JPH07504733A - 回転ライナを有する液体リングポンプ - Google Patents

回転ライナを有する液体リングポンプ

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JPH07504733A
JPH07504733A JP6516214A JP51621494A JPH07504733A JP H07504733 A JPH07504733 A JP H07504733A JP 6516214 A JP6516214 A JP 6516214A JP 51621494 A JP51621494 A JP 51621494A JP H07504733 A JPH07504733 A JP H07504733A
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liquid ring
liner
pump
housing
gap
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JP6516214A
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ハービック,ハロルド ケイ
ホルム,カイ
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ザ ナッシュ エンジニアリング コンパニー
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    • F04C19/00Rotary-piston pumps with fluid ring or the like, specially adapted for elastic fluids
    • F04C19/002Rotary-piston pumps with fluid ring or the like, specially adapted for elastic fluids with rotating outer members

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 回転ライナを有する液体リングポンプ 発明の背景 本発明は、ガスもしくは蒸気(以降、“ガス”と総称する)をポンピングしてガ スを圧縮もしくは減圧ガス領域(“真空”)に生成する液体リングポンプに関す る。更に詳細には、本発明は、固定ポンプハウジング内にライナを有し、そして 、このライナが液体リングに対して自由に回転されて液体リングとハウジング間 の流体摩擦が低減される液体リングポンプに関する。
回転ライナを有する液体リングポンプは、例えば、バービックの米国特許第5゜ 100.300号公報およびロシャ国発明者証第939.826号公報に開示さ れるように公知である。バービックの米国特許第5.100.300号公報にお いては、ライナは、このライナと固定ハウジング間の間隙向加圧ベアリング流体 により回転するよう支持されている。ロシャ国発明者証第939.826号公報 においては、ガスが、ライナを回転するよう支持する液体内に混在されていて、 ライナの回転摩擦抵抗を減少するよう構成されている。しかしながら、流体も、 或いは更にガスを混在する流体であっても、ライナに対して可なりの抵抗力を発 生する。
従って、本発明の1つの目的は、前述のような回転ライナを有する液体リングポ ンプにおいて回転ライナ上の抵抗を減少することにある。
発明の概要 本発明の前記およびその他の目的は、本発明の原理に従い、すなわち、回転ライ ナを有し、そしてこのライナが、主として、このライナとハウジング間の間隙を 実質的に充満する圧縮ガスにより周囲ハウジングに対して回転するよう支持され ている液体リングポンプを提供することにより達成される。
本発明の更に別の特徴、特質および種々の利点は、好適な実施例に係わる添付図 面および以下の詳細な説明から更に明らかとなるであろう。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の原理に従って構成された例示的液体リングポンプを示す簡略断 面図である。
図2は、図1の2−2線に沿う簡略断面図である。
図3は、本発明に係わる例示的変形例を示すための、図2と同種の別の簡略断面 図である。
図4は、本発明の原理に従って構成された別の例示的液体リングポンプを示す簡 略断面図である。
図5は、本発明に係わる実施可能な変形例を示すための、図4の部分拡大図であ る。
図6は、本発明に係わる別の実施可能な変形例を示すための、図5と同じ部分図 である。
