JPH07503101A - 光起電屋根システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光起電屋根システム 及豆立旦１ 本発明は概して光起電装置、より詳しくは関連して光起電力発生装置を含む、目 板−合わせ目（ｂａｔｔｅｎ　ａｎｄ　ｓｅａｍ）型式の屋根ないしは建造物の パネル構造に関する。最も詳しくは、本発明は、容易に接続および接続解除がで きる光起電の屋根用パネルに関する。

及旦Ｊどｌ旦 光起電エネルギは極めて重要な電力源になりつつある。これは欠乏および安全の 問題が化石および核燃料の使用を制限している事実と、低コスト、軽量および薄 膜の光起電装置の大規模な製造を可能とした光起電技術における最近の進歩の故 である。大規模な薄膜のシリコンおよび／またはゲルマニウム混合材料を製造す ることが今や可能であり、これ等は、その単結晶と等しいか、多くの場合それよ り優れた電気的および光学的特性を示している。これ等の混合物は比較的広い面 積上に、および種々の装置形態に、高速で経済的に堆積され、低コスト、大面積 の光起電装置の製造に役立っている。米国特許第４．２２６．８９８号および第 ４．２１７．３６４号は、本発明に用いられ得る光起電装置の製造方法において 有用性を有する特別な薄膜混合物を開示している。しかしながら、本発明は、特 別な種類の混合物に限られることな（、結晶の、多結晶の、微細結晶の、および 非結晶の材料を含む種々の半導体材料と共に実施され得るということが理解され よう。

光起電装置によって発生される電力はそれに入射する照度に比例し、もし比較的 大量の電力が発生されるべきであれば、かなり大きな集光面積が必要とされる。

建築構造物の屋根および上層階部分は良好に照射され、概して生産的には使用さ れていない。今やかなり長い間、建物の頂部に光起電用の収集器を設置すること が知られている。というのも、光起電装置が照射用に有利に位置され、かつ屋根 構造物として機能することができるからである。屋根に取付けられる光起電パネ ルは、例えば、米国特許第４，３３６，４１３号に示されている。米国特許第４ ，８６０，５０９号は柔軟な防水屋根材に配置された光起電発生パネルを備えた 屋根材料を開示している。

目板−合わせ目構造は建物の屋根および壁用パネルの製作において広（用いられ ている。この形式の構造では、典型的には金属等で製作され上向きに折曲げられ た縁部を有する一連のパネルが、対応するパネルの縁部が離間された平行な関係 に配置されるように、並列関係で建物に固着されている。そして、隣接している 縁部を覆い、防水シールをもたらすように、キャップ状の目板（ｂａｔｔｅｎ） 部材が固設される。目板−合わせ目パネルは光起電装置を支持するのに理想的に 適しているということがわがっている。米国特許第４，１８９，８８１号および 米国特許出願第６２０．０４７号は、光起電装置が支持されている目板−合わせ 目形式の構造物を開示している。上記特許に開示されているように、パネルは屋 根の上に配置され、電気的に相互に接続され建物の電力システムに配線されてい る。

この形式の光起電構造の相互接続の結果として、複雑さが生ずるということがわ がっている。゛８８１号特許に示されているように、光起電装置は目板の下側に 配設された通路を通って走行するワイヤによって相互に接続されている。第６２ ０．０４７号特許出願に開示されているように、パネル間の相互接続はそれ等の 下側で達成されている。これ等の両配列は、交換ま々は下にある屋根構造物の修 理のためにパネルを取外すのを困難としている。残りの屋根構造物へ干渉するこ となく、個々のパネルの容易な取外しおよび置換えを許容するという意味での、 モジュール式の目板・合わせ目射式光起電屋根構造物がもたらされることが望ま れている。

後でより詳細に開示されるように、本発明は種々の電気的に相互接続された形態 において、屋根パネルの迅速な接続および接続解除を許容する目板・合わせ目形 式の光起電屋根システムを提供する。本発明は光起電屋根パネルの設置、使用お よびサービスを簡略化する。本発明のこれらのおよび他の利点は、図面および以 下の説明から容易に明らかになろう。

