JPH07505172A - ガラス表面を被覆するための放射線硬化性液状被覆材料 - Google Patents
ガラス表面を被覆するための放射線硬化性液状被覆材料Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ガラス表面を被覆するための
放射線硬化性液状被覆材料
技術分野
本発明の対象は、ガラス表面を被覆するための放射線硬化性液状被覆材料であっ
て、該材料は、A) 被覆材料に対して56〜89重量%の、場合により尿素基
を有する少なくとも1種のエチレン系不飽和ポリウレタン、
B) 被覆材料に対して10〜30重量%の少なくとも1種のエチレン系不飽和
モノマー、
C) 被覆材料に対して0.5〜8重量%の少な(とも1種の光重合開始剤及び
D) 被覆材料に対して0.05〜6重量%のシランを含有し、(A)乃至(D
)成分の総量はその都度100重量%である。
さらに本発明の対象は、該放射線硬化性被覆材料を用いてガラス表面、特に光ガ
ラス繊維(Optische Glasfaser)を被覆する方法である。
背景技術
光ガラス繊維は、光通信の分野で光導波繊維としての重要性が不断に増大してい
る。この用途の場合には、ガラス表面を湿気及び損耗現象から保護することが絶
対必要である。従ってガラス繊維には、その製造に引続いて直ちに保護用塗料層
を施す。
すなわち、例えばヨーロッパ特許第11498・2号明細書からは、ガラス繊維
に先ず、弾性を有するか、しかし硬度及び靭性の小さい緩衝層(下塗り)を施し
、次に高い硬度及び靭性を有する放射線硬化性被覆塗料を適用することが公知で
ある。この二層構造は、機械的応力の際低温でもガラス繊維の十分な保護を保証
するという。被覆塗料としては、ヨーロッパ特許第114982号明細書では、
ジエチレン末端基を有するポリウレタン、ビスフェノールのジグリシジルエーテ
ルのジエチレン系不飽和エステル及びモノエチレン系不飽和モノマー(同モノマ
ーから製造されたホモポリマーのガラス転移温度は55℃を越えている)を基剤
とする放射線硬化性被覆組成物を使用している。
しかしこのようなガラス繊維被覆は、ガラス表面での付着が極めて不良であると
いう著しい欠点を有する。特にこの付着は湿気負荷の場合にはなお一層悪化し、
事情によっては、ガラス表面での付着が全(だめになるほど著しく不良になる。
ガラス表面上での被覆材料の不良な付着という難点は公知である。従うて付着改
善のためには、被覆材料に付着促進剤(Haftver■1−ttler)とし
てオルガノシランを添加することが多い。
ヨーロッパ特許出願公開第149741号明細書からは、放射線硬化性のポリエ
チレン系不飽和ポリマー化合物の他に、被覆組成物に対して0.5〜5%のポリ
アルコキシシランを含有する放射線硬化性液状ガラス繊維被覆剤が公知である。
マイクル付加(Michael −Ad−dition)においてエチレン系不
飽和結合と反応することのできる唯一個の活性アミノ−又はメルカプチル−水素
原子を有する有機置換基を有するようなポリアルコキシシランが適当である。適
当なシランの例としては、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシランが挙げら
れている。ヨーロッパ特許出願公開第149741号明細書によれば、この種の
シランの使用によってのみ、湿気負荷の際にも付着を改善することが成功する。
さらにドイツ国特許出願公開第3840644号明細書からは、結合剤としてジ
エチレン不飽和ポリウレタン樹脂及び反応性希釈剤としてエチレン系不飽和モノ
マーを含有する放射線硬化性液状ガラス繊維被覆剤が公知である。このガラス繊
維被覆剤は、湿気負荷の際にも付着を改善するためにN−β−アミノエチル−γ
−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン
、N−メチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン又はトリアミノ改質プロ
ピルトリメトキシシラン0.05〜6重量%を含有する。しかしこのガラス繊維
被覆剤はなお製造安全性の点で改善を要する。
さらに、まだ公告されていないドイツ国特許出願第P4107664.8号明細
書からは、付着促進剤としてアジドシランを含有する、Nを含む複素環式環系を
有する重縮合物を基剤とする解決手段が公知である。しかし、エチレン系不飽和
ポリウレタンを基剤とする放射線硬化性被覆材料にアジドシランを添加すること
は記載されていない。
最後に、まだ公告されていないドイツ国特許出願第P4113655.1号明細
書からは、無機支持体と、構造単位としてN原子を有する複素環式理系を有する
多縮合物との間の付着促進剤としてアジドシランとアミノアルコキシシランとか
ら成る混合物を使用することが公知である。しかしやはり、エチレン系不飽和ポ
リウレタンを基剤とする放射線硬化性被覆材料に前記付着促進剤を添加すること
は記載されていない。
発明の開示
従って本発明は、ガラス表面、特に光ガラス繊維を被覆するための放射線硬化性
被覆材料において、湿気負荷後に生じる被覆が新しく製造されかつ硬化直後に調
べられた相応の被覆と比べて付着の損害がないか又は極めて僅かであるような該
材料を提供するという課題を基礎とした。さらに高い製造安全性を有する被覆材
料が製造可能であることも要求された。
本発明の基礎になっている前記課題は、意外にも、A) 被覆材料に対して56
〜89重量%の、場合により尿素基を有する少なくとも1種のエチレン系不飽和
ポリウレタン、
B) 被覆材料に対して10〜30重量%の少なくとも1種のエチレン系不飽和
モノマー、
C) 被覆材料に対して0.5〜8重量%の少なくとも1種の光重合開始剤及び
D) 被覆材料に対して0.05〜6重量%のシランを含有し、(A、 )乃至
(B)成分の総量がその都度100重量%である、ガラス表面を被覆するための
放射線硬化性液状被覆材料によって解決される。
該被覆材料は、成分(D)として、
d 1.) 一般式(I)
N3−R3−91−R1,(OR2) a−、(I)[式中R1はC1〜C3−
アルキル基、フェニル基、ベンジル基又はトルイル基を表わし、R2はC1〜C
4−アルキル基、02〜C4−アルコキシアルキル基、フェニル基又はベンジル
基を表わし、R3は酸素原子、硫黄原子又は−(N−R4)−基(R4は水素、
メチル基、エチル基フェニル基を表わす)によって中断されていてもよいC1〜
CB−アルキレン基を表わし、nは0,1又は2である〕で示される少なくとも
