JPH08275162A - 圧縮動画像再生装置の復号回路 - Google Patents

圧縮動画像再生装置の復号回路

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JPH08275162A
JPH08275162A JP7278295A JP7278295A JPH08275162A JP H08275162 A JPH08275162 A JP H08275162A JP 7278295 A JP7278295 A JP 7278295A JP 7278295 A JP7278295 A JP 7278295A JP H08275162 A JPH08275162 A JP H08275162A
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circuit
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Nobuyoshi Tsukiji
伸芳 築地
Susumu Takahashi
将 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】圧縮動画像再生装置に入力されるパッキングさ
れたコードデータに対し、デパッキング処理を施すとき
に、必要なコードにアクセスでき、1ビデオセグメント
分のコードデータを蓄える一つのバッファメモリのみで
ACL,ACM及びACHデータのデパッキング処理を
実現する。 【構成】バッファメモリ2に入力されたコードデータ
は、コードアドレス記憶回路12からのバイト情報によ
ってバレルシフタ3にバイト単位でコードデータを供給
し、バレルシフタ3では、デコード回路4から返される
符号長とコードアドレス記憶回路12からのビット情報
によってデコードされなかったコードデータをシフトし
て、バッファメモリ2から供給されたコードデータを接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮動画像再生装置の
復号回路において、コード化され、パッキングされたデ
ータを効率よくデコードするためにデパックするデパッ
キング処理に係わり、少ないメモリでデパッキング処理
を実現可能とするための回路に関する。
【0002】
【従来の技術】圧縮動画像再生装置の復号回路における
デパッキング回路は、動画像圧縮符号化装置等により、
磁気テープ等の記録媒体に記録するためにパッキング処
理を施された画像データをデコードするために取り出す
回路である。
【0003】パッキング,デパッキングに関しては、特
開平4−79681号公報や特開平3−262332号
公報等に述べられている。
【0004】本発明における圧縮動画像再生装置におけ
る復号回路に入力される圧縮動画像データは、例えば、
松下,ソニー,フィリップス,トムソンの4社を幹事会
社とするHDディジタルVTR協議会で規格化されたフ
ォーマット、即ちDVC(Digital VCR f
or Consumer use)と呼ばれる画像圧縮
方式に従った圧縮動画像データである。
【0005】圧縮動画像再生装置における復号回路に入
力される圧縮動画像データを生成する動画像圧縮装置
で、入力される画像データは次のような仕様である。現
行TV対応の家庭用ディジタルVTR規格案であるSD
フォーマットの場合、[4:1:1]フォーマットで
は、入力画像データは輝度(Y)720画素×480ラ
イン、色差(CR,CB)180画素×480ラインで
構成されるフレームであり、輝度のサンプリング周波数
は13.5MHzである。
【0006】フレーム上8×8画素でDCTブロックが
構成され、更に6個のDCTブロックによってマクロブ
ロックが構成される。マクロブロックを構成するDCT
ブロックは、四つの輝度(Y)ブロックと二つの色差ブ
ロック(CR,CB)から成る。更に五つのマクロブロ
ックにより圧縮データ量一定化の単位であるビデオセグ
メントが構成される。
【0007】また、HDTV対応の家庭用ディジタルV
TR規格案であるHDフォーマットでは、[12:4:
0]フォーマットの場合、入力画像データは輝度100
8画素×1024ライン、色差336画素×512ライ
ンのフレームであり、輝度のサンプリング周波数は4
0.5MHzである。このとき1フレームは42×64
マクロブロックであるが、まず45×60マクロブロッ
クのフレームに変換し、動画像圧縮符号化装置では変換
されたフレームに対して処理を行う。
【0008】動画像圧縮符号化装置で圧縮される画像デ
ータは、磁気テープ等の記録媒体に記録されるためにパ
ッキング処理が施される。図4に示すように、パッキン
グでは、1ビデオセグメント(5マクロブロック)分の
データを五つのシンクブロックに配置する。各シンクブ
ロックに配置されるデータの集まりをユニットと呼ぶ。
1ビデオセグメント分のデータ量は、レートコントロー
ルにより、5ユニット分のデータ量以下に抑えられてい
る。
【0009】一つのユニットは一つのマクロブロックに
対応している。ユニットの中には、各DCTブロックに
対応した六つのDCTエリア(Yは14バイト、CR,
CBは10バイト)が用意されている。パッキングで
は、このDCTエリアにAC係数のハフマンコードに変
