JPH07504485A - パッキングセグメント重量荷重を消去する重力スプリングを有する流体タービン用の引込み式セグメントパッキングリング - Google Patents

パッキングセグメント重量荷重を消去する重力スプリングを有する流体タービン用の引込み式セグメントパッキングリング

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JPH07504485A JP6516039A JP51603994A JPH07504485A JP H07504485 A JPH07504485 A JP H07504485A JP 6516039 A JP6516039 A JP 6516039A JP 51603994 A JP51603994 A JP 51603994A JP H07504485 A JPH07504485 A JP H07504485A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 バッキングセグメント重量荷重を消去する重力スプリングを有する流体タービン 用の引込み式セグメントバッキングリング発明の背景 技術分野 本発明は、弾性流体軸流タービンに適用するシール、更に詳細には、回転軸の固 定タービンケーシング貫通部およびステージとタービン上2212間のケーシン グ内部に配置するセグメントバッキングリングシールに関する。
従来の技術 一般に、この種の公知のシールは、回転および固定部分間に低流動係数の小さな 間隙領域を形成することにより、流体の漏洩を防止もしくは低減する。この種の シールの目的は、効率の改善、流体損失の最少化、および流体漏洩器;伴う有害 副作用の防止である。
また、これらセグメントラビlルス形式のシールは、タービンの整合不良、振動 および熱歪に起因する擦り合い損傷に対しても有効である。これら損傷の大部分 の要因は、始動の間、軽負荷でもしくはこれに続く突然の負荷損失で発生される ようである。従って、これら状態の間は比較的大きな間隙状態を形成してシール 損傷を最少にすると共に、しかも高負荷に際しては小さな間隙状態を達成するこ とが望ましい。高負荷状態は、効率が最大であり、且つタービン作動がシール損 傷の大部分の要因に関して安定している作動に対応されて0る。
タービン設計者が、流体漏洩の最少化に既に大きな進歩を達成して(すること+ 1認められるべきである。シールは、擦り合いによる損傷を最低限にするよう特 11に選定された材料から形成されている。シールの幾何学的構造I!、擦り合 一1状態の間は最少量の熱および荷重を発生するよう薄刃に設計されて(する。
また、弓1込み式バッキングリング−これは、その、始動状態の間は大きく設定 されてt)る半径方向の間隙を、所定の流動状態に達すると小さな間隙状態に自 動的に減少されるよう構成されているーも、圧力荷重がバッキングセグメントの 重力荷重より可なり大きいタービン領域では好適に適用されてきた。しかしなが ら、低圧ステージ内では、重力荷重がしばしば大きくなり過ぎて有効なタービン 圧力荷重が圧倒される。このため、最低圧ステージ内では、引っ込み式バッキン グリングの使用は実際的ではなかった。このことは、バッキングリングセグメン トが常に閉じ間隙位置にスプリング付勢されているシールリングの使用を必要と する。この種のスプリング付勢シールリング構造の1つが、ジー拳う−ゲンの1 977年4月12日発行米国特許第4.017.088号公報に開示されている が、これによれば、特許権者は、シールリングをロータ方向へ常時内側へ付勢指 向するスプリングを提供している。スプリング付勢シールリングは、擦り合い荷 重を介してリングを偏向させることにより擦り合い荷重および損傷を最少にする 。スプリングは、シールリングを軸方向へ−但し、固定部分上の肩部による制限 位置を越えることな(−押圧するよう構成されている。このように、ジー・ラー ゲンの特許は、シールリングを内側に付勢してロータに近接させることによりシ ール効果を向上するスプリング圧力を提供するものであり、そしてこの特許は、 始動の擦り合い、摩損および振動に係わる問題の解決は同等提供するものではな い。
一方、エル、ワースの米国特許第3.594.010号公報には対称形のシール 設計が開示されており、これにおいては、ワースは、通常のT−形シールリング セグメントおよび対応するタービンケーシングの代わりに、シールリングT。
の右側が極めて短く切断されると共にタービンケーシングも同形状に形成されて いる対称形シールリングを適用している。上流側の一側方肩部および下流側のシ ールリング切除オーバハング部分に半径方向作用スプリングを適用するために、 特許権者ワースは、僅かながらも横方向摩擦荷重を想定している。このことは、 対称セグメント形状を、セグメントの一側方上リムとケーシング間に内装されて いる半径方向指向スプリングに関して変動させ、そしてこれにより、シールセグ メントの円周方向位置の保持を、これらセグメントがスプリングおよびタービン 作用を介して内側および外側へ移動されるに際して達成されなくする。更に、こ のようなワースの設計においては、タービンの側部に位置するセグメントは、重 力荷重によって下降され、これにより閉じ位置においてはその閉じ過程において 底部セグメントと干渉し、そしてこれら底部セグメントが閉じ位置へ移動する際 に、その重力および摩擦荷重に加えて側部セグメントを上方へ押し揚げなければ ならなくなる付加的な荷重を底部セグメント上に負荷する。このことは、摩擦荷 重を著しく増大し、不適当な場合には、底部シールセグメントの閉成を極めて困 難とする。このように、ワースのシステムは、リングセグメントがスプリングお よびタービン作用を介して半径方向内側および外側へ移動されるに際しての、前 記セグメントの円周方向位置を保持するための手段を提供する、もしくは提供で きるものではない。
