JPH0750532Y2 - 料金自動徴収システム付の路面移動可能な 折畳み式立体駐車設備 - Google Patents

料金自動徴収システム付の路面移動可能な 折畳み式立体駐車設備

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JPH0750532Y2
JPH0750532Y2 JP40532690U JP40532690U JPH0750532Y2 JP H0750532 Y2 JPH0750532 Y2 JP H0750532Y2 JP 40532690 U JP40532690 U JP 40532690U JP 40532690 U JP40532690 U JP 40532690U JP H0750532 Y2 JPH0750532 Y2 JP H0750532Y2
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parking
vehicle
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elevating
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JP40532690U
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JPH0487974U (ja
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世正 彭
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世正 彭
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  • Hydraulic Turbines (AREA)
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、路面移動可能な駐車
設備に関し、特に、折畳み式構造及び移動手段により移
動可能とするとともに、料金自動徴収システム及び安全
保護システムを備えた折畳み式立体駐車設備に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来技術の機械式立体駐車設備
の一例を示す斜視図で、中華民国(台湾)の1990年
1月21日発行の実用新案公告公報に公告番号第127
697号として公告されたものである(以下、中華民国
公告案という)。その中華民国公告案は、駐車空間を構
成する側壁5,5…および床壁6,6…と、最上階の側
壁5,5…の上面に設けられる屋根板7と、車両(図示
せず)を昇降させる昇降手段8とを備えていた。また、
従来の路面駐車設備としては、歩道に近い路面を区画し
てパーキングメータにより駐車料金を徴収するものがあ
った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この中
華民国公告案は固定式であったために、一旦設置した後
には、全面的に解体する以外には他の設備場所へ移動さ
せることが困難であったとともに、折畳み構造を備えて
いないために不使用時にも大きな空間を占有するものと
なっていた。また、通常の路面駐車場においては、車両
が一台ずつしか駐車できないので、空間利用の点で大き
な無駄が存在していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、以上のよう
な課題を解決するために、路面移動可能な折畳み式立体
駐車設備において、基本的な構成ユニットとして、一対
の折畳み可能で2車両以上を立体的に載置する複数の駐
車面を有する車両載置台と、一対の車両載置台の間に設
けて各駐車面に対して昇降可能な車両昇降台と、緊急時
に駐車面から地上へ避難する避難梯子とを備える折畳み
式立体駐車設備において、車両載置台および車両昇降台
に設けて駐車設備全体の移動ならびに位置調整を行う移
動手段と、各車両載置台に設けて駐車可能な駐車面を表
示する空車面表示器と、車両載置台および車両昇降台に
設けて駐車料金の自動徴収を行う料金自動徴収システム
と、各駐車面の出入口側に突出可能に設けて、駐車時は
駐車面から突出して車両の落下を防止するとともに、出
車時は自動料金納入システムと連動して駐車料金の納入
により駐車面に格納されるストッパとを具備することを
主要な特徴とする。
【0005】そして、上記車両昇降台が、昇降している
時に車両およびドライバーが車両昇降台への進入を禁止
するように警告する進入防止スクリーンを設けるととも
に、上記避難梯子及びストッパと組み合わせて安全保護
システムを構成することを特徴とする。
【0006】
【実施例】図1は、この考案の構成例を示す斜視図で、
図2は、この考案の基本的な構成ユニットを示す斜視図
である。
【0007】図1と図2において、この考案の基本的な
構成ユニットは、一対の折畳み可能で2車両以上を立体
