JPH07504114A - 生体維持装置 - Google Patents

生体維持装置

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JPH07504114A
JPH07504114A JP6515325A JP51532594A JPH07504114A JP H07504114 A JPH07504114 A JP H07504114A JP 6515325 A JP6515325 A JP 6515325A JP 51532594 A JP51532594 A JP 51532594A JP H07504114 A JPH07504114 A JP H07504114A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
生体維持装置 本出願は、参考として1991年5月16日に出願された米国特許出願第071 524.075号、1992年lO月23日ニ出願された米国特許出願第077 965、448号(米国特許出願第077524.075号の一部継続出願)、 およびPCT公告第W091/18087号をここに組み入れて成るものである 。 技術分野 本発明は生体維持装置ならびに患者の生命を維持する方法、特に特定の生体器官 、例えば肝臓、腎臓、等の機能に似たあるいはこれらを維持する細胞ラインを有 する生体維持装置に関するものである。以下の本文において詳細に述べる本発明 の具体的な態様は肝臓に関するものであるが、この維持装置はまた他の器官にも 使用できるものである。本装置の構成部分は中空繊維カートリッジ、連続継代性 培養細胞系となりつる生物活性細胞、およびポンプ系統から成るものである。 中空繊維カートリッジ 簡単に言うと、中空繊維カートリッジは複数の中空繊維を含んで成るチューブを 構成するものである。その中空繊維はポリスルフォンや酢酸セルロースのような 数多くの物質から作ることができ、そして色々な直径を持っていてよい。そのカ ートリッジは2つの空間、すなわち毛細管内空間(IC3)および毛細管外空間 (EC3)をもっている。IC8は繊維の内部からなる空間であり、カートリッ ジの端部の開口に通じている。EC3は繊維の外側とカートリッジの外皮との間 の空間であり、これは例えば第1図に示すように側部の開口に通じている。これ ら2つの空間は血液透析の基本をなすものであり、血液の連続流が1方の空間を 通過し、そしてもう1方の空間を通過する流体の連続流(すなわち透析液)に対 してこれを透析する。これら2つの流体流間で行われる交換の種類は膜の性質に よって決められるが、通常は水および小サイズから中f(ズの分子の移行がその 目的である。血液はその流れがあまり乱流性でないので通常は毛細管内空間を通 過し、そして凝血は抑えられる。この装置は逆の方向に機能させることもでき、 すなわち、血液を[IC3に導入し透析液をIC8に導入するというようなこと である。本出願の記載では便宜上従来の方向においての使用について述べるが、 この装置はその逆の方向においても同様に充分に機能しうることが認められる。 背景技術 肝臓機能の60%を超える急激な低下は生存のために極めて危険であるというこ とが知られている。また、慢性肝不全の患者は外科的処置や感染のような代謝ス トレスにより肝機能停止となる過程にあり得るということも知られている。肝臓 は血液から不純物を取り除く働きをし、そしてそれらを有用な化合物として再利 用するかあるいはそれらを腎臓によって排泄される無害な排泄物に変える。肝臓 が正常に機能しないと、生体はその正常な代謝バランスを維持できなくなって、 そして毒素が蓄積しあるいは肝臓がもはや重要な栄養素を合成しなくなるために 多くの器官は機能を停止する。肝臓の機能は完全にはわかっていないが、血液透 析または血液潅流により血液から毒素を単に除去することにより患者の症状が軽 減されるようなものではない。これらの方法によって毒素を除去することは患者 の症状の1つまたはそれ以上の様相、たとえば酸−塩基バランスや精神状態を改 善しつるが、全体の症状には影響を与えることはなく、死亡率は改善されない。 肝臓は再生可能なたった1つの器官であるが、重い肝機能不全があればそのよう な再生を行える最適代謝環境は提供されない。急速に悪化する患者にあっては、 今日のたった1つの好結果をもたらし得る処置は不能となった肝臓を除去しFt −からの肝臓を移植することである。しかしながら、肝臓移植にはいくつかのリ スクが伴うことが懸念される。それらは、可能な時間内で適合器官を手に入れな くてはならないこと、その器官を患者に輸送すること、10ないし20%の死亡 率を伴う危険な外科手術であること、移植器官の拒絶反応が続く危険のあること 、そして手術および患者の術後医療に費用がかかることである。 上記のようなことから、肝臓維持装置の使用を可能とするためには、代謝ストレ スから回復するまでの間怠者を維持できること、適当な器官が入手できるまでの 間肝臓移植希望者の生命を維持できること、そして移植後にその移植された肝臓 が順調に機能しそして充分にその患者の生命を維持できるようになるまでの間怠 者を維持できることが必要である。この問題の解決には、代謝活性肝臓補助装置 、すなわち機能する肝臓細胞を持つものを提供することがある。 そのような装置を提供することにはかつて体外血液療法において遭遇しなかった いくつかの問題点がある。これらの問題点とは、特に次のようなものである。 一細胞生存能力を維持するために連続的に酸素を供給する必要があること、 一繊維が破損した場合に細胞がIC8中に移動することを防ぐためにIC3から EC3へのプラスの圧力傾斜を維持する必要があること、−凝血因子の濃縮を抑 え、こうしてカートリッジ内での凝血の可能性を低下させるために[IC8を潅 流させる必要があること、−EC3中での細胞の連続生存能力をチェックするた めにEC8中の流体を監視する必要があること、 一細胞により分泌された蛋白質を補給するためにEC3から患者の血液流へと流 体を戻す必要があること、そして−さらに別の処置の必要性があるかどうかをチ ェックする間にカートリッジの代謝必要物を一時的に維持する必要があること、 である。 体外血液療法 たくさんの血液浄化装置が入手可能である。それぞれの場合、血液流および全体 の操作の制御は極めて重要であり、ポンプ 系統がこれを作動させるための特殊 なニーズを満足するものとして使用されてきた。しかしながら、これらの従来の 装置のどれもが上記にその概要を述べた特殊なニーズを満足するものではない。 それらの欠点を下記に述べる。 血液透析 血液透析は心臓から流出する血液流の25%までを処理する体外血液治療の一形 態である。それはずば抜けて最も広く行われている体外療法であり、米国では年 間的100.000人の患者に対して行われそして約15.000.000の治 療を必要としている。その治療は過去25年の間、より長く生存する患者人口の たゆみない伸びと共に日常的に行われてきた。血液透析において最も広く使用さ れる形態は長期間欠血液透析(CIHD)であり、ごれは血液を透析液を使用し て浄化するものである。透析液は患者からの毒素をその透析液へと拡散させるこ とを促進し、かつ塩および酸−塩基バランスを患者の血液状態に回復させるよう に構成された塩の溶液である。CIHDにおいては、患者の血液は膜を通してか なりの量の透析液に曝される。CIHD法および装置においては、一般にその透 析液は塩の濃縮物と水とからオンラインで作成する。一般に、透析液に使用する 水は逆浸透により作成する。透析液は常に半透膜(これは微生物を通さない)に よて血液流から隔離されているので、殺菌もまた発熱物質の除去も必要としない 。従って、EC3からの流体は患者の血液流中へ再循環されることはない。 従来の血液透析では流体バランスを注意深く管理することもまた必要である。血 液透析において最も重要な点の1つは、限外濾過の制御、すなわち患者から過剰 な体液を除去しないようにすることである。患者から過剰な体液を除去したりあ るいはその体液の除去が不十分であったりすることは致命的なものとなることが ある。従って、従来の血液透析のハードウェアおよびソフトウェア装置のかなり の部分は、いつでも適当な患者の体液を監視し、制御しそして確実なものとする ように向けられている。 従来の透析操作のもう1つの欠点は、従来の装置は1人の患者に対して約4時間 も操作するということである。連続静脈−静脈血液透析(CVVHD)は、治療 が数日間続く技術である。しかしながら、流体、電解質および酸−塩基バランス がその目標であると同時にまた副作用の検知から極めて重要な問題源でもあり、 そしてEC5からの流体を患者の血液流に戻すことができないという点において 、CVVHDはCIHDと同じ欠点を持っている。 さらにまたもう1つの欠点は、たとえば患者の肝臓の機能をチェックするために 血液流を一旦その装置から外してしまうと現存のハードウェアではもはや代謝活 性装置を維持することが不可能となることである。 木炭血液潅流 従来装置の1例は、米国特許第4.209.392号に開示された携帯用肝臓補 助方法および装置である。この装置では約5ないし50ミクロンの平均孔径を持 つ複数の微孔性膜を持つ血液濾過膜(血しよう分離装置)と、肝臓毒素の吸着の ための滅菌可能な使い捨て吸着剤カートリッジとを使用する。患者からの血液を その血しよう分離装置を通過させて、そして実質的に全ての肝臓毒素を含む動脈 血の流体部分をその血液から除去する。こうした後に、その血液濾液を活性炭型 吸着剤カートリッジを通過させ、そしてその脱毒素した血液濾液をバルブ調節装 置を介して細かいサブミクロン細粒濾過装置を通して濾過することによって細菌 、吸着剤および発熱物質がある場合にはこれらを除去し、そしてこうして脱毒素 した血液濾液を貯蔵装置に送る。この脱毒素した血液濾液は好ましくは加熱し、 適当なpHおよび電解質レベルをもつかどうかチェックし、そうした後についで 患者の血液に戻すかあるいは血液濾液の閉回路ループへと再循環させる。 この従来装置は、閉回路ループ 装置であるが、また幾つかの欠点がある。たと えば、血しょう分離装置が必要であり、その方法は血しょう分離操作の概念の下 での操作を対象とする。血しょう分離操作は一般に4ないし6時間以上もの間連 続して行うものではないことからこれには問題がある。また更に、血しょうは全 血の酸素運搬畦に欠けている。代謝活性細胞はこれらの状況下では酸素欠乏状態 になるであろう。この問題は閉回路血液濾過ループの使用により更に悪化するで あろう。なぜならその使用は更に血しょうの酸素欠乏をもたらすことになろうか らである。更にまた、血液濾液は生理食塩液と混合し、そして血液を患者に補給 するのに必要とされる貯蔵装置に一時的に貯蔵しておく。その上また、血液濾過 膜の孔径はかなり大きく、0.1ないし0.5ミクロンのレベルである。この種 の繊維は生存細胞にとって潜在的に有害な免疫’j口t’)ンの毛細管外空間へ の通過を可能なものとしてしまう。そして最後に、この装置は一旦血液流をその 装置から外してしまうともはや代謝活性装置を維持できない。 血しょう瀉血(プラズマフエレーゼ) もう1つの従来型の装置は血しょう瀉血装置であり、これもまたカートリッジを 使用して利用できる。血しょう瀉血は血液を血しょう画分(限外濾過分)と、血 液の約45体積%を構成する細胞成分画分(赤血球、白血球、および血小板)と に分離するものである。この処置はその血液の血しょう画分中に循環する毒性物 質を持つ患者に行う。その限外濾過分を約50ないい00m1/分の速度でカー トリッジの毛細管外空間に導入し、そしてその細胞成分を交換液と共に患者に戻 す。この血しょう瀉血装置はこれを細胞を基礎とする治療用の維持装置としては 使用できないものとする−ようないくつかの欠点がある。第一に、血しょう瀉血 は体液除去を目的として構成されているものであって、その限外濾過分を患者に 戻すというようなものではないことである。第二に、限外濾過分生の細胞性要素 はなんら脅威とはならないので系内濾過手段はその装置の一部ではないことであ る。第三に、これは限外濾過分を中途採取(サンプリング)できるようには構成 されていないことである。第四に、細胞が逆洗浄されて血液流中に戻る危険がな いのでIC3からEC8への直接的なプラスの圧力傾斜を確実につける必要がな いことである。第五に、この装置は大量の生存細胞を維持するのに充分な流体速 度を達成することができないことである。第六に、この装置は一旦血液流がその 装置から外されるともはや代謝活性装置を維持できなくなることである。 限外濾過 血しょう瀉血に極めて関連のある方法として限外濾過がある。これは、上記した ように、透析に続く、あるいはこれと組み合せた基礎操作として使用できる。限 外濾過は約10.000より多い、そして通常は少なくとも40.000ないし 50.000の分子量を持ちそして血液細胞等を含む巨大分子物質を濾去してそ の血液の限外濾過された残留水性部分からとり除くためのものである。限外濾過 は、血液を血しょうと細胞成分とに分離するものではなく、その代わりに細胞成 分と血しょうの部分とを含む巨大分子画分と、老廃物として除去されなくてはな らない低分子画分とにに分離するものであるという点において血しょう瀉血と異 なるものである。このプロセスでは限外濾過分の流速を注意深く制御する必要が ある。この装置は血しょう瀉血に関して上記したと同じ理由から生体維持装置の 目的には適していない。 