JPH07503969A - テストステロン5α−還元酵素阻害剤としてのインドール誘導体 - Google Patents

テストステロン5α−還元酵素阻害剤としてのインドール誘導体

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JPH07503969A
JPH07503969A JP5514691A JP51469193A JPH07503969A JP H07503969 A JPH07503969 A JP H07503969A JP 5514691 A JP5514691 A JP 5514691A JP 51469193 A JP51469193 A JP 51469193A JP H07503969 A JPH07503969 A JP H07503969A
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JP5514691A
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達 岡田
弘造 澤田
昭雄 黒田
真也 渡辺
田中 洋和
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藤沢薬品工業株式会社
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/04Indoles; Hydrogenated indoles
    • C07D209/10Indoles; Hydrogenated indoles with substituted hydrocarbon radicals attached to carbon atoms of the hetero ring
    • C07D209/12Radicals substituted by oxygen atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 テストステロン5α−還元酵素阻害剤としてのインドール誘導体技術分野 本発明は新規なインドール誘導体及びその医薬として許容される塩に関する。さ らに詳細には、本発明はテストステロン5α−還元酵素に対する阻害作用のよう な薬理作用を有する新規なインドール誘導体及びその医薬として許容される塩、 その製造方法、それを含有する医薬組成物、並びにその医薬としての用途に関す る。
発明の開示 従って、本発明の目的はテストステロン5α−還元酵素阻害剤として作用な新規 のインドール誘導体及びその医薬として許容される塩を提供することにある。
本発明の他の目的は前記インドール誘導体又はその塩の製造方法を提供すること にある。
さらに本発明の目的は前記インドール誘導体又はその医薬として許容される塩を 有効成分として含有する医薬組成物を提供することにある。
さらに本発明の目的は前記インドール誘導体又はその医薬として許容される塩の 、ヒト又は動物におけるテストステロン5α−還元酵素が介在する疾患(例えば 、脱毛症、座癒、前立腺症など)の治療又は予防に作用なテストステロン5α− 還元酵素阻害剤のような医薬としての用途を提供することにある。
本発明のインドール誘導体は新規であり、次式(■):1汰■ (y−t’S KX +4/J/l”11] /Δl””””Me−+1−−−  −− ・R2は水素原子、低級アルキル又はノへロケン原子、R1は適当な置 換基を有していてもよいアリール、八は低級アルキレン、 Xはメチレン、−〇−又は−NH−1及びYは低級アルコキシで置換された低級 アルキレン、低級アルケニレン又は低級アルキニレン;又は Y−R’はアルキルを示す。) で表される。
本発明によれば、目的化合物(1)及びその塩は次の製法(二より製造される。
裂汰土 又はその塩 又はその塩 (I−a) 又はその塩 敦汰工 又はその塩 又はその塩 (I−a) 又はその塩 (式中、R1、R2、R3、A、X及びYはそれぞれ前記と同意義であり、R1 は保護されたカルボキシ、 Xlは一〇−又は−NH−1 Wlは離脱基、 W2及びW3はそれぞれ酸残基を示す。)化合物(1)の適当な塩は医薬として 許容される慣用の無毒性塩であればよく、塩基との塩又は酸付加塩が挙げられ、 例えばアルカリ金属塩(例、ナトリウム塩、カリウム塩、セシウム塩など)、ア ルカリ土類金属塩(例、カルシウム塩、マグネシウム塩など)、アンモニウム塩 のような無機塩基との塩;例えば有機アミン塩(例、トリエチルアミン塩、ピリ ジン塩、ピコリン塩、エタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ジシクロ ヘキシルアミン塩、N、N’ −ジベンジルエチレンジアミン塩など)などのよ うな打機塩基との塩;無機酸付加塩(例、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン 酸塩など);有機カルボン酸又はスルホン酸付加塩(例、ギ酸塩、酢酸塩、トリ フルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスル ホン酸塩、p−)ルエンスルホン酸塩など);塩基性又は酸性アミノ酸との塩( 例、アルギニン塩、アスパラギン酸塩、グルタミン酸塩など)などが含まれる。
好ましい例は酸付加塩である。
製法1〜4中の化合物(1−a)から(I−c)、(II)、(III)、(I V)、(V)、(VI)及び(■)の塩に関して、これらの化合物の適当な塩の 例は目的化合物(I)で例示したものを参照すればよい。
本明細書の前記又は後記の記載において、本発明の範囲に包含される種々の定義 の好適な例を以下詳細に説明する。
「低級」とは、特に指示のない限り、炭素数1〜6、好ましくは炭素数1〜4の 基を意味する。
好適な「低級アルキル」としては、直鎖状又は分枝鎖状の炭素数1〜6のアルキ ル、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t −ブチル、ペンチル、ヘキシルなどが挙げられ、好ましくは炭素数1〜4のアル キルである。
好適な「ハロゲン」としては、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素が挙げられる。
好適な「低級アルキレン」としては、直鎖状又は分枝鎖状の二価の低級アルカン 、例えば、メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレ ン、ヘキサメチレン、プロピレンなどが挙げられる。
好適な「低級アルコキシで置換された低級アルキレン」としては、低級アルコキ シ(例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシなど)で置換された上記低級アル キレンが挙げられる。かかる[低級アルコキシで置換された低級アルキレン」の 具体例としては、メトキシエチレン、エトキシエチレン、メトキシプロピレン、 エトキシプロピレンなどが挙げられる。
好適な「低級アルケニレン」としては、炭素数2〜6のアルケニレン、例えばビ ニレン、プロペニレン、ブテニレン、ペンテニレン、ヘキセニレンなどが挙げら れる。
好適な「低級アルキニレン」としては、炭素数2〜6のアルキニレン、例えばエ チニレン、プロビニレン、ブテニレン、ベンチニレン、ヘキセニレンなどが挙げ られる。
好適な「離脱基」としては、水酸基、水酸基から誘導される反応性基などが挙げ られる。
好適な「水酸基から誘導される反応性基」としては、酸残基などが挙げられる。
好適な「酸残基」としては、ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、ア シルオキシ(例、アセトキシ、トシルオキシ、メシルオキシなど)などが挙げら れる。
好適な「適当な置換基を有していてもよいアリール」としては、アリール(例、 フェニル、ナフチルなど)、置換アリール、例えば、低級アルキルアリール(例 、トリル、キシリル、メシチル、クメニル、イソブチルフェニルなど)、ハロア リール(例、クロロフェニルなど)などの常用の基が挙げられる。
好適な[アルキル」としては、直鎖状又は分枝鎖状の炭素数1〜20、好ましく は炭素数6=17のアルキルが挙げられる。
好適な[保護されたカルボキシ」としては、エステル化されたカルボキシ基が挙 げられる。
[エステル化されたカルボキシ」のエステル部分の好適な例としては、低級アル キルエステル(例、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、イソ プロピルエステル、ブチルエステル、イソブチルエステル、tert−ブチルエ ステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、l−シクロプロピルエチルエス テルなど)が挙げられ、これらの基は少なくとも1個の適当な置換基、例えば、 低級アルカノイルオキシ(低級)アルキルエステル〔例、アセトキシメチルエス テル、プロピオニルオキシメチルエステル、ブチリルオキシメチルエステル、バ レリルオキシメチルエステル、ピバロイルオキシメチルエステル、ヘキサノイル オキシメチルエステル、1 (又は2)−アセトキシエチルエステル、1 (又 は2又は3)−アセトキシプロピルエステル、l (又は2又は3又は4)−ア セトキシブチルエステル、1 (又は2)−プロピオニルオキシエチルエステル 、1 (又は2又は3)−プロピオニルオキシプロビルエステル、】 (又は2 )−ブチリルオキシエチルエステル、1 (又は2)−イソブチリルオキシエチ ルエステル、1 (又は2)−ピバロイルオキシエチルエステル、l (又は2 )−ヘキサノイルオキシエチルエステル、イソブチリルオキシメチルエステル、 2−エチルブチリルオキシメチルエステル、3.3−ジメチルブチリルオキシメ チルエステル、j(又は2)−ペンタノイルオキシエチルエステルなど〕、低級 アルカンスルホニル(低級)アルキルエステル(例、2−メシルエチルエステル など)、モノ(又はジ又はトリ)−ハロ(低級)アルキルエステル(例、2−ヨ ードエチルエステル、2. 2. 2−)リクロロエチルエステルなど)、低級 アルコキシカルボニルオキシ(低m、)アルキルエステル(例、メトキシカルボ ニルオキシメチルエステル、エトキシカルボニルオキシメチルエステル、2−メ トキシカルボニルオキシエチルエステル、l−エトキシカルボニルオキシエチル エステル、■−イソプロポキシカルボニルオキシエチルエステルなど)、フタリ ジリデン(低級)アルキルエステル、又は(5−低級アルキルー2−オキソ−1 ,3−ジオキソール−4−イル)(低級)アルキルエステル〔例、(5−メチル −2−オキソ−1,3−ジオキソ−ルー4−イノリメチルエステル、(5−エチ ル−2−才キソー1.3−ジオキソ−ルー4−イル)メチルエステル、(5−プ ロピル−2−オキソ−1,3−ジオキソ−ルー4−イル)エチルエステルなど〕 など;低級アルケニルエステル(例、ビニルエステル、アリルエステルなと); 低級アルキニルエステル(例、エチニルエステル、プロピニルエステルなど): 少なくとも1個の適当な置換基を有していてもよいアリール(低級)アルキルエ ステル(例、ベンジルエステル、4−メトキシベンジルエステル、4−ニトロベ ンジルエステル、フェネチルエステル、トリチルエステル、ベンズヒドリルエス テル、ビス(メトキシフェニル)メチルエステル、3.4−ジメトキシベンジル エステル、4−ヒドロキシ−3,5−ジーtert−ブチルベンジルエステルな ど〕 :少なくとも1個の適当な置換基を存していてもよいアリールエステル( 例、フェニルエステル、4−クロロフェニルエステル、トリルエステル、ter  t−ブチルフェニルエステル、キシリルエステル、メシチルエステル、クメニ ルエステルなど);フタリジルエステルなどが挙げられる。