1種のアジドシラン及びd2) 場合により式■
H2N−R5S I Rem (OR7)3−q (n)[式中R5はC□〜C
6−アルキレン基、C5〜C6−シクロアルキレン基又は−アリレン基を表わし
、これらの基はさらに1又は2個の01〜c3−アルキル基によって置換されて
いてもよく、R6及びR7は相互に独立的に01〜C6−アルキル基又は05〜
C6−シクロアルキル基を表わし、これらの基は同様にさらに1又は2個のC1
〜c8−アルキル基によって置換されていてもよく、mは0,1又は2であって
よいって示される少なくとも1種のアミノアルコキシンランを使用することを特
徴としている付着促進剤として公知の、多数の有機珪素化合物を考慮すると、場
合によってはアミノアルコキシシランと組合せたアジドシランの使用によって、
湿気負荷後の被覆剤の付着が、付着促進剤として例えばN−β−アミノエチル−
γ−アミノプロピルトリメトキシシランを含有する公知被覆剤と比べて明らかに
改善されることは意外であって、予想することはできなかった。
他方能の公知の付着促進剤、例えばγ−グリシジルオキシプロピルトリメトキシ
シラン及びN−β−(N−ビニルベンジルアミノ)−エチル−γ−アミノプロピ
ルトリメトキシソランのモノヒドロクロリドを使用する場合には、湿気負荷の際
付着の著しい不良化がもたらされる。
次に本発明の被覆材料を詳細に説明する:皮膜形成成分として使用されるエチレ
ン系不飽和ポリウレタン(A)は、ジー又はポリイソシアネートをジオール/ポ
リオール及び/又はジアミン/ポリアミン及び/又はジチオール/ポリチオール
及び/又はアルカノールアミンの群から選択された連鎖延長剤と反応させ、次に
残りの遊離イソシアネート基を、他のエチレン系不飽和カルボン酸の少なくとも
1種のヒドロキシアルキルアクリレートと反応させて製造することができる。
この場合、連鎖延長剤、ジー又はポリイソシアネート及びエチレン系不飽和カル
ボン酸のヒドロキシアルキルエステルの量は、
1) NGO基:連鎖延長剤の反応性基(ヒドロキシル基、アミノ基及びメルカ
プチル基)の当量比が3:1〜1:2であり、好ましくは2:1であり、2)
エチレン系不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステルのOH基が、イソシ
アネート及び連鎖延長剤から成るプレポリマーのまだ遊離のイソシアネート基に
対する化学I論的量で存在するように選択する。
またポリウレタン(A)は、先ずジー又はポリイソシアネートのイソシアネート
の一部分を、エチレン系不飽和カルボン酸の少なくとも1種のヒドロキシアルキ
ルエステルと反応させ、次に残りのイソシアネート基を連鎖延長剤と反応させる
ことによって製造することもできる。この場合にも連鎖延長剤、イソシアネート
及び不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステルの量は、NCO基:連鎖延
長剤の反応性基の当量比が3:1〜1・2、好ましくは2:1であり、残余のN
CO基;ヒドロキシアルキルエステルのOH基の当量比が1:1であるように選
択する。
もちろん、前記の2方法の全中間形も行うことができる。例えばジイソシアネー
トのイソシアネート基の一部分を先ずジオールは反応させ、次にイソシアネート
基の別の部分をエチレン系不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステルと反
応させ、次いで残余のイソシアネート基をジアミンと反応させることもできるポ
リウレタンのこれらの種々の製造方法は公知であり(例えばヨーロッパ特許出願
公開第204161号明細書参照)、従ってさらに詳細に記載するまでもない。
ポリウレタン(A)を製造するためには、芳香族、脂肪族及び脂環式ジー及びポ
リイソシアネートが適当である、すなわち例えば2.4−12.6−トルイレン
ジイソシアネート及びそれらの混合物、4.4’ −ジフェニルメタンジイソシ
アネート、m−フェニレン−1p−フェニレン−14,4′−ジフェニル−11
,5−ナフタリン−11,4−ナフタリン−14,4′−トルイジン−、キシリ
レンジイソシアネート;置換された芳香族系、すなわち例えばジアニンジンジイ
ソシアネート、4,4′−ジフェニルエーテルジイソシアネート又はクロロジフ
ェニレンジイソシアネート及び高官能価芳香族イソシアネート、すなわち例えば
1.3.5−トリイソシアネートペンゾール、4,4′、4′−トリイソシアネ
ートフェニルメタン、2,4.6−ドリインシアネートトルオール及び4.4’
−ジフェニルジメチルメタン−2,2’ 、5.5’ −テトライソシアネー
ト;脂環式イソシアネート、すなわち例えば1.3−シクロペンタン−11,4
−シクロヘキサン−11,2−シクロヘキサン−14,4’ −メチレン−ビス
−(シクロヘキシルイソシアネート)及びイソホロンジイソシアネート;脂肪族
インシアネート、すなわち例えばトリメチレン−、テトラメチレン−、ペンタメ
チレン−、ヘキサメチレン−、トリメチルへキサメチレン−1,6−ジイソシア
ネート及びトリス−ヘキサメチレン−トリイソシアネートならびにヨーロッパ特
許出願公開第204161号明細書、第4欄、第42〜49行に記載された二量
体脂肪酸から誘導されたジイソシアネートが適当である。
好ましくは、2,4−及び2.4−1ルイレンジイソシアネート、4.4’ −
ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジインシアネート、イソホ
ロンジイソシアネート及び4.4′−メチレン−ビス−(シクロヘキシルイソシ
アネート)を使用する。
適当なジー及びポリオールの例は、例えばエチレングリコール、プロピレングリ
コール−1,2及び−1,3、ブタンジオール、ベンタンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、ヘキサンジオール、2−メチルペンタンジオ−ルー1.5.2−
エチルブタンジオール−1,4、ジメチロールシクロヘキサン、グリセリン、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン及びトリメチロールブタン、エリ
トリット、メソエリトリット、アラビット、アトニット、キシリット、マンニッ
ト、ソルビット、ズルシット、ヘキサントリオール、(ポリ)−ペンタエリトリ
トール;さらにモノエーテル、すなわちジエチレングリコール及びジプロピレン