以上に説明したように、上記の従来装置および方法は幾つかの欠点があって、こ れらを生体維持装置に使用するのは適当でない。 発明の開示 従来法の上記したような問題点に鑑み、本発明の目的は、速い流体速度をもちそ して患者を安全に監視することにできる、肝臓のような生体器官を維持するため の新規な改良された維持装置ならびに方法を提供することである。 本発明の第二の目的は、処置の間中カートリッジ中の細胞の生存能力を維持する 生体維持装置を使用して処置を行う手段を提供することである。 第三の目的は、IC3からEC3への圧力傾斜を治療の間中連続して維持する装 置を提供することである。 第四の目的は、透析液が血液等を脱毒素することを必要としないように構成され た維持装置を提供することである。 第五の目的は、患者のバランス(体外回路に再循環される流体以外の)を著しく 変えることがなくしかも患者からとり除いた体液の体積を連続的に正確に測定し そして制御することのできる閉鎖ループ 装置を提供することである。 本発明の第六の目的は、連続的に操作可能な生体維持装置を提供することである 。 第七の目的は、患者に戻される血液が滅菌してありそして発熱物質を含まないも のである装置を提供することである。 第への目的は、限外濾液を滅菌下にそして発熱物質を含まない状態で患者の血液 流に戻す装置を提供することである。 第九の目的は、都合の悪いことがおっこた場合に処置を自動的に中断することが 確実におこなえるように制御した生体維持装置を提供することである。 弟子の目的は、異常警報に対応することを除いては連続的に人体を監視すること を必要としない生体維持装置を提供することである。 弟子−の目的は、生物活性装置の酸素供給を監視できる生体維持装置を提供する ことである。 弟子二の目的は、患者にそれを接続していない不定期間に患者自身の器官の機能 を調べることができるような能力を持てるように代謝活性装置(例えば、人工臓 器)を維持できるようにした生体維持装置を提供することである。 本発明によれば、上記の目的は、閉鎖ループ装置を持ち、しかも中空繊維製また はそれに類似したカートリッジ中に配置した細胞を含む生体(たとえば、肝臓) 補助装置と一緒に使用するように構成してありそして血液が患者からそのカート リッジを通って流されそして患者に戻されるようにしである生体補助および維持 方法ならびに装置により達成される。血液流の小画分を連続的に限外濾過しそし て細胞空間を通過させ、カートリッジの繊維が無傷状態であることをチェックし 、患者にとって潜在的に有害な細胞があればこれらを除去するために濾過し、そ してこうした後に血液流に戻す。安全チェックを行いながらのこの二元的流体路 、EC3から患者の血液流へと流体を戻すことおよび細胞が患者へ戻ることを防 ぐ機構が本発明の特徴の一部である。 更に詳細に述べるならば、本装置は生体補助装置と、1つの端部を患者に接続し 第2の端部をカートリッジのインプット部に接続して処置済みの流体をこれに戻 すようにした入路(「動脈」)ラインと、1つの端部をカートリッジに接続し第 2の端部を第2のラインに接続した細胞ラインであってそしてカートリッジの漏 れを発見しそして放出された細胞が患者の血液に戻るのを防ぐ機構を有している ような細胞ラインと、この生体維持装置の操作を制御するための制御装置とから なるものである。 本発明による患者の血液または体液の処置方法は、流体改質(たとえは、脱毒素 )装置と一緒に使用するように改造されたものであり、患者から体液を取り出し 、この体液を処置する条件に合うようにした流体改質装置を通過させ、ここでそ の流体改質装置は半透膜を持ち10.000ないし250.000の間、好まし くは70.000の分子量のものをカットするものであり、その流体改質装置の 毛細管外空間から流体流を取り出してその毛細管外空間からの流体が改質された かどうかを調べ、そして改質された流体を患者に戻すことからなるものであって 、ここでその生体補助装置は10.000ないし250.000の間、好ましく は60.000ないしao、 oooの間の分子量を持つ蛋白質を濾過できるも のであり、そして流体をこの装置を通過させ、そしてその半透膜を横切って分子 を分散させることにより、かつまたその膜を横切ってEC5へと限外濾液を通過 させることによって改質するものである。患者に戻される限外濾液はEC3中に おいて細胞の合成産物をもってこれを補給する。 本生体維持装置は、集中治療系で操作されるように構成されており、そして人工 腎臓処置、治療用向しょう交換、心臓切開手術、普通の経静脈法などにおいて使 用されるものと同じようなプラスチックチューブを通して患者の血液を治療装置 (たとえば、人工肝臓カートリッジ)に送り届けるというような体外装置である 。更に、そのチューブ系およびそこを流れる血液流の圧力はこの体外回路の多く の箇所において監視できるようになっている。これらの圧力モニターは血液透析 および治療用向しよう交換装置において使用されるものと同じようなものである 。 この制御装置ではポンプを介しての流体制御を行うことでき、そしてこれはそれ らの圧力を監視し、かつ空気が患者に送入されないことを確実なものとするため に患者への循環(静脈)ラインを監視する。この制御装置はまた流速および警報 レベルをセットしそして測定された圧力を表示する操作者間インターフェイス( 接点回路)を有している。 この装置は透析液を利用しないので、それに付随する問題、特にその作成、品質 管理および流量制御を心配する必要がない。 更にまた、この装置は閉回路形状を持つものであって、その間に生体補助装置お よび細胞ラインとを設置して患者は第一および第ニラインをそれに接続するよう にしであるので、患者の体液バランスが著しくくずれることはなく、しかも患者 の体液バランスの制御の問題は起こらない。上記したように、従来の血液透析機 での処置における重大な問題点の1つは患者から過剰な体液を取り出さないよう にこれをコントロールすることである。従来の血液透析用ノー−ドウエアーおよ びソフトウェア−のかなりの部分は適当な体液を取り出すように監視し、制御し そしてそれを確実なものとすることに向けられている。本発明の方法ならびに装 置では患者の体液バランスを著しくくずすようなことはない。従って、体液バラ ンスに関するこれらの血液透析の問題を心配する必要がない。 さらに、本発明の装置は集中治療装置またはその他の特別な装置体系において数 日間の間はとんど連続的にしかも人手による管理を行うことなく操作できる。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明による生体維持装置の生体補助装置用のチューブ接続系統を示 す体系図である。 第2a図は、第1図に示す装置において使用するチューブ系統の血液回路を示す 体系図である。 第2b図は、第1図に示す装置において使用するチューブ系統の限外濾液回路を 示す体系図である。 第3図は、第1図に示す生体維持装置に使用するように組み立てた合体チューブ 系統を示す体系図である。 第4図は、本発明の制御装置の正面図である。 第5図は、本発明で使用する生体補助装置の全体図である。 第6図は、カートリッジに酸素供給するようにしたチューブ系統の改変態様を示 す体系図である。 第7図は、血液回路の全体図を示す。 第8図は、点滴注入室部とカートリッジとの間にわたる血液回路の動脈ラインを 示す。 第9図は、血液回路の三日(たとえば、Y−字型の)チューブ接続様式を示す。 第10図は、限外濾液回路の全体図を示す。 第11図は、限外濾液回路の限外濾液ラインを示す。 第12図は、限外濾液回路のフィルターラインを示す。 第13図は、12才の少女について本発明の生体補助装置を使用した結果を特に 本発明の装置での治療中における患者のガ5’)’t−1除去能(GEC)の増 加についてグラフにより示すものである。 好ましい態様の詳細な説明 本発明の好ましい態様を第1図ないし第5図を参照して以下に説明する。2つの 個々の静脈カテーテル(図示していない)または二重内腔静脈カテーテル300 等のいずれかに接続させた患者200の体液(たとえば、血液)を改質(たとえ ば、調節、脱毒素、等)する外部生体(たとえば、肝臓)補助装置Iは、その患 者200から導かれる「動脈」ライン2に接続した入口部を持ち、このライン2 はその患者からの血液を受け取るためのものである。この生体補助装置lの出口 部は、改質した体液をその患者に戻す「静脈」ライン3に接続されている。ここ では「動脈」および「静脈」は入路および帰路ラインを意味するものとして使用 する。二重内腔カテーテルを使用することは入路および帰路が同一の血管に対す るものであることを意味する。この用語は体外回路の記述において一般に使用さ れているものであって、ここでは便宜のためにこれを使用する。一般にこの二重 内腔カテーテルを使用する静脈血管は大腿部静脈、鎖骨上静脈、または内部頚静 脈である、この二重内腔カテーテルの使用ならびに操作は周知である。さらにま た、この生体補助装置はその装置を介して血液をポンプで圧入するために使うよ うないかなる外部要素も使うことな〈従来から使用されてきたものである。特例 として、生体補助装置を68才の患者に使用し、この場合はその患者の動脈流を この装置を介してポンプで圧入することもあった。 本発明の装置と一緒に使用するのが好ましいこの外部生体補助装置の1例として はパイラー(Baylor)医科大学から市販されていてC3Aと呼ばれる細胞 ラインがある。この細胞ラインは中空繊維カートリッジ中に挿入されていてその 外部生体補助装置カートリッジを形成するように構成されている。以下に述べる ように、この態様の生体補助装置は体外肝臓補助装置(LAD)である。ここで 使用する「繊維」とは、酢酸セルロースのような半透過性材料でなりそして約2 00μの内径と約30μの厚みを持つ円筒状繊維を好ましくは意味するもである 。しかしながら、この繊維は別の形状ならびにこれらと異なる内径および厚みを 持つものであっても良い。その中空繊維カートリッジの特徴は、複数の繊維から なりそしてEC8およびIC3への独立した入路を可能とする外皮を持つことで ある。 ここで使用する肝臓補助カートリッジおよび細胞ラインをさらに詳細にみると、 細胞系はヒト肝細胞の特性のほとんどを保持している胚芽細胞腫由来の肝臓細胞 系である。ここで言う「胚芽細胞腫」とはその原因がまだ分かっていない肝臓腫 瘍であるが、腫瘍抑制遺伝子の不活性化が原因しているものであると推測される 。「肝細胞」は、通常のヒト肝臓にとって代表的なものである代謝機能をつかさ どる通常のヒト肝臓細胞系を意味するものである。この細胞系は定性的かつ定量 的に肝臓を擬態することができる。またこの細胞系は例えば解糖作用、糖質新生 、糖生成および尿生成といったいろいろの中枢代謝経路の平常レベルに近いもの を発現する。更にまた、これらの細胞は平常レベルに近いアルブミンおよびその 他の血清蛋白を合成し、高レベルの肝臓特異性転写因子を持ち、そしてヒト肝細 胞の構造ならびに極性特質を表すものである。 この細胞系は公知の胚芽細胞腫細胞系、HepG2由来のものである。ここで「 由来」とは、その細胞系が所定の選択された方法によってHepG2から得られ るかあるいはこれをクローニングしたものである事を意味する。)IepGZ系 は正常なヒト肝細胞のある種の特性を表すヒト胚芽細胞腫細胞系である。この細 胞系は米国特許第4.393.133号に開示されてあり、American  Type Cu1ture Co11ection (ATCC; Rockv ille、 MD)からATCCNo、 888065として入手できる。この 細胞系の特徴は、Darlington等のIn Vitro Ce1lula r and Developmental Biology 23:349−3 54、Kelly等のIn Vitro Ce1lular and Deve lopment Biology 25:217−222、Darlingto n、 Gj、のMesh、 Enzymol。 151:19−38 (1987) 、Thrift、 R,N1等のJ、 L it)、 Res、 27:236−250(1986)等の文献に述べられて いる。はとんどの他の肝臓系と異なり、HepG2はいかなるヒトB型肝炎ウィ ルス()IBV)遺伝子配列をも持っていない。このように、本発明の細胞系は l1epG2クローン由来のものであって、いかなるIIBV遺伝子配列をも持 っていない。 この細胞系は、(1)強力な接触禁止作用を持つこと、(2)アルブミンの発現 量が多いこと(一般に少なくとも約20rng/全細胞蛋白(lX1g)/24 時間、より一般的には少なくとも約25mg/全細胞蛋白(mg)/24時間) 、および(3)集合状態でのアルファフェト蛋白に対するアルブミンの比が高い こと(一般に少なくとも約15、より一般的には少なくとも約25)の性質を持 つ細胞を選択することによりHepG2から得られるものである。これについて は米国特許出願箱071524.075号およびPCT Wo 91/1.80 87に更に詳しく述べられている。本文ではこれらを参考文献として参照した。 好ましい細胞系はC3Aであり、これにっては後に本文においてより詳しく述べ ることにする。この細胞系はATCC1,:ATCCNo、 CRL−1074 1として寄託済みである。 この選択細胞系は、正常なヒト肝細胞により産生される場合と同じレベルでのヒ トアルブミンおよびその他の血清蛋白を合成し、正常な肝細胞を発達させあるい は再生すると考えられているように遺伝子発現の調節機能を奏する。