JPH06189283A - デジタル画像信号の伝送装置 - Google Patents

デジタル画像信号の伝送装置

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Publication number
JPH06189283A
JPH06189283A JP33721292A JP33721292A JPH06189283A JP H06189283 A JPH06189283 A JP H06189283A JP 33721292 A JP33721292 A JP 33721292A JP 33721292 A JP33721292 A JP 33721292A JP H06189283 A JPH06189283 A JP H06189283A
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JP
Japan
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circuit
data
digital image
image signal
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JP33721292A
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English (en)
Inventor
Masaki Oguro
正樹 小黒
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生側での伝播エラー打ち切りプロセスを適
応的に変化でき、再生画の画質を良好とする。 【構成】 入力端子1に供給されるビデオデータがブロ
ック化回路2、シャッフリング回路3を通じてDCT回
路4に供給される。交流分の係数データACは見積り器
7及び画の精細度を測るアクティビティ検出回路8に供
給される。交流分ACは再量子化回路6で量子化番号Q
NOを用いて再量子化され、再量子化されたデータは可
変長符号化回路9に供給される。パッキング回路10で
は、直流分DC、交流分ACの可変長データ及びアクテ
ィビティの検出結果ATを例えばバイト単位のデータ列
に整理する。この出力はフレーム化回路11に供給さ
れ、シンクブロック構成に組み立てる。このデータに対
してパリティ発生回路12でパリティを付加し、付加さ
れたデータが出力端子13に取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号をデジタル化
して伝送または記録再生する場合等に用いられるデジタ
ル画像信号の伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像信号をデジタル化して、例えば回転
ヘッドにより磁気テープに記録するデジタルVTRが知
られている。映像信号をデジタル化すると膨大な情報量
となるので、可能な限り圧縮するため高能率符号化が採
用される事が多い。種々の高能率符号化の中でも、離散
コサイン変換(Discrete Cosine Transform :DCT)
の実用化が進んでいる。
【0003】DCTは、1フレームの画像を例えば(8
×8)のブロック構造にまとめ、このブロックに直交変
換の一種であるコサイン変換を行い、その後でデータの
重み付け処理、再量子化等を施すものである。この処理
により(8×8)ブロック内のエネルギー成分をあるエ
リアに集中させる事ができ、それ以外のエリアのデータ
は、“0”またはそれに近い無視できる値にできる。そ
こでこのデータを削除すれば、ある程度のデータ量の圧
縮を行うことができる。
【0004】しかしこの程度では、依然としてデータ量
は過大である。そこでさらにこれらの係数データに対し
て、信号の発生確率に応じてビット長の異なるデータに
変換するハフマン符号化や、“0”に着目したランレン
グス符号化のような可変長符号化を行う。これによりよ
うやく、例えば民生用デジタルVTRで記録再生可能な
データ量に圧縮することができる。伝送時には、再生側
でのデータ処理を容易にするため、符号化出力であるコ
ード信号を一定長のシンクブロック内のデータエリアに
挿入し、データ保護のためのパリテイ、同期信号、ID
信号等を付加して、シンクブロックを構成するフレーム
化がなされる。
【0005】磁気テープを使用するデジタルVTR、デ
ィスク状記憶媒体を使用するディスク記録再生装置で
は、1または複数のフィールドあるいはフレームのビデ
オデータが複数個のトラックに記録されるのが普通であ
る。この場合各フィールドまたはフレーム毎に異なった
トラック数では、サーボ等で不都合が生じるので一定の
トラック数が選ばれる事が多い。圧縮処理を施さない方
式では自ずからデータ量は一定となるが、上述のDCT
のような圧縮をすると画に依存してデータ量が変化し、
さらに可変長符号化をしているのでこれらの所定期間の
データ量は常に変動する。これを一定のトラック数に記
録するためには、所定期間のデータ量を目標値以下にす
るための、バッファリング処理が必要とされる。