好適な実施例の詳細な説明 図1(本図は、成る点で、米国特許第5,217,352号公報の図1の右側部 分と同じである)に示すように、本発明に従って構成される例示的ポンプ10は 、中空で実質的円筒状の躯体30を有する固定ハウジング20を含む。ロータ2 8が、軸12上に装着されて、躯体30の長手方向中心軸線から横方向へ偏心す る軸線周りをこの軸と共に回転される。軸12の回転は、モータ13で駆動され る。中空で実質的円筒状のライナ34が、躯体30の内部に配置されている。
ライナ34の外側円筒面は、躯体30の内側円筒面から環状間隙35だけ離間さ れている。ポンピング液体(例えば水、図示せ′0の所定量が躯体30内に保持 されていて、軸12がロータ28を回転すると、このロータ28の、軸および半 径方向へ延在されているブレードがポンピング液体に係合してこれを躯体30内 の循環中空リングに形成する。躯体30はロータ28に対して偏心しているので 、液体リングも同じくロータに対して偏心している。
液体リングの外面がライナ34の内面と係合することにより、ライナが液体リン グの実質的部分回転速度で回転させられる。圧縮ガス(例えば、圧縮空気)が( 例えば、ガスポンプ38かり実質的環状の室36および円周且つ軸方向に離間さ れている穴部38を通り間隙35内へ圧入さね、この間隙35を圧縮ガスで実質 的に充満することにより、ライナ34を躯体30に対して回転するよう支持する ガスベアリングが提供される。
液体リングに対するライナ34の前記回転は、液体リングとライナ内面との間の 関係速度を減少することにより、ポンプ内流体摩擦損失を減少させる。ライナベ アリング流体が低粘性の圧縮ガスである場合には、高粘性の流体である場合より も、ライナ34はこのライナを回転させる液体リングの速度により近い速度で回 転される。例えば、ガスがベアリング流体である場合には、ライナ34はロータ ブレードのチップ速度の約80%の速度で回転される。このことは、液体がライ ナベアリング流体に使用されている場合に比較して、ポンプ効率を実質的に改善 する。
ポンプでボンピング(“圧縮”)されるべきガスは、吸込導管24および入口開 口部26を通り、ポンプ円周方向の一側部上における円周方向隣接ロータブレー ド間のスペース(1″)に対して供給される。なお、前記入口開口部はポンプの 固定構造の一部をなすボートi材22内に配置されている。入口開口部26は、 ロータの回転方向へ向はサイズを有効に増大されるロータ室へ連通されている。
なおここで、前記サイズの増大は、前記室は、その−境界面を形成する液体リン グの内面が、液体リングの軸線に対する偏心のためにポンプの前記側部上におい て軸線から後退されていることによる。従って、サイズを増大される前記室はボ ンピングされるべきガスを吸引する。このようにしてポンピングされるべきガス がポンプ吸込領域へ受入れられると、次いで、各ロータ室はそのサイズを、液体 リングの内面がロータ軸方向へ移動することにより減少されるポンプ圧縮領域へ と回動される。そしてこれにより、室内のガスが圧縮さね、この圧縮されたガス が吐出穴部32および吐出導管40を通りロータから吐出される。
図1に示す形式のポンプ(ここに示し且つ説明する回転ライナを有する別のポン プも同様であるが)の設計、製造および作動において遭遇する問題の1つは、ポ ンプ円周方向の一方向から他方向へのガス圧力の差が、ライナ34をハウジング 連体30の成る半径方向へ向けて押圧し勝ちであることである。このことは、ラ イナ34を躯体30の成る点に接触させて、ライナの回転を減速すると共に更に 場合によっては停止させるに至る。この問題は、間隙35内のライナベアリング 流体が液体もしくは圧縮カスのいずれであっても発生され得るが、しがしながら 本来、ベアリング流体がガスである場合に一側となれば、このガスの使用は小さ な間隙35(下記の間隙サイズの論議を参照、この論議は間隙35にも同様に適 用される)の使用を典型的に意味するものであるので−1特に重要である。
ライナ34の前記半径方向移動は、ハウジング連体30のポンプ円周方向→部に 対するライナ34の接触を可能とするばかりではなく、ポンプ円周方向他側部上 の間隙35を拡大し勝ちである。このことは、殊にベアリング流体がガスである 場合に、ライナベアリング流体の前記ポンプ他側部上における無駄な流動を前記 問題が図2に描写されている。すなわち、通常形式の回転ライナベアリング流体 供給オリフィス1−8(図1には、包括参照符号38で指示されている)が、外 側固定ハウジング30および内側回転ライナ34に対して図示されている。