上記のエステル化されたカルボキシの好ましい例としては、低級アルコキシカル ボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル 、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、 tert−ブトキシカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、tert−ペンチ ルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル、l−シクロプロピルエトキシ カルボニルなど)が挙げられる。
R’ 、R” 、R’ 、A、X及びYの特に好ましい具体例は次の通りである 。
R1はカルボキシ;又は低級アルコキシカルボニル、より好ましくは01〜C4 アルコキシカルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルなど)、 R2は水素原子、 R1は低級アルキルで置換されていてもよいアリール、より好ましくはCム〜C 4アルキルで置換されたフェニル(例、イソブチルフェニルなど)、 Aは低級アルキレン、より好ましくは01〜C4アルキレン(例、エチレン、ト リメチレンなど)、 Xはメチレン、−〇−又は−NH−1及びYは低級アルコキシで置換された低級 アルキレン、より好ましくはC1〜C4アルコキシで置換されたCl−C4アル キレン(例、メトキシエチレン、エトキシエチレン、メトキシプロピレン、エト キシプロピレンなと);低級アルケニレン、より好ましくはC2〜C・アルケニ レン(例、ペンテニレンなど);又は低級アルキニレン、より好ましくは02〜 C・アルキニレン(例、ブチニレンなど)、又はY−R’はアルキル、より好ま しくは01〜C!◎アルキル、最も好ましくはC@〜C1?アルキル(例、ヘキ シル、ヘプチル、ウンデシル、トリデシル、ペンタデシル、ヘプタデシルなど) である。
本発明の目的化合物(I)を製造するための製法1〜4を詳細に説明する。
製法l 目的化合物(I−a)又はその塩は、化合物(II)又はその塩を化合物(II I)又はその塩と反応させることにより製造することができる。
この反応は通常アルコール(例えば、メタノール、エタノールなど)、ジクロロ メタン、ベンゼン、N、 N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ジ エチルエーテル、トルエンのような溶媒又はその他の反応に悪影響を与えない溶 媒中で行われる。
この反応において、化合物(I[I)のWlが酸残基のとき、反応は、例えばア ルカリ金属水酸化物〔例、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど〕、アルカリ 金属炭酸塩〔例、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなど〕、アルカリ金属炭酸水素 塩〔例、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなと〕、アルカリ金属水素化物 〔例、水素化ナトリウム、水素化カリウムなど〕、トリ(低級)アルキルアミン 〔例、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンなど 〕、ピリジン又はその誘導体〔例、ピコリン、ルチジン、4−ジメチルアミノピ リジンなど〕なとのような無機塩基又は有機塩基の存在下で行うことができる。
使用する塩基が液体の場合は、塩基を溶媒として使用してもよい。
化合物(II[)のWlが水酸基のとき、この反応は通常、N、 N’ −ジシ クロへキシルカルボジイミド:N−シクロへキシル−No −モルホリノエチル カルボジイミド2N−シクロへキシル−N’−(4−ジエチルアミノシクロヘキ シル)カルボジイミド、N、N’ −ジエチルカルボジイミド、N、N’ −ジ イソプロピルカルボジイミド;N−エチル−N。
−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド、N、 N’ −カルボニル −ビス(2−メチルイミダゾール):ペンタメチレンケテン−N−フクロヘキシ ルイミン、ジフェニルケテン−N−シクロヘキシルイミン;エトキシアセチレン :l−アルコキシ−1−クロロエチレン:亜リン酸トリアルキル;ポリリン酸エ チル;ポリリン酸イソプロピル:オキシ塩化リン(塩化ホスホリル)、三塩化リ ン:塩化チオニル;塩化オキサリル;ハロギ酸低級アルキル〔例、クロロギ酸エ チル、クロロギ酸イソプロピルなど〕ニトリアリールホスフィン〔例、トリフェ ニルホスフィンなと〕又はトリ(低級)アルキルホスフィン〔例、トリエチルホ スフィンなど〕とアゾジカルボン酸ジ(低級)アルキル〔例、アブジカルボン酸 ジエチルなど〕との組合せ;2−エチル−7−ヒドロキシベンズイソキサゾリウ ム塩;2−エチル−5−(m−スルホフェニル)イソオキサゾリウムヒドロキシ ド分子間塩;1−(p−クロロベンゼンスルホニルオキシ)−6−クロロ−IH −ベンゾトリアゾール;N、N−ジメチルホルムアミドと塩化チオニル、ホスゲ ン、クロロギ酸トリクロロメチル、オキシ塩化リンなどとの反応によって調製さ れたいわゆるビルスマイヤー試薬などのような慣用の縮合剤の存在下で行われる 。
反応温度は特に限定されないが、冷却下、室温、或いは加温又は加熱下に反応が 行われる。
翌告呈 目的化合物(I)又はその塩は、化合物(IV)又はその塩を化合物(V)又は その塩と反応させることにより製造することができる。
の説明を参照すればよい。
翌告l 目的化合物(1−c)又はその塩は、化合物(I−b)又はその塩をカルボキシ 保護基の脱離反応に付すことにより製造することができる。
この脱離反応は、例えば、加水分解、還元、ルイス酸を使用する脱離反応などの 全ての常用のカルボキシ保護基の脱離反応を適用することができる。カルボキシ 保護基がエステルの場合は、加水分解又はルイス酸を使用する脱離により脱離さ せることができる。加水分解は塩基又は酸の存在下に行うことが好ましい。
好適な塩基としては、例えば、アルカリ金属水酸化物(例、水酸化ナトリウム、 水酸化カリウムなど)、アルカリ土類金属水酸化物(例、水酸化マグネシウム、 水酸化カルシウムなど)、アルカリ金属炭酸塩(例、炭酸ナトリウム、炭酸カリ ウムなど)、アルカリ土類金属炭酸塩(例、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム など)、アルカリ金属炭酸水素塩(例、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム など)、アルカリ金属酢酸塩(例、酢酸ナトリウム、酢酸カリウムなど)、アル カリ土類金属リン酸塩(例、リン酸マグネシウム、リン酸カルシウムなど)、ア ルカリ金属リン酸水素塩(例、リン酸水素ジナトリウム、リン酸水素ジカリウム など)などのような無機塩基、及びトリアルキルアミン(例、トリメチルアミン 、トリエチルアミンなど)、ピコリン、N−メチルピロリジン、N−メチルモル ホリン、1.5−ジアザビシクロ[4,3,0]ノナ−5−オン、1. 4−ジ アザビシクロ[2,2,2]オクタン、I。
5−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセン−5などのような有機塩基が挙げ られる。塩基を使用する加水分解は水又は親水性有機溶媒、或いはそれらの混合 溶媒中で行われることが多い。
好適な酸としては有機酸(例、ギ酸、酢酸、プロピオン酸など)、及び無機酸( 例、塩酸、臭化水素酸、硫酸など)が挙げられる。
この加水分解は通常、打機溶媒、水又はそれらの混合溶媒中で行われる。
反応温度は特に限定されず、カルボキシ保護基の種類及び脱離方法に従って適宜 選択される。
ルイス酸を用いる脱離は置換又は無置換アリール(低級)アルキルエステルを脱 離するのに適している。この脱離反応は化合物(I−b)又はその塩を、トリハ ロゲン化ホウ素(例、三塩化ホウ素、三フッ化ホウ素など)、テトラハロゲン化 チタン(例、四塩化チタン、四臭化チタンなど)、テトラハロゲン化スズ(例、 四塩化スズ、四臭化スズなど)、ハロゲン化アルミニウム(例、塩化アルミニウ ム、臭化アルミニウムなど)、トリハロ酢酸(例、トリクロロ酢酸、トリフルオ ロ酢酸など)などのようなルイス酸と反応させることにより行われる。この脱離 反応は陽イオン捕捉剤(例えば、アニソール、フェニールなど)の存在下で行う ことが好ましく、通常ニトロアルカン(例えば、ニトロメタン、ニドトロエタン など)、ハロゲン化アルキレン(例えば、塩化メチレン、塩化エチレンなど)、 ジエチルエーテル、二硫化炭素のような溶媒又は反応に悪影響を与えないその他 の溶媒中で行われる。これらの溶媒は混合物として用いてもよい。
還元脱離反応は、ハロ(低級)アルキル(例えば、2−ヨードエチル、2、 2 . 2−トリクロロエチルなど)エステル、アリール(低級)アルキル(例えば 、ベンジルなど)などのような保護基を脱離するのに適している。
脱離反応に適用しつる還元法としては、例えば、金属(例えば、亜鉛、亜鉛アマ ルガムなど)又はクロム化合物の塩(例えば、塩化クロム、酢酸クロムなど)と 有機又は無機酸(例えば、酢酸、プロピオン酸、塩酸など)とを組合せて使用す る還元:及び慣用の金属触媒(例えば、パラジウム−炭素、ラネーニッケルなど )の存在下で行う慣用の接触還元が挙げられる。
反応温度は特に限定されないが、通常冷却下、室温又は加温下で行われる。
