JPH0750463Y2 - 雨水ます用防臭装置 - Google Patents

雨水ます用防臭装置

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JPH0750463Y2
JPH0750463Y2 JP8519190U JP8519190U JPH0750463Y2 JP H0750463 Y2 JPH0750463 Y2 JP H0750463Y2 JP 8519190 U JP8519190 U JP 8519190U JP 8519190 U JP8519190 U JP 8519190U JP H0750463 Y2 JPH0750463 Y2 JP H0750463Y2
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rectangular
circular
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curved pipe
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JP8519190U
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JPH0446178U (ja
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米数 山田
光平 北田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、下水道管路における雨水ます用防臭装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来の下水道管路システムの場合、雨水公共ますには、
下水管からの臭気の発散を防止するため、中蓋に防臭装
置が設けられている。
第5図に、この種の雨水桝の一例の垂直断面図を示す。
6は、地中に埋設された雨水桝、5は中蓋で、その内面
(下面)には、端部開口部にゴム製の開閉蓋13を有する
防臭装置Dが取付けられている。7は排水管(または下
水管)を示す。
第6図(a),(b),(c)及び第7図(a),
(b),(c)に、従来のこの種の防臭式雨水桝中蓋5
の異なる2形式の各防臭装置D1,D2のそれぞれ正面図,A
−AまたはB−B断面図及び正面図を示す。
第6図において、防臭装置D1本体は、それぞれステンレ
ス鋼板製の各構成要素(部材)15,16,17より成る変形角
管ベンド組立体を構成し、その先端の矩形状開口部断面
は垂直線に対してやや上向きの角度を有し、その開口部
上を封止的に覆うよう開口部上縁の一水平線上に複数の
小ねじ13aにより柔軟性を有するゴム製の開閉蓋13が自
重で垂下当接され、雨水が路面より流入してある程度た
まると蓋13の下縁部を押上げて流出落下させ、排水管7
から排水させるようにしたものである。常時は蓋13の自
重で当接して開口部を封止し、内部からの臭気が路面側
へ放散しないようにしている。
第7図も、防臭装置D2本体の変形角管ベンド部は、各ス
テンレス鋼板製構成要素18,19,20より構成され、前記と
装置D1と実質的に同様の構成及び機能を有している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例の防臭装置D1,D2は、いずれ
もステンレス鋼板製より成る各構成部材15〜17または18
〜20等を鋲接あるいは溶接等により一体に組立てた製品
であるため、一般的に高価であり、またその完成品は不
規則形状を呈しているため、その維持管理,運搬,取扱
い上等に不便であり、また、蓋13は、矩形状のゴム板製
のスイング開閉式であるため、開口部周囲の封止性(す
なわち防臭効果)が比較的良好でないという問題点があ
った。
本考案は、以上のような従来のこの種の防臭装置の問題
点にかんがみてなされたもので、コストが比較的安く、
その維持管理や運搬,取扱い等が便利であり、かつ防臭
機能の確実なこの種の防臭装置の提供を目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
このため、本考案においては、この種の防臭装置を、矩
形状開口部を有する略矩形状の集水用額縁部材と、前記
矩形状開口部上に載置係合するための矩形状受口開口部
及びそれより下方の円形開口部へ順次漏斗状に断面変化
する受口部材と、前記円形開口部上に載置係合するため
の円形断面を有する曲管の先端開口部断面が垂直線に対
してやや上向きとなる角度に形成され、その曲管の開口
部上に、その上方を水平枢支点として封止可能に揺動開
閉し得る楕円形または円形の蓋を枢着した曲管継手とよ
り組立てるよう構成することにより、前記目的を達成し
ようとするものである。
〔作用〕
以上のような本考案構成による防臭装置は、それぞれ比
較的単純形状で小形の額縁部材と受口部材と曲管継手
は、それぞれ単独に取扱うことができるため、その維持
管理が容易であり、また、特に受口部材と曲管継手とは
合成樹脂の射出成形等により製作することにより、コス
トも安く、またゴム製等の開閉蓋は楕円形または円形で
あるため、開口部の封止性、すなわち防臭効果が矩形状
蓋に比して良好である。
〔実施例〕
以下に、本考案を実施例に基づいて説明する。第1図
(a),(b),(c)に、本考案に係る防臭装置の一
実施例の3主要構成要素の各垂直中心断面図、第2図
(a),(b),(c)に、同各上面図、第3図に、同
防臭装置組立体の斜視図、第4図に、同組立体を備えた
共同雨水桝の垂直断面図(前記従来例第5図相当図)を
