JP2690216B2 - 可変長復号化器 - Google Patents

可変長復号化器

Info

Publication number
JP2690216B2
JP2690216B2 JP19156891A JP19156891A JP2690216B2 JP 2690216 B2 JP2690216 B2 JP 2690216B2 JP 19156891 A JP19156891 A JP 19156891A JP 19156891 A JP19156891 A JP 19156891A JP 2690216 B2 JP2690216 B2 JP 2690216B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
length
variable
supplied
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19156891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06204889A (ja
Inventor
司郎 藤原
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 filed Critical 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
Priority to JP19156891A priority Critical patent/JP2690216B2/ja
Publication of JPH06204889A publication Critical patent/JPH06204889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2690216B2 publication Critical patent/JP2690216B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可変長データと固定
長データから構成される可変長符号化データの復号化器
に係り、特に可変長データと固定長データの分離出力の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像データや音声データを符号化
して記録や伝送に提供し、そして符号化されたデータを
復号化するためのいろいろな方式が開発されている。
【0003】例えば画像データの符号化においては、ま
ず例えば予測符号化を行い、次に直交変換(例えば離散
コサイン変換など)を行い、次に量子化を行い、次に可
変長符号化(例えばランレングス符号化)などを行って
符号化データを得る方法がある。また復号においては、
可変長符号に対する複合化を行い、次に逆量子化を行
い、次に逆離散コサイン変換などを行い画像データを得
る方法がある。
【0004】そこで、以下に図面を用いて可変長符号化
データの復号化を行う可変長復号化器について説明す
る。
【0005】ここで、可変長符号化データは、例えばラ
ンレングス符号化器などによって得られるもので、無効
係数ランレングス(例えば『0』が続く長さを表す)符
号と有効係数グループ(例えば前記『0』の後にくる有
効係数値のビット長などのグループを表す)に対応する
符号を合わせた可変長部と、前記有効係数値を表す符号
の固定長部から構成されるものとする。
【0006】図3は、前記構成の可変長符号化データを
復号化するための従来例に係る一つの可変長復号化器の
機能ブロック図を示している。
【0007】図3において、可変長復号化器は、外部か
ら可変長符号化データが供給される入力バッファ9と、
可変長符号化データを可変長部データと固定長部データ
に分離出力する分離部7と、複数の可変長部データと固
定長部データから復号化を行うデコード部6で構成され
る。
【0008】分離部7は、入力バッファ9からパラレル
に所定ビット数の可変長符号(図4に可変長符号化デー
タの例を示し、このデータの構成は後述する)が供給さ
れ、フリップフロップ3から供給されるシフト量信号
(FF OUT)によって前記パラレル入力可変長符号
を前記シフト量分シフトさせて出力するシフト量可変型
のバレルシフタ1と、バレルシフタ1から供給されるパ
ラレルデータをアドレスデータとして取り込み、予めそ
の指定されるアドレスには、対応するデータが格納され
ており、入力アドレスに対応する可変長部データ又は固
定長部データを出力するROM OUT1出力と、可変
長部のビット長の値を出力するROM OUT2出力
と、固定長部のビット長の値を出力するROM OUT
3出力とを備えるROM2と、前記ROM OUT2出
力と前記ROM OUT3出力が供給され、どちらか一
方を選択して出力するセレクタ5と、セレクタ5から供
給される固定長部のビット長の値又は可変長部のビット
長の値と、更にフリップフロップ3から供給されるFF
OUTの値とを加算して得られるADD OUTをフ
