JPH07502893A - 核酸ハイブリッド形成アッセイにおける、またはそれに関する改良 - Google Patents

核酸ハイブリッド形成アッセイにおける、またはそれに関する改良

Info

Publication number
JPH07502893A
JPH07502893A JP5512307A JP51230793A JPH07502893A JP H07502893 A JPH07502893 A JP H07502893A JP 5512307 A JP5512307 A JP 5512307A JP 51230793 A JP51230793 A JP 51230793A JP H07502893 A JPH07502893 A JP H07502893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
precursor
nucleic acid
solid support
cells
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5512307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3401722B2 (ja
Inventor
カーディー,ドナルド・レオナルド・ニコラス
Original Assignee
サイトセル・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サイトセル・リミテッド filed Critical サイトセル・リミテッド
Publication of JPH07502893A publication Critical patent/JPH07502893A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3401722B2 publication Critical patent/JP3401722B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6813Hybridisation assays
    • C12Q1/6841In situ hybridisation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6813Hybridisation assays
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6876Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes
    • C12Q1/6883Nucleic acid products used in the analysis of nucleic acids, e.g. primers or probes for diseases caused by alterations of genetic material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q2600/00Oligonucleotides characterized by their use
    • C12Q2600/156Polymorphic or mutational markers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、核酸ハイブリット形成アッセイを行なう方法、前記アッセイ用の新規 な組成物、および前記アッセイを行なうためのキットに関する。
発明の背景 現在、核酸ハイブリッド形成アッセイには多数の異なるアプリケーションかあり 、特に感染症または遺伝性疾患の検出および診断に用いられる。
哺乳類細胞中の染色体分析を含む遺伝性疾患の検出および診断には、通常は、た とえばコルヒチンなどのように、有糸分裂における細胞周期の進行を阻害するよ うに設計された物質か存在する栄養培地中で細胞を培養することか必要である。
この段階においては、哺乳類細胞中の染色体は凝縮されており、染色によって容 易に同定可能である。細胞を培養せずども有糸分裂中の低頻度の細胞を見つける ことかできるが、これは細胞のタイプによって異なるか困難である。したがって 、臨床細胞遺伝学の実験室では、末梢血細胞の分析、または羊水穿刺試料(羊膜 細胞(amniocytes))からの細胞を分析するためには、染色体の分析 の前に数週間にわたってこれらの細胞のタイプを培養することか通例となってい る。