ロナルド・イ・ブラントン(主題特許出願の特許権者)の1984年3月13日 発行米国特許第4.436.311号公報には、流体タービン用のセグメントラ ビリンス形式の輸シールシステムが開示されており、これにおいては、シールセ グメントを半径方向配置のスプリングを介して大きな間隙位置方向外向きに付勢 することにより、セグメントシールリングのシールを、低速且つ小タービン負荷 時の始動の間もしくは低負荷状態では大きな間隙位置に位置させ、一方高速且つ 高作動流体圧時の中間乃至高負荷状態の間は小さな間隙位置に位置させるように 構成されている。
シールリングセグメント上に作用する個々のスプリングの設計において、流体圧 荷重並びにシールリングセグメントの重力および摩擦力荷重は、それぞれ、シー ルリングセグメントに関してこれを低負荷および高負荷状態の間大きなおよび小 さな間隙位置に位置させる要因として考慮されるべきものである。しかしながら 、引っ込み式シールリングの適用に際しては、タービン円周の底部および下部側 部分上に位置するシールリングセグメントは、これらの上に位置する上部リング セグメントからの主として重力荷重によってその位置を拘束されるので、前述の シールリングセグメントは、所望の方法では小さな間隙位置へ容品に閉成されな い。このことは、流体漏洩の増大によってタービン効率を低下し、またシールの 損傷および大きな摩耗を発生し、そして保守費用を増大する。
発明の概要 従って、本発明の1つの目的は、タービンの始動時、停止時および低負荷状態の 間に発生される、バッキングシールおよびチップシールの擦り合い問題を克服す るシールリング構造を提供することにある。別の目的は、シールリングセグメン トの間隙がタービンの始動、停止および低負荷状態の間は大きく、そしてこの間 隙がタービンの中間乃至高負荷作動の間は小さく設定されるシールリング構造を 提供することにある。また別の目的は、シールリングセグメントが大きな間隙位 置と小さな間隙位置との間をセグメント間で干渉されることなく均一に移動され るシールリング構造を提供することにある。また別の目的は、個々のセグメント 上に、そのタービン内円周方向位置に基づいて負荷される流体圧荷重、重力およ び摩擦荷重に従って作動されるよう構成されたスプリング手段を有するシールリ ング構造を提供することにある。また更に別の目的は、シール損傷に係わるター ビン維持費用を低減すると共に、作動効率を、低漏洩流動係数の小作動間隙を許 容することにより従来公知のものより増大することにある。
前記およびその他の目的は、回転および固定要素間の漏洩を最小にする、蒸気タ ービン用のセグメントシールリングおよびスプリングシステムを提供する本発明 によって達成されるが、ここで、前記セグメントシールリングは、タービンケー シング内に形成される環状T−形溝に支持され且つ少なくとも部分的に収容され ると共にタービン軸の円周周りに延在されている。スプリングシステムは、シー ルリングのセグメントを付勢するよう配置されるスプリングを含み、これにより 前記セグメントは、シールリングのタービン軸に対する大きな間隙位置方向へ半 径方向外向きに付勢されている。スプリングの個々の強さは、シールセグメント の円周上の位置、流体圧荷重、および重力および摩擦荷重に対応して選定されて おり、そしてこれにより、シールリングセグメントは、低回転速度および小ター ビン負荷時には大きな間隙位置に位置され、一方中間乃至高速流動および高作動 圧力時には、ケーシングとリングセグメント間の環状スペース内に自由に進入す る作動流体がスプリング荷重に打勝ってシールセグメントを付勢することにより 、小さな間隙位置へ移動されるよう構成されている。
下半部のシールリングセグメント内には特別の重力スプリングが配置されており 、そしてこのスプリングは、その下方端部をタービンケーシングに固定されると 共にその上方スプリング端部をシールセグメントに付勢対接されていて、セグメ ント上に上向きの荷重を発生することにより、セグメントの重量に起因する下向 きの荷重を相殺するよう構成されている。重力スプリングはセグメントの重量に 相当する垂直方向のスプリング力を有し、これにより、シールセグメントを閉じ るに要する流体圧荷重が半径方向外向きの付勢スプリング力と摩擦荷重とにほぼ 等しくなるよう構成されている。
図面の簡単な説明 図1は、多段軸流弾性タービンの1ステ一ジ部分水平立面の、セグメントシール リングの1セグメントを切断する、長手方向部分断面図である。
図2は、図1の2−2線に沿う横断面図で、本発明の一実施例に係わる、セグメ ントを半径方向外側へ付勢するスプリングと重力スプリングとを有する4つのセ グメントシールリングが示されている。
図3は、図1の2−2線に沿う横断面図であるが、図1および2とは異なり、4 つのセグメントシールリングは、図1.2の小さな間隙位置とは反対の大きな間 隙位置において示されている。
図4は、図1の2−2線に沿う前記相当の横断面図であるが、本発明の別の実施 例に係わる−すなわち、選択されたセグメントの隣接端部間に内装されてセグメ ントを半径方向外側の大きな間隙位置へ付勢する8つのスプリングを有する6つ のセグメントシールリングと、2つの下方側セグメントおよび1つの底部セグメ ント用の重力スプリングとからなる一別のセグメントシールリングおよびスプリ ング組合わせが示されている。
図5は、上半部のシールリングセグメントを支持するための特定ロックキーを示 す詳細図である。
図6は、重力スプリングの、下方シールセグメント延在穴内の垂直作用位置にお ける状態を示す側面図である。
図7は、上方側セグメント上に作用する4つの主荷重を示す荷重ダイヤグラムで ある。
図8は、下方側セグメント上に作用する4つの主荷重を示す荷重ダイヤグラムで ある。
図9は、下方シールセグメントに半径方向内向きの荷重を指向するよう適用され る代案としての重力スプリングを示し、上向き重力成分を有する荷重ダイヤグラ ムが示されている。
図10は、シールリングセグメントの斜視図である。