グリコールならびにポリエーテル及び前記ポリオール及びアルキレンオキシドか
らの付加物である。これらのポリオールに対する重付加によってポリエーテルを
形成するために適しているアルキレンオキシドの例は、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド、ブチレンオキシド及びスチロールオキシドである。これらの重
付加生成物を一般に末端位ヒドロキシル基を有するポリエーテルと称する。該生
成物は線状又は枝分れであってよい。このようなポリエーテルの例は、分子量2
00〜4000のポリオキシエチレングリコール、分子量200〜4000のポ
リオキシプロピレングリコール、ポリオキシテトラメチレングリコール、ポリオ
キシヘキサメチレングリコール、ポリオキシノナメチレングリコール、ポリオキ
シデカメチレングリコール、ポリオキシドデカメチレングリコール及びそれらの
混合物である。同様にポリオキンアルキレングリコールエーテルの他の種類も使
用することができる。また適当なポリエーテルポリオールは、このようなポリオ
ール、すなわちエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、1.4−ブタンジオール、1.3−ブタンジオール、1.6−ヘキサン
ジオール及びそれらの混合物;グリセリントリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、1,2.6−ヘキサントリオール、ジペンタエリトリット、トリペ
ンタエリトリット、ポリペンタエリトリット、メチルグルコキシド及びサッカロ
ースを、アルキレンオキシド、すなわちエチレンオキシド、プロピレンオキシド
又はそれらの混合物と反応させることによって得られるポリエーテルポリオール
である。
また適当なポリエーテルジオールの例は、テトラヒドロフラン又はブチレンオキ
シドの重合生成物である。さらにまたポリエステルポリオール、好ましくはすで
に挙げたグリコールと、ジカルボン酸、すなわち例えばフタル酸、イソフタル酸
、ヘキサヒドロフタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、マレイン酸
、グルタル酸、テトラクロロフタル酸及びヘキサクロロへブタンジカルボン酸と
の反応によって製造することのできるポリエステルジオールも使用することがで
きる。またこれらの酸の代りに、存在する限りそれらの無水物も使用することが
できる。
またポリカプロラクトンジオール及び−トリオールも使用することができる。こ
れらの生成物は、例えばε−カプロラクトンとジオールとを反応させて得られる
。このような生成物は米国特許第3169945号明細書に記載されている。
前記反応によって得られるポリラクトンポリオールは、末端位ヒドロキシル基の
存在及びラクトンから誘導される反復ポリエステル部分によって優れている。
この反復分子部分は式:
に相応し、式中nは好ましくは4〜6であり、置換基は水素、アルキル基、シク
ロアルキル基又はアルコキシ基であり、この際置換基は12個以下の炭素原子を
有し、ラクトン環中の置換基における炭素原子の全数は12個を越えない。
出発物質として使用されるラクトンは、任意のラクトン又はラクトンの任意の組
合せであってよく、この際該ラクトンは環中に少な(とも6個の炭素原子、例え
ば6〜8個の炭素原子を有するべきであり、かつ環の酸素原子に結合されている
炭素原子には少な(とも21m1の水素置換基が存在するべきである。出発物質
として使用されるラクトンは、次の一般式:[式中n及びRは前記のものを表わ
すコで示されつる。本発明の場合ポリエステルジオールの製造にとって好ましい
ラクトンは、nが4であるカプロラクトンである。大抵の有利なラクトンは、n
が4でありかつすべてのR置換基が水素である場合の置換ε−カプロラクトンで
ある。このラクトンは極めて好ましい。それというのも同ラクトンは多量に使用
されかつ抜群の特性を有する被覆を生ずるからである。また種々の他のラクトン
も個々に又は組合せにおいて使用することができる。
ラクトンとの反応にとって適当な脂肪族ジオールの例は、すでにカルボン酸との
反応について記載したジオールである。
適当なアミンの例は、エチレンジアミン、トリー、テトラ−、ベンター、ヘキサ
−、ヘプタ−、ノナ−、デカ−及びドデカメチレンジアミン、2.2.4及び2
.4.4−トリメチルへキサメチレンジアミン、プロピレンジアミン及び相応の
ポリアルキレンジアミン、例えばポリプロピレンジアミン、分子量200〜40
00のポリエーテルジアミン、例えばポリオキンエチレンジアミン、ポリオキン
プロピレンジアミン、ポリオキシテトラメチレンジアミン、1,3−及び1゜4
−ブチレンジアミン、イソホロンジアミン、1.2−及び1.4−ジアミノシク
ロヘキサン、4.4’ −ジアミノジシクロヘキシルメタン、ビス−(3−メチ
ル−4−アミノシクロへキシル−)メタン、2.2−ビス−(4−アミノンクロ
ヘキシル−)プロパン、4.7−シオキサデカンー1,10−ジアミン、4.9
−ジオキサドデカン−1,12−ジアミン、7−メチル−4,10−ジオキサト
リデカン−1,13−ジアミン、ニトリルトリス−(エタンアミン)、エタノー
ルアミン、プロパツールアミン、N−(2−アミノエチル)エタノール、ポリエ
ーテルポリアミン、ビス−(3−アミノプロピル−)メチルアミン、3−アミノ
−1−(メチルアミノ−)プロパン、3−アミノ−1−(シクロへキシルアミノ
−)プロパン、N−(2−ヒドロキシエチル−)エチレンジアミン、トリス−(
2−アミノエチル−)アミン及び式:
%式%
[式中nは1〜6、好ましくは1〜3の整数であり、R□及びR2は同じか又は
異なるアルキレン基及びシクロアルキレン基及びエーテル基を有するC原子2〜
6個、好ましくは2〜4個のアルキレン基である]で示されるポリアミンである
。このようなポリアルキレンポリアミンの例は、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ジプロピレントリアミン、トリ
プロピレンテトラミン、テトラプロピレンペンタミン及びジエチレントリアミン
である。
また連鎖延長剤としては、ジー及びポリチオール、すなわち例えばジチオエチレ
ングリコール、1,2−及び1,3−プロパンジチオール、ブタンジチオール、
ペンタンジチオール、ヘキサンジチオール及び前記ジー及びポリオールの残りの
S −H類似化合物も使用することができる。
