JPH075044Y2 - 塵芥収集車における安全装置 - Google Patents

塵芥収集車における安全装置

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JPH075044Y2
JPH075044Y2 JP1986137495U JP13749586U JPH075044Y2 JP H075044 Y2 JPH075044 Y2 JP H075044Y2 JP 1986137495 U JP1986137495 U JP 1986137495U JP 13749586 U JP13749586 U JP 13749586U JP H075044 Y2 JPH075044 Y2 JP H075044Y2
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JP
Japan
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packer
dust
pushing device
light emitting
light beam
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JP1986137495U
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JPS6342603U (ja
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建彦 国井
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本考案は塵芥の投入作業中に作業者の手や体の一部が投
入口よりパッカ内に入り、パッカ内の塵芥押込装置によ
りパッカ内に巻き込まれるのを防止する分野で利用され
るものである。
(b)従来の技術 塵芥の投入作業中に作業者の手や体の一部が投入口より
パッカ内に入り、パッカ内の塵芥押込装置によりパッカ
内に巻き込まれる危険性があったが、この危険性を防止
するため従来はパッカの両側壁の内面に投入口の上部か
ら下部のすべてにわたって、発光部と受光部とを取付け
発光部から発射された光ビームが手や体の一部により遮
光されると即時に押込装置を停止して手や体の一部がパ
ッカ内に巻き込まれるのを防止していた。
(c)考案が解決しようとする問題点 しかし、発光部や受光部がパッカ内の両側壁の内面に取
付けられているので、パッカ内の塵芥により破損した
り、汚損したりすることから、光ビームが発射されなか
ったり、受光されなかったりして、手や体の一部を投入
口よりパッカ内に入れていないのに押込装置が停止する
ことがしばしばあった。
(d)問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するためになされたもので、
後面に投入口を形成したパッカ内の塵芥を、パッカ内部
に設けた塵芥押込装置により前方の塵芥収容箱内に押込
むようにした塵芥収集車において、前記投入口に近接す
るパッカ側壁の外面に前記押込装置の作動を制御するス
イッチを格納したケースを投入口の下部から略中間部に
対応する位置に設け、このケース内には投入口を横切る
ように光ビームを発射させることができる発光部と、こ
の発光部より発射された光ビームを受け入れる受光部と
を内装し、前記発光部より発射された光ビームが受光部
に達することができるように発光部と受光部に対向する
パッカ側壁に通過孔を設け、更に前記光ビームが遮光さ
れると押込装置の作動を停止させる制御部を設けたこと
である。
(e)作用 押込装置の作動中は、常に発光部より発射された光ビー
ムは受光部に達しており、塵芥の投入作業中に誤って作
業者の手や体の一部が投入口の略中間部から下部にかけ
てパッカ内に入ると光ビームは遮光される。すると停止
手段により、押込装置を即時に停止する。
ところで塵芥の投入作業中に作業者の手や体の一部が誤
って投入口よりパッカ内に入るのは、作業者の一般的な
身長から投入口の略中間部から下部にかけてであり、投
入口の略中間部から上部にかけては冷蔵庫やタンス等の
大型ゴミが投入できるために必要なものなので作業者の
手や体の一部が入ることはほとんどない。このため光ビ
ームは投入口の下部から略中間部にかけてのみ発射する
だけで充分であり、安全上、問題ないものである。