免艶匹！工皇ｌＩ 屋根構造物に取付けられるべ（形状付けられた複数の光起電パネルを含み、およ び隣接するパネル間の合わせ目をシールするよう形状付けられた多数の目板部材 をさらに含む、モジュール式で目板−合わせ目形式の光起電屋根システムがここ に開示されている。各パネルは、２つの上向きに曲げられたフランジによって少 なくとも部分的に境界付けられている概ね平坦な中央部分を有するベース部材を 含んでいる。パネルはさらに、中央部分に配置された光起電装置、およびベース 部材に関連された正および負の端子領域をも含んでいる。各パネルはさらに、正 端子領域に配置され光起電装置の正端子に接触している導電体に電気的に導通し ている第１の電気的コネクタと、負端子領域に配置され光起電装置の負端子に接 触している導電体に電気的に導通している第２の電気的コネクタとを含んでいる 。コネクタは反転的（ｒｅｖｅｒｓｉｂｌｙ）に係合可能であり、それ等が係合 されたとき両者間に耐環境シールをもたらすシール手段を含んでいる。前記パネ ルの第１および第２のパネルを互いに隣接して屋根の上に配置し、端子に相互に 接続することによって、光起電屋根構造物は容易に組み立てられる。

本発明の特異な実施例では、隣接するパネルのコネクタを連結するのに結合部材 が使用され、この結合部材はある例では延伸可能な部材であってもよい。コネク タの特異な形状および端子方向がここに開示されている。

区１臼とＬｌｌ圀朋 第１図は取付けられた本発明の光起電屋根システムを示す家屋の斜視図、 第２図は本発明の原理に従い構成された光起電パネルの一実施例の斜視図、 第３図は相互に接続された列状の、複数の第２図のパネルを示す上面図、 第４図は本発明の他の実施例に従い構成された、２つの相互に接続されたパネル を示す上面図、第５図は目板の配置を示す２つのパネルの断面図、第６Ａ図は本 発明の原理に従い構成され、光起電パネルに取付けられた状態のコネクタおよび 端部キャップを示す断面図、 第６Ｂ図は第６Ａ図のコネクタとの関係で用いられ得る連結器の断面図、 第６Ｃ図は第６Ａ図のコネクタおよび第６Ｂ図の連結器との関係で用いられ得る 取付ねじの断面図、第７図は本発明において用いられ得る延伸可能なコネクタの 上面図、 第８図は本発明において用いられ得るリード取付具の断面図、 第９図は本発明のさらに他の実施例に従い構成された、２つの相互に接続された パネルを示す上面図、第１０Ａ図はフランジが上向き位置に折曲げられる前にお ける、第９図の実施例の光起電パネルの一部の上面図、 第１０Ｂ図は第１０Ａ図の光起電パネルの一部の底面図である。

及訓厳とｍ卦２ｄｌ朋 本発明は目板−合わせ目形式の屋根および被覆パネルの改良された構造に関し、 第１図は、建物に対する環境的保護をもたらし、かつ、電力を発生する一体化さ れた構造物をもたらすよう、目板部材１４によって連結された、多数の光起電パ ネル１２からなる屋根を有する家屋ｌＯを示している。本発明は建物の垂直面を 覆うべ（同じように配置され得ることも理解されるべきである。

さて、第２図を参照するに、本発明の一実施例に従って構成された光起電パネル ２０が示されている。パネル２０は、光起電装置２４を備え、概して矩形の中央 部分を有するベース部材２２を含んでいる。中央部分はその長辺側に沿い、好ま しくはベース部材２２の一部を上向き方向に折曲げることにより形成された一対 の上向きフランジ２６．２８によって境界付けられている、第２図の実施例では 、フランジ２６．２８がパネルの全長に亘っては延在していないことが注目され よう。パネルはさらに、本実施例ではパネル２０の一端部に配置された電気的コ ネクタ３０．３２を含んでいる。コネクタは、以下でより詳細に説明されるよう に、ベース部材の端子領域内にそれぞれ位置され、光起電装置と電気的に導通さ れている。図示の実施例では、第１のコネクタ３０が光起電装置２４の正端子と 電気的に導通され、第２のコネクタ３２が装置２４の負端子と電気的に導通され ている。端子の構造およびそれ等の光起電装置２４との相互接続については、以 下に、より詳細に説明されよう。