上記したよ うに、このような細胞系は、その細胞が集合状態となった時に、アルブミン産生 能が高いことおよびファフエト蛋白(AFP)に対するアルブミンの比が高いこ とを基準にして選択的にクローニングされるものである。ここで集合状態なる用 語は、細胞が互いに接触し始めそして生成される成長表面のほとんどかあるは全 部を覆った時の培養物中の細胞密度に関してのものである。 その前集合剤の成長段階においては、選択細胞は再生肝臓のように行動する。こ れらは迅速な倍加時間(約24時間)を持ち、そしてAPP 、アルドースA/ Cおよびピルビン酸キナーゼなどのようなたくさんの胎児性蛋白を発現する。集 合状態になると、これらの細胞は細胞分裂が劇的に遅くなり(倍加時間が200 時間を超える)そして胎児性蛋白の発現をしなくなるといった成体表現型を呈す る。アルブミン、アルドースBおよびピルビン酸キナーゼが産生され、かつ正常 肝臓の組織学的様相が発達することによって証明されるように、成体表現型を発 現する細胞が優勢となる。 本発明の細胞系は、従来技術において知られている肝細胞癌細胞系を凌ぎかつこ れらとは全く別の幾つかの利点を持っている。これらは非常に良く区別できる。 従って、これらは肝機能欠損または不全の被験者を短期間にまたは長期間に渡り 維持するのに充分なレベルにおいて構造組成的に肝臓特異性生物活性を発現する 。 「構造組成的」なる用語は、これらの細胞が何らの特別な誘導形態を必要とする ことなく正常に肝臓特異性生物活性を発現することを意味する。一旦これらの細 胞が集合状態となり、そして生成した表面を覆うまでに成長すると、これらは正 常な肝臓特異性生物活性を維持する。 本文中で使用する「肝臓特異性生物活性」なる用語は、肝細胞ならびに本発明の 細胞中において特異的に行われる多くの生理的/生化学的反応に関して言及する ものである。またこの用語はこれらの細胞が合成し分泌する蛋白、蛋白複合体、 脂質および低分子量産生物についても用いられるものである。 肝細胞は止血に重要な幾つかの微調整機能をする。哺乳類の生体中の種々の細胞 型のなかで、肝細胞だけが炭水化物、脂質、アミノ酸、蛋白、核酸および補酵素 の合成および分解の経路を兼ね備え、そして同時に独特の生物的作用も果たすも のである。ここで重要な「肝臓特異性」生物機能とは、(1)糖質新生、(2) クリコーゲンの合成、貯蔵および分解、(3)アルブミン、ヘモベキシン、セル ロブラスミン、凝血因子(第V、Vil 、IX、 X因子、プロスロンビン  およびフィブリノーゲン等)、α1−抗トリプシン、抗スロンビンI11および AFP等の血清蛋白の合成、(4)胆汁酸の結合、(5)ヘムの胆汁色素への変 換、(6)リポ蛋白合成、(7)ビタミンの貯蔵ならびに代謝、(8)コレステ ロール合成、(9)尿合成やグルタミン合成などのアンモニア代謝、(10)芳 香族アミノ酸の代謝変換および再利用などのアミノ酸代謝、および(11)脱毒 素ならびに薬物代謝、等である。 本発明の細胞はこれら上記した各項の「肝臓特異性」生物機能の全てを成しつる と考えられる。その第4および5項以外の全ての機能について試験済みである。 それらの機能の例として特に凝血因子に関しては、アンモニア代謝、アミノ酸代 謝、脱毒素、および蛋白合成を行う能力が挙げられる。これら4群の肝臓特異性 生物機能は、細胞を肝臓補助装置(LAD)に使用する場合に特に重要である。 比較的短期間用のL八りにおいて被験者、例えば激痛肝不全(FIIF)の患者 、肝臓移植を待っている患者、または機能不全の移植肝臓を持つ患者、を維持す るために、上記4群の肝臓特異性生物機能は最も重要であると考えられる。しか しながら上記したものの他にも、これらと同じかまたはもっと重要なものもある 。その他の機能欠損症には別の手段(例えばグルコースの投与およびグルコース レベルの監視)があるかまたはこれらは緊急の処置(例えば、胆汁酸の結合また は胆汁色素の生成、または薬物代謝活性化)を必要とするものではない。 肝機能欠損または不全の被験者を「維持するのに充分な」肝臓特異性生物活性の レベル は、肝臓において産生されまたは代謝される血清蛋白、凝血因子、アミ ノ酸、および他の代謝産物のレベルを平常かまたは平常に近いものにし得るよう なものである。これらの改善は生化学的に測定されるかまたは患者の臨床状態の 改善程度によって知ることができる。これらの色々な分子、代謝および臨床パラ メーターおよび産物ならびにそれらの濃度やレベルの生理的および病理的範囲は 当分野において周知であり、例えば、ZakimおよびBoyerのHepat ology; A Textbook of Liver Disease ( W、B、 5aunders社、)IarCOurL、 Brace、 Jov anovich社、フィラデルフィア、ロンドン、トロント、モントレール、ン ドニー、東京(1990))に記載されており、本文においてはこれを参考文献 として参照している。 強力な接触禁止作用、アルブミンの高発現能、および集合状態における高いアル ブミン/アルファフェト蛋白比の当初基準に基ずいて特殊な細胞系を選択したな ら、その細胞系をその肝臓特異性生物機能能力について試験するとよい。すなわ ち、それらの細胞を肝臓補助装置として使用できるような環境下においてそれら の代謝機能を調べるために、本文において後記するような試験を行えばよい。 試験する代謝機能としては、酸素依存性、グルコースおよび尿素合成、ビリルビ ン 摂取および結合、および凝血因子生合成が挙げられる。 肝臓は非常に有酸素性の器官であり生体酸素消費量の20%を消費する。生体内 肝臓と同じく、本発明の培養体は高レベルな肝臓特異性機能を維持するために酸 素を必要とする(米国特許出願箱071524.075号参照)。適当な酸素供 給状態にあれば選択細胞の成長および分化機能の両方を刺激することができる。 選択細胞系に対する酸素の効果は色々な方法で試験でき、その方法としては次の ようなものが挙げられる。 (1)細胞の成長速度をその細胞培養物を連続的に潅流させてモして溶存酸素濃 度を増加させながら(4ないし20%)測定する。成長速度は高濃度のグルコー スを含む標準培地中ならびに唯一の炭素源として乳酸およびアミノ酸を含みグル コースを含まない培地中において測定できる。糖質新生は非常に酸素感受性が高 いので、グルコース存在下での細胞に比べてグルコース不在の培地中においては 細胞成長がより劇的に影響を受りると予測されよう。 (2)細胞の代謝活性指数もまた酸素濃度を変えて測定できる。その代謝活性指 数としては、全酸素消費量、エネルギー交換量、酸化還元状態、および酸素消費 に対するグルコース消費の割合があげられる。 これらの実験を論理的に外延して患者の治療に適応する。細胞機能は適当な酸素 供給量と関連があるので、装置中の血液の流れを連続的にまたは断続的に監視す ればよい。従って、体外血液ラインを流れる血流の酸素圧を監視するための第1 図に示すような装置350を使用すればよい。例えば、市販の02センサーを使 用できる。同様に、温度等の他のパラメーターも必要とあれば監視できる。その モニター装置は補助モニター装置420に接続して、満足でない水準のtベレー タには警報を発することができる。外部モニター装置は非侵襲性検査のために開 発されたものであると考えられる。第1図ににおいては、このモニター装置35 0は動脈ライン80に接続して図示しであるが、これらのモニター装置はこの体 外血液ライン中7上のいかなる位置において使用してもよい。 グルコースおよび尿素合成は血液から過剰のアミノ酸およびアンモニアを取り除 くための基本行為である。アミノ酸異化作用は、クエン酸!(クルを介してグル コースに変換される炭素化合物を遊離させるものである。このプロセス中に放出 された窒素が尿素の合成に使用される。従って、選択細胞系はグルコースおよび 尿素の両方を合成するものでなくてはならない。グルコースおよび尿素の測定方 法は当分野において公知であり、例えば、Kershcer等のMethods  of Enzymatic Analysis (II、U、 Bergmy er編、第3編、Verlag Chemie、 Weinhefn、第V11 巻、59−(i7頁(1983))を参照されたい。 血清ビリルビン の値が高いということは、極めて明らかに肝臓病であることを 指摘するものである。非結合ビリルビン の循環レベルが高いことは成人におい ては通常毒性はないが、しかしこれは新生児においては脳を損傷し死亡させるこ とすらあり得る。この状態は、死後検体において脳幹核に典型的な黄変所見がみ られることがら核黄痘(新生児買置の重症型)として知られている。選択細胞系 のビリルビン代謝能力は、たとえば、酸素供給単層培養により調べることができ る。この試験では、高ビリルビン血症の患者からの血清を酸素供給細胞で培養し その細胞がビリルビンを結合できるかどうかを調べればよい。直接の結合研究は 、標識していない競合物質の存在または不在下に[3+1]−ビリルビンを使用 してVmaxおよびKmを測定することによって行える。 この細胞系をまた凝血因子生合成についても試験する。凝血因子の多くは肝臓で 合成され、そして重い凝血障害の進展はFIIFの前兆である。ビタミンに依存 群のすべてが影響を受けるけれども、抗トロンビンIII(AT II+)が最 も有意に欠損することが分かつている。この細胞系をフィブリノーゲン、プロト ロンビン、第VIIおよびX因子、およびATII+の合成能についても試験す る。これら因子の生成レベルは市販の抗体を使用して定員できる。 この細胞系はその性質故に肝臓補助装置(LAD)において特に有用である。大 抵の場合、これら細胞は細胞培養手段、並びに装置中を通過させる血液からその 細胞を分離する手段となるいかなる装置においても使用できる。使用する毛細管 の膜は文献から入手でき、その膜とはそれを横切っての血液から細胞への有毒溶 質の交差、ならびに細胞によって産生された生命の維持に必要な代謝産物の拡散 を可能とするようなものである。さらにその透過選択性のまたは半透過性の膜は 免疫系に対して機械的障壁ともなる。多くの場合膜または毛細管を使用し、これ らは約10.000から約250.000までの、通常は約60.000から8 [1,000(好ましくは70.000)の分子量をカットする特色を持つ。 通常、これらの細胞は肝臓補助装置中で生育する。これら細胞が生育したら、被 験者の血液をその装置中に通す。すると、溶解した分子種(例えば、ビリルビン )が膜を通して拡散して分離されてそして細胞によって代謝される。大抵の場合 、これら装置は基本的に体外血液処理プロセスに基ずくものである。通常、これ ら装置は血液流に取り付けた血液潅流装置中に細胞を入れておけるように構成さ れている。また通常、その血液潅流装置は静脈を介して血液流に取り付けてあり 、これについては後により詳しく説明する。 いろいろな構成の肝臓補助装置が文献によって知られている。たとえば、Vi  le等の米国特許第4.675.002および4.853.324号、Jaur egu iの英国特許第2.222.857A号、Wolf等のInterna Lional J、 of Artificial Organs 2:97− 103(1079)、Wolf等のInternational J、 of1 4 :443−450(1978)に記載の装置を例として挙げることができ、 これらの記載を本文において参考文献として参照する。好ましい装置としては、 中空繊維カートリッジおよび類似の潅流装置などが挙げられる。 中空繊維バイオリアクターのようなバイオリアクターを肝臓補助装置として利用 できる。たとえばAnchornet型のようなそのようなバイオリアクターは 文献において公知であり市販もされている。たとえば、l1eifetz等のB ioTechniques 7:192−199 (1989)、およびDOn orrio、 D、M、のAmer、 Biotech、 Lab、(1989 年9月)公開第940号を参照されたい。なおこれらの記載を本文において参考 文献として参照する。たとえば、^1fhin CD Medica1社(フロ リダ州、マイアミレイクス)のA1けafluxのような市販の透析カートリッ ジもまた使用できる。 本発明の細胞は、大量の細胞容量をもつ中空カートリッジまたは類似の潅流装置 中で生育させると、潅流肝臓のように機能し、そしてヒト肝臓代謝を正確に査定 しそして肝臓特異性生物活性体の代替物となることができる。従って、本文中に 開示した細胞の培養物を含む潅流装置は肝臓補助装置として機能させることがで きる。本発明の好ましい態様として、CADは体外系であり、これは生体外の循 環系に接続しであるものである。体外LAD(CLADとも言う)はFIEFの 被験者の肝臓を一時的に維持するのに特に有用である。LADは体内にも移植す ることができ、すなわち「体内」装置とすることもできると考えられる。この態 様は長期のLADに有利である。 肝臓補助装置に使用するのには、細胞は通常、酢酸セルロースから作ることので きる膜または多孔性支持体上で生育させる。大抵の場合、細胞は成長にともない 支持体に付着する。しかしながら、細胞を支持体に付着させるための結合材料を 使用することが考えられる。これについては、Jaureguの英国特許第2. 221.857Aを参照されたい。 単位かなるものである(Knazek、 R,11,のFeder、 Proc 、 33:197B−1981、(1974)、およびKu、 K等のBiot echnol、 Bioeng、 23ニア9−95 (1983)参照)。