ライナ34およびハウジング30間の間隙35は、ポンプ円周方向の一方向から 他方向へのポンピングガス圧力差に基づく荷重9にょるライナ移動をより明らか に示すべく誇張されている。ライナ34上の荷重9は、詳細には、ガス圧力差と ライナ投影面積(“ライナ投影面積”は、ライナの直径と軸方向長さの相乗積で ある)の相乗積にほぼ等しい。図2における荷重9の方向は、“ランド” (す なわち、ロータブレードの外側チップがハウジングに最近接する位置)をハウジ ングの底部から45°の位置に配置する代表的ポンプ設計の場合を示している。
ベアリング流体の回転ライナ34に対する流動量および吐出圧力が、回転ライナ の適宜作動とポンプの全体効率に影響する。これらパラメータの双方は荷重9の 大きさに依存される。
本発明によれば、ポンプ設計を図3に示すように、圧力差(荷重ベクトル9に関 連して上述した)によってライナ重量を相殺するよう指向することにより、ライ ナ34を回転状態に支持するベアリングガスの能力を改善することができる。
ポンプの吸込および吐出工程は頂部の2つの四分円に指向される。これにより、 ポンピングガスの圧力差に基づく荷重は、ベクトルOAで示すように上向きに指 向される。この荷重はミ下向きのライナ重量(ベクトルOB)およびライナ内液 体リング(図示せず)重量で相殺される。
圧縮ガスを、ライナを回転するよう支持するベアリング流体として使用する場合 には、前記ガスの、ポンプ作動スペース内への流出を減少もしくは実質的に排除 することが重要である。バービックの米国特許第5,100,300号公報記載 の形式の端板を、それ単独でもしくは後述する別の構造と結合してライナ端部上 に設けると、ライナベアリングガスのポンプ作動スペース内への流出を減少もし くは排除するのに、極めて有効である。図4(本図は、成る点で米国特許第5゜ 100.300号公報の図9と同じである)には、ライナベアリングガスの環状 間隙173からポンプ100作動スペース内への流出を防止すべく、回転ライナ 170の端部上に設けられる端板176が示されている。米国特許第5,100 ゜300号公報にはポンプ100の各部が詳細に記述されているが、ここでは全 体について簡単に説明する。ロータ140は、軸130上に装着されて、中空で 実質的円筒状の固定ハウジング122の長手方向中心軸線とは偏心されている前 記軸の軸線周りを回転する。ロータ140は、その各軸端部上のトロイド状端部 ンユラウト148と軸方向中央部のトロイド状環状中央部シュラウド146とを 含む。回転ライナ170は、中空で実質的円筒状の躯体172とこの躯体の各端 部を部分的に閉塞するトロイド状覆い板176とを含む。ポンピング液体の所定 量(図示せず)がライナ170およびハウジング122内に保持されて、液体リ ングを、図1に関連して説明した前述の方法で形成する。ポンピング(“圧縮” )されるべきガスは、ヘッド部材150内の通路152および中空、円錐台状“ 円錐”部材157内の接続通路を通りポンプへ導入される。ガスは、圧縮された 後、円錐およびヘッド部材157および150内の別の通路(例えば、154) を通りポンプから吐出される。要素151.153および155は、軸130を 回転するよう支持する。
本発明によれば、ライナ180を回転するよう支持するベアリング流体として使 用される圧縮ガス(例えば、圧縮空気)は、穴部122dを通りポンプ内へ導入 される。この圧縮ガスは、通路122cを通ってポンプの環状肩りに分配される 。通路122cから、圧縮ガスは、ポンプの軸方向および円周用りに分配されテ ィるオリフィス122eを通り環状間隙173へ進入する。このようにして間隙 173内へ導入された圧縮ガスは、前記間iWA (および、好適には端板17 6およびヘッド部材150間のトロイド状間11!1;(175)を実質的に充 満して、ライナ170を、ハウジング122に対して、図1に関連して前述した ように、液体リング速度の大部分に対応する速度で回転させるよう支持する。端 板176は、圧縮ガスの間隙173軸方向端部からポンプ作動スペース内への流 出量を減少させる。また、端板176はライナ170を補強することにより、躯 体172を円筒状に維持してハウジング122内の自由回転を確保する。端板に 関するこの利点は、圧縮ガスがライナベアリング流体として使用される場合に特 に重要であるが、これは、間隙173が、前記場合には、液体がライナベアリン グとして使用される場合よりも典型的に小さいからである。詳細には、圧縮ガス がライナベアリング流体として使用される場合には、間隙1730半径方向厚さ はライナ外径の約0.01乃至約0.10%に過ぎない。比較のために、水がラ イナベアリング流体として使用される場合には、代表的な間隙厚さはライナ外径 の約0.06乃至約0.15%の範囲である。