実施例 図1および2を参照して、タービンは、ロータもしくは軸−その一部が参照符号 11で示されている−と、ケーシング−その一部が参照符号12で示されている ーとを含む。内部ステージのシールに関しては、ケーシングはダイヤフラムと呼 称されることもある。シールリング13は、図2に示す実施例によれば、4つの セグメントを備えてロータ11周りに延在されている。このようなシールリング 13が、幾つか連続して構成され得ることは理解さるべきである。また、タービ ンに必然的に含まれる残余の装置(図示せず)−すなわち、通常のノズル、バケ ット、ホイールおよびその他の要素を備えて蒸気を高圧で導入すると共にこれを 低圧で排出する装置−は、本発明のシールリングによって達成されるシール機能 を説明するためにはここに包含される必要はないことも理解さるべきである。
ここに図示しそして説明するシールリングは、一般的に言って、本発明に従って ここに記述するスプリング設計と結合されるシールリング変形態様を除いては、 全てのタービンに適用される多くのリングの中の典型的なものである。また、こ こで使用される“シールリング13”と“シールリングセグメント13”とは、 リング或いはセグメントのいずれにも適用され、従って記述される文臓から読み 取らるべきものである。
シールリング13は、ロータ110円周部分に対向して、半径方向に交互に上下 段差する複数の刃部14を含む。これには、別の刃部構造を適用することもでき る。図1に示すシールリング13の左、右における、それぞれシールリング13 の側部18上の高圧流体と側部19上の低圧流体が、刃部14とロータ11間の 小さな間隙開口部間に形成される複数の制限部間に、流体漏洩をもたらす荷重を 確実に発生する。この場合、漏洩流量は、間隙面積、刃部の尖鋭度、制限部の個 数、圧力および密度を含む流体条件、および漏洩経路の幾何学的形状などに係わ るが、これらは、公式および実験要素に従って決定されることは公知である。
シールリング13は、ケーシング12の溝15内に収容されている。=2に示す 実施例によれば、シールリング13はロータ11周りのリング^に配置される4 つのセグメントからなり、そしてこのセグメントは、ケーシング溝15内に配置 される際に、シールリングセクションをケーシング接合部27で分離するよう配 置されることにより、ケーシングを組み付けもしくは組み外せるよう構成されて いる。コイルスプリング(図1には、全体的に参照符号16で指示され、図2お よび4には、更に特定的に16a−16fで指示されている)が、各シールリン グセグメント13のセグメント端部(図2および10に、対接端部13fとして 指示されている)上に配置され、且つセグメントの隣接端部13f間に圧縮状態 で内装されていて、リングセグメントを大きな間隙位置へ移動するよう付勢され ている。スプリング16a−16fは、シールセグメント13の端部13f内に 形成される穴もしくはポケット22内に適合するよう配置されている。6つのス プリング16a−16fが、図2に示される4つのセグメントシールリング13 のセグメント間に適用されている。ここで、1つの上部スプリング16cは、上 方左側および上方右側シールリング13間の共通スペース29内に内装され、2 つのスプリング13dおよび16eは、それぞれ、それらのスペース30および 31内において上方右側セグメント13および下方右側セグメント13に対して 作用され、2つのスプリング13bおよびL6aは、それぞれ、それらのスペー ス33内において上方左側セグメント13および下方左側セグメント13に対し て作用され、そして1つの下部スプリング16fは、下方左側セグメント13お よび下方右側セグメント13の下方端部間のスペース32内に内装されている。
セグメント13の確実な円周方向の配置、およりびシールセグメント13および スプリング16の確゛実な保持は、ケーシング接合部27の上下に設けられる回 り止めキー26によって確保される。回り止めキー26は、その詳細が図5に示 されているが、ケーシング12の左右の溝44および46内にそれぞれ適合され る矩形キーブロック48を含む。キーブロック48は、ケーシング12からスペ ース31および33内へ突出し、そしてここで、シールリング13の上方および 下方セグメントに対する固定水平支持面を提供すると共に上方および下方リング セグメントを分離する。スプリング16a、16bおよび16 d、L 6 e は、キーブロック48とシールセグメントの対接端部13fの間に内装されてい る。回り止めキー26は、挿着ねじもしくはボルト50および52を介してケー シング12に固定されており、そしてこのねじもしくはボルトは、それぞれその 左右において、キーブロック48の上下の穴51および53内でケーシング12 内に延在するねじ付き端部28および30を介してキーブロック48に取り付け られている。挿着ねじ50および52は、ねじ端部28および30を穴51およ び53内へ延在させるスプリング挿着手段を含む。回り止めキー26の下半部は 、所望によれば、上部キー26をボルト28もしくは38等を介してケーシング 12に固定することにより、削除することができる。回り止めキー26は、スプ リングを、その関連シールリングセグメントに関して適正に整列させるよう保持 し且つ位置決めする。回り止めキー26は、また、シールリングセグメントがそ の大きな間隙位置へ付勢される際に、このシールリングセグメントが円周方向へ 移動するのを実質的に制止することにより、スプリングにその円周方向位置を維 持せしめる。
再び、図1および2を参照すると、シールリング13の各セグメントが、参照符 号13dで指示される内側リング部分を含み、半径方向内側面から延在するシー ル刃14を備え、そしてその半径方向外面20aがケーシング12の半径方向表 面21aと接触して大きな間隙を規制しているのが示されている。シールリング 13は、また、内側円周面13bを備えてケーシング溝15内に配置される外側 リング部分L3aを含み、そして前記内側円周面13bは、後述するように、こ の円周面13bがケーシング12の肩部12a上の表面17と接触してシールリ ングセグメントの半径方向内側への移動を制限することにより、その小さな間隙 位置を規制している。シールリング13は、また、内側リング部分L3dと外側 リング部分13aとの間に首部分13cを含み、そして、この首部分内にケーシ ング12の肩部12aが組合わされてリングセグメントを軸方向に位置決めしい る。シールリング首部分13cは外側リング部分13aと共にT形状を形成し、 そしてこの首部分13cは、その首面13eをケーシング12肩面12bと接触 することにより接触圧面を提供している。
