JPH07504176A - 新規及び公知のジスルフィド及びその使用 - Google Patents
新規及び公知のジスルフィド及びその使用Info
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- JPH07504176A JPH07504176A JP5514525A JP51452593A JPH07504176A JP H07504176 A JPH07504176 A JP H07504176A JP 5514525 A JP5514525 A JP 5514525A JP 51452593 A JP51452593 A JP 51452593A JP H07504176 A JPH07504176 A JP H07504176A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
新規及び公知のジスルフィド及びその使用本発明の利用 野
本発明は、新規及び公知のジスルフィド及びへりコパクター細菌(Helico
bseler−Baklerien)により引き起こされる胃及び/又は腸の疾
病の治療のために使用される医薬品製造のためのその使用に関する。
公!基!水!
欧州特許出願(EP−A)第181846号及び同第214479号明細書から
、胃酸分泌抑制及び細胞保護特性を有するジスルフィドが公知である。J、Or
g、Chem、55.4163 (1990)がら、医薬作用が記載されていな
い幾つかのジスルフィドが公知である。
本発明の記載
次に記載のジスルフィドがへりコバフタ−細菌に対して有効であることが、意想
外にも判明した。
従って、本発明の目的は、式I (添付の化学式のリスト参照)°[式中、Xは
水素又は陰電荷を表し、R1は水素、01〜C4−アルキル又は01〜c4−ア
ルコキシを表し、R2は水素、cl〜c4−アルキル、01〜C4−アルコキシ
、トリフルオルメチル、完全に又は主にフッ素により置換された01〜c4−ア
ルコキシ、クロルジフルオルメトキシ、2−クロル−1,1,2−トリフルオル
エトキシを表すか又はR3と一緒になって、所望の場合にはフッ素で完全に又は
部分的に置換されたC1〜C2−アルキレンジオキシ又はクロルトリフルオルエ
チレンジオキシを表し、R3は水素、完全に又は主にフッ素により置換された0
1〜C4−アルコキシ、クロルジフルオルメトキシ、2−クロル−1゜1.2−
トリフルオルエトキシを表すか又はR2と一緒になって、所望の場合にはフッ素
で完全に又は部分的に置換されたC1〜C2−アルキレンジオキシ又はクロルト
リフルオルエチレンジオキシを表し、R4は水素又は01〜C4−アルキルを表
し、R5は水素又は01〜C4−アルキルを表し、R6は水素、01〜C4−ア
ルキル又はCI〜C4−アルコキシを表し、R7は01〜C4−アルコキシ、完
全に又は主にフッ素により置換された01〜C4−アルコキシ、又はベンジルオ
キシを表し、かつEは503−又は5−R8(ここでR8は01〜C4−アルキ
ル、フェニル又はピリジルを表し、各々所望の場合には群ヒドロキシ(OH)、
アミノ(NHz)、カルボキシル(COOH)又はC,−C4−アルコキシカル
ボニルからの同じか又は異なる置換基1又は2個により置換されている)を表し
、その際分子は全体として帯電していないか又は帯電しており、後者の場合には
相応する反対イオンにより電荷が平衡している」の化合物及びその薬理学上認容
性の塩をへリコバター細菌の撲滅のための医薬品の製造のために使用することで
ある。
c、〜C4−アルキルは、R1、R2、R4、R5及びR6では、C−原子1〜
4個を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基を表し;例えばブチル−5i−ブチル
−1see−ブチル−1t−ブチル−、プロピル−、イソプロピル−、エチル−
1特にメチル基が挙げられる。
C1〜C4−アルコキシは、C−原子1〜4個を有する直鎖又は分枝鎖のアルコ
キシ基を表し;例えばブトキシ−11−ブトキシ−1sec−ブトキシ−1を一
ブトキシー、プロポキシ−、インプロポキシ−、エトキシ−1特にメトキシ基が
挙げられる。
完全に又は主にフッ素により置換された01〜c4−アルコキシとしては、例え
ば1,2.2−トリフルオルエトキシ−12,2,3,3,3−ペンタフルオル
プロポキシ−、ベルフルオルエトキシ−1特に1,1゜2.2−テトラフルオル
エトキシ−、トリフルオルメトキシ−,2,2,2−トリフルオルエトキシ−及
びジフルオルメトキシ基が挙げられる。
完全に又は部分的にフッ素により置換されたcl〜C2−アルキレンジオキシと
しては、例えばl、1−ジフルオルエチレンジオキシー(−0−CF、−CH。
−O−’)、1,1,2.2−テトラフルオルエチレンジオキシ−(OCF2
CF2 0 ) 、特1ニジフルオルメチレンジオキシ−(−0−CF2−0−
)及び1,1.2−)リフルオルエチレンジオキシ基(−〇−CF2−CHF−
0−)が挙げられる。
R2及びR3が一緒になって、所望の場合にはフッ素で完全に又は部分的に置換
されたC1〜C2−アルキレンジオキシ又はクロルトリフルオルエチレンジオキ
シを表す場合には、置換基R2及びR3は、隣接位置で、有利には5位及び6位
でベンゾイミダゾール環のベンゾ部分と結合している。
CI〜C4−アルコキシカルボニルは、カルボニル基の他に前記C1〜C4−ア
ルコキシ基のうちの1種を有する。メトキシカルボニル及びエトキシカルボニル
が有利である。
R8の場合には、C0〜C4−アルキルは、例えば前記のような、C−原子1〜