ポリウレタン中にエチレン系不飽和基を導入するためには、エチレン系不飽和カ
ルボン酸のヒドロキシアルキルエステル、すなわち例えばヒドロキソエチルアク
リレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、
ヒドロキシアミルアクリレート、ヒドロキシへキシルアクリレート、ヒドロキシ
オクチルアクリレート及びメタクリル酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、
クロトン酸及びイソクロトン酸の相応のヒドロキシアルキルエステルが適当であ
る。
さらに本発明の被覆剤中で使用するためには、成分Aとしては、ヨーロッパ特許
出願公開第223086号明細書で記載された不飽和ポリウレタンも適当である
。
また、本発明の被覆剤中で使用するためには、成分Aとしては、まだ未公告のド
イツ国特許出願第P4027770.4号明細書中に記載された、1分子当り数
個のエチレン系不飽和末端基及び数個のウレタン基及び/又は尿素基を有する放
射線硬化性オリゴマーも適当である。該オリゴマーは、
a) 3〜4の官能価を有しかつ300〜4000の数平均分子量を有する少な
くとも1種のヒドロキシ官能性及び/又はアミノ官能性化合物、b) 1分子当
り2個のヒドロキシル基及び/又はアミノ基を有する少な(とも1種の化合物、
c) 1分子当り1個の活性水素原子を含む基を有しかつ116〜1000の数
平均分子量を有する少な(とも1種のモノエチレン系不飽和化合物及びd) 少
な(とも1種の脂肪族及び/又は脂環式ジイソシアネート
から製造でき、この際成分a −dは、1) 成分a二成分すのモル比は0.1
・1〜1.1:1、好ましくは0.1〜0.8であり、2) 成分C:成分aの
モル比は2.0 : 1〜10:1、好ましくは2.5〜10でありかつ
3) 成分dのインシアネート基:成分a −Cの合計のヒドロキシル基及び/
又はアミノ基の当量比が0゜9〜1.0である
ような量で使用する。
該オリゴマーを製造するための成分aとしては、官能価3〜4、好ましくは3の
ヒドロキシ官能性及び/又はアミノ官能性化合物が適当である。これらの化合物
は、数平均分子量300〜4000、好ましくは500〜2000を有する。
適当な化合物の例は、ポリオキシアルキル化トリオール、例えばエトキシル化及
びプロポキシル化トリオール、好ましくはエトキシル化トリオール、極めて好ま
しくは1000よりも大きいか又は等しい数平均分子量を有するものである。ト
リオールとしては例えばグリセリン又はトリメチロールプロパンを使用する。
また相応のアミノ官能性化合物、例えばポリアルコキシル化トリオールから誘導
されたアミノ官能性化合物も適当である。例は、テクサコ社(Firma Te
xaco)のシェフアミン(JEFFAMIN・)の名称で得られる製品、例え
ばシェフアミンT403、Ta205、T5000、C346、DU700及び
BuD2000である。
この場合アミノ官能性化合物は、第−及び第二アミノ基を有していてもよい。こ
の他にまた、アミノ基及びヒドロキシル基を有する化合物も適当である。
成分すとしては、1分子当り2個のヒドロキシル基及び/又はアミノ基を有する
化合物が適当である。これらの化合物は数平均分子量200〜4000、好まし
くは600〜2000を有する。
適当な化合物すの例は、ポリオキシアルキレングリコール及びポリオキシアルキ
レンジアミンであり、この際アルキレン基は好ましくはC原子1〜6個を有して
いる。すなわち、例えば数平均分子量1000.1500.2000又は250
0を有するポリオキシエチレングリコールならびに相応の分子量を有するポリオ
キシプロピレングリコール及びポリテトラメチレン“グリコールが適当である。
またポリエトキシ化及びポリプロポキシル化ジオール、例えばブタンジオール、
ヘキサンジオール等のエトキシル化及びプロポキシル化誘導体も使用することが
できる。さらにまた、本明細書の第12頁に記載されたポリエステルジオールも
使用することができる。さらに成分すとしては、本明細書の第12頁乃至第13
頁に記載されたポリカプロラクトンジオールも使用することができる。
また成分、bとしてはもちろん、相応のジアミン及びOH基及びアミノ基を有す
る化合物も使用することができる。適当な化合物の例は、テキサコ社製のシェフ
アミン(JEFFAMIN・)D230、D400、D2000、D4000、
ED600、ED900、ED2001及びED4000の名称下で市販されて
いる製品である。
成分すとしては、好ましくは
bl) 少なくとも1種のポリエーテルジオール0〜90 mol/%及び
b 2 ) b21)少なくとも1種のポリエーテルジオールb22)少なくと
も1種の脂肪族及び/又は脂環式ジカルボン酸及び
b23)エポキシ基及び1分子当り8〜21個のC原子を有する少なくとも1種
脂肪族飽和化合物から成る少な(とも1種の改質ポリエーテルジオール10〜1
00mol/%
から成る混合物であり、この際成分b1及びb2の割合の合計及び成分b21−
b23の割合の合計はその都度100 mol/%である。
常法により改質ポリエーテルジオールを製造するためには、成分b21〜b23
を、成分21のOH基:成分b22の力、ルポキシル基の当量比が0.45〜0
゜55、好ましくは0.5であり、成分b23のエポキシ基:成分b22のカル
ボキシル基の当量比が0.45〜0.55、好ましくは0.5であるような量で
使用する適当なポリエーテルジオールb1及びb21の例は、すでに記載したポ
リオキシアルキレングリコールであり、アルキレン基は1〜6個のC原子を有す
る。この場合成分b1としては、好ましくは数平均分子量600〜2000のポ
リオキシプロピレングリコールを使用する。成分b21としては、好ましくは1
000よりも大きい数平均分子量を存するポリオキシブチレングリコール(ポリ
−THF)を使用する。
成分b22としては、好ましくは1分子当りC原子8〜36個を有する脂肪族及
び脂環式ジカルボン酸、例えばヘキサヒドロフタル酸を使用する。
成分b23としては、例えばエポキシ化ビニルシクロヘキサン化合物、エポキシ
化モジオレフィン系不飽和脂肪酸及び/又はポリブタジェンが適当である。
成分b23としては、好ましくは枝分れモノカルボン酸のグリシジルエステル、
例えばベルサテイック酸(Versaticsaeure)のグリシジルエステ
ルを使用するエチレン系不飽和基をポリウレタンオリゴマー中に導入するために
は、活性水素原子を有する基を有し、数平均分子量116〜1000、好ましく
