JPH0750593A - 直列データ復号方式及び符号化器 - Google Patents

直列データ復号方式及び符号化器

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JPH0750593A
JPH0750593A JP5153699A JP15369993A JPH0750593A JP H0750593 A JPH0750593 A JP H0750593A JP 5153699 A JP5153699 A JP 5153699A JP 15369993 A JP15369993 A JP 15369993A JP H0750593 A JPH0750593 A JP H0750593A
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JP5153699A
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Rajan Bhandari
バンダリ ラジャン
Clive H Gillard
ヘンリー ギラード クライブ
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Original Assignee
Sony United Kingdom Ltd
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03M7/00Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
    • H03M7/30Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
    • H03M7/40Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code
    • H03M7/42Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code using table look-up for the coding or decoding process, e.g. using read-only memory
    • H03M7/425Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code using table look-up for the coding or decoding process, e.g. using read-only memory for the decoding process only
    • HELECTRICITY
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
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    • H04N19/39Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using hierarchical techniques, e.g. scalability involving multiple description coding [MDC], i.e. with separate layers being structured as independently decodable descriptions of input picture data
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ステートマシンと複数の復号テーブルを用い
て、高速で動作させる。 【構成】 夫々異なる復号テーブルに相当する複数の分
岐階層構造のステートをもつステートマシンを設ける。
直列データの各受信ビットによって、ステートマシンは
有効コードに相当するステートに達するまで上記分岐階
層構造のステートを移行する。上記ステートに達する
と、有効コードが復号され且つステートマシンがその分
岐階層構造のスタート位置にリセットされる。ステート
マシンに分岐階層構造間を移行させたい場合、内部テー
ブル選択ワードを直列データストリームに挿入し、ステ
ートの別の分岐階層構造へ飛ばせるテーブル歩進ステー
トへステートマシンを移行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直列(シリアル)デー
タ復号の分野に関するものであり、更に詳しくいえば、
本発明は、ステートマシンを利用する直列データ復号器
及び符号化器に関する。
【0002】
【従来の技術】あとで復号(デコード)し圧縮解除する
前に、送信または記録のために圧縮し符号化したデータ
の直列データストリームを発生する映像データ圧縮装置
は、公知である。かかる装置の一例として、合同写真専
門家グループ(JPEG)の提案したものがある。かかる装
置の圧縮効率を増すために、それぞれ圧縮しようとする
データの特定部分に適合した複数の符号化テーブルを用
いることが提案された。ゼロ値が長く継続するデータに
対して効果的な符号化テーブルは、ゼロ値が余り続かな
いデータの符号化には適しないように思われる。複数の
符号化テーブルを用いると、符号化しようとするデータ
のタイプの特徴を利用するように各符号化テーブルをう
まく適用することが可能となる。
【0003】上記のJPEG装置は、主として汎用コンピュ
ータと非実時間で使用するための静止映像圧縮装置とし
て着想されたものである。汎用コンピュータでは、複数
の異なる符号化テーブルを用いるタスク(仕事)は、適
切なソフトウェアで比較的容易に達成できる。しかし、
例えば毎秒50のレートの一連の映像を圧縮したり圧縮