的に載置する車両載置台1と、一対の車両載置台1の間
に設けて車両載置台1の各層に対して昇降可能な車両昇
降台2と、車両載置台1及び車両昇降台2の下面には駐
車設備全体の移動並びに位置調整を行う移動手段3と、
車両Vを車両載置台1に進入させる入車板4と、車両V
を車両載置台1から退出させる出車板5とから構成され
る。そして、火災や地震などの緊急時にドライバーが車
両載置台1から地上へ避難できるように避難梯子6を設
けている。
【0008】車両載置台1は、リンク機構10によって
折畳み可能となっているもので、不使用時及び移動時に
折畳んで体積を縮小し、使用時には図示しない油圧手段
などで展開させた後に固定手段(図示せず)でリンク機
構10を図示のように固定させる。
【0009】そして、車両載置台1には、例えば2層目
の駐車面11の下方に設けて駐車可能な駐車面11を表
示する駐車面表示器7を備えて、重力感知または赤外線
感知などによって、車両Vが駐車面11に進入した場合
に駐車層に対応する表示灯70を赤色点灯させ、車両V
が駐車面11より離れた時やもともと空車の場合には表
示灯70を緑色点灯させる。
【0010】また、車両載置台1および車両昇降台2に
は駐車料金の自動徴収を行う料金自動徴収システムを設
けている。この料金自動徴収システムは、車両載置台1
の各駐車面11に設けたパーキングメータ12と、車両
昇降台2の昇降面22に設けたリフトメータ23と、各
駐車面11の出入り口側に突出可能に設けられかつ駐車
時は駐車面11から突出して車両Vの落下を防止すると
ともに、出車時は料金自動徴収システムと連動して駐車
料金の徴収により駐車面11に収納されるストッパ13
とから構成されている。
【0011】また、この車両昇降台2が昇降している時
に、車両Vおよびドライバーに対して車両昇降台2への
進入を禁止する旨の警告を行う進入防止スクリーン24
を設けている。
【0012】図3は、車両昇降台を示す斜視図で、車両
昇降台2の昇降面22に車両Vが乗ってリフトメータ2
3にコインを投入すると、油圧手段21より昇降面22
が上昇する。この際、リフトメータ23には駐車層別に
コイン投入口(図示せず)が設けられているので、駐車
面表示器7により、例えば、最上層が駐車可能であれば
最上層と表示してあるコイン投入口に所定額のコインを
投入すればよい。また、リフトメータ23には、図示し
てないが下降ボタン及び保留ボタンが設けてあり、車両
Vを駐車面11に駐車したドライバーが昇降面22に戻
って下降ボタンを押すと、車両載置台1の走行面14に
出ることができる。そして、昇降台22は、上昇して5
分後には警告ブザーが鳴って、所定時間(例えば、30
秒)以内に保留ボタンを押さなければ下降してしまうよ
うに構成されている。
【0013】進入防止スクリーン24は、ロールスクリ
ーンの構造を利用したもので、入車板4側の車両載置台
1の走行面14(図1、図2を参照)に対して設けて、
車両昇降台2が、昇降状態にある時には車両昇降台2に
進入できないことを警告するものであり、進入防止スク
リーン24の外側には多数のストップ標識25が表示し
てある。また、進入防止スクリーン24にワイヤを編み
込むとともに、ショック時にブレーキが作用する構造に
より実質的な車両進入阻止効果を発揮させることも望ま
しい。
【0014】図4は、この考案の駐車設備を俯瞰した例
を示す参考図で、車両右側通行の場合を例示している。
Pはこの考案の駐車設備を示し、車道Rの各歩道S寄り
に8箇所設置されている。ここでは図右上の駐車設備P
について説明すると、車両Vは矢印Tで示した進行方向
に走行するので、矢印Aに従って入車板4を登り車両載
置台1に進入し、リフトメータ23を使って車両昇降台
2で車両面11に運び上げられ、パーキングメータ12
を使用状態にしてストッパ13を突出させた後、再び車
両昇降台2を使って地上に降りる。また車両を駐車設備
Pから出す時は、矢印Bに従って出車板5を降り車道R
に出る。
【0015】本考案は、各車両載置台に設けられて駐車
可能な駐車面11を表示する駐車面表示器7を具備し、
かつ、車両載置台1の各駐車面11に設けたパーキング
メータ12と、車両昇降台2の昇降面22に設けたリフ
トメータ23と、各駐車面11の出入り口側に突出可能
に設けられたストッパ13とから構成される料金自動徴
収システムを具備するので、自動制御の駐車料金徴収シ
ステム及び車両落下防止のための安全システムが機能す
る。さらに、上記車両昇降台2が昇降する時に、車両お
よびドライバーに対して車両昇降台2への進入を禁止す
る旨の警告を行う進入防止スクリーンを設けたので、十
分な安全保護システムが構成できる。
【0016】
【0017】図5は、この考案の出車手順を説明する斜
視図である。図5において、主に図右側の駐車設備Pに
基づいて出車手続を説明すると、ドライバー(図示せ
ず)は歩道Sから入車板4を登って車両載置台1の走行
面14を通り車両昇降台2の昇降面22に達する。この
時、車両Vが進入して来ないことを確認して、リフトメ
ータ23にある駐車層のコイン投入口にコイン(いずれ
