JPH0750368A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0750368A JPH0750368A JP19487793A JP19487793A JPH0750368A JP H0750368 A JPH0750368 A JP H0750368A JP 19487793 A JP19487793 A JP 19487793A JP 19487793 A JP19487793 A JP 19487793A JP H0750368 A JPH0750368 A JP H0750368A
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- power supply
- semiconductor chip
- cap
- semiconductor device
- supply electrode
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
Landscapes
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体チップで発生する熱をより効果的に放
熱するとともに、外部回路との間の接続信号数の増加を
実現すること。 【構成】 パッケージ25に載置された半導体チップ2
0の上面には電源用パッド22が固定され、この電源用
パッド22はキャップ23内面に固定された電源用電極
24にハンダ32によって接合されている。これによっ
て、半導体チップ20で発生した熱を電源用電極24を
介してキャップ23へ伝達することができ、放熱を効果
的に行うことができる。また、半導体チップ20への電
源供給が電源用電極24を介して行われるので、以前、
電源用に用いていたボンディングパッド21を信号用に
用いることができ、信号線数を増加させることができ
る。
熱するとともに、外部回路との間の接続信号数の増加を
実現すること。 【構成】 パッケージ25に載置された半導体チップ2
0の上面には電源用パッド22が固定され、この電源用
パッド22はキャップ23内面に固定された電源用電極
24にハンダ32によって接合されている。これによっ
て、半導体チップ20で発生した熱を電源用電極24を
介してキャップ23へ伝達することができ、放熱を効果
的に行うことができる。また、半導体チップ20への電
源供給が電源用電極24を介して行われるので、以前、
電源用に用いていたボンディングパッド21を信号用に
用いることができ、信号線数を増加させることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係り、特に
パッケージ上に半導体チップが載置され、その半導体チ
ップをキャップで覆った構造の半導体装置に関するもの
である。
パッケージ上に半導体チップが載置され、その半導体チ
ップをキャップで覆った構造の半導体装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によるパッケージングの一例
として、図25にピングリッドアレイ型のパッケージン
グを示す。図25において、1は半導体チップ、2はボ
ンディングパッド、3はキャップ、4はパッケージ、7
はリード、8は配線、9はピン、10はボンディングワ
イヤである。半導体チップ1は裏面でパッケージ4に固
定され、キャップ3とパッケージ4によって封入され、
半導体チップ1からの放熱は大部分の熱がパッケージ4
を通して行なわれる。また、半導体チップ1と外部回路
の電気的な接続は、ボンディングパッド2、ボンディン
グワイヤ10、リード7、配線8、ピン9を通して行な
われている。
として、図25にピングリッドアレイ型のパッケージン
グを示す。図25において、1は半導体チップ、2はボ
ンディングパッド、3はキャップ、4はパッケージ、7
はリード、8は配線、9はピン、10はボンディングワ
イヤである。半導体チップ1は裏面でパッケージ4に固
定され、キャップ3とパッケージ4によって封入され、
半導体チップ1からの放熱は大部分の熱がパッケージ4
を通して行なわれる。また、半導体チップ1と外部回路
の電気的な接続は、ボンディングパッド2、ボンディン
グワイヤ10、リード7、配線8、ピン9を通して行な
われている。
【0003】図26はキャップ3を除いたときの上面図
を示している。ボンディングパッド2は半導体チップ1
の周辺部に配置され、半導体チップ1に対する電源の供
給及び半導体チップ1と外部回路との信号のやり取り
は、全てボンディングパッド2を介して行われるように
なっている。
を示している。ボンディングパッド2は半導体チップ1
の周辺部に配置され、半導体チップ1に対する電源の供
給及び半導体チップ1と外部回路との信号のやり取り
は、全てボンディングパッド2を介して行われるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体装置
では、半導体チップは裏面側がパッケージに接触してい
るだけで、上面側にはキャップとの間に空隙が存在して
いる。このため、半導体チップで発生した熱が上記空隙
を介してキャップへ伝達されるのは僅かであり、その大
部分は半導体チップの裏面側からパッケージに伝達さ
れ、さらにパッケージから外部へ放熱されることにな
る。しかし、パッケージからの放熱だけでは放熱能力に
限界があり、特に発熱量の大きい半導体チップを設けた
場合には充分な放熱を行うことができないという問題が
ある。
では、半導体チップは裏面側がパッケージに接触してい
るだけで、上面側にはキャップとの間に空隙が存在して
いる。このため、半導体チップで発生した熱が上記空隙
を介してキャップへ伝達されるのは僅かであり、その大
部分は半導体チップの裏面側からパッケージに伝達さ
れ、さらにパッケージから外部へ放熱されることにな
る。しかし、パッケージからの放熱だけでは放熱能力に
限界があり、特に発熱量の大きい半導体チップを設けた
場合には充分な放熱を行うことができないという問題が
ある。
【0005】また、高速LSIでは、LSIの電気的特
性上、過渡的に流れる電流の変化により発生するノイズ
等を抑えるために、電源供給用のピンを信号用のピンの