染色体分析の標準的な方法では、固定化細胞の沈殿を顕微鏡のスライド上に置き 、lET?Ii鏡で分裂細胞を観察することが必要である。染色体は有糸分裂細 胞中で容易に見ることができるが、個々の染色体の同定は困難であり、通常はサ イズおよびG(ギムザ)−バンドパターンに基づく染色体の整合対が必要である 。これは多くの場合、染色した染色体の広がりを写真に撮り、その後写真から染 色体を手作業で組み合わせることによって行なわれる。細胞中の、たとえば染色 体の1つのセクションから別のセクションへの転座における染色体の異常を同定 するためには、多くの場合、高度な技術が必要である。たとえば、骨髄性白血病 に関連した9:22転座においては、細胞遺伝学者は染色体9(「フィラデルフ ィア染色体」)片に結合した短くなった染色体22を同定しなければならない。
遺伝子中の小さな欠失または突然変異などの染色体内のあまり広範囲ではない異 常は、標準的な視覚的方法の染色体分析では同定することができない。
染色体分析のためにハイブリッド形成プローブを用いることによって、有糸分裂 細胞中の個々の染色体の同定および転座等の異常の分析が非常に容易になった。
たとえば、個々の染色体の動原体領域に対してハイブリッド形成したり (va n Dekken and Bauman、Cytogenet、Ce1l G enet、。
volume 48 (1988) p188−189)、または個々の染色体 の全長に沿って特定の領域に対しハイブリッド形成するDNAプローブ(Pin kel et al、、 Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U SA、 volume 83 (1986) p2934−2938)が開発さ れている。ハイブリッド形成されたDNAプローブは、通常は蛍光標識によって 視覚化され、これは特定の染色体または染色体のフラグメントを同定する特定の 蛍光信号を発生可能である。ハイブリッド形成プローブは特定の染色体をマーキ ングすることによって、サイズおよびバンドパターンに基づいて特定の染色体を 同定する必要性を克服した。このことは三染色体性などの染色体異常の同定を単 純化し、これにより2つではなくて3つの蛍光マークされた染色体がサイズまた はバンドパターンを全く考慮することなく即座に視覚化される。ある長さの複数 の染色体に対してハイブリッド形成する複数のプローブを用いれば、マークされ ていない染色体に転座した蛍光マークされた染色体のセクションが即座に視覚化 されるため、転座の同定か容易となる。
ハイブリッド形成プローブは、サイズおよびバンドパターンによってではなく、 蛍光ハイブリッド形成信号に基づいて個々の染色体の同定を可能にし、したがっ て、染色による視覚的同定を妨げる分散構造を染色体が有する非分裂(同期)細 胞中の染色体を検出するために、プローブを用いることが可能となっている。個 々の染色体の動原体領域に特異的なプローブを用いる場合は、同期細胞中に2つ の蛍光スポットが存在すれば1対の特定の染色体が存在することを確実に示し、 一方、同じプローブからの3つのスポットは三染色体性を確実に示す。同期細胞 に対する係る染色体の分析により、有糸分裂を蓄積するために細胞を培養する必 要がなくなり、このため、染色体異常の分析に必要な時間および技術を大幅に削 減する。この技術はまた、保存された転座または欠失部位にわたる染色体プロー ブ対を用いて、転座および欠失なとの他の染色体欠陥を検出するためにも適用可 能である。近接した位置の染色体領域に相同性のプローブは、蛍光スポット等の ハイブリット形成シグナルを発生し、これらの蛍光スポットは近接しているため 、同一の染色体フラグメントに対してハイブリッド形成するプローブとして明確 に認識できる。したかって、慢性骨髄性白血病(CML)中の9.22転座等の 転座については、1つの染色体プローブを染色体9中の転座切断点の一方側に対 してハイブリット形成させ、かつ別の染色体プローブを切断点の他方側に対して ハイブリッI・形成させることかできるであろう。デュシエーヌ筋ジストロフィ ー(DVD)で見られるような欠失については、1つの染色体プローブをX染色 体中の欠失領域の一方fillに対してハイブリッド形成させ、かつ別の染色体 プローブをDMD中で頻繁に欠失する領域に対してハイブリット形成形成させる ことかできるだろう。そして、検査官かDMDを1対の蛍光スポソ1〜の一方が 欠けているものとして検出することが可能となる。したかって、同期細胞中の染 色体に対してハイブリッド形成した染色体プローブの空間的な位置は、転座また は欠失なとの損傷か存在する場合は、それらを特定的に示す。現在の染色体プロ ーブによる同期細胞の分析技術を広範に使用する上で主要な制限となるのは、ハ イブリッド形成プローブの使用には高度な技術が必要とされることである。した かって、好ましくは操作か少なく、可能ならば厳密なピペット定量工程を用いる ことのない、より単純なハイブリッド形成方法が強く必要とされている。
