JPH07503691A - エンドレス・コンベヤ・ベルトを支持するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エンドレス・コンベヤ・ベルトを支持するための装置本発明は、エンドレス・コ ンベヤ・ベルトの通路の螺旋形部分に沿ってそれを支持するための装置に関する ものであり、前記装置は、夫々、ベルト・コンベヤの螺旋形部分の少なくとも一 部分に沿ってコンベヤ・ベルトの側部部分の下に配置される外側支持軌道と内側 支持軌道とを支持するフレームを具備する。

米国特許出願箱ＵＳ−Ａ−４，５６５，２８２号明細書とｔｌｓ−Ａ−４，８９ ９，８７１号明細書とはこの型の装置を開示する。ここで、は、２本のエンドレ ス・チェーンが使用され、夫々は支持軌道の一方の中のボールの上に載り、コン ベヤ・ベルトを支持する。

本発明の目的は従来の装置を改良すること、特に自己支持型である時、保守を容 易にし、コンベヤ・ベルトに生じる荷重によって生成されるトルクを減らすこと に関する。

本発明によると、この目的は、少なくとも一つの支持軌道が、次々に繋がって螺 旋形に配置され、夫々が上方の円弧状軌道部分と、この上方軌道部分と連結して エンドレス転がり軌道を形成する下方軌道部分とを有するエンドレス転がり軌道 内に複数の転がり要素を有する複数の転がり支持ユニツトから形成されることと 、コンベヤ・ベルトの側部部分の少なくとも１方が、対応する転がり支持ユニッ トの上方軌道部分内の転がり要素の上に載ることとを特徴とする、上記の型の装 置によって達成される。

本発明の装置の転がり要素、例えば１つのボール、が球体でなくなるか或いは亀 裂を持ったならば、この特定の転がり要素を具備する転がり支持ユニットを交換 することによって、この事は容易に処理される事は理解される。。この事は装置 の殆どの転がり要素の性能に何等の影響も及ぼさない。

本発明の構造は、より小さいトルクになる負荷を生じ得る比較的に小さい直径の 転がり要素の使用を可能にする。その小さい直径の結果として、転がり要素に損 傷を与える危険性を減少させるステンレス鋼の転がり要素を使用することは経済 の点からも有益である。

最後に、本発明の構造が何れか一方の或いは両方のチェーンを省く事を可能にす る事は大変重要である。

本発明の装置の１つの実施例では、コンベヤ・ベルトの少なくとも１．つの側部 部分は、転がり要素に直接載り、コンベヤ・ベルトの内側側部部分は内側支持軌 道の内側に配置される回転ドラムに係合してコンベヤ・ベルトを駆動する事が出 来る。

本発明の装置の別の実施例では、エンドレス・チェーンが内側支持軌道の転がり 要素とコンベヤ・ベルトの対応する側部部分との間か、或いは外側支持軌道の転 がり要素とコンベヤ・ベルトの対応する側部部分との間の何れかに配置されるこ とかできる。両方の場合とも、チェーンはコンベヤ・ベルトを駆動するために旨 く使用される。

本発明の装置の更に別の実施例では、両方のエンドレス・チェーンか使用され、 この場合、これらの一方或いは両方がコンベヤ・ベルトを駆動するために使用さ れることができる。

各チェーンが、内側支持軌道の内側に配置される静止ドラムと外側支持軌道の外 部に配置される静止誘導リングとに夫々転がり接触するローラを持つ事が好まし い。

本発明の装置は、例えば米国特許出願第ＵＳ−Ａ−３，９３８，６５１号明細書 、第ＵＳ−Ａ−４．６０１．７７６号明細書及び第ＵＳ−Ａ−４．９４１．５６ ７号明細書に説明される様な自己支持型のコンベヤ・ベルトと共に使用されるの に特に適しているが、自己支持型でないコンベヤ・ベルトと共にでも旨く使用さ れる。しかしこの場合、外側及び内側の支持軌道は、コンベヤ・ベルトの軌道の 螺旋形部分のほぼ全体に亘って延在しなければならない。

本発明の装置が自己支持型のコンベヤ・ベルトと共に使用される時は、内側及び 外側の支持軌道はコンベヤ・ベルトの軌道の螺旋形部分の最も下の巻きのほぼ周 りだけに延在する事で十分である。