1/2程度確保しなければならない。このため、信号用
のピンの数が制限されて外部回路との間で信号数を増や
すことができないという問題もある。
性上、過渡的に流れる電流の変化により発生するノイズ
等を抑えるために、電源供給用のピンを信号用のピンの
1/2程度確保しなければならない。このため、信号用
のピンの数が制限されて外部回路との間で信号数を増や
すことができないという問題もある。
【0006】本発明の目的は、半導体チップで発生した
熱をより効果的に放熱するとともに、外部回路との間の
信号数の増加を図ることができる半導体装置を提供する
ことである。
熱をより効果的に放熱するとともに、外部回路との間の
信号数の増加を図ることができる半導体装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、半導体チップと、該半導体チップが載置
され半導体チップと外部回路とを接続する配線が内部に
埋設されたパッケージと、周辺部が前記パッケージに接
合されて中央部で前記半導体チップを覆ったキャップと
を備え、前記半導体チップ上方で且つ前記キャップの内
面側に空隙を有する構成の半導体装置において、前記半
導体チップに電源を供給するための電源供給手段を前記
半導体チップ上面と前記キャップ内面に密着させて複数
個設けるとともに、前記電源供給手段と外部回路とを接
続する配線を前記キャップ内に埋設したものである。
に、本発明は、半導体チップと、該半導体チップが載置
され半導体チップと外部回路とを接続する配線が内部に
埋設されたパッケージと、周辺部が前記パッケージに接
合されて中央部で前記半導体チップを覆ったキャップと
を備え、前記半導体チップ上方で且つ前記キャップの内
面側に空隙を有する構成の半導体装置において、前記半
導体チップに電源を供給するための電源供給手段を前記
半導体チップ上面と前記キャップ内面に密着させて複数
個設けるとともに、前記電源供給手段と外部回路とを接
続する配線を前記キャップ内に埋設したものである。
【0008】また、本発明は、半導体チップと、該半導
体チップが載置され半導体チップと外部回路とを接続す
る配線が内部に埋設されたパッケージと、周辺部が前記
パッケージに接合されて中央部で前記半導体チップを覆
ったキャップとを備え、前記半導体チップ上方で且つ前
記キャップの内面側に空隙を有する構成の半導体装置に
おいて、前記半導体チップに電源を供給するための電源
用電極を前記キャップ内面に複数個設け、且つ前記電源
用電極に接続された電源用パッドを前記半導体チップ上
面に複数個設けるとともに、前記電源用電極と外部回路
とを接続する配線を前記キャップ内に埋設したものであ
る。
体チップが載置され半導体チップと外部回路とを接続す
る配線が内部に埋設されたパッケージと、周辺部が前記
パッケージに接合されて中央部で前記半導体チップを覆
ったキャップとを備え、前記半導体チップ上方で且つ前
記キャップの内面側に空隙を有する構成の半導体装置に
おいて、前記半導体チップに電源を供給するための電源
用電極を前記キャップ内面に複数個設け、且つ前記電源
用電極に接続された電源用パッドを前記半導体チップ上
面に複数個設けるとともに、前記電源用電極と外部回路
とを接続する配線を前記キャップ内に埋設したものであ
る。
【0009】
【作用】上記構成によれば、電源供給手段を半導体チッ
プ上面とキャップ内面に密着させて設けたことにより熱
抵抗を小さくすることができる。すなわち、半導体チッ
プで発生した熱は、半導体チップの裏面側からパッケー
ジに伝達される以外に、半導体チップの上面側から電源
供給手段を介してキャップへ伝達されるようになり、充
分な放熱能力を得ることができる。また半導体チップへ
の電源供給が電源供給手段を介して行われるので、その
分、チップ周辺部のボンディングパッドを介しての電源
供給が減ることになり、これによって、ボンディングパ
ッドの大部分を信号用として使用することが可能にな
り、外部回路との間の信号数を増やすことができる。
プ上面とキャップ内面に密着させて設けたことにより熱
抵抗を小さくすることができる。すなわち、半導体チッ
プで発生した熱は、半導体チップの裏面側からパッケー
ジに伝達される以外に、半導体チップの上面側から電源
供給手段を介してキャップへ伝達されるようになり、充
分な放熱能力を得ることができる。また半導体チップへ
の電源供給が電源供給手段を介して行われるので、その
分、チップ周辺部のボンディングパッドを介しての電源
供給が減ることになり、これによって、ボンディングパ
ッドの大部分を信号用として使用することが可能にな
り、外部回路との間の信号数を増やすことができる。
【0010】電源供給手段としては、例えば、キャップ
内面に電源用電極を、半導体チップ上面に電源用パッド
をそれぞれ設け、電源用電極と電源用パッドをはんだ等
で互いに接合することによって実現できる。この場合
は、半導体チップで発生した熱は電源用パッド及び電源
用電極を介してキャップに伝達され、また半導体チップ
へは電源用電極及び電源用パッドを介して電源が供給さ
れる。
内面に電源用電極を、半導体チップ上面に電源用パッド
をそれぞれ設け、電源用電極と電源用パッドをはんだ等
で互いに接合することによって実現できる。この場合
は、半導体チップで発生した熱は電源用パッド及び電源
用電極を介してキャップに伝達され、また半導体チップ
へは電源用電極及び電源用パッドを介して電源が供給さ
れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。 (第1実施例)図1は、本発明の半導体装置の全体構成
を示した断面図である。図において、20は半導体チッ
プ、21はボンディングパッド、22は電源用パッド、
23はキャップ、24は電源用電極、25はパッケー
ジ、26はリード、27,28は配線、29,30はピ
ン、31はボンディングワイヤ、32はハンダである。
る。 (第1実施例)図1は、本発明の半導体装置の全体構成
を示した断面図である。図において、20は半導体チッ
プ、21はボンディングパッド、22は電源用パッド、
23はキャップ、24は電源用電極、25はパッケー
ジ、26はリード、27,28は配線、29,30はピ
ン、31はボンディングワイヤ、32はハンダである。