4個を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基を表す。群ヒドロキシ(OH)、アミ
/ (NHz)、カルボキシk (COOH) 又はC1〜C4−アルコキシカ
ルボニルからの同じか又は異なる置換基1個又は2個により置換されているC、
−C,−アルキル基であるR8としては、例えば基2−アミノエチル(−CH,
−CH,−NHz) 、1.2−ジカルボキシエチル[CH(COOH) CH
2COOHコ、3−ヒドロキシブチル−2[ニーCH(CH3) −CH(OH
) −CH3コ、カルボキシメチル(CH2−C00H)、2−ヒドロキシエチ
ル(CH2−CHz−OH)、2.3−ジヒドロキシプロピル[−CH2CH(
OH) CR20Hコ、2−ヒドロキシプロピル[: CH2−CH(OH)
CHs]、1−カルボキシエチル[CH(CH3) COOH]及び]2−カル
ボキシエチル CHz GHz C00H)が挙げられる。
群ヒドロキシ(OH)、アミノ(NHK)、カルボキシル(COOH)又は01
〜C4−アルコキシカルボニルからの同じか又は異なる置換基1個又は2個によ
り置換されているフェニル基の例としては、2−カルボキシフェニル基が挙げら
れる。
群ヒドロキシ(OH)、アミノ(NHz)、カルボキシル(COOH)又はC1
〜C4−アルコキシカルボニルからの同じか又は異なる置換基1個又は2個によ
り置換されているピリジン基の例としては、3−カルボキシ−ピリジン−2−イ
ル基が挙げられる。
反対イオンとしては、一方では(X=H及びE−3R8の場合)W、則的には全
てのアニオン(例えばクロリドイオン、プロミドイオン又はスルフェートイオン
)が、他方では(X=陰電荷及びE =S Oa−の場合)原則的には全てのカ
チオン(例えばナトリウムイオン、カリウムイオン又はマグネシウムイオン)が
これに該当する。式1の化合物に関して、塩としては全ての酸付加塩がこれに該
当する。ガレヌス製剤で通常使用される有機及び無機の酸の薬理学上認容性の塩
が特に挙げられる。例えば本発明化合物の工業的規模での製造の際に反応生成物
として先ず生じうる薬理学上非認容性の塩は、当業者に公知の方法により薬理学
上認容性の塩に変換される。そのようなものどしては、酸、例えば塩酸、臭化水
素酸、リン酸、硝酸、硫酸、酢酸、クエン酸、D−グルコン酸、安息香酸、2−
(4−ヒドロキシ−ベンゾイル)−安息香酸、醋酸、スルホサリチル酸、マレイ
ン酸、ラウリン酸、リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、シュウ酸、酒石酸、エンボ
ン酸(E■bonsseu+e)、ステアリン酸、トルエンスルホン酸、メタン
スルホン酸又は3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸との水溶性及び水不溶性の酸付
加塩が好適であり、その際、酸は、塩製造の際には、1塩基酸又は多塩基酸であ
るかに応じてかつどの塩が所望かに応じて、等モルで又はそれと異なる量比で使
用する。
基R8にカルボキシル基1種以上を有する式Iの化合物に関して、塩としては、
塩基との塩もこれに該当する。塩基性塩の例としては、リチウム塩、ナトリウム
塩、カリウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩、マグネシウム塩、チタン塩、
アンモニウム塩又はグアニジニウム塩が挙げられ、その際ここでも塩製造の際に
は、塩基が等モル又はそれとは異なる量比で使用される。
式Iの化合物及びその塩のへりコバフタ−細菌に対する優れた作用により、ヘリ
コバフタ−細菌が原因である疾病の治療用作用物質として人間医学に使用するこ
とができる。
従って本発明のもう一つの対象は、へりコバフタ−細菌による疾病にかかってい
る哺乳動物、特にヒトの治療法である。この方法は、式lの化合物及び/又はそ
の薬理学上認容性の塩1種以上を、治療上有効で薬理学上認容できる量で罹患固
体に投与することよりなる。
更に本発明の対象は、へりコパクター細菌による疾病の治療の際に使用するため
の式1の化合物及びその薬理学上認容性の塩である。
本発明は、へりコバフタ−細菌による疾病の撲滅のために使用される医薬品の製
造の際に式Iの化合物及びその薬理学上認容性の塩を使用することも包含する本
発明のもう1つの対象は、一般式■の化合物及び/又はその薬理学上認容性の塩
1種以上を含有するヘリコバフタ−細菌撲滅用医薬品である。
式■の化合物がそれに対して有効であると判明しているへりコバクターー菌株の
うちで、特に菌株ヘリコバフタ−・ピロリ(Helicobacle+ pyl
o+i)が挙げられる。
医薬品は、自体公知で当業者に慣用の方法により製造される。医薬品としては、
薬理学上有効な式Iの化合物及びその塩(=作用物質)をそれ自体で又は有利に
は好適な薬学上の補助物質と組み合わせて、例えば錠剤、糖衣錠、カプセル、エ
マルジョン、サスペンション、ゲル又は溶液の形で使用し、その際、作用物質含
有量は、有利に0.1〜95%である。
所望の医薬品処方物にどの補助物質が好適かは、その専門知識に基づき、当業者
に公知である。溶剤、ゲル形成剤、錠剤補助物質及び他の作用物質担体の他に、
例えば酸化防止剤、分散剤、乳化剤、消泡剤、矯味剤、保存剤、溶解媒介物、色
素又は滲透促進剤及び錯化剤(例えばシクロデキストリン)を使用することがで
きる。
作用物質は、例えば腸管外(例えば静脈内)又は特に経口で適用することができ
る。
一般に、人間医学では、作用物質は、体重1kg当たりの1日の服用魚釣0.5