本発明の目的は、核酸ハイブリッド形成反応を行なうためのより単純な方法を提 供することであり、特に厳密なピペット法を必要としない方法を提供することで ある。
本発明の一局面においては、核酸ハイブリッド形成アッセイ用の組成物が提供さ れ、これは乾燥状態て固相支持体に可逆的に結合された、標識をつけられた核酸 ハイブリット形成プローブまたはその前駆体を含み、前記プローブまたはその前 駆体は水または水溶液を加えることによって放出可能である。
本発明の配合物は、好ましくはプローブまたはその前駆体か固相支持体から容易 に放出可能なものである。ここで[容易に放出可能である」とは、如何なる水溶 液によっても放出可能であるということを本明細書ては意味する。
核酸プローブまたは前駆体は、DNAまたはRNAのいずかを含み得る。係るプ ローブは当業者に公知の多数の手段のうちのいずれの手段によって標識を付けら れてもよい(例、蛍光標識、放射性標識、酵素標識)。したがって、プローブま たは前駆体は、直接判別可能なハイブリッド形成信号を発生する試薬で標識され てもよく、またはハイブリッド形成の後に1つ以上の他の物質(たとえはアビジ ン)と相互作用する物質(たとえばビオチン)で標識されてもよく、この相互作 用により、判別可能なハイブリッド形成信号が発生する。
これ以降、内容の許す限り、[プローブJと概して言及することは、その前駆体 にもあてはまることを意図する。
プローブ前駆体は典型的には標識の付いていないプローブである。前駆体に標識 を付けて標識されたプローブを形成することは、前駆体の試料核酸に対するハイ ブリッド形成の前、その間、またはその後に行ない得る。便宜上、前駆体の標識 付けは、標識の付いたヌクレオチドを付加するために(当業者に周知の態様で) DNAポリメラーゼ■またはTaqポリメラーゼなとのポリメラーゼを用いて、 プローブを伸長することによって行なわれる。
固相支持体は、ガラス、ラテックスビーズまたは他の固相微粒子支持体なとの微 粒子物であってもよく、これはそれぞれ粒子の形をとってもよく、またはともに 凝集して錠剤を形成してもよい。係る錠剤を作るのに適した原料成分は当業者に 周知である。
典型的には係る錠剤は、公知の容積の水または緩衝液中で溶解して公知の濃度ま たは濃度範囲のプローブ溶液を生成し、これは当業者には明白なように多数の用 途において使用可能である。
代替的には、固相支持体はほぼ平坦な表面を与え得る。
はぼ平坦な表面を有する支持体は便宜的にはガラスまたはプラスチックを含み得 る。好ましくは、はぼ平坦な表面を有する支持体は、カバーガラス片または顕微 鏡スライドに代表される薄く透明な材料を含む。係る好ましい実施例は以下に議 論するような利点を有する。
プローブ用の固相支持体がガラスからなる場合、水または水溶液を加えることに よって容易に放出可能なように(これは本発明の好ましい特徴である)プローブ が支持体に結合されないということか概して見られる。
この理由は、核酸が多くの負の電荷を含むため、多数の正電荷を一般的に含むガ ラスに強力に結合するためである。
この静電引力の強さを減じるためには、その電荷を少なくともいくぶん中性化す る処理をガラスに行なう必要がある。便宜的には、これは当業者には周知の態様 でたとえばジメチルクロロシランでの処理によってガラスをシリコーン処理して 行なわれる。
係る処理は、多数の正電荷を含まない特別なタイプのガラスまたは他の材料につ いては不必要である。
一般にプローブは水溶液において固相支持体に与えられ、乾燥のために放置され る(室温または乾燥を早めるために上昇させた温度で)。プローブは支持体表面 のlスポット与えられてもよく、より好ましくは数箇所にわたって与えられてア レイを形成する。代替的には、プローブを疎水性表面(たとえばソリコーン処理 されたガラス)上に広げることか所望される場合は、プローブは有機溶媒混合物 (たとえば5096メタノール/10%酢酸を3 : I (v/v)で水と混 合したもの)、またはドデシル硫酸ナトリウム等の界面活性剤溶液中に与えられ てもよい。
特定の具体例においては、複数個の異なるプローブか1つの支持体へ可逆的に結 合されてもよい。これは、もし各々か異なる色の蛍光標識(たとえはフルオレセ インおよびクマリン)で標識を付けられた2つのプローブを用いる場合には特に 便利である。