換されたデータを配置する。
【0010】ハフマンコードへの変換は、量子化された
各DCTブロックのAC係数データ(二次元)をジグザ
グスキャンにより一次元のデータに並び替えた後、0の
続く数(0ラン)とその直後の係数値の組み合わせをエ
ントリーとすることにより行われる。また、各DCTブ
ロックの終わりには、4ビットのEOBコードを追加す
る。
【0011】パッキング処理では、3段階の処理(パス
1,パス2,パス3)でDCTエリアへのハフマンコー
ドデータの配置を行う。一旦、バッファメモリに蓄えら
れた1ビデオセグメント分のデータは、パス1で、各D
CTブロックの符号がそれぞれの固定エリアがいっぱい
になるまで詰め込められ、溢れたデータは先頭のDCT
ブロックから順につなげてユニット毎に超過データ用メ
モリ1に蓄えられる。パス2では、パス1で溢れたデー
タは同一ユニット内の空き領域に先頭から順に詰め込め
られる。それでも溢れたデータは、先頭のユニットから
順につなげて5ユニット分超過データ用メモリ2に蓄え
られる。パス3では、パス2で溢れたデータは、5ユニ
ット全体の空き領域に先頭から順に詰め込められる。
【0012】圧縮動画像再生装置の復号回路におけるデ
パッキング回路は、1ビデオセグメント(5ユニット)
をデータ量一定の単位としてパッキングされたハフマン
コードデータをデパックする回路である。
【0013】ここで、1ビデオセグメント分のデパッキ
ング処理は、つぎの手順で行われる。まず、前記パッキ
ング処理のパス1でパッキングされたコード(ACL)
を1マクロブロック分デコードする。つぎにパス2でパ
ッキングされたコード(ACM)を1マクロブロック分
デコードする。以上の操作を5マクロブロック分繰り返
した後に、パス3でパッキングされたコード(ACH)
をデコードする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】パッキング処理では、
前記の通り1ビデオセグメント分のデータを一旦蓄える
一つのバッファメモリと、超過分のデータを蓄える二つ
のメモリの計三つのメモリを必要とする。デパッキング
処理でも、単純にパッキングと逆の処理を行えば、三つ
のメモリが必要となる。
【0015】本発明の目的は、圧縮動画像再生装置の復
号回路におけるデパッキング回路で、圧縮された入力動
画像データに対し、従来よりも少ないメモリ容量でデパ
ッキング処理を実現可能とすることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、圧縮動画像再生装置の復号回路におけるデパッキン
グ回路で、1ビデオセグメント分のハフマンコードデー
タを蓄えるバッファメモリ手段と、前記バッファメモリ
手段より出力されたコードデータを符号長情報によりビ
ットシフトをしてラッチ出力するバレルシフタ手段と、
前記バレルシフタ手段により出力されたコードデータを
デコードし、符号長を返すデコード手段を設けた。さら
に、どのマクロブロックのどこのDCTブロックをデコ
ードしているかを示すブロックカウント手段と、どのユ
ニットのどこのエリアをデコードしているかを示すエリ
アカウント手段と、EOBが発見されたことを示すフラ
グをブロック毎に蓄えるフラグメモリ手段と、エリアの
デコードがEOBで終わっているかどうかを示すフラグ
をエリア毎に蓄えるフラグメモリ手段と、エリア内にデ
コードすべきコードがないことを示すノーコードフラグ
(NC)を発生するエリア終了検出手段と、エリア内の
コードのデコードが何バイト目の何ビットまで終了した
かを記憶しておくコードアドレス記憶手段を設けた。
【0017】
【作用】入力されたコードデータに対しデパッキング処
理を行う場合に、バッファメモリ手段は1ビデオセグメ
ント分のハフマンコードデータを蓄え、バレルシフタ手
段は符号長情報によりデコードされずに残されたコード
データに対しビットシフトを行い、そのビットシフトし
たコードデータにバッファメモリ手段により出力された
コードデータを加えて次にデコードすべきコードデータ
とする。デコード手段は、バレルシフタ手段より受け取
ったコードデータをデコードし、ゼロラン、エントリー
のデコードデータ、EOB信号、及び符号長データを出
力する。
【0018】ブロックカウント手段は、どのマクロブロ
ックのどこのDCTブロックをデコードしているかを示
すアドレスを出力する。エリアカウント手段は、どのユ
ニットのどのエリアをデコードしているかを示すアドレ
スを出力する。さらに、フラグメモリ手段はデコードが
終了したことを示すブロック毎のEOBのフラグ、或い
はエリアのデコードがEOBで終わっているかどうかを
示すエリア毎のフラグを蓄える。
【0019】エリア終了検出手段は、DCTエリアに蓄
えられていたコードデータを全てデコードし、もうデコ
ードすべきコードデータがエリア内にないことを示すノ
ーコード信号を発生する。コードアドレス記憶手段はエ
リアカウント手段より受け取ったエリアアドレスにデコ
ード回路より受け取った符号長を加算し、デコードがエ
リアのどこまで進んだかを覚えておき、バイト及びビッ
ト情報を出力する。
【0020】以上の手段を用いることにより、本発明に
よるデパッキング回路では、パッキングされたコードを
そのまま蓄えるコードメモリ以外に特にバッファメモリ