〜50、有利に1〜30mgで、所望の結果を得るために、場合により多数の、
有利に2〜6回量の形で投与される。
本発明により、Xが水素又は陰電荷を表し、R2が水素、01〜C6−アルキル
、61〜C4−アルコキシ、トリフルオルメチルを表すか又はR3と一緒になっ
てC1〜C2−アルキレンジオキシを表し、R3が水素を表すか又はR2と一緒
になってC1〜C2−アルキレンジオキシを表し、R6が水素又はCI〜C4−
アルキルを表し、R7が01〜C4−アルコキシを表し、かっR1、R4、R5
、E及びR8が前記のものを表す式Iの化合物及びその薬理学上認容性の塩をへ
りコバフタ−細菌撲滅用医薬品の製造のために使用することは、本発明の1態様
である(態様A)。
本発明の態様Aのうち、特に特記すべき化合物は、Xが水素又は陰電荷を表し、
R1が水素を表し、R2が水素、CI〜C4−アルコキシ、トリフルオルメチル
を表すか又はR3と一緒になってCI〜C2−アルキレンジオキシを表し、R3
が水素を表すか又はR2と一緒になってC1〜C2−アルキレンジオキシを表し
、R4が水素を表し、R5が水素又は01〜c4−アルキルを表し、R6が水素
又はC,−C4−アルキルを表し、R7がC,−C4−アルコキシを表し、かっ
EがSO3−又は5−R8(ここでR8は01〜C4−アルキル、フェニル又は
ピリジルを表し、これは各々所望の場合には群ヒドロキシ(OH)、アミン(N
H2)、カルボキシル(COOH)又はC1〜C1−アルコキシカルボニルから
の同じか又は異なる置換基1個又は2個により置換されている)を表す式IAの
化合物(添付の化学式のリスト参照)及びその薬理学上認容性の塩である。
本発明の態様Aのうちで有利な化合物は、Xが水素又は陰電荷を表し、R1が水
素を表し、R2が水素、CI〜C4−アルコキシ又はトリフルオルメチルを表し
、R3が水素を表し、R4が水素を表し、R5が水素又はC1〜C4−アルキル
を表し、R6が水素又は01〜C1−アルキルを表し、R7がC1〜C4−アル
コキシを表し、かっEがSO3−又は5−R8(こ:’t’R8はC1〜C4−
アルキルを表し、これは所望の場合には群ヒドロキシ(OH) 、カルボキシル
(COOH)又はC3〜C4−アルコキシカルボニルからの同じか又は異なる置
換基1個又は2個により置換されている)を表す式I^の化合物(添付の化学式
のリスト参照)及びその薬理学上認容性の塩である。
本発明の態様Aのうちで実例として選択された化合物は、Xが水素又は陰電荷を
表し、置換基R1〜Eはが次の第1表に記載のものを表す式IAの化合物である
二本発明のもう一つの態様(a様B)は、R2が水素、第 1 表
ってジフルオルメチレンジオキシ、1,1.2−)す第 2 表
第 2 表(続き)
本発明の態様Bのもう1つの特に特記すべき態様(態様b)は、R6が01〜C
4−アルコキシを表し、かつX、R1、R2、R3、R4、R5、R7、E及び
R8が態様Bの態様aのために記載のものを表す式IBbの化合物(添付の化学
式のリスト参照)及びその薬理学上認容性の塩の本発明による使用である。
本発明の態様Bの態様すのうちで実例として選択された本発明による化合物は、
Xが水素又は陰電荷を表し、置換基R1〜Eが次の第3表に記載のものを表す式
IBbの化合物である:
第 3 表
第 3 表(続き)
本発明の態様Bのもう1つの特に特記すべき態様(態様C)は、R1が水素を表
し、R6がC,〜C4−アルコキシを表し、R7がベンジルオキシを表しかっX
、R2、R3、R4、R5、E及びR8が態様Bの態様aのために記載のものを
表す式IBcの化合物(添付の化学式のリスト参照)及びその薬理学上認容性の
塩の本発明による使用である。
本発明の態様Bの態様Cのうちで実施例として選択された本発明による化合物は
、Xが水素又は陰電荷を表し、置換基R1〜Eが次の第4表に記載のものを表す
式IBcの化合物である
第 4 表
本発明の態様Bのもう1つの特に特記すべき態様(態様d)は、R1が水素を表
し、R6が水素、C3〜C4−アルキル又は01〜c4−アルコキシを表し、R
7が1.1,2.2−テトラフルオルエトキシ、トリフルオルメトキシ、2.2
.2−トリフルオルエトキシ又はジフルオルメトキシを表し、かっX、R2、R
3、R4、R5、E及びR8が態様Bの態様aのために記載のものを表す式IB
dの化合物(添付の化学式のリスト参照)及びその薬理学上認容性の塩の本発明
による使用である。
本発明の態様Bの態様dのうちで実例として選択された本発明による化合物は、
Xが水素又は陰電荷を表し、置換基R1〜Eが次の第5表に記載のものを表す式
IBdの化合物である:
第 5 表
態様Bの化合物は新規であり、本発明の対象でもある。
本発明のもう1つの対象は、態様Bの新規化合物の製法である。この方法は、R
1、R2、R3、R4、R5、R6及びR7が態様Bのために記載のものを表す
式I+の化合物(添付の化学式のリスト参照)と式111: R3−R8(II
+)
[式中、R8は前記のものを表す]の化合物又はS02又はアルカリ金属チオス
ルフェートとを酸の存在下に反応させ、所望の場合には、引き続いて、得られた
化合物1 (X=水素)を塩基との反応により化合物!(X=陰電荷)に変え及
び/又は所望の場合には、引き続いて、得られた塩を遊離化合物に変えるか又は
得られた遊離化合物を相応する塩に変えることを特徴とする。
化合物!工と化合物I11との反応は、欧州特許比yM(EP−A)第1818
46号及び同第214479号明細書に記載の方法と同様にして行う。
次の例により化合物Iの製法を詳説する。略語りは時間を表し、m i nは分
を表し、S c h m p 、は融点を表し、Ze r s、は分解を表す。