リップフロップ3に供給する加算器4と、加算器4から
供給されるADD OUTを1クロック分遅延させて、
バレルシフタ1にシフト量の値(FF OUT)として
供給するフリップフロップ3とで構成されている。
【0009】デコード部6は、ROM2からROM O
UT1出力(可変長部データと固定長部データ)が供給
されて、1ブロックデータに復号化する。
【0010】またバレルシフタ1、セレクタ5、フリッ
プフロップ3には、クロックが共通的に供給されてい
る。
【0011】図4は、入力データが入力バッファ9に供
給された後に、この入力バッファ9からバレルシフタ1
に供給される可変長符号データの例を示す。
【0012】図3における信号の配列と値を図5に示し
ており、この図を参照しながら図3の機能ブロックが表
す動作を説明する。
【0013】可変長符号化データが入力バッファ9に供
給されたならば、入力バッファ9は、バレルシフタ1に
対して、例えば16ビットパラレル(但し、可変長符号
化データの最大符号長が16ビット以下であることを前
提とする)で、前記図4に示した可変長符号化データを
供給する(図5の(1))。バレルシフタ1は、1個目
のクロックの供給によて、フリップフロップ3の出力F
F OUT(シフト量信号)が最初は『0』であるた
め、入力された可変長符号化データがそのまま出力され
(図5の(2))、ROM2に供給される。ROM2
は、1個目のクロックの供給によって、供給された可変
長符号化データをアドレスとして取り込み、そのアドレ
スに予め格納されているデータに変換して出力する。こ
の出力として、ROM OUT1として、前記可変長符
号化データの内、第1可変長部のデータ『10001
0』が出力され(図5の(3))、デコード部6に供給
する。またROM OUT2として、第1可変長部のデ
ータビット長6が出力され(図5の(4))、セレクタ
5に供給される。またROM OUT3出力として、第
1固定長部のデータ長『5』が出力され(図5の
(5))、セレクタ5に供給される。セレクタ5は、1
個目のクロック入力によって前記第1可変長部ビット長
『6』をSEL OUTとして出力し(図5の
(6))、加算器4に供給する。加算器4は、1個目の
クロックの入力によって供給されるSEL OUTの値
『6』とフリップフロップ3の出力であるFF OUT
の値『0』とを加算し、加算出力ADD OUTの値
『6』をフリップフロップ3に供給する(図5の
(7))。
【0014】次に2個目のクロックが各構成部に供給さ
れると、フリップフロップ3は前記供給されたFF O
UTの値『6』をバレルシフタ1と加算器4に供給する
(図5の(8))。供給されたFF OUTの値『6』
によってバレルシフタ1は、供給されている16ビット
パラレル可変長符号化データを先頭から6ビット分削除
して頭出しする。この頭出しによって先頭の第1可変長
部が削除され、代って第1の固定長部が先頭になって出
力される(図5の(9))。このデータは再びROM2
に供給され、2個目のクロックの入力によって、1クロ
ック入力時と同様な動作で、供給されたデータに対応す
る第1固定長部のデータ『10001』がROM OU
T1として出力され(図5の(10))、またROM
OUT2として『5』がセレクタ5に供給され(図5の
(11))、またROM OUT3として『5』がセレ
クタ5に供給される(図5の(12))。
【0015】セレクタ5は、供給された2個目のクロッ
クによって、前記ROM OUT3の値『5』をSEL
OUTとして、加算器4に供給する。加算器4は、S
ELOUT『5』と、前記フリップフロップ3の出力で
あるFF OUT『6』を加算してADD OUT『1
1』をフリップフロップ3に供給する(図5の(1
4))。
【0016】次に3個目のクロックが各構成部に供給さ
れることによって、バレルシフタ1は、供給されるFF
OUTが『11』であるため(図5の(15))、入
力可変長符号化データの先頭から、11ビットシフトさ
せて頭出しされたデータが出力される(図5の(1
6))。従って第2の可変長部が先頭データとなる。こ
のデータがROM2に供給されることによって、ROM
OUT1として第2可変長部のデータ『10101』
が出力される(図5の(17))。またROM OUT
2の値は『5』で、ROM OUT3の値は『5』で、
SEL OUTの値はROM OUT2の値が出力され
『5』となり、加算出力ADD OUTの値は『16』
となるが、16以上についてオーバーフローとして、A
DD OUTの値は『0』を出力すると共に、加算器4
は次の16ビットパラレルデータの送出を入力バッファ
9に要求する。
【0017】次に同様に4個目のクロックが各構成部に
供給されることによって、バレルシフタ1は次の16ビ
ットパラレルデータを供給され、前記ADD OUTの
値が『0』であるため、FF OUTの値『0』とな
り、シフト量0で16ビットパラレルデータ『1001
0(第2固定長部データ) 〜』をROM2に供給する
(図5の(22))。以下前記と同様に動作して、RO