は116〜400のモノエチレン系不飽和化合物を使用する。適当な成分Cの例
としては、例えばエチレン系不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル、
例えばヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒド
ロキシブチルアクリレート、ヒドロキシアミルアクリレート、ヒドロキシへキシ
ルアクリレート、ヒドロキシオクチルアクリレート又はメタクリル酸、フマル酸
、マレイン酸、イタコン酸、クロトン酸及びイソクロトン酸の相応のヒドロキシ
アルキルエステルが挙げられる。しかしアクリル酸のヒドロキシアルキルエステ
ルが好ましい。
さらに成分Cとしては、カプロラクトン及び上記のエチレン系不飽和カルボン酸
のヒドロキシアルキルエステルから成る付加物も適当である。好ましくは数平均
分子量300〜1000のアクリル酸のヒドロキシアルキルエステルの付加物を
使用する。
本発明のオリゴマーを製造するためには、成分dとしては脂肪族及び/又は脂環
式ジイソシアネートが適当である。適当なイソシアネートの例は、本明細書の第
8及び9頁にすでに記載した脂肪族及び脂環式ジイソシアネートである。好まし
くは、イソホロンジイソシアネート及びトリメチルへキサメチレン−1,6−ジ
イソシアネートを使用する。
本発明のオリゴマーは種々の方法で製造することができる。すなわち例えば、先
ずジイソシアネートdを連鎖延長剤a及びbと反応させ、次に残余の遊離イソシ
アネート基をエチレン系不飽和化合物Cと反応させることもできる。
また該オリゴマーは、先ず成分dのインシアネート基の一部分をエチレン系不飽
和化合物Cと反応させ、次に残余の遊離イソシアネート基を連鎖延長剤と反応さ
せることによって製造することもできる。
また、ヨーロッパ特許出願公開第223086号明細書の第5頁に記載された方
法によりポリウレタンオリゴマーを製造することもできる。
該ポリウレタンオリゴマーは、好ましくは二工程方法で製造する。先ず成分a
−dの化学量論的重付加を、成分dのNCO基の85%を越える量が反応してし
まうまで行う。この第一工程では、成分a −dは、成分dのNCO基:成分a
−Cの活性水素原子の当量比が1=1であるような量で使用する。
次に第二工程では、残りの成分の残部を(所望のNCo : OHの比に応じて
)加え、NCO基の変換率が99%より大きくなるまで反応を続行する。第二工
程では好ましくは別の成分Cを加え、この成分Cの添加によって所望のNCO:
OHの当量比を調節する。
このウレタン−オリゴマーは、通常2500〜10000、好ましくは3000
〜6000 (ポリスチロール標準に対してGPCで測定)の数平均分子量、5
000〜50000、好ましくは7000〜20000(ポリスチロール標準に
対してGPCで測定)の重量平均分子量、0.5〜1,5、好ましくは0.6〜
0゜9111ol/kIの二重結合含分及びその都度統計的平均ポリマー分子当
り2〜3.5、好ましくは2.2〜2.8の官能価を有する。
不飽和ポリウレタン(A)は、被覆材料中で被覆材料に対して56〜89重量%
の量を使用する。
本発明の被覆剤は、上記のポリウレタン(A)の他にさらに、被覆材料に対して
10〜30重量%の少なくとも1種のエチレン系不飽和モノマー(B)を含有し
ている。適当なモノマーの例はエトキシエトキシエチルアクリレート、N−ビニ
ルピロリドン、フェノキシエチルアクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレ
ート、ヒドロキシエチルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、イソボル
ニルアクリレート、ジメチルアクリルアミド及びジシクロペンチルアクリレート
である。また、ジー及びポリアクリレート、例えばブタンジオールジアクリレー
ト、トリメチロールプロパンジー及び−トリアクリレート、ペンタエリトリット
ジアクリレート及びヨーロッパ特許出願公開第250631号明細書に記載され
た、分子量400〜4000、好ましくは600〜2500の長鎖線状ジアクリ
μ=1・も適当である。例えば2個のアクリレート基はポリオキシブチレン構造
によって分離されていてもよい。また1、12−ドデシルジアクリレート及びア
クリル酸2molと、一般にC原子36個を有する二量体脂肪アルコール1m0
1との反応生成物も使用することができる。また上記モノマーの混合物も適当で
ある。
好ましくは、N−ビニルピロリドン、フェノキシエチルアクリレート、イソボル
ニルアクリレート及びこれらの七ツマ−の混合物を使用する。
本発明の被覆材料中で、被覆材料に対して0.5〜8重量%、好ましくは2〜5
重量%の量で使用される光重合開始剤は、被覆剤の硬化のために使用される放射
線(紫外線、電子ビーム、可視光線)によって変わる。好ましくは本発明の被覆
材料は紫外線によって硬化される。この場合には、通常ケトンを基礎とする光重
合開始剤、例えばアセトフェノン、ベンゾフェノン、ジェトキシアセトフェノン
、m−クロロアセトフェノン、プロピオフェノン、ベンゾイン、ベンジル、ベン
ジルジメチルケタール、アントラキノン、チオキサントン及びチオキサントン誘
導体及び種々の光重合開始剤の混合物を使用する。場合によっては、前記の光重
合開始剤と一緒に種々のアミン、例えばジエチルアミン及びトリエタノールアミ
ン(相乗剤として作用する)を被覆材料に対して4重量%までの量で使用しても
よい。
該被覆材料は、本発明の重要な成分として、di) 一般式(1)
%式%(1)
[式中R1は01〜C3−アルキル基、フェニル基、ベンジル基又はトルイル基
を表わし R2は01〜C4−アルキル基、02〜C4−アルコキシアルキル基
、フェニル基又はベンジル基を表わし、R3は酸素原子、硫黄原子又は−(N−
R4)−基(R4は水素、メチル基、エチル基又はフェニル基を表わす)によっ
て中断されていてもよい01〜C8−アルキレン基を表わし、nは0.1又は2
である]で示される少なくとも11種のアジドシラン及びd2) 場合により式
■
H2N R’ S I R6m (OR7)s−m (II )[式中R6はC
1〜Cθ−アルキレン基、05〜C6−シクロアルキレン基又は−アリレン基を
表わし、これらの基はさらに1又は2個のC1〜C8−アルキル基によって置換
されていてもよ(、R6及びR7は相互に独立的に01〜c6−アルキル基又は