解除したりする実時間装置を作りたいと望む場合、ソフ
トウェアの制御で動作する汎用コンピュータでは、必要
なデータ処理ロード(負荷)に対処するのが困難であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】処理速度を増すため
に、もっと高速で動作する専用ハードウェアを用いても
よい。かような装置は、非相関化、量子化、継続長符号
化及びハフマン(Huffman)符号化のような数個の異な
る処理段階を含むことがある。かかる装置の1つの重要
部分は、直列データ符号化及び復号関係である。直列デ
ータ復号を実施する1つの方法は、ステートマシンを用
いることである。ステートマシンでは、受信した各デー
タビットがステートマシンの次のステートを制御し、有
効コード(符号)に相当するステート(状態)に達する
と、有効コードが出力され、ステートマシンがリセット
される。このようなステートマシンを使用すると、高速
動作は得られるが、複数の復号テーブルを使用すること
が困難となる。したがって、本発明の主たる課題は、ス
テートマシンを用い、複数の復号テーブルの1つを選択
し、これに従って出力データワードを発生する直列デー
タ復号器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明が提供す
るのは、複数の復号テーブルのうちの1つを選択し、そ
れに従って出力データワードを発生する直列データ復号
器である。上記直列データ復号器は、直列データの受信
ビットに応じて、複数のステートの分岐階層構造の選ば
れた1つの中でステート間を移行するステートマシンを
含み、各分岐階層構造は、上記複数の復号テーブルの1
つに対応し、直列データの各ビットが、有効データに相
当するステートに到達するまでどの後続ステートを採用
するかを制御するようなものである。そこでは、少なく
とも上記複数の分岐階層構造の1つが、完全内部テーブ
ル選択ワードに相当するステートを含み、その完全内部
テーブル選択ワードは、所定の異なる分岐階層構造及び
これと対応する復号テーブルを、上記複数の分岐階層構
造から、引き続いて使用するために選択する働きをす
る。
【0006】ステートマシン内に複数の分岐階層構造の
ステートを組み入れることで、ステートマシンが1つ以
上の復号テーブルを使用するのを容易にしていることは
理解されよう。各分岐階層構造は、異なる復号テーブル
に従って復号を行うように構成されている。適切な時期
に分岐階層構造/復号テーブル間の切り替えを制御する
という問題は、内部テーブル選択ワードに相当するステ
ートを分岐階層構造の少なくとも1つに組み入れること
で解決される(殆どの場合、内部テーブル選択ワードの
ステートは、他の分岐階層構造に切り替えうることが望
まれている全ての分岐階層構造に含まれるであろう)。
こうすることによって、直列データストリーム内に挿入
された内部テーブル選択ワードを受信した際に、他の復
号テーブルに対応する他の分岐階層構造へと、その分岐
階層構造から切り替えることができる。このようにし
て、複数の異なった復号テーブルを扱うことのできる高
速ステートマシン復号器が提供される。
【0007】本発明は、特に上記複数の復号テーブルが
複数のハフマン復号テーブルである場合に適している。
【0008】ハフマン復号テーブルは、システムに対し
て予め定められており、ステートマシン内に固定するの
に適している。更に、ハフマン符号は、ステートマシン
を用いる以外の方法では復号の際かなりの困難が生じう
る可変長コードである。
【0009】本発明は、オーディオデータ処理のような
様々な分野で使用されうるであろうが、本発明は特に、
直列データの上記受信ビットが空間周波数領域内の映像
の2次元サブバンド成分を表し、サブバンド成分のそれ
ぞれ異なるセットが異なった復号テーブルで復号される
具体例での使用に適している。
【0010】映像データ処理は、特に要求が厳しい分野
で、データ復号技術を大いに利用できる分野である。2
次元空間周波数領域内のサブバンド成分に変換された映
像データの場合、サブバンド成分の特性は大きく変化
し、複数の復号テーブルを使用できることは極めて有利
である。
【0011】直列データを復号するステートマシンを実
現するとき、処理されねばならない多数のコードが存在
しうるということは理解されよう。放送用映像の「D
C」サブバンド成分を処理する復号テーブルの場合、復
号テーブルだけで有効コード数は2千を超えるであろ
う。かような多数のステートを扱うのに好適な方法は、
上記ステートマシンのステートに対応するアドレス位置
をメモリ内に有し、かつ次に読み出されるべきアドレス
位置と入るべきステートとを制御するデータを記憶する
メモリを、上記のステートマシンが含むことである。
【0012】ステートマシン内の移行を制御するデータ
を記憶するメモリを使用すると、上述のような大きなス
テートマシンを容易に実現できる。コンピュータプログ
ラムを、メモリ内に記憶すべき必要なデータをつくり、
チェックするために書き込んでもよい。そうすると、記
憶されるデータを変化させるだけでステートマシンを変
更できる。
【0013】ステートマシンの移行を制御する直列デー
タの受信ビットの直接的で効率的な使用方法は、直列デ
ータの次の受信ビットを現在読み出されているアドレス
位置からのデータと結合し、次に読み出されるべきアド
レス位置を作り出すようにした具体例によって与えられ
る。
【0014】分岐階層構造の各々とそれに対応する復号
テーブルは、採るべきステートを連続して配置する方法
で非常に異なるであろうが、対照的に、復号テーブルを
直列データストリームに適用すべき順序は、所定の順序
となるであろう。本発明の好適な実施例では、上記のス
テートマシンは、どの分岐階層構造とそれに対応する復