【0006】一例として、1フィールドあるいは1フレ
ームより短い所定期間(バッファリング単位と称する)
のデータ量を制御し、1フィールドあるいは1フレーム
期間の全体でも、結果的にデータ量を目標値以下とする
バッファリング処理が提案されている。バッファリング
処理は、DCTで発生した交流分の係数データを適切な
量子化ステップで再量子化して、伝送データ量を目標値
以下に抑える処理である。伝送データ内には、量子化ス
テップあるいはこれを示す量子化番号のコードが符号化
データとともに挿入される。
【0007】図9は、従来の伝送データの一例のシンク
ブロックを示す。この例では1バッファリング単位を5
シンクブロックにフレーム化したものである。シンクブ
ロックの先頭にブロック同期信号SYNCが位置し、そ
の後にそのシンクブロックのID信号、そのバッファリ
ング単位で選ばれた量子化番号QNO及び付加情報AU
Xが続く。データエリアにはDCT係数等が配置され、
その後にはシンクブロックのデータ毎に付加されたエラ
ー訂正信号のパリティがある。普通、QNOは1バッフ
ァリング単位で1つの値を持つので、各シンクブロック
内のQNOは全て同じ値である。
【0008】さてこのようにしてフレーム化した信号を
伝送または記録して、受信または再生した時、エラー訂
正処理を行ってもエラーが取りきれずに残った場合を考
える。可変長符号化したデータの場合、その一つのワー
ドが何ビット構成なのかは、入力データを順々に切り出
して行くしかない。従って一箇所でもエラーがあるとそ
のワードの切れ目が分からなくなり、それ以降のデータ
は切り出せなくなる。たとえその箇所以降エラーがなく
てもデータは再生不可能なので、それ以降そのバッファ
リング単位の終わりまで延々とエラーとせざるを得ない
(これを伝播エラーと称する)。これではせっかく読み
込めたデータを捨てることになり、画の再現性の面から
好ましくない。この伝播エラーを少しでも早く打ち切る
方法として、自己同期型のSYNCパターンをハフマン
テーブルの中に組み入れておくやり方が知られている。
【0009】図10は、2次元ハフマンテーブルの例の
一部である。2次元ハフマン符号化は、アンプリチュー
ド・ランレングス符号化とも呼ばれ、値が“0”でない
係数に出会う度にその値に対して一つの事象を定義して
行く可変長符号化の一種で、その効率の良さから一般的
によく使われている。図10で、SYNCと書かれたコ
ードワードがSYNCパターンとして定義されている。
この例では、コードワードの中に1110sまたは11
10rが含まれているものを、SYNCパターンとして
いる。
【0010】例えば(8×8)のブロックを2次元ハフ
マン化していくと、ある所以降データが全て“0”にな
っている場合が多い。これでは値が“0”でない係数に
出会う事はもうないので、ブロックの終わりを示すコー
ドEOB(End of Block)を挿入する。EOBもSYN
Cパターンとして定義されている。
【0011】図11は、自己同期型のSYNCパターン
を用いて伝播エラーを打ち切る方法について説明したも
のである。図11のようにエラーがあった時、そのまま
データを垂れ流していると、どこかで自己同期がかかり
SYNCパターンを見つけることができる。これにより
どこの何のデータかは不明であるが、ワードの切れ目が
分かるので、そのままデータ切り出しをそのバッファリ
ング単位の終わりまで続ける。するとEOBがいくつか
見つかるので、後ろから逆算してそのDCTブロックの
アドレスを特定でき、画として再現できるようになる。
【0012】図12にそのアルゴリズムのフローチャー
トを示す。エラーが発生したら、まず1110のシンク
パターンを探す。これが見つかれば、次のビットはsま
たはrビットなので、このビットの次がワードの切れ目
である。これ以降は、可変長復号化(Variable Length
Decoding:VLD)ROMにより、EOBコードを探
す。EOBが見つかるまでのデータは、可変長復号が可
能であるが、たとえデータが確定してもアドレスが不明
なので捨てざるを得ない。EOBコードが見つかった後
のデータは、メモリに格納すると同時にEOBカウンタ
ーでEOBの個数をカウントしておく。1バッファリン
グ単位のデータの処理が終わったら、このEOBカウン
ターの値から逆算してメモリに格納しておいたデータの
真のアドレスが確定する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のように1フィー
ルドあるいは1フレーム期間のデータをバッファリング
単位に分割してそのデータ量を制御し、1フィールドあ
るいは1フレーム期間の全体でも、結果的に総データ量
を目標値以下とするバッファリング処理がおこなわれ
る。しかし、ありとあらゆる画に対して100%、総デ
ータ量を目標値以下に出来るという保証はない。目標値
以下に出来なかった場合は、全圧縮データを送出または
記録できないので、画は再生できず破綻をきたす。
【0014】一枚の静止画を時間、コストの制約なく処
理するのであれば、量子化テーブルを非常に細かくした