M2のROM OUT1出力として、第2固定長部のデ
ータ『10010』が出力される(図5の(23))。
【0018】このようにして4個のクロック入力によっ
て2個の可変長符号化データに対する可変長部データと
固定長部データの認識を行い、分離して出力することが
できた。
【0019】次にデコード部6は、分離して供給される
複数個の可変長部データと固定長部データから、例えば
可変長部データから無効係数ランレングス『0』が何個
続いているか識別し、次に固定長部データが表す有効係
数値を可変長部符号の後に書き込む動作を行い、これに
より例えば8×8画素からなる1ブロックデータを得る
ことによって、可変長符号に対する復号化データを得る
ことができる。
【0020】このようにして得られた復号化データは、
例えば画像データの圧縮に対する伸長を行う場合は逆量
子化し、次に例えば逆離散コサイン変換を行って画像デ
ータを再生することに提供することができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
に係る機能ブロックで示されている可変長復号化器にお
いては、一つの可変長符号化データを可変長部データと
固定長部データに分離出力して後の復号化に提供するた
めに、2クロック必要となり、N個の可変長符号を分離
出力するためには、(2×N)個のクロックが必要とな
る。
【0022】例えばクロック周波数(例えば1クロック
周期をT)を一定とした場合、N個の可変長符号化デー
タを分離出力するために、T×2×Nの時間が必要とな
り、分離出力に要する時間が長くなり、復号化時間が長
くなるという問題があった。またこの問題は、クロック
周波数を高速にすることによって改善する方法もある
が、その場合には回路を高速動作させるので、安定した
動作を得るための回路構成方法や品質の高いデバイスの
選定が必要になり、容易に実現することが困難である。
【0023】この発明は、以上の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的とするところは、従来に比べ少ない
クロック入力数で可変長符号化データの可変長データと
固定長データに分離出力して復号化を行うことができる
可変長符号化器を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の目的
を達成するために、可変長データと固定長データから構
成される可変長符号化データが入力される毎に、前記2
つのデータに分離してから復号化を行う可変長復号化器
において、以下の特徴的な各手段を備えて改良した。
【0025】つまり、入力可変長符号化データを、入力
されるシフト量データによって1クロック入力で先頭ビ
ット方向にシフトして出力する第1シフタと、予め可変
長符号化データ毎に、対応する可変長データとこの可変
長データのビット数を表す符号長と固定長データのビッ
ト数を表す符号長と可変長符号化データのビット数を表
す符号長とを格納しており、前記第1シフタからデータ
を取り込む毎に前記格納されている可変長データとこの
可変長データのビット数を表す符号長と固定長データの
ビット数を表す符号長と可変長符号化データのビット数
を表す符号長とを出力する可変長データ出力手段と、前
記可変長データ出力手段から供給される可変長符号化デ
ータのビット数を表す符号長から前記第1シフタに対す
る前記シフト量データを作成し供給するシフト量データ
供給手段、前記第1シフタからデータを取り込む毎に、
前記可変長データ出力手段から供給される前記可変長デ
ータのビット数を表す符号長分だけ、入力可変長符号化
データを先頭ビット方向に1クロック入力でシフトさせ
て出力する第2シフタと、予め前記可変長データ出力手
段から供給される固定長データのビット数を表す符号長
と前記第2シフタから供給されるデータ毎に、対応する
固定長データを格納しており、前記可変長データ出力手
段から供給される固定長データのビット数を表す符号長
と前記第2シフタから供給されるデータとを取り込む毎
に前記格納されている固定長データを出力する固定長デ
ータ出力手段とから成ることを特徴とする。
【0026】
【作用】この発明によれば、1個目の可変長符号化デー
タが1クロック入力でシフトされて可変長データ出力手
段に供給されると即時に可変長データとこの可変長デー
タのビット数を表す符号長と固定長データのビット数を
表す符号長と可変長符号化データのビット数を表す符号
長を出力でき、一方第2バレルシフタに供給された1個
目の可変長符号化データも1クロック入力されると前記
可変長データ出力手段から供給される可変長データのビ
ット数を表す符号長分だけ先頭ビット方向にシフトされ
て出力され、この出力データと前記可変長データ出力手
段から供給される固定長データのビット数を表す符号長
とから、固定長データ出力手段は即時に固定長データを
出力することができるので、1クロック入力で1個目の
可変長データが出力でき、2個目のクロック入力で1個
目の固定長データと2個目の可変長データを出力するこ