を持たず、コードメモリへのアドレスを制御することの
みで必要なコードにアクセスする方式でデパッキング処
理を行うことができる。
【0021】
【実施例】図1に本発明における圧縮動画像再生装置の
復号回路におけるデパッキング回路のACLデータを処
理する場合の第一の実施例のブロック図を示す。
【0022】コード入力端子1はバッファメモリ2にハ
フマンコードデータを供給し、バッファメモリ2は、バ
レルシフタ3にデータを供給している。さらにバレルシ
フタ3は、デコード回路4にデコードすべきコードデー
タを供給している。デコード回路4でデコードされたデ
ータはデコードデータ出力端子5に出力され、EOB信
号が検出された場合は、EOB信号出力端子6、ブロッ
クカウント回路7、フラグメモリ8、エリアカウント回
路9、及びフラグメモリ10に出力信号を供給する。さ
らにデコード回路4は、符号長データをバレルシフタ
3、エリア終了検出回路13、及びコードアドレス記憶
回路12に出力する。
【0023】ブロックカウント回路7は、フラグメモリ
8と接続され、ブロックカウント回路7から出力される
ブロックアドレスは、ブロックアドレス出力端子11及
びフラグメモリ8に出力される。
【0024】エリアカウント回路9は、フラグメモリ1
0と接続され、エリアカウント回路9から出力されるエ
リアアドレスは、コードアドレス記憶回路12とフラグ
メモリ10に出力される。
【0025】コードアドレス記憶回路は、バイト情報と
ビット情報をエリア終了検出回路13に出力し、さらに
バイト情報をバッファメモリ2に、ビット情報をバレル
シフタ3に供給する。
【0026】本発明におけるデパッキング回路の基本的
動作は、つぎの通りである。まず、バッファメモリ2
は、コード入力端子1から供給される1ビデオセグメン
ト分のハフマンコードデータを蓄える。デコード回路4
は、バレルシフタ3から供給されるコードデータをデコ
ードし、デコードデータやEOB信号を出力するととも
に、符号長をバレルシフタ3に供給する。バレルシフタ
3では、供給された符号長分だけ、先にデコードしたビ
ット数から差し引き、残ったビットをシフトしてつぎの
デコードデータ用に用意する。空きができたバレルシフ
タ3では、新たにバッファメモリ2から1バイトのコー
ドデータを供給し、先にバレルシフタ3に残っているビ
ットに足してデコード回路4に供給する。
【0027】ブロックカウント回路7には、各DCTブ
ロックの終わりを示すEOBが見つかったときにデコー
ド回路4から出力される信号と各DCTエリアのデータ
を使いきったときにエリア終了検出回路13から出力さ
れるノーコード信号が入力されるようにされ、このどち
らかの信号が入力されたときにブロックカウント回路7
は、カウントアップする。フラグメモリ8では、ブロッ
クカウント回路7からアドレスを受け取り、ブロックカ
ウント回路7がカウントを進める毎にアドレスを進め
る。そのときに、フラグメモリ8では、EOBが検出さ
れてブロックカウント回路7がカウントアップしたとき
には、図5に示すようにフラグ(1)をたててアドレス
を進め、ノーコード信号によってブロックカウント回路
7がカウントアップしたときには、フラグをたてずに
(0)アドレスを進める。ここで、フラグメモリ8のア
ドレスが進むということは、ブロックカウント回路7が
カウントアップすることを意味する。
【0028】また、ブロックカウント回路7から出力さ
れるブロックアドレスは、ブロックアドレス出力端子1
1にも出力される。
【0029】一方、エリアカウント回路9にも、各DC
Tブロックの終わりを示すEOBが見つかったときにデ
コード回路4から出力される信号と各DCTエリアのデ
ータを使いきったときにエリア終了検出回路13から出
力されるノーコード信号が入力されるようにされ、この
どちらかの信号が入力されたときにエリアカウント回路
9は、カウントアップする。フラグメモリ10では、エ
リアカウント回路9からアドレスを受け取り、エリアカ
ウント回路9がカウントを進める毎にアドレスを進め
る。そのときに、フラグメモリ10では、EOBが検出
されてエリアカウント回路9がカウントアップしたとき
には、図5に示すようにフラグ(1)をたててアドレス
を進め、ノーコード信号によってエリアカウント回路9
がカウントアップしたときには、フラグをたてずに
(0)アドレスを進める。ここで、フラグメモリ10の
アドレスが進むということは、エリアカウント回路9が
カウントアップすることを意味する。
【0030】一方、エリアカウント回路9は、コードア
ドレス記憶回路12にもエリアアドレスを供給し、コー
ドアドレス記憶回路12では、デコード回路4から供給
される符号長をもとに各エリアについてデコードしたビ
ットを加算していき、エリアのどの位置までデコードが
終了したかを記憶する。
【0031】エリア終了検出回路13では、コードアド
レス記憶回路12からエリアのどの位置までデコードが
終了したかを示すバイト情報とビット情報を受け取り、
その情報から判るエリア内の空きビットとデコード回路
4から供給される符号長との比較を行う。ここで、も
し、エリア内の空きビットよりも供給された符号長のほ
うが大きければ、そのエリアには、デコードできるコー
ドが残っていないことを示し、エリア終了検出回路13
は、ノーコード信号をブロックカウント回路7及びエリ