1、−.5−(1−リフルオルメチル)−2−ベンゾイミダゾリル ビリジニウ
ムカチオン
塩化チオニル6.6mlを蒸留水53 m lに水冷下で滴加する。引き続いて
溶液に2−[(4−メトキシ−2−ピリジル)−メチルスルフィニル]−5−4
リフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール2gを添加する。始めの懸濁液は
約1分後に溶液となり、これを引き続き50℃で10分間加温する。ここで生じ
た無色沈殿物は、0℃まで冷却後に濾過し、氷冷水で洗浄し、高真空中、P2O
6上で1晩乾燥させる。融点157〜160℃(分解)の表題化合物1.8gが
得られた。
2.4−メトキシ−3−メチル−2−(スルホチオメチル −1−5−1−リフ
ルオルメチル −2−ベンゾイミダゾリル ピリジニウムカチオン例1と同様に
して、2− [(4−メトキシ−3−メチル−2−ピリジル)メチルスルフィニ
ル]−5−トリフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール2gから融点171
〜177℃(分解)の表題化合物1.6gが得られた。
3.4−メトキシ−3−メチル−2−(スルホチオ)メチル −1−(2−ペン
シイミグゾリル)−ピリジニウムカチオン
例1と同様にして、2− [(4−メトキシ−3−メチル−2−ピリジル)メチ
ルスルフィニル]−11−1−ベンゾイミダゾールから融点178〜181℃(
分解)の表題化合物2.1gが得られた。
4.4−・メトキシ−35−ジメチル−2−(スルホチオ メチル −1−5−
(メトキシ −2−ベンゾイミダゾリル ピリジニウムカチオン例1と同様にし
て、2−[(4−メトキシ−3,5−ジメチル−2−ピリジル)メチルスルフイ
ニルコー5−メトキシ−IH−ベンゾイミダゾールから融点175〜178℃(
分解)の表題化合物1.4gが得られた。
5.4−メトキシ−3−メチル−2−(スルホチオメチル −1−(56−ジフ
ルオルメチレンジオキシ)−2−ベンゾイミダゾリル ビリジニウムカチ主ヱ
例1と同様にして、2.2−ジフルオル−6−[(4−メトキシ−3−メチル−
2−ピリジル)メチルスルフィニルコ−5H−[1,2コージオキソロ[4゜5
−f]ベンゾイミダゾール2gから融点188〜192℃(分解)の表題化合物
1,9gが得られた。
6.4−メトキシ−2−(スルホチオ)メチル −1−5−1122−テトラフ
ルオルエトキシ)−2−ベンゾイミダゾリル ビリジニウムカチオヱ
例1と同様にして、2− [: (4−メトキシ−2−ピリジル)メチルスルフ
ィニル]−5−(1,1,2゜2−テトラフルオルエトキシ)−1H−ベンゾイ
ミダゾール2gから融点140〜1543℃(分解)の表題化合物0.8gが得
られた。
7、エニ」ニー」−」二二二じ住し性とLと先と二二立−メチル−2−(スルホ
チオ)メチル −1−(2−ベンゾイミダゾリル)ピリジニウムカチオン例1と
同様にして、2−[(3−メチル−4−(2゜2.2−トリフルオルエトキシ)
−2−ピリジル)メチルスルフィニルコーIH−ベンゾイミダゾール2gから融
点170〜173℃(分解)の表題化合物1゜9gが得られた。
8.34−ジメトキシ−2−(スルホチオ メチル −1−5−(ジフルオルメ
トキシ)−2−ベンゾイミダゾリル ピリジニウムカチオン例1と同様にして、
2− [(3,4−ジメトキシ−2−ピリジル)メチルスルフィニルツー5−ジ
フルオルメトキシ−IH−ベンゾイミダゾール2gから融点157〜160℃(
分解)の表題化合物1.8gが得ンチル)−4−メトキシ−1−ピリジニオ −
5−」トリフルオルメチル)ベンゾイミダゾリド2−[(4−メトキシ−2−ピ
リジル)メチルスルフィニル]−5−)リフルオルメチルーIH−ベンゾイミダ
ゾール2gを2−メルカプトエタノール0.44g及びO,IN HCl 19
0m1からなる0℃の冷混合物に装入する。45分後に反応混合物を炭酸水素ナ
トリウムでpH7に調整し、各々50 m lの酢酸エチルで4回抽出する。集
めた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させる。溶剤を真空中で除去し、残分なシ
リカゲルのクロマトグラフィー(溶離剤 酢酸エチル/メタノール=9/1)に
かける。融点139〜141℃の表題化合物1.2gが得られる。
10.2− 2− (5−ヒドロキシ−23−ジチアペンチル −4−メトキシ
−3−メチル−1−ピリジニオ −5−(トリフルオルメチル)ペンシイミグゾ
リル
例9と同様にして、2− [(4−メトキシ−3−メチル−2−ピリジル)メチ
ルスルフィニル]−5−1−リフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール2g
から融点148〜151℃の表題化合物1.6gが得られた。
11.2− 2− (5−ヒドロキシ−23−ジチアご二二乙と二二≦しニヱj
ソと二A二二り影−」ニーに」二[乙ルオルエトキシ)−1−ピリジニオ −ベ
ンゾイミダゾリド
例9と同様にして、2− [(3−メチル−4−(2゜2.2−トリフルオルエ
トキシ)−2−ピリジル)メチルスルフイニルコーIH−ベンゾイミダゾール1
g及び2−メルカプトエタノール0.21gから融点118〜120℃の表題化
合物200 m gが得られた。
12.2− 2− (5−メトキシカルボニル−23−ジチアペンチル)−3−
メチル−4−222−トリフルオルエトキシ)−1−ピリジニオ −ベンゾイミ
ダゾリド
0.1N HCl160m1中の3−メルカプトプロピオン酸メチルエステル0