り、切り替えたり、再量子化の結果をフィードバックし
て判断したりして、オーバーフローしないようにする事
も可能であるが、動画をリアルタイムで処理する場合に
は実質上不可能である。
【0015】一つの手法として、オーバーフローすると
分かった時点で、再量子化回路での量子化を極端に荒く
する方法があるが、これではそのバッファリング単位の
画がモザイク状になりその他の部分との画質差が歴然と
してしまうばかりでなく、これでもなおかつ100%オ
ーバーフローしないという保証はない。
【0016】しかし、上述のように自己同期型のSYN
Cパターンを用いて、伝播エラーを少しでも早く打ち切
る方法を採用する場合、後ろから逆算してそのDCTブ
ロックのアドレスを特定するため、もしそのバッファリ
ング単位でオーバーフローが起きていたとするとEOB
の数が規定量ないためにそのDCTブロックのアドレス
を間違えてしまう。
【0017】従って、この発明はどのような量子化テー
ブルであってもオーバーフローが不可避である事を前提
にして、ハフマンテーブル内のSYNCパターンを用い
た伝播エラー打ち切りプロセスを確実に働かせる伝送装
置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の手段
は、入力デジタル画像信号を圧縮符号化し、上記符号化
されたデジタル画像信号を伝送するようにしたデジタル
画像信号の伝送装置において、上記符号化によって生じ
た係数データが所定量内に収まったかどうかを、再量子
化回路ではなくフレーム化回路で判断する手段と、上記
判断の結果をフラグとして一つまたは複数個のシンクブ
ロック内に配置して伝送する手段を有することを特徴と
するデジタル画像信号の伝送装置である。
【0019】本発明による第2の手段は、入力デジタル
画像信号を圧縮符号化し、上記符号化されたデジタル画
像信号を伝送するようにしたデジタル画像信号の伝送装
置において、上記符号化によって生じた係数データが所
定量内に収まったかどうかを、再量子化回路ではなくフ
レーム化回路で判断する手段と、上記フレーム化回路に
於てオーバーフローしたブロックの終わりを示すコード
の数を計数する手段と、上記オーバーフローしたブロッ
クの終わりを示すコードの数を、一つまたは複数個のシ
ンクブロック内に配置して伝送する手段を有することを
特徴とするデジタル画像信号の伝送装置である。
【0020】本発明による第3の手段は、入力デジタル
画像信号を圧縮符号化し、上記符号化されたデジタル画
像信号を伝送するようにしたデジタル画像信号の伝送装
置において、上記符号化によって生じた係数データが所
定量内に収まったかどうかを、再量子化回路ではなくフ
レーム化回路で判断する手段と、上記判断の結果をフラ
グとして一つまたは複数個のシンクブロック内に配置し
て伝送する手段を有し、受信側では、そのフラグを用い
て伝播エラー打ち切りプロセスを行うかどうかを判断す
る手段を有することを特徴とするデジタル画像信号の伝
送装置である。
【0021】本発明による第4の手段は、入力デジタル
画像信号を圧縮符号化し、上記符号化されたデジタル画
像信号を伝送するようにしたデジタル画像信号の伝送装
置において、上記符号化によって生じた係数データが所
定量内に収まったかどうかを、再量子化回路ではなくフ
レーム化回路で判断する手段と、フレーム化回路に於て
オーバーフローしたブロックの終わりを示すコードの数
を計数する手段と、上記オーバーフローしたブロックの
終わりを示すコードの数を、一つまたは複数個のシンク
ブロック内に配置して伝送する手段を有し、受信側で
は、上記オーバーフローしたブロックの終わりを示すコ
ードの数を用いて伝播エラー打ち切りプロセスを行う手
段を有することを特徴とするデジタル画像信号の伝送装
置である。
【0022】本発明による第5の手段は、入力デジタル
画像信号を圧縮符号化し、上記符号化されたデジタル画
像信号を記録するようにしたデジタル画像信号の伝送装
置において、上記符号化によって生じた係数データが所
定量内に収まったかどうかを、再量子化回路ではなくフ
レーム化回路で判断する手段と、上記判断の結果をフラ
グとして一つまたは複数個のシンクブロック内に配置し
て記録する手段を有し、再生側では、そのフラグを用い
て伝播エラー打ち切りプロセスを行うかどうかを判断す
る手段を有することを特徴とするデジタル画像信号の伝
送装置である。
【0023】本発明による第6の手段は、入力デジタル
画像信号を圧縮符号化し、上記符号化されたデジタル画
像信号を記録するようにしたデジタル画像信号の伝送装
置において、上記符号化によって生じた係数データが所
定量内に収まったかどうかを、再量子化回路ではなくフ
レーム化回路で判断する手段と、フレーム化回路に於て
オーバーフローしたブロックの終わりを示すコードの数
を計数する手段と、上記オーバーフローしたブロックの
終わりを示すコードの数を、一つまたは複数個のシンク
ブロック内に配置して記録する手段を有し、再生側で
は、上記オーバーフローしたブロックの終わりを示すコ
ードの数を用いて伝播エラー打ち切りプロセスを行う手
段を有することを特徴とするデジタル画像信号の伝送装
置である。