【0012】図1において、半導体チップ20はその裏
面でパッケージ25と固定され、キャップ23及びパッ
ケージ25によって形成される空間内に封入されてい
る。そして、半導体チップ20の上面とキャップ23の
内面との間には空隙が形成されている。半導体チップ2
0への電源は、ピン29、配線27、電源用電極24、
ハンダ32、電源用パッド22を通して外部回路から供
給される。また外部回路と半導体チップ20との間の信
号は、ピン30、配線28、リード31、ボンディング
ワイヤ31、ボンディングパッド21を通してやり取り
される。
面でパッケージ25と固定され、キャップ23及びパッ
ケージ25によって形成される空間内に封入されてい
る。そして、半導体チップ20の上面とキャップ23の
内面との間には空隙が形成されている。半導体チップ2
0への電源は、ピン29、配線27、電源用電極24、
ハンダ32、電源用パッド22を通して外部回路から供
給される。また外部回路と半導体チップ20との間の信
号は、ピン30、配線28、リード31、ボンディング
ワイヤ31、ボンディングパッド21を通してやり取り
される。
【0013】図3は、図1における電源用電極24と半
導体チップ20との接続部の拡大図である。図におい
て、33は半導体基板、34は絶縁層、35は電源用層
間配線、36は電源用配線層、37は信号用層間配線、
38は信号用配線層である。外部回路から電源用電極2
4を通して半導体チップ20に供給された電源は、半導
体チップ20内部では、電源用パッド22、電源用層間
配線35、電源用配線層36を介して半導体基板33に
流れる。また、信号についても同様に、外部回路からボ
ンディングワイヤ31を通して半導体チップ20に送ら
れた信号は、半導体チップ20内部では、ボンディング
パッド21、信号用層間配線37、信号用配線層38を
介して半導体基板30に流れる。このように、本実施例
による半導体装置は、電源のみの配線層と、電源と信号
混在の配線層により構成されている。
導体チップ20との接続部の拡大図である。図におい
て、33は半導体基板、34は絶縁層、35は電源用層
間配線、36は電源用配線層、37は信号用層間配線、
38は信号用配線層である。外部回路から電源用電極2
4を通して半導体チップ20に供給された電源は、半導
体チップ20内部では、電源用パッド22、電源用層間
配線35、電源用配線層36を介して半導体基板33に
流れる。また、信号についても同様に、外部回路からボ
ンディングワイヤ31を通して半導体チップ20に送ら
れた信号は、半導体チップ20内部では、ボンディング
パッド21、信号用層間配線37、信号用配線層38を
介して半導体基板30に流れる。このように、本実施例
による半導体装置は、電源のみの配線層と、電源と信号
混在の配線層により構成されている。
【0014】図2は、図1からキャップ23及び電源用
電極24等を取り除いたときの上面図である。図に示す
ように、半導体チップ20の表面の電源用パッド22は
面積を大きくすることができる。このため、半導体チッ
プ20で発生した熱は、半導体チップ20の裏面からパ
ッケージ25に伝達される一方、電源用パッド22、ハ
ンダ32及び電源用電極24を介してキャップに伝達さ
れる。このように、パッケージ25及びキャップ23の
両方から等価的に放熱を行なうことが可能となり、半導
体チップ20で発生する熱を外部へ充分に放熱すること
ができる。
電極24等を取り除いたときの上面図である。図に示す
ように、半導体チップ20の表面の電源用パッド22は
面積を大きくすることができる。このため、半導体チッ
プ20で発生した熱は、半導体チップ20の裏面からパ
ッケージ25に伝達される一方、電源用パッド22、ハ
ンダ32及び電源用電極24を介してキャップに伝達さ
れる。このように、パッケージ25及びキャップ23の
両方から等価的に放熱を行なうことが可能となり、半導
体チップ20で発生する熱を外部へ充分に放熱すること
ができる。
【0015】また、電源用電極24や電源用パッド22
を設けたことにより、ボンディングパッド21を介して
の半導体チップ20への電源供給を減らすことができ、
その減った分だけボンディングパッド21を半導体チッ
プ20と外部回路との間の信号用に用いることができ
る。その結果、ボンディングパッド21の信号用として
の個数を、従来に比べて増やすことができる。
を設けたことにより、ボンディングパッド21を介して
の半導体チップ20への電源供給を減らすことができ、
その減った分だけボンディングパッド21を半導体チッ
プ20と外部回路との間の信号用に用いることができ
る。その結果、ボンディングパッド21の信号用として
の個数を、従来に比べて増やすことができる。
【0016】図4から図7は、上述した電源用パッドに
ついてその形状をいろいろと変えた場合の構成例を示し
ている。図4は電源用パッドの第1の構成例であり、図
1〜3に示した電源用パッド22と同じである。この第
1の構成例では、2個の長方形の電源用パッド22Aで
構成されている。この場合には、半導体チップ20のほ
ぼ中央部の全てを電源用パッド22Aで覆うことができ
るため、放熱性に優れた半導体装置を得ることができ
る。さらに電源用パッド22Aの面積が大きいため、電
源用電極24の形状の自由度を大きくでき、電源用電極
24の加工が容易になる。さらに電源用パッド22Aを
形成する場合は、半導体チップ20の製造上のプロセス
の微細化技術よりも更に荒いルールを用いることで形成
可能であるから、半導体チップ20の製造上の加工が容
易になる。
ついてその形状をいろいろと変えた場合の構成例を示し
ている。図4は電源用パッドの第1の構成例であり、図
1〜3に示した電源用パッド22と同じである。この第
1の構成例では、2個の長方形の電源用パッド22Aで
構成されている。この場合には、半導体チップ20のほ
ぼ中央部の全てを電源用パッド22Aで覆うことができ
るため、放熱性に優れた半導体装置を得ることができ
る。さらに電源用パッド22Aの面積が大きいため、電
源用電極24の形状の自由度を大きくでき、電源用電極
24の加工が容易になる。さらに電源用パッド22Aを
形成する場合は、半導体チップ20の製造上のプロセス