.33gの混合物に2−[(3−メチル−4−(2,2,2−トリフルオルエト
キシ)−2−ピリジル)メチルスルフィニル]−1H−ベンゾイミダゾール1g
を添加し、室温で半時間更に撹拌し、引き続いて、飽和NaHCO3溶液でpH
7に調整し、酢酸エチル50m1で4回抽出する。
集められた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、溶剤を真空中で除去する。残
分をジエチルエーテルと共に撹拌し、2−プロパツールを少量添加すると淡黄色
結晶が得られ、これを引き続いて濾別して、エーテルで後洗浄する。融点120
〜121℃の表題化合物950mgが得られた。
13.2−2−4−メトキシカルボニル−23−ジチアブチル)−4−メトキシ
−1−ピリジニオ−5−(トリフルオルメチル)ベンゾイミダゾリド2− [(
4−メトキシ−2−ピリジル)メチルスルフィニル]−5−)リフルオルメチル
ーIH−ベンゾイミダゾール1gをメルカプト酢酸メチルエステル0゜31g、
濃塩酸1.3ml及びメタノール160 m lからなる混合物に添加する。室
温で1時間の撹拌後に、溶剤を真空中で除去し、油状残分をシリカゲルのクロマ
トグラフィー(溶離剤 酢酸エチル/メタノール=5/1)にかける。100℃
で分解する表題化合物750 m gが得られた。
14.2− 2− 4−メトキシカルボニル−23−ジチアブチル −4−メト
キシ−3−メチル−1−ピリジニオ −5−トリフルオルメチル ベンゾイミダ
ゾリド
例9と同様にして、2− [(4−メトキシ−3−メチル−2−ピリジル)メチ
ルスルフィニル]−5−1リフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール1g及
びメルカプト酢酸メチルエステル0.3gから融点138〜140℃の表題化合
物280mgが得られた。
15.2− 2−(45−とスー ヒドロキシカルボニル −23−ジチアペン
チル −4−メトキシ−1−ピリジニオ −5−(トリフルオルメチル)ベンゾ
イミダゾリド
例9と同様にして、2− [(4−メトキシ−2−ピリジル)メチルスルフィニ
ル]−5−1リフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール1g及びメルカプト
コハク酸0153gから140℃で分解する表題化合物370 m gが得られ
た。
16.2−2−(4−ヒドロキシカルボニル−23−ジチアペンチル)−4−メ
1−キシー3−メチル=1−ピリジニオ −5−(トリフルオルメチル)ベン例
9と同様にして、2−[(4−メトキシ−3−メチル−2−ピリジル)メチルス
ルフィニルツー5−トリフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール1g及び2
−メルカプトプロピオン酸0.29gから100℃で分解する表題化合物850
mgが得られた。
17.2−2−(5−メトキシカルボニル−23−ジチアペンチル)−4−メト
キシ−3−メチル−1−ピリジニオ −5−(トリフルオルメチル ベンゾイミ
ダゾリド
例9と同様にして、2− [(4−メトキシ−3−メチル−2−ピリジル)メチ
ルスルフィニル]−5−トリフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール1g及
び3−メルカプトプロピオン酸−メチルエステル0゜32gから融点131〜1
33℃の表題化合物930mgが得られた。
18、ヱニ二[3二)ニーと二」ニニエ主工」L二2ヱ1≧三イヱ7b)−二A
二二L1工」−−L二」」L1韮」−と丑±ノコLL−1−ピリジニオ −ベン
ゾイミダゾリド例9と同様にして、2−[3−メチル−(4−(2゜2.2−1
−リフルオルエトキシ)−2−ピリジル)メチルスルフィニル]−18−ペンゾ
イミタソール100mg及びエチルメルカプタン20μlから融点118℃(分
解)の表題化合物10 smgが得られた。
1.9.1−(1,H−ベンゾイミダゾール−2−イル−3−メチル−4−(2
22−トリフルオルエトヱヱムニ至ニュ主=主二ヱ二り二車ヱ土ムニ旦工乏三つ
ムークロリド
2−[3−メチル−(4−(2,2,2−トリフルオルエトキシ)−2−ピリジ
ル)メチルスルフィニルコーIH−ペンツイミダゾール1gを無水メタノール2
00 m l 、プロピルメルカプタン245μl及びエーテル性塩酸2 m
lからなる混合物に室温で添加し、10分間撹拌する。引き続いて、混合物を真
空中で15m1の容積まで減じ、ジイソプロピルエーテル少量と共に撹拌し、そ
の除土じる結晶を濾別する。融点160℃(分解)の表題化合物1.07gが得
られた。
20.1− (IH−ベンゾイミダゾール−2−イル)ニュニ」j1匹」瀧」」
=≦し=辷=乙ム乙斗乙立/1.−)ニュニlヱ±=」ニニ娠L」L−辷二LL
乙乞二ヱ三上キシ)−2−ピリジニウム−クロリド
例19と同様にして、2− [(3−メチル−4−(2,2,2−)リフルオル
エトキシ)−2−ピリジル)メチルスルフィニル] −1H−ベンゾイミダゾー
ル3g及び2−メルカプトエタノール570plがら融点178℃の表題化合物
3.66gが得られた。
21.1−(IH−ベンゾイミダゾール−2−イル)ニュニノJコヒ二しニエム
ーユー副=」」にヨし虹と丑工上上上二」ニニニ44二2ヱfユニ」−二し二と
二二ユンチル)−ピリジニウム−クロリド
例19と同様にして、2− [(4−(2,2,2−トリフルオルエトキシ)−
3−メチル−2−ピリジル)メチル−スルフィニル]−1H−ベンゾイミダゾー
ル1g及びt−ブチルメルカプタン0.33m1から融点185℃(分解)の表