図2.6および8を参照すると、重力スプリング36が、各左および右側下方半 部シールセグメント13内に収容されており、そしてケーシング12内の穴もし くはポケット34内へ下向きに延在して、ケーシング12に固定されたプラグ3 5で提供される平面38と接触している。この水平底部平面は、垂直スプリング 36に対して、そのスプリング対向荷重が正確に決定されることを要求する。
この平面は、プラグを使用することなく、ケーシング12内のスプリングポケッ ト34底部上に平滑面(図示せず)を機械加工することにより提供することもで きる。いずれにしても、スプリング36に隣接するケーシング12の非機械加工 部分は、参照符号39で示すように丸められて、スプリングを所定位置に保持し た状態でバッキングリングセグメント13の脱着を必要に応じて許容するもので なければならない。重力スプリング36は、セグメント13の外側リング部分1 3a上に上向き荷重を発生して、セグメント13の重量に起因する下向き荷重を 相殺する。重力スプリング36からのスプリング荷重は、好適には、セグメント の重心37を通る垂直線上上方に作用する。このことは、図8の荷重ダイヤグラ ムにおいて、重力スプリング36で発生されて下方シールセグメント13の首部 分13cへ指向する垂直上向き荷重60として示されている。上向き荷重60は 、好適には、下方左側シールセグメント13の重心62を通る経路に指向する。
図6には、重力スプリング36の配置−すなわち、シールセグメント外側リング 部分13aを貫通する円筒穴もしくはポケット64内を通過して、スプリングが ポケット64の端壁部66と対接するシールリング首部分13c領域内深さまで 延在位置されている配置−が、示されている。図8に示す荷重ダイヤグラムにお いて、シールセグメント13の重量Wは重力スプリング36の上向き荷重Fgと ほぼ同一である。
低もしくは無負荷状態では、シールリングセグメント13の重量のみがケーシン グ12を規制し、スプリング1ea−16fおよび重力スプリング36の荷重は シール」Jフグ13上に作用する。スプリングは、前記状態においてシールリン グセグメント13をその各セグメント接合部において充分に分離する荷重と寸法 とに選定されている。スプリング1ea−16fがリングの隣接する対接端部1 3f間に内装された好適な構成においては、前記スプリングは、セグメントを円 周方向へ付勢してセグメントをその各セグメント接合部で分離させることにより 、図3に示すように、環状スペース24および25が存在されない規定の大きな 間隙位置で規制される大直径へと指向せしめる。この場合は、内側リング部分1 3dの半径方向外面20aはケーシング12の半径方向面21aと接触している 。
この接触点を以降“大きな間隙位置° (図3参照)と呼称するが、シールリン グはこれ以上には拡大されない。環状スペース24.25の大きさは、リングセ グメント13の半径方向外側への移動によって、ロータとケーシング間の過渡的 な最大非整合か、シールリング刃14を損傷することなく充分に収容され得るス ペースに設定される。この環状スペースの設計は、タービンの形式及び大きさに 従って変動される。負荷が増大すると圧力荷重がスプリング荷重に打勝ち、シー ルリングセグメント13はセグメント面13bとケーシング肩面17とが接触す る点まで半径方向内側へ移動される。
このスプリングおよびシールリング設計の1つの利点は、シールリングセグメン ト13の円周方向端部13f間に内装されるスプリングがこれらセグメントの円 周方向位置を維持するよう作用するので、シールリングセグメントの小さな間隙 位置への閉成に、円周および半径方向の移動を共に必要としないことである。
このことは、シールリングセグメントとその間に内装されるスプリングとが協働 して回転軸回りに連続リングを形成し、そしてこのリングが、大きなおよび小さ な間隙位置の間を膨張および収縮するからである。このスプリングおよびシール 設計が、シールリングセグメントの円周方向位置を維持し且つ制御するこにより 、閉成に際してシールリングの半径および円周方向の移動を共に不必要とすると 共にシールリングの相互間干渉もしくは閉塞を全て防止する。更に、重力スプリ ング36は下方シールセグメントの重量荷重効果を減少もしくは排除するよう作 用するが、ここで前記セグメントは、これがなければ詳しく後述するように、シ ールリングの半径方向内側への移動を妨害するものである。
タービンが作動速度で部分負荷にまで加速されると、最悪の熱勾配、振動および 非整合問題は終息する。負荷が増大すると、これに従い流体圧力がリング回りに 増大し、そしてこれにより、後で更に詳述するが、スプリング16が圧縮され、 そしてシールリングセグメント13は、そのシールリング面13bがケーシング 面17に接触して制限されるまで半径方向内側へ移動される。シールリング13 の面13bでの寸法およびケーシング面17の寸法は、刃部14とロータ面との 間に、比較的安定した負荷状態作動が実現される最少間隙を創出するよう選定さ れる。
図1および2では、シールリング13は、その高負荷、小さな間隙状態で示され ている。シールの高圧側は、参照符号18で指示されている。この高圧は、1つ もしくはそれ以上の開口部23による連通によって、環状スペース24および1 5内に保持されている。開口部は、例えば、高圧側の肩部12aを部分的に切除 することにより形成することができる。シールの比較的低圧側は、参照符号19 で指示されており、そしてこの低圧状態は、同じく環状スペース25内に保持さ れている。