本発明は、添付の図面を参考にして下記で更に詳細に説明されるであろう。

図１は、本発明の装置が特に使用可能な、自己支持型のエンドレス・コンベヤ・ ベルトの斜視図である。

図２は、本発明の装置の実施例の一部分の大要の斜視図である。

図３、図４及び図５は、夫々本発明の装置の部分を形成する転がり支持要素の斜 視図、側面図及び断面図である。

図６乃至９は、図２の線Ａ−Ａに沿って採られた断面図であり、本発明の装置の ４つの異なる実施例を示す、。

図１は、その通路の成る部分に亘って積層部分２を形成する様に数多くの巻きて 螺旋形に通っているベルト・コンベヤ１を示す。コンベヤ・ベルト１はエンドレ スであり、走路３内で積層部分２の上方端部から積層部分２の外へ出て積層部分 の下方端部へ移動する。しかし、積層部分２の回転方向は随意であるので、ベル ト１は、同じ様に、下方端部で積層部分２から離れ得る。

ベルト１は、図１に示されるように、それ自身公知の方法である複数の連結手段 ４で構成され、螺旋形の軌道で動く事が出来る。（図６乃至９参照）。これらの 連結手段はベルト１を横切る方向に延在し、ベルトが横方向に回動或いは曲がる 事が出来る様に、ベルトの長手方向の互いに対して水平面で変位可能である。こ れらの連結手段は横切る方向に平行な軸の回りで互いに対して垂直面でも回動可 能である。従って、ベルト］は図１に示される形の、即ち直線部分及び垂直面と 水平面の湾曲部に沿った湾曲部分とを有している、エンドレス軌道を通る事か出 来る、。

更に、ベルｌ−１は自己支持をして即ち各連結手段によって積重なることかでき て、積層部分２を形成する。この連結手段はベルト１の底部の部分を形成するロ ッド型手段５と、その端部に在ってベルトの側部を形成し、それらの縁部部分の 上方部７で、上に重なっている巻きの直立連結部６の縁部部分の下方部８に当る ように配置されるスペーサとして働き、それによってベルト１の上に重なってい る巻きを支持する直立連結部６とを具備する。

エンドレス・コンベヤ・ベルトの重ね合わされた螺旋形の巻きの積層部分２は本 発明の装置によって支持される。図２に大略示されるように、この装置は、ベル トの積層部分２の最も下の巻きの下に配置される２本のレール９及び１０を具備 する。これらのレール９及び１０は、ボール支持ユニット１１の形状の複数の連 続する転がり支持ユニットを支持する。レール９及び１０は、ベルトの積層部分 １の大体１巻き、即ち最も下の巻きに亘って延在する。レールは１巻き以上、例 えば１１／４巻きに亘って延在するのが有益である。更に、レール９及び１０は 、それらと共にフレームを形成するベース（図示されていない）上に固定的に装 着される。

ボール支持ユニット１１は、レール９及びＩＯの全長に亘って互いにかなり接近 して装着されるのが都合が良い。これらのユニットはほぼ同一であり、ボール支 持ユニット１１は図３乃至５を参照して下記で更に詳細に説明されるであろう。

即ち、各ボール支持ユニット１１は、内側プレート１２、外側プレート１３、及 びスペーサφプレー）−１４から構成される。これらのプレート１２−１４は、 プレート１２−１４及び夫々のレール９．１０の整合孔１５を通って延在するボ ルト（図示されていない）によって各レール９．１０上に固定的に装着される。

円弧型の輪郭を有する溝１７は、プレート１２に関して図４に示されるように、 各プレー）＋２．１３に具備される。スペーサ・プレート１４は、溝１７の輪郭 に合わせられるが、直線で囲まれた輪郭を有して、装着された時に、プレート１ ２．１３、及び１４がほぼ円弧型断面を有するエンドレスのボールの軌道１８を 形成する。更に、プレー）−１２，１３、及び１４は円弧型に曲げられて、レー ル９及び１０の螺旋形の形状に合わせられる。従って、エンドレスのボールの軌 道１８は、上方の円弧型軌道の部分１９と、この上方の軌道部分１９と連結して エンドレスのボールの軌道１８を形成する下方の軌道部分２０とを有する。更に 、上方軌道部分１９は、ボールの軌道１８の中でその周りを動くことができる複 数のボール２１がプレート１２．１３の上方の境界表面の上に突出るように、プ レート１２及び）３に対して配置される。