圧縮ガスライナベアリング流体のポンプ作動スペース内への流出を更に減少する ために、例えば図5に示すように、作動スペース内へ流出する前の圧縮ガスを捕 捉して、これをポンプから放出する装置を設けることができる。図5に例示する 実施例においては、環状流路220が、間隙173の軸方向端部に近接するヘッ ド部材150内に設けられている。嵌望により、ポンプの他方の軸方向端部も同 様に構成することができる)。環状流路220は、間隙173の隣接軸方向端部 と環状に連通されている。従って、間!!1173の軸方向端部から流出する圧 縮ガスは、環状流路220内へ流入して導管221を通りポンプから導出される 。
導管221は日には、図5に示すようにチェック弁222を介して)ポンプの主 吐出導管154内へ放出するか、或いは、導管221を延在および/もしくは移 動してポンプから完全に分離した出口を設けることができる。このように、圧縮 空気は、流路220によって収集され導管221を介してポンプから放出される ので、間隙173からポンプ作動スペース内への流出−この場合は、ポンプの効 率および/もしくは容量が阻害される−を防止することができる。
間隙173からの漏洩圧縮ガスを収集するために、代案としてもしくは流路22 0に付加して、1つもしくはそれ以上のシールを、圧縮ガスのポンプ作動スペー ス内への流出を防止もしくは少なくとも実質的に減少するよう更に設けることが できる。例えば、図5に例示する実施例においては、環状シール177が、端板 176の最内側面と円錐体157の半径方向外向き対向面との間に配置されてい る。(また、所望により、ポンプの他方側端部も同様に構成することができる) 。シール177は、ポンプの固定端部構造とライナ端板176の内径部間の間隙 をシールする。この配置においては、シール177は固定および回転面間の駆動 間隙で作動されることができる。このように、シール177は2つの金属面間の 単なる密着駆動適合から構成することができる。
圧縮ガスをライナベアリング流体として使用する場合には、圧縮ガスのポンプ作 動スペース内への流出を防止するだけではなく、各ライナ端板176と隣接する ポンプ固定端部構造間のトロイド状間隙175における固い液体膜の形成を防止 することが重要である。このような固い流体膜の形成は、ライナ外側端部壁面上 の抵抗力を、特にロータ速度と近接する速度のライナ回転において増大する。
図5の環状大略220には、間隙175からの液体排出部を設けることができる 。
ロータ/ライナ構造の内部から流出する全ての液体は、ライナの端面によって振 り落とされる。この液体は環状流路220内に収集さね、そしてここで、環状間 隙173の隣接軸方向端部から排出される圧縮ガスと混合される。このガス/液 体混合物は、導管221を通りポンプから排出される。
図5に示すように、ライナ170の端面を排気すると、ライナ上の軸方向スラス トの大きな生成が、また全て防止される。ライナの各端部は、排気もしくは大気 の圧力である。この設計においては、何等かの軸方向スラストが内部の軸方向圧 力差から発生されたとしても、これは、両ライナ端板176が同一サイズであれ ば、極めて小さい。軸方向スラストは一般的に比較的小さいので、ライナの軸方 向位置を保持する付加的構造は同等必要としない。代案として、米国特許第5゜ 100.300号公報の図5における参照符号29で或いはここの図6に示され るような流体静力学的ベアリングを、成る場合には、ライナ170の軸方向位置 を保持するために使用することができる。図6には、代表的な流体静力学的ペア リングパラl”180が、ライナ170の軸方向端部上で作動するようヘッド部 材150上に配置されて、ライナをヘッド部材から軸方向へ離間させているのが 示されている。幾つかの同じベアリングパッドを、ライナの各端部上で作用する よう分配することができる。これらの各ベアリングパッドは、導管182を通し てベアリング流体を供給される。このベアリング流体は、液体もしくは圧縮ガス のいずれでも良い。液体を使用する場合には、パッド180は好適には間隙17 5内における液体の集積を全て防止するように設計および配置される。ベアリン グパッド180に対して圧縮ガスを使用すると、ライナ上の抗力を最少にする観 点から最も好適である。