ベース部材２２は、目板−合わせ口型屋根パネルとして機能することが許容され るに足る強度、剛性おまび耐候性を有する材料から製作される。典型的には、ベ ース部材は、亜鉛めっき鋼、アルミニウム、黄銅または銅のような耐食性金属か ら製造されるか、またはエナメル塗布鋼から、さらには非金属材料から製作され てもよい。光起電装置２４は特別な構成に制限されず、結晶または薄膜光起電装 置を備えてもよい。コスト、重量および柔軟性の点から、本発明の実施にあたっ ては、薄膜光起電装置を利用するのが概して好ましい。装置の一つの特に好まし いグループは、シリコン、ゲルマニウムおよびそれらの組合せの混合物（ａｌ、 ］ｏｙｓ）から用意されたものを備えている。これらの特別な混合物は、種々の 基板（ｓｕｂｓｔｒａｔｅ）上に、ロール対ロール堆積法（ｒｏｌｌ−ｔｏ−ｒ ｏｌｌ　ｄｅｐｏｓｉｔｉｏｎｐｒｏｃｅｓｓ）により、容易に堆積され得る。

かかる混合物は、例えば、米国特許第４，２２６，８９８号、第４，２１７，３ ６４号および米国特許出願筒６２０．０４７号に開示されており、これらの開示 内容は本明細書の一部を構成するものとする。硫化カドミウム、カドミウムテル ル化物、二セレン化銅インジウムなどの他の薄膜材料も本発明に用いられ得るこ とがまた理解されるべきである。

さて、第３図を参照するに、各々が概して第２図のものと同様の光起電パネル２ ０ａ、　２０ｂ、　２０ｃの、相互に接続された列（ａｒｒａｙ）が示されてい る。各パネルは光起電装置２４と上向きに曲げられたフランジ２６．２８とを含 むことが注目される。図示の実施例では、パネル２０ａ。

２０ｂ、　２０ｃは隣接する関係で配置されており、それらの間の電気的導通は 、コネクタ３０．３２を介して達成されている。特に、パネル２０ａのコネクタ ３２はパネル２０ｂのコネクタ３０と係合され、パネル２０ｂのコネクタ３２は パネル２０ｃのコネクタ３０と係合されている。パネル２０ａおよびパネル２０ ｃの端部コネクタ３０および３２は、それに取付けられたリードワイヤ３４．３ ６を有し、電力が相互に接続されたパネル列から取出されるようになっている。

図示のように、パネルは直列に相互接続されている。パネル上のコネクタを適切 に形状付けること、および／または、パネルを適切に相互接続することによって 、並列、または、直列−並列の混成が、同じように形成され得ることが理解され よう。

本発明によれば、コネクタ３０．３２は反転的に係合可能であり、この理由によ り、パネルは長ったらしい再配線を必要とすることなく、簡単に取外し、置換え あるいは列に加えられ得る。このことは、従来知られている光起電の目板・合わ せ口型屋根構造と対照をなす。コネクタは以下に詳細に説明するように、耐候的 にシールされ、信頼性のある相互接続をもたらしている。

パネルの種々な他の形状および相互接続が本発明の範囲内で可能である。第４図 を参照するに、２つのパネル４０ａ、　４０ｂを備え、相互接続された列が示さ れている。パネル４０ａ、　４０ｂの各々は、前に示したものと概して同様であ り、その目的のためにベース部材２２上に取付けられた光起電装置２４を含んで いる。第４図の実施例のベース部材２２は、矩形のパネル４０ａ、　４０ｂの長 辺側の全長には亘らないフランジ４２．４４を含んでいる。パネルは、２つのタ ブ部４６．４８が、はぼ中央点において、各パネル４０から突出するように形状 付けられている。これらのタブ４６．４８はパネルの端子領域を備え、各々は前 述したのと概して同様のコネクタ３０．３２を含んでいる。各パネル４０の２つ のタブ４６．４８は図示のように隣接するパネルの横並びの相互接続を促進する よう、互いに関し僅かにオフセットされていることが注目されよう。端子領域お よびコネクタを図示のように配置すると、光で発生された電流は、平均で、コネ クタ３０．３２に到達する前に光起電装置２４の比較的高抵抗部分を横切るより 短い経路を有するので、列の全体的効率がいくらか増大することがわかっている 。