号テーブルを使用すべきかを示すテーブルカウント値を
記憶する現在復号テーブルカウンタを含み、上記テーブ
ル選択ワードは上記テーブルカウント値を歩進させるよ
うに働く。
【0015】この特徴が意味するのは、1つの内部テー
ブル選択ワードが、全てのテーブル切り替えを実行する
のに必要な全てであるということである。というのは、
どの復号テーブルを使用すべきかを特定する付加的な情
報は、テーブルカウント値によって直列データストリー
ムとは独立して与えられるからである。上述のようなス
テート間の移行の制御と同様の方法で、本発明の好適な
実施例では、上記テーブルカウント値を上記現在の読み
出しアドレス位置からのデータと結合し、次に読み出さ
れるべきアドレス位置を作り出す。
【0016】本発明のいくつかの実施例では、外部から
与えられる信号に応じて復号テーブルの切り替えを行わ
せることも望ましいであろう。例えば、インターリーブ
された種類の異なるデータ(例えば輝度と色データ)を
含む直列データストリームの場合、使用される復号テー
ブルは、内部テーブル選択ワードによってそれぞれの型
のデータ内で切り替えられ、そして外部から与えられた
切り替え信号によってそれぞれの型のデータ間で切り替
えられてもよい。従って、本発明の好適な実施例では、
上記ステートマシンは、上記現在の読み出しアドレス位
置からのデータと結合して次に読み出されるべきアドレ
ス位置を作り出す、外部から与えられる切り替え信号を
受信し、上記切り替え信号の変化が、上記複数の分岐階
層構造の中から引続き使用するために異なる分岐階層構
造とそれに対応する復号テーブルを選択するように作用
する。
【0017】本発明の相補的な点は、入力データワード
から直列データストリームを発生する直列データ符号化
器(エンコーダ)である。この直列データ符号化器は
(i) 複数の符号化テーブルの1つを選択し、それを上記
入力データワードに適用する手段と、(ii)上記直列デー
タの復号の間に相補的な復号テーブルの選択を制御する
ために、選択された符号化テーブルが変わると内部テー
ブル選択ワードを上記直列データストリームに挿入する
手段を含む。
【0018】別の観点からみると、本発明は、複数の復
号テーブルの1つを選択し、それに従って出力データワ
ードを発生する直列データ復号方法を提供する。上記方
法は、(i) 各分岐階層構造が上記複数の復号テーブルの
1つに対応し、有効データワードに相当するステートに
到達するまで、上記直列データの各ビットがどの後続ス
テートを採用するかを制御するような、複数のステート
の分岐階層構造の1つを選択し、その中で直列データの
受信ビットに応じてステートマシンをステート間で移行
させるステップと、(ii)内部テーブル選択ワードに相当
するステートに応じて、引続き使用するため上記複数の
分岐階層構造の中から他の分岐階層構造とそれに対応す
る復号テーブルを選択するステップとを含む。
【0019】ステートマシンを組み入れて使用し、複数
のインターリーブされたデータ部を有するデータ(例え
ば輝度と色の)を復号しようとする直列データ復号器の
実施例においては、外部から与えられた切り替え信号を
使用して、データ部間で使用する復号テーブルを切り替
えることができる。この場合に生ずる問題は、切り替え
ようとする、現在の分岐階層構造のステートと切り替え
先の分岐階層構造のステートとの間に曖昧さが生じるべ
きでないということである。もし曖昧さが生じると、外
部からの切り替え信号を受信した後、ステートマシン
は、前の分岐階層構造からの条件の持ち越しによって、
直列データの多くのビットを復号するときに切り替え先
の分岐階層構造内で特定のステートを採用したか否かま
たはそのステートにすでに到達したかを判別できないで
あろう。この問題を処理する1つの方法は、現在の分岐
階層構造内の有効コードに相当するステートマシンの各
ステートを、考えられる切り替え先の分岐階層構造内の
ステートから区別することであろう。このようにする
と、曖昧さの問題を避けうるであろうが、ステートマシ
ンを一層複雑にして不都合であろう。それぞれが千以上
の有効コードを持つ複数の復号テーブルを用いるステー
トマシンの場合、そのような切り替え前後の考えられる
全てのステートが明確に区別されることを保証する必要
があるなら、もっと多数のステート変数をがまんする必
要があり、それに伴ってハードウェアもますます要求さ
れることになる。そして、分岐階層構造内でステートを
割り当てるという仕事が、分岐階層構造の相互依存によ
って一層困難になるであろう。
【0020】本発明が提供するのは、それぞれ異なった
復号テーブルで復号すべき複数のデータ部を有する入力
データのストリームから、複数の復号テーブルのうち1
つを選択し、それに従って出力データワードを発生する
直列データ復号器である。上記直列データ復号器は、直
列データの受信ビットに応じて、複数のステートの分岐
階層構造の選択された1つの中でステート間を移行する
ステートマシンを含み、各分岐階層構造は、上記複数の
復号テーブルの1つに対応し、有効データに相当するス
テートに到達するまで直列データの各ビットがどの後続
ステートを採用するかを制御するようなものである。そ
して、上記複数の分岐階層構造の少なくとも1つは、ス
テートマシンが上記データ部の1つを受信した後、外部
から与えられた切り替え信号に応じて現在の分岐階層構
造から切り替え先の分岐階層構造へと切り替えられるま
でに上記ステートマシンが移行する、1つもしくはそれ
以上の移転ステートを有する。これらの1つもしくはそ
れ以上の移転ステートは、出力データワードに対応する
如何なるステートとも上記切り替え先の分岐階層構造内
の考えられる全てのステートからとも全く異なるもので
ある。
【0021】ステートマシンが外部から切り替え信号が