【0024】
【作用】これによれば、オーバーフローが不可避である
ことを前提とし、再量子化回路ではなくフレーム化回路
でオーバーフロー検出をするため回路が簡単と出来る。
またその情報を画像データと共に伝送するので、再生側
での伝播エラー打ち切りプロセスを適応的に変化でき、
結果として再生画の画質を良好と出来る。
【0025】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、図9のような配列を実現する
ための回路の一構成例である。これは、デジタルVTR
の記録側に設けられるビデオデータの処理回路である。
図1において、1で示す入力端子には、デジタル化され
たビデオデータが供給される。このビデオデータがブロ
ック化回路2に供給される。ここでは、ラスター走査の
順序のビデオデータが例えば(8×8)のDCTブロッ
クの構造のデータに変換される。変換されたデータは、
シャッフリング回路3に供給される。シャッフリング回
路3では、1バッファリング単位のデータを画の様々な
部分から集めて来る処理を行う。これは、テープの長手
方向の傷、ヘッドのクロッグ等のためにエラーが集中
し、修正が不可能となる事を防ぐと共に、集めたデータ
の総ビット数が平均化され、結果的に画質が向上する効
果がある。シャッフリング回路3の出力がDCT回路4
に供給される。DCT回路4には、本来のDCT(離散
コサイン変換)の他に、重み付け処理も含まれる。DC
T回路4からは、例えば(8×8)の場合、図2Aのよ
うに8画素×8ラインのサンプルデータが、図2Bに示
すように直流分DC、交流分AC1〜AC63の係数デ
ータに変換される。図2B中の矢印は、一般的に行われ
ているジグザグスキャンの様子を示している。
【0026】DCT回路4で発生した交流分の係数デー
タACは、見積り器7、及び画の精細度を測るアクティ
ビティ検出回路8に供給される。アクティビティ検出回
路8の検出結果ATは、見積り器7及びパッキング回路
10に供給される。見積り器7では、1バッファリング
単位のデータを目標値以下でかつ目標値に最も近い量と
なるような量子化番号QNOを決定する。遅延回路5
は、見積り器7が計算している間、交流分の係数データ
ACを遅延させる回路である。遅延されてタイミングの
合った交流分の係数データACは、再量子化回路6で量
子化番号QNOを用いて再量子化される。再量子化され
たデータは、ハフマン符号化やランレングス符号化等を
用いた可変長符号化回路9に供給される。
【0027】映像信号をデジタル化して記録再生する場
合等には、そのデータの保護のためリードソロモン符号
がパリティとして採用される事が多い。パリティ発生回
路12にデータを入力する前には、リードソロモン符号
化するために可変長データを例えばバイト単位のデータ
列に整理しておかなければならない。それを行うのがパ
ッキング回路10である。パッキング回路10では、D
CT回路4で発生した直流分DC、可変長符号化回路9
で生成された交流分の可変長データ及びアクティビティ
検出回路8の検出結果ATを例えばバイト単位のデータ
列に整理する。パッキング回路10の出力は、フレーム
化回路11に供給される。フレーム化回路11には、ブ
ロック同期信号SYNC、そのシンクブロックのID信
号、付加情報AUX及び見積り器7で選んだ量子化番号
QNO等が入力され、図9で示したようなシンクブロッ
ク構成に組み立てる。このようにして整理されたデータ
に対して、パリティ発生回路12でパリティを付加す
る。このパリティを付加されたデータが出力端子13に
取り出される。
【0028】図3にフレーム化されたデータの一つのシ
ンクブロックの例を示す。これはコンポーネント信号
(Y:輝度信号、C:色信号)をDCT処理後フレーム
化したものある。データエリア内にDCTブロック毎に
符号化出力の直流分DCのエリアと直流分DCのエリア
に続く低域成分AC−Lのエリアとを規則的に設け、A
C−Lのエリアに入りきらなかったAC成分をAC−H
のエリアに順に詰め込んで行く方式である。DC成分と
して9ビットの固定長、AC成分は可変長符号化後、A
C1からAC63の方向にまずAC−Lのエリア、次に
AC−Hのエリアに詰め込む。
【0029】図4に図3のフレーム化を実現するフレー
ム化回路11の一例を示す。図4にはフレーム化回路1
1の前段のパッキング回路10も示されている。パッキ
ング回路10には、可変長符号化回路9からのAC成分
のコード信号と、可変長コード符号化回路41からのコ
ード信号の長さ情報と、DC成分の係数データと、アク
ティビティATとが供給される。パッキング回路10か
らは、バイト幅に変換されたコード信号が入力セレクタ
44に供給される。EOBの検出回路42は、DCTブ
ロック毎の区切り(EOB)を検出し、その結果はRA
Mの読出し/書き込みコントローラ43に供給される。
【0030】入力セレクタ44は、5個の出力端子a、
b、c、d、eを有し、これらに対してRAM、FIF
O、コントローラ45a〜45eが接続されている。R
AM、FIFO、コントローラ45a〜45eのそれぞ
れは、1バッファリング単位と対応する5個のシンクブ