第９図、第１０Ａ図および第１０Ｂ図を参照するに、本発明の原理に従い構成さ れたパネルのさらに他の形態が示されている。特に第９図を参照すると、一対の 相互に接続されたパネル１４０ａ、　１４０ｂが示されている。パネル１４０ａ 、　１４０ｂの各々は前に示したものと概して同様であり、この目的のためにベ ース部材２２に取付けられ　゛た光起電装置２４を含んでいる。第９図の実施例 のベース部材２２は、パネル１４０ａおよび１４０ｂの各々の全長に亘るフラン ジ１４２および１４４を含んでいる。ある場合には、かかる連続するフランジが パネルに対し強化された安定性をもたらすということがわかっている。

第９図の実施例において、フランジ１４２および１４４の各々は、その上にパネ ル１４０ａ、　１４０ｂの正および負の端子領域をもたらし、その目的のために 、各フランジ１４２、１４４はそれに関連するコネクタ３０．３２を含んでいる 。これらのコネクタは前に説明したものと概ね同様であり、上に注意したように 、種々のシール自在なコネクタを備えてもよい。第９図に示したように、コネク タ３０および３２は、パネル列と負荷装置に接続するためのピッグテールリード ３４．３６をまた含んでもよい。

フランジ１４２．１４４はパネル１４０の長手に沿って連続しているので、それ に関連するコネクタは、光起電装置２４との接続を確立するためにフランジを通 り抜けなければならない。

ここで、第１０Ａ図および第１０Ｂ図を参照するに、フランジ１４２および関連 するコネクタ３０を示した第９図に記載されたものと、概ね同様のパネル１４０ の一部が示されている。特に第１０Ａ図を参照すると、パネル１４０の一部の上 面図が示され、固着された光起電装置２４を伴うベース部材２２を示している。

ベース部材２２の一部は、フランジ１４２を形成すべく、破線に沿って後で上方 に折曲げられる。光起電装置２４はその電極の一つに関連する導電性のタブ１４ ８を有しているにめタブ１４８はコネクタ３０と電気的に導通している。フラン ジ１４２は連続的であるから、コネクタ３０に隣接するパネルとの電気的接続の 確立を許容するため、フランジを貫通する開口が設けられねばならない。ここで 、第１０Ｂ図を参照すると、第１０Ａ図のパネルの一部の底面図が示され、フラ ンジ１４２．折曲げ４１１４６およびコネクタ３０を表している。第１０図の実 施例はまた、対応するコネクタ（例えば、前図におけるコネクタ３２）を反対側 のフランジに含むということが理解されるべきである。コネクタおよび設置位置 の選定は本発明の範囲内で変更されてもよ（、ある場合には、２つのコネクタが １つのフランジに置かれてもよ（、およびある場合には、種々の機械的および電 気的な相互接続を許すよう、パネルが種々の位置に配置された多数の正および負 のコネクタを含んでもよいということが理解されるべきである。例えば、適切に 正および負のコネクタを配置することによって、選択的に、直列あるいは並列配 列で相互に接続され得る一連のパネルがもたらされ得る。

第５図を参照するに、本発明のパネルが下方の構造物に固着されている一般的方 法の図解を示す屋根の頂部組立の一部である。断面にて示されるように、前に図 示したのと概ね同一の光起電パネル２０ａ、　２０ｂが屋根構造物５０に固着さ れる。パネル２０ａ、　２０ｂは光起電装置２４が上面に配置されたベース部材 ２２を含み、ベース部材２２は上方に曲げられたフランジ２６．２８を含み、お よび、図示のように、フランジ２６．２８はねじ５４で屋根５０に固着されたク リップ５２によって係合されている。クリップ５２はフランジ２６．２８に係合 し、かつ、パネル２０を屋根上に保持している。クリップは目板５６を保持すべ くさらに機能し、完成された配列は美感的に好ましい耐候性の屋根構造をもたら している。目板５６およびフランジ２６．２８は、隣接するセルのコネクタを好 適に収容し、かつ、保護する囲繞空間をもたらしている。