与えられる前に移行する特定の移転ステートを含めるよ
うに分岐階層構造を修正すると、移転ステートだけを切
り替え先の分岐階層構造内のステートから区別すればよ
いという効果を生じる。移転ステートは、直列データ内
の適切なビットがステートマシンを移転ステートに移行
させるように、特別に分岐階層構造に加えられているの
で、これらの移転ステートは現在の分岐階層構造内のど
の出力データワードにも対応してはならないことが理解
されよう。直列データストリームを符号化する際に、そ
のような切り替えが望まれる各データ部の終端で、適切
なビットを挿入して、外部からの切り替え信号が与えら
れる前にステートマシンが上記移転ステートの1つにあ
ることを確実にする。このようにすると、ステートマシ
ンの大きさと複雑さが減少し、分岐階層構造内のステー
トを割り当てる仕事が更に容易になる。
【0022】本発明の好適な実施例では、移転ステート
は、上記内部テーブル選択ワードを部分的に及び全部受
信したことに対応するステートである。
【0023】こうすると、ただ1つのコードで1より多
い制御タスクをすることができ、これらの余分なコード
を設けることにより符号化効率に与える影響を減らすこ
とができる。
【0024】本発明は、ステートマシンが各データ部の
終端で1つ以上の移転ステートに移行し、上記データ部
を所定のサイズにする本発明の実施例において、容易に
実施される。
【0025】こうして、データ部をバイト境界で終了す
るようにすることができ、このデータ部の大きさのわず
かな変化を取り扱う複雑さが減少する。
【0026】本発明の第一の観点に関して上述した好適
な特徴は、複数の移転ステートを設けることを含む本発
明のこの観点にも適用できる。本発明の相補的な観点
は、複数のデータ部を有する入力データワードから直列
データストリームを発生する直列データ符号化器であ
り、この直列データ符号化器は、(i) 複数の符号化テー
ブルの1つを選択し、それを上記入力データワードに適
用する手段と、(ii)異なるデータ部間で符号化テーブル
を切り替える手段と、(iii) 相補的な復号テーブルの切
り替えに先立ち、上記直列データを復号しているステー
トマシン復号器を1つもしくはそれ以上の移転ステート
に移行させるために、上記データストリームの上記デー
タ部の符号化された部分の間に一連のデータビットを挿
入する手段とを含む。
【0027】別の観点からみると、本発明は、複数の復
号テーブルの1つを選択し、それに従って異なる復号テ
ーブルでそれぞれ復号すべき複数のデータ部を有する入
力データストリームから出力データワードを発生する直
列データ復号法を提供する。この方法は、(i) 各分岐階
層構造が上記復号テーブルの1つに対応し、直列データ
の各ビットが、出力データに相当するステートに到達す
るまでどの後続ステートを採るべきかを制御するよう
な、複数のステートの分岐階層構造の選ばれた1つの中
で、直列データの受信ビットに応じてステート間をステ
ートマシンが移行するようにすること、(ii)上記データ
部の1つを受信した後にステートマシンを1つもしくは
それ以上の移転ステートへと移行させること、(iii) 外
部から与えられた切り替え信号に応じて現在の分岐階層
構造から切り替え先の分岐階層構造へと切り替えること
の各ステップを含み、上記1つもしくはそれ以上の移転
ステートは、出力データワードに相当するステートと上
記の切り替え先の分岐階層構造内の考えられる全てのス
テートとは全く別個のものであることが特徴である。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を具体的に説明
する。図1は、映像データを圧縮して記録する装置の例
を示すブロック図である。映像データは、入力点に入力
され、サブバンド(分割帯域)分離器4に印加される。
サブバンド分離器4は、一群の水平及び垂直の有限イン
パルス応答フィルタを含み、これらのフィルタは、デー
タを2次元空間周波数領域におけるサブバンド成分に分
割しデシメート(間引き)する作用(すなわち、サブバ
ンド変換)を行う。変換されたデータは、次に量子化器
6に送られ、そこで、量子化マトリクス9内に記憶され
たデータの制御の下に、損失を伴う量子化処理を受け
る。量子化器6の出力データは、継続長及びハフマン符
号化器8に送られる。該符号化器8は、データがどのサ
ブバンド成分に属するかに応じて、複数の符号化テーブ
ル10の1つを該データに適用する。継続長及びハフマ
ン符号化器8は、データ内の相関を利用して圧縮を行
う。該符号化器8の出力はブロック・フォーマッタ12
に送られ、そこで、データは直列データストリームの形
の一連のデータブロックに分割される。この直列データ
ストリームは、記録ヘッド14により磁気テープ16に
記録される。各データブロックは、当該ブロックに含ま
れるデータの性質を示す見出しを含む。
【0029】サブバンド分離器4は、どのサブバンド成
分が現在量子化器6及び継続長及びハフマン符号化器8
に加えられているかを示す信号を出力する。この信号
は、量子化マトリクス9及び符号化テーブル10に送ら
れ、量子化度及び当該サブバンド成分に適用すべき符号
化テーブルの選択に使用される。
【0030】図2は、上述のようにして記録された映像
データを再生し圧縮解除する装置を示すブロック図であ
る。直列データストリームは、読み取りヘッド20によ
り磁気テープ18からブロック読み出しユニット22に
読み込まれる。該直列データは、上述のように、各々が
見出しを含むブロックの列の形のフォーマットを有す
る。ブロック読み出しユニット22は、見出し情報を読
み取り、該直列データを継続長及びハフマン復号器24
に送る。該復号器24は、選択された復号テーブル26
をデータに適用し、その出力を非量子化器28に送る。
非量子化器28は、非量子化マトリクスから選択された