製法4 目的化合物(I−a)又はその塩は、化合物(VI)又はその塩を化合物(■) 又はその塩と反応させることにより製造することができる。
この反応は実質的に製法lと同様にして行うことができる。従って、この反応の 反応方式および反応条件(例えば、溶媒、反応温度など)は製法lの説明を参照 すればよい。
出発化合物(IV)及び(VI)のあるものは新規であり、下記の方法又は常法 により製造することができる。詳細は後記の参考例又は常法を参照する。
方法人ニュ上と mII) (IX) 又はその塩 又はその塩 (X) 又はその塩 方法へ二A)Σ 又はその塩 又はその塩 (YI) 又はその塩 方跋旦 又はその塩 又はその塩 (IV) 又はその塩 (式中、R” 、R’ 、R’ 、ASXSYSW’及びWlはそれぞれ前記と 同意義であり、W4及びWSはそれぞれ酸残基を示す。)方法A及びBは常法に 従って行われる。
本発明の目的化合物(I)は、例えば、抽出、沈澱、分画結晶化、再結晶、クロ マトグラフィーなどの常法に従って単離及び精製することができる。
このようにして得た目的化合物(I)は常法に従いその塩に変換することができ る。
本発明の目的化合物(I)はテストステロン5α−還元酵素阻害剤として有用で あり、前立腺症、前立腺肥大、前立腺癌、脱毛症、多毛症(例えば、女性多毛症 なと)、アンドロゲン性脱毛症(又は男性型禿頭症)、座癒(例えば、尋常性座 癒、丘疹など)、その他の高アンドロゲン症などのテストステロン5α−還元酵 素が介在する疾患に対して存効である。
目的化合物(I)の有用性を示すために本発明の代表的な化合物の薬理活性を以 下に示す。
[1]試験化合物: (1)4− [3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−2−ブチニルオ キシ]ペンゾイルコーインドールーl−イル]酪酸(2)(E)−4−[3−[ 4−[1−(4−イソブチルフェニル)−3−ペンテニルオキシコベンゾイル] −インドール−1−イル]酪酸(3)4− [3−[4−[1−(4−イソブチ ルフェニル)−2−エトキシエトキシコベンゾイル]−インドール−1−イル] 酪酸1、 2. 6. 7− ’H−テストステロン(85−105Ci/mm ol) ;1、、 2. 6. 7− ffH−テストステロン(85−105 Ci/mmol)は、1.2,6.7−38−テストステロンとテストステロン の混合物であり、テストステロンIrnmo1当たり85−105Ciの1.  2. 6. 73H−テストステロンを含有する。二ニー・イングランド・ニュ ークリア、アメリカ合衆国、マサチューセッツ州、ボストン(NewEngla nd Nuclear、 Boston、 Mass、、 USAIから購入し た。
アクアゾール−2(アクアゾール−2ユニバーサル・エルニスシー・カクテル( Aquazol−2Universal LSCCocktail) ) :商 標、ニュー・イングランド・ニュークリア、アメリカ合衆国、マサチューセッツ 州、ボストン(New England Nuclear、 Boston、  Mass、。
USAIから購入した。
ii)前立腺テストステロン5α−還元酵素の調製成熟スブラーグ・ドーリ−( Sprague−Dawley)雄性ラット(7〜8週齢)をジエチルエーテル で殺した。腹側の前立腺を被膜から切り離し、数ミリリットルの氷冷した媒質A (0,32Mショ糖、0.1mMジチオスレイトール及び20mMリン酸ナトリ ウム、pH6,5)中で置換することにより、前立腺の合計容積を測定した。特 に指示のない限り、以下の全ての操作は0〜4°Cで行った。前立腺の水分を切 り、細切し、組織の3〜4倍容量の媒質A中でパイレックスガラスホモジナイザ ーによりホモジナイズした。ホモジネートを3.000gで15分間、分画遠心 分離により分画した。得られたベレットを媒質Aに再懸濁した。懸濁液(20〜 30mg蛋白/WLl)を−80°Cで保存した。
1ii)テストステロン5α−還元酵素アッセイ反応溶液は1mMジチオスレイ トール、40mMリン酸ナトリウム(pH6,5)、50HM NADPHS  1,2.6.7− ’H−テストステロン/テストステロン(2,2xlO−” M)及び上記で調製した懸濁液(蛋白0.8mg)を含有し、総容量565μ! である。試験化合物は10%エタノール、10μlに溶解して加え、コントロー ルチューブには同量の10%エタノールを添加した。反応は酵素懸濁液の添加で 開始した。37°Cで30分間インキュベートした後、反応液を酢酸エチルhy tt’で抽出した。酢酸エチル層50μlを、展開溶媒として酢酸エチル・シク ロヘキサン(1: 1)を用いるメルク・シリカ・プラスチックシート・キーゼ ルゲル5 Q )’ 2S4(Merck 5i11ca plastic s heetKieselgel 60 Fzss)クロマトグラフィーに付した。
プラスチックシートを風乾し、テストステロン及び5α−ジヒドロテストステロ ン領域を切取った。アクアゾール−25rILl中でパラカードシンチレーショ ンカウンター(PACKARD TRI−CARB 4530)により放射活性 を測定し、阻害率を計算した。
[3]試験結果 治療又は予防目的で投与する場合、本発明の目的化合物(I)は、存効成分とし て当該化合物を、経口、非経口及び外用投与に適した有機又は無機の固形又は液 状賦形剤のような医薬として許容される担体と共に含有する慣用の医薬製剤の形 態で使用することかできる。医薬製剤としては、錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル 剤のような固形製剤、又は液剤、懸濁剤、シロップ剤、乳剤、リモナーデ剤、ロ ーション剤のような液状製剤などが挙げられる。
必要に応して、上記製剤には補助剤、安定化剤、湿潤剤、及びその他の慣用の添 加剤、例えばラクトース、クエン酸、酒石酸、ステアリン酸、ステアリン酸マグ ネシウム、白土、ショ糖、コーンスターチ、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン 、落花生油、オリーブ油、カカオ脂、エチレングリコールなどを添加してもよい 。
化合物(I)の投与量は患者の年齢、状態、疾患の種類又は症状、適用する化合 物(T)の種類などにより種々変更することができる。一般的には1日当たり0 .01mg〜約500mg又はそれ以上を患者に投与する。平均1回投与量は本 発明の目的化合物(I)の約0.05mg、0.1mg、0.25mg、0.5 mg、1mg、20mg、50mg、100mgを疾患の治療のために用いる。
以下、本発明の詳細な説明するために製造例及び実施例を示す。
製造例1 (E)−1−(4−イソブチルフェニル)−2−ペンテン−1−オン(840m g)のトルエン(15ml)溶液に、水素化ジイソブチルアルミニウム溶液(1 ,0Mトルエン溶液:3.4m1)を−78℃で添加した。2時間後、酒石酸ナ トリウムカリウム溶液(1M水溶液;5m1)を添加し、得られた混合物をセラ イトで濾過し、トルエンで洗浄した。
合わせた濾液と洗液を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上濃縮し た。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9 : 1 )に付し、(E)−1−(4−イソブチルフェニル)−2−ペンテン−1−オー ル(366mg)を得た。
NMR(CDCh、δ)’: 0.89 (6H,d、 JニアHz)、 1. 01 (3H,t、 JニアHz)、 1.7−2.2 (3H,ml、 2. 48 (2H,d、 J=7Hz)、 5.14 (IH,m)、 5.55− 5.9 (2H,ml、 7.12 (2H,d、 J=8Hz)、 7.28  (2H,d、J=8Hz)。
製造例2 リチウム・ビス(トリメチルシリル)アミド溶液(0,57Mテトラヒドロフラ ン溶液:20m1)を攪拌しているところへ、4−イソブチルアセトフェノン( 1,0g)のテトラヒドロフラン(3ml)溶液を一20°Cで添加した。30 分後、混合物にヨウ化アリル(0,57m1)を加え0°Cに加温した。2時間 後、塩化アンモニウム水溶液で反応を止め、得られた混合物をエーテルで抽出し た。有機層を水及び食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上濃縮して シリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン、塩化メチレン=l : 1)に付し 、1−(4−イソブチルフェニル)−4−ペンテン−1−オン(86mg)を得 た。
閘R(CDCI+、δ) : 0.89 (6H,d、 J=7Hz)、 1. 89 (IH,ml、2.4−2.6(2H,ml、 2.53 (2H,d、  JニアHz)、 3.07 (2H,t、 JニアHz)、 5.45−5. 65 (2H,ml、 5.9 (IH,ml、 7.22 (2H,d、 J =8Hz)、 7.88 (2H,d。
J=8Hz l。
マグネシウム(783mg)及びヨウ素(5mg)のテトラヒドロフラン(50 ml)懸濁液を攪拌しているところへ、2−ブテニルクロリド(2,64m1) のテトラヒドロフラン(15ml)溶液を50°Cで滴下した。30分間攪拌後 、塩化アルミニウム(4,7g)のエーテル(17ml)溶液を一78°Cで添 加し、さらに10分間攪拌し、4−イソブチルベンゼン(3,9g)のテトラヒ ドロフラン(2ml)溶液を添加し、反応混合物を0°Cまで加温した。1.  5時間後、塩化アンモニウム水溶液を加え、混合物をエーテルで抽出した。有機 層を水及び食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上濃縮してシリカゲ ルクロマトグラフィー(ヘキサン:エーテル=5 : 1)に付し、(E)−1 −(4−イソブチルフェニル)−3−ペンテン−1−オール(2,07g)を得 た。
NMR(CDC1ff、δ) : 0.89 (12H,d、 J=7Hz)、  1.59 (3H,d、 J=7Hz)。
1.84 (IH,ml、2.46 (4H,d、 J=7Hz)、 2.35 −2.7 (2H,ml、 4.68(IH,dd、 J=7.5Hz)、 5 .3−5.75 (2H,ml、 7.12 (2H,d、 J:8Hz)。
7.26 (2H,d、 J=8Hz)。
製造例4 クロロトリメチルシラン(16,3g)及びトリエチルアミン(30,3g)の N、 N−ジメチルホルムアミド(50ml)溶液に4′ −イソブチルアセト フェノン(22,0g)を添加した。黄色固体を直ちに濾取し、濾液を20時間 還流させた。混合物を冷却し、ヘキサンで希釈し、冷却した炭酸水素ナトリウム 水溶液で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣を減圧 下で蒸留し、4−イソブチル−α−トリメチルシリルオキシスチレン(9,0g )を油状物として得た。