(f)実施例 以下、一実施例を図面にて説明すると、(1)は車体
(2)は搭載された塵芥収容箱で、この収容箱(1)の
後方にはパッカ(3)が連接されている。
前記パッカ(3)には後面に投入口(4)が設けられて
いるとともにパッカ(3)内の塵芥を収容箱(1)内に
押込む押込装置(5)が内装されている。
前記押込装置(5)は押込板(6)、第1シリンダ
(7)、第2シリンダ(8)及び屈折リンク(9)から
なり、押込板(6)の基部には収容箱(1)側に軸支さ
れた第1シリンダ(7)の他端が軸支され、その他端は
パッカ(3)のガイド枠体(10)にて斜め後下方に伸縮
しうるようになっている。
また押込板(6)の先部とパッカ(3)間には屈折リン
ク(9)が設けられ、この屈折リンク(9)の屈折部分
にパッカ(3)に軸支された第2シリンダ(8)の他端
を軸支してある。
前記投入口(4)は地上より900mmのところから上方に
高さが800mm、幅が1500mmに開口されており、投入口
(4)近辺のパッカ(3)の両側壁(11)(15)外面に
は押込装置(5)の作動を制御するボタンスイッチ(2
5)……やリレーやコネクタ等を格納した長さが400mmと
300mmとのケース(18)(18)′を設けてある。
前記ケース(18)(18)′の下部は投入口(4)の下部
に略一致させてあるのでケース(18)(18)′の上部は
投入口(4)の略中間部に位置している。
前記右側壁(11)のケース(18)内には発光部(12)
(12)(12)と受光部(13)(13)(13)とが交互に取
付材(14)……を介して取付けてあり、左側壁(15)の
ケース(18)′内には反射板(16)(16)(16)を取付
けてある。
前記発光部(12)(12)(12)と受光部(13)(13)
(13)に対向するケース(18)と右側壁(11)及び反射
板(16)(16)(16)に対向するケース(18)′と左側
壁(15)には通過孔(17)(17)…を穿設してあり、こ
れらの通過孔(17)(17)…は投入口(4)の下部から
略中間部にわたっている。発光部(12)(12)(12)よ
り発射された光ビームは通過孔(17)(17)…を通過
し、投入口(4)を横切って反射板(16)(16)(16)
に達し、この反射板(16)(16)(16)に反射され、再
び通過孔(17)(17)…を通過し、投入口(4)を横切
って受光部(13)(13)(13)に達するようにしてあ
る。
第7図は油圧回路図で、ポンプ(19)が一方の切換弁
(20)を介して第1シリンダ(7)に連通され、他方の
切換弁(21)を介して第2シリンダ(8)に連通されて
いる。
前記両切換弁(20)(21)は両シリンダ(7)(8)を
伸長、縮小、ロックの3位置に切換えうる電磁切換弁で
ある。
第8図は前記光ビームが遮光されると前記押込装置
(5)を停止させる停止手段を有する電気回路図で、
(R)は主回路(22)(22)間に設けられ、両切換弁
(20)(21)を制御して、両シリンダ(7)(8)を連
動作動させる制御回路である。(23)は前記制御回路
(R)より上流の主回路(22)上に介装した常閉スイッ
チ、(24)は主回路(22)(22)間に設けた制御部で、
発行部(12)と受光部(13)間の光ビームが遮光される
と前記スイッチ(23)を開とし、制御回路(R)を非通
電として両切換弁(20)(21)をロック位置にし、押込
装置(5)を即時に停止するものである。
ところで、本実施例では左側壁外面に反射板を設けてい
るが、この反射板をなくし、右側壁外面に発光部を左側
壁外面に受光部を設けてもよい。
本考案は前記の如き構成で、次に作用について説明する
と、パッカ(3)の投入口(4)から投入された塵芥を
収容箱(1)内に押込む場合には第2図の状態から第1
シリンダ(7)を伸長させるとともに第2シリンダ
(8)を縮小させて第3図の如く押込板(6)にて塵芥
を幾分圧縮し、その状態より第1シリンダ(7)を縮小
させて第4図の如く塵芥を収容箱(1)内に押込む。
塵芥の押込みが終了すると第2シリンダ(8)を伸長さ
せることにより、第2図の元の状態に戻る。ところで、
押込装置(5)の作動中には、常に発光部(12)(12)
(12)より発射された光ビームは通過孔(17)(17)…
を通過して反射板(16)(16)(16)に達し、この反射
板(16)(16)(16)に反射され、再び通過孔(17)