の微細化技術よりも更に荒いルールを用いることで形成
可能であるから、半導体チップ20の製造上の加工が容
易になる。
【0017】図5は電源用パッドの第2の構成例であ
る。図5の構成例では、電源用パッドが16個の正方形
の電源用パッド22Bで構成されている。この場合は、
電源用パッド22Bの各々は半導体チップ20との接触
面積が小さいので、半導体チップ20が高温となって半
導体チップ20と電源用パッド22Bとの熱膨張係数差
により、半導体チップ20と電源用パッド22Bの界面
に応力が発生しても、その影響を小さくできる。
る。図5の構成例では、電源用パッドが16個の正方形
の電源用パッド22Bで構成されている。この場合は、
電源用パッド22Bの各々は半導体チップ20との接触
面積が小さいので、半導体チップ20が高温となって半
導体チップ20と電源用パッド22Bとの熱膨張係数差
により、半導体チップ20と電源用パッド22Bの界面
に応力が発生しても、その影響を小さくできる。
【0018】図6は電源用パッドの第3の構成例であ
る。図6の構成例では、電源用パッドが2個の櫛形の電
源用パッド22Cで構成されている。この場合は、半導
体チップ20内の任意の場所について電源用パッド22
Cからの距離を短くできるため、電源の供給を電源配線
層で行なわずに、直接電源用パッド22Cから供給する
ことが可能になる。そのため、電源を配線する層のチャ
ネル使用率が上がり、半導体チップ20の集積密度を向
上させることが可能となる。
る。図6の構成例では、電源用パッドが2個の櫛形の電
源用パッド22Cで構成されている。この場合は、半導
体チップ20内の任意の場所について電源用パッド22
Cからの距離を短くできるため、電源の供給を電源配線
層で行なわずに、直接電源用パッド22Cから供給する
ことが可能になる。そのため、電源を配線する層のチャ
ネル使用率が上がり、半導体チップ20の集積密度を向
上させることが可能となる。
【0019】図7は電源用パッドの第4の構成例であ
る。図8の構成例では、電源用パッドが、正方形の電源
用パッド22Dと、それを囲む環状の電源用パッド22
Eで構成されている。この場合は、電源用パッド22D
に接続される電源を、電源用パッド22Eに接続される
電源でシールドすることができるため、ノイズの影響を
小さくできる。
る。図8の構成例では、電源用パッドが、正方形の電源
用パッド22Dと、それを囲む環状の電源用パッド22
Eで構成されている。この場合は、電源用パッド22D
に接続される電源を、電源用パッド22Eに接続される
電源でシールドすることができるため、ノイズの影響を
小さくできる。
【0020】図8から図18は、上述した電源用電極に
ついてその形状をいろいろと変えた場合の構成例を示し
ている。図8は電源用電極の第1の構成例である。な
お、図の(a)は電源用電極が取付けられたキャップ2
3の側面図を、(b)は前記キャップを半導体チップ側
からみた底面図を、(c)はA−A´線に沿った断面図
をそれぞれ示している。このことは図9から図18につ
いても同じである。図8の構成例では、電源用電極が円
柱形の電源用電極24Aで構成されている。この場合
は、電源用パッドとの接触面積を大きくできるため、熱
抵抗を小さくできる。
ついてその形状をいろいろと変えた場合の構成例を示し
ている。図8は電源用電極の第1の構成例である。な
お、図の(a)は電源用電極が取付けられたキャップ2
3の側面図を、(b)は前記キャップを半導体チップ側
からみた底面図を、(c)はA−A´線に沿った断面図
をそれぞれ示している。このことは図9から図18につ
いても同じである。図8の構成例では、電源用電極が円
柱形の電源用電極24Aで構成されている。この場合
は、電源用パッドとの接触面積を大きくできるため、熱
抵抗を小さくできる。
【0021】図9は電源用電極の第2の構成例である。
図9の構成例では、電源用電極が円筒形の電源用電極2
4Bで構成されている。この場合は、インダクタンスを
小さくできるため、ノイズの影響を小さくできる。
図9の構成例では、電源用電極が円筒形の電源用電極2
4Bで構成されている。この場合は、インダクタンスを
小さくできるため、ノイズの影響を小さくできる。
【0022】図10は電源用電極の第3の構成例であ
る。図10の構成例では、電源用電極が角柱形の電源用
電極24Cで構成されている。この場合は、電源用パッ
ドとの接触面積を大きくできるため、熱抵抗を小さくで
きる。
る。図10の構成例では、電源用電極が角柱形の電源用
電極24Cで構成されている。この場合は、電源用パッ
ドとの接触面積を大きくできるため、熱抵抗を小さくで
きる。
【0023】図11は電源用電極の第4の構成例であ
る。図11の構成例では、電源用電極が角筒形の電源用
電極24Dで構成されている。この場合は、インダクタ
ンスを小さくできるため、ノイズの影響を小さくでき
る。
る。図11の構成例では、電源用電極が角筒形の電源用
電極24Dで構成されている。この場合は、インダクタ
ンスを小さくできるため、ノイズの影響を小さくでき
る。
【0024】図12は電源用電極の第5の構成例であ
る。図12の構成例では、電源用電極が、円柱形の電源
用電極24Eと、それを囲む円筒形の電源用電極24F
とで構成されている。この場合は、電源用電極24Eに
接続される電源を、電源用電極24Fに接続される電源
でシールドすることができるため、ノイズの影響を小さ
くできる。
る。図12の構成例では、電源用電極が、円柱形の電源
用電極24Eと、それを囲む円筒形の電源用電極24F
とで構成されている。この場合は、電源用電極24Eに
接続される電源を、電源用電極24Fに接続される電源
でシールドすることができるため、ノイズの影響を小さ
くできる。
【0025】図13は電源用電極の第6の構成例であ
る。図13の構成例では、電源用電極がキャップ23を
貫通した円筒形の電源用電極24Gで構成されている。
この場合は、電源用電極24Gがキャップ23を貫通し
ているため、キャップ23上面に放熱器を取付ける際
に、放熱をより効果的に行なうことができる。
る。図13の構成例では、電源用電極がキャップ23を
貫通した円筒形の電源用電極24Gで構成されている。
この場合は、電源用電極24Gがキャップ23を貫通し