こ れらを本文において参考文献として参照する。培養または生育培地は毛細管空間 を循環させ、そして細胞をその毛細管外空間において生育させる(Tharak an、 J、P、等の旧0teChn01. Bioeng、 28:1605 −1611(1986)参照)。このような中空繊維系は、モノクロナール抗体 の作成のためのハイブリドーマ細胞系の培養に有用なものであるとして開示され ている(AltshulLer、 G、L、等のBiotechnol、 Bi oeng、 28:646−658 (1986) 、 He1fetz、 ) 1.)I等のBioTechniques7:192−199 (1989)、 Donofrio、 E、M、のAmer、 Biotech、 Lab、(1 989年9月)公開第940号参照)。更に、肝臓細胞系PLC/PRF 5お よびロイバー(Reuber)肝細胞癌(McAleer、 W、J、等のJ、  Viorl、 Meth、 7:263−271 (1,983)、Wolf 、 C,F、W、 (1982)参照)、および膵島細胞(アラキ、Y等のDi abetes、 34:850−854 (1985)参照)等のたくさんの他 の型の細胞系がこのようにして培養されている。細胞は繊維の内側で生育すると 思われる。 肝臓補助装置として使用するのにある装置を選択した場合、それは適当な培地を 備えているものであり、これに細胞を接種する。通常、細胞は複合培地、たとえ ばBarleの塩(Gibco)を含むEagleのMEMとto%の限定/補 充ウシ血清(Hyclone)を含むWaymouthのMAB87/3 (G ibco) 30との371混合物、中で生育させる。ついで装置を、培地を一 定に循環させそして新しい培地を一定流量で加えながら37°Cに保持する。各 カートリッジの成長回路は、培地の酸素飽和度を維持する酸素供給膜装置を有し ている。はぼ2+n2の中空カートリッジを使用して中空繊維カートリッジを使 用する場合、このカートリッジ中には約0.3ないし!、、Oa+l/分の一定 の流入速度で培地を補充しながら150m1/分の再循環培地が循環している。 2m2のカートリッジには通常約lX109個の細胞を接種する。 本装置中の細胞の機能を調べるには、肝臓補助装置として機能するその装置の能 力について試験すればよい。この試験とは、後記するような主要肝臓生物機能を 測定することである。 大抵の場合、この酸素供給膜装置に更に酸素を添加する必要はないであろう。し かしながら、培養物中の酸素圧を測定して必要ならば更に酸素を加えてもよい。 選択細胞系の培養物中の酸素圧を変えてその最適酸素レベルを決定するためには 、細胞を連続潅流装置中で生育させればよい。この装置は再循環ポンプ、培地類 、および標準6ウ工ル培養皿に合う蓋からなっていよう。培地を連続的に細胞表 面に再循環させ培地容器に戻し、その容器にはガスを導入してもよい。4%ない し20%の酸素、5%のCO2および残りが窒素からなる組成の気体を培地に導 入できよう。このようにして、細胞をその適当な雰囲気に保持すればよく、こう してそのガス混合物の効果が測定できる。成長速度はlウェルについての全細胞 蛋白を監視することにより測定できる。 ATP 、 ADPおよびAMPはLundtn等のMeth、 Enzymo l、 133;27−41(+986)に記載の方法により、ホタルルシフェラ ーゼを使用して測定できる。NAD/NADH比は乳酸脱水素酵素により生成し たピルビン酸に対する乳酸の割合およびリンゴ酸脱水素酵素により生成したオギ ザロ酢酸に対するリンゴ酸の割合から算出できる。これらの代謝産物の濃度は、 Methods or Bnzymal、ic Analysis (H,Ll 、 Bergmyer編、第3編、Verlag Chemie、 Weinh eim 、第V+巻、570ないし588頁)に記載の方法に準じて測定できる 。NADP/NADPH比はイソクエン酸脱水素酵素により生成したアルファー ケトグルタル酸に対するイソクエン酸の割合およびリンゴ酸酵素により生成した ピルビン酸に対するリンゴ酸の割合から算出できる。これらの代謝産物の測定方 法もまたMethods of Enzy+++atic Analysisに 記載されている。エネルギー変換は式、(ATP + 0.5 ADP)/(A Tp + ADp + s AMP)から算出できる。 肝臓補助装置の酸素依存性を見るほかに、これらの装置はまた単離潅流したヒト 肝臓を刺激するそれらの能ノJに関してもまた特徴があるものである。その特徴 とは、すでに上記したようなグルコースおよび尿素合成能、ビリルビン摂取およ び結合能、ならびに凝血因子生合成能について各装置を調べることなどである。 尿素はグルタミン酸脱水素酵素/尿素分解酵素分析を組み合せて定量できる。グ ルコースは染料結合グルコースオキシダーゼ分析により測定できる。 これらの尿素およびグルコース測定分析はMethods of Enzyma tic Analysisに記載されている。すでに上記したように、いろいろ なビタミンに依存性凝血因子、プロトロンビン、第Vll 、TXおよびX因子 、ならびに抗トロンビンII+は、Kelly等のIn Vitro Ce1l  Dev。 Bial、 25:217−222 (1987)に記載の固相ラジオイムノア ッセイ(放射標識免疫検定法)により測定できる。このイム/7?セイ用の抗体 はDAKO社から入手可能である。 好ましいLADの態様としては、まず細胞系C3A (これは上記したようにB aylor医科大学から市販されているものを入手可能である)を肝臓補助装置 として使用する中空繊維カートリッジ(これも上記したように^1
【旧n CD  Medica1社から市販されているものを入手可能である)に入れる。この 装置はプラスチックの容器に入れた中空繊維毛細管からなる。これら繊維の末端 の周りを封止することにより2つの空間を作りだす(IC3およびEC5)。培 地をIC3中に循環させ、そして細胞をEC8中で生育させる。 細胞を生育させるのに、まず細胞を毛細管外空間に植え付けそして新しい培地を 定流速で供給する。2m2のカートリッジに有効数、通常は約1.X109個の 細胞を接種し、そして集合状態となるまで、通常約28日間生育させる。 その供給する培地は一般に、上記したように複合培地であり、通常は10%の限 定/補充ウシ血清を含むEagleのMIEMとEa、rleの塩との371混 合物である。これには細胞成長に必要な栄養素が含まれている。こうして、細胞 が毛細管の外表面上に生育する。こうして集合状態となった細胞を含む中空繊維 カートリッジは、肝機能欠損や不全の被験者を維持する肝臓補助装置として機能 できるようになる。 この細胞系はまた生体人工肝臓や肝臓維持装置としてもまた使用できることが知 れよう。このようにして、これらの細胞を生体人工器官として使用するためにカ プセルに入れるかあるいは中空繊維毛細管膜中で生育させる。たとえば、Cai 等のArtificial Organs 12:388−393、Sun等の Trans、 Am、 Soc、^rfff、Intern、 Organs  、第XXX 11巻、39−41 (1986)、0°5hea等のBtoch imica Biophysics Acta 804:133−136 (1 984) 、Sun等のJ、 Controlled Re1ease 2:] ]37−141(1985)、および米国特許第4,391,909号において 教示されているように、これら細胞をたとえばアルギン酸−ポリリジン膜のよう な生体材料中にカプセル封入する。こうしてカプセル封入した細胞と賦形剤とか らなるカプセルを次いて(ストロ−1袋などの他の挿入装置を使用して)被験者 に腹腔内注入する。 これらの新規な細胞系はヒトの肝臓代謝の研究ならびに肝臓特異性遺伝子調節の 研究に有用である。これらの細胞系は初めてヒト胚芽細胞腫から誘導されたもの であって、ヒト肝臓細胞系としては通常そうであるようなヒト肝細胞癌由来のも のではない。これらの細胞系は、たとえば代謝機能および肝臓特異性遺伝子発現 を含めて全ての肝臓機能の研究に有用である。またこれらは有用な試験管内肝臓 モデルも提供し得るものである。 これらの細胞および細胞系は薬物等の薬理組成物の代謝および/または毒物学の 研究にも使用できる。膜または肝臓補助装置上で生育したこれら細胞は原型の人 工肝臓として役立つ。こうして、色々な薬物や化合物の臨床効果および代謝副産 物を試験管内モデル中で評価できる。肝臓補助装置中で生育したこれら細胞はま た血清蛋白の産生に有用である。上記したように、これら細胞は肝臓特異性生物 活性を有し、そして血清蛋白、補酵素、凝血因子等を合成する。 従って、これら細胞はこれら蛋白類用の試験管内製造装置として利用できる。こ のようにして、上澄み液を細胞培養物から回収し、その血しょう蛋白を単離し精 製する。便宜のために、これら細胞を、それを横切って血清蛋白を拡散させられ るような半透膜上で生育させそしてここでそれらを単離精製して別の用途に使用 するようにしてもよい。 これら細胞は肝臓モデルとして機能し得るので、これらはまたウィルス性肝炎の 研究にも使用できる。これら細胞系はB型肝炎ウィルス()IBV)によって形 質転換されずまた)IBV配列を保持していないのでとりわけ正確なものである 。 本発明が開示する肝臓細胞は、例えば単離潅流ラット肝臓(IPRL)のような 当分野で公知の他のいかなる装置のものよりも卓越した利点を持っている。その 培養物は永久的なものである。すなわち、それらの寿命は無限であり、従って厳 密な実験状況下にあって長期の研究に耐えうる効果を有する。それら永久的細胞 系の単層培養物は普通数ケ月の間維持でき、そして本発明の方法によって作成し た肝臓補助装置は通常、少なくともアルブミン産生およびグルコース利用に必要 とされる不定期間、一般に8ないし12週間もの聞易上にわたって機能する。L ADは本発明者等によって6ないし8か月の間維持された。本発明の培養方法を 使用すると、肝臓潅流のために必要とされる動物を定期的に殺す必要性を少なく することができ、これは現在の米国政府目標(許可および契約に関するNIHガ イド−上記参照)に合致するものである。最後に述べることになるが、本発明の 培養細胞を含むカートリッジは他の種の単離潅流肝臓よりもより厳密にヒト代謝 を反映する。 本発明の装置、特に中空繊維を基本構造として使用する装置は、肝臓補助装置と して多くの利点がある。カートリッジが非常に高密度の培養物の生育を維持する 。毛細管外体積を基準として、200gの細胞を2m2単位に生育させることが できる。この単位は、肝不全の被験者に対して肝臓を維持するのに充分な細胞量 となりうるものである。 カートリッジ中で生育した細胞は極性を持つようになりそしてその生育は正常な 肝臓構造に近いものとなる。これらの細胞はIC3から栄養分を受け取りそして EC5中に代謝複合産物を分泌しそしてIC8へとこれらを戻す。現時点では毒 性生成物は認められておらずFIC3の潅流は必要とされていないけれども、毒 性生成物の蓄積を防ぐためにEC3を潅流してもよい。また後記するように、酸 素およびエネルギーをより接触的に供給するために、培地を連続流としそしてイ ンラインに酸素供給装置を設けてもよい。このようにして、器官(たとえば、肝 臓)補助装置をインラインに患者の血液流中に挿入してその血液を改質(たとえ ば、代謝的に調節し、濾過し、脱毒素する、等)する。 第5図は2本の繊維の断面図の1例を示すものであり、これらの外表面に細胞を 生育させであるics laおよびEC5lbを図示している。このように、培 地をカートリッジのIC8中に循環させそして細胞をそのECS中で生育させる 。 中空繊維カートリッジ中に設置したこの生体補助装置lが無傷な完全な状態であ ることを監視するために、第1.2b、3.6および】0図に示すような再循環 管系はその第一の端部を装置1に接続させておき、そして少量の流体を装置lの 毛細管外空間から取り出すようにする。毛細管外空間の流体については、カート リッジの1つまたはそれ以上の中空繊維に漏れがあるがどうかを指摘するものと してヘモグロビン等をチェックすればよい。細胞が患者に逆流するのを防ぐため に、濾過機構等を毛細管外空間からの流体ライン上に設置することもできる。ど んな種類のフィルターを採用してもよく、たとえば0.45μmのフィルターを 使うことができる。また更なる安全のために、別のフィルターを毛細管外空間流 体ライン中に設置してもよい。たとえば、縦列フィルター系を使用してもよい。 縦列フィルターは、Arbor TechnologiesまたはGelman  Corporation (両社ともAnn Arbor、 Ml所在)から 市販されているものを入手可能である。この再循環管系はその第2の端部を生体 補助装置1の出口管系に接続しである。 第1および4図に示すように、3個のモジュール から成る制御装置4が装置全 体の操作を制御する。この制御装置は、第1および4図に示すように、一体とな ったあるいはそれぞれ別個の3個のモジュールから成る。これら3個のモジュー ル の1個は2元ポンプ系から成り、これが主要な制御モジュール410である 。モジュール410は市販されているもので良い(たとえば、CGH社(コロラ ド州、レイクウッド)から市販されている、BSM−22型2元ポンプ血液用安 全(モジュール)。 