代替的に、プローブは先に詳細に述へた微粒子支持体などの実質的に平坦でない 表面に可逆的に結合され得る。同様に、実質的に平坦でない表面は吸水性材料( つまり、毛管力に応答して水性媒質によって横断されやすい、少なくとも0.1 μ、好ましくは少なくとも1μの小孔を有する多孔性材料)から作られてもよい 。係る吸水性材料は一般には親水性であるか、または親水性にすることか可能で あり、次のものを含む。シリカ、硫酸マグネシウムおよびアルミナ等の無機粉末 、天然ポリマー材料、特に繊維含有紙(たとえはろ紙、クロマトグラフィー用紙 等)なとのセルロース材料およびセルロースから誘導された材料、ニトロセルロ ース、酢酸セルロース、ポリ塩化ビニル、ポリアクリルアミド、架橋結合された デキストラン、アガロース、ポリアクリレート等の合成ポリマーまたは修飾され た天然由来のポリマー、それ自体で用いられるかまたは他の材料とともに用いら れる;セラミック材料:その他。
可逆的に結合されたプローブを放出し得る水溶液は、好ましくはハイブリッド形 成流体を含み、その正確な組成は環境によって様々である。たとえば、ハイブリ ッド形成流体の組成(特にその中の塩の濃度)か他の要因(たとえばハイブリッ ト形成温度)とともにハイブリット形成の厳密性(つまりハイブリット形成され る配列間の相同性の程度)を決定するということは当業者に周知である。典型的 には、ハイブリッド形成流体は、pHか約pH7に調整された約0.3M塩化ナ トリウムと約0.03Mクエン酸ナトリウムとの水溶液を含む。しかしながら、 この組成は検定されるへき試料中の核酸プローブと核酸との間の相同性の程度に よって、かつ所望のハイブリット形成の厳密性によって明らかに変化し得る。ハ イブリッド形成流体はさらに、ホルムアルデヒド(約50%V / Vにおいて )またはデキストラン硫酸(約lO%W/Vにおいて)なとの任意の添加物を含 んでもよい。
プローブ前駆体はハイブリット形成アッセイを行なう前に標識を付けられること か好ましい。しかしなから、このことは重要ではなく、プローブ前駆体は試料核 酸に対するハイブリット形成の間、またはその後に標識されてもよいと理解され る。
−具体例においては、プローブまたはその前駆体に加えて他の物質が、プローブ /プローブ前駆体と同し支持体または1つ以上の別個の支持体上に(可逆的また は非可逆的に)固定化され得る。典型的には、これらの他の物質はプローブまた は前駆体と相互作用する。たとえば、それらはプローブもしくは前駆体に結合す る結合物質(それぞれ抗体として)であってもよく、またはプローブもしくは前 駆体に標識を付ける標識試薬であってもよい。
たとえば、標識された核酸プローブ(たとえばビオチンまたはフルオレセインで 誘導されたもの)は、1つのカバーガラス片上に可逆的に固定化することかでき る。また、ハイブリッド形成されるプローブをさらに標識する試薬(たとえば標 識抗ビオチンまたは抗フルオレセイン抗体)は、ハイブリット形成しかつハイブ リッド形成された試料から最初のカバーガラス片を取り除いた後側に与えられる 1つまたは2つ以上の別個のカバーガラス片上に固定化することかできる。
代替的に、考えられ得る一例としては、核酸プローブ前駆体とプローブ前駆体を 標識付けするための試薬との組み合わせか、吸水性材料なとにおいて隣接した固 相上に与えられ、これにより核酸プローブ前駆体および標識付は成分を連続して 試料上に導入することかできる。これはたとえばプローブ前駆体および標識付は 成分を吸水性材料の異なるセグメント上に可逆的に固定化し、かつプローブ前駆 体を1つのセグメン!・から試料上にまず交差させ、その後標識試薬を他のセグ メントから試料上に交差させ、その結果プローブ前駆体か試料核酸に対してハイ ブリッド形成し、その後標識試薬によって標識されることによって達成される。
明らかに、標識試薬の代わりの、またはそれに加える物質はプローブ前駆体と同 じかまたは異なる支持体上にともに(可逆的または非可逆的に)固定化され得る 。
たとえば、DNAポリメラーゼが、試料核酸によって与えられた鋳型上で核酸プ ローブまたはその前駆体の伸長を行なうためにカバーガラス上にともに固定化さ れるか、または第2のカバーガラス上に与えられ得る。さらに、係る伸長用のデ オキシヌクレオチドもまた、同一のまたは別のカバーガラス上に固定化され得る 。こうして、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR1米国特許第4683195および 第4683202)などの、核酸プローブまたは前駆体からの伸長を含むハイブ リッド形成アッセイは、核酸プローブとともに固相上に伸長反応の成分を与える ことによって都合よく行なわれ得る。哺乳類染色体の分析において特に興味のあ ることは、ブライ7−in 5itu標識技術(PRINS、 Koch et  al、。