06〜C6−シクロアルキル基を表わし、これらの基は同様にさらに1又は2個
のCl−08−アルキル基によって置換されていてもよく、mは0,1又は2で
あってもよい]で示される少な(とも1種のアミノアルコキシシランを、
被覆材料の全重量に対して0.05〜6重量%、好ましくは1.2〜2.2重量
%含有する。
式Iのアジドシランとしては脂肪族アジドシランが好ましく、特に好ましくはR
2がC1〜C4−アルキル基を表わし R11が01〜CB−アルキレン基を表
わし、n=0であるアジドシランを使用する。3−アジドプロピルトリエトキシ
シランが極めて好ましい。
さらに本発明の被覆材料中では、少なくとも1種のアジドシランと少なくとも1
種のアミノアルコキシシランとから成る混合物も使用することができるが、好ま
しくはアジドシランのみを使用する。アジドシランと組合せるためのアミノアル
コキシシランとしては、特にN−β−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−メチル−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン及び/又はトリアミノ改質プロピルトリメトキシ
シラン(例えばDynaa+it Nobel Cbemie社製の商品、付着
促進剤DYNASYLAN・、’TYpTRI AMO”)が適当である。混合
物を使用する場合には混合割合は通常アジドシラン0.05〜4.0重量%、ア
ミノアルコキシシラン0.05〜5.0重量%であり、好ましくはアジドシラン
0.2〜1.1重量%、アミノアルコキシシラン0.1〜0.9重量%であり、
これらの割合は被覆材料の全重量を基準とする。
また本発明の被覆材料は、場合によりなお常用の助剤及び添加物を常用量で、好
ましくは被覆材料に対して0.05〜10重量%を含有していてもよい。このよ
うな物質の例は流れ調整剤(Verlaufsmittel)及び可塑剤である
。
該被覆材料は、公知の適用方法、例えばスプレー、ロール塗布、流延、浸漬、ナ
イフ塗布又ははけ塗りによってガラス表面に施すことができる。
塗料皮膜の硬化は放射線、好ましくは紫外線を用いて行う。この硬化法のための
装置及び条件は文献から公知であり(例えばR,Holmes、 U4.及びE
、B、CuringFor+5ulations for Printing
Inks、Coatings andPaints、 5ITA Techno
logy、^cademic Press、 Lodon、United Ki
ngdom 1984 )さらなる詳細な説明は不要である。
また本発明の対象は、
1)A) 被覆材料に対して56〜89重量%の、少なくとも1種の、場合によ
り尿素基を有するエチレン系不飽和ポリウレタン、
B)被覆材料に対して10〜30重量%の少なくとも1種のエチレン系不飽和モ
ノマー、
C)被覆材料に対して0.5〜8重量%の少なくとも1種の光重合開始剤及び
D)被覆材料に対して0.05〜6重量%のシラン(成分(A)〜(D)の総量
はその都度1oo重量%である)を含有する放射線硬化性被覆材料をガラス表面
に施し、
■) 該被覆材料を紫外線又は電子ビームを用いて硬化することから成る、ガラ
ス表面を被覆するための方法である。
該方法は、該被覆材料が成分(D)として、di) 一般式(I)
N3 R8S I R1s(OR2) 3−(I )E式中R1はC1−C8−
アルキル基、フェニル基、ベンジル基又はトルイル基を表わし、R2は01〜C
4−アルキル基、C2〜C4−アルコキシアルキル基、フェニル基又はベンジル
基を表わし R3は酸素原子、硫黄原子又は−(N−R4)−基(R4は水素、
メチル基、エチル基又はフェニル基を表わす)によって中断されていてもよい0
1〜c8−アルキレン基を表わし、nはoll又は2であるコで示される少なく
とも1種のアジドシラン及びd2) 場合により式■
H2N−R’−8i−R”、(OR7)s−+−(II)[式中R6は01〜C
6−アルキレン基、C6〜C6−シクロアルキレン基又は−アリレン基を表わし
、これらの基はさらに1又は2個のC1〜08〜アルキル基によって置換されて
いてもよく、R6及びR7は相互に独立的に01〜C6−アルキル基又は05〜
C6−シクロアルキル基を表わし、これらの基は同様にさらに1又は2個のC□
〜C8−アルキル基によって置換されていてもよく、mは0.1又は2であって
よい]で示される少なくとも1種のアミノアルコキシシラン
を使用することを特徴としている。
本発明の方法で使用される被覆剤及び前記方法の詳細な説明に関しては、本明細
書の第6頁〜第27頁を参照されたい。
本発明方法は特に光ガラス繊維の被覆用に適している。特に光ガラス繊維を先導
波路として使用する場合には、表面の保護のために適用された被覆材料が湿気負
荷の際にも、ガラス繊維表面での良好な付着を有することが重要である。
湿気負荷−これは、ガラス繊維を光導波路として使用する場合には避けられない
(例えばガラス繊維は、結合ステーションにおいて空気に開放されている)−後
の被覆の付着損害は、ガラス表面上の塗料欠陥をもたらす。さてこの場合保護さ
れなかつた表面は、例えばダスト粒子によって極めて容易に損傷され、これによ
って光学的特性の損失がもたらされる。しかしまさに本発明の方法及び本発明の
被覆材料によって、前記欠点を回避し、湿気負荷後にも極めて良好な付着を有す
る被覆を提供することができる。
この場合本発明の被覆材料は、単層塗装の形で又は二層塗装の下塗りとしてガラ
ス繊維上に施すことができる。二層塗装の場合の適当な被覆塗料は(Deckl
acke)例えばヨーロッパ特許第114982号明細書に記載されている。
次の実施例により本発明を詳述する。明白に他の指摘がない場合には、部及び%
のすべての数値は、重量部及び重量%である。
例1(比較)
公知方法(例えばヨーロッパ特許第114982号明細書参照)により、不飽和
ポリウレタン75.8部、トリメチロールプロパントリアクリレート9.2部、
フェノキシエチルアクリレート12部、ベンジルジメチルケタール0.5部及び
ベンゾフェノン2.5部より成る放射線硬化性被覆材料を製造し、この際トリメ
チロールプロパントリアクリレート及びフェノキシエチルアクリレートの存在で
先ず4.4′−メチレン−ビス−(シクロヘキシルイソシアネート) 4 mo
lをポリオキシプロピレングリコール(分子量1001000)2と反応させる
。得られたこの中間生成物を2−ヒドロキシエチルアクリレート2m01、次に