題化合物0.57gが得られた。
22.2−4−メトキシ−2−(23−ジチアペンチル1−1−ピリジニオ −
5−トリフルオルメチル−ベンゾイミダゾリド
例12と同様にして、2− [(4−メトキシ−2−ピリジル)メチルスルフィ
ニル]−5−トジフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール2g及びエチルメ
ルカプタン440μlから融点110℃(分解)の表題化合物500 m gが
得られた。
23.1ニユにj上!シー2−23−ジチアヘキシル)−1−ピリジニオ −5
−トリフルオルーメチルーベンゾイミダゾリド
例12と同様にして、2−[(4−メトキシ−2−ピリジル)メチルスルフィニ
ルツー5−トジフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール2g及びプロピルメ
ルカプタン510μmから融点90℃(分解)の表題化合物1,6gが得られた
。
24.2−4−メトキシ−2−(1−メチル−23−ジチアペンチル)−1−ピ
リジニオ −5−トリフルオルメチル−ベンゾイミダゾリド
例9と同様にして、2− [: (4−メトキシ−2−ピリジル)−1−エチル
スルフィニル]−5−トリフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール3g及び
エチルメルカプタン660μlから、表題化合物1.5gが無定形粉末として得
られた。
25.2−4−メトキシ−3−メチル−2−23−ジチアペンチル)−1−ピリ
ジニオ −5−トリフルオルメチル−ベンゾイミダゾリド
例9と同様にして、2−[(4−メトキシ−3−メチル−2−ピリジル)−メチ
ルスルフィニル] −5−トリフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール1g
及びエチルメルカプタン205μlから、表題化合物0.82gが無定形粉末と
して得られた。
例9と同様にして、2−[(4−メトキシ−3−メチル−2−ピリジル)−メチ
ルスルフィニル] −5−トリフルオルメチル−IH−ベンゾイミダゾール1g
及びプロピルメルカプタン245μlから、表題化合物0.35gが無定形粉末
として得られた。
例19と同様にして、5−ジフルオルメトキシー2−[(3,4−ジメトキシ−
2−ピリジル)メチルスルフィニル]−18−ベンゾイミダゾール1g及びエチ
ルメルカプタン200μmから融点116℃(分解)の表題化合物0.66gが
得られた。
1隻主豊且皇
この化合物を、へりコバフタ−・ピロリに対する作用に関して、トモユキ・イワ
イ等(Tomo7uki Ivahi el!1.)により記載された方法(A
+olimic+obisl Agenls snd Chemo1he+xp
7,1991,490〜496)に準拠して、コロンビアーアガル(Colum
bis−sgir:0xoid)の使用下に、生長期4日で検査する。この場合
、化合物2− [2−(5−ヒドロキシ−2,3−ジチアペンチル)−4−メト
キシ−3−メチル−1−ピリジニオ] −5−(hリフルオルメチル)ベンゾイ
ミダゾリドはMIC−(直5μg / m +を示す。
化学式のリスト
化学式のリスト(続き)
国際調査報告
田野遣審報失
I、11□2.ア PCT/EP 9310039Bフロントページの続き
(72)発明者 グルンドラー、 ゲルハルトドイツ連邦共和国 D−7750
コンスタンツ メールスブルガー シュトラーセ4(72)発明者 コール、
ベルンハルトドイツ連邦共和国 D −7750コンスタンツ 18 ツム ブ
リコール 9
(72)発明者 クリューガー、 ウーヴエドイツ連邦共和国 D−7750コ
ンスタンツ ノイハウザー シュトラーセ 11(72)発明者 オプファーク
ーフ、 ヴオルフガングドイツ連邦共和国 D−4630ポラツムl シンケル
シュトラーセ 31
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1,式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、Xは水素又は陰電荷を表し、 R1は水素、C1〜C4−アルキル又はC1〜C4−アルコキシを表し、R2は 水素、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、トリフルオルメチル、 完全に又は主にフッ素により置換されたC1〜C4−アルコキシ、クロルジフル オルメトキシ、2−クロル−1,1,2−トリフルオルエトキシを表すか又はR 3と一緒になって、所望の場合にはフッ素で完全に又は部分的に置換されたC1 〜C2−アルキレンジオキシ又はクロルトリフルオルエチレンジオキシを表し、 R3は水素、完全に又は主にフッ素により置換されたC1〜C4−アルコキシ、 クロルジフルオルメトキシ、2−クロル−1,1,2−トリフルオルエトキシを 表すか又はR2と一緒になって、所望の場合にはフッ素で完全に又は部分的に置 換されたC1〜C2−アルキレンジオキシ又はクロルトリフルオルエチレンジオ キシを表し、R4は水素又はC1〜C4−アルキルを表し、R5は水素又はCl 〜C4−アルキルを表し、R6は水素、C1〜C4−アルキル又はC1〜C4− アルコキシを表し、R7はC1〜C4−アルコキシ、完全に又は主にフッ素によ り置換されたC1〜C4−アルコキシ、又はベンジルオキシを表し、かつEはS O3−又はS−R8(ここでR8はC1〜C4−アルキル、フェニル又はピリジ ルを表し、各々所望の場合には群ヒドロキシ(OH)、アミノ(NH2)、カル ボキシル(COOH)又はC1〜C4−アルコキシカルボニルからの同じか又は 異なる置換基1個又は2個により置換されている)を表し、その際分子は全体と して帯電していないか又は帯電しており、後者の場合には相応する反対イオンに より電荷が平衡している]の化合物及びその薬理学上認容性の塩のヘリコパクタ ー細菌を撲滅する医薬品の製造のための使用。 