ロックのデータを形成する。これらのRAM、FIF
O、コントローラ45a〜45eによって、図3に示す
データエリアの構成を有するデータが形成され、各デー
タが出力セレクタ46の入力端子a、b、c、d、eに
それぞれ供給される。
【0031】パッキング回路10、入力セレクタ44、
RAM、FIFO、コントローラ45a〜45eに対す
る制御信号、アドレス信号、あるいはタイミング信号
は、RAMの読出し/書き込みコントローラ43から与
えられる。出力セレクタ46の出力が付加回路48に供
給され、コントローラ47の制御のもとで、同期信号、
ID信号、量子化番号QNO、付加情報AUXが所定の
位置に付加される。この付加回路48の出力に、図3に
示すデータが得られる。
【0032】RAM、FIFO、コントローラ45a〜
45eは、互いに同一の構成であって、図4ではRA
M、FIFO、コントローラ45aの構成が示されてい
る。これは、セレクタ51、RAM52、FIFO5
3、データ合成回路54、バレルシフタ55及びFIF
Oとバレルシフタのコントローラ56等を含む。
【0033】セレクタ51によって、各DCTブロック
で発生した交流分のコード信号を対応するAC−Lエリ
アに詰める時には、出力端子fを通じてコード信号をR
AM52に書き込み、そこに収まらないコード信号は、
出力端子gを通じてFIFO53に供給される。RAM
52は、データ記憶用の容量(例えば75バイト)とフ
ラグWF、RB用の容量とを有している。フラグWF
は、各バイトに関して書き込み済みか、あるいは未書き
込みかを示す書き込みフラグであり、例えば(1ビット
×75)のデータである。フラグWFは、例えば(WF
=0)で未書き込みを示し、(WF=1)で書き込み済
みを示す。フラグRBは、各バイトに関して未書き込み
のビット数(1〜8)を示す残りビットフラグで、例え
ば(3ビット×75)のデータである。
【0034】FIFO53の容量は、AC−Lエリアの
大きさ等と関連するが、通常の画像に関してAC−Lエ
リアからはみ出したコード信号を格納できる程度のも
の、例えば24バイトに選定されている。このFIFO
53には、データ記憶用と別にフラグEFが記憶され
る。フラグEFは、FIFO53内の書き込みデータが
あるか、これが空であるかを示す1ビットのデータであ
る。フラグEFは、例えば(EF=0)で書き込みデー
タがあることを示し、(EF=1)でFIFOが空であ
ることを示す。
【0035】上述のフラグWF、RB、EFが供給され
るコントローラ56は、RAM52の空きエリアにFI
FO53に貯えられているコード信号を詰め込むための
制御を行う。具体的には、バレルシフタ55のビットず
らしの動作をコントローラ56が制御し、バレルシフタ
55の出力がデータ合成回路54において、RAM52
の読出しデータに対して合成される。このデータ合成回
路54の出力データがRAM52の同一のアドレスに書
き込まれる。すなわちRAM52は、リードアフターラ
イト動作を行う。さらに、RAM52の読出しデータが
出力セレクタ46の入力端子aに供給される。
【0036】フレーム化の処理は、第1、第2、及び第
3のステップから成る。第1のステップは、コード信号
を指定されたAC−Lエリアに順に詰め込むことであ
る。第2のステップは、第1のステップで各AC−Lエ
リアからはみ出したAC成分をAC−Hエリアに詰め込
む処理である。
【0037】これらの第1及び第2のステップの処理
は、他のシンクブロックにまたがることが無い処理であ
る。しかしながら、第2のステップの後でもはみ出した
AC成分が存在する場合は、これを他のシンクブロック
に存在する空きエリアに詰め込む必要がある。この処理
を行うのが第3のステップである。第3のステップを実
行するために、RAM、FIFO、コントローラ45a
〜45e間のFIFO同士を結合するバス57が設けら
れており、このバス57を介してのデータの授受がコン
トローラ56によって制御される。
【0038】この第3のステップで、バス57を介して
順に空きエリアを探しデータが詰め込まれるが、その探
す順番は45a、45b、…、45eの順である。従っ
て45eの空きエリアが全て埋まってしまうと、もうデ
ータを格納することができず、オーバーフローとなる。
これによりわざわざ図1の可変長符号化回路9の後に新
たに見積器を設けなくても、オーバーフローの検出が出
来る。
【0039】オーバーフローしたかどうかは、一連のフ
レーム化処理が終わった時に、45a〜45eの5つの
フラグEFのうち1つでも“0”があれば、オーバーフ
ローと認識出来る。このデータは、オーバーフローフラ
グとして付加回路48に加えられる。
【0040】オーバーフローフラグではなく、オーバー
フローしたEOBの数を付加回路48に加える方法もあ
る。EOBの検出回路42でDCTブロック毎の区切り
(EOB)を検出し、その結果をRAMの読出し/書き
込みコントローラ43に供給される。RAMの読出し/
書き込みコントローラ43は、FIFO、バレルシフタ
のコントローラ56と連携してFIFO53の何処にE