プロピルオキシプロピレンジアミン(分子量230)1molと反応させる。次
にこの混合物に光重合開始剤を加える。十分に清浄された(就中脂肪不含の)ガ
ラス板(幅×長さ=98×151 mm)の縁部にテサクレップ(Tesakr
epp@)接着テープNo4432(幅19■)を張り、前記被覆材料をナイフ
塗布する(乾燥皮膜厚さ180μm)。
硬化は、各ランプ出力80W/c■のHg−中圧放射器を備えた紫外線装置を用
いて、バンド速度40諷/分で半負荷動作(= 40 W / cm)で同ガラ
ス板を2回通して行なう。この場合照射される放射線量は0.08 J/ cm
” (Eltosch社製放射線量計UV I CURE、ETT系で測定)で
ある。
次に直ちに次のようにして付着試験を行うニー皮膜先端をブレードで注意深(ガ
ラスから少し剥がす。
一剥がされた皮膜部分に弓形針金(DrahtbuegeL)を接着テープを用
いて固定する。
−ばね秤を掛け、できるだけ一定の重量で直角に剥離する。
一必要な剥離力(+)を測定目盛により読み取る。
付着試験の評価は、2回の測定から得られる値を平均し、数回の反復によって良
好な(=高い)付着値の再現性を検べることによって行う。
付着試験の結果を表1に示す
このようにして行われた付着試験の他に、またDIN55289によるロール剥
離試験も行うことができる。しかし同試験は実施しなかった。
また、湿気負荷後の付着を試験するためには、ガラス板を、硬化直後に90%相
対湿度(r、F、)(DrN50005)の特定湿度を有する適当な空気調節室
中に室温(25℃)で24時間保持する。この暴露の終了直後に剥離試験を、ば
ね秤りを用いて付着試験と同様に照射直後に行う。
この場合にも付着試験の評価は、2回の測定から平均値をとって行う。良好なく
=高い)付着値の場合には再現性を検へるために少なくとも2回の反復測定を行
う。この試験の結果も表1に記載する。
実験室方法としては、窓ガラス上の付着試験が良好な、説得力のある結果を与え
る。この方法は、ガラス繊維メーカーにおいても行われる、それというのも同方
法が光ガラス繊維(繊維の代表的太さ125μ露)上の付着値と極めて良好に一
致する、実地に近い値を生じるからである。
例2(比較)
比較例1と同様にして、不飽和ポリウレタンを基剤とする放射線硬化性被覆剤を
製造する。この被覆剤は、比較例1と異なりさらに、被覆剤の全重量に対して2
重量%のγ−グリシジルオキシブロビルトリメトキンシランを含有している。
比較例1と同様にして、該被覆剤をナイフによりガラス板上に塗布しく乾燥皮膜
厚さ180μm)、水銀中圧蒸気ランプ(同様に線量出力は0.08 +/cm
” )で硬化する。比較例1で記載したように、被覆剤の硬化直後及び90%相
対空気湿度における室温での24時間保持後に、被覆の付着を測定する。結果を
表1に示す。
例3及び4(比較)
例2と同様にしてガラス被覆を製造する。但し全組成物に対して2重量%のγ−
グリシジルオキシブロビルトリメトキシシランの代りに、3−ブテニルトリエト
キシシラン2重量%(例3)及びN−β−(N−ビニルベンジルアミノ)−エチ
ル−γ−アミノプロピルトリメトキンシランのモノヒドロクロリド[式:
2重量%(例4)(上記重量割合はそれぞれ被覆剤の全重量を基準とする)を使
用する点が異なる。付着試験の結果は表1に記載しである。
例5〜7(比較)
例2と同様にしてガラス被覆を製造する、但し、γ−グリシジルオキシブロビル
トリメトキシシラン2重量%の代りに、今度はN−β−アミノエチル−γ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン1重量%(例5)、2重量%(例6)及び3重量
%(例7)(前記重量割合は被覆剤の全重量を基準とする)を使用する点が異な
る。付着試験は表1に記載しである。
例8〜10
例2と同様にして、ガラス被覆を製造する、但し、γ−グリシジルオキシプロビ
ルトリメトキシシラン2重量%の代りに、今度は3−アジドプロピル−トリエト
キシシラン1重量%(例8)、2重量%(例9)及び3重量%(例10)(各重
量割合は被覆剤の全重量を基準とする)を使用する点が異なる。付着試験の結果
は表1に記載しである。
例11〜13
例2と同様にして、ガラス被覆を製造する、但し、γ−グリシジルオキシブロピ
ルトリメトキシシラン2重量%の代りに、今度は3−アジドプロピルトリエトキ
シシラン0.5重量%及びN−β−アミノエチル−γ−アミノブロピルトリメト
キシシラン(例11)、3−アジドプロピルトリエトキシシラン0.75重量%
及びN−β−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン0.75重
量%(例12)及び3−アジドプロピルトリエトキシシラン1.0重量%及びN
−β−アミノエチルーγ−アミノプロピルトリメトキシシラン1.0重量%(例
13)(各重量割合は被覆剤の全重量を基準とする)を使用する点が異なる。付
着試験の結果は表1に記載しである。
例14〜16
数平均分子量1000及びKOH118mff/gのOH価を有するポリテトラ
ヒドロフラン51.1部及びヘキサヒドロフタル酸無水物19.1部を、撹拌機
、不活性ガス導入管及び温度センサーを備えた釜で120℃に加熱し、KOH1
02mW/+の酸価が得られるまで120℃に保つ。次にポリ−THF、ヘキサ
ヒドロフタル酸及びベルサテイック酸(Versaticsaeure)のグリ
シジルエステルから成る混合物の重量に対して0゜02%のクロムオクトエート
及びエポキシ当量266を有するベルサテイック酸(Versaticsaeu
re)のグリシジルエステル29.7部を加える。この混合物を、反応生成物が
エポキシ当量>20.000、酸価KOH4@t/g及びOH価KOH60mf
f/+を有するまで120℃に加熱する。
改質ポリエーテルジオールは平均分子量Mn=1860(OH価から計算)を有
する。酢酸ブチル中の80%溶液の粘度は3 、8 dPas[23℃で平板/
円錐−粘度計(Platte/ Kegel −Viskosimeter)を
用いて測定]である。
撹拌機、供給装置、温度センサー及び空気導入管を備えた釜に、数平均分子量1
000を有する市販のエトキシル化トリメチロールプロパン0.35moL数平
均分子量600の市販ポリオキシプロピレングリコール0.65mol、前記の
改質ポリエーテルジオール0゜55 mol、ヒドロキシエチルアクリレート1
.75mol。
ジブチル錫ジラウレート0.05%及び2,6−ジーt−ブチルクレゾール0.