アカウント回路9に供給する。
【0032】また、コードアドレス記憶回路12から出
力されるバイト情報は、バッファメモリ2にも供給さ
れ、バッファメモリ2では、その情報によってコードデ
ータのバレルシフタ3への供給を制御する。さらにコー
ドアドレス記憶回路12から出力されるビット情報は、
バレルシフタ3に供給され、バレルシフタ3では、その
ビット情報をもとにビットシフトを行う。
【0033】以上の各動作により1マクロブロック分の
デコードを行うことにより、1ユニットのACLのデコ
ードが終了する。
【0034】本実施例によれば、パッキングされたコー
ドをそのまま蓄えるコードメモリ以外にバッファメモリ
を持たずに、コードメモリへのアドレスを制御すること
のみで必要なコードにアクセスでき、1ビデオセグメン
ト分のコードデータを蓄える一つのバッファメモリのみ
でACLのデパッキング、デコード処理を実現できる。
【0035】図2に、本発明における圧縮動画像再生装
置の復号回路におけるデパッキング回路のACLデータ
の処理に続くACMデータの処理を行う場合の第二の実
施例のブロック図を示す。
【0036】コード入力端子1はバッファメモリ2にハ
フマンコードデータを供給し、バッファメモリ2は、バ
レルシフタ3にデータを供給している。さらにバレルシ
フタ3は、デコード回路4にデコードすべきコードデー
タを供給している。デコード回路4でデコードされたデ
ータはデコードデータ出力端子5に出力され、EOB信
号が検出された場合は、EOB信号出力端子6、ブロッ
クカウント回路7、フラグメモリ8、エリアカウント回
路9、及びフラグメモリ10に出力信号を供給する。さ
らにデコード回路4は、符号長データをバレルシフタ
3、エリア終了検出回路13、及びコードアドレス記憶
回路12に出力する。
【0037】ブロックカウント回路7は、フラグメモリ
8と接続され、ブロックカウント回路7から出力される
ブロックアドレスは、ブロックアドレス出力端子11、
フラグメモリ8及びエリア記憶回路14に出力される。
さらにブロックカウント回路7は、スイッチ15にセレ
クト信号を供給している。
【0038】エリアカウント回路9は、フラグメモリ1
0と接続され、エリアカウント回路9から出力されるエ
リアアドレスは、スイッチ15、フラグメモリ10及び
エリア記憶回路14に出力される。
【0039】コードアドレス記憶回路は、バイト情報と
ビット情報をエリア終了検出回路13に出力し、さらに
バイト情報をバッファメモリ2に、ビット情報をバレル
シフタ3に供給する。
【0040】エリア記憶回路14には、ブロックカウン
ト回路7からブロックアドレスが、エリアカウント回路
からエリアアドレスがデータとして供給されるが、その
出力は、スイッチ15に供給される。
【0041】スイッチ15にはエリアカウント回路9の
出力のエリアアドレスとエリア記憶回路14の出力が入
力され、ブロックカウント回路7からのセレクト信号に
よってコードアドレス記憶回路12に出力するアドレス
を選択する。
【0042】本発明におけるデパッキング回路の基本的
動作は、つぎの通りである。まず、バッファメモリ2
は、コード入力端子1から供給される1ビデオセグメン
ト分のハフマンコードデータを蓄える。デコード回路4
は、バレルシフタ3から供給されるコードデータをデコ
ードし、デコードデータやEOB信号を出力するととも
に、符号長をバレルシフタ3に供給する。バレルシフタ
3では、供給された符号長分だけ、先にデコードしたビ
ット数から差し引き、残ったビットをシフトしてつぎの
デコードデータ用に用意する。空きができたバレルシフ
タ3では、新たにバッファメモリ2から1バイトのコー
ドデータを供給し、先にバレルシフタ3に残っているビ
ットに足してデコード回路4に供給する。
【0043】ブロックカウント回路7には、各DCTブ
ロックの終わりを示すEOBが見つかったときにデコー
ド回路4から出力される信号と各DCTエリアのデータ
を使いきったときにエリア終了検出回路13から出力さ
れるノーコード信号が入力されるようにされ、このどち
らかの信号が入力されたときにブロックカウント回路7
は、カウントアップする。フラグメモリ8では、ブロッ
クカウント回路7からアドレスを受け取り、ブロックカ
ウント回路7がカウントを進める毎にアドレスを進め
る。そのときに、フラグメモリ8では、EOBが検出さ
れてブロックカウント回路7がカウントアップしたとき
には、図5に示すようにフラグ(1)をたててアドレス
を進め、ノーコード信号によってブロックカウント回路
7がカウントアップしたときには、フラグをたてずに
(0)アドレスを進める。
【0044】ここで、注意が必要なのは、本発明による
実施例1によって、ACLデータのデコードを終了して
いる場合、フラグメモリ8のアドレス領域には、フラグ
が立っている(1)アドレスと立っていない(0)アド
レスが存在する。本発明による実施例2のように、AC
Lデータのデコードに続いてACMデータのデコードを
行う場合は、ブロックカウント回路7がカウントアップ
し、フラグメモリ8がアドレスを進めたときに、そこの
アドレスにフラグが立っていたならば、フラグメモリ8
はフラグが立っていないところまでアドレスを進める。
ここで、フラグメモリ8のアドレスが進むということ