隣接するセルの容易な接続および接続解除を許容するということを条件として、 本発明に用いられるコネクタは種々のものが存在する。かかるコネクタは低い電 気的抵抗性のものであり、かつ、接続の一体性を保存するために環境的シール手 段を含むことが望ましい。ここで、第６Ａ図〜第６Ｃ図を参照するに、本発明に 有利に使用され得るコネクタの一つの特別な形態が示されている。

第６Ａ図は特殊な形態のコネクタを有する光起電パネル２０の一部を断面で示し ている。図示のように、パネル２０は光起電装置２４がその上に配置されたベー ス部材２２を含んでいる。コネクタはＬ形の金属部材６０を含んでおり、この部 材６０はパネル２０の端子領域に（不図示の）はんだ、ボルト、リベットまたは 同様の手段によって固着され得るベース脚６２を有している。Ｌ形部材はさらに ベース脚６２に関して角をなして配置されたコネクタ脚６４を含んでいる。コネ クタ脚６４はそこに貫通形成された開口、本例ではねじ付き開口６６を含んでい る。

コネクタはさらに、電気的絶縁性で不透湿性の材料から好ましくは製作され、Ｌ 形の金属部材６０を囲繞するハウジング６８を含んでいる。バウンシング６８は 、それを貫通し、コネクタ脚６４の開口６６と概ね整列する通路７０を含んでい る。図示のように、通路７０の一部は別に形成されたねじ７２を含み、コネクタ はさらに、ハウジング６８の通路７０の一端をシールするよう形状付けられた端 部キャップ７４を含んでいる。キャップ７４は通路７０のねじ７２に螺合するね じ部分７６を含み、さらに耐湿シールを完全とすべ（０−リング７８を含んでい る。

コネクタは前に述べたようにベース部材２２上に取付けられ、電気的導体８０と 電気的に導通されている。この電気的導体は光起電装置２４の端子の１つに導通 されている。この方法により、コネクタは光起電装置と電気的に導通している。

この導体８０を適正に位置決めすることにより、コネクタは光起電装置２４の他 の端子と電気的に導通され得ることが理解されよう。ハウジング６８およびコネ クタの端部キャップは、好ましくは、ポリカーボネート、高密度ポリエチレン、 ナイロン。

ＡＢＳまたは同様の材料の如きポリマー材料から製造される。Ｌ形部材６０は、 好ましくは、銅、アルミニウム、黄銅または鋼の如き良電導性を有する金属から 製造される。

第６Ａ図のコネクタは好ましくは連結部材との関連で用いられ、かかる連結部材 の一つ８２が第６Ｂ図に示されている。第６Ｂ図の連結部材８２は、貫通形成さ れた通路８６を有する概ね筒状の電気的導体８４を含んでいる。筒状導体８４の 一部を取囲むのは、第６Ａ図に示したコネクタのハウジング６８の材料と同様な 、電気的に抵抗のある不透湿性材料から製作されたハウジング８８である。

連結部材８２はその端部に一対のＯ−リング９０を含んでいる。連結部材８２は 第６Ａ図のコネクタのハウジング６８の一端に嵌り合うように形状付けられてお り、筒状の導体８４の端部がコネクタ脚６４に接触する。使用に際しては、連結 部材８２は第６Ａ図のものと概ね同様の第２のコネクタに嵌め合わされる。この 方法で、連結部材８２の筒状の導体８４は２つの端子の２つのコネクタ脚の間、 かくて、それに結合されている２つの光起電装置の間に電気回路を完成する。

このようにして形成された連結部の一体性を確実にするために、第６Ｃ図に示さ れたスクリュウ９２と概ね同じスクリュウが用いられる。スクリュウ９２は、第 １のコネクタのコネクタ脚６４の穴６６を通り、連結部材８２の通路８６を通り 、第２のコネクタの穴６６に入るべ（、充分な長さを有するものである。図示の 実施例では、ボルト９２の端部９４は、コネクタ脚６４の対応するねじに螺合す るようねじ付けられている。しかしながら、ナツト、カムロツタ（ｃａｍ−Ｌｏ ｃｋ）ないしは他の締付配列が同様に用いられてもよいことが理解されるべきで ある。