図６に示される本発明の装置の第１の実施例では、コンベヤ・ベルト１の側部部 分２２及び２３は、積層部分２の最も下の巻きて、ボール支持ユニットｌｌの上 方の軌道部分１９にあるボール２１に直に載る。ベルトの積層部分２の最も下の １巻き以上で、ベルト１の内側の側部部分２２は、ベルトの積層部分２の内側に 立てられ中心軸２４の周りを回転可能であるドラム２５の外周とも係合する。こ の係合は、ドラム２５が、ベルト１を、従って全ベルトの積層部分２を駆動する ために使用される事が出来る様なものであることか適切である。追加の駆動手段 は、図１に示される外側のベルト走路３に沿って具備され得る。

図７に示される本発明の装置の第２の実施例では、回転出来る様に相互に連結さ れ、繋がった上方ボール軌道部分Ｉ９の内側ボール軌道のボール２１と、ベルト 積層部分２の最も下の巻きてコンベヤ・ベルト１の内側の側部部分２２との間に 部分的に突出している平坦な接続体２７を有するチェーン２６が使用される。接 続体２７は直立した当接体２８を有して、側部部分２２の内側側部縁部と係合す る。チェーン２６の各接続体２７は、垂直方向のシャフト３０上に回転出来る様 に装着されるローラ２９を更に装備する。ローラ２９は、ベルト積層部分２の中 央に配置される静止ドラム３１の外周表面と係合する。チェーン２６は、レール ９にほぼその全延在長に亘って追従し、レール９のその各端部に具備される開口 部を通ってドラム３１の内側の帰還通路を採る。図７の実施例では（図６のそれ と同じように）、ベルト１の外側側部部分２３はレール１０に沿って外側ボール 軌道内のボール２１上に直に載る。

図８に示される本発明の装置の第３の実施例では、チェーン２６に類似したチェ ーン３２が使用されて、コンベヤ・ベルト１を駆動する。しかし、チェーン３２ は外側のレール１０に沿って配置され、その接続体３３は、外側のボール軌道の ボール２１と、その最も下の巻きのコンベヤ・ベルトの対応する側部部分２３と の間に突出している。更に接続体３３は、垂直方向のシャフト３５に回転出来る 様に装着され、外側のレールＩＯによって形成される誘導リングと回転接触する ローラ３４を有する。

図６に示される実施例のように、ベルト１の内側側部部分２２は、ベルト積層部 分２の中心軸３７の周りで回転可能なドラム３６の周囲の表面と係合する。ドラ ム３６、或いはチェーン３２、或いはその両方は、ベルト１を、従ってベルト積 層部分２を駆動するために使用されることができる。

図９に示される本発明の装置の第４の実施例は、本質的に図７と８とに示される 実施例を組合わせたものである。図９に示される実施例では、チェーン２６とチ ェーン３２の両方と、更に加えて静止ドラム３】が使用される。ここで、ベルト １はチェーン２６或いはチェーン３２によって、或いはチェーン２６及び３２の 両方によってかの何れかで駆動される。

本発明のボール支持ユニット１１は、好ましくはステンレス鋼の小さい直径を有 するボール２１の使用を可能にする。つまり積層部分２の荷重は直立接続体６に 近いボールに伝達され得る。従って、ベルト１のロッド型手段５に作用するトル クは小さくなり、手段５の変形する危険性は減るであろう。

図３乃至５から明白なように、エンドレス・ボール軌道１８は、その全範囲に亘 って開放している。これは、ボール軌道１８に入る粒子、例えば氷がそこから逃 げることもできるという長所を与える。

勿論、上記で説明された実施例は、添付の特許請求の範囲によって規定される本 発明の範囲内で変更され得る。従って、ボール以外の転がり要素、例えば、好ま しくは面取りされているか或いは円錐形のローラも使用され得る。更に、両方の 支持軌道は本発明の転がり支持軌道に不可欠のものではなくて、１つの支持軌道 は、何等かの適切な型のもの、例えば摺動支持軌道であり得る。この変形例は、 ベルトの積層部分の高さが低く、本発明の装置によって運ばれる質量は小さくて レール９．１０の一方の摺動支持軌道が過剰摩擦力を生じない時に使用されるの が適切である。