は、ブロックカウント回路7がカウントアップすること
を意味する。
【0045】また、ブロックカウント回路7から出力さ
れるブロックアドレスは、ブロックアドレス出力端子1
1及びエリア記憶回路14にも出力される。
【0046】一方、エリアカウント回路9にも、各DC
Tブロックの終わりを示すEOBが見つかったときにデ
コード回路4から出力される信号と各DCTエリアのデ
ータを使いきったときにエリア終了検出回路13から出
力されるノーコード信号が入力されるようにされ、この
どちらかの信号が入力されたときにエリアカウント回路
9は、カウントアップする。フラグメモリ10では、エ
リアカウント回路9からアドレスを受け取り、エリアカ
ウント回路9がカウントを進める毎にアドレスを進め
る。そのときに、フラグメモリ10では、EOBが検出
されてエリアカウント回路9がカウントアップしたとき
には、図5に示すようにフラグ(1)をたててアドレス
を進め、ノーコード信号によってエリアカウント回路9
がカウントアップしたときには、フラグをたてずに
(0)アドレスを進める。
【0047】ここで、エリアカウント回路9がカウント
アップし、フラグメモリ10がアドレスを進めたとき
に、そこのアドレスにフラグが立っていない場合、フラ
グメモリ10はフラグが立っているところまでアドレス
を進める。ここでの、フラグメモリ10のアドレスが進
むということは、エリアカウント回路9がカウントアッ
プすることを意味する。
【0048】また、エリアカウント回路9は、エリア記
憶回路14及びスイッチ15にもエリアアドレスを供給
し、エリア記憶回路14にはデータとしてエリアアドレ
スを供給する。
【0049】ACLデータのデコード終了時には、フラ
グメモリ8内のフラグとフラグメモリ10内のフラグは
一致し、それぞれのフラグは、ブロックカウント回路7
にとっては、概念的にそのブロックのデコードが終了し
ていることを示し、エリアカウント回路9にとっては、
空きエリアが存在することを示している。
【0050】ACMデータのデコードは、このフラグを
見ながらブロックカウント回路7がデコード未終了のブ
ロックを探し、エリアカウント回路9が空きエリアを探
してデコードを行う。
【0051】各エリアのデータを使いきってデコードが
中断された場合には、そのエリアの末尾にはデコードさ
れていない何ビットかの未完結コードが残されている。
ACMデータのデコードを続行するには、この未完結コ
ードを読みだしてから、空きエリアのコードデータを続
けなければならない。
【0052】ACLデータのデコードを終了した時点で
は、未完結コードの存在するエリアはブロックカウント
回路7の指し示すアドレスに一致しているが、ACMデ
ータのデコードを進めると移動してしまう。そこで、未
完結コードの移動したエリアを記憶しておくために、本
発明による実施例2では実施例1の回路構成にエリア記
憶回路14が加えられた。
【0053】エリア記憶回路14では、ブロックカウン
ト回路7から出力されるブロックアドレス、即ち概念的
にどこのマクロブロックのどのDCTブロックをデコー
ドしているのかを示すアドレスにエリアカウント回路9
から出力されるエリアアドレス、即ちどのユニットのど
のエリアをデコードしているかを示すアドレスを書き込
む。
【0054】スイッチ15では、エリア記憶回路14か
ら出力されるアドレスを示すデータ、即ち未完結コード
が実際に存在する位置を示すアドレスと、エリアカウン
ト回路9の出力であるエリアアドレスとをブロックカウ
ント回路7から出力される制御信号によって切り替え、
コードアドレス記憶回路12に出力する。即ち、スイッ
チ15では、まず未完結コードが存在するアドレスを出
力し、その後に続けて次にデコードすべきエリアを示す
アドレスを出力する。
【0055】コードアドレス記憶回路12では、デコー
ド回路4から供給される符号長をもとに各エリアについ
てデコードしたビットを加算していき、エリアのどの位
置までデコードが終了したかを記憶する。
【0056】エリア終了検出回路13では、コードアド
レス記憶回路12からエリアのどの位置までデコードが
終了したかを示すバイト情報とビット情報を受け取り、
その情報から判るエリア内の空きビットとデコード回路
4から供給される符号長との比較を行う。ここで、も
し、エリア内の空きビットよりも供給された符号長のほ
うが大きければ、そのエリアには、デコードできるコー
ドが残っていないことを示し、エリア終了検出回路13
は、ノーコード信号をブロックカウント回路7及びエリ
アカウント回路9に供給する。
【0057】また、コードアドレス記憶回路12から出
力されるバイト情報は、バッファメモリ2にも供給さ
れ、バッファメモリ2では、その情報によってコードデ
ータのバレルシフタ3への供給を制御する。さらにコー
ドアドレス記憶回路12から出力されるビット情報は、
バレルシフタ3に供給され、バレルシフタ3では、その
ビット情報をもとにビットシフトを行う。
【0058】以上の各動作により1マクロブロック分の
デコードを行うことにより、1ユニットのACLのデコ
ードに続くACMのデコードが終了する。
【0059】本実施例によれば、パッキングされたコー
ドをそのまま蓄えるコードメモリ以外にバッファメモリ
を持たずに、コードメモリへのアドレスを制御すること