OBが書かれたかを、図示せずも簡単なアドレス発生回
路と小量のメモリ(例えば1ビット×24)に記憶させ
る。FIFO53が読みだされる度に、この記憶データ
を消して行けば、一連のフレーム化処理が終わった時に
残ったメモリのビット数が、残ったEOBの数となる。
【0041】オーバーフローは、1バッファリング単位
で検出するものであるから、オーバーフローフラグやオ
ーバーフローしたEOBの数の格納は、1バッファリン
グ単位に一情報記憶させておけばよい。具体的には、図
4のフレーム化回路の付加回路48でそれらの情報を付
加する。オーバーフローフラグの場合、例えば(=1)
の時オーバーフロー、(=0)の時オーバーフローな
し。オーバーフローしたEOBの数の場合は、(=0)
でオーバーフローなしの意味付けとなる。
【0042】図5は、1バッファリング単位を5シンク
ブロックに格納した場合の、オーバーフローフラグ、オ
ーバーフローしたEOBの数の格納の一例である。図5
は、量子化レベルが16の例でQNOとして4ビットを
使用し、残りの4ビットを格納エリアとして使う。
【0043】図5aは、オーバーフローフラグの例で、
MSBをオーバーフローフラグ記憶エリアとして用い
る。
【0044】図5bは、上位4ビットにオーバーフロー
したEOBの数を記憶エリアとして用いる。オーバーフ
ローしたEOBの数の記憶エリアとしては、常識的な
数、例えば30DCTブロックを1バッファリング単位
とした場合はその半分の15も用意しておけば十分であ
る。
【0045】図5cは、QNOを1シンク・ブロック内
で切り替える場合の切り替えポイントSWP4ビットを
上位に格納した例である。切り替えポイントは、図3で
のDC成分の位置になる。この時、切り替えポイントを
境に前半はQNOの値そのもの、後半はQNO−1とい
うように約束ごとを決めておく。この時1シンク・ブロ
ック内にDC成分が最大12個だとすると、0000か
ら1011までで切り替えポイントを表現できる。デジ
タルバス伝送時のエラー・コードとして1111を用い
るとすると、残りは3つ。これをオーバーフローフラグ
等の情報として用いる。例えば、1110をオーバーフ
ローフラグとし、残りの2つをその他の情報用に用い
る。
【0046】上述のようにオーバーフローの情報は1バ
ッファリング単位に一つあればよいが、たまたまその箇
所がエラーになるとオーバーフロー情報が失われてしま
うので、複数箇所に書いておくのが望ましい。
【0047】次にこのオーバーフロー情報をもとに、ど
のように伝播エラー打ち切りプロセスを変えるかについ
て述べる。まず1バッファリング単位のフレーム化デー
タを入力後、オーバーフロー情報を多数決処理等を施し
て確定する。データにエラーが発生して伝播エラーにな
ってしまった時、このオーバーフロー情報をまず見る。
図6aは、オーバーフローフラグ方式の処理を示す。こ
れは単純に、オーバーフローしていなければ図12の伝
播エラー打ち切り処理を行い、オーバーフロー時には伝
播エラー打ち切り処理を諦めてしまう方式である。この
方式は単純であるが、その分パリティを強化してエラー
そのものを極力減らすような処理が必要となる。
【0048】図6bは、オーバーフローしたEOBの数
を記憶させた方式の処理である。これは、まず伝播エラ
ー発生後すぐに伝播エラー打ち切り処理に入る。一連の
処理後、記憶しておいたオーバーフローしたEOBの数
とEOBカウンターによってカウントしたEOBの数か
ら、メモリに格納したデータの真のアドレスを決定する
ものである。
【0049】図7に図6bの具体例を示す。a)は、フ
レーム化直前の可変長データの模式図。30DCTブロ
ックを1バッファリング単位とした例で、DCTブロッ
クのアドレスとしては0から29まで。EOBの数は、
30個である。これを例えば図9のように5シンクブロ
ックにフレーム化した結果が、b)である。この例で
は、アドレス27のDCTブロックの途中でオーバーフ
ローしたので、オーバーフローしたEOBの数は3個で
ある。これをc)のようにオーバーフロー情報として、
複数のシンクブロックに書き込んでおく。これを伝送受
信または記録再生して得られた結果が、d)である。エ
ラー発生後、例えば1110のワード同期のSYNCパ
ターンを見つけにいく。その後EOBがいくつか見つか
ったが、またエラーが発生したため、もう一度1110
のSYNCパターンを見つけにいく。その後EOBが3
個見つかったとする。この時、c)の情報からオーバー
フローしたEOBの数は3個なので、3+3=6。e)
のように後ろからアドレスを確定できる。ここでエラー
により再現できないデータと記録側でのオーバーフロー
により再現できないデータの範囲を、d)に示しておい
た。
【0050】図8に、図7を実現するための受信または
再生回路の一部を示す。図8は、VLDおよびRAM周
辺の回路の一例である。通常8ビットの受信または再生
データは、8ビットのDフリップフロップ60a〜60
dにラッチされる。このラッチされたデータ32ビット
は、スイッチャー61により可変長符号化の最大ビット
数、例えば19ビット分選ばれる。この選ばれたデータ