2.式IA: ▲数式、化学式、表等があります▼(IA)[式中、Xは水素又は陰電荷を表し 、R1は水素を表し、R2は水素、C1〜C4−アルコキシ、トリフルオルメチ ルを表すか又はR3と一緒になってC1〜C2−アルキレンジオキシを表し、R 3は水素を表すか又はR2と一緒になってC1〜C2−アルキレンジオキシを表 し、R4は水素を表し、R5は水素又はC1〜C4−アルキルを表し、R6は水 素又はC1〜C4−アルキルを表し、R7はC1〜C4−アルコキシを表し、か つEはSO3−又はS−R8(ここでR8はC1〜C4−アルキル、フェニル又 はピリジルを表し、これは各々所望の場合には群ヒドロキシ(OH)、アミノ( NH2)、カルボキシル(COOH)又はC1〜C4−アルコキシカルボニルか らの同じか又は異なる置換基1個又は2個により置換されている)を表し、その 際分子は全体として帯電していないか又は帯電しており、後者の場合には相応す る反対イオンにより電荷が平衡している]の化合物及びその薬理学上認容性の塩 のヘリコパクター細菌を撲滅する医薬品の製造のための使用。 3.Xが水素又は陰電荷を表し、R1が水素を表し、R2が水素、C1〜C4− アルコキシ、トリフルオルメチルを表し、R3が水素を表し、R4が水素を表し 、R5が水素又はC1〜C4−アルキルを表し、R6が水素又はC1〜C4−ア ルキルを表し、R7がCl〜C4−アルコキシを表し、かつEがSO3−又はS −R8(ここでR8はC1〜C4−アルキルを表し、これは所望の場合には群ヒ ドロキシ(OH)、カルボキシル(COOH)又はC1〜C4−アルコキシカル ボニルからの同じか又は異なる置換基1個又は2個により置換されている)を表 す式IAの化合物及びその薬理学上認容性の塩の請求項2記載の使用。 4.R2が水素、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、完全に又は 主にフッ素により置換されたC1〜C4−アルコキシ、クロルジフルオルメトキ シ、2−クロル−1,1,2−トリフルオルエトキシを表すか又はR3と一緒に なって、フッ素で完全に又は部分的に置換されたC1〜C2−アルキレンジオキ シ又はクロルトリフルオルエチレンジオキシを表し、R3が完全に又は主にフッ 素により置換されたC1〜C4−アルコキシ、クロルジフルオルメトキシ、2− クロル−1,1,2−トリフルオルエトキシを表すか又はR2と一緒になって、 フッ素で完全に又は部分的に置換されたC1〜C2−アルキレンジオキシ又はク ロルトリフルオルエチレンジオキシを表し、X、R1、R4、R5、R6、R7 、E及びR8は請求項1に記載のものを表す請求項1記載の式Iの化合物及びそ の薬理学上認容性の塩のヘリコバクター細菌を撲滅する医薬品の製造のための使 用。 5.式IBa: ▲数式、化学式、表等があります▼(IBa)[式中、Xは水素又は陰電荷を表 し、R1は水素又はメチルを表し、R2は水素、メチル、エチル、メトキシ、エ トキシ、1,1,2,2−テトラフルオルエトキシ、トリフルオルメトキシ、2 ,2,2−トリフルオルエトキシ、ジフルオルメトキシ、2−クロル−1,1, 2−トリフルオルエトキシを表すか又はR3と一緒になってジフルオルメチレン ジオキシ、1,1,2−トリフルオルエチレンジオキシ又は1−クロル−1,2 ,2−トリフルオルエチレンジオキシを表し、R3は1,1,2,2−テトラフ ルオルエトキシ、トリフルオルメトキシ、2,2,2−トリフルオルエトキシ、 ジフルオルメトキシ、2−クロル−1,1,2−トリフルオルエトキシを表すか 又はR2と一緒になってジフルオルメチレンジオキシ、1,1,2−トリフルオ ルエチレンジオキシ又は1−クロル−1,2,2−トリフルオルエチレンジオキ シを表し、R4は水素、メチル又はエチルを表し、R5は水素又はC1〜C4− アルキルを表し、R6は水素又はC1〜C4−アルキルを表し、R7はC1〜C 4−アルコキシを表し、かつEがSO3−又はS−R8(ここでR8はC1〜C 4−アルキルを表し、これは所望の場合には群ヒドロキシ(OH)、アミノ(N H2)、カルボキシル(COOH)又はC1〜C4−アルコキシカルボニルから の同じか又は異なる置換基1個又は2個により置換されている)を表し、その際 分子は全体として帯電していないか又は帯電しており、後者の場合には相応する 反対イオンにより電荷が平衡している]の化合物及びその薬理学上認容性の塩の ヘリコパクター細菌を撲滅する医薬品の製造のための使用。 6.