のみで必要なコードにアクセスでき、1ビデオセグメン
ト分のコードデータを蓄える一つのバッファメモリのみ
でACLとACMのデパッキング、デコード処理を実現
できる。
【0060】図3に、本発明における圧縮動画像再生装
置の復号回路におけるデパッキング回路のACL,AC
Mデータの処理に続くACHデータの処理を行う場合の
第三の実施例のブロック図を示す。
【0061】コード入力端子1はバッファメモリ2にハ
フマンコードデータを供給し、バッファメモリ2は、バ
レルシフタ3にデータを供給している。さらにバレルシ
フタ3は、デコード回路4にデコードすべきコードデー
タを供給している。デコード回路4でデコードされたデ
ータはデコードデータ出力端子5に出力され、EOB信
号が検出された場合は、EOB信号出力端子6、ブロッ
クカウント回路7、フラグメモリ8、エリアカウント回
路9、フラグメモリ10、連結エリアカウント回路1
7、及びフラグメモリ18に出力信号を供給する。さら
にデコード回路4は、符号長データをバレルシフタ3、
エリア終了検出回路13、及びコードアドレス記憶回路
12に出力する。
【0062】ブロックカウント回路7は、フラグメモリ
8と接続され、ブロックカウント回路7から出力される
ブロックアドレスは、ブロックアドレス出力端子11、
フラグメモリ8及びエリア記憶回路14に出力される。
さらにブロックカウント回路7は、スイッチ16にセレ
クト信号を供給している。
【0063】エリアカウント回路9は、フラグメモリ1
0と接続され、エリアカウント回路9から出力されるエ
リアアドレスは、スイッチ16、フラグメモリ10及び
エリア記憶回路14に出力される。
【0064】連結エリアカウント回路17は、フラグメ
モリ18と接続され、連結エリアカウント回路17から
出力される連結エリアアドレスは、スイッチ16、及び
フラグメモリ18に出力される。
【0065】コードアドレス記憶回路は、バイト情報と
ビット情報をエリア終了検出回路13に出力し、さらに
バイト情報をバッファメモリ2に、ビット情報をバレル
シフタ3に供給する。
【0066】エリア記憶回路14には、ブロックカウン
ト回路7からブロックアドレスが、エリアカウント回路
からエリアアドレスがデータとして供給されるが、その
出力は、スイッチ16に供給される。
【0067】スイッチ16にはエリアカウント回路9の
出力のエリアアドレス、連結エリアカウント回路17及
びエリア記憶回路14の出力が入力され、ブロックカウ
ント回路7及び連結エリアカウント回路17からのセレ
クト信号によってコードアドレス記憶回路12に出力す
るアドレスを選択する。
【0068】本発明におけるデパッキング回路の基本的
動作は、つぎの通りである。まず、バッファメモリ2
は、コード入力端子1から供給される1ビデオセグメン
ト分のハフマンコードデータを蓄える。デコード回路4
は、バレルシフタ3から供給されるコードデータをデコ
ードし、デコードデータやEOB信号を出力するととも
に、符号長をバレルシフタ3に供給する。バレルシフタ
3では、供給された符号長分だけ、先にデコードしたビ
ット数から差し引き、残ったビットをシフトしてつぎの
デコードデータ用に用意する。空きができたバレルシフ
タ3では、新たにバッファメモリ2から1バイトのコー
ドデータを供給し、先にバレルシフタ3に残っているビ
ットに足してデコード回路4に供給する。
【0069】ブロックカウント回路7には、各DCTブ
ロックの終わりを示すEOBが見つかったときにデコー
ド回路4から出力される信号と各DCTエリアのデータ
を使いきったときにエリア終了検出回路13から出力さ
れるノーコード信号が入力されるようにされ、このどち
らかの信号が入力されたときにブロックカウント回路7
は、カウントアップする。フラグメモリ8では、ブロッ
クカウント回路7からアドレスを受け取り、ブロックカ
ウント回路7がカウントを進める毎にアドレスを進め
る。そのときに、フラグメモリ8では、EOBが検出さ
れてブロックカウント回路7がカウントアップしたとき
には、図5に示すようにフラグ(1)をたててアドレス
を進め、ノーコード信号によってブロックカウント回路
7がカウントアップしたときには、フラグをたてずに
(0)アドレスを進める。
【0070】ここで、注意が必要なのは、本発明による
実施例1によって、ACLデータのデコードを終了して
いる場合、フラグメモリ8のアドレス領域には、フラグ
が立っている(1)アドレスと立っていない(0)アド
レスが存在する。本発明による実施例2のように、AC
Lデータのデコードに続いてACMデータのデコードを
行う場合は、ブロックカウント回路7がカウントアップ
し、フラグメモリ8がアドレスを進めたときに、そこの
アドレスにフラグが立っていたならば、フラグメモリ8
はフラグが立っていないところまでアドレスを進める。
ここで、フラグメモリ8のアドレスが進むということ
は、ブロックカウント回路7がカウントアップすること
を意味する。
【0071】また、ブロックカウント回路7から出力さ
れるブロックアドレスは、ブロックアドレス出力端子1
1及びエリア記憶回路14にも出力される。
【0072】一方、エリアカウント回路9にも、各DC
Tブロックの終わりを示すEOBが見つかったときにデ
コード回路4から出力される信号と各DCTエリアのデ