Chromosoma vol、98 (1989) p259参照)であり、 これによって、1つ以上の標識されていない核酸プローブが試料染色体調製物の 特定の領域に対してハイブリッド形成され、かつ染色体のハイブリッド形成部位 を視覚化するために、DNAポリメラーゼを用いて伸長され、ビオチニル化され たヌクレオチド等の検出可能なヌクレオチドか組み入れられる。以下の例9て説 明するように、核酸プローブ前駆体およびDNAポリメラーゼを同一のカバーガ ラス上にともに固定化することによってPRINS法か実行され、そしてこの方 法を実行するために特に好都合なプローブおよび酵素を与える手段を提供する。
1つ以上の核酸プローブと特定のハイブリット形成法に関連した試薬との組み合 わせか、吸水性材料なとにおいて隣接する固相上で考え出され、これによって核 酸プローブおよび関連試薬を試料上に連続して導入することかでき、これはたと えば、上に説明したように、プローブおよび関連試薬を吸水性材料の異なるセグ メント上に固定化し、プローブを1つのセグメントから試料上にまず交差させ、 その後関連試薬を他のセグメントから試料上に交差させることによって行なわれ る。
本発明の他の局面において、核酸ハイブリッド形成アッセイを行なうための方法 か提供される。この方法では、乾燥状態て固相支持体に可逆的に結合された標識 された核酸プローブまたはその前駆体を、水または水溶液を加えることによって 処理し、上記プローブまたはその前駆体を放出させる。−」1記プローブまたは 前駆体は水または水溶液を加えると放出可能である。さらにこの方法では、放出 されたプローブまたは前駆体を、相同性の配列またほぼは相同性の配列同士のハ イブリット形成を可能にする条件下で、核酸を含む検定されるへき試料と接触さ せる。必要に応じて前駆体を適切な態様で処理し、標識付けされたプローブを生 成させる。そして、ハイブリッド形成されていないプローブを混合物から取り除 き、かつ試料核酸に対してハイブリッド形成された標識プローブの存在を(もし あれば)測定する。
先行技術と比へた場合のこの方法の利点は、乾燥状態で可逆的に結合されたプロ ーブを用いることによって厳密なピペット法を用いる必要性が少なくなり、相対 的に迅速かつ単純に、相対的に技術力のない者によってアッセイを行うことが可 能になることである。
この方法は定性および定量分析の両方のために使用され得る。
好ましい具体例において、プローブは水または水溶液を加えるだけの1つのステ ップで放出され、そして検定されるへき試料と接触させられる。典型的には、上 に議論したハイブリッド形成流体を含む水溶液が用いられる。
一般に、ハイブリッド形成されていないプローブは1つ以上の洗浄ステップを行 なってハイブリッド形成アッセイ混合物から取り除かれる。典型的には、洗浄流 体はハイブリッド形成流体を含み、その組成は先に詳細に述へたように少し異な る。
アッセイは、核酸ハイブリッド形成プローブが相同性または実質的に相同性の配 列に対してハイブリッド形成するような条件下で実行される。実質的に相同性の 配列は完全にではないがほぼプローブに相補的なものである。典型的には係る実 質的に相同性の配列は少なくとも90%相同性である。
本発明の好ましい特徴において、特に蛍光標識されたプローブを用いる場合、プ ローブは、はぼ平坦な表面を含むガラスまたはプラスチック等の薄く透明な材料 からなる固相支持体に可逆的に結合される。係る材料は典型的には顕微鏡スライ ドまたはカバーガラスを含む。この構成は多数の利点を有する。
第1に、プローブが可逆的に結合される顕微鏡スライドまたはカバーガラスは、 検定されるべき試料を支持する材料(典型的にはカバーガラスまたは顕微鏡スラ イド)の表面に近接して置かれ、このためプローブを放出するのに用いられるハ イブリッド形成流体が毛管作用によって2つの表面の間から引き出され得る。こ のことは、検定を行なっている人か試薬の量を正確に測定する必要がないために 有利である。さらにもしプローブを支持している材料および検定されるへき試料 を支持している材料の両方ともか透明ならば、蛍光顕微鏡検査法によってハイブ リット形成された蛍光標識プローブの存在を容易に測定し得る。しかし当然なが ら、ハイブリッド形成されたプローブの存在を測定する方法は、プローブが標識 付けされる悪様に依存する。
当業者には容易に明白であるか、上に規定した方法は、新鮮な血液細胞または新 鮮な羊膜細胞の分析を含む哺乳類細胞、特にヒトの細胞の分析(特に染色体分析 )、ならびに精子細胞、絨毛膜柔突起細胞および―帯血液細胞の分析に特によく 適している。