成る種の適用に対しては、図1に示す比較的簡単な構造が適応される。この構造 は、間隙35の軸方向端部には端板もシールも備えない簡単な回転ライナから形 成されている。ライナを回転するよう支持するガスは、ライナ端部周りを流動し て液体リングに流入する。このガスは、液体に比較して軽量であるので、遠心加 速領域内を半径方向内側へ移動する。少なくともガスの一部分はポンプの吸込側 へ向は流動し、そしてここで、吸込圧力まで膨張して有効なポンプ容積を置換す る。全てのガスは、最後には規定の吐出ポートを通りポンプから放出される。
図1に示すポンプ構造は、低真空度で作動される真空ポンプに対するライナベア リング流体としての圧縮空気に関して−ここで、低真空度ではライナ支持ガスの 膨張は小さいので−、実用的である。このポンプ構造は、また低圧縮率の圧縮機 に対しても実用的である。これらの適用において、圧縮ガスの液体リング内への 膨張流入量は全体のポンプ容量に比較して小さい。この構造は、ライナ端部周り にガス流動を有するよう所望されるので、複雑な端部シールを必要としない。
これまでの記載は単に本発明の詳細な説明するものであり、そして、種々の変更 例が本発明の範囲および精神を逸脱することなく同業者には可能であることは理 解されるであろう。例えば、添付図面に示すポンプは“円錐状” 慣際には、円 錐台形)ポート部材を有する両端部ポンプであるが、しかしながら、本発明の原 理は、単一端部ポンプ等のような多くの別の公知形状を有する液体リングポンプ 、或いは平坦もしくは円筒状ポート部材を有するポンプに対しても同等に適用可 能である。
FI6.5 補正書の写しく翻沢幻提出書 (特許法第184条の7第1亀 平成 6年 9月13日

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.環状ハウジングと、前記ハウジング内に配置されると共に前記ハウジングの 内面から環状間隙だけ離間されている環状ライナ部材と、軸の周りを回転するよ うハウジング内に配置されるロータであって、前記ライナ部材は前記軸の周りに 環状に形成されていて、前記ロータの回転により前記ハウジング内に保持されて いる所定量のポンピング液体が前記ライナ部材内部において循環環状液体リング 形状を有する液体リングポンプにおいて、圧縮ガスを前記間隙内に導入する装置 であって、前記圧縮ガスを前記間隙内に実質的に充満させることにより前記ライ ナ部材を前記ハウジングに対して回転させるガスベアリングを形成する前記導入 装置を有することを特徴とする液体リングポンプ。
  2. 2.更に、前記ライナ部材の各軸方向端部上には端部材を有し、前記各端部材は 前記ライナ部材から半径方向内側へ延在することを特徴とする請求項1記載の液 体リングポンプ。
  3. 3.更に、前記各端部材は、ほぼ少なくとも前記液体リングが前記ライナ部材か ら半径方向内側へ延在するよう前記ライナ部材から半径方向内側へ延在すること を特徴とする請求項2記載の液体リングポンプ。
  4. 4.更に、前記各端部材はトロイド形状であることを特徴とする請求項3記載の 液体リングポンプ。
  5. 5.更に、前記各端部材は前記ハウジングの隣接軸端部から第二間隙だけ軸方向 に離間されていて、前記第二間隙内に圧縮ガスを前記間隙が実質的に充満される よう導入することにより、前記端部材と前記ハウジングとの間にさらなるガスベ アリングを提供することを特徴とする請求項2記載の液体リングポンプ。
  6. 6.更に、圧縮ガスを前記間隙内に導入する前記装置は前記ハウジングの内面を 貫通する複数の穴部を有し、この穴部は前記ハウジングの周りの環状方向に互い に離間されていて、前記圧縮ガスの一部が前記穴部のそれぞれを通り前記間隙内 に導入されることを特徴とする請求項1記載の液体リングポンプ。
  7. 7.更に、前記圧縮ガスが、前記間隙から前記液体リングもしくはこの液体リン グ内部のポンプの作動スペース内へ流出するのを実質的に防止するシール装置を 有することを特徴とする請求項1記載の液体リングポンプ。
  8. 8.前記軸は実質的に水平であり、また、前記ロータと液体リングは、協働して ガスをポンプして、前記液体リングの第一アーチ状部分に隣接する比較的低い吸 込圧力から前記液体リングの第二アーチ状部分に隣接する比較的高い吐出圧力ま で高める請求項1記載の液体リングポンプにおいて、更に、前記ポンプは、前記 第二アーチ状部分がポンプ頂部に隣接するよう配向されていることを特徴とする 液体リングポンプ。
JP6516214A 1993-01-14 1994-01-06 回転ライナを有する液体リングポンプ Pending JPH07504733A (ja)

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