この制御装置のもう1つのモジュール は補助モニター装置(AMU)420で あり、これは圧力を監視し、主要感知装置等により装置運転者からの警報状況を 受け、そして何がか警報限界となった場合にそれをその運転者に知らせるように 構成されている。主要制御モジュール410およびAMU420は一緒に搭載さ れてありそれらが関連して作動するのを防ぐようにしである。この主要制御モジ ュール410はまたこれに関連した1つまたはそれ以上の警報手段を持っていて もよい。場合によっては、後記するように、AMUが装置停止警報を発するよう にしてもよい。 この制御装置の第3のモジュール は静脈圧モニター装置(VPM)430であ り、これは処置をしている間に体外回路中の患者へ戻る静脈の圧力を監視するも のである。このVPMもまたCG)1社がら市販されているものであってよく、 そして2つのタイプの警報手段を持っていてよい。第1の警報手段は、圧力が設 定値よりも40mmHg以下があるいは70mmHg以上になると警報が発せら れるような限界値ウィンドーを持つものである。第2の警報手段は、いわゆる「 範囲外警報手段」であって、これは圧力値が+450o+mt+gより高いかあ るいは+10mmHgより低いかになると警報が発せられるようにしたものであ る。警報が発せられると血液ポンプが停止する。VPMには圧力変換手段および 電源を付設しである。 第4図を参照しながら制御装置をより詳細に見ると、主要制御モジュール410 は通常の電源で作動し、そして最大流速70h+I/分の血液ポンプと、最大流 速2リットル/時の限外濾過ポンプと、最大流速約10m11時までのヘパリン (または類似の抗凝血剤)ポンプと、圧力モニターとその圧力モニタ:に接続し た警報手段とから成っている。この主要制御モジュール は、第1の(静脈)点 滴注入室11を保持する点滴注入室保持手段(Pv)411 、第2の(例えば 限外濾液)点滴注入室12を保持する点滴注入室保持手段(++2)412 、 および2元(たとえば限外濾液および動脈)ポンプ413をこれに搭載してなる 。第4図に示すように、動脈圧センサー9をこの主要制御モジュールに取り付け てもよい。更に、大気圧モニター(図示していない)を取り付けてもよい。 AMU420は、約1気圧弱から3気圧強までのゲージ圧に耐える複数の市販の 圧力変換装置を有していてもよい。約100+nmHg弱ないし200rnmH g強の圧力作動範囲におてはその読み値の+/−5mmHg+/−2%の範囲内 で正確であるのが好ましい。この作動範囲を超えない限りにおいてのその作動範 囲内での反復操作の可能性は好ましくは約÷/−2++u++HHの範囲内であ る。 第4図に示すように、AMUは装置の保持手段422、点滴注入室保持手段(P i)423 、第2の点滴注入室保持手段(P3)424 、ならびに表示装置 /使用者接点部および制御部から成っている。使用者との接点部は比較的単純な LCD表示装置、たとばそれぞれ32文字の4本のラインからなるものであって 良く、そして主要感知装置によりそしてまた関連した読み値が提示されることに より警報レベルを容易にセットできるように構成されている。 このAMUは適当なエレクトロニクス装置を有しており、これによりこれら4つ の変換装置が同じ2つの圧力においてそれらの目盛りの調整が可能なものとなっ ており、すなわち共通の圧力源を同時にこれら4つの全ての圧力変換装置に与え ることができそしてこの共通の設定圧力において各変換装置の読み値を設定およ び保存させるのに充分な間維持できるようにしである。たとえば、その2つの関 係圧力を関係大気圧および水銀圧力計(あるいは他の第2の許容標準圧)によっ て設定すればよい。AMU420には、本装置を作動させるのに重要な4つの異 なる圧力のそれぞれについて上限および下限の警報限界値をインプットすること ができる。このAMUにはその主要感知装置を介してこれらをインプットするこ とができる。これらの圧力差は次のようなものである。 Pv−P2 (これは本治療装置の最少膜間圧力である)、PI−Pv (これ は本治療装置内の血圧低下値である)、Pi−P2 (これは本治療装置の最大 膜間圧力である)、およびP3−Pv (これはフィルター間圧力低下値である )。 このAMU420はまた以下に述べるような方法でセットする警報手段に従って 警報を発することもできる。 Pv−P2<Oとなったら、AMUが聞きとることのできる警報を発し、同時に 装置を停止しそしてAMUパネルの表示が、その電位が血液流中への細胞の流入 をおこすような高さであることを知らせるようにする。その時は血液流を増加さ せることによってPvを増加させるか、あるいは血しょう流を増加させることに よってP2を減少させるなどのような操作を行ってPV−P2>0となるように すれば良い。 PI−Pvが200 mmHgを超えて増加した場合、AMUが聞きとることの できる警報を発し、同時に表示パネルが、もし血液流を増加させないと凝血が起 こることがありこれを検査しなくてはならないことを知らせるようにする。 PI−P2が5 mmHgを超えて増加した場合、AMUが聞きとることのでき る警報を発し、同時に表示パネルが、上記したPI−PvおよびPv−P2〈0 の場合と同様の表示をするようにする。 P3−Pvが250 mmHgを超えて増加した場合、AMUが聞きとることの できる警報を発し、同時に表示パネルが、膜間漏れまたは細胞の脱落を検査する べきであることを知らせるようにする。 P3−Pvが30秒間で5 m+++Hgを超えて増加した場合、PI−P2が 5 mmHgを超えて増加した場合と同様な応答をし、更に圧力増加の割合が過 剰であったことを知らせるようにする。 P3−Pvが最大値を超えた場合、全ての装置全体を停止する。このAMU警報 手段はまたその装置も停止しよう。上記の1つまたはそれ以上の警報手段のいず れかを装置にプログラミングしておいてこれによりその装置を停止するようにで きると考えられる。また、一時的に人手によりこれらの警報を無視して圧力調整 をしてもよい。 可聴音発生警報手段の替わりに音を発しない手段を採ることもでき、この場合は 本装置は見分けることのできる可視警報手段(たとえば、フラッシュ光)を具備 するものであってもよい。 このA&1U420は主要制御モジュール410からの電力供給によって作動し 、そしてさらに予備バッテリー等を保有してその中に測定値を保持させておく。 予備バッテリーが働かない場合は、その装置は自動的に圧力変換装置の再測定を 要求するように表示する。このAJJUはまた、本維持装置が作動している間モ ニター室レベルを調整する装置、たとえば点滴注入室の変換装置ラインに接続し たシリンジのようなものを具備するものであってもよい。 後に本文において更に詳しく説明しくそしてまた第7ないし12図に更に詳しく 図示する)本生体維持装置の管系に関して述べると、この管系の構成はAMU4 20および主要制御モジュール410の位置関係に依存しており、そして異なる 構成とするために適当な長さや接続状態に調整するのは容易であり、本文におい て開示された内容に基づき多くの異なる形状が可能でありこれらは当業者の理解 の範囲内であると考える。一般に、この管系は4つの部分から成る。患者に接続 する部分は、動脈部も静脈部も両方とも、たとえばCGHMedica1社から 市販されていて入手可能である。第1ないし3図および第6ないし12図に示し そして後に本文に説明するように、更に4つの別のライン があり、これらは本 生体維持装置において独特のものである。 これらの管系は押出し111塩化ビニル(PVC)管等のような、血液透析、治 療用面しよう交換装置および心臓切開手術において利用される装置に普通使うこ とにできる品質をもった管材から成るものである。この管系のポンプ部分は、約 1.00 m17分ないし500m1/分、好ましくは250n+I/分の血液 流速において、約120時間の間膜作動(これは患者の血液損失を招く)の起こ ることのないように作動させるように構成されであるのが好ましい。この管系に おいて使用する成型部材は硬質PVC、Lexan HP樹脂等の材料からなり 、上記した用途に矛盾のない環境においてPvC管部に対して長期にわたり高強 度で結合可能であるように構成する。これらの管系の殺菌方法としては、エチレ ンオキシド(E 10)と他のガス等との混合物からなるB10系等を使用して その管系の殺菌をすればよい。このような管系の構成の具体例を第1ないし3図 ならびに第6ないし12図に示し、またこれについては後記しよう。しかしなが ら、これら以外の多くの形状も可能であり、従って図示しそして本文において説 明した形状は単に代表的な態様を例示したものであり限定的なものではない。 第1図を参照しながら、本発明の構成とその操作について更に詳しく考察する。 図示した動脈ライン2は、これを通って血液を患者から二重内腔静脈カテーテル (等のもの)を介して取り出す。抗凝血剤、たとえばヘパリン等、はシリンジ1 4を介して動脈ライン2に送られる。尿素、凝血因子、その他の肝細胞由来蛋白 または変換生成物、等をこの血液に加えてもよい。血液は動脈点滴注入室10( PI)にはいり、そこでh’tム前の圧力をAMUにより監視する。血液はこの 点滴注入室から出てカートリッジ中に位置する生体補助装置lに入る。フィルタ ー250等のようなもの(たとえば、市販のl miメツシュのフィルター)を この点滴注入室lOと装置lとの間に配置してこの装置の目づまりを防ぐことも できる。この生体維持装置lは入口管系を持っており、抗凝血剤を加えたまたは 加えていない動脈ライン からの血液をこれに送る。カートリッジは血液を保有 している。 特に、カートリッジ中を通る間に、10.000ないし250.000 (好ま しくは60.000ないし80.000)の分子量をカットした分子および蛋白 が酢酸セルロース繊維を通して拡散できモしてC3A細胞に曝されるようになる 。この血液からの細胞質物は一切このC3^細胞とは直接接触しない。このカッ トした分子量よりも少ない分子量を持つ小さい分子や蛋白は血液に戻される。 このカートリッジは処理した(たとえば、改質した、または脱毒素した)血液を 静脈点滴注入室11(これは血液中空気の検出装置の一部である)と、それから 更に静脈ライン3へと送る。AMUは点滴注入室ll内の圧力を監視し、そして それを静脈圧として表示する。 この静脈圧はまたこれと独立してVPM430によっても監視され表示される。 このA)41Jはまた力i膜圧(Pi−Pv)を表示し、そして主要制御モジュ ール(BSM−22)はこの室内の空気を監視する。血液流をこのカートリッジ から取り出し、そして再循環管系を通して循環させてカートリッジが無傷な完全 な状態であるかどうかチェックしかつ血液が適当なレベル にまで処理(たとえ ば、脱毒素)されていることを確かめる。 特に、このカートリッジに血液流を通すのと同時に、装置lの酢酸セルロース繊 維を通して血しょうを限外濾過してそのカートリッジの細胞側に入れ、そこでこ れをC3A細胞と直接接触させる。限外濾過ポンプがその装置1の酢酸セルロー ス繊維を横切って血しようを限外濾液室12(P2)に導く。AMUはこの室内 の圧力を監視しその膜圧(PI−P2)を表示する。 限外濾過した血しょうは第2の限外濾液点滴注入室12a(P3)を通り、細胞 フィルター部5、たとえば0.45μmフィルターを通過する。このフィルター 部は細胞または大分子が患者に漏れていかないようにするためのものである。こ のように、限外濾液点滴注入室は所望によって、カートリッジの出口とフィルタ ーの入口との間に設置する。AMIJはこの第2の点滴注入室12a(P3)中 の圧力を監視しそしてそのフィルター圧(P3−Pv)を表示する。 上記したように、ヘパリンを所望の流速、たとえば1ないし10m11分、好ま しくはl−奮いし3ml/分の速度で圧入するためにポンプ部を設けてもよい。 濃縮ヘパリンを使用することもてき、その場合は、その流速はそれに応して調節 すればよい。圧力センサー9を動脈ライン取り入れ口とヘパリンの動脈ライン3 への入口との間にインラインに設置する。動脈点滴注入室IOをヘパリン入口と カートリッジとの間に配置し、そして静脈点滴注入室I1.’(これは所望によ っては血液中空気の検出装置に接続してあってもよい)はカートリッジの出口と 二重内腔静脈カテーテルとの間にオンラインで静脈ライン3を具備する。 第2a図には、第1図に使用した管系の血液回路を示す。ここでは、動脈接続部 は所定の直径、たとえば3/16”の直径を持つII塩化ビニル(PVC)管を これに接続して持っており、所望の流速となるようにしている。この管系の第2 の端部は動脈点滴注入室IOに接続してあり、この室10は動脈装置接続部に接 続した第2の同様な構成のPvC管系に接続しである。 第2b図には、第1図に示した装置で使用する管系の限外濾液回路を示す。ここ では、濾液接続部を第1の限外濾液点滴注入室12の導入端に接続しである。第 2の限外濾液点滴注入室12aを管接続によってその第1の限外濾液点滴注入室 に接続する。第1の限外濾液点滴注入室の出口は、フィルター5 (たとえば、 単層フィルターまたは二重フィルター)に接続した3/16”のPVC(等のよ うなもの)から成る管系を具備している。このフィルター5は生体補助装置lの 毛細管外空間からの細胞の漏れがあればこれを感知してそれをくい止める。これ らのフィルターのどちらか(すなわち、単層または二重フィルター)は装置制御 モジュールの警報装置に接続してあってもよい。 