とができる。従って従来に比べ少ないクロック入力数で
可変長データと固定長データの分離出力を行うことがで
きる。
【0027】
【実施例】次にこの発明に係る可変長復号化器の好適な
一実施例を図面を用いて説明する。
【0028】前記従来例で説明したと同様に、可変長符
号化データは、無効係数ランレングス(例えば『0』が
続く長さを表す)符号と有効係数グループ(例えば前記
『0』の後にくる有効係数値のビット長などのグループ
を表す)に対応する符号を合わせた可変長部と、前記有
効係数値を表す符号の固定長部から構成されるものとす
る。
【0029】具体的には前記図4の従来例で使用した同
じ可変長符号化データの値を後述の動作で使用する。
【0030】図1は、この実施例の可変長復号化器の機
能ブロック図を示す。
【0031】図1において、可変長復号化器は、前記従
来例と同じ動作を行い可変長符号化データをバレルシフ
タ(A)10に供給する入力バッファ9と、分離部8
と、デコード部15とから構成されている。
【0032】分離部8は、フリップフロップ3から供給
されるシフト量信号(FF OUT)によってパラレル
入力の可変長符号化データをFF OUTの値だけシフ
トさせて出力させるバレルシフタ(A)10と、バレル
シフタ(A)10から供給されるパラレルデータをアド
レスデータとして取り込み、予めその指定されるアドレ
スには、対応するデータが格納されており、入力アドレ
スに対応する可変長部データを出力するROM(A)
OUT1出力と、固定長部データの長さの値を出力する
ROM(A) OUT2出力と、可変長部データの長さ
の値を出力するROM(A) OUT3出力と、1可変
符号長の値を出力するROM(A) OUT4出力を備
えるROM(A)12と、前記ROM(A) OUT4
出力の値と前記FF OUT出力の値を加算し、加算出
力ADD OUTを備える加算器14と、このADD
OUTの値を1クロック分保持して遅延出力(前記FF
OUT)させるフリップフロップ3と、バレルシフタ
(A)10から供給されるパラレルデータを取り込み、
前記ROM(A) OUT3出力の値をシフト量信号と
して、前記パラレルデータを所定量シフト出力させるバ
レルシフタ(B)11と、このシフト出力されたパラレ
ルデータと前記ROM(A) OUT2出力の値をアド
レスとして取り込み、予めその指定されるアドレスに
は、対応するデータが格納されており、入力アドレスに
対応する固定長部データを出力するROM(B) OU
T出力を備えるROM(B)13とで構成されている。
【0033】デコード部15は、前記ROM(A) O
UT1出力と前記ROM(B) OUT出力が供給さ
れ、前記従来例と同様に1ブロックデータに復号化す
る。
【0034】前記図3の従来例と異なるところは、RO
M(A)12と、バレルシフタ(B)11と、ROM
(B)13と、デコード部15の部分である。
【0035】図1においては、従来例に比べ、可変長部
データを認識して、固定長部データから分離出力する部
分(ROM(A)12)と、固定長部データを認識し
て、可変長部データから分離出力する部分(バレルシフ
タ(B)11とROM(B)13)とを備えて、クロッ
ク入力に従って並行して動作できるようにして、別々に
出力される可変長部データと固定長部データを用いて再
デコードするようにして、少ないクロック入力数で復号
化ができるようにした。
【0036】図1の機能ブロックの動作を図2を参照し
ながら説明する。尚、図2は図1おけるクロック入力に
伴う各信号の配列とその値を示す図である。
【0037】クロックは、各構成部であるバレルシフタ
(A)10、バレルシフタ(B)11、フリップフロッ
プ3にそれぞれ共通的に供給されているものとする。
【0038】1個目のクロック入力時の動作を説明す
る。
【0039】まず可変長符号化データが入力バッファ9
に供給されたならば、入力バッファ9は、バレルシフタ
(A)10に対して、例えば16ビットパラレル(但
し、可変長符号化データの最大符号長が16ビット以下
であることを前提とした場合)で、前記図4に示した可
変長符号化データ『100010(第1可変長部6ビッ
ト) 10001(第1固定長部5ビット) 1010
1(第2可変長部5ビット)』を供給する(図2の
(1))。バレルシフタ(A)は、1個目のクロックの
供給によって、フリップフロップ3の出力FF OUT
(シフト量信号)が最初は『0』であるため、入力され
た可変長符号化データがそのまま出力され(図2の
(2))、ROM(A)12とバレルシフタ(B)11
に供給される。ROM(A)12は、1個目のクロック
の供給によって、供給された可変長符号化データをアド
レスとして取り込み、そのアドレスに予め格納されてい
るデータに変換して出力する。この出力として、ROM
(A) OUT1として、前記可変長符号化データの
内、第1可変長部のデータ6ビット『100010』が
出力され(図2の(3))、デコード部15に供給す
る。またROM(A) OUT2として、第1固定長部
のデータビット長『5』が出力され(図2の(4))、