ータを使いきったときにエリア終了検出回路13から出
力されるノーコード信号が入力されるようにされ、この
どちらかの信号が入力されたときにエリアカウント回路
9は、カウントアップする。フラグメモリ10では、エ
リアカウント回路9からアドレスを受け取り、エリアカ
ウント回路9がカウントを進める毎にアドレスを進め
る。そのときに、フラグメモリ10では、EOBが検出
されてエリアカウント回路9がカウントアップしたとき
には、図5に示すようにフラグ(1)をたててアドレス
を進め、ノーコード信号によってエリアカウント回路9
がカウントアップしたときには、フラグをたてずに
(0)アドレスを進める。
【0073】ここで、エリアカウント回路9がカウント
アップし、フラグメモリ10がアドレスを進めたとき
に、そこのアドレスにフラグが立っていない場合、フラ
グメモリ10はフラグが立っているところまでアドレス
を進める。ここで、フラグメモリ10のアドレスが進む
ということは、エリアカウント回路9がカウントアップ
することを意味する。
【0074】また、エリアカウント回路9は、エリア記
憶回路14及びスイッチ16にもエリアアドレスを供給
し、エリア記憶回路14にはデータとしてエリアアドレ
スを供給する。
【0075】空きエリアが小さい場合、ACMデータの
デコード時に、未完結コードにこの空きエリアのコード
を接続しても未完結のまま処理が終了してしまうことが
ある。ACHデータのデコードでは、このようなエリア
は未完結コードに続いて読み出す必要がある。そこで、
このようなエリアを探すためのカウンタ、即ち連結エリ
アカウント回路17を設け、未完結コードの次に、この
カウント回路が指し示すエリアのコードを読み出してか
ら、空きエリアの読み出しに移るようにした。
【0076】連結エリアカウント回路17にも、各DC
Tブロックの終わりを示すEOBが見つかったときにデ
コード回路4から出力される信号と各DCTエリアのデ
ータを使いきったときにエリア終了検出回路13から出
力されるノーコード信号が入力されるようにされ、この
どちらかの信号が入力されたときに連結エリアカウント
回路17は、カウントアップする。フラグメモリ18で
は、連結エリアカウント回路17からアドレスを受け取
り、連結エリアカウント回路17がカウントを進める毎
にアドレスを進める。そのときに、フラグメモリ18で
は、EOBが検出されて連結エリアカウント回路17が
カウントアップしたときには、図5に示すようにフラグ
(1)をたててアドレスを進め、ノーコード信号によっ
て連結エリアカウント回路17がカウントアップしたと
きには、フラグをたてずに(0)アドレスを進める。
【0077】ここで、連結エリアカウント回路17がカ
ウントアップし、フラグメモリ18がアドレスを進めた
ときに、そこのアドレスにフラグが立っていない場合、
フラグメモリ18はフラグが立っているところまでアド
レスを進める。ここで、フラグメモリ18のアドレスが
進むということは、連結エリアカウント回路17がカウ
ントアップすることを意味する。なお、連結エリアカウ
ント回路17が指し示すアドレスは、ブロックカウント
回路7が指し示すマクロブロックと同じブロックの中の
空きエリアである。
【0078】連結エリアカウント回路17は、スイッチ
16にもエリアアドレスを供給し、また、スイッチ16
にセレクト信号を供給する。
【0079】エリア記憶回路14では、ブロックカウン
ト回路7から出力されるブロックアドレス、即ち概念的
にどこのマクロブロックのどのDCTブロックをデコー
ドしているのかを示すアドレスにエリアカウント回路9
から出力されるエリアアドレス、即ちどのユニットのど
のエリアをデコードしているかを示すアドレスを書き込
む。
【0080】スイッチ16では、エリア記憶回路14か
ら出力されるアドレスを示すデータ、即ち未完結コード
が実際に存在する位置を示すアドレスと、連結エリアカ
ウント回路17の出力、即ちACMのデコード時に未完
結コードと接続してもデコードができなかったエリアを
示すアドレスと、エリアカウント回路9の出力であるエ
リアアドレスとをブロックカウント回路7から出力され
るセレクト信号、及び連結エリアカウント回路17から
出力されるセレクト信号によって切り替え、コードアド
レス記憶回路12に出力する。
【0081】即ち、スイッチ16では、コードアドレス
記憶回路12に対して、まず未完結コードが存在するア
ドレスを出力し、次にACMのデコード時に未完結コー
ドと接続してもデコードができなかったエリアを出力し
て、その後に続けて次にデコードすべきエリアを示すア
ドレスを出力する。
【0082】コードアドレス記憶回路12では、デコー
ド回路4から供給される符号長をもとに各エリアについ
てデコードしたビットを加算していき、エリアのどの位
置までデコードが終了したかを記憶する。
【0083】エリア終了検出回路13では、コードアド
レス記憶回路12からエリアのどの位置までデコードが
終了したかを示すバイト情報とビット情報を受け取り、
その情報から判るエリア内の空きビットとデコード回路
4から供給される符号長との比較を行う。ここで、も
し、エリア内の空きビットよりも供給された符号長のほ
うが大きければ、そのエリアには、デコードできるコー
ドが残っていないことを示し、エリア終了検出回路13