第6図に示すように、このフィルター5の出口は第1の三つ口(たとえば、Y− 字型またはT−字型)管保持具に接続してあってもよく、この保持具はその一端 に酸素供給装置60(これについては後に詳しく述べる)に接続するための酸素 供給装置ライン用の保持手段を有している。ここでは説明の便宜のために、Y− 字型接続部を図示してこれについて以下に説明する。第2のY−字型管保持具を 第1のY−字型管保持具に接続してもよく、また、第1の端部に静脈管保持具を そして第2の端部に静脈接続装置を有していてもよい。 この管系およびそれらの接続系は、死亡事故を起こしたりあるいはその管系の内 側と外側との間に漏れが進むようなことのないように、3気圧(2,300mo +Hg)の相対的に高い圧力(内腔から外側に向かっで)ならびに0.75気圧 の相対的に低い圧力に耐えることができることが好ましい。このような構成は、 体外処置に使用する通常のポンプ類や管系は約0.7気圧弱の圧力から1,5気 圧強の圧力においてそれらの受渡し処理限界となることを考慮してのものである 。これらの設定圧力限界はこれらの限界をひとまとめにして扱うものであり、合 理的な安全限界を提供するものである。 この再循環管系での再循環流、たとえば、抽出流体速度は5ないし120m1/ 分の間、好ましくは20ないし80+++1/分の間である。これらの抽出流体 速度のパラメーターは、そのような流体を使用することによって、この治療装置 中で繊維が破損した場合にこれが毛細管外空間から毛細管内空間へと流体が流れ てしまう原因とはならないと確信できることを考慮した結果のものである。この 流体はまた血液流の部分からもまた限定できる。たとえば、抽出流速は血液流速 の5%ないし30%、好ましくはその10%ないし20%の範囲内である。本装 置の運転者は、血液流速に相関した再循環流体の速度の表を与えられているのが 好ましく、またそうでなければ、そのようなものを制御装置に記憶させておくの も好ましいと考えられる。 動脈ライン2は動脈圧警報手段と連動する連動手段を有している。この構成はA MUに含めてもよい。静脈管系もまた主要制御モジュール41O1たとえばBS M−22と独特な構成で一体となっている。静脈ラインの場合は、これが血液中 空気(AIB)の検知装置を具備していてもよい。しかしながら、このような形 状に替えて、そのAIBをAMUに付けることもできる。 上記したように、本装置に更に安全性を付与するために圧力センサーを採用して もよい。たとえば、第1図に示すように、患者から装置1ヘボンブで圧入される 動脈血の圧力を圧力センサー9が監視するようにしてもよい。更にまた、圧力セ ンサーが、ヘパリン等のような抗凝血剤が動脈ライン中にポンプで圧入された後 に装置1に接続した人口管系における圧力を監視することもできる。また別の圧 力センサー8を出口の静脈ラインのところに配置して患者への流体の戻りを測定 したり、また更に安全性を付与するためにこれらを色々な位置の再循環管系に配 置してもよい。このようにして、これらの圧力センサーは患者への人口圧力およ び戻りの圧力の両方、ならびに装置を横切る圧ツノを監視してその目づまりや破 損事故を検知することができる。更にまた、フィルターのそれぞれの側の圧力セ ンサーは装置からの細胞粒子や大粒子の放出があればこれを監視することができ 、そしてEC3上の圧力センサーはEC3圧力の上昇(これはEC3からICS へ流体が流れる原因となる)を監視することができる。 第1図に示すヘモグロブリン検知装置13は、装置1の中空繊維の1つに漏れが あればこれを知らせるために利用できる。このヘモグロブリン検知装置はまた毛 細管外空間からの細胞や粒子の損失があればこれを知らせる働きもまたする。と いうのはこれらの細胞等は光を拡散しそしてこれに応じてモニターの出力を減少 させるからである。更に、このモグロブリン検知装置は色々な警報回路に接続し て装置の運転者の注意を喚起するようにすることもできる。圧力センサー8は同 じような警報装置中に組み入れるか、あるいは警報装置をそれに付けてもよい。 上記したように、これらのヘモグロブリン検知装置および圧力センサーの両方は 制御装置に接続することもでき、そしてこの閉ループ装置の1つまたはそれ以上 のポンプを閉じるために使用してもよい。この光学的ヘモグロブリン検知装置は 、再循環ラインに対して60部の血しょう中にある1部の赤血球の血液損失を検 知できることが好ましい。この検知方法は好ましくは、その検知装置中の無傷の 赤血球となる両損失に対してかあるいは完全に溶血した細胞の特定量に対して行 うべきものである。 ヘモグロビンを検知するために光学セル等のようなものが必要な場合は、その光 学セルとの接続手段は再循環ラインにおけるその選択管系と適合性のあるもので なくてはならない。この光学セルはこの電気機械装置に確実に搭載されて、操作 の精度または信頼性のいずれをも損なうことなく管系および装置が確実に操作で きるようにしなくてはならない。この光学セルは便利なものであって、市販され ているものと思われる。赤血球の毛細管外空間への漏れの検知はフィルターを介 した圧力差を測定することによりおこなうことができる。 第6図に示した酸素供給装置60はまた、対応する酸素供給装置シャント(短絡 経路)を備えていてもよい。この酸素供給装置および酸素供給装置シャントはそ れぞれUnlsyn Fibertec社およびLifemed社から市販され ているものを入手可能である。この酸素供給装置シャントは酸素供給装置を内蔵 していて、本装置に戻すことのできる可能性を損なうことなくその患者を本装置 から外すことができるかどうかをを査定できるようにしてあってもよい。これは そのシャントに接続用開口部を設けて、それをすばやく接続できるようにするこ とによって容品に可能である。この酸素供給装置は酸素を細胞に供給する機能を 成し、そしてシャントを接続した時に本生体補助装置にバイパスを設けて患者を 装置から外すことができるようにするものである。こうして、患者を機能的に、 しかし多分物理的にではなく、本装置から外すことができる。必要な栄養分の補 給および細胞系の「呼吸」は別の供給源、たとえば新しい培養基および酸素供給 装置等から取らなくてはならない。このためには患者ライン に血液を一度に大 量に流(1次いで組織培養液を加える必要があろう。新しい組織培養液はまた、 カートリッジの作成の時にそうしたように連続的に注入してもよかろう。 酸素供給装置60を接続する1つの方法を第6図に示す。ここでは第1の接続部 が動脈ライン2の一部を成しそして酸素供給装置の接続部に接続しである。酸素 供給装置の第2の端部は再循環ライン系(これは第3図により詳しく図示しであ る)の一部に接続する。 本発明の形状となるような酸素供給装置の構成および接続様式は充分に当業者の 理解の範囲内であると考えられる。 更にまた、本装置の形状は動静脈系痩管を含むように変型してもよく、この場合 は動脈ラインに接続するポンプは不要である。さらに、この形状は、カートリッ ジのどちらか一方の端部に貯蔵手段をつけ、そして戻りライン上に血液ポンプを 設けることによって単−針入路に使用できるようにすることも可能である。 血液流速は0ないし500+nl/分の範囲内で調節可能である。この論理的根 拠はいくつかある。連続血液透析は150+nl/分の血液流速において効果的 であるということが充分に確立されている。これは休んでいる時の正常な腎臓の 流速である約1. OOO+nl/分と比べてみる必要がある。肝臓は腎臓より も貯蔵能力が小さいと考えられ、従ってその最大流速は休んでいる時の正常な肝 臓の血液流速が約1.500m1/分であるようにより高い。また、このような 体外流速は標準的な血液導入装置、たとえば単層または二重内腔鎖骨下カテーテ ルにおいて可能であることも充分に確立されている。血液流速をより速くすると 、治療効果が高められる。本装置の効果は75ないし100m1/分の流速にお いて立証された(たとえば、Kelly等のArtificial Organ s。 1992 、第16巻、5ないし9頁の「体外肝臓補助装置の評価(Asses sment of An [!xtracorporeal Liver As 5ist Device) J 、およびSussman等の)Iepatol ogy、 1992、第16巻、60ないし65頁の[体外肝臓補助装置を使用 した激痛肝不全の逆転(Reversal of Fulminant Hep atic Failure Using an Extracorporeal  Liver As5ist Device) J参照)。 第7ないし12図を参照して本生体維持装置の管系を更に詳しく検討する。第7 図は血液回路の全体図を示し、そして第1θ図は限外濾液回路の全体図を示す。 上記したように、第1の点滴注入室lOにおいて接続部に連なる動脈ラインは0 08社から市販されているものを入手可能である。同様に、第2の点滴注入室1 1から患者に戻す静脈ラインもまた008社から市販されているものを入手可能 である。この第1の点滴注入室lOから本生体補助装置へと繋がる動脈ラインお よびY−字型接続管系は本発明の特徴的なものである。同様に、限外濾液回路も また本発明の特徴的なものであり、これは第11および12図に詳細に図示する ように限外濾液ラインおよびフィルターライン を有して成る。 第8図においては、動脈ライン80は第1の点滴注入室(D/C)ioと本生体 補助装置との間を繋いで図示されている。この動脈ラインは雄型DIN接続手段 81とこれに加圧下にはめ込んだ保護キャップ82とを有して成る。逆流D/C 構造部lOをPvC管系83aに接続する。この逆流D/C構造部10は、pv c管系84aとpvc管系83bとに接続した第2の端部を有している。pvc 管系83aと83bは外径が0.262mm 。 内径が0.187n+nであればよい。pvc管系84aは外径が0.125+ n+n 、内径が0.062+nmであればよい。pvc管系84aは雌型ルア ー(Luer)安全接続装置85に接続しである。そして雄型ルアー安全キャッ プ86をこの雌型ルアー安全接続装置にねじ込んである。透析装置安全接続装置 87を第2のPvC管系83bに接続する。なお、この接続装置87は、第2の PvC管系83bに加圧下にはめ込んである透析装置キャップ88によってその 安全性が保証されている。 第9図はY−字型接続ライン90およびその配置を示す。¥−字型接続部91は PvC管系92aに接続した第1の端部を持ち、一方この管系92aはその他端 を透析装置安全接続部ff193に接続してあって、この接続装置93はそれに 透析装置キャップ94を加圧下にはめ込んである。このY−字型接続部91の第 2の端部は第2のPvC管系92bに接続してあって、一方この管系92bは雄 型DIN接続部95に接続しである。接続部95には保護キャップ96を加圧下 にはめ込んである。Y−字型接続部91の第3の端部は第2の端部のそれと同様 な構成から成っている。これらの接合部は全部−緒に適当に接着してあって、た とえばシクロヘキサノン等で接着されている。 第10図は限外濾液回路の全体図を図式的に示すものである。上記したように、 この限外濾液回路を構成するこれら2つのラインは限外濾液ライン(これは第1 .1図に更に詳細に図示しである)とフィルターライン(これは第12図に更に 詳細に図示しである)とから成る。 第11図において、限外濾液ライン110は本生体補助装置の出口に接続してあ り、そしてハンセン型透析液接続部110aを有して成り、この接続部110a は、PVC管系112の長さ方向に摺動可能に保持された硬膜クランプ111に 接続しである。このPvC管系112は、外径が0.262m鵬で内径が0.1 87+nmであればよい。このPvC管系112の第2の端部は注入口(図示せ ず)を有していてもよく、これは点滴注入室構造部12に接続されており、この 構造部12は3つ0点滴注入室構造を有しているものであってよい。点滴注入室 12もまたそれにPvC管系113aを挿入して有しており、この管系U3aは その一方を雌型ルアー安全接続装置114aに接続してあって、その装置114 aは雄型ルアー安全キャップ1.15aによってその安全性が保証されている。 第2のPvC管系113bもまたこの点滴注入室に挿入されている。PvC管系 H3aおよび+13bは外径が0.125龍で内径が0.062關であればよい 。pvc管系113bは摺動可能なりランプ116に接続しである。このPvC 管系113bの第2の端部は雌型ルアー安全接続装置114bに接続してあって 、その装置114bは雄型ルアー安全キャップ115bによってその安全性が保 証されている。 点滴注入室12の出口はPVC管系112bに接続されており、その管系112 bは一方をポンプ接続部118によってブンブ系統117に接続してあり、また この接続部118はその一方をPvC管系112cに接続しである。このPvC 管系11.2cの出口は点滴注入室12Aの入口に接続しである。点滴注入室1 2Aは逆流点滴注入室構造のものであってよい。このD/C構造の12Aの出口 はPvC管系113cに接続してあり、この1I3cは雌型ルアー安全接続装置 1114cとそれに被せた保護キャップ115cとを有している。更にまた、P vC管系112dをこの点滴注入室12Aの出口に接続し、これは安全度管ハブ 119とこれに接続したルアー安全度管120とを有してなる。開口ルアースリ ップ121をこのルアー安全装置120に加圧下にはめ込んである。 第12図に示すフィルターライン130は開口ルアーキャップ130aを持ち、 これは限外濾液ラインに加圧下にはめ込むことにより接続しである。