第６Ａ図〜第６Ｃ図の連結具を用いて光起電の屋根を設置するために、一対の光 起電パネルが屋根の上に隣接する関係で置かれ、隣接するパネルのコネクタは連 結部材で一体化され、両ユニットを剛的に電気的に相互接続された関係で固着す るためにスクリエウが挿通される。連結部をシールするために端部キャップがコ ネクタに嵌め合わされ、パネルは屋根に締結され、目板がかぶせられる。解体す るときは逆のパターンに従う。

ここに図示されたもの以外のコネクタも同様に用いられ得ることが理解されるべ きである。ある場合には、連結部材が延伸自在な部材、すなわち、その長さが変 わり得る部材であるなら、連結されるユニットのこの組立が促進されるというこ とがわかっている。延伸自在な部材は、隣接するパネルのより容易な設置および 解除を許容する。

第７図を参照するに、延伸自在な連結部材１００の一実施例が示されている。こ の部材は、各々が関連する電気的導体１０６を有する２つのコネクタ部１０２． １０４を含んでいる。導体１０６は所与のパネルのコネクタの導体部に係合し、 かくて光起電装置との電気的導通を確立する。２つの部分１０２．１０４・は２ つの導体１０６の間の電気的導通を確立する電気的導体のワイヤ１０８によって 相互に接続されている。図示のように、延伸自在な連結部材１００はコネクタ上 の対応する部材に係合する一体的なラッチ１１０を含んでいる。明らかに他の取 付具も同様に用いられ得よう。また、図示のように、連結部材１００はコネクタ との一連結部をシールするために関連するＯ−リング１１２を含んでいる。延伸 自在な連結部材１００はワイヤ１０ｇを保護する可撓性ブーツを付加的に含んで もよい。このブーツは仮想外形線１０９で示されている。

相互に接続されたパネル群のうち最初と最後の光起電パネルは、電圧が加えられ ている負荷に電気的に導通し、このために、パネルに電気的リード線を取付ける 何等かの手段が含まれていることが好ましい。第８図に示されているのは、第６ 図に示されたコネクタと概ね同様のコネクタに係合するよう形状付けられたリー ド線取付具１２０である。このリード線取付具１２０は第６Ａ図のコネクタのコ ネクタ脚６４のねじと螺合するよう形状付けられたねじ付の電気的導通部材１２ ２を含んでいる。電気的絶縁性の外套１２８を有し電流を運ぶワイヤ１２４が導 通部材１２２に電気的に導通されて固着されている。電気的導通部材１２２およ びワイヤ１２４は電気的絶縁性のハウジング１３０内に保持されており、該ハウ ジングは本実施例では連結部をシールするように配置されたＯ−リング１３２を さらに含んでいる。明らかに、所与の適用において採用されるリード線取付具の 特別なデザインは用いられる導体のデザインに依存する。

本発明はここに特に図示された以外でも実施され得るということが理解されるべ きである。例えば、本発明に適合され得る多数の他のコネクタ形状が存在する。

用いられコネクタは全て、比較的高レベルの電流を運ぶ能力があり、接続および 接続解除が簡単であり、かつ、外部環境からの適切な保護をもたらさねばならな い。アンフエノル　アンド　バラカード社（Ａｍｐｈｅｎｏｌ　ａｎｄ　Ｐａｃ ｋａｒｄ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎｓ）によって販売されているような、種々の コネクタが本発明において使用するために容易に適合され得る。パネルの端子部 分も、ここに図示された以外に配置され得、かつ、種々の光起電装置が本発明と の関係で用いられ得る。