ROM(B)13に供給される。またROM(A) O
UT3出力として、第1可変長部のデータ長『6』が出
力され(図2の(5))、バレルシフタ(B)11に供
給される。またROM(A) OUT4出力として、第
1可変長符号化データの長さの値『11』が出力され
(図2の(6))、加算器14に供給される。
【0040】次に加算器14は、供給されるROM
(A) OUT4出力の値『11』とFF OUT出力
の値『0』とを加算して、ADD OUTの値『11』
をフリップフロップ3に供給する(図2の(7))。
【0041】2個目のクロック入力時の動作を説明す
る。
【0042】次に2個目のクロックが各構成部に供給さ
れると、フリップフロップ3は前記供給されたADD
OUTの値『11』をFF OUTの値としてバレルシ
フタ(A)10と加算器14に供給する(図2の
(8))。
【0043】一方前記バレルシフタ(B)11に1個目
のクロック入力時にバレルシフタ(A)10の出力16
ビットパラレルデータ『100010(第1可変長部6
ビット) 10001(第1固定長部5ビット) 10
101(第2可変長部5ビット)』が供給されているの
で、2個目のクロック入力によってバレルシフタ(B)
11は供給される前記ROM(A) OUT3出力(第
1可変長部の長さ)の値『6』の値をシフト量信号とし
て取り込み、前記パラレルデータを『6ビット』シフト
させてBSF(B) OUTとして『10001(第1
固定長部5ビット) 10101(第2可変長部5ビッ
ト) 〜』をROM(B)13に供給する(図2の
(9))。
【0044】次にROM(B)13は、供給される前記
BSF(B) OUTのデータをROMのアドレスとし
て取り込み、予め対応するデータが格納されているの
で、そのデータを読み出して、この出力ROM(B)
OUTのデータを固定長部のデータとして出力する。こ
の場合ROM(B) OUTは第1固定長部のデータ5
ビット『10001』が出力され(図2の(10))、
このデータはデコード部15に供給される。
【0045】更にバレルシフタ(A)10には、シフト
量信号としてFF OUTの値『11』が供給されてい
るので、入力16ビットパラレルデータを、先頭から1
1ビットシフトさせる。即ち第1可変長符号化データ1
1ビット(第1可変長部6ビット+第1固定長部5ビッ
ト)が削除されて、また加算器14は、入力バッファ9
に対して次の16ビットパラレルデータをバレルシフタ
(A)10に供給するように要請し、入力バッファ9か
ら供給され第2可変長符号化データ『10101(第2
可変長部5ビット) 10010(第2固定長部5ビッ
ト) 〜』が頭出しされてBSF(A) OUTが出力
される(図2の(11))。このBSF(A) OUT
のデータは、ROM(A)12とバレルシフタ(B)1
1に供給される。
【0046】ROM(A)12は、供給される第2可変
長符号化データをROMのアドレスとして取り込み、対
応するデータを出力する。ROM(A) OUT1は第
2可変部データ『10101』を出力し(図2の(1
2))、デコード部15に供給される。ROM(A)
OUT2は第2固定長部データのデータ長『5』を出力
し(図2の(13))、ROM(B)13に供給する。
ROM(A) OUT3は第2可変長部データのデータ
長『5』を出力し(図2の(14)、バレルシフタ
(B)11に供給する。ROM(A) OUT(4)は
第2可変長符号化データのデータ長『10』を出力し
(図2の(15))、加算器14に供給される。加算器
14は、ROM(A) OUT(4)の値『10』と、
前記FF OUTの値『11』を加算した値が前記16
ビットを越えるので、加算値として前記ROM(A)
OUT(4)の値『10』を加算値ADD OUTとし
てフリップフロップ3に供給する(図2の(16))。
またこの時に加算器14は、次の16ビットパラレルデ
ータをバレルシフタ(A)10に供給するように要請を
入力バッファ9に供給する。
【0047】3個目のクロック入力時の動作を説明す
る。
【0048】次に3個目のクロックが各構成部に供給さ
れると、フリップフロップ3は前記供給されたADD
OUTの値『10』をFF OUTの値としてバレルシ
フタ(A)10と加算器14に供給する(図2の(1
7))。
【0049】一方前記バレルシフタ(B)11に2個目
のクロック入力時にバレルシフタ(A)10の出力16
ビットパラレルデータ『10101(第2可変長部5ビ
ット) 10010(第2固定長部5ビット) 〜』が
供給されているので、3個目のクロック入力によってバ
レルシフタ(B)11は供給される前記ROM(A)
OUT3出力(第2可変長部の長さ)の値『5』の値を
シフト量信号として取り込み、前記パラレルデータを
『5ビット』シフトさせてBSF(B) OUTとして
『10010(第2固定長部5ビット) 〜』をROM
(B)13に供給する(図2の(18))。
【0050】次にROM(B)13は、供給される前記
BSF(B) OUTのデータ『10010(第2固定