このキャッ プ130aはフィルター5の入口に接続しである。 このフィルターの出口にはpvc y系131の第1の端部をそれにかぶせて張 っである。一方においてこのPvC管系131の第2の端部(すなわち、出口) は透析装置安全接続部132に接続(たとえば、シクロヘキサノンで接着)しで ある。接続部132にはこれに透析装置キャップ133を加圧下にはめ込んであ る。この透析装置安全接続部は上記したY−字型接続部の入口の1つに接続され るようになっている。 これらの管系の形状は単に代表的なものを例示したにすぎず、必要に応じて変更 できるものである。これらのラインに従って、長期透析用に適当な変更を加える ことが可能である。1つの可能性としては、これらの管系のある部分を容易に取 り除いて(すなわち、基本寸法に合わせて)そして交換できるようにすることで あろう。たとえば、点滴注入室lOと生体補助装置Iとの間の限外濾液ラインと PvC管系ラインとを所望のように交換してもよい。更に、点滴注入室11(P V)と患者との間のPvC管系ラインを所望のように交換してもよい。更にまた 、メッシュフィルター等のようなものを点滴注入室10の出口に配置し、凝血塊 が生体補助装置lを塞栓するのを防ぐこともできると考えられる。 本装置の作動を確立するためには通常の医学的手段を用い、その装置の構成は当 業者の理解の範囲内であると考えられる。簡単に言うと、装置の設置に責任のあ るその運転者は血液管系を制御装置に装填し、適当にポンプ母管をポンプに繋げ 、圧力監視管系を圧力モニター接続部に取りつけ、警報系統を開始モードに適す る値にセ・ソトし、抗凝血剤(たとえば、ヘパリン)シリンジに所定のヘパリン 投与量を充填し、このヘパリンシリンジを管系に取りつけ、ヘパリンシリンジを 制御装置に安全に取りつけ、そして開始液を管系の動脈接続部に取りつけること ができよう。この開始液は通常の食塩液でよい。 血液を導入するにあたり、本処置に関わる外科医は適当な方法を確立しその血液 導入を行うであろう。この血液導入は、患者に対して所望の治療を行うのに必要 な上記の血液流速を達成し得るものでなくてはならない。またこの血液導入は、 上記したようにへ、(リン等によって適当に抗凝血状態となるものでなくてはな らない。この治療装置の操作原理は、ある種の血液由来物質が妨害されることな く毛細管外空間を通過し、そして毛細管外空間から血液への溶質の通過も同様に 妨害されることなく行われるということにある。抗凝血状態が適当でないために この運搬能が阻害されることは避けなくてはならない。循環開始にあったで特に 注意すべきことは、開始準備中に血行停止による凝血がおこることである。 最初に接続すべきものは患者入口ライン、たとえば動脈ラインである。開始液は 、戻りのラインおよび戻りのライン接続部において空気をとり入れないような充 分な速度で管系の動脈接続部に注入する。この接続をしたら、開始液流を停止し 、そうすることによって外科医が管系を操作してその接続部に許容しえない量の 空気が入っていないことを確認できる。その後に動脈ラインを接続する。 この方法を開始するには、バイパスポンプを設定流速においてスタートさせ、そ して再循環(たとえば、バイパス)ループを点滴注入室レベル、漏れ、ならびに 血液細胞の漏れの形跡ついて肉眼でチェックする。再循環ポンプをスタートさせ る。静脈ラインを開き、そしてヘパリンポンプをその開始設定条件でスタートさ せる。血液ポンプを低流速でスタートさせ、そして色々な接続ポイントに漏れが ないかどうかチェックする。圧力モニター室レベルを調べ、場合によっては調節 する。この操作を続けるためには、その運転者または補助者は定期的に器具類に 漏れがないかどうか、バイパス管系に血液細胞の蓄積の痕跡がないかどうか、そ してモニター室が適当なレベルにあるかどうかを調べなくてはならない。モニタ ー室レベルは、それらがその名目レベルから0.5cmを超えて変化している場 合には再調節しなくてはならない。名目レベルとは点滴注入室の50%以上であ る。表示されるモニター室レベルをたびたび調節するような場合は、運転者は僅 かな漏れが管系にあるかどうかを全体に渡って調べなくてはならない。ヘパリン シリンジについては、残留量および場合によっては置換された量を監視すべきで ある。 この操作を停止する時や、装置が破損した場合には、血液ポンプ、再循環ポンプ 、およびヘパリンポンプを順に停止し、そして動脈入口を閉じる。装置中に残さ れた血液は、流体または空気置換法を使用して指示に従って患者に戻し、そして 静脈入口を閉じる。この時点で、付属の管系および治療装置と共に制御装置をI CUまたをそれを使用していた場所から外すことができる。 本装置のその他の構成としては、自動瀘液内血液検知装置、または個人個人に設 定されたモニター室レベル調節装置が挙げられる。 本装置を使用するにあたり重要な安全面の問題は膜の破損である。膜の破損につ いては2つの問題点がある。第1の問題点は、装置の壁部から培養細胞が剥がれ 出て血液流中に入り込む可能性である。第2には、患者の血液の損失の問題であ る。 細胞ラインの血液流への漏れの可能性については、装置をPv−P2がプラスと なる条件で作動させるべきであり、すなわち、こうすることによって流体は常に 血液空間から毛細管外空間への方向となろう。繊維の破損は極めてまれである( すなわち、約1/100.000#−)I+アジより少な(す。繊維が無傷な状 態である(すなわち、繊維破損のない場合)は、この流れは再循環ポンプを通り そして再循環ループのフィルターを通って適度な限外濾過がおこなわれる。圧力 傾斜が上昇すると警報が鳴りそしてそれを矯正する処置がとられるまで血液ポン プが停止されよう。血液ポンプ系が停止したら、治療装置を患者から外す。つい てその治療装置を再循環ラインと一緒に取り替える。こうすれば、フィルター( 類)が働かなくなってしまわない限り細胞は全く患者の血液中に入ってしまうこ とはないてあろう。 潜在的な患者血液損失に関係のある膜の破損に対する安全面に関して言うと、上 記に簡単に説明したCllIDでの重要なことは、血液の透析液への漏れが許容 範囲を超えた血液損失となり得るということである。これは主として透析液流量 が多い(500ないし1.000m1/分のレベル)ことによるものであり、そ のようなものを患者の血液と交換すると、患者はすぐに失血死してしまうことに なろう。この問題から、透析液流路にヘモグロビン検知装置を使用することにな った。 本発明においては、透析限外濾液流量は20ないし80m1/分のレベルにあり 、その限外濾液は患者に戻され従って血液損失とはならなく、そして細胞フィル ターはO,fall/分程度にほとんど吸蔵しないのでこの事は大きな問題では ない。従って、血液損失は大きな問題ではなく、CI)IDにおけると同じよう な有意性はない。 以上において生体維持装置および患者を維持する方法に関する本発明を説明した 。上記したように、本文において詳細に説明した本発明の態様は肝臓に関するも のであったが、本維持装置は他の器官にも使用できるものである。本生体維持装 置は、特定の生体器官、たとえば肝臓、腎臓等の機能を擬態する細胞ラインを有 するものである。この細胞ラインは中空カートリッジ中に配置しそして患者から の血液をその細胞ラインの毛細管内空間を通過させて分子物質を半透膜を通して 通過させ、そして毛細管外空間において変換および脱毒素を行わせるものである 。この装置は漏れや血液の改質(たとえば、調整、脱毒素、等)レベルを容易に チェックでき、かつ患者の安全を保障するものである。 本発明は従来装置より優れた多くの利点を有する。たとえば、本発明の装置は閉 ループ形状を持ち、透析液の使用を必要としない。 従って、患者の体液バランスを著しく崩すことがないのでその体液バランスが問 題となることはない。 更に、本発明は単なる血しよう分離ではなく、体液改質、たとえば分子物質/細 胞の分離に適用できるものである。実際、多くの処理装置は細胞拡散の前に血し ょう分離を必要とする。このように、本発明は血しょう分離の問題がなく、しか もEC3において抗体の存在を必要としない構成とすることが可能である。さら に、その孔径から本装置は10.000ないし250.000(分子量)、好ま しくは70.000のレベルの蛋白についても可能である。このように、本発明 の繊維はその孔径から1.0.000ないし250.000、好ましくは70. 000の分子も収容できよう。 更にまた、本発明の構成で利用する流速は従来装置において使用するものよりも 速いので、従来装置においてよりも遥かに速く患者の体液を処理できてその体液 の脱毒素をおこなうことができる。その上また、上記したように、本発明は非常 に安全な装置を提供し、これを使用した場合に患者が循環した毒性流体生成物を 受け取るようなことはほとんどない。 本発明の他の利点としては、新規な改良された維持装置ならびに肝臓のような速 い体液流速を持つ生体器官を維持する方法を提供するものであり、これらは患者 の安全を監視できるものであること、その処理中にカートリッジ中の細胞の生存 能力を維持できる生体維持装置を使用して処置を行う装置を提供すること、治療 の間中ずつとIC5からEC3への圧力傾斜を維持できる装置を提供すること、 血液等を調整するのに透析液を必要としないように構成した維持装置を提供する こと、患者のバランス(体外回路に再循環する流体以外の)を著しく崩すことが なく、そして患者から取り除いた体液の量を連続的にしかも正確に測定し制御す ることのできる閉ループ装置を提供すること、患者に戻される血液を無菌なしか も発熱物質を含まないものとする装置を提供すること、無菌なしかも発熱物質を 含まない状態で限外濾液を患者の血液流に戻すことのできる装置を提供すること 、都合の悪いことが起こった場合に処置を自動的に停止するように調整した生体 維持装置を提供すること、警報に対処する行動を取る以外は人手による連続的な 監視を必要としない生体維持装置を提供すること、および患者自身の生体機能を 調べることができるように患者からそれを不定期間外しても代謝活性装置(たと えば、人工臓器のような)を維持できる生体維持装置を提供すること、が挙げら れる。 以下の実施例は本発明の特徴を具体的に開示するものであり、これにより本発明 をさらに説明しよう。この実施例は本発明の範囲やその応用可能性を限定しよう とするものではない。 実験結果 実施例1 上記した体外肝臓補助装置を使用した本発明の装置での処置によってシンシチウ ム(合胞体)巨細飽性肝炎(SGCH)から回復した例を以下に述べる。 5GCI+は自然回復の望みがほとんどない重症肝炎の原因となるものであると 言われていた。しかしながら、頭初はイブプロフェンおよびプロメタシン塩酸塩 で治療していたウィルス性症候群の12才の少女に本発明の装置を使用した。こ の患者は翌週からずっと、持続性の発熱、好酸球増加症、肺炎、皮膚炎、筋炎、 肺臓炎、腎炎、および肝炎といった複合合併症が進んでいた。またこの患者は発 病から19日目に肝性脳障害症を発症し、1週間後に昏睡状態となった。肝臓生 検により、空胞を持った肝細胞、合胞体細胞、およびパラミクソウィルスに感染 していることを示す細胞室封入体がみられた。この患者を、テキサス子供病院( テキサス州、ヒユートン)において本発明の生体維持装置に接続して処置した。 その様子を詳しく述べると、使用した装置は補助監視装置、静脈圧モジュール、 および関連ポンプ回路を備えた主要制御モジュール(BSM−22)、ならびに 200gの培養ヒト肝細胞を有する体外肝臓補助装置 (ELAD)に接続した 動脈、静脈および再循環管系から成るものであった。装置は上記したようの配置 とした。なお、患者は二重内腔カテーテルに接続し、本装置は生体補助装置(す なわち、C3AラインをもつELADであって、Baylor医科大学から市販 されていて入手可能であり、Aljhin CD Medica1社のアルトラ フラックス(Altraflux)カートリッジに収納しである)に組み入れた 。この200gの培養ヒト肝細胞を有するELADは、患者からの動脈ラインに 接続された入口と、改質した血液を患者に戻す静脈ラインに接続した出口とを持 つものであった。血液流量はloOml/分であり、ヘパリンラインを流速2+ 。 1/分においてその動脈ラインに接続した。(ヘパリン濃度は200単位/ml であった。) この患者をそのELADを使用した本装置で58時間処置し、この装置/E1. ADは患者のガラクトース除去能(GEC)に即座に効果をあられし、それは第 7図に示すように、4μモル/分/kgから11μモル/分/kgへと増加した 。続く2日間も確実な改善がみられ、GECは処置の結果として16.5となり 、そして10日間でほぼ正常レベルにまで増加した。患者の精神状態がそのGE Cの故に低下したが、正常に戻った。胆汁分泌停止およびトランスアミナーゼの 増加が排泄物において明らかにみられたが、これらは改善され続けて6か月の時 点で正常となる。 上記の試験結果から次の結論が得られる。 ■、患者の病状、その進行性脳障害および低GECを病因学的にみるとその生存 はほとんど絶望的であった。 本装置ならびに特異的なPLADの代謝能が証明された。 3、一連のGEC分析ならびに患者の最終的な回復により患者自身の肝機能の回 復が証明された。 4、患者をその病状が危険期の間中維持してやれば、F)IFの進行段階から回 復させることが可能である。 本発明についてその好ましい態様を示しこれについて説明したが、本発明の意図 する範囲内において多くの変更および修正ができることは当業者らに自明であろ う。従って、本発明の範囲は添付の請求の範囲によってのみ限定されると考える べきである。 第1図 第2a図 第3図 第4図 第5図 第6図 力−トリッS5 第7図 血液回路。 第9図 第13図 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の7第1項の規定による補正書)平成6年8月2911