(17)…を通過して受光部(13)(13)(13)に達して
おり、塵芥の投入作業中に誤って作業者の手や体の一部
が投入口(4)よりパッカ(3)内に入ると、発光部
(12)(12)(12)と受光部(13)(13)(13)間の光
ビームは遮光される。すると制御部(24)の作動により
常閉スイッチ(23)が開となり、制御回路(R)が非通
電となって両切換弁(20)(21)をロック位置となり、
押込装置(5)を即時に停止する。
このため手や体の一部が押込装置(5)に触れてパッカ
(3)内に巻き込まれることはない。
ここで光ビームが投入口(4)の下部から略中間部にか
けてのみ発射されているのは、塵芥の投入作業中に作業
者の手や体の一部が誤って投入口(4)よりパッカ
(3)内に入るのは、作業者の一般的な身長から投入口
(4)の略中間部から下部にかけてであり、投入口
(4)の略中間部から上部にかけては冷蔵庫やタンス等
の大型ゴミが投入できるために必要なものなので作業者
の手や体の一部が入ることはほとんどないからである。
ところで本考案では押込装置の作業中に常に光ビームを
発射しているが、制御部からの指示により第2図から第
3図の作動中に光ビームを発射するようにしてもよい。
(g)考案の効果 以上の如く本考案は、塵芥の投入作業中に誤って作業者
の手や体の一部が投入口よりパッカ内に入ると光ビーム
が遮光されて押込装置を即時停止するようにしたので手
や体の一部が押込装置に触れて、パッカ内に巻込まれる
ことはない。また発光部や受光部をパッカ内の両側壁の
外面に取付けたので、それらがパッカ内の塵芥により破
損したり、汚損したりすることがなくなり光ビームが発
射されなかったり、受光されなかったりして、手や体の
一部を投入口よりパッカ内に入れていないのに押込装置
が停止するということはなくなる。
更に発光部等を押込装置を制御するスイッチ等を格納し
たケース内に取付けたので専用の保護カバーが不要とな
り、コストダウンとなっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置を備えた塵芥収集車の概略後部側
面図、第2図乃至第4図は塵芥収集車の作動状態図、第
5図は塵芥収集車の後部斜視図、第6図は要部詳細図、
第7図は油圧回路図、第8図は電気回路図である。 (1)は塵芥収集箱、(2)は車体、(3)はパッカ、
(4)は投入口、(5)は塵芥押込装置、(12)は発光
部、(13)は受光部、(17)は通過孔、(18)(18)′
はケース、(24)は制御部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後面に投入口を形成したパッカ内の塵芥
    を、パッカ内部に設けた塵芥押込装置により前方の塵芥
    収容箱内に押込むようにした塵芥収集車において、前記
    投入口に近接するパッカ側壁の外面に前記押込装置の作
    動を制御するスイッチを格納したケースを投入口の下部
    から略中間部に対応する位置に設け、このケース内には
    投入口を横切るように光ビームを発射させる発光部と、
    この発光部より発射された光ビームを受け入れる受光部
    とを内装し、前記発光部より発射された光ビームが受光
    部に達することができるように発光部と受光部に対向す
    るパッカ側壁に通過孔を設け、更に前記光ビームが遮光
    されると押込装置の作動を停止させる制御部を設けてな
    る塵芥収集車における安全装置。
JP1986137495U 1986-09-08 1986-09-08 塵芥収集車における安全装置 Expired - Lifetime JPH075044Y2 (ja)

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JPS6342603U JPS6342603U (ja) 1988-03-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6026003Y2 (ja) * 1979-11-12 1985-08-05 森田特殊機工株式会社 塵芥収集車における塵芥投入装置
JPS60151806U (ja) * 1984-03-21 1985-10-09 新明和工業株式会社 塵芥収集車の操作盤装置

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