NMR(cDc12. δ) : 0.16 (9H,s)、 1.65−1. 85 (IH,ml、2.35 (2)1゜d、 J=7Hz)、 4.27  (IH,d、 J=1.5Hz)、 4.76 (IH,d、 J=1.5Hz )。
6.98 (2H,d、 J=8.5Hz)、 7.38 (2H,d、 J= 8.5Hz)。
製造例5 ヨードシルベンゼン(2,18g)をエタノール(45ml)に溶解し、三フッ 化ホウ素エーテル錯化合物(2,55g)を加えた。混合物を一70″Cで攪拌 した後、4−イソブチル−α−トリメチルシリルオキシスチレン(2,24g) を加えた。この混合物を一70°Cで30分間攪拌した後、温度を室温まで徐々 に上昇させた。エタノールを留去し水を加えた。混合物を炭酸水素ナトリウム水 溶液で中和した。この混合物をジクロロメタンで抽出し、有機層を硫酸マグネシ ウムで乾燥し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液  へキサン:酢酸エチル=94+6)に付し、4′−イソブチル−2−エトキシ アセトフェノン(1,90g)を油状物として得た。
NMR(CDC13,δ) : 0.91 (6H,d、 J=7Hz)、 1 .30 (3H,t、 J=7Hz)、 1.8− 2.0 (IH,m)、2 .53 (2H,d、JニアHz)、3.65 (2H,q、J=7Hz)。
4.74 (2H,s)、 7.24 (2H,d、 J=8Hz)、 7.8 7 (2H,d、 J=8Hz)。
製造例6 4′−イソブチル−2−エトキシアセトフェノン(1,02g)を(+)−B− クロロジイソピノカンフエイルボラン(1,78g)のテトラヒドロフラン(5 ml)溶液に一20°Cで添加した。4時間後、溶媒を留去し、残渣をジエチル エーテル(40ml)に溶解し、ジェタノールアミン(1,1m1)を添加し、 混合物を室温で1時間攪拌した。
固形物を濾取し、ジエチルエーテルで洗浄した。合わせた濾液を濃縮し、残渣を シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液 ヘキサン:酢酸エチル=6 :  1)に付し、(S)−1−(4−イソブチルフェニル)−2−エトキシエタノ ール(960mg)を油状物として得た。
NMR(CDC13,δ) : 0.89 (6H,d、 J=7Hz)、 1 .25 (3H,t、 J=7Hz)、 1.75−1.95 (IH,m)、  2.47 (2H,d、 J=7Hz)、 2.79 <IH,S)。
3.35−3.7 (4H,m)、 4.87 (IH,dd、 J:5.5H z、 6.5Hz)、 7.12 (2H。
d、 J=8.5)1z)、 7.29 (2H,d、 J=8.5Hz)。
製造例7 製造例6と同様にして、4′−イソブチル−2−エトキシアセトフェンを(−) −B−クロロジイソピノカンフエイルボランと処理することにより次の化合物を 得た。
(R)−1−(4−イソブチルフェニル)−2−エトキシエタノールNMR(C DCI、、 δ) : 0.89 (6H,d、 J=7Hz)、 1.25  (3H,t、 JニアHz)。
1.75−1.95 (IH,ml、 2.47 (2H,d、 J=7Hz) 、 2.79 (IH,sl。
3.35−3.7 (4H,m)、 4.87 (IH,dd、 J=5.5H z、 6.5Hz)、 7.12(2H,d、 J:8.5Hz)、 7.29  (2H,d、 J=8.5Hz)。
製造例8 塩化ベンジルマグネシウム(1,51g)のジエチルエーテル(100ml)溶 液に4−ヘプタノン(1,14g)を添加した。混合物をO″Cで30分間攪拌 した後、塩化アンモニウム水溶液を加えた。有機層を分離し、水及び食塩水で洗 浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液 ヘキサン:酢酸エチル= 9 : 1)に付し、l−フェニル−2−プロピル−2−ペンタノール(0,4 1g)を油状物として得た。
NMR(CDCh、 δ) : 0.8−1.0 (6H,m)、 1.3−1 .7 (9H,ml、 2.38(IH,t、 Jニア、5Hz)、 2.74  (IH,s)、 7.15−7.4 (5H,m)。
製造例9 1−フェニル−2−プロピル−2−ペンタノール(1,60g)のピリジン(2 0ml)溶液に塩化チオニル(5ml)を0°Cで加えた。混合物を0°Cで1 時間攪拌し、氷水に注ぎ、ジェチニルエーテルで抽出した。有機層を0.5N塩 酸及び水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をメタノール( 10ml)と1. 4−ジオキサン(15ml)との混合物に溶解し、10%パ ラジウム−炭素(0,2g)を加えた。この混合物を水素雰囲気下(3気圧)室 温にて2時間攪拌した。
触媒を除き、溶媒を留去してl−フェニル−2−プロピルペンタン(374mg )を油状物として得た。
NMR(CDC13,δ) : 0.86 (6H,t、 JニアHz)、 1 .1−1.45 (8H,m)、 1.55−1.75 (IH,ml、 2. 52 (2H,d、 JニアHz)、 7.1−7.35 (5H,ml。
製造例10 ナトリウムの小片をメタノール(25ml)に少しづつ加えた後、4′−イソブ チル−2−クロロアセトフェノンのメタノール(10ml)溶液を添加した。こ の混合物を50°Cで1時間攪拌した後、クエン酸水溶液で中和し、酢酸エチル で抽出した。有機層を水及び食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮 した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出液 へキサン:酢酸エチル= 9 : 1)に付し、4゛ −イソブチル−2−メトキシアセトフェノン(14 2mg)を油状物として得た。
NMR(CDCh、δ) : 0.91 (6H,d、JニアHz)、1.75  − 2.05 (IH,ml、2.53(2H,d、 J=7Hz)、 3. 51 (3H,s)、 4.70 (2H,s)、 7.24 (2H,d。
J=8.5Hz)、 7.86 (2H,d、 J:8.5Hz)。
製造例11 製造例1Oと同様にして次の化合物を得た。
4′ −イソブチル−2−エトキシアセトフェノンNMR(CDCh、δ) :  0.91 (6H,d、J=7Hz)、1.30 (3H,t、JニアHz) 、1.8−2,0(IH,n+)、 2.53 (2H,d、 JニアHz)、  3.66 (2H,q、 J=7Hz)。
4.73 (21(、s)、 7.24 (2H,d、 J:8.5Hz)、  7.87 (2H,d、 J:8.5Hz)。
製造例12 4′−イソブチル−3−クロロプロビオノフエノン(1,12g)及び炭酸カリ ウム(2,07g)のメタノール(10ml)中温合物を室温で5時間攪拌した 。不溶物を濾取し、濾液を酢酸エチルと0.5N塩酸との混合物中に注いだ。有 機層を分離し、水及び食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して4 ゛−イソブチル−3−メトキシブロビオノフェノン(1,10g)を油状物とし て得た。
NMR(CDC13,δ) : 0.90 (6H,d、 Jニア)1z)、  1.8−2.0 (IH,m)、 2.53(2H,d、 JニアHz)、 3 .23 (2H,t、 JニアHz)、 3.38 (3H,s)、 3.82  (2H。
t、 J=7Hz)、 7.23 (2H,d、 J=8.5Hz)、 7.8 8 (2H,d、 J=8.5Hz)。
製造例I3 製造例12と同様にして次の化合物を得た。
4′ −イソブチル−3−エトキシブロビオノフエノンN)4R(CDCh、δ ) : 0.91 (6H,d、 J=7Hz)、 1.20 (3H,t、  JニアHz)。
1.80−2.0 (IH,ml、 2.53 (2H,d、 JニアHz)、  3.26 (2H,t。
J=7Hz)、 3.55 (2H,q、 JニアHz)、 3.87 (2H ,t、 JニアHz)、 7.23(2H,d、 J:8.5Hz)、 7.8 9 (2H,d、 J=8.5Hz)。
製造例14 2−ブチノイルクロリド(556mg)の塩化メチレン(10ml)溶液を攪拌 しているところへ、塩化アルミニウム(721mg)を添加した。10分後、反 応混合物にイソブチルベンゼン(0,85m1)を加えた。30分後、反応混合 物に水を加え、塩化メチレンで抽出した。
有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液及び食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥 し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:塩化メ チレン=1 : 1)に付し、1−(4−イソブチルフェニル)−2−ブチン− 1−オン(496mg)を得た。
NMR(CDCIs、δ) : 0.91 (6H,d、 JニアHz)、 1 .91 (IH,n+)、 2.16 (3H。
s)、 2.55 (21(、d、 J=7)1z)、 7.25 (2)1.  d、 J=8Hz)、 8.06 (2H,d。
J:8Hz )。
製造例15 製造例14と同様にして次の化合物を得た。
(1)(E)−1−(4−イソブチルフェニル)−2−ペンテン−1−オン NMR(CDCh、δ) : 0.91 (f;H,d、 J=7Hz)、 1 .14 (3H,t、 J=7Hz)、 1.90(IH,m)、 2.34  (2H,ml、 2.54 (2H,d、 J=7Hz)、 6.88 (IH ,dt。
J:11.1Hz)、 7.12 (IH,dt、 J=11.6Hz)、 7 .23 (2H,d、 J=9Hz)。
7.87 (2H,d、 J:9Hz)。
(2)4° −イソブチル−3−クロロプロビオノフェノンNMR(CDCh、 δ) : 0.91 (6M、 d、 J=7Hz)、 1.7−2.05 ( 1B、 m)、 2.55(2H,d、 J=7Hz)、 3.45 (2H, t、 JニアHz)、 3.93 (2H,t、 J=7Hz)。
7.26 (2H,d、 J=8.5Hz)、 7.88 (2H,d、 J: 8.5Hz)。
(3)4° −イソブチル−2−クロロアセトフェノンN)a (CDCh、δ ) : 0.91 (6H,d、 J=7Hz)、 1.75−2.05 (I H,m)。