長部5ビット) 〜』をROMのアドレスとして取り込
み、予め対応するデータが格納されているので、そのデ
ータを読み出して、この出力ROM(B) OUTのデ
ータを固定長部のデータとして出力する。この場合RO
M(B) OUTは第2固定長部のデータ『1001
0』が出力され(図2の(19))、このデータはデコ
ード部15に供給される。
【0051】このようにして3個のクロック入力によっ
て2個の可変長符号化データに対する可変長部データと
固定長部データの認識を行い、分離して出力することが
できた。即ち1個目のクロック入力で第1可変長部のデ
ータを出力し、2個目のクロック入力で第1固定長部の
データと第2可変長部のデータを出力し、3個目のクロ
ック入力で第2固定長部のデータを出力することができ
た。
【0052】次にデコード部15は、分離して供給され
る複数個の可変長部データと固定長部データから、例え
ば可変長部データから無効係数ランレングス『0』が何
個続いているか識別し、次に固定長部データが表す有効
係数値を可変長部符号の後に書き込む動作を行い、これ
により例えば8×8画素からなる1ブロックデータを得
ることによって、可変長符号に対する復号化データを得
ることができる。
【0053】以上のようにしてこの実施例によれば、従
来に比べ少ないクロック入力数で入力される可変長符号
化データの復号化を行うことができる。つまりN個の可
変長符号化データが入力されると(N+1)個のクロッ
ク入力で可変長部と固定長部に分離して出力することが
できるので、従来の(N×2)個に比べて格段に少なく
することができる。従って分離出力時間(T×(N+
1)、Tは1クロック周期)を従来時間(T×2×N)
に比べ短縮させることができる。
【0054】以上の実施例において、得られた復号化デ
ータは、例えば画像データの圧縮に対する伸長を行う場
合は逆量子化し、次に例えば逆離散コサイン変換を行っ
て画像データを再生することに提供することができる。
【0055】以上の実施例において、前記ROM(A)
12、ROM(B)13は、変換テーブルで実現しても
よい。また前記フリップフロップ3は、ラッチ回路で実
現してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、第
1シフタと、可変長データ出力手段と、第2シフタと、
固定長データ出力手段と、シフト量データ供給手段とを
備えているので可変長符号化データから可変長データと
固定長デーの分離を並行して行い、更に従来に比べ少な
いクロック入力数で出力することができる。
【0057】従って従来に比べ短い時間で可変長データ
と固定長データを復号化に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一実施例の可変長復号化器の機
能ブロック図である。
【図2】図1に係る各信号の配列とその値を示す図であ
る。
【図3】従来例に係る可変長復号化器の機能ブロック図
である。
【図4】入力可変長符号化データの例を示す図である。
【図5】図3に係る各信号の配列とその値を示す図であ
る。
【符号の説明】
3 フリップフロップ 8 分離部 9 入力バッファ 10 バレルシフタ(A) 11 バレルシフタ(B) 12 ROM(A) 13 ROM(B) 14 加算器 15 デコード部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変長データと固定長データから構成さ
    れる可変長符号化データが入力される毎に、前記2つの
    データに分離してから復号化を行う可変長復号化器にお
    いて、 入力可変長符号化データを、入力されるシフト量データ
    によって1クロック入力で先頭ビット方向にシフトして
    出力する第1シフタと、 予め可変長符号化データ毎に、対応する可変長データと
    この可変長データのビット数を表す符号長と固定長デー
    タのビット数を表す符号長と可変長符号化データのビッ
    ト数を表す符号長とを格納しており、前記第1シフタか
    らデータを取り込む毎に前記格納されている可変長デー
    タとこの可変長データのビット数を表す符号長と固定長
    データのビット数を表す符号長と可変長符号化データの
    ビット数を表す符号長とを出力する可変長データ出力手
    段と、 前記可変長データ出力手段から供給される可変長符号化
    データのビット数を表す符号長から前記第1シフタに対
    する前記シフト量データを作成し供給するシフト量デー
    タ供給手段、 前記第1シフタからデータを取り込む毎に、前記可変長
    データ出力手段から供給される前記可変長データのビッ
    ト数を表す符号長分だけ、入力可変長符号化データを先
    頭ビット方向に1クロック入力でシフトさせて出力する
    第2シフタと、 予め前記可変長データ出力手段から供給される固定長デ
    ータのビット数を表す符号長と前記第2シフタから供給
    されるデータ毎に、対応する固定長データを格納してお