これら圧力による合成軸方向荷重がシールリングを低圧領域19へ向は押圧し、 この結果、接触シール面13eとケーシング面12bとの間に漏洩防止シールが 形成されることは容易に理解されるところである。寸法および圧力は幾何学的に 既知であるので、前記軸方向加重の大きさは容易に計算される。もた、シールリ ングを半径方向へ移動させるための金属間摩擦力を克服すべき半径方向荷重も容 易に計算することができる。
同様にして、しかし幾らか複雑であるが、半径方向荷重も決定することができる 。ロータ11に対面する内側シール面13d上の、シールリング内面に沿う圧力 分布を除くと、その他の全ての圧力は上記2つのパラグラフ内に確認されている 。シールの各刃部14上には圧力降下が発生される。各刃部を通る、一定エンタ ルピ膨張としての既知状態の流動連続を用いると、比較的正確な圧力分布を、一 連の一定面積絞りを用いて計算することができる。成るバッキングリングにおい ては、高マツハ数が存在して計算を複雑化するが、これは公知であり同業者には 対処される。
半径方向の圧力分布は、シールリング13上に適性な内向き合成荷重を達成させ るべく、シールリング13の寸法を選定するのに使用される。更に詳細に、図7 には、前述したシールリング擦り合い問題を適宜に解決するために、シールリン グセグメント−なおこの場合は、上方シールリングセグメント−に対して、考慮 し且つ適用されるべき4つの荷重が示されている。これら荷重の第一は、紬およ び半径方向の蒸気圧力荷重、すなわち、参照符号70指示のP(軸方向)、72 指示のP(外向き半径方向)、および74指示のP(内向き半径方向)である。
これら荷重の第二は、シールリング13の、76指示の重量荷重W(重量)であ る。これら荷重の第三は、シールリング13とその保持器、すなわちケーシング 12−これは、シールリング13の動作を妨げる一間の、78指示の摩擦荷重F (摩擦)である。第四の荷重は、前述したスプリング16で提供される、80お よび82指示のスプリング荷重F1およびF2である。なお、セグメント対接端 部13f上には小さい圧力荷重が存在するが、これはスプリング荷重80および 82に加算される。設計の目標は、シールリング13に対して、このシールリン グ13にその重量、スプリングおよび摩擦荷重に打勝たさせてこのシールリング をその内側へ、すなわち、図1および2に示す小さな間隙位置へ移動させる荷重 状態を達成させることである。なおこの場合、流体圧力状態は、タービンが小さ いながらも15乃至35%の可なりの負荷で作動されている際に存在を予測され る。
弾性流体タービンを熟知する人には理解されることであるが、タービン内各所の 内部圧力はほぼ負荷に比例する。負荷及び質量流動が増大すると、局部圧力はほ ぼ線形状に増大する。このような状況では、タービンステージおよび大部分のタ ービンシールリング間を通る圧力降下も、負荷および流体流動の増加と共に予測 可能に線形状に増大する。この関係によって、設計者は、各シールリングに対す る負荷および圧力条件を選択することにより、圧力荷重を重量、スプリングおよ び摩擦荷重の勢力に打勝たせて、シールリングをその小さな間隙位置へ移動させ るようにすることができる。前述したように、設計者は、この状況を、寸法、重 量、およびシールリングとスプリング組合わせ内に適用するスプリング定数を変 更することにより、部分的に制御することができる。
タービンの高圧部分内で作動するシールリングの場合は、重力荷重は有効蒸気荷 重に比較して小さく、そして適宜の作動が、前述したロナルド・イーブライトン (出願人)発行の米国特許第4.436.311号公報に記載されているように 確保される。しかしながら、比較的小圧力状態でのタービン配置では、セグメン トは軽量でしかもその半径方向外向指向のスプリング−この場合、スプリング1 6−は弱いスプリング定数に形成されなければならない。このような重量および スプリング定数の調整は適当ではない。このため、本発明は、前述したように、 成るシールリング13上の重力効果に対抗するための重力スプリング36を提供 するが、これには、通常、スプリング16を圧縮して摩擦を克服するためだけで はなく、下方シールリングの重量を付加的に上昇してこのセグメントをその近接 間隙位置に移動させるためにも適宜の圧力荷重を必要とする。図2に示すような 上方シールセグメントの場合には、重力スプリング36と同等のものが、スプリ ング16bおよび16dとして水平接合部に設けられる。このようなスプリング 16bおよび16dは、各セグメントの重量とセグメントを近接間隙位置へ押圧 しようとする圧力荷重に抵抗する付加量とに相当する垂直荷重を提供するように 選択且つ寸法付けられねばならない。頂部スプリング16Cは、シールセグメン トのそれ自体の重量による頂部への下降を防止すると共に圧力荷重からの早まっ た閉成を阻止するのに充分な荷重を提供しなければならない。
下方シールセグメント13に対しては、重力スプリング36の重力荷重Fg(図 81:60で示す)をシールセグメントの重量垂直荷重成分W(84で示す)と 等しくなるよう選定して、セグメントの閉成動作が、スプリング16a、16f の荷重86.88および摩擦荷重90を克服することにより簡単に達成されるよ うにすると好適である。図8に86および88で示す対接荷重は、前記スプリン グ荷重だけではなく、対接面13f上に反閉成方向に作用する小さい圧力荷重を も含むことは注意さるべきである。スプリング荷重86および88は、圧力荷重 、92のP(外向き)および94のP(内向き)が、タービン上で小さいが10 乃至25%の可なりの負荷に達した際に、閉成を許容するよう選定されている。
このように、重力スプリング36は、下半部シールセグメント13を殆どもしく は全く重量が無いかのように機能させることにより、引込み式シールセグメント およびリングを、極めて低圧レベルで作動するタービンステージにおいても、小 さな間隙位置へ閉成させることができるよう構成されている。