は、VLD ROM63のアドレスに供給される。VL
D ROM63は、このアドレス入力からワードとその
ワード長(LENGTH)を切り出し、出力する。ワー
ドデータはRAM65に供給され、RAMの読出し/書
き込みコントローラ66により、RAM65のアドレス
等をコントロールされて書き込まれる。LENGTHは
VLDコントローラ62に供給される。VLDコントロ
ーラ62は、このLENGTHデータをもとに、8ビッ
トのDフリップフロップ60a〜60dのどれに次のデ
ータをラッチするかを決め、60a〜60dのCloc
k Enable(CE)をコントロールすると同時
に、スイッチャー61で32ビットデータのどの19ビ
ットを選ぶかを決める。
【0051】次にエラー発生時の動作について述べる。
エラー信号は、VLDコントローラ62に供給される。
エラー信号は8ビット単位なので、エラーが発生したら
スイチャー61を8ビット分スキップさせる。この時デ
ータは8ビット分不足するので、新たに8ビットのDフ
リップフロップ60a〜60dのどれかに次のデータを
ラッチしておく。こうしてスイッチャー61により新た
に選ばれた19ビットのデータは、VLD ROM63
に供給される。この回路例では、図12のSYNCパタ
ーン検出をそれ専用の回路ではなく、回路規模削減のた
めにVLD ROM63で共用している。VLD RO
M63によりSYNCが検出されると、その情報SYN
C detectがVLDコントローラ62に供給され
る。SYNCが検出されるまでは、VLDコントローラ
62はスイッチャー61で選ばれるデータを1ビットづ
つシフトしていく。
【0052】SYNCが検出されたら、VLDコントロ
ーラ62はsビットまたはrビットをスキップするた
め、スイッチャー61で選ばれるデータを1ビットシフ
トする。ここでワード同期が取れたので、これ以降はV
LD ROM63の出力LENGTHを用いた通常の切
り出し処理を行う。このときVLD ROM63でEO
B検出を行い、その結果はカウンタ64によりカウント
しておく。1バッファリング単位の処理が終わった時点
で、カウンタ64の出力とその時までに確定しているシ
ンクブロック内に書かれていたオーバーフローしたEO
Bの数とが RAMの読出し/書き込みコントローラ6
6に供給される。RAMの読出し/書き込みコントロー
ラ66はこれらのデータから逆算して、RAMに書き込
んだデータの真のアドレスを決定する。これによりRA
Mの読出し/書き込みコントローラ66から確定アドレ
スが、RAM65からはその確定アドレスの確定データ
が出力される。
【0053】こうして上述の装置によれば、オーバーフ
ローが不可避であることを前提とし、再量子化回路では
なくフレーム化回路でオーバーフロー検出をするため回
路が簡単と出来るものである。またその情報を画像デー
タと共に伝送するので、再生側での伝播エラー打ち切り
プロセスを適応的に変化でき、結果として再生画の画質
を良好と出来るものである。
【0054】
【発明の効果】この発明によれば、オーバーフローした
かどうかを再量子化回路ではなく、フレーム化回路で判
断することにより回路規模を削減でき、オーバーフロー
フラグまたはオーバーフローしたEOBの数をSYNC
ブロック内に配置して記録または伝送するため、受信ま
たは再生側では、そのフラグまたはEOBの数を用いて
伝播エラー打ち切りプロセスを正確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたデジタルVTRの記録デ
ータ処理回路のブロック図である。
【図2】DCTの説明に用いる略線図である。
【図3】フレーム化されたデータの一つのシンクブロッ
クの例である。
【図4】フレーム化回路の一例のブロック図である。
【図5】オーバーフローフラグ及びオーバーフローした
EOBの数の格納の例である。
【図6】オーバーフローフラグ方式及びオーバーフロー
したEOBの数を記憶させた方式の処理の流れ図であ
る。
【図7】オーバーフローしたEOBの数を記憶させた方
式の処理の具体例である。
【図8】オーバーフローしたEOBの数を記憶させた方
式の受信または再生処理回路の一部のブロック図であ
る。
【図9】先に提案されているシンクブロックの構成を示
す略線図である。
【図10】先に提案されている2次元ハフマンテーブル
の一部である。
【図11】先に提案されている自己同期型のSYNCパ
ターンを用いて伝播エラーを打ち切る方法の略線図であ
る。
【図12】先に提案されている自己同期型のSYNCパ
ターンを用いて伝播エラーを打ち切る方法の流れ図であ
る。
【符号の説明】
1 入力端子 2 ブロック化回路 3 シャッフリング回路 4 DCT回路 5 遅延回路 6 再量子化回路 7 見積り器 8 アクティビティ検出回路 9 可変長符号化回路 10 パッキング回路 11 フレーム化回路 12 パリティ発生回路 13 出力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力デジタル画像信号を圧縮符号化し、
    上記符号化されたデジタル画像信号を伝送するようにし