非量子化値をデータに適用する。非量子化されたデータ
はサブバンド合成器32に送られ、そこで、一群の水平
及び垂直補間有限インパルス応答フィルタがデータをサ
ブバンド領域から空間領域に変換する。こうして、復
号、非量子化及び変換されたデータは、出力点34に供
給される。
【0031】ブロック読み出しユニット22は、各ブロ
ックの見出しから、当該ブロック内のデータがどのサブ
バンド成分を表すかを示すデータを取り出し、これを復
号テーブル26のどれを選択し、非量子化マトリクス3
0のどの非量子化値を選択するかを決めるのに使用す
る。
【0032】図3は、磁気テープ16、18に記録され
た直列データストリームに用いるデータブロックのフォ
ーマットを示す。見出し36は、変換された映像内の輝
度データ部40及び色データ部42のスタート位置を示
すスタートアドレス38を含む。見出し36内のY/C
境界ポインタ44は、ブロック内の輝度(Y)データ部
40が色(C)データ部42に変わる位置46を示すも
のである。この位置46は、変換された映像の与えられ
たデータ部分の輝度データ及び色データに対して行われ
た相対的圧縮度に応じて変化する。各ブロックは、変換
された同一部分からの輝度データ及び色データを含む。
こうすると、データブロックの一部分しか正確に読み取
らないシャトル(高速)再生時に、少なくとも何らかの
映像の形を生み出すのが容易になる。
【0033】図4は、8x8配列の2次元サブバンド空
間周波数成分を示している。各サブバンド成分48は、
サブバンド成分データ値のアレイを含んでいる。一般的
な映像では、情報の内容は、主として低い空間周波数に
ある。最低空間周波数サブバンド成分50(「DC」サ
ブバンド)は、最高空間周波数サブバンド成分52とは
異なる特性を持つ。各サブバンド成分48は、量子化マ
トリクスから選ばれた適正な量子化値で量子化され、適
合した符号化テーブルで符号化される。各サブバンド成
分48のデータはラスタ走査されて、直列データストリ
ームを形成し、該直列データストリームは量子化され、
符号化される。サブバンドの終端に到達すると、次のサ
ブバンドがラスタ走査される。
【0034】図3に示されるデータブロックのサイズを
限定すると、各々の特定のブロックが、部分54のよう
な変換された映像の特定部分に対応するという効果があ
る。スタートアドレス38は、変換された映像内の部分
54のスタート位置56を指定する。
【0035】いくつかのデータブロックは、あるサブバ
ンド内の部分58と別のサブバンド内の部分60にまた
がる、変換された映像の一部分に対応するであろう。こ
れらの2つのサブバンドが異なる符号化テーブルを要す
る場合、符号化テーブルを切り替えることが、当該ブロ
ックの符号化と当該ブロックの復号の時に必要である。
【0036】図4は、映像に対する輝度と色のデータの
一方を構成するデータを示している。サブバンド成分、
走査パターン及びサブバンド内位置に対するデータブロ
ックの、類似した配列関係は、輝度及び色成分の他方を
示すデータにも存在していることが理解されよう。
【0037】図5は、本発明によるステートマシン復号
器を示す。各ブロックの見出し36からのY/C境界ポ
インタ44は,各データブロックのスタート時にブロッ
ク読み出しユニット22によってY/C境界メモリ62
へロードされる。見出し36からのスタートアドレス3
8は復号されて、当該データブロックの輝度データ部4
0と色データ部42のスタート時に、どの符号化テーブ
ルを使うべきかの指示を与える。このスタート符号化テ
ーブルは、スタートテーブルメモリ64内に記憶されて
いる。当該データブロックからの直列データが受信され
ると、バイトカウンタ66は、受信されたバイト数をカ
ウントする。比較器68は、受信バイト数とY/C境界
ポインタとを比較し、境界点46に到達したか否かを判
断する。点46に到達すると、切り替え信号Y/Cが発
生される。
【0038】各データブロックのスタート時に、スター
トテーブルメモリ64に記憶されたスタートテーブル値
がテーブルカウンタ70にロードされ、さらに比較器6
8が切り替え信号Y/Cを出すとき、この切り替え信号
Y/Cはテーブルカウンタ70とスタートテーブルメモ
リ64に送られ、テーブルカウンタ70に先頭のスター
トテーブル値が再ロードされる。
【0039】プログラム可能読み出し専用メモリ(PR
OM)72は、フィードバックされた現在のステート
値、テーブルカウンタ70からのテーブルカウント値、
切り替え信号Y/C及び復号しようとする直列データの
次に受信するビットを連結して形成されるアドレス値で
アドレスされる。この連結されたアドレス値は、PRO
M72内の特定のメモリ位置にアクセスし、このメモリ
位置の内容をラッチ74に供給して記憶させる働きをす
る。
【0040】ラッチされた値の1ビットは、有効コード
に相当するステートに到達したか否かを示す。ラッチさ
れた値のもう1つのビットは、内部テーブル選択ワード
が受信されたか否かを示し、もし受信されたなら、テー
ブルカウンタ70に記憶されたテーブルカウント値を歩
進するために、この内部テーブル選択ワードをテーブル
カウンタ70に帰還させる。ラッチされたビットの残り
は、次に読み出すべきメモリ位置と次に入るべき対応ス
テートとを制御する現在のステート値として、PROM
72に帰還される。有効コードが示されると、現在のス
テート値は、有効コードの実際値への、どこか他の場所
にマッピングすべき指標値として読み出される。
【0041】図6は、種々の特別コードワード76,7
8,80,82を含むデータブロックを示している。特
別コードワード76,80は、内部テーブル選択ワード
である。図5のステートマシンが、これら内部テーブル
選択ワードの受信の完了を示すステートに入ると、テー