示す。
(構成) 第1〜3図において、1は、例えばステンレス鋼板製の
集水用の矩形状額縁部材で、矩形状の開口部1aを有し、
その周囲に後記する受口部材2のフランジ部2aを載置す
るための額縁1bを備えている。
受口部材2は、例えば硬質塩化ビニール等の合成樹脂よ
り射出成形等で成形された変形漏斗状部材で、上部には
矩形状の前記フランジ部2aの内側に矩形状の受口開口部
2bを有し、下部には円形開口部2cのまわりに後記する曲
管3のフランジ部3bを載置するための縁部3dを備え、前
記上部と下部間の断面は、前記矩形から円形へと順次漏
斗状に変化している。
曲管3は、例えば受口部材2と同様の合成樹脂射出成形
品で、受口部材2の円形開口2cまわりの縁部2d上に載置
されるフランジ3b内には円形開口3aを有するエルボ状の
ものであり、雨水流入口となる先端開口部断面3cは、垂
直線に対してほぼθ=15〜45°程度の範囲で、やや上向
きに切断されている。曲管継手は曲管3の上部に水平に
設けられたピン3dに例えば合成ゴム製の楕円形または円
形の蓋4がピン3dまわりに揺動可能に端部断面3c上に自
重で封止的に垂下載置されたものである。
(組立) これら3要素1,2,3は、組立てに当って、まず額縁部材
1の縁部1b上に上方から受口部材2のフランジ2a部を載
置する。ついで、受口部材2の縁部2d上に曲管3のフラ
ンジ3b部を載置して第3図に示すように組立てる。
以上の各載置接合部は、必要に応じて接着またはボルト
/ナット結合、あるいは鋲接等を利用することができ
る。ボルト/ナットまたは鋲接合の場合は、各構成要素
1,2,3の各結合部分に予め所定のパターンの穿孔を施し
ておくことはもちろんである。
なお、この考案に係る実施態様は、かならずしも第1〜
4図に例示したもののみに限定されるものでなく、種々
の変形であってもよいことはもちろんである。例えば蓋
4の材質は、硬質塩化ビニル樹脂等の合成樹脂板に合成
ゴムが一体に積層されたものであってもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、この種の雨水ま
す用防臭装置の主要構成要素をそれぞれ比較的小形の組
み合わせ方式の単純形状の3部材としたため、その維持
管理及び組立が容易であり、また、額縁部材以外は安価
で製造の容易な合成樹脂射出成形品とすることにより、
従来の全ステンレス鋼製のものに比して安価となる。さ
らにまた、雨水排出孔の開閉縁を楕円または円形状とし
たため、開口閉鎖時の気密性が良く、防臭効果が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b),(c)は、本考案防臭装置の一
実施例の3主要構成要素の各垂直中心断面図、第2図
(a),(b),(c)は、同各上面図、第3図は同防
臭装置組立体斜視図、第4図は同組立体を備えた共同雨
水桝の垂直断面図、第5図は、従来の防臭装置の一例の
第4図相当図、第6図(a),(b),(c)及び第7
図(a),(b),(c)は、それぞれ従来の防臭装置
の2例の各正面図、同図のA−AまたはB−B断面図及
び各正面図である。 D……防臭装置 1……額縁部材 1a……矩形状開口部 2……受口部材 2b……矩形状受口開口部 2c……円形開口部 3……曲管 3c……先端開口部 3d……ピン 4……蓋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形状開口部を有する略矩形状の集水用額
    縁部材と、前記矩形状開口部上に載置係合するための矩
    形状受口開口部及びそれより下方の円形開口部へ順次漏
    斗状に断面変化する受口部材と、前記円形開口部上に載
    置係合するための円形断面を有する曲管の先端開口部断
    面が垂直線に対してやや上向きとなる角度に形成され、
    その曲管の開口部上に、その上方を水平枢支点として封
    止可能に揺動開閉し得る楕円形または円形の蓋を枢着し
    た曲管継手とより成ることを特徴とする雨水ます用防臭
    装置。
JP8519190U 1990-08-10 1990-08-10 雨水ます用防臭装置 Expired - Lifetime JPH0750463Y2 (ja)

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JP8519190U JPH0750463Y2 (ja) 1990-08-10 1990-08-10 雨水ます用防臭装置

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Publication Number Publication Date
JPH0446178U JPH0446178U (ja) 1992-04-20
JPH0750463Y2 true JPH0750463Y2 (ja) 1995-11-15

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ID=31816413

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JP4846796B2 (ja) * 2006-05-26 2011-12-28 東京都下水道サービス株式会社 下水道用臭気防止装置
JP4987626B2 (ja) * 2007-08-23 2012-07-25 荏原実業株式会社 下水道用臭気防止装置

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