    たデジタル画像信号の伝送装置において、 上記符号化によって生じた係数データが所定量内に収ま
    ったかどうかを、再量子化回路ではなくフレーム化回路
    で判断する手段と、 上記判断の結果をフラグとして一つまたは複数個のシン
    クブロック内に配置して伝送する手段を有することを特
    徴とするデジタル画像信号の伝送装置。
  2. 【請求項2】 入力デジタル画像信号を圧縮符号化し、
    上記符号化されたデジタル画像信号を伝送するようにし
    たデジタル画像信号の伝送装置において、 上記符号化によって生じた係数データが所定量内に収ま
    ったかどうかを、再量子化回路ではなくフレーム化回路
    で判断する手段と、 上記フレーム化回路に於てオーバーフローしたブロック
    の終わりを示すコードの数を計数する手段と、 上記オーバーフローしたブロックの終わりを示すコード
    の数を、一つまたは複数個のシンクブロック内に配置し
    て伝送する手段を有することを特徴とするデジタル画像
    信号の伝送装置。
  3. 【請求項3】 入力デジタル画像信号を圧縮符号化し、
    上記符号化されたデジタル画像信号を伝送するようにし
    たデジタル画像信号の伝送装置において、 上記符号化によって生じた係数データが所定量内に収ま
    ったかどうかを、再量子化回路ではなくフレーム化回路
    で判断する手段と、 上記判断の結果をフラグとして一つまたは複数個のシン
    クブロック内に配置して伝送する手段を有し、 受信側では、そのフラグを用いて伝播エラー打ち切りプ
    ロセスを行うかどうかを判断する手段を有することを特
    徴とするデジタル画像信号の伝送装置。
  4. 【請求項4】 入力デジタル画像信号を圧縮符号化し、
    上記符号化されたデジタル画像信号を伝送するようにし
    たデジタル画像信号の伝送装置において、 上記符号化によって生じた係数データが所定量内に収ま
    ったかどうかを、再量子化回路ではなくフレーム化回路
    で判断する手段と、 フレーム化回路に於てオーバーフローしたブロックの終
    わりを示すコードの数を計数する手段と、 上記オーバーフローしたブロックの終わりを示すコード
    の数を、一つまたは複数個のシンクブロック内に配置し
    て伝送する手段を有し、 受信側では、上記オーバーフローしたブロックの終わり
    を示すコードの数を用いて伝播エラー打ち切りプロセス
    を行う手段を有することを特徴とするデジタル画像信号
    の伝送装置。
  5. 【請求項5】 入力デジタル画像信号を圧縮符号化し、
    上記符号化されたデジタル画像信号を記録するようにし
    たデジタル画像信号の伝送装置において、 上記符号化によって生じた係数データが所定量内に収ま
    ったかどうかを、再量子化回路ではなくフレーム化回路
    で判断する手段と、 上記判断の結果をフラグとして一つまたは複数個のシン
    クブロック内に配置して記録する手段を有し、 再生側では、そのフラグを用いて伝播エラー打ち切りプ
    ロセスを行うかどうかを判断する手段を有することを特
    徴とするデジタル画像信号の伝送装置。
  6. 【請求項6】 入力デジタル画像信号を圧縮符号化し、
    上記符号化されたデジタル画像信号を記録するようにし
    たデジタル画像信号の伝送装置において、 上記符号化によって生じた係数データが所定量内に収ま
    ったかどうかを、再量子化回路ではなくフレーム化回路
    で判断する手段と、 フレーム化回路に於てオーバーフローしたブロックの終
    わりを示すコードの数を計数する手段と、 上記オーバーフローしたブロックの終わりを示すコード
    の数を、一つまたは複数個のシンクブロック内に配置し
    て記録する手段を有し、 再生側では、上記オーバーフローしたブロックの終わり
    を示すコードの数を用いて伝播エラー打ち切りプロセス
    を行う手段を有することを特徴とするデジタル画像信号
    の伝送装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0364908A2 (de) * 1988-10-21 1990-04-25 Kali-Chemie Aktiengesellschaft Verwendung einer hygroskopischen wä rigen Salzlösung zur Adsorptionskühlung/Klimatisierung mit Niedertempe- raturwärme
JP2001224028A (ja) * 2000-02-14 2001-08-17 Sony Corp 情報処理装置および方法
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JP4655171B2 (ja) * 2000-02-14 2011-03-23 ソニー株式会社 情報処理装置および方法

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