上記から、ここに含まれている図面、議論および説明は本発明の特別な実施例を 説明するものであって、実施に当たっての限定ではないことが理解されよう。

それは発明の範囲を定め、全ての均等物を含む以下のクレームである。

ρ６ フロントページの続き （７２）発明者　シング、アブター アメリカ合衆国　４８０６６　ミシガン州　ローズビル　エルダーウッド　１５ ２５１

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．Ｉ）複数の光起電パネルであって、各々が、２つの上方に曲げられたフラン ジによって少なくとも部分的に境界付けられた概ね平坦な中央部分を有するベー ス部材と、 前記中央部分に配置され、正の端子と負の端子とを含む光起電装置と、 前記ベース部材と関連され、前記光起電装置の正の端子と電気的に導通する第１ の電気的導体を含む正端子領域と、 前記ベース部材と関連され、前記光起電装置の負の端子と電気的に導通する第２ の電気的導体を含む負端子領域と、 前記正端子領域に固設され、前記第１の電気的導体と電気的に導通する第１の電 気的コネクタ、前記負端子領域に固設され、前記第２の電気的導体と電気的に導 通する第２の電気的コネクタであって、両コネクタは反転的に係合自在であり、 係合されたとき両者間に環境的シールを行うシール手段を含んでいる第１および 第２の電気的コネクタと、を備えた光起電パネルと、 さらに、 ＩＩ）前記複数のパネルの第１のパネルの前記電気的コネクタの一つに反転的に 取付け可能な第１の端部と、前記パネルの第２のパネルの前記電気的コネクタの 一つに反転的に取付け可能な第２の端部とを有する連結部材であって、前記第１ および第２のパネル間に電気的導通を生じさせるべく作動可能な連結部材と、Ｉ ＩＩ）前記二つのパネルが隣接して屋根上に配置されたとき、前記複数のパネル のうちの二つの各々の上方に折曲げられたフランジの一つを覆うように各々が形 状付けられた複数の目板部材と、 を備える目板合わせ目モジュール型光起電屋根システム。
2. ２．前記連結部材は延伸可能である請求の範囲第１項に記載のシステム。
3. ３．前記第１および第２の導体は、前記パネルのそれぞれの端子領域に固設可能 に形状付けられたベース脚と、該ベース脚に関して角をなして配置され貫通して 形成された孔を含むコネクタ脚とを含む概ねＬ状の金属部材であり、 前記コネクタは、電気的に絶縁で防湿材料から製作され、コネクタ脚を囲繞すべ く形状付けられているコネクタハウジングを含み、前記コネクタハウジングは前 記コネクタ脚の孔と概ね整列して貫通形成された通路を含み、 前記連結部材は、貫通して形成された通路を有する細長い電気的導体と、該細長 い導体の全長の一部を取囲む連結ハウジングとをさらに含み、導体の一部は前記 連結ハウジングのいずれかの端部から突出しており、前記コネクタハウジングお よび連結ハウジングは、結合されたとき、細長い導体が前記パネルの第１のパネ ルのコネクタの連結脚、および前記パネルの第２のパネルの連結脚に接触するよ う形状付けられ、前記細長い導体を貫通する通路が前記コネクタ脚に形成された 孔と整列し、さらに 前記細長い導体の通路とコネクタ脚の孔とを貫通すべく形状付けられ、両脚と細 長い導体とを結合状態に保持するよう作用する締結具を備える請求の範囲第１項 に記載のシステム。
4. ４．連結部材とコネクタの一つとの間にシールをもたらすよう配置されたＯ−リ ングをさらに含む請求の範囲第１項に記載のシステム。
5. ５．前記ベース部材の中央部分は概ね矩形であり、前記上方に曲げられたフラン ジの一つがその各長縁に沿って配置されている請求の範囲第１項に記載のシステ ム。
6. ６．前記正端子領域および前記負端子領域は各々前記中央部分の両縁で前記パネ ルのほぼ一端部に配置されている請求の範囲第５項に記載のシステム。
7. ７．前記正端子領域および前記負端子領域は各々前記中央部分の両縁に沿い前記 パネルの両端の中間に配置されている請求の範囲第５項に記載のシステム。
8. ８．前記端子領域は対称に配置されている請求の範囲第７項に記載のシステム。
9. ９．前記端子領域はベース部材の中央部分から同一面の関係で突出しているタブ を備える請求の範囲第５項に記載のシステム。
10. １０．前記光起電装置は薄膜の光起電装置である請求の範囲第１項に記載のシス テム。
11. １１．前記光起電装置は、シリコン，ゲルマニウムおよびそれらの組合わせから なるクループから選択された一つを含む半導体混合材料を含む請求の範囲第１０ 項に記載のシステム。
12. １２．前記目板材料の各々は前記二つの隣接して配置されたパネルの各々の電気 的コネクタを覆うべくさらに形状付けられている請求の範囲第１項に記載のシス テム。
13. １３．前記正端子領域は前記上方に曲げられたフランジの第１のフランジに配置 され、前記負端子領域は前記上方に曲げられたフランジの第２のフランジに配置 されている請求の範囲第１項に記載のシステム。