は、ノーコード信号をブロックカウント回路7及びエリ
アカウント回路9に供給する。
【0084】また、コードアドレス記憶回路12から出
力されるバイト情報は、バッファメモリ2にも供給さ
れ、バッファメモリ2では、その情報によってコードデ
ータのバレルシフタ3への供給を制御する。さらにコー
ドアドレス記憶回路12から出力されるビット情報は、
バレルシフタ3に供給され、バレルシフタ3では、その
ビット情報をもとにビットシフトを行う。
【0085】以上の各動作により1マクロブロック分の
デコードを行うことにより、1ユニットのACL及びA
CMのデコードに続くACHのデコードが終了する。
【0086】本実施例によれば、パッキングされたコー
ドをそのまま蓄えるコードメモリ以外にバッファメモリ
を持たずに、コードメモリへのアドレスを制御すること
のみで必要なコードにアクセスでき、1ビデオセグメン
ト分のコードデータを蓄える一つのバッファメモリのみ
でACL,ACM及びACHのデパッキング、デコード
処理を実現できる。
【0087】
【発明の効果】本発明は、圧縮動画像再生装置の復号回
路におけるデパッキング回路で、パッキングされたコー
ドをそのまま蓄えるコードメモリ以外にバッファメモリ
を持たずに、コードメモリへのアドレスを制御すること
のみで必要なコードにアクセスでき、1ビデオセグメン
ト分のコードデータを蓄える一つのバッファメモリのみ
でACL,ACM及びACHデータのデパッキング処理
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデパッキング回路におけるACLデー
タをデパッキングするときの第一の実施例のブロック
図。
【図2】本発明のデパッキング回路におけるACL,A
CMデータをデパッキングするときの第二の実施例のブ
ロック図。
【図3】本発明のデパッキング回路におけるACL,A
CM及びACHデータをデパッキングするときの第三の
実施例のブロック図。
【図4】本発明のデパッキング回路で、デパッキング処
理の対象となり、データ量一定の単位となるビデオセグ
メントの説明図。
【図5】本発明のデパッキング回路でのフラグメモリに
おけるアドレスにたてられるフラグの説明図。
【符号の説明】
2…バッファメモリ、3…バレルシフタ、4…デコード
回路、7…ブロックカウント回路、8…フラグメモリ、
9…エリアカウント回路、10…フラグメモリ、12…
コードアドレス記憶回路、13…エリア終了検出回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を小さなブロックに分け、コード化さ
    れた所定数のブロック分のデータが、所定数のコードエ
    リア内にパッキングされた圧縮動画像データをデコード
    する圧縮動画像再生装置の復号化回路において、所定ブ
    ロック分のコードデータを蓄えるバッファメモリ手段
    と、前記バッファメモリ手段より出力されたコードデー
    タを符号長情報によりビットシフトをしてラッチ出力す
    るバレルシフタ手段と、前記バレルシフタ手段により出
    力されたコードデータをデコードし、符号長を返すデコ
    ード手段と、どのブロックをデコードしているかを示す
    ブロックカウント手段と、どのエリアをデコードしてい
    るかを示すエリアカウント手段と、前記ブロックのデコ
    ードが終了したことを示すフラグをブロック毎に蓄える
    フラグメモリ手段と、エリア内に、まだデコードしてい
    ないコードが残っていることを示すフラグをエリア毎に
    蓄えるフラグメモリ手段と、エリア内にデコードすべき
    コードがなくなったことを検出するエリア終了検出手段
    と、エリア内のコードのデコードがどこまで終了したか
    を記憶しておくコードアドレス記憶手段を備えているこ
    とを特徴とする圧縮動画像再生装置の復号回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ブロックのデコー
    ドしたコードの末尾がどのエリア内にあるかの途中経過
    をブロック毎に記憶しておくエリア記憶手段を備える圧
    縮動画像再生装置の復号回路。
  3. 【請求項3】請求項2において、エリアの中に他のエリ
    アのコードに連結すべきコードが存在することを示すフ
    ラグメモリ手段と、連結すべきコードのエリアの位置を
    示す連結エリアカウント手段を備える圧縮動画像再生装
    置の復号回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6850648B2 (en) 2001-09-27 2005-02-01 Kabushiki Kaisha Toshiba System for decoding packed coded image data while depacking same
US7148822B2 (en) 2004-09-15 2006-12-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Decoder and decoding method

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