ているため、キャップ23上面に放熱器を取付ける際
に、放熱をより効果的に行なうことができる。
【0026】図14は電源用電極の第7の構成例であ
る。図14の構成例では、電源用電極が針状の電源用電
極24Hで構成されている。この場合は、1つの電源に
対して並列に接続する電源用電極24Hの数を複数にす
ることができるため、インダクタンスを小さくできる。
る。図14の構成例では、電源用電極が針状の電源用電
極24Hで構成されている。この場合は、1つの電源に
対して並列に接続する電源用電極24Hの数を複数にす
ることができるため、インダクタンスを小さくできる。
【0027】図15は電源用電極の第8の構成例であ
る。図15の構成例では、電源用電極がキャップ23を
貫通した針状の電源用電極24Iで構成されている。こ
の場合には、1つの電源に対して並列に接続する電源用
電極24Iの数を複数にすることができるため、インダ
クタンスを小さくできることができる。さらに、電源用
電極24Iを冷却フィンとしても使用できるため、放熱
性を向上させることもできる。
る。図15の構成例では、電源用電極がキャップ23を
貫通した針状の電源用電極24Iで構成されている。こ
の場合には、1つの電源に対して並列に接続する電源用
電極24Iの数を複数にすることができるため、インダ
クタンスを小さくできることができる。さらに、電源用
電極24Iを冷却フィンとしても使用できるため、放熱
性を向上させることもできる。
【0028】図16は電源用電極の第9の構成例であ
る。図16の構成例では、電源用電極がバネ状の電源用
電極24Jで構成されている。この場合は、組立時に半
導体チップ20と電源用電極24Jとの間の位置合わせ
を精密に行なわなくとも、例えば半導体チップ20と電
源用電極24Jの間の距離が短すぎても、電源用電極2
4Jがたわむことによって半導体チップ20表面に働く
応力を緩和できるため、組立の簡略化を図ることができ
る。さらに、電源用電極24Jがたわむことによって、
電源用電極24Jと電源用パッドとの電気的接続が確実
となり、半導体装置の信頼性向上を図ることができる。
る。図16の構成例では、電源用電極がバネ状の電源用
電極24Jで構成されている。この場合は、組立時に半
導体チップ20と電源用電極24Jとの間の位置合わせ
を精密に行なわなくとも、例えば半導体チップ20と電
源用電極24Jの間の距離が短すぎても、電源用電極2
4Jがたわむことによって半導体チップ20表面に働く
応力を緩和できるため、組立の簡略化を図ることができ
る。さらに、電源用電極24Jがたわむことによって、
電源用電極24Jと電源用パッドとの電気的接続が確実
となり、半導体装置の信頼性向上を図ることができる。
【0029】図17は電源用電極の第10の構成例であ
る。図17の構成例では、電源用電極が接触面積の大き
なバネ状の電源用電極24Kで構成されている。この場
合は、バネ状の電源用電極24Kが設けられているの
で、上記図16の場合と同様の効果を得ることができ
る。さらに、電源用パッドと電源用電極24Kの接触す
る面積が大きいので、熱抵抗を小さくできる。
る。図17の構成例では、電源用電極が接触面積の大き
なバネ状の電源用電極24Kで構成されている。この場
合は、バネ状の電源用電極24Kが設けられているの
で、上記図16の場合と同様の効果を得ることができ
る。さらに、電源用パッドと電源用電極24Kの接触す
る面積が大きいので、熱抵抗を小さくできる。
【0030】図18は電源用電極の第11の構成例であ
る。図18の構成例では、電源用電極がバネ状の電源用
電極24Lと補助電極24Mで構成されている。この場
合は、補助電極24Mが設けられているので、電源用電
極24Lと電源用パッドとの電気的接続が確実となり、
半導体装置の信頼性向上を図ることができる。
る。図18の構成例では、電源用電極がバネ状の電源用
電極24Lと補助電極24Mで構成されている。この場
合は、補助電極24Mが設けられているので、電源用電
極24Lと電源用パッドとの電気的接続が確実となり、
半導体装置の信頼性向上を図ることができる。
【0031】図19に、図18に示した電源用電極24
Lを設ける際の組立フローの一例を示している。まず、
同図(a)のようにパッケージ25上に半導体チップ20
を固定し、同図(b)のようにリード26とボンディング
パッド21間をボンディングワイヤ31で接続する。次
に、同図(c)のように電源用パッド22の上に補助電極
24Mをハンダ32によって固定し、同図(d)のように
半導体チップ20をゲル39で覆って空気から遮蔽す
る。最後に、同図(d)のようにパッケージ25にキャッ
プ23を接合する。このとき、キャップ23に取付けら
れた電源用電極24Lと補助電極24Mはハンダ32で
接合される。このように、補助電極24Mと電源用パッ
ド22とを接続してから補助電極24Mと電源用電極2
4Lとを接続するので、組立時に電源用パッド22もし
くは半導体チップ20に機械的な損傷を与えることを防
ぐことができ、半導体装置の信頼性が向上する。
Lを設ける際の組立フローの一例を示している。まず、
同図(a)のようにパッケージ25上に半導体チップ20
を固定し、同図(b)のようにリード26とボンディング
パッド21間をボンディングワイヤ31で接続する。次
に、同図(c)のように電源用パッド22の上に補助電極
24Mをハンダ32によって固定し、同図(d)のように
半導体チップ20をゲル39で覆って空気から遮蔽す
る。最後に、同図(d)のようにパッケージ25にキャッ
プ23を接合する。このとき、キャップ23に取付けら
れた電源用電極24Lと補助電極24Mはハンダ32で
接合される。このように、補助電極24Mと電源用パッ
ド22とを接続してから補助電極24Mと電源用電極2
4Lとを接続するので、組立時に電源用パッド22もし
くは半導体チップ20に機械的な損傷を与えることを防
ぐことができ、半導体装置の信頼性が向上する。
【0032】(第2実施例)図20及び図21は本発明
の第2実施例を示している。40は配線、41はピン、
42はボンディングワイヤであり、他の構成は図1及び
図2と同じである。本実施例では、図20に示すよう
に、電源を半導体チップ20に供給するためのパスが2