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．エンドレス・コンベヤ・ベルト（１）の通路の螺旋形部分の少なくとも一部 分に沿う前記コンベヤ・ベルトの側部部分（２２，２３）の下に夫々が配置され る外側支持軌道と内側支持軌道とを支持するフレーム（９，１０）を具備する、 前記通路の螺旋形部分に沿う前記コンベヤ・ベルトを支持するための装置に於て 、次々に繋がって螺旋形に配置され，夫々が上方の円弧状の軌道部分（１９）と 前記上方軌道部分と連結してエンドレス転がり軌道（１８）を形成する下方軌道 部分（２０）とを具備する前記エンドレス転がり軌道内に複数の転がり要素（２ １）を有する複数の転がり支持ユニット（１１）から少なくとも一つの前記支持 軌道が形成されることと、前記コンベヤ・ベルト（１）の前記側部部分（２２， ２３）の少なくとも一方が、対応する前記転がり支持ユニット（１１）の前記上 方軌道部分（１９）内の前記転がり要素（２１）の上に載ることとを特徴とする 装置。
2. ２．前記コンベヤ・ベルト（１）の前記側部部分（２２，２３）の少なくとも一 方が前記転がり要素（２１）の上に直に載る事と、前記コンベヤ・ベルトの前記 内側側部部分（２２）が前記内側支持軌道の内側に配置される回転ドラム（２５ ）と旨く係合して前記コンベヤ・ベルトを駆動する事を特徴とする請求項１に記 載の装置。
3. ３．前記内側支持軌道が前記転がり支持ユニット（１１）から形成される事と、 エンドレス・チェーン（２６）が前記内側転がり軌道内の前記転がり要素（２１ ）と前記コンベヤ・ベルト（１）の対応する前記側部部分（２２）との間に配置 されて前記コンベヤ・ベルト（１）を駆動する事とを特徴とする請求項１に記載 の装置。
4. ４．前記チェーン（２６）が前記内側支持軌道の内側に配置される静止ドラム（ ３１）と転がり接触するローラ（２９）を支持する事を特徴とする請求項３に記 載の装置。
5. ５．前記外側支持軌道が前記転がり支持ユニット（１１）から形成される事と、 エンドレス・チェーン（３２）が前記外側転がり軌道の前記転がり要素（２１） と前記コンベヤ・ベルト（１）の対応する前記側部部分（２３）との間に配置さ れて前記コンベヤ・ベルト（１）を駆動する事とを特徴とする請求項１に記載の 装置。
6. ６．前記チェーン（３２）が前記外側支持軌道の外側に配置される静止誘導リン グ（１０）と転がり接触するローラ（３４）を支持する事を特徴とする請求項５ に記載の装置。
7. ７．前記コンベヤ・ベルト（１）の前記内側側部部分（２２）が前記内側支持軌 道の内側に配置される回転ドラム（３６）に係合する事を特徴とする請求項５或 いは６の何れか１項に記載の装置。
8. ８．一方の前記支持軌道が前記転がり支持ユニットから形成される事と、他方の 前記支持軌道が異なった、例えば摺動支持の軌道から形成される事とを特徴とす る請求項１乃至７の何れか１項に記載の装置。
9. ９．両方の支持軌道が前記転がり支持ユニット（ｌｌ）から形成される事と、エ ンドレス内側チェーン（２６）及びエンドレス外側チェーン（３２）が夫々前記 内側支持軌道の前記転がり要素（２１）と前記コンベヤ・ベルト（１）の対応す る前記側部部分（２２）との間に、及び前記外側支持軌道の前記転がり要素（２ １）と前記コンベヤ・ベルトの対応する前記側部部分（２３）との間に、配置さ れる事と、駆動手段が前記チェーン（２６，３２）の少なくとも一方と共同する 様に配置されて前記コンベヤ・ベルトを駆動する事とを特徴とする請求項１に記 載の装置。
10. １０．前記内側チェーン（２６）が前記内側支持軌道の内側に配置される静止ド ラム（３１）と転がり接触するローラ（２９）を支持する事と、前記外側チェー ン（３２）が前記外側支持軌道の外側に配置される静止誘導リング（１０）と転 がり接触するローラ（３４）を支持する事とを特徴とする請求項９に記載の装置 。
11. １１．前記コンベヤ・ベルト（１）が自己支持型である事と、前記内側及び前記 外側支持軌道が前記コンベヤ・ベルト（１）の通路の螺旋形部分（２）の最も下 の巻きのほぼ全体に亘って延在する事とを特徴とする請求項１乃至１０の何れか １項に記載の装置。
12. １２．前記転がり要素（２１）がボールで在る事を特徴とする請求項１乃至１１ の何れか１項に記載の装置。