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.患者に使用できるようにした生体維持装置であって、患者からの体液を受け 取り、該体液をそこに通過させて該体液を改質するように構成した生体補助装置 、第1および第2の端部を持つ第1のラインであって、該第1の端部はその体液 を取り出すために患者の出口に接続してあり、そして該第2の端部は該生体補助 装置の入口に接続してある該第1のライン、 第1および第2の端部を持つ第2のラインであって、該第1の端部は該生体補助 装置の出口に接続してあり、そして該第2の端部は該患者の入口に接続してあっ て該患者から取り出して該生体補助装置によって改質した該体液を戻すようにし た該第2のライン、第1および第2の端部を持つ第3のラインであって、該第1 の端部はそれから所定量の流体を取り出すように該生体補助装置に接続してあり 、そして該第2の端部は該第2のラインに接続してある該第3のライン、および 該患者の該体液流を制御しそして該体液の特性を測定するための制御装置であっ て、該第1のライン、該第2のラインおよび該第3のラインによって形成される 閉ループ形状を持つ該制御装置、から成る上記生体維持装置。
  2. 2.該生体補助装置が半透膜を持ち、そしてそこを流れる該流体を変換および改 質するために該流体の細胞を潅流するための毛細管外空間を形成する中空繊維カ ートリッジ中に挿入した細胞ラインを有して成るものである、請求の範囲第1項 に記載の生体維持装置。
  3. 3.更に、該第3のラインに接続したフィルター部、該第1のラインに接続した 圧力検知装置、該第3のラインに接続した複数の圧力検知装置、および該第2の ラインに接続した圧力検知装置を有して成るものである、請求の範囲第1項に記 載の生体維持装置。
  4. 4.該生体補助装置が10,000ないし250,000の間の分子をカットす る半透膜を有して成るものである、請求の範囲第1項に記載の生体維持装置。
  5. 5.更に、該第1のラインに接続した注入部を有して成るものである、請求の範 囲第1項に記載の生体維持装置。
  6. 6.該注入部が該第1のラインに抗凝血剤を注入するものである、請求の範囲第 5項に記載の生体維持装置。
  7. 7.更に、該生体補助装置に接続してあって該生体補助装置からの細胞減損を検 知する検知装置を有して成るものである、請求の範囲第1項に記載の生体維持装 置。
  8. 8.更に、該第1のラインおよび該第3のラインに接続した酸素供給装置を有し て成るものである、請求の範囲第1項に記載の生体維持装置。
  9. 9.更に、該第1のラインに接続したポンプ装置を有して成るものである、請求 の範囲第1項に記載の生体維持装置。
  10. 10.更に、該第3のラインに接続したポンプ装置を有して成るものである、請 求の範囲第1項に記載の生体維持装置。
  11. 11.更に、該第1のラインに接続した第4のライン、該第4のラインに接続し た注入装置、および該第4のラインに接続したポンプ装置を有して成るものであ る、請求の範囲第1項に記載の生体維持装置。
  12. 12.該第3のラインが再循環細胞ラインを有して成るものである、請求の範囲 第1項に記載の生体維持装置。
  13. 13.該患者からの体液の該生体補助装置中の流速が75ml/分ないし500 m1/分、好ましくは100ないし250ml/分である、請求の範囲第1項に 記載の生体維持装置。
  14. 14.該第3のラインを通る該生体補助装置からの流体の抽出流速が5ml/分 ないし120m1/分である、請求の範囲第1項に記載の生体維持装置。
  15. 15.該フィルターが0.45μmフィルターから成るものである、請求の範囲 第3項に記載の生体維持装置。
  16. 16.該制御装置が二元ポンプを有する主要制御モジュールおよび補助制御モジ ュールを有して成るものであり、該補助制御モジュールが該第1のライン、該第 2のラインおよび該第3のラインの圧力を監視する手段を有して成り、そして該 補助制御モジュールが、少なくとも該第3のラインおよび該第4のラインの間の 圧力差が所定の値よりも大きくなると該装置の作動を停止する手段を有して成る ものである、請求の範囲第1項に記載の生体維持装置。
  17. 17.該制御モジュールが更に静脈圧モジュールを有して成り、該静脈圧モジュ ールが第2のラインの圧力を監視する手段を有して成り、そして 該第1のライン、該第2のラインおよび該第3のラインがそれぞれポリ塩化ビニ ルから成るものである、請求の範囲第16項に記載の生体維持装置。
  18. 18.該抗凝血剤の流速が1ml/分ないし10ml/分、好ましくは1ないし 3ml/分である、静求の範囲第6項に記載の生体維持装置。
  19. 19.患者に使用できるようにした生体維持装置であって、該患者から体液を受 け取りそして該体液を改質するための代謝活性装置であって、該装置は第1およ び第2の端部を有し、そして該装置は、毛細管外空間を持ち半透膜を構成する中 空繊維カートリッジ中に挿入した細胞ラインを有して成り、該体液を該空間を通 して該体液に含まれる細胞を潅流して該体液を変換および改質するように構成し た該代謝活性装置、 第1および第2の端部を持つ第1のラインであって、該第1の端部はその体液を 取り出すために患者に接続してあり、そして該第2の端部は該代謝活性装置に接 続してあって該体液をその装置中に流すようにしてある該第1のライン、 第1および第2の端部を持つ第2のラインであって、該第1の端部は該代謝活性 装置に接続してあり、そして該第2の端部は該患者に接続してあってその装置に よって改質した該体液を戻すようにした該第2のライン、 第1および第2の端部を持つ第3のラインであって、該第1の端部は該代謝活性 装置に接続してあり、そして該第2の端部は該第2のラインに接続してある該第 3のライン、該第3のラインに接続したフィルターであって、該代謝活性装置か ら脱着するような細胞が該患者に戻されるのを防ぐようにした、該フィルター、 該第1のラインに接続した第1の圧力検知装置、該第3のラインに接続した複数 の圧力検知装置、該第2のラインに接続した第2の圧力検知装置、および該流体 流を監視し制御するための制御装置であって、該第1のライン、該第2のライン および該第3のラインによって形成される閉ループ形状を持つ該制御装置、から 成り、そして該代謝活性装置が10,000ないし250,000、好ましくは 60,000ないし80,000の間の分子量をカットするものである、上記生 体維持装置。
  20. 20.代謝活性装置を使用して患者の体液を体外的にかつ代謝的に改質する方法 であって、 該患者から該体液を取り出し、 該体液からの所定の構成を持つ代謝産物を変換できるようにした装置に該体液を 通し、その装置とは、毛細管外空間を持つ半透膜を有していて、これを通して該 体液中に含まれる細胞を潅流して該体液を変換するものであり、 該装置の該毛細管外空間から流体流を取り出して、これについて該毛細管外空間 中において該体液中の該所定の構造を持つ該代謝産物が除去されているかどうか 調べ、 該装置の該毛細管外空間から脱着した所定の大きさを超える細胞が該患者に戻さ れないように該流体流を監視し、そして該流体を該患者に戻すことから成り、そ して該装置は10,000ないし250,000の間、好ましくは60,000 ないし80,000の間の分子量を持つ細胞を濾過できるものである、上記方法 。
  21. 21.患者の体液を体外的にかつ代謝的に改質する装置であって、該装置は、 該患者から該体液を取り出す手段、 該体液からの所定の構成を持つ代謝産物を変換する手段であって、その装置は毛 細管外空間を持つ半透膜を有していて、これを通して該体液中に含まれる細胞を 潅流して該体液を変換する構成である手段、 該体液を核変換手段を通して通過させる手段、該装置の該毛細管外空間から流体 流を取り出して、これについて該毛細管外空間中において該体液中の該所定の構 造を持つ代謝産物が除去されているかどうか調べることのできる手段、該装置の 該毛細管外空間から脱着した所定の大きさを超える細胞が該患者に戻されないよ うに該流体流を監視する手段、および該流体を該患者に戻す手段から成り、そし て該装置は10,000ないし250,000の間、好ましくは60,000な いし80,000の間の分子量を持つ細胞を濾過できるものである、上記装置。
  22. 22.患者の体液を体外的にかつ代謝的に改質するための装置に使用する管系で あって、該管系は、 該患者に接続してあってかつそれから導かれる入路ラインであって、該患者から 抽出した体液を受け入れる入路ライン、該患者にから引き出されかつ該患者に接 続してある戻りラインであって、該患者から抽出した体液を戻す戻りライン、お よび該入路ラインと該戻りラインとの間を結ぶ再循環ライン、から成るものであ って、該再循環ラインは10,000ないし250,000の間、好ましくは6 0,000ないし80,000の間の分子量を持つ細胞を濾適する手段を有して 成るものである、上記管系。
  23. 23.該再循環ラインが更に該濾過手段の進行中の機能を感知する手段を有して 成る、請求の範囲第22項に記載の管系。
  24. 24.該再循環ラインが更に該患者から抽出されそして該再循環ライン中を流れ る該流体中の代謝産物のレベルを感知する手段を有して成る、請求の範囲第22 項に記載の管系。
  25. 25.生体補助装置に使用して患者からの体液を受け取るための管系であって、 該生体補助装置が該患者の体液流を受け取るための毛細管外空間をその中に有し ている生体補助装置を含むものであり、該管系は、 患者に接続してありかつそれから導かれる第1の管系ループであって、該生体補 助装置を通して伸びて患者に戻りそれに接続してある第1の管系ループ、および 該生体補助装置の毛細管外空間と、該生体補助装置の出口に隣接した該第1の管 系ループとに接続した第2の管系ループから成るものであって、 該第2の管系ループは該毛細管外空間を通って流れる該流体中の代謝産物のレベ ルを感知する手段を有して成るものである、上記管系。
  26. 26.該第2の管系ループが更に該毛細管外空間を通って流れる該流体から該代 謝産物を濾過する手段を有して成るものである、請求の範囲第25項に記載の管 系。
  27. 27.該再循環ラインが該濾過手段の毛細管外空間における細胞損失を検知する 手段を有して成るものである、請求の範囲第22項に記載の管系。
  28. 28.該再循環ラインが該濾過手段の毛細管外空間における流体損失を検知する 手段を有して成るものである、請求の範囲第22項に記載の管系。
  29. 29.該第2の管系が該生体補助装置の該毛細管外空間における細胞損失を検知 する手段を有して成るものである、請求の範囲第25項に記載の管系。
  30. 30.該第2の管系が該生体補助装置の該毛細管外空間における流体損失を検知 する手段を有して成るものである、請求の範囲第25項に記載の管系。
  31. 31.該第1のラインが、該生体補助装置の機能障害を防ぐために該患者から取 り出した該体液を濾過する手段を有して成るものである、請求の範囲第1項に記 載の生体維持装置。
  32. 32.該第1のラインが、該生体補助装置の機能障害を防ぐために該患者から取 り出した該体液を濾過する手段を有して成るものである、請求の範囲第19項に 記載の生体維持装置。
  33. 33.更に該変換手段の目詰まりを防ぐための手段を有して成るものである、請 求の範囲第21項に記載の装置。
  34. 34.更に該濾過手段の目詰まりを防ぐための手段を有して成り、該防御手段が 該入路ラインに接続してあるものである、請求の範囲第22項に記載の管系。
  35. 35.更に該濾過手段の目詰まりを防ぐための手段を有して成り、該防御手段が 該第1の管系ループに接続してあるものである、請求の範囲第26項に記載の管 系。
  36. 36.更に該装置中を流れる該流体のパラメーターを測定する手段を有して成る ものである、請求の範囲第1項に記載の生体維持装置。
  37. 37.更に該装置中を流れる該流体のパラメーターを測定する手段を有して成る ものである、請求の範囲第19項に記載の生体維持装置。
  38. 38.更に該装置中を流れる該流体のパラメーターを測定することから成る、請 求の範囲第20項に記載の方法。
  39. 39.更に該患者から取り除いた該流体のパラメーターを測定する手段を有して 成るものである、請求の範囲第21項に記載の装置。
  40. 40.更に該患者から抽出した該流体のパラメーターを測定する手段を有して成 るものである、請求の範囲第22項に記載の管系。
  41. 41.更に該管系中を流れる該患者の該体液のパラメーターを測定する手段を有 して成るものである、請求の範囲第25項に記載の管系。
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