系統用意されている。すなわち、ピン29、配線27、
電源用電極24を介してのパスと、ピン41、配線4
0、リード26、ボンディングワイヤ31、ボンディン
グパッド21、ボンディングワイヤ42を介してのパス
との2系統が設けられている。
の第2実施例を示している。40は配線、41はピン、
42はボンディングワイヤであり、他の構成は図1及び
図2と同じである。本実施例では、図20に示すよう
に、電源を半導体チップ20に供給するためのパスが2
系統用意されている。すなわち、ピン29、配線27、
電源用電極24を介してのパスと、ピン41、配線4
0、リード26、ボンディングワイヤ31、ボンディン
グパッド21、ボンディングワイヤ42を介してのパス
との2系統が設けられている。
【0033】図21は、図20からキャップ23や電源
用電極24等を取り除いたときの上面図である。図に示
すように、従来のパッケージングと同様にボンディング
パッド21を介して電源の供給と信号のやり取りが行わ
れるため、ボンディングパッド21を通して接続するパ
スは、パッケージ25とキャップ23で封入する前の半
導体チップ20の針あてテストを行なうときに使用で
き、従来と同じ工程で半導体チップ20のテストができ
る。
用電極24等を取り除いたときの上面図である。図に示
すように、従来のパッケージングと同様にボンディング
パッド21を介して電源の供給と信号のやり取りが行わ
れるため、ボンディングパッド21を通して接続するパ
スは、パッケージ25とキャップ23で封入する前の半
導体チップ20の針あてテストを行なうときに使用で
き、従来と同じ工程で半導体チップ20のテストができ
る。
【0034】また、組立はパッケージ25に半導体チッ
プ20を固定した後にキャップ23を被せるようにして
行なうが、外部からピン29、配線27、電源用電極2
4、ハンダ32、電源用パッド22、ボンディングワイ
ヤ42、ボンディングパッド21、ボンディングワイヤ
32、リード31、配線40、ピン41のパスの導電検
査をすることで、パッケージ25とキャップ23の接続
及び電源用電極24と電源用パッド22の接続の確認を
行なうことができ、半導体装置の信頼性を向上させるこ
とができる。
プ20を固定した後にキャップ23を被せるようにして
行なうが、外部からピン29、配線27、電源用電極2
4、ハンダ32、電源用パッド22、ボンディングワイ
ヤ42、ボンディングパッド21、ボンディングワイヤ
32、リード31、配線40、ピン41のパスの導電検
査をすることで、パッケージ25とキャップ23の接続
及び電源用電極24と電源用パッド22の接続の確認を
行なうことができ、半導体装置の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0035】また、ボンディングワイヤ42の代わり
に、半導体チップ20内の内部配線を使う構成や、図2
1において、電源の供給用に使用したボンディングパッ
ド21と電源用パッド22が直接に接合している構成に
おいても、図21の構成と同様に半導体装置の信頼性を
向上させることができる。
に、半導体チップ20内の内部配線を使う構成や、図2
1において、電源の供給用に使用したボンディングパッ
ド21と電源用パッド22が直接に接合している構成に
おいても、図21の構成と同様に半導体装置の信頼性を
向上させることができる。
【0036】(第3実施例)図22は本発明の第3実施
例を示している。24X,24Yは電源用電極、43は
コンデンサであり、他の構成は図1及び図2と同じであ
る。本実施例では、図に示すように、電源用電極24X
と電源用電極24Yとの間に大容量のコンデンサ43が
接続されている。このように、両電源用電極24X,2
4Yを大容量のコンデンサ43で結線することにより、
ノイズの影響を小さくすることができる。
例を示している。24X,24Yは電源用電極、43は
コンデンサであり、他の構成は図1及び図2と同じであ
る。本実施例では、図に示すように、電源用電極24X
と電源用電極24Yとの間に大容量のコンデンサ43が
接続されている。このように、両電源用電極24X,2
4Yを大容量のコンデンサ43で結線することにより、
ノイズの影響を小さくすることができる。
【0037】(第4実施例)図23は本発明の第4実施
例を示している。本実施例は、第1実施例で示した半導
体装置をマルチチップモジュールに適用した例である。
図において、44はキャップ、45はパッケージ、46
はリードである。図に示すように、半導体チップ20を
複数個集積したマルチモジュールにおいても、外部回路
からの電源の供給を、キャップ44と各半導体チップ2
0を電源用電極24で接続することにより、半導体チッ
プ20の中央部で行なうことが容易に実現可能である。
例を示している。本実施例は、第1実施例で示した半導
体装置をマルチチップモジュールに適用した例である。
図において、44はキャップ、45はパッケージ、46
はリードである。図に示すように、半導体チップ20を
複数個集積したマルチモジュールにおいても、外部回路
からの電源の供給を、キャップ44と各半導体チップ2
0を電源用電極24で接続することにより、半導体チッ
プ20の中央部で行なうことが容易に実現可能である。
【0038】図24は、マルチチップモジュールに適用
した場合の変形例である。20Aはボンディングパッド
21から電源を供給される半導体チップ、20Bは電源
用パッド24から電源を供給される半導体チップ、47
はキャップ、48はパッケージである。図に示すよう
に、マルチモジュールにおいて、半導体チップ20Aと
半導体チップ20Bを同一のパッケージ48上に集積す
ることも可能である。
した場合の変形例である。20Aはボンディングパッド
21から電源を供給される半導体チップ、20Bは電源
用パッド24から電源を供給される半導体チップ、47
はキャップ、48はパッケージである。図に示すよう
に、マルチモジュールにおいて、半導体チップ20Aと
半導体チップ20Bを同一のパッケージ48上に集積す
ることも可能である。
【0039】図では、電源用電極24は半導体チップ2
0の個数分のみキャップ47に取付けられているが、電
源用電極24をキャップ47から取り外し可能な構造に