セグメントが閉成されると、スプリング荷重は、スプリングの作動すなわち伸長 によって変動される。この場合、スプリングは、その荷重か全作動範囲に亘って できるだけ一定に維持されると好適である。スプリング荷重がその荷重範囲内で 可なり変動する場合には、この変動は、スプリングおよびシールリングの計算お よび選定の際に考慮されなければならない。また、ここに説明したコイルスプリ ングとは別種のスプリング、例えばフラットスプリングを使用することもできる 。スプリングは、高温、振動且つ可なりの腐蝕性条件の下で長寿命且つ安定した 特性を有するものでなければならない。
同業者には、前述したそして図2. 6. 7.および8に示す全ての荷重は決 定されることができ、従って、前述した本発明の目的を達成するためのスプリン グの所要荷重も決定されることができる。各セグメント上に作用する荷重は、全 て、半径および円周方向の成分に集計されることが望ましい。閉成動作に対抗す る荷重が前記閉成荷重と等しい場合には、更に増大する流動が閉成動作を引起こ すことは明らかである。
コイル重力スプリング36は、下方シールセグメント13を垂直方向上向きに押 圧するよう指向されるものとして、図示し且つ説明したが、代案として、スプリ ング36は、図9に示すスプリング36のように、垂直成分荷重Fg(96)が セグメント重量Wとほぼ等しくなる程の充分な大きさの半径方向荷重Fr(94 )をもって、半径方向へ押圧するよう構成することもできることは、注意さるべ きである。この場合には、スプリング16、更に詳細には図2に示すスプリング L6fは、スプリング36の水平荷重成分Fh(98)を考慮して設計されなけ ればならない。
図4を参照すると、6つのシールセグメント13がリングを形成する変形バッキ ング構造が示されており、これにおいては、4つのスプリング16b、16c。
16dおよび16eが頂部シールセグメント内の端部分13fに装着され、4つ のスプリング16f、16g、16hおよび16aが底部シールセグメント13 内の端部分13fに装饗され、そしてこれにより、セグメント13が前述した大 きな間隙位置へ半径方向外向に移動されるよう付勢されている。この場合は、3 つの重力スプリング36がケーシング12のポケット内に配置され、そして図2 の実施例で説明したのと同様の方法で、底部および2つの下方側部シールセグメ ント13のポケット内へ延在し、そして下方および底部セグメント13の重量を 相殺もしくは消去する荷重を発生するよう構成されている。また、回り止めキー 26が、図2の実施例で説明したのと同様に、側部シールセグメントに対して設 けられ、そして、図2の実施例におけると実質的に同様な方法で、ケーシング1 2に取り付けられている。
以上、説明および図面は、本発明の好適な実施例について行ったが、その他の種 々の変形例が、本発明の精神および範囲を越えることな(可能である。例えば、 各重力スプリングから提供される垂直荷重の上向き成分は、その対応する下方シ ールリングセグメントの重量成分を完全にはバランスもしくは消去する必要はな く、むしろ、流体圧力荷重がシールセグメント重量の一部分を充分相殺するよう な場合には、前記シールセグメントの重量を部分的にバランスするよう選択する ことができる。
FIG、 1 FIG、2 FIG、6 FIG、7 FIG、8 FIG、9 FIG、10 フロントページの続き (81)指定図 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、 S E)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,CZ、 DE 、 DK、 ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,KZ、  LK、 LU、 MG。
MN、MW、NL、No、NZ、PL、PT、RO,RU、SD、SE、SK、 UA

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.回転および固定要素間の漏洩を最少にするセグメントシールリングを使用す ると共に、始動の間、軽負荷で前記シールリングの損傷を防止するよう前記要素 の間に大きな間隙を設定する弾性流体タービンにおいて、回転軸を囲繞すると共 に、内部に形成されて前記軸回りを円周方向へ延在する環状T−形溝を有する固 定タービンケーシングであって、前記環状溝が、前記ケーシング上の一対の対向 する離間環状肩部によって部分的に画定されて、前記溝の環状開口部が前記ケー シングと前記軸間の間隙領域内に半径方向へ形成されているケーシングと、 前記溝内に支持されると共に少なくとも部分的に収容されるセグメントシールリ ングであって、前記シールリングが、前記軸の上半部回りに位置する上部シール セグメントおよび前記軸の下半部回りに位置する下部シールセグメントを含み、 各シールセグメントが、シール刃を備えているセグメントシールリングと、 前記シールセグメントを半径方向外側へ付勢するよう前記シールセグメントに対 向配置されて、大直径リングを形成し、これにより前記シールリングは、前記軸 との大きな間隙を有するよう位置される半径方向スプリングであって、半径方向 スプリング荷重を提供し、低速且つ小タービン負荷時には半径方向スプリング荷 重が勝って前記シールセグメントを前記大きな間隙位置へ押圧し、一方高流動且 つ高作動圧力時には作動流体が半径方向スプリング荷重に打勝って前記シールセ グメントを小さな間隙位置へ付勢する半径方向スプリングと、前記タービンケー シングの下半部と少なくとも1つの下方シールセグメントの間に配置される少な くとも1つの重力スプリングを含む重力スプリング装置であって、前記重力スプ リングが、前記下方シールセグメントの下向き重量荷重を相殺する上向き垂直荷 重を前記下方シールセグメントに対して発生する重力スプリング装置とを有し、 これにより前記重力スプリングが、前記下方シールセグメントの前記重量荷重を 消去して、シールセグメントが前記小さな間隙位置へ向け半径方向内側に移動す る際のシールセグメント間の摩擦および干渉を防止することを特徴とする弾性流 体タービン。