    り、前記可変長データ出力手段から供給される固定長デ
    ータのビット数を表す符号長と前記第2シフタから供給
    されるデータとを取り込む毎に前記格納されている固定
    長データを出力する固定長データ出力手段とから成るこ
    とを特徴とする可変長復号化器。
JP19156891A 1991-07-31 1991-07-31 可変長復号化器 Expired - Lifetime JP2690216B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19156891A JP2690216B2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 可変長復号化器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19156891A JP2690216B2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 可変長復号化器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06204889A JPH06204889A (ja) 1994-07-22
JP2690216B2 true JP2690216B2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=16276835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19156891A Expired - Lifetime JP2690216B2 (ja) 1991-07-31 1991-07-31 可変長復号化器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2690216B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06204889A (ja) 1994-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4907101A (en) Method and apparatus for digital data transmission and/or recording and playback
US5550542A (en) Variable length code look-up table having separate code length determination
JPH10191336A (ja) 可変長符号化装置
JPH0879091A (ja) 可変長符号テーブルおよび可変長符号化装置
WO1991003128A1 (en) Control system for encoding image
US6546053B1 (en) System and method for decoding signal and method of generating lookup table for using in signal decoding process
JP2004007555A (ja) エントロピー符号化装置
JP2690216B2 (ja) 可変長復号化器
JPH10271016A (ja) 符号/復号化器
US6594398B1 (en) Method and apparatus for run-length encoding video data
JP2638424B2 (ja) 可変長復号化装置
KR0166721B1 (ko) 가변장 복호화기
JP2004165776A (ja) 符号送信方法、符号受信方法、これらの装置及びその各プログラム
JPH01171324A (ja) 高能率符号化装置
JPH08251590A (ja) ディジタル符号化装置
JP3186324B2 (ja) 量子化レベル算出方法及び装置
JPH08316846A (ja) 画像符号化装置、画像復号化装置、画像符号化方法および画像復号化方法
JPH06245200A (ja) 2次元データのエネルギー分布による走査方法及びその装置
JPS6226101B2 (ja)
JP3612918B2 (ja) 画像符号化装置および画像復号化装置
JP3093485B2 (ja) 復号装置
KR100303744B1 (ko) 화상 압축·신장 방법 및 화상 압축·신장 장치
JP3642530B2 (ja) 動画像復号化装置
JP3791793B2 (ja) ディジタル信号符号化方法、復号化方法、符号器、復号器、符号化プログラム、及び復号化プログラム
JPH06152988A (ja) 可変長符号の復号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070829

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term