することで、図23に示したマルチチップモジュールで
のキャップ44と共用することができる。また、電源用
電極24のキャップ47への取付け位置の調整機能を持
たせることで、組立時の半導体チップ20と電源用電極
24との位置合わせが容易に行なえるため、コストの低
減が可能になる。
0の個数分のみキャップ47に取付けられているが、電
源用電極24をキャップ47から取り外し可能な構造に
することで、図23に示したマルチチップモジュールで
のキャップ44と共用することができる。また、電源用
電極24のキャップ47への取付け位置の調整機能を持
たせることで、組立時の半導体チップ20と電源用電極
24との位置合わせが容易に行なえるため、コストの低
減が可能になる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体チップに電源を供給するための電源供給手段を半
導体チップ上面とキャップ内面との間に設けたので、放
熱効率の向上と外部回路との接続信号数の増加を図るこ
とができる。
半導体チップに電源を供給するための電源供給手段を半
導体チップ上面とキャップ内面との間に設けたので、放
熱効率の向上と外部回路との接続信号数の増加を図るこ
とができる。
【0041】さらに、本発明による半導体装置を使用し
て計算機を構成すれば、半導体装置の消費電力が従来と
同じであれば、半導体装置の放熱効率が高いため、冷却
ファンの風力を弱くすることが可能になり、騒音を抑え
ることができる。また、冷却ファンの風力が同じなら
ば、従来よりも半導体装置に大きな電流を供給して高速
な動作をさせることが可能になり、計算機の高性能化を
実現できる。
て計算機を構成すれば、半導体装置の消費電力が従来と
同じであれば、半導体装置の放熱効率が高いため、冷却
ファンの風力を弱くすることが可能になり、騒音を抑え
ることができる。また、冷却ファンの風力が同じなら
ば、従来よりも半導体装置に大きな電流を供給して高速
な動作をさせることが可能になり、計算機の高性能化を
実現できる。
【図1】本発明の第1実施例による半導体装置の断面図
である。
である。
【図2】図1からキャップ部分を取り除いたときの上面
図である。
図である。
【図3】電源用電極と半導体チップとの接続部の拡大図
である。
である。
【図4】電源用パッドの第1の構成例を示した図であ
る。
る。
【図5】電源用パッドの第2の構成例を示した図であ
る。
る。
【図6】電源用パッドの第3の構成例を示した図であ
る。
る。
【図7】電源用パッドの第4の構成例を示した図であ
る。
る。
【図8】電源用電極の第1の構成例を示した図である。
【図9】電源用電極の第1の構成例を示した図である。
【図10】電源用電極の第2の構成例を示した図であ
る。
る。
【図11】電源用電極の第3の構成例を示した図であ
る。
る。
【図12】電源用電極の第4の構成例を示した図であ
る。
る。
【図13】電源用電極の第5の構成例を示した図であ
る。
る。
【図14】電源用電極の第6の構成例を示した図であ
る。
る。
【図15】電源用電極の第7の構成例を示した図であ
る。
る。
【図16】電源用電極の第8の構成例を示した図であ
る。
る。
【図17】電源用電極の第9の構成例を示した図であ
る。
る。
【図18】電源用電極の第10の構成例を示した図であ
る。
る。
【図19】図18に示した電源用電極を有する半導体装
置の組立手順を示した図である。
置の組立手順を示した図である。
【図20】本発明の第2実施例による半導体装置の断面
図である。
図である。
【図21】図20からキャップ部分を取り除いたときの
上面図である。
上面図である。
【図22】本発明の第3実施例による半導体装置の断面
図である。
図である。
【図23】本発明の第4実施例による半導体装置の断面
図である。
図である。
【図24】第4実施例の変形例を示した図である。
【図25】従来技術による半導体装置の断面図である。
【図26】図25からキャップ部分を取り除いたときの
上面図である。
上面図である。
20 半導体チップ 21 ボンディングパッド 22,22A〜22E 電源用パッド 23 キャップ 24,24A〜24L 電源用電極 24M 補助電極 25 パッケージ 26 リード 27,28,40 配線 29,30,41 ピン 31,42 ボンディングワイヤ 32 ハンダ 33 半導体基板 34 絶縁層 35 電源用層間配線 36 電源用配線層 37 信号用層間配線 38 信号用配線層 39 ゲル 43 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/50 X P (72)発明者 桂 晃洋 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 堀田 多加志 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内
Claims (16)
- 【請求項1】 半導体チップと、該半導体チップが載置
され半導体チップと外部回路とを接続する配線が内部に
埋設されたパッケージと、周辺部が前記パッケージに接
合されて中央部で前記半導体チップを覆ったキャップと
を備え、前記半導体チップ上方で且つ前記キャップの内
面側に空隙を有する構成の半導体装置において、 前記半導体チップに電源を供給するための電源供給手段
を前記半導体チップ上面と前記キャップ内面に密着させ
て複数個設けるとともに、前記電源供給手段と外部回路
とを接続する配線を前記キャップ内に埋設したことを特
徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、 前記半導体チップには、前記電源供給手段から以外に、
パッケージ内に埋設された前記配線の一部を用いても電
源が供給されることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の半導体装置において、 前記半導体チップには、前記電源供給手段の下側にも素
子が形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の半導体装置において、 前記複数の電源供給手段間にコンデンサを接続したこと