  2. 2.前記各重力スプリングは、下方スプリング端部とスプリング上方端部を有す る圧縮コイルスプリングからなり、その下方スプリング端部を前記タービンケー シングの前記下半部に着座すると共にその上方スプリング端部を下方シールセグ メントに付勢対接して、前記シールセグメントに対して上向き垂直荷重を発生す ることを特徴とする請求項1記載の弾性流体タービン。
  3. 3.更に、前記各重力スプリングの前記下方端部を前記タービンケーシングに対 して固定する装置を、前記タービンケーシング上に有することを特徴とする請求 項2記載の弾性流体タービン。
  4. 4.前記タービンケーシングは、前記重力スプリングの下方端部を収容するポケ ットと、このポケット底部における、前記重力スプリングの前記下方スプリング 端部のための平らな底面を提供するシートとを含み、前記下方シールセグメント は、前記重力スプリングの前記上方端部を収容するポケットを含むことを特徴と する請求項2記載の弾性流体タービン。
  5. 5.前記各重力スプリングは、前記上方スプリング端部の下部に垂直に位置する 前記下方スプリング端部に関して垂直に位置することを特徴とする請求項2記載 の弾性流体タービン。
  6. 6.前記重力スプリングは、そのスプリング荷重が、この重力スプリングが指向 する下方シールセグメントの重心を通る荷重線内を上向きに指向するよう前記タ ービンケーシング上に配置されることを特徴とする請求項2記載の弾性流体ター ビン。
  7. 7.前記各重力スプリングの荷重の垂直方向上向き成分は、これら各重力スプリ ングが指向する下方シールセグメントの重量と等しいことを特徴とする請求項1 記載の弾性流体タービン。
  8. 8.前記セグメントシールリングは2つの上方シールセグメントと2つの下方シ ールセグメントからなり、前記下方シールセグメントの各々はこれらに指向され る1つの前記重力スプリングを有し、これにより、前記2つの下方シールセグメ ントの各々に対して上向き垂直荷重が供給されてそれぞれのセグメントの重量が 相殺されることを特徴とする請求項1記載の弾性流体タービン。
  9. 9.前記セグメントシールリングは3つの上方シールセグメントと3つの下方シ ールセグメントからなり、前記3つの下方シールセグメントの各々はこれらに指 向される1つの前記重力スプリングを有し、これにより、前記3つの下方シール セグメントの各々に対して上向き垂直荷重が供給されてそれぞれのセグメントの 重量が相殺されることを特徴とする請求項1記載の弾性流体タービン。
  10. 10.前記セグメントシールリングは、前記半径方向スプリングの個々を介在し て分離される複数の個々のシールリングセグメントからなり、前記半径方向スプ リングの各々は、前記対向シールセグメントの対接端部に介在される圧縮スプリ ングを備えて、前記シールセグメントを前記大きな間隙位置へ半径方向外側に付 勢することを特徴とする請求項1記載の弾性流体タービン。
  11. 11.更に、前記ケーシング上の、前記上方および下方シールリングセグメント 間接合部近傍の位置に取付けられる回り止めキーを有し、前記回り止めキーは、 上方半径方向スプリングおよび下方半径方向スプリング間に内装されて、シール リングの前記ケーシングに対する回転を阻止することにより、前記半径方向スプ リングを固定的に支持すると共に前記半径方向スプリングおよびシールセグメン トを円周方向所定位置に収容し且つ位置決めすることを特徴とする請求項10記 載の弾性流体タービン。
  12. 12.回転および固定要素間の漏洩を最少にするセグメントシールリングを適用 すると共に、始動の間、軽負荷で前記シールリングの損傷を防止するよう前記要 素の間に大きな間隙を設定する弾性流体タービンにおいて、回転軸を囲繞すると 共に、その内部に形成されて前記軸周囲に延在する環状溝を有する固定タービン ケーシングであって、前記環状溝が、前記ケーシング上の一対の対向する離間環 状肩部によって部分的に画定されて、前記溝の環状開口部が前記ケーシングと前 記軸間の間隙領域内に半径方向へ形成されているケーシングと、 前記溝内に支持されると共に少なくとも部分的に収容されるセグメントシールリ ングであって、前記シールリングが、前記軸の上半部回りに位置する上部シール セグメントおよび前記軸の下半部回りに位置する下部シールセグメントを含み、 各シールセグメントが、シール刃を備えているセグメントシールリングと、 前記シールリングの前記セグメントを半径方向に位置決めする半径方向スプリン グからなると共に、前記シールリングセグメントの隣接端部間に内装される圧縮 スプリングを含む第一スプリング装置であって、前記半径方向スプリングが、円 周方向に作用し前記リングセグメントを分離して半径方向外向きに移動すること により、大直径リングを形成し、これにより前記シールリングは、前記軸との大 きな間隙を有するよう位置される第一スプリング装置と、前記タービンケーシン グの下半部と少なくとも1つの下方シールセグメントの間に配置される少なくと も1つの重力スプリングからなる第二スプリング装置であって、前記重力スプリ ング手段が、前記下方シールセグメントの下向き重量荷重を相殺する上向き垂直 荷重を前記下方シールセグメントに対して発生する第二スプリング装置とを有し 、 前記大きな間隙位置は、低速且つ小タービン負荷時にはスプリング荷重が勝って 前記シールセグメントを前記大きな間隙位置へ押圧し、一方高流動且つ高作動圧 力時には作動流体が半径方向スプリング荷重に打勝って前記シールリングセグメ ントを小さな間隙位置へ付勢するよう位置決めされ、これにより前記重力スプリ ングが、前記下方シールセグメントの前記重量荷重を消去して、下方シールセグ メントが前記小さな間隙位置へ向け半径方向内側に移動する際のシールセグメン ト間の摩擦および干渉を防止することを特徴とする弾性流体タービン。