2.55(2H,d、 JニアHz)、 4.70 (2H,s)、 7.27  (2H,d、 J:8.5Hz)。
7.88 (2H,d、 J=8.5Hz)。
(4)4− (2−プロピルペンチル)ベンゾイルクロリドPJMR(CDCb 、δ) : 0.87 (6H,t、 J=7Hz)、 1.1−1.45 ( 8H,ml。
1.6−1.8 (IH,ml、 2.61 (2H,d、 J=7Hz)、  7.28 (2H,d。
J=8.5Hz)、 8.03 (2H,d、 J=8.5Hz)。
(5)3− (4−フルオロベンゾイル)インドールNMR(DMSO−d、  、δ) : 7.2−7.55 (5H,m)、 7.55−7.fli (2 H,m)、 7.8−8.0 (3H,ml、 8.22 (IH,ml。
製造例16 インドール(936mg)のテトラヒドロフラン(15ml)溶液に3M臭化メ チルマグネシウム溶液(2ml)を添加した。混合物を室温で30分間攪拌した 後、4−(2−プロピルペンチル)ベンゾイルクロリド(445mg)のテトラ ヒドロフラン(10ml)溶液を加えた。
1時間攪拌後、混合物を氷−0,5N塩酸中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有 機層を水及び炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、 濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液 へキサン:酢 酸エチル=4 : 1)に付し、3− [4−(2−プロピルペンチル)ベンゾ イルコインドール(114mg)を固体として得た。
NMR(DMso−as、δ) : 0.86 (6H,t、 J=7Hz)、  1.15−1.45 (8H,ml。
1.6−1.8 (IH,ml、 2.60 (2H,d、 JニアHz)、  7.2−7.35 (4H,ml。
7.5−7.6 (IH,ml、 7.72 (2H,d、 J=8.5Hz) 、 7.95 (IH,s)。
8.2−8.3 (IH,ml。
製造例17 1−(4−イソブチルフェニル)−2−ブチン−1−オン(467m g )の エタノール(8ml)溶液を攪拌しているところへ、水素化ホウ素ナトリウム( 101mg)を室温で加えた。1時間後、リン酸水素カリウム水溶液を加えて減 圧下で濃縮した。残渣をエーテルで抽出した。有機層を水及び食塩水で洗浄し、 硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフ ィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:l)に付し、1−(4−イソブチルフェニル )−2−ブチン−1−オール(338mg)を得た。
NMR(CDC13,δ) : 0.89 (6H,d、 JニアHz)、 1 .85 (IH,ml、 1.91 (3H。
d、 J:2Hz)、 2.47 (2H,d、 JニアHz)、 5.41  (IH,ml、 7.04 (2H,d。
J=8Hz)、 7.43 (2H,d、 J=8Hz)。
製造例18 製造例17と同様にして次の化合物を得た。
(1)1−(4−イソブチルフェニル)−4−ペンテン−1−オールNMR(C DCh、δ) : 0.89 (6H,d、 JニアHz)、 1.7−2.3  (5H,m)、 2.45(2H,d、 JニアHz)、 4.67 (IH ,t、 JニアHz)、 4.9−5.1 (2H,m)、 5.84(LH, n+)、 7.11 (2H,d、 J=8Hz)、 7.24 (2H,d、  J=8Hz)。
(2)1−(4−イソブチルフェニル)−3−メトキシ−1−プロパツール NMR(CDC13,δ) : 0.89 (6H,t、 JニアHz)、 1 .75−2.15 (3H,m)、 2.47(2H,d、 J=7Hz)、  3.38 (3H,S)、 3.5−3.7 (2H,ro)、 4.85−4 .95(IH,m)、 7.12 (2H,d、 J=8.5Hz)、 7.2 7 (2H,d、 J=8.5Hz)。
(3)1−(4−イソブチルフェニル)−3−エトキシ−1−プロパツール NMR(CDCh、δ) : 0.90 (6H,d、 J=7Hz)、 1. 23 (3H,t、 JニアHz)、 1.75−2.15 (3H,ml、  2.47 (2H,d、 J=7Hz)、 3.45−3.7 (5H,m)。
4.85−4.95 (IH,+111.7.11 (2H,d、 J=8.5 Hz)、 7.28 (2H,d。
J=8.5H2) 。
(4)l−(4−イソブチルフェニル)−2−メトキシエタノールIGIR(C DCI、、δ) : 0.89 (6H,d、 J=7Hz)、 1.7−1. 95 (IH,m)、 2.47(2H,d、 J=7Hzl、 3.35−3 .6 (51(、m)、 4.87 (IH,dd、 J=5.5Hz。
6.5Hz)、 7.12 (2H,d、 J:8.5Hz)、 7.29 ( 2H,d、 J=8.5Hz)。
(5)]−(]4−イソブチルフェニル−2−エトキシエタノールNMR(CD Cb、 δ) : 0.89 (6H,d、 JニアHz)、 1.25 (3 H,t、 JニアHz)。
1.75−1.95 (IH,m)、 2.47 (2H,d、 J=7Hz) 、 2.79 (IH,s)。
3.35−3.7 (4H,m)、 4.87 (11(、dd、 J=5.5 Hz、 6.5Hzl、 7.12 (2H。
d、 J:、8.5H2)、 7.29 (2H,d、 J:8.5Hz)。
製造例19 6−ウンデカノール(10,0g)及び四臭化炭素(38,5g)のテトラヒド ロフラン(400m l )溶液にトリフェニルポスフィン(30,4g)を加 えた。混合物を室温で5時間攪拌した。白色固体を濾取した後、濾液を濃縮した 。N−ヘキサン(400ml)を残渣に加え、沈澱を濾取した。濾液を濃縮し、 残渣の油状物を減圧下蒸留して、6−ブロモウンデカン(9,38g)を無色油 状物として得た。
NMR(CDCI、、δ) : 0.90 (6H,t、J=IHz’)、1. 15 − 1.65 (12H,m)、1.7−1.95 (4H,m)、 3 .95−4.1 (IH,m)。
製造例20 製造例19と同様にして次の化合物を得た。
(1)4−ブロモヘプタン ?JNR(CDCI 、、δ) : 0.93 (6H,t、 JニアHz)、  1.35−1.65 (4H,m)。
1.7−1.9 (4H,m)、 4.0−4.15 (IH,ml。
(2)7−プロモドリデカン NMR(CDC13,δl : 0.89 (6H,t、JニアHz)、1.2  − 1.7 (16H,ml、1.75−1.9 (4H,m)、 3.95 −4.1 (IH,m)。
(3)8−ブロモペンタデカン N)4R(CDC13,δ) : 0.88 (6H,t、 JニアHz)、  1.2−1.6 (20H,m)、 1.7−1.9 (4H,m)、 3.9 5−4.1 (IH,m)。
(4)9−ブロモヘプタデカン N)4R(CDCI、、δ) : 0.88 (6H,t、 JニアHz)、  1.2−1.65 (24H,m)、 1.75−1.9 (4H,m)、 3 .95−4.1 (II(、m)。
(5)4−ブロモウンデカン NMR(CDCI、、δ) : 0.8−1.0 (6H,m)、 1.2−1 .65 (12H,m)、 1.7−1.9 (4H,m)、 3.95−4. 1 (IH,ml。
製造例21 実施例5と同様にして次の化合物を得た。
4− [3−(4−フルオロベンゾイル)インドール−1−イル]酪酸エチル NMR(CDCh、δ) : 1.22 (3H,t、JニアHz)、2.1  − 2.4 (4H,m)、4.12(2H,q、 JニアHz)、 4.27  (2H,t、 JニアHz)、 7.18 (2H,t、 J:9Hz)。
7.3 − 7.5 (3J(、m)、7.54 (IH,s)、7.86 < 2H,ml、8.38 (1)1. ra)。
実施例1 4− C3−(4−ヒドロキシベンゾイル)インドール−】−イル]酪酸エチル (188mg)、1−(4−イソブチルフェニル)−2−ブチン−1−オール( 108mg)及びトI功エニルポスフィン(140m g )のテトラヒドロフ ラン(5ml)中温合物にアブジカルボン酸ジエチル(0,084m1)を0″ Cで加えた。1時間後、混合物を減圧下で溶媒留去し、シリカゲルクロマトグラ フィー(ヘキサン:酢酸エチル;3:1)に付し、4−[3−[4−[1−(4 −イソブチルフェニル)−2−プチニルオキシコペンゾイル]インドール−1− イル]酪酸エチル(28mg)を得た。
NMR(CDCh、 6 ) : 0.90 (6H,d、 J=7Hz)、  1.22 (3H,t、 JニアHz)。
1.8−2.0 (IH,m)、 1.92 (3H,d、 J=2Hz)、  2.15−2.4 (4H,m)。
2.50 (2H,d、 J=7Hz)、 4.11 (2H,q、 J=7H z)、 4.27 (2H,t。
、JニアHz)、 5.87 (IH,d、 J=2Hz)、 7.1−7.5  (7H,m)、 7.52 (2H,d。
J=8Hz)、 7.60 (IH,s)、 7.84 (2H,d、 J:9 Hz)、 8.39 (1)f、 m)。
実施例1と同様にして次の化合物を得た。
(+)4− [3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−4−ペンテニル オキシ]ベンゾイル]インドール−1−イル]酪酸エチルNMR(CDCh、δ ) : 0.88 (6H,d、 J=7Hz)、 1.21 (3H,t、  JニアHz)、 1.7−2.4 (9H,rn)、 2.45 (2H,d、  J=7Hz)、 4.09 (2H,q、 J=7Hz)。
4.23 (2H,t、 JニアHz)、 4.95−5.25 (2H,m) 、 5.87 (IH,ml、 6.92(2H,d、 J=9Hz)、 7. 12 (2H,d、 J:8Hz)、 7.2−7.45 (5H,m)。
7.53 (IH,s)、 7.73 (2H,d、 J=9Hzl、 8.3 7 (IH,m)。
(2)(E)−4−[3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−3−ペン テニルオキシ]ベンゾイルコインドール−1−イル]酪酸エチル NMR(CIX:1.、δ) : 0.88 (6H,d、 J=7Hz)、  1.19 (3H,t、 JニアHz)、 1.55(3H,d、 J=7Hz )、 1.84 (IH,ml、 2.1−2.35 (4H,ml、 2.4 4 (2H。