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 半導体チップと、該半導体チップが載置
され半導体チップと外部回路とを接続する配線が内部に
埋設されたパッケージと、周辺部が前記パッケージに接
合されて中央部で前記半導体チップを覆ったキャップと
を備え、前記半導体チップ上方で且つ前記キャップの内
面側に空隙を有する構成の半導体装置において、 前記半導体チップに電源を供給するための電源用電極を
前記キャップ内面に複数個設け、且つ前記電源用電極に
接続された電源用パッドを前記半導体チップ上面に複数
個設けるとともに、前記電源用電極と外部回路とを接続
する配線を前記キャップ内に埋設したことを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の半導体装置において、 前記電源用パッドは、前記半導体チップの周辺部以外の
箇所に設けられていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項7】 請求項5又は6に記載の半導体装置にお
いて、 前記電源用パッドは四角形に形成されていることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項8】 請求項5又は6に記載の半導体装置にお
いて、 前記電源用パッドは櫛形に形成されていることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項9】 請求項5又は6に記載の半導体装置にお
いて、 前記電源用パッドは環状に形成されていることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項10】 請求項5,6,7,8,9のいずれか
に記載の半導体装置において、 前記電源用パッドは金属または半導体で形成されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項11】 請求項5に記載の半導体装置におい
て、 前記電源用電極は、前記半導体チップに沿った断面形状
が筒状に形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項12】 請求項5に記載の半導体装置におい
て、 前記電源用電極は、前記半導体チップに沿った断面形状
が柱状に形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項13】 請求項5に記載の半導体装置におい
て、 前記電源用電極は、前記半導体チップに沿った断面形状
が環状に形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項14】 請求項5に記載の半導体装置におい
て、 前記電源用電極は、針状に形成されていることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項15】 請求項5に記載の半導体装置におい
て、 前記電源用電極は、バネ状に形成されていることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項16】 請求項5,11,12,13,14,
15のいずれかに記載の半導体装置において、 前記電源用電極は、金属または導電性のセラミックスで
形成されていることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19487793A JPH0750368A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19487793A JPH0750368A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0750368A true JPH0750368A (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=16331805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19487793A Pending JPH0750368A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0750368A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6054759A (en) * | 1998-01-08 | 2000-04-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor chip and package with heat dissipation |
JP2003068974A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-07 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP19487793A patent/JPH0750368A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6054759A (en) * | 1998-01-08 | 2000-04-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor chip and package with heat dissipation |
KR100301649B1 (ko) * | 1998-01-08 | 2001-10-19 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 반도체장치 |
JP2003068974A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-07 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
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