階(b)の溶液を固体重炭酸ナトリウムと混合して、段階(b)にお いて生成された重炭酸ナトリウムの大部分を溶液から晶出させて第1懸濁液を形 成する段階と、 (d)段階(c)の第1懸濁液を二酸化炭素によって処理して、段階(c)の晶 出重炭酸ナトリウムと追加晶出重炭酸ナトリウムとを含む第2懸濁液を生成する 段階と、 (e)段階(d)の第2懸濁液中に含有される隔膜法電解槽からの塩化ナトリウ ムを、段階(b)と段階(d)において形成された重炭酸アンモニウムと二重分 解反応で反応させて、塩化アンモニウムと追加の重炭酸ナトリウムとを生じ、前 記追加重炭酸ナトリウムを晶出させる段階と、 (f)段階(e)の懸濁液から固体重炭酸ナトリウムを分離して、飽和重炭酸ナ トリウムと塩化アンモニウムを溶液状に含む母液を生成する段階と、(g)重炭 酸ナトリウムを段階(f)の母液に添加して懸濁液を形成する段階と、 (h)段階(g)の懸濁液を加熱してアンモニアガスと二酸化炭素ガスとを発生 し、アンモニアガスと二酸化炭素ガスとを除去して、水溶液を形成する段階と、 (i)段階(h)の水溶液を冷却し、塩化ナトリウムで再飽和し、この水溶液を 隔膜法電解槽の塩化ナトリウム区画の中に循環させる段階とを含む事を特徴とす る方法。
  2. 2.段階(a)の流出液温度が40℃以下に保持される事を特徴とする請求項1 に記載の方法。
  3. 3.段階(a)において使用された二酸化炭素は10−100容量%の濃度を有 する事を特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 4.段階(b)において使用されるアンモニアと二酸化炭素は段階(g)におい て発生されたガスを含む事を特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 5.段階(b)において使用されるアンモニアは隔膜法電解槽からの流出液の1 .5重量%以下である事を特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 6.段階(b)の溶液温度は30℃以下に保持される事を特徴とする請求項1に 記載の方法。
  7. 7.段階(c)において添加される固体重炭酸ナトリウムは段階(f)において 分離された固体重炭酸ナトリウムから取られる事を特徴とする請求項1に記載の 方法。
  8. 8.段階(d)中の懸濁液の温度が40℃以下に保持される事を特徴とする請求 項1に記載の方法。
  9. 9.段階(d)において使用される二酸化炭素は重炭酸ナトリウムを炭酸ナトリ ウムにか焼する事によって生成される事を特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 10.段階(e)の二重分解反応は、溶液中の塩化アンモニウム濃度が重炭酸ナ トリウムの濃度より高くなるまで進行させる事を特徴とする請求項1に記載の方 法。
  11. 11.段階(g)において、段階(f)で生じた重炭酸ナトリウムが、段階(f )の母液中に含有される塩化アンモニウムの当量から段階(f)の母液中の重炭 酸ナトリウムの当量を引いた差に等しい量だけ添加される事を特徴とする請求項 1に記載の方法。
  12. 12.段階(f)の母液は重炭酸ナトリウムの添加の前にろ過される事を特徴と する請求項1に記載の方法。
  13. 13.段階(f)において分離された重炭酸ナトリウムがか焼されて、二酸化炭 素ガスと炭酸ナトリウムとを生じる事を特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 14.段階(h)において発生された二酸化炭素ガスが段階(d)に循環される 事を特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 15.段階(h)は、 懸濁液を1つまたは複数の熱交換器の中で沸点まで加熱する段階と、 加熱された懸濁液をストリッピング塔に送り、さらに懸濁液を加熱する段階とを 含む事を特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 16.使用される熱交換器は向流式熱交換器である事を特徴とする請求項1に記 載の方法。
  17. 17.前記加熱は懸濁液の沸点まで水蒸気によって実施される事を特徴とする請 求項1に記載の方法。
  18. 18.段階(i)において、段階(h)の水溶液が冷却される事を特徴とする請 求項1に記載の方法。
  19. 19.冷却された水溶液がアルカリを含有せずまたアンモニアおよび二酸化炭素 を含有しない事を特徴とする請求項1に記載の方法。
  20. 20.段階(i)は、水溶液の体積を隔膜法電解槽に入る前に有していた体積ま で回復する段階を含む事を特徴とする請求項1に記載の方法。
  21. 21.前記方法は連続工程とし実施される事を特徴とする請求項1に記載の方法 。
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