式IBb: ▲数式、化学式、表等があります▼(IBb)[式中、Xは水素又は陰電荷を表 し、R1は水素又はメチルを表し、R2は水素、メチル、エチル、メトキシ、エ トキシ、1,1,2,2−テトラフルオルエトキシ、トリフルオルメトキシ、2 ,2,2−トリフルオルエトキシ、ジフルオルメトキシ、2−クロル−1,1, 2−トリフルオルエトキシを表すか又はR3と一緒になってジフルオルメチレン ジオキシ、1,1,2−トリフルオルエチレンジオキシ又は1−クロル−1,2 ,2−トリフルオルエチレンジオキシを表し、R3は1,1,2,2−テトラフ ルオルエトキシ、トリフルオルメトキシ、2,2,2−トリフルオルエトキシ、 ジフルオルメトキシ、2−クロル−1,1,2−トリフルオルエトキシを表すか 又はR2と一緒になってジフルオルメチレンジオキシ、1,1,2−トリフルオ ルエチレンジオキシ又は1−クロル−1,2,2−トリフルオルエチレンジオキ シを表し、R4は水素、メチル又はエチルを表し、R5は水素又はC1〜C4− アルキルを表し、R6はC1〜C4−アルコキシを表し、R7はC1〜C4−ア ルコキシを表し、かつEはSO3−ヌはS−R8(ここでR8はC1〜C4−ア ルキルを表し、これは所望の場合には群ヒドロキシ(OH)、アミノ(NH2) 、カルボキシル(COOH)又はC1〜C4−アルコキシカルボニルからの同じ か又は異なる置換基1個又は2個により置換されている)を表し、その際分子は 全体として帯電していないか又は帯電しており、後者の場合には相応する反対イ オンにより電荷が平衡している]の化合物及びその薬理学上認容性の塩のヘリコ パクター細菌を撲滅する医薬品の製造のための使用。 7,式IBd: ▲数式、化学式、表等があります▼(IBd)[式中、Xは水素又は陰電荷を表 し、R1は水素を表し、R2は水素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、1 ,1,2,2−テトラフルオルエトキシ、トリフルオルメトキシ、2,2,2− トリフルオルエトキシ、ジフルオルメトキシ、2−クロル−1,1,2−トリフ ルオルエトキシを表すか又はR3と一緒になってジフルオルメチレンジオキシ、 1,1,2−トリフルオルエチレンジオキシ又は1−クロル−1,2,2−トリ フルオルエチレンジオキシを表し、R3は1,1,2,2−テトラフルオルエト キシ、トリフルオルメトキシ、2,2,2−トリフルオルエトキシ、ジフルオル メトキシ、2−クロル−1,1,2−トリフルオルエトキシを表すか又はR2と 一緒になってジフルオルメチレンジオキシ、1,1,2−トリフルオルエチレン ジオキシ又は1−クロル−1,2,2−トリフルオルエチレンジオキシを表し、 R4は水素、メチル又はエチルを表し、R5は水素又はC1〜C4−アルキルを 表し、R6は水素、C1〜C4−アルキル又はC1〜C4−アルコキシを表し、 R7は1,1,2,2−テトラフルオルエトキシ、トリフルオルメトキシ、2, 2,2−トリフルオルエトキシ又はジフルオルメトキシを表し、かつEはSO3 −又はS−R8(ここでR8はC1〜C4−アルキルを表し、これは所望の場合 には群ヒドロキシ(OH)、アミノ(NH2)、カルボキシル(COOH)又は C1〜C4−アルコキシカルボニルからの同じか又は異なる置換基1個又は2個 により置換されている)を表し、その際分子は全体として帯電していないか又は 帯電しており、後者の場合には相応する反対イオンにより電荷が平衡している] の化合物及びその薬理学上認容性の塩のヘリコパクター細菌を撲滅する医薬品の 製造のための使用。 8.式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、Xは水素又は陰電荷を表し、 R1は水素、C1〜C4−アルキル又はC1〜C4−アルコキシを表し、R2は 水素、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ、完全に又は主にフッ素 により置換されたC1〜C4−アルコキシ、クロルジフルオルメトキシ、2−ク ロル−1,1,2−トリフルオルエトキシを表すか又はR3と一緒になって、フ ッ素で完全に又は部分的に置換されたC1〜C2−アルキレンジオキシ又はクロ ルトリフルオルエチレンジオキシを表し、R3は完全に又は主にフッ素により置 換されたC1〜C4−アルコキシ、クロルジフルオルメトキシ、2−クロル−1 ,1,2−トリフルオルエトキシを表すか又はR2と一緒になって、フッ素で完 全に又は部分的に置換されたC1〜C2−アルキレンジオキシ又はクロルトリフ ルオルエチレンジオキシを表し、R4は水素又はC1〜C4−アルキルを表し、 R5は水素又はC1〜C4−アルキルを表し、R6は水素、C1〜C4−アルキ ル又はC1〜C4−アルコキシを表し、R7はC1〜C4−アルコキシ、完全に 又は主にフッ素により置換されたC1〜C4−アルコキシ又はベンジルオキシを 表し、かつEはSO3−又はS−R8(ここでR8はC1〜C4−アルキル、フ ェニル又はピリジルを表し、各々所望の場合には群ヒドロキシ(OH)、アミノ (NH2)、カルボキシル(COOH)又はC1〜C4−アルコキシカルボニル からの同じか又は異なる置換基1個又は2個により置換されている)を表し、そ の際分子は全体として帯電していないか又は帯電しており、後者の場合には相応 する反対イオンにより電荷が平衡している]の化合物及びその塩。 9.請求項8記載の式Iの化合物を製造する際に、式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、R1、R2、R3、R4、 R5、R6及びR7は、請求項8記載のものを表す]の化合物と式III:▲数 式、化学式、表等があります▼(III)[式中、R8は請求項8記載のものを 表す]の化合物又はSO2又はアルカリ金属チオスルフェートとを酸の存在下に 反応させ、所望の場合には引き続いて、得られた化合物I(X=水素)を塩基と の反応により化合物I(X=陰電荷)に変え及び/又は所望の場合には、引き続 いて、得られた塩を遊離化合物に変えるか又は得られた遊離化合物を相応する塩 に変えることを特徴とする、式Iの化合物の製法。 10.ヘリコパクター細菌の撲滅の際の請求項8記載の式Iの化合物の使用。
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