d、 J=7Hz)、 2.55−2.9 (2H,ml、 4.10 (2H ,q、 J=7Hz)、 4.23(2H,t、 JニアHz)、 5.18  (IH,t、 J=71(z)、 5.4−5.7 (2H,m)、 6.92 (2H,d、 J:9H2)、 7.11 (2H,d、 J:8Hz)、 7 .2−7.45 (5H,m)。
7.52 (IH,s)、 ?、72 f2H,d、 J=9Hz)、 8.3 5 (IH,m)。
(3)4− [3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−3−メトキシプ ロポキシ]ベンゾイル]インドール−1−イル]酪酸エチルNMR(CDCI) 、δ) : 0.89 (6H,d、 JニアHzl、 1.20 (3H,t 、 J=7Hz)、 1.75−1.95 (IH,ml、 2.0−2.4  (6H,m)、 2.46 (2H,d、 JニアHz)、 3.3−3.5  (4H,ml、 3.55−3.7 (IH,m)、 4.10 (2H,q、  J=7Hz)、 4.23(2H,t、 J=7Hz)、 5.40 (IH ,dd、 J:2.5 Hz、 7Hz)、 6.95 (2H,d。
J=9Hz)、7.12 (2H,d、J=8.5Hz)、7.2 − 7.4 5 (5H,m)、7.53 (IH。
s)、 7.74 (2H,d、 J=8.5Hz)、 8.3−8.4 (I H,m)。
(4)4− [3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−3−エトキシプ ロポキシ]ベンゾイル]インドール−I−イル]酪酸エチルNMR(CDC1z 、δ) : 0.88 (6H,d、 J=7Hz)、 1.20 (6H,t 、 J=7Hz)。
1.75−1.95 (IH,m)、 2.0−2.4 (6H,m)、 3. 4−3.7 (4H,m)。
4.10 (2H,q、 JニアHz)、 4.23 (2H,t、 JニアH z)、 5.40 (IH,dd。
J:2.5Hz、 7Hz)、 6.96 (2H,d、 J:9Hz)、 7 .12 (2H,d、 J:8.5Hz)。
7.25−7.45 (5H,m)、 7.53 (IH,s)、 7.74  (2H,d、 J=9Hz)。
8.3−8.4 (IH,m)。
(5)4− [3−[:4− [1−(4−イソブチルフェニル)−2−メトキ シエトキシ]ベンゾイル]インドール−1−イル]酪酸エチルNMR(CDC1 ff、δ) : 0.89 (6H,d、 J=7Hz)、 1.21 (3H ,t、 JニアHz)、 1.7−1.95 (IH,m)、 2.1−2.3 5 (4H,ml、 2.46 (2H,d、 JニアHz)。
3.48 (3H,s)、 3.6−3.72 (IH,m)、 3.78−3 .9 (IH,m)、 4.10(28,q、 J=7Hz)、 4.24 ( 2H,t、 J=7Hz)、 5.42 (IH,dd、 J=4.5Hz。
6Hz)、 6.98 (2H,d、 J:9Hz)、 7.13 (2H,d 、 J=8.5Hz)、 7.25−7.45 (5H,m)、 7.52 ( IH,5)、 7.74 (2B、 d、 J=8.5Hz)、 8.3−8. 4(”L mL (6)4− [3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−2−エトキシエ トキシ〕ベンゾイルコインドール−1−イル]酪酸エチルNMR(CDCb、δ ) : 0.89 (6H,d、 JニアHz)、 1.15−1.3 (6H ,m)、 1.75−1.95 (IH,m)、 2.1−2.35 (4H, m)、 2.46 (2H,d、 JニアHz)。
3.5−3.75 (3H,m)、 3.8−3.95 (IH,m)、 4. 10 (2H,q、 JニアHz)。
4.24 (2H,t、 JニアHz)、 5.41 (IH,dd、 J=4 .5Hz、 6Hz)、 6.98 (2H。
d、 J:9Hzl、 7.13 (2H,d、 J=8.5Hz)、 7.2 5−7.45 (5H,m)、 7.53(IH,s)、 7.74 (2H, d、 J:9Hz)、 8.3−8.4 (IH,ml。
(7)4− [3−[4−[(R)−1−(4−イソブチルフェニル)−2−エ トキシエトキシ]ベンゾイルコインドール−1−イルコ酪酸エチNMR(CDC I3.δ) : 0.88 (6H,d、 J=7Hz)、 1.15−1.3  (6H,n+)、 1.7−2.0 (IH,ml、 2.1−2.4 (4 H,m)、 2.47 (2H,d、 JニアHz)、 3.5−3.75 ( 3H,rn)、 3.8−3.95 (IH,m)、 4.10 (2H,q、  JニアHz)。
4.24 (2H,t、 JニアHz)、 5.42 (IH,dd、 J:4 .5Hz、 6Hz)、 6.98 (2H。
d、 J=9Hz)、 7.13 (2H,d、 J:8.5Hz)、 7.2 5−7.45 (5H,m)、 7.53(IH,s)、 7.74 (2H, d、 J=8.5Hz)、 8.3−8.4 (IH,n+)。
(8)4− [3−[4−[(S)−1−(4−イソブチルフェニル2−エトキ シエトキシ]ベンゾイル]インドール−l−イル]酪酸エチル IOIR (CIllC13,δ) : 0.89 (6H, d, JニアH z)、 1.15 − 1.35 (6H, m)、 1.V − 2.0 (IH, ml, 2.1 − 2.4 (4H, ml, 2. 46 (2H, d, J=7Hz)、 3.5 −3、75 (3H, m) 、 3.8 − 3.95 (IH, m)、 4.10 (2H, q, J =7Hz)、 4.24(2H, t, JニアHz)、 5.41 (IH,  dd, J=4.5Hz, 6Hz)、 6.98 (2H, d。
J=9Hz)、 7.13 (2H, d, J=8.5Hzl, 7.25  − 7.45 (5H, m)、 7.53(IH, s)、 7.74 (2 H, d, J:9Hz)、 8.3 − 8.4 (IH, m)。
実施例3 4− [3− (4−ヒドロキシベンゾイル)インドール−1−イル]酪酸エチ ル(176mg)、6−ブロモウンデカン(176mg)及び炭酸カリウム(2  0 7mg)のN, N−ジメチルホルムアミド中混合物を室温で15時間攪 拌した。反応混合物を濾過し、濾液を西乍酸エチルと水の混合物中に注いだ。有 機層を分離し、水及び食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒留去し た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー に付し、4− [3− [4− (1−ペンチルヘキシルオキシ)ベン゛ブイル ]インドールー1ーイル]酪酸エチル(118mg)を油状物として?辱だ。
NMR (CDCh.δ) : 0.89 (6H, m)、 1.15 −  1.8 (19H, m)、 2.1 − 2.4(4H, m)、 4.12  (2H, q, J=7Hz)、 4.2 − 4.4 (3H, m)、  6.96 (2H。
d, J=9Hz)、 7.25 − 7.5 (3H, ml, 7.60  (IH, s)、 7.83 (28, d。
J:9Hz)、 8.35 − 8.45 (IH, ml。
実施例4 実施例3と同様にして次の化合物を得た。
(1)4− [3− [4− (1−プロピルブトキシ)ベンゾイル]インドー ルーlーイル]酪酸エチル NMR (CDC13,δ) : 0.94 (6H, t, JニアHz)、  1.22 (3H, t, JニアHz)、 1.3− 1.8 (8H,  ml, 2.1 − 2.4 (4H, ml, 4.12 (2H, q,  JニアHz)、 4.3 −4、45 (3H, ml, 6.96 (2H,  d, J=9Hz)、 7.25 − 7.5 (3H, m)、 7.60 (IH, s)、 7.82 (2H, d, J:9Hz)、 8.35 −  8.45 (IH, m)。
(2)4− [3− [4− (1−へキシルへブチルオキシ)ベンゾイルコイ ンドール−1−イル]酪酸エチル NMR (CDCI,、δ) : 0.89 (6H, t, JニアHz)、  1.15 − 1.5 (19H, ml, 1.55− 1.8 (4H,  n+)、 2.15 − 2.4 (4H, ml, 4.12 (2B,  q, JニアHz)、 4.2− 4.4 (3H, m)、 6.96 (2 H, d, J:9Hz)、 7.25 − 7.5 (3H, m)、 7. 60(IH, s)、 7.83 (2H, d, J:9Hz)、 8.35  − 8.45 (IH, ml。
(3)4− [3− [4− (1−へブチルオクチルオキシ)ベンゾイルコイ ンドール−1−イル]酪酸エチル NMR (CDC13,δ) : 0.88 (6H, t, J=7Hz)、  1.2 − 1.5 (23H, +”L 1.55− 1.8 (4H,  m)、 2.15 − 2.4 (4H, rn)、 4.12 (2H, q , J=7Hz)、 4.2− 4.4 (3H, n+)、 6.95 (2 H, d, J=9Hz)、 7.25 − 7.5 (3H, m)、 7. 60(IH, s)、 7.83 (2H, d, J=9Hz)、 8.35  − 8.45 (IH, m)。
(4)4− [3− [4− (1−オクチルノニルオキシ)ベンゾイルコイン ドール−1−イル]酪酸エチル NMR (CDC13,δ) : 0.88 (6H, t, J=7Hz)、  1.2 − 1.5 (27H, ml, 1.55− 1.8 (4H,  ml, 2.15 − 2.4 (4H, ml, 4.12 (2H, q,  JニアHz)、 4.2− 4.4 (3H, ml, 6.95 (2H,  d, J:9Hz)、 7.25 − 7.5 (3H, ml, 7.60 (IH, s)、 7.82 (2H, d, J:9Hz)、 8.35 −  8.45 (LH, ml。
(5)4− [3− [4− (1−プロピルオクチルオキシ)ベンゾイルコイ ンドール−1−イル]酪酸エチル NMR (CDC13,δ) : 0.8 − 1.0 (6H, m)、 1 .2 − 1.8 (19H, ml, 2.15 −2、4 (4H, m) 、 4.12 (2H, q, JニアHz)、 4.2 − 4.4 (3H , m)、 6.97(2H, d, J:9Hz)、 7.25 − 7.5  (3H, m)、 7.60 (IH, s)、 7.83 (2H。
d, J:9Hz)、 8.35 − 8.45 (IH, ml。