  13. 13.前記各重力スプリングは、下方スプリング端部とスプリング上方端部を有 する圧縮コイルスプリングからなり、その下方スプリング端部を前記タービンケ ーシングの前記下半部に着座すると共にその上方スプリング端部を下方シールセ グメントに付勢対接して、前記シールセグメントに対して上向き垂直荷重を発生 することを特徴とする請求項12記載の弾性流体タービン。
  14. 14.更に、前記各重力スプリングの前記下方端部を前記タービンケーシングに 対して固定する装置を、前記タービンケーシング上に有することを特徴とする請 求項13記載の弾性流体タービン。
  15. 15.前記タービンケーシングは、前記重力スプリングの下方端部を収容するポ ケットと、このポケット底部における、前記重力スプリングの前記下方スプリン グ端部のための平らな底面を提供するシートとを含み、前記下方シールセグメン トは、前記重力スプリングの前記上方端部を収容するポケットを含むことを特徴 とする請求項13記載の弾性流体タービン。
  16. 16.前記各重力スプリングは、前記上方スプリング端部の下部に垂直に位置す る前記下方スプリング端部に関して垂直に位置することを特徴とする請求項13 記載の弾性流体タービン。
  17. 17.前記重力スプリングは、そのスプリング荷重が、この重力スプリングが指 向する下方シールセグメントの重心を通る荷重線内を上向きに指向するよう前記 タービンケーシング上に配置されることを特徴とする請求項13記載の弾性流体 タービン。
  18. 18.前記各重力スプリングの荷重の垂直方向上向き成分は、これら各重力スプ リングが指向する下方シールセグメントの重量と等しいことを特徴とする請求項 12記載の弾性流体タービン。
  19. 19.前記セグメントシールリングは2つの上方シールセグメントと2つの下方 シールセグメントからなり、前記下方シールセグメントの各々はこれらに指向さ れる1つの前記重力スプリングを有し、これにより、前記2つの下方シールセグ メントの各々に対して上向き垂直荷重が供給されてそれぞれのセグメントの重量 が相殺されることを特徴とする請求項12記載の弾性流体タービン。
  20. 20.前記セグメントシールリングは3つの上方シールセグメントと3つの下方 シールセグメントからなり、前記3つの下方シールセグメントの各々はこれらに 指向される1つの前記重力スプリングを有し、これにより、前記3つの下方シー ルセグメントの各々に対して上向き垂直荷重が供給されてそれぞれのセグメント の重量が相殺されることを特徴とする請求項20記載の弾性流体タービン。
  21. 21.弾性流体タービンの回転軸および固定ケーシング間の漏洩を最少にするセ グメントシールリングを適用するシールシステムであって、始動の間、軽負荷で 前記シールリングの損傷を防止するよう前記軸およびケーシング間に大きな間隙 を設定するシールシステムにおいて、前記溝内に支持されると共に少なくとも部 分的に収容されるセグメントシールリングであって、前記シールリングが、前記 シールリングの上半部回りに位置する上部シールセグメントおよび前記シールリ ングの下半部周りに位置する下部シールセグメントを含み、各シールセグメント が、シール刃を備えているセグメントシールリングと、 前記シールセグメントを半径方向外側へ付勢するよう前記シールセグメントに対 向配置されて、大直径リングを形成し、これにより前記シールリングは前記軸と の大きな間隙を有するよう位置される半径方向スプリングであって、半径方向ス プリング荷重を提供し、低速且つ小タービン負荷時には半径方向スプリング荷重 が勝って前記シールセグメントを前記大きな間隙位置へ押圧し、一方高流動且つ 高作動圧力時には作動流体が半径方向スプリング荷重に打勝って前記シールセグ メントを小さな間隙位置へ付勢する半径方向スプリングと、少なくとも1つの下 方シールセグメントの底部に配置される少なくとも1つの重力スプリングを含む 重力スプリング装置であって、前記重力スプリングが、前記下方シールセグメン トの下向き重量荷重を相殺する上向き垂直荷重を前記下方シールセグメントに対 して発生する重力スプリング装置とを有し、これにより 前記重力スプリングが、前記下方シールセグメントの前記重量荷重を消去して、 シールセグメントが前記小さな間隙位置へ向け半径方向内側に移動する際のシー ルセグメント間の摩擦および干渉を防止することを特徴とするシールシステム。
  22. 22.前記各重力スプリングは、下方スプリング端部とスプリング上方端部を有 する圧縮コイルスプリングからなり、その下方スプリング端部を前記タービンケ ーシングに着座すると共にその上方スプリング端部を下方シールセグメントに付 勢対接するよう適用され、前記シールセグメントに対して上向き垂直荷重を発生 することを特徴とする請求項21記載のシールシステム。
  23. 23.前記各重力スプリングは、前記上方スプリング端部の下部に垂直に位置す る前記下方スプリング端部に関して垂直に位置することを特徴とする請求項22 記載のシールシステム。
  24. 24.前記重力スプリングは、そのスプリング荷重が、下方シールセグメントの 重心を通る荷重線内を上向きに指向するよう前記シールリングセグメント内に配 置されることを特徴とする請求項22記載のシールシステム。
  25. 25.前記各重力スプリングの荷重の垂直方向上向き成分は、これら各重力スプ リングが指向する下方シールセグメントの重量と等しいことを特徴とする請求項 22記載のシールシステム。
  26. 26.前記セグメントシールリングは、前記半径方向スプリングの1つを個々に 介在して分離される複数の個々のシールリングセグメントからなり、前記半径方 向スプリングの各々は、前記対向シールセグメントの対接端部に介在される圧縮 スプリングを備えて、前記シールセグメントを前記大きな間隙位置へ半径方向外 側に付勢することを特徴とする請求項21記載のシールシステム。
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