ブルカウンタ70に記憶されたテーブルカウント値を歩
進させる役割を果たすテーブル歩進フラグが立てられ
る。内部テーブル選択ワードは、予め決められた長さだ
け1が連続するように選ばれる。こうすると、この符号
が最も確率が低いハフマン符号であるので、ハフマン符
号化効率に重大な影響を与えないという利点を生じる。
さらに、この内部テーブル選択ワードには、位相内容が
ないので、そのワードの全部または一部を直列データス
トリームに組み入れるのが容易になる。
【0042】輝度データ部40の終わりに、境界点46
の直前で、他の特別コード78が挿入され、、ステート
マシンが他の復号テーブルを用いる復号中に取ると考え
られる全てのステートと異なる移転ステートにステート
マシンを移行させ、輝度データ部40をバイト境界まで
もってくる。たとえ、輝度データ部40が特別コード7
8なしにバイト境界で終了するとしても、特別コード7
8は、やはり明白な成分間移転を可能にするため挿入さ
れる。ステートマシンが移転ステートを取った後に、境
界点46で切り替え信号Y/Cが現れると、ステートマ
シンをリセットし、スタートテーブルメモリ64の内容
によって示される色復号テーブルに対応する、分岐階層
構造の最上部へ戻すのに役立つ。他のデータが復号され
る前に、特別コード78が受信されてシステムがリセッ
トされるので、実際上、1が連続する同じコードを内部
テーブル選択ワードとして使用することができる。
【0043】各分岐階層構造内の内部テーブル選択ワー
ドの部分的にまた完全に復号された各ステートに対する
「現在ステート」の値は、独特なものである。こうする
と、これらのステートは移転ステートとして役立つ。す
なわち、その移転ステートから、ステートマシンがどの
ステートにあるかが不明瞭である危険を冒すことなくテ
ーブルの切り替えができる。
【0044】色データ部42の終端に、データブロック
を所定のサイズにする充填ワード82がある。ステート
マシンは、他のデータを復号する前にリセットされるの
で、充填ワード82は、すべて1が連続するものでもよ
い。特別コードワード78と82は固定長を持たず、そ
れぞれ輝度データ部をバイト境界までもってくるのに必
要な長さ、色データ部を完全に充填するのに必要な長さ
を持っていることは理解されよう。充填ワード82の場
合、充填するものは、いくつかの完全な内部テーブル選
択ワードに対応してもよく、そうすると、テーブルカウ
ント値の歩進が数回繰り返されることになる。このこと
は、システムが他の復号が行われる前にリセットされる
ので問題とはならない。
【0045】図7は、図5のPROM72のメモリ位置
内に記憶された制御データを示している。各メモリ位置
は、次のステートへのポインタ84とテーブルカウント
値が歩進されるべきか否かを示すビットTIと有効コー
ドに相当するステートに到達したか否かを示すビットV
Cとを記憶している。次のステートへのポインタ84
は、テーブルカウント値86、切り替え信号Y/C及び
直列データと連結され、次のステートアドレスが発生さ
れ、複合読み出しアドレスバスと考えられるものによっ
てPROM72へ供給される。
【0046】図8は、それぞれ復号テーブルNとN+1
に対応する2つの分岐階層構造を概略的に示している。
各テーブルのスタート時のリセット状態から、ステート
マシンは、1または0の直列データビットのどちらを受
信したかによって、2つのステートAまたはBの一方へ
と分岐する。復号は分岐階層構造の下方に進み、ステー
ト88のような有効コードに対応するステートに到達す
るまで進められる。この点で、現在のステート値がコー
ド値の指標として読み出され、そして、ステートマシン
はリセット状態に戻される。
【0047】連続して1を受信したとき、ステートマシ
ンは、移転ステートA、Cなどを通って内部テーブル選
択ワードを受信したことに相当するステート90へ進
み、そこで、テーブルカウント値が歩進される。これら
のステートA、C・・・ の各々は、外部から切り替え信号
Y/Cが与えられた場合に、ステート92,94,96
で示すように最初の色復号テーブルへの明白なジャンプ
が行われるような他のステートとは全く異なっている。
【0048】完全な特別コードワードの受信に相当する
ステート90に到達したとき、ステートマシンは、1ま
たは0のどちらを受信したかによって、次の周期でステ
ートDもしくはステートEに進む。もし、直列データス
トリームが色データ部42の終わりに位置し、受信中の
データビットが充填ワードなら、データブロックの終端
への実際の到達を待たずに、いくつかのテーブルを移行
させてもよい。
【0049】
【発明の効果】出力データワードに相当するどのステー
トとも切り替え先の分岐階層構造内の考えられる全ての
ステートとも全く異なる1つ以上の移転ステートを設け
ることにより、切り替え信号の受信後、ステートマシン
がどのステートを取るかについて曖昧な点はない。それ
によって、複数の復号テーブルを用いることができ、ま
たステートマシンを小さく簡単な構造にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像データを圧縮し、記録する装置を示すブロ
ック図である。
【図2】画像データを再生、圧縮解除する装置を示すブ
ロック図である。
【図3】直列データストリーム内からのデータブロック
を示す図である。
【図4】図3で示される型のデータブロックとサブバン
ド成分のアレイ内の位置との関係を示す図である。
【図5】本発明によるステートマシン直列データ復号器
を示す図である。
【図6】図3で示された型のデータブロック内の特別制
御コードワードを示す図である。
【図7】図5で示されるステートマシンのステート間の
移行の制御に使用されるデータを示す図である。
【図8】2つのステートの分岐階層構造とこれらの階層