(6)4− [3− (4−へキシルオキシベンゾイル)インドール−1−イル ]酪酸エチル NMR (CDCl*,δ) : 0.91 (3H, t, JニアHz)、  1.22 (3H, t, JニアHz)、 1.3−1.6 (6H, m l, 1.75 − 1.9 (2H, m)、 2.15 − 2.4 (4 H, ml, 4.0 −4、2 (4H, m)、 4.27 (2H, t , 、y:’7)IZ)、 6.98 (2H, d, J:9Hz)、 7. 25− 7.5 (3H, m)、 7.58 (IH, s)、 7.84  (2H, d, J=9Hz)、 8.35 −8、45 (IH, ml。
実施例5 3−[4− (2−プロピルペンチル)ベンゾイルコインドール(109mg) 、4−ブロモ酪酸エチル(77mg)及び炭酸カリウム(136mg)のジメチ ルホルムアミド(3ml)中混合物を室温で16時間攪拌した。不溶物を濾取し 、濾液を酢酸エチルと水の混合物中に注いだ。
有機層を分離し、水及び食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した 。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出液 へキサン:酢酸エチル =4 : 1)に付し、4− [3− [4− (2−プロピルペンチル)ベン ゾイルコインドール−1−イルコ酪酸エチル(142mg)を油状物として得た 。
N)4R (CDCh,δ) : 0.89 (6H, t, JニアHz)、  1.15 − 1.5 (IH, ml, 1.6 −1、8 (LH, m )、 2.1 − 2.4 (4H, m)、 2.61 (2H, d, J ニアHz)、 4.11(2H, q, JニアHz)、 4.27 (2H,  t, J=7Hz)、 7.2 − 7.5 (5H, m)、 7.59( IH, s)、 7.75 (2H, d, J:8.5Hz)、 8.35  − 8.45 (IH, m)。
実施例6 4− [3− [4− (1−ペンチルヘキシルオキシ)ベンゾイルコインドー ル−1−イル]酪酸エチル(112mg)のエタノール(2ml)及び1. 4 −ジオキサン(2ml)溶液にIN水酸化ナトリウム水溶液(1ml)を加えた 。混合物を室温で2時間攪拌した後、酢酸エチルと0、5N塩酸の混合物中に注 いだ。有機層を分離し、水及び食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶 媒留去して4− [3− [4− (1−ペンチルヘキシルオキシ)ベンゾイル コインドール−1−イルコ酪酸(86mg)を油状物として得た。
NMR (cDcl.、δ) : 0.89 (6H, t, JニアHz)、  1.2 − 1.8 (16H, ml, 2.1 −2、3 (2H, m l, 2.40 (2H, t, JニアHz)、 4.2 − 4.4 (3 H, m)、 6.95(2H, d, J:9Hz)、 7.25 − 7. 45 (3H, m)、 7.61 (IH, s)、 7.82(2H, d , J=9Hz)、 8.3 − 8.4 (IH, m)一実施例7 実施例6と同様にして次の化合物を得た。
(1)4− [3− [4− [1− (4−イソブチルフェニル)−2−ブチ ニルオキシ]ベンゾイルコインドール−1−イル]酪酸NMR (CDCh.δ ) : 0.90 (6H, d, J=7Hz)、 1.75 − 2.0  (IH, ml, 1.90(3H, d, J=2Hz)、 2.1 − 2 .3 (2H, m)、 2.3 − 2.45 (2H, ml, 2.49 (2H, d, JニアHz)、 4.27 (2H, t, JニアHz)、  5.84 (IH, d, J:2Hz)。
7、1 − 7.45 (7H, m)、 7.51 (2H, d, J=8 Hz)、 7.60 (2H, d。
J:9Hz)、 8.37 (IH,11)。
(2)(E)−4−[3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−2−ペン テニルオキシ]ベンゾイル]インドール−1−イル]酪酸NMR(CDC13, δ) : 0.8B (6H,d、 J=7Hz)、 0.93 (3H,t、  J=7Hz)、 1.47(2H,n+)、 1.82 (IH,it)、  2.1−2.5 (6H,n+)、 4.25 (2H,t。
、JニアHz)、 5.88 (IH,t、 JニアHz)、 7.0−7.1  (4H,m)、 7.2−7.45(7H,m)、 7.57 (IH,s) 、 7.77 (2H,d、 J:8Hz)、 8.35 (IH,m)。
(3)4− [3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−4−ペンチニル オキシ]ベンゾイル]インドール−1−イル]酪酸N!4R(CDCh、δ)  : 0.88 (6H,d、 JニアHz)、 1.7−2.3 (7H,ml 、 2.38(2H,t、 JニアHz)、 2.43 (2H,d、 J=7 Hz)、 4.23 (28,t、 JニアHz)。
4.9−5.25 (2H,ml、 5.86 (IH,ml、 6.91 ( 2H,d、 J=9Hz)、 7.11(2H,d、 J:8Hz)、 7.2 −7.45 (5H,m)、 7.53 (IH,s)、 7.72 (2H。
d、 J=9Hz)、 8.33 (IH,m)。
(4)(E) −4−[3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−3−ペ ンチニルオキシ]ベンゾイル]インドール−1−イル]酪酸NMR(CDC1t 、δ) : 0.87 (6H,d、 JニアHz)、 1.54 (3H,d 、 JニアHz)、 1.83(IH,m)、 2.18 (2H,ml、 2 .37 (2H,t、 JニアHz)、 2.43 (2H,d。
J=7Hz)、 2.5−2.9 (2H,m)、 4.23 (2H,t、  JニアHz)、 5.17 (IH,t。
J=7Hz)、 5.35−5.6 (2H,ml、 6.92 (2H,d、  J:9Hz)、 7.10 (2H。
d、 J=8Hz)、 7.2−7.45 (5H,m)、 7.53 (IH ,s)、 7.72 (2H,d。
J=8Hz)、 8.33 (IH,II+)。
(5)4− [3−[4−(1−プロピルブトキシ)ベンゾイルコインドール− 1−イル]酪酸 XR(CDCh、δ) : 0.94 (6H,t、 J=7Hz)、 1.3 −1.8 (8H,m)、 2.15−2.35 (2H,m)、 2.40  (2H,t、 JニアHz)、 4.2−4.45 (3H,m)、 6.95 (2H,d、 J=9Hz)、 7.25−7.45 (3H,o+)、 7. 61 (IH,s)、 7.82(2H,d、 J=9Hz)、 8.35−8 .4 (IH,ml。
(6)4− [3−[4−(1−へキシルへブチルオキシ)ベンゾイルコインド ール−1−イル]酪酸 NMR(cDcl、、δ) : 0.89 (6H,t、 JニアHz)、 1 .2−1.5 (16H,n+)、 1.55−1.8 (4H,m)、 2. 15−2.3 (2H,n+)、 2.41 (2H,t、 J=7Hz)、  4.2−4.4 (3H,n+)、 6.95 (2H,d、 J:9Hz)、  7.25−7.5 (3H,n+)。
7.61 (18,s)、 7.83 (2H,d、 J:9Hz)、 8.3 5−8.45 (IH,ri)。
(7)4− [3−[4−(1−ヘプチルオクチルオキシ)ベンゾイルコインド ール−1−イルコ酪酸 NMR(CDC13,δ) : 0.88 (6H,t、 J=7Hzl、 1 .15−1.5 (20H,ml、 1.55−1.8 (4H,m)、 2. 15−2.3 (2H,m)、 2.40 (2H,t、 J=7Hz)、 4 .2−4.4 (3H,m)、 6.95 (2H,d、 J=9Hz)、 7 .25−7.5 (3H,r++)、 7.61(IH,s)、 7.83 ( 2H,d、 J=9Hz)、 8.3−8.45 (IH,n+)。
(8)4− [3−[4−(1−オクチルノニルオキシ)ベンゾイルコインドー ル−1−イル]酪酸 NMR(cDcl、、δ) : 0.88 (6H,t、 J=7Hz)、 1 .2−1.5 (24H,ml、 1.55−1.8 (4H,m)、 2.1 5−2.3 (28,m)、 2.41 (2H,t、 JニアHz)、 4. 2−4.4 (3H,n+)、 6.96 (2H,d、 J=9Hz)、 7 .25−7.5 (3H,m)、 7.61(IH,s)、 7.83 (2H ,d、 J=9Hz)、 8.35−8.45 (IH,m)。
(9)4− [3−[4−(1−プロピルオクチルオキシ)ベンゾイルコインド ール−1−イル]酪酸 NMR(CDCh、δ) : 0.8−1.0 (6H,m)、 1.2−1. 8 (16H,m)、 2.15−2.3 (2H,m)、 2.40 (2H ,t、 JニアHz)、 4.2−4.4 (3H,m)、 6.96(2H, d、 J:9Hz)、 7.25−7.5 (3H,ml、 7.61 (IH ,s)、 7.83 (2H。
d、 J=9Hz)、 8.3−8.45 (IH,m)。
(10)4− [3−(4−へキシルオキシベンゾイル)インドール−1−イル ]酪酸 NMR(DMSO−da、δ) : 0.89 (3H,t、 JニアHz)、  1.2−1.55 (6H,m)。
1.65−1.85 (2H,m)、 1.95−2.15 (2H,m)、  2.24 (2H,t。
J=7Hz)、 4.07 (2H,t、 JニアHz)、 4.30 (2H ,t、 JニアHz)、 7.07 (2H。
d、 J=9Hz)、 7.2−7.4 (2H,ml、 7.65 (IH, d、 JニアHz)、 7.80 (2H。
d、 J=9Hz)、 8.02 (IH,s)、 8.2−8.3 (IH, m)。
(11)4− [3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−3−メトキシ ブロボキシコベンンゾイル]インドール−1−イル]酪酸N)4R(cDcl、 、δ) : 0.88 (6H,d、 J=7Hz)、 1.7−1.95 ( IH,ml。
2.0−2.5 (8H,m)、 3.3−3.5 (4H,ml、 3.55 −3.7 (IH,m)。
4.23 (2H,t、 J=7Hz)、 5.39 (IH,dd、 J=3 Hz、 7Hz)、 6.94 (2H。
d、 J=9Hz)、 7.11 (2H,d、 J:8.5Hz)、 7.2 −7.45 (5H,m)、 7.53(IH,s)、 7.73 (2H,d 、 J=9Hz)、 8.3−8.4 (IH,m)。