1%(各重量割合は改質ポリエーテルジオール、エトキシル化トリメチロールプ
ロパン、ポリオキシプロピレングリコール、ヒドロキシエチルアクリレート及び
イソホロンジイソシアネートの全重量を基準とする)及びフェノチアジン30
ppmを予め入れ、60℃に加熱する。次に2.5時間のうちに50℃でイソホ
ロンイソシアネート2.70molを加える。次にフェノキシエチルアクリレー
トで理論固体骨90%に希釈し、温度を、1%のNCO値が得られるまで60°
に保つ。次に0.05%ジブチル錫ジラウレート及び数平均分子量344の市販
のヒドロキシエチルアクリレートカプロラクトン−オリゴマー(Union C
a−rbide社製商品TONEM100)0.51molを80℃の温度で加
え、温度を、<0.1%のNCO値の得られるまで80°に保つ。このようにし
て得られたオリゴマーは0 、6 mol/AHの二重結合含分及び2.5の官
能価を有する。
フェノキシエチルアクリレート中の得られたオリゴマー1の40%(理論固体骨
に対して)溶液は、4.9dPas (23℃で平板−円錐−粘度計で測定する
)を有する。
ウレタンオリゴマー1の上記の90%溶液78.1部、フェノキシエチルアクリ
レート12.1部、N−ビニルピロリドン6.2部、3−アジドプロピルトリエ
トキシシラン(例14)1重量%もしくは3−アジドプロピルトリエトキシシラ
ン2重量%(例15)もしくは3−アジドプロピルトリエトキシシラン3重量%
(例16)及びジェトキシアセトフェノン2.0部から、混合することによって
放射線硬化性被覆材料を製造する被覆剤の塗布及び硬化ならびに得られた被覆の
試験は例1と同様・にして行う。付着試験の結果は表2に記載しである。
、 、、−PCT/εP 92102699フロントページの続き
(51) fnt、cl、’ 識別記号、庁内整理番号C09D175104
PHU 8620−4J(72)発明者 ブルーム、ライナー
ドイツ連邦共和国 6700 ルートヴイッヒス ハーフエン バンヴアッサー
シュトラーセ 58
I
Claims (12)
- 1.A)該被覆材料に対して56〜89重量%の、場合により尿素基を有する少 なくとも1種のエチレン系不飽和ポリウレタン、 B)該被覆材料に対して10〜30重量%の、少なくとも1種のエチレン系不飽 和モノマー、C)該被覆材料に対して0.5〜8重量%の少なくとも1種の光重 合開始剤及び D)該被覆材料に対して0.05〜6重量%のシラン [成分(A)〜(D)の総量はその都度100重量%である〕を含有する、ガラ ス表面を被覆するための放射線硬化性液状被覆材料において、該被覆材料が成分 (D)として、 d1)一般式(I) N3−R3−Si−R1n(OR2)3−n(I)[式中R1はC1〜C3−ア ルキル基、フェニル基、ベンジル基又はトルイル基を表わし、R2はC1〜C4 −アルキル基、C2〜C4−アルコキシアルキル基、フェニル基又はベンジル基 を表わし、R3は酸素原子、硫黄原子又は−(N−R4)−基(R4は水素、メ チル基、エチル基又はフェニル基を表わす)によって中断されていてもよいC1 〜C8−アルキレン基を表わし、nは0、1又は2である]で示される少なくと も1種のアジドシラン及び場合により d2)一般式II H2N−R5−Si−R6m(OR7)3−m(II)[式中R5はC1〜C6 −アルキレン基、C5〜C6−シクロアルキレン基又は−アリーレン基を表わし 、これらの基はさらにC1〜C3−アルキル基1又は2個によって置換されてい てもよく、R6及びR7は相互に独立的にC1〜C6−アルキル基又はC5〜C 6−シクロアルキル基を表わし、これらの基は同様にさらにC1〜C3−アルキ ル基1又は2個によって置換されていてもよく、mは0、1又は2であってよい ]で示される少なくとも1種のアミノアルコキシシランを含有することを特徴と する、前記の放射線硬化性液状被覆材料。
- 2.被覆材料が成分(d1)として、式(I)においてR2がC1〜C4−アル キル基を表わし、R3がC1〜C6−アルキレン基を表わし、n=0である式( I)のアジドシランを含有する、請求項1記載の被覆材料。
- 3.被覆材料が成分(d1)として3−アジドプロピルトリエトキシシランを含 有する、請求項1記載の被覆材料。
- 4.被覆材料が、成分(d2)としてN−β−アミノエチル−γ−アミノプロピ ルトリメトキシシラン及び/又はγ−アミノプロピルトリメトキシシラン及び/ 又はN−メチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン及び/又はトリアミノ 改質プロピルトリメトキシシランを含有する、請求項1から請求項3までのいず れか1項記載の被覆材料。
- 5.被覆材料が、同材料の全重量に対して1.2〜2.2重量%の成分(D)を 含有する、請求項1から請求項4までのいずれか1項記載の被覆材料。
- 6.モノマー(B)がN−ビニルピロリドン及び/又はフェノキシエチルアクリ レート及び/又はイソボルニルアクリレートである、請求項1から請求項5まで のいずれか1項記載の被覆材料。
- 7.被覆材料かさらに少なくとも1種の相乗剤及び/又は常用の助剤及び添加物 を含有している、請求項1から請求項6までのいずれか1項記載の被覆材料。
- 8.ガラス表面の被覆に当り I)放射線硬化性被覆材料を同表面に施し、II)同材料を紫外線又は電子ビー ムで硬化させることから成るガラス表面の被覆方法において、請求項1から請求 項7までのいずれか1項に記載された被覆材料を施すことを特徴とする、ガラス 表面の被覆方法。
- 9.ガラス表面が光ガラス繊維の表面である、請求項8記載の方法。
- 10.光ガラス繊維が請求項1から請求項7までのいずれか1項記載の被覆材料 で被覆されていることを特徴とする、光ガラス繊維。
- 11.請求項10記載の光ガラス繊維を光導波路として使用すること。
- 12.請求項1から請求項7までのいずれか1項記載の放射線硬化性被覆材料を 光ガラス繊維の被覆のために使用すること。
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