構造からの考えられる移行を示す概略図である。
【符号の説明】
62 Y/C境界メモリ 64 スタートテーブルメモリ 66 バイトカウンタ 68 比較器 70 テーブルカウンタ 72 メモリ(PROM) 74 ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クライブ ヘンリー ギラード イギリス国 RG24 0XQ,ハンプシャ ー,ベーシングストーク,チャインハム, ケイフォード ヴィレッジ,サフロン ク ロース 47

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の復号テーブルのうちの1つを選択
    し、それに従って出力データワードを発生する直列デー
    タ復号器であって、複数のステートの分岐階層構造の1
    つを選択し、その中で直列データの受信ビットに応じて
    ステート間を移行するステートマシンを含み、各分岐階
    層構造は、上記複数の復号テーブルの1つに対応し、有
    効データに相当するステートに到達するまで直列データ
    の各ビットがどの後続ステートを採用するかを制御する
    ようなもので、上記複数の分岐階層構造の少なくとも1
    つが、所定の異なる分岐階層構造とそれに対応する復号
    テーブルを、引き続いて使用するために上記複数の分岐
    階層構造から選択する完全内部テーブル選択ワードに相
    当するステートを含んでいる上記直列データ復号器。
  2. 【請求項2】 上記複数の復号テーブルがハフマン復号
    テーブルである請求項1に記載の直列データ復号器。
  3. 【請求項3】 直列データの上記受信ビットは空間周波
    数領域内の画像の2次元サブバンド成分を表し、サブバ
    ンド成分のそれぞれ異なるセットが異なった復号テーブ
    ルで復号される請求項1に記載の直列データ復号器。
  4. 【請求項4】 上記ステートマシンが、上記ステートマ
    シンのステートに対応するメモリ内のアドレス位置を有
    し、かつ次に読み出されるべきアドレス位置と入るステ
    ートとを制御するデータを記憶するメモリを含む請求項
    1に記載の直列データ復号器。
  5. 【請求項5】 直列データの次の受信ビットを現在読み
    出されているアドレス位置からのデータと結合し、次に
    読み出されるべきアドレス位置を作り出す請求項4に記
    載の直列データ復号器。
  6. 【請求項6】 上記ステートマシンは、どの分岐階層構
    造とそれに対応する復号テーブルを使用すべきかを示す
    テーブルカウント値を記憶する現在の復号テーブルカウ
    ンタを含み、上記テーブル選択ワードは上記テーブルカ
    ウント値を歩進させるように働く請求項1に記載の直列
    データ復号器。
  7. 【請求項7】 上記ステートマシンは、どの分岐階層構
    造とそれに対応する復号テーブルを使用すべきかを示す
    テーブルカウント値を記憶する現在の復号テーブルカウ
    ンタを含み、上記テーブル選択ワードは上記テーブルカ
    ウント値を歩進させるように働き、上記テーブルカウン
    ト値は上記現在のアドレス位置からのデータと結合さ
    れ、次に読み出されるべきアドレス位置が導出される請
    求項5に記載の直列データ復号器。
  8. 【請求項8】 上記ステートマシンは、上記現在の読み
    出しアドレス位置からのデータと結合して次に読み出さ
    れるアドレス位置を作り出す、外部から与えられた切り
    替え信号を受信し、上記切り替え信号の変化によって、
    上記複数の分岐階層構造の中から引続き使用するために
    異なる分岐階層構造とそれに対応する復号テーブルを選
    択する請求項5に記載の直列データ復号器。
  9. 【請求項9】 入力データワードから直列データストリ
    ームを発生する直列データ符号化器であって、 (i) 複数の符号化テーブルの1つを選択し、それを上記
    入力データワードに適用する手段と、 (ii)上記直列データを復号するときに相補的な復号テー
    ブルの選択を制御するために、選択される符号化テーブ
    ルが変更される際に内部テーブル選択ワードを上記直列
    データストリームに挿入する手段とを有する上記直列デ
    ータ符号化器。
  10. 【請求項10】 複数の復号テーブルの1つを選択し、
    それに従って出力データワードを発生する直列データ復
    号方法であって、 (i) 各分岐階層構造が上記複数の復号テーブルの1つに
    対応し、有効データに相当するステートに到達するまで
    上記直列データの各ビットがどの後続ステートを採るべ
    きかを制御しするようなものである、複数のステートの
    分岐階層構造の1つを選択し、その中で、直列データの
    受信ビットに応じてステート間をステートマシンが移行
    するようにすること、及び(ii)内部テーブル選択ワード
    に相当するステートに応じて、引続き使用するため上記
    複数の分岐階層構造の中から他の分岐階層構造とそれに
    対応する復号テーブルを選択することの各ステップを含
    む直列データ復号方法。
  11. 【請求項11】 複数の復号テーブルのうち1つを選択
    し、それに従ってそれぞれ異なった復号テーブルで復号
    すべき複数のデータ部を有する入力データのストリーム
    から、出力データワードを発生する直列データ復号器で
    あって、直列データの受信ビットに応じて、複数のステ
    ートの分岐階層構造の1つを選択し、その中でステート
    間を移行するステートマシンを含み、各分岐階層構造
    は、上記複数の復号テーブルの1つに対応し、直列デー