(12)4− [3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−3−エトキシ プロポキシコインドール−1−イル]酪酸NMR(CDC1,、δ) : 0. 88 (6H,d、 J=7Hz)、 1.20 (3H,t、 JニアHz) 。
1.7−1.95 (IH,m)、 2.0−2.5 (8H,m)、 3.4 −3.7 (4H,m)。
4.23 (2H,t、 J=7Hz)、 5.41 (18,dd、 J=2 .5Hz、 7Hz)、 6.95 (2H。
d、 J:9Hz)、 7.11 (2H,d、 J:8.5Hz)、 7.2 5−7.45 (5H,m)、 7.53(IH,s)、 7.73 (2H, d、 J=9Hz)、 8.3−8.4 (IH,m)。
(13)4− [3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−2−メトキシ エトキシ]ベンゾイル]インドール−1−イル]酪酸NMR(CDCh、δ)  : 0.89 (6H,d、 JニアHz)、 1.7−1.95 (IH,m )、 2.1−2.5 (6H,ml、 3.47 (3H,s)、 3.6− 3.7 (IH,ml、 3.75−3.9(IH,n+)、 4.23 (2 H,t、 JニアHz)、 5.42 (IH,dd、 J=4.5Hz、 6 Hz)。
6.97 (2H,d、 J:9Hz)、 7.12 (2H,d、 J=8. 5Hz)、 7.2−7.45 (5H。
m)、 7.52 (IH,s)、 7.73 (2H,d、 J:9Hz)、  8.3−8.4 (IH,ml。
(14)4−[3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−2−エトキシエ トキシ]ベンゾイル]インドール−1−イル]酪酸NMR(CDCh、δ) :  0.88 (6H,d、 JニアHz)、 1.22 (3H,t、 J=7 Hz)、 1.7−1.95 (IH,m)、 2.1−2.25 (2H,m )、 2.3−2.5 (4H,m)、 3.5−3.75 (3H,m)、  3.8−3.95 (IH,m)、 4.22 (2H,t、 JニアHz)、  5.40(IH,dd、 J=4.5Hz、 6Hz)、 6.97 (2H ,d、 J=9Hz)、 7.11 (2H,d。
J=8.5Hz)、 7.2−7.45 (5H,m)、 7.52 (IH, s)、 7.72 (2H,d。
J:9Hz)、 8.3−8.4 (IH,m)。
(15)4− [3−[4−[(R)−1−(4−イソブチルフェニル)−2− エトキシエトキシコペンゾイル]インドール−1−イル]酪酸NMR(CDCh 、δ) : 0.8B (6H,d、 J=7Hz)、 1.22 (3H,t 、 J=7Hz)、 1.7−2.0 (IH,ml、 2.1−2.5 (6 H,m)、 3.5−3.75 (3H,ml、 3.8−3.95 (IH, m)、 4.23 (2H,t、 JニアHz)、 5.41 (LH,dd、  J:4.5Hz。
6Hz)、 6.97 (2H,d、 J=9Hz)、 7.12 (2H,d 、 J=8.5Hz)、 7.2−7.45 (5H,o+)、 7.53 ( IH,s)、 7.73 (2H,d、 J=9Hz)、 8.3−8.4(I H,l11)。
(16)4− [3−[4−[(S)−1−(4−イソブチルフェニル)−2− エトキシエトキシコペンゾイル]インドール−1−イル]酪酸N14R(CDC I、、δ) : 0.88 (6H,d、 JニアHz)、 1.22 (3H ,t、 JニアHz)、 1.7−1.95 (IH,m)、 2.1−2.5  (6H,m)、 3.5−3.75 (3H,m)、 3.8−3.95 ( IH,m)、 4.24 (2H,t、 JニアHz)、 5.41 (IH, dd、 J=4.5Hz。
6Hz)、 6.98 (2H,d、 J=9Hz)、 7.12 (2H,d 、 J:8.5Hz)、 7.25−7.45 (5H,rn)、 7.52  (IH,s)、 7.73 (2H,d、 J=9Hz)、 8.3−8.4( IH,ml。
(17)4− [3−[4−(2−プロピルペンチル)ベンゾイルコインドール −1−イル]醋酸 NMR(CDCIs、δ) ; 0.88 (6H,t、J=7Hz)、1.1 5 − 1.55 (8H,m)、1.6−1.8 (IH,m)、 2.1− 2.5 (4H,m)、 2.60 (2H,d、 JニアHz)、 4.27 (2H,t、 J=7Hz、)、 7.2−7.5 (5H,m)、 7.60  (IH,s)、 7.76 (2H。
d、 J:8.5Hz)、 8.35−8.45 (IH,m)。
実施例8 (E)−1−(4−イソブチルフェニル)−2−ペンテン−1−オール(202 mg)のジメチルホルムアミド(3ml)溶液に水素化ナトリウム(41mg) を加え、40°Cで30分間加熱した。この溶液に4− [3−(4−フルオロ ベンゾイル)インドール−1−イル]酪酸エチル(327mg)を加え、混合物 を50℃で30分間加熱した。冷却後、トルエンで希釈し、混合物を水及び食塩 水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルク ロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3 : l)に付し、(E)−4− [3−[4−[1−(4−イソブチルフェニル)−2−ペンテニルオキシ]ベン ゾイル]インドール−1−イル]酪酸エチル(93mg)を得た。
N)4R(CDCl2. δ) : 0.88 (6H,d、JニアHz)、0 .94 (3H,t、JニアHz)。
1.20 (3H,t、 JニアHz)、 1.4−1.6 (2H,ml、  1.83 (IH,ml、 1.9−2.4 (4H,n+)、 2.44 ( 2H,d、 J=7Hz)、 4.10 (2H,q、 J=7Hz、)。
4.24 (2H,t、 JニアHz)、 5.89 (IH,t、 J=7H z)、 7.0−7.4 (IIH。
ml、 7.54 (IH,s)、 7.78 (2H,d、 J:9Hz)、  8.38 (IH,ml。
国際調査報告 。j7/jQ Qt/l’1115゜。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1はカルボキシ又は保護されたカルボキシ、R2は水素原子、低級ア ルキル又はハロゲン原子、R3は適当な置換基を有していてもよいアリール、A は低級アルキレン、 Xはメチレン、−O−又は−NH−、及びYは低級アルコキシで置換された低級 アルキレン、低級アルケニレン又は低級アルキニレン;又は Y−R3はアルキルを示す。) で表される化合物及びその医薬として許容される塩。
  2. 2.R1がカルボキシ又はエステル化されたカルボキシであり、R3が低級アル キルで置換されていてもよいアリールである請求の範囲第1項に記載の化合物。
  3. 3.R1がカルボキシ又は低級アルコキシカルボニルであり、R3が低級アルキ ルで置換されたフェニルである請求の範囲第2項に記載の化合物。
  4. 4.(1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1はカルボキシ又は保護されたカルボキシ、R2は水素原子、低級ア ルキル又はハロゲン原子、Aは低級アルキレン、 X1は−O−又は−NH−を示す。) で表される化合物又はその塩を、式: W1−Y−R3 (式中、R3は適当な置換基を有していてもよいアリール、Yは低級アルコキシ で置換された低級アルキレン、低級アルケニレン又は低級アルキニレン、又は Y−R3はアルキルを示し、 W1は離脱基を示す。) で表される化合物又はその塩と反応させ、式:▲数式、化学式、表等があります ▼ (式中、R1、R2、R3、A、X1及びYはそれぞれ前記定義の通りである。 ) で表される化合物又はその塩を得るか、或いは(2)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R2、R3、X及びYはそれぞれ前記定義の通りである。)で表される 化合物又はその塩を、式: W2−A−R1 (式中、R1及びAはそれぞれ前記定義の通りであり、W2は酸残基を示す。) で表される化合物又はその塩と反応させ、式:▲数式、化学式、表等があります ▼ (式中、R1、R2、R3、A、X及びYはそれぞれ前記定義の通りである。) で表される化合物又はその塩を得るか、或いは(3)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R2、R3、A、X及びYはそれぞれ前記定義の通りであり、R1は保 護されたカルボキシを示す。)で表される化合物又はその塩を、カルボキシ保護 基の脱離反応に付すことにより、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R2、R3、A、X及びYはそれぞれ前記定義の通りである。)で表さ れる化合物又はその塩を得るか、或いは(4)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1、R2及びAはそれぞれ前記定義の通りであり、W3は酸残基を示 す。) で表される化合物又はその塩を、式: H−X1−Y−R3 (式中、R3、X1及びYはそれぞれ前記定義の通りである。)で表される化合 物又はその塩と反応させ、式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1、R2、R3、A、X1及びYはそれぞれ前記定義の通りである。 ) で表される化合物又はその塩を得ることからなる、式:▲数式、化学式、表等が あります▼ (式中、R1、R2、R3、A、X及びYはそれぞれ前記定義の通りである。) で表される化合物又はその塩の製造方法。
  5. 5.請求の範囲第1項に記載の化合物又はその医薬として許容される塩を医薬と して許容される実質的に無毒性の担体又は賦形剤と共に含有する医薬組成物。
  6. 6.請求の範囲第1項に記載の化合物又はその医薬として許容される塩をヒト又 は動物に投与することからなるテストステロン5α−還元酵素が介在する疾患の 治療又は予防方法。
  7. 7.請求の範囲第1項に記載の化合物又はその医薬として許容される塩の医薬と しての用途。
  8. 8.請求の範囲第1項に記載の化合物又はその医薬として許容される塩のテスト ステロン5α−還元酵素阻害剤としての用途。
  9. 9.請求の範囲第1項に記載の化合物又はその医薬として許容される塩を医薬と して許容される実質的に無毒性の担体又は賦形剤と混合することからなる医薬組 成物の製造方法。
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