も図示せず)を投入して、例えば最上層にまで昇降面2
2を上昇させる。なお、走行面14に進入禁止の赤信号
を設けてもよい。そして、リフトメータ23の説明書に
従って保留ボタン(図示せず)を押してから駐車面11
に移り、パーキングメータ12に所定駐車料金を投入す
る。この料金の投入または駐車時間が超過していない時
は解除ボタン(図示せず)を押すことによってストッパ
13が駐車面11に収納されるので、車両Vを昇降面2
2に移動する。次に、リフトメータ23の下降ボタン
(図示せず)を押して昇降面22を走行面14と同一に
なるまで下降させ、走行面14を通って出車板5を降り
車道Rに出る。
【0018】図1と図2において、この考案の作用を説
明すると、この考案の基本的な複数の構成ユニットであ
る、折畳み式で2車両以上を立体的に載置する複数の駐
車面11を有する一対の車両載置台1と、これら一対の
車両載置台1の間に設けて各駐車面11に対して昇降可
能な車両昇降台2とを組み合わせることにより折畳み式
立体駐車設備として構成できる。そして、図2を見ると
分かり易いように、車両載置台1及び車両昇降台2に設
けられて駐車設備全体の位置調整及び移動を行う移動手
段3を設けているので、別の路面や広場に移動させるこ
とができると共に、不使用時及び移動時には折畳んで体
積を縮小することができる。
【0019】
【考案の効果】この考案は、以上に説明した構成によ
り、折畳み式立体駐車設備に移動手段を設けて、路面移
動可能とし、避難梯子を設けて安全保護システムの一環
とするとともに、パーキングメータ及びリフトメータか
らなる料金自動徴収システムを備えているので、従来の
路面駐車場を立体的に利用できる駐車設備を構成でき
る。また、車両昇降台に進入防止スクリーンを設けてい
るので、前記避難梯子及び車両載置台のストッパととも
に安全保護システムを構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の構成例を示す斜視図である。
【図2】この考案の基本的な構成ユニットを示す斜視図
である。
【図3】車両昇降台を示す斜視図である。
【図4】この考案の駐車設備の配置を俯瞰した例を示す
参考図である。
【図5】この考案の出車手順を説明する斜視図である。
【図6】従来技術の機械式立体駐車設備の一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 車両載置台 2 車両昇降台 3 移動手段 4 入車板 5 出車板 6 避難梯子 7 駐車面表示器 10 リンク機構 11 駐車面 12 パーキングメータ 13 ストッパ 20 リンク機構 21 油圧手段 22 昇降面 23 リフトメータ 24 進入防止スクリーン 70 表示灯

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本的な構成ユニットとして、一対の折畳
    み可能で2車両以上を立体的に載置する複数の駐車面を
    有する車両載置台と、一対の車両載置台の間に設けて各
    駐車面に対して昇降可能な車両昇降台と、緊急時に駐車
    面から地上へ避難する避難梯子とを備える折畳み式立体
    駐車設備において、 車両載置台及び車両昇降台に設けた駐車設備全体の移動
    ならびに位置調整を行う移動手段と、 各車両載置台に設けて駐車可能な駐車面を表示する空車
    面表示器と、 車両載置台の各駐車面に設けられ駐車時間の計測及び駐
    車料金投入のための機構を有するパーキングメータと、
    車両昇降台の昇降面に設けられ該車両昇降台の昇降制御
    のための機構を有するリフトメータと、各駐車面の出入
    口側に突出可能に設けられかつ前記パーキングメータ及
    び前記リフトメータに連動して突出及び格納され駐車時
    は車両の落下を防止するべき該駐車面から突出するとと
    もに入出車時は該駐車面に格納されるストッパとから構
    成される料金自動徴収システムとを具備することを特徴
    とする 料金自動徴収システム付の路面移動可能な折畳み式立体
    駐車設備。
JP40532690U 1990-12-10 1990-12-10 料金自動徴収システム付の路面移動可能な 折畳み式立体駐車設備 Expired - Lifetime JPH0750532Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0487974U JPH0487974U (ja) 1992-07-30
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JP40532690U Expired - Lifetime JPH0750532Y2 (ja) 1990-12-10 1990-12-10 料金自動徴収システム付の路面移動可能な 折畳み式立体駐車設備

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