    タの各ビットが、有効データに相当するステートに到達
    するまで、どの後続ステートを採用するかを制御するよ
    うなものであり、上記複数の分岐階層構造の少なくとも
    1つが、上記データ部の1つを受信した後、現在の分岐
    階層構造から切り替え先の分岐階層構造へと外部から与
    えられた切り替え信号に応じて切り替えられるまで、上
    記ステートマシンが移行する移転ステートを1つもしく
    はそれ以上有し、これら1つもしくはそれ以上の上記移
    転ステートは、出力データワードに対応するどのステー
    トとも上記切り替え先の分岐階層構造内の考えられる全
    てのステートとも全く異なるものである上記直列データ
    復号器。
  12. 【請求項12】 上記複数の復号テーブルがハフマン復
    号テーブルである請求項11に記載の直列データ復号
    器。
  13. 【請求項13】 直列データの上記受信ビットは空間周
    波数領域内の映像の2次元サブバンド成分を表し、サブ
    バンド成分のそれぞれ異なるセットが異なった復号テー
    ブルで復号される請求項11に記載の直列データ復号
    器。
  14. 【請求項14】 上記ステートマシンが、上記ステート
    マシンのステートに対応するメモリ内のアドレス位置を
    有し、かつ次に読み出されるべきアドレス位置と入るス
    テートとを制御するデータを記憶するメモリを含む請求
    項11に記載の直列データ復号器。
  15. 【請求項15】 直列データの次の受信ビットを現在の
    読み出しアドレス位置からのデータと結合し、次に読み
    出されるべきアドレス位置を作り出す請求項14に記載
    の直列データ復号器。
  16. 【請求項16】 上記複数の分岐階層構造の少なくとも
    1つが、異なる分岐階層構造とそれに対応する復号テー
    ブルを、引き続いて使用するために、上記複数の分岐階
    層構造から選択する働きをする完全内部テーブル選択ワ
    ードに対応するステートを含む請求項11に記載の直列
    データ復号器。
  17. 【請求項17】 上記のステートマシンは、どの分岐階
    層構造とそれに対応する復号テーブルを使用すべきかを
    示すテーブルカウント値を記憶する現在の復号テーブル
    カウンタを含み、上記テーブル選択ワードは上記テーブ
    ルカウント値を歩進させるように働く請求項16に記載
    の直列データ復号器。
  18. 【請求項18】 上記移転ステートが、上記内部テーブ
    ル選択ワードを部分的に及び全部受信したことに相当す
    るステートである請求項16に記載の直列データ復号
    器。
  19. 【請求項19】 上記ステートマシンが、各データ部の
    終端で1つもしくはそれ以上の移転ステートに移行し
    て、上記データ部を所定のサイズにする請求項11に記
    載の直列データ復号器。
  20. 【請求項20】 上記のステートマシンは、どの分岐階
    層構造とそれに対応する復号テーブルを使用すべきかを
    示すテーブルカウント値を記憶する現在復号テーブルカ
    ウンタを含み、上記テーブル選択ワードは上記テーブル
    カウント値を歩進させるように働き、上記テーブルカウ
    ント値を上記現在のアドレス位置からのデータと結合
    し、次に読み出されるべきアドレス位置を作り出す請求
    項15に記載の直列データ復号器。
  21. 【請求項21】 複数のデータ部を有する入力データワ
    ードから直列データのストリームを発生する直列データ
    符号化器であって、 (i) 複数の符号化テーブルの1つを選択し、それを上記
    入力データワードに適用する手段と、 (ii)異なるデータ部間で符号化テーブルを切り替える手
    段と、 (iii) 相補的な復号テーブルの切り替えに先立ち、上記
    直列データを復号しているステートマシン復号器を1つ
    もしくはそれ以上の移転ステートに移行させるために、
    上記データストリームの上記データ部の符号化された部
    分の間に一連のデータビットを挿入する手段とを有する
    上記の直列データ符号化器。
  22. 【請求項22】 異なる復号テーブルで復号すべき複数
    のデータ部を有する入力データストリームから、複数の
    復号テーブルの選択された1つに従って出力データワー
    ドを発生する直列データ復号方法であって、 (i) 直列データの受信ビットに応じて、各分岐階層構造
    が上記復号テーブルの1つに対応し、直列データの各ビ
    ットが、出力データに相当するステートに到達するま
    で、どの後続ステートを採るかを制御するような、複数
    のステートの分岐階層構造の選ばれた1つの中でステー
    ト間をステートマシンが移行するようにすること、 (ii)上記データ部の1つを受信した後にステートマシン
    を1つもしくはそれ以上の移転ステートへと移行させる
    こと、 (iii) 外部から与えられた切り替え信号に応じて現在の
    分岐階層構造から切り替え先の分岐階層構造へと切り替
    えることの各ステップを含み、上記1つもしくはそれ以
    上の移転ステートは、出力データワードに相当するどの
    ステートとも上記の切り替え先の分岐階層構造内の考え
    られる全てのステートとも全く異なることを特徴とする
    直列データ復号方法。
JP5153699A 1992-06-24 1993-06-24 直列データ復号方式及び符号化器 Pending JPH0750593A (ja)

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