さらに、上に規定した方法はいくつかの異なる染色体の特徴の分析にも適用され 得るということが理解される。たとえば、特定の染色体に相同性のプローブは、 たとえば三染色体性の存在を決定するためにその染色体複製物の数に関する情報 を提供てきる。転座または欠失切断点にわたるプローブは、染色体が正常(2つ のハイブリッド形成信号が並置されている)か、または転座(一方のハイブリッ ド形成信号か他方から分離されている)、もしくは欠失(1対の2つの隣接した ハイブリッド形成信号のうちの一方か欠けている)においてのように異常である かとうかを示すための、さらなる空間的情報を提供できる。
゛本発明の方法は明らかに、新しく調製された細胞に限定されない。
たとえば、本発明の方法は培養された哺乳類細胞および新しく分離された01乳 類細胞の両方に等しく適用可能であるということか明らかにされており、ただし プローブを用いて染色体を検出することを最適化するためにある種の細胞につい ては方法を多少変更する必要がある。特に、低張液中てのインキュベーションに よって得られる核酸プローブに対する透過性の程度は、細胞のタイプによって異 なり、羊m細胞を含むある種の細胞は、プローブか結合し得る細胞の成分を取り 除くためにRNアーゼまたはプロテイナーゼ、またはその両方で予備処理をする 必要かあるということかオつかっている。
本発明の方法はまた、以前には染色によって分析された細胞遺伝学のスライド等 の「公的記録」物にも適用できるということかわかっており、これは後で染色体 プローブを用いてハイブリッド形成して染色体特異的なハイブリッド形成(,7 号を生成できる。係る方法は多少の変更を行なって組織切片などの多くの他のタ イプの細胞調製物、および無傷の未分解染色体材料か存在する多様な年齢の材料 に適用可能であるということか理解される。
また、当業者には本発明の方法は哺乳類細胞の染色体分析に特に適しているが、 この用途に限定されるものではないということか理解されるであろう。
たどえば、この方法はほとんとのタイプの哺乳類細胞、核酸を含む微生物、およ び上述のさまざまな調製物に適用され11する。
この方法は、たとえはウィルスに感染した哺乳類細胞もしくは細菌細胞、真核生 物(酵母、真菌類、原生動物、藻類もしくは植物細胞)の検出、または原核生物 の検出に適用され得る。
特に、本発明の方法は、哺乳類細胞の試料(培養されたか新しく調製されたかを 問わない)または池の微生物(細菌、真菌類もしくは酵母)の培養物試料の中で 微生物(たとえばウィルス、細菌、リケッチア)の検出に適用され得る。
本発明のさらに池の局面においては、核酸ハイブリッド形成アッセイ用のキット が提供され、このキットは、乾燥状態て固相支持体に可逆的に結合された標識核 酸ハイブリッド形成プローブまたはその前駆体と、使用説明書とを含み、mf記 プローブまたは前駆体は水または水溶液を加えると容易に放出可能である。
このキットはまた、乾燥状魁て同一または他の固相支持体に結合された他の物質 を含んでもよい。前記池の物質は可逆的または非可逆的に結合され得る。
好ましくは、キットかプローブ前駆体を含む場合、このキットは、標識試薬とし て作用し得る、固相支持体に乾燥状態て結合された他の物質を含む。
典型的には、核酸ハイブリット形成プローブはカバーガラスまたは顕微鏡スライ ドに可逆的に結合される。したかって、キットか加硫溶液(当業者には周知の組 成のもの)をさらに含むことは好ましい特徴である。キットの他の好ましい構成 要素には、ハイブリット形成溶液(検定されるへき試料中に意図される標的配列 か存在する状態で、プローブのハイブリット形成の厳密性について理想的な条件 を作るように注意深く調整された組成のもの)、洗浄溶液および抗退色溶液かあ る。
発蛍光団(プローブに蛍光標識を付けるときに使用されるようなもの)からの信 号は、蛍光顕微鏡検査で起こるように発蛍光団の励起の間に時間かたつにつれて クエンチされる傾向がある。当業者に周知の抗退色溶液はこの傾向を阻止する助 けとなる。好ましくは、抗退色溶液はヨウ化ブUビノウムを含み、これは細胞核 を赤く染める傾向かあるため、ある一般的に用いられる発蛍光団(たとえばフル オレセイン)に対するカウンタ染色として作用し得る。
キy1・はまた、羊膜細胞(羊水穿刺から得られるような)を分析する際に得ら れる結果を向上させるために、当業者に公知の態様で処理され得る顕微鏡スライ ドを含んでもよい。
本発明のさまさまな局面は以下の例示的な実施例および図面を参照してよりよく 理解される。
図1は異なる固相支持体」二に可逆的に固定化された核酸ハイブリット形成プロ ーブの概略図であり、図2は、特定のヒト染色体に特異的な蛍光標識プローブを 用いるハイブリット形成アッセイから得られた結果を示す顕微鏡写真であり、さ らに 図3は特定のヒト染色体の2つの遺伝子座に特異的な蛍光標識プローブを用いる ハイブリッド形成アッセイから得ることかできる顕微鏡写真のスケッチである。
8T細な説明 図1はプローブか固相支持体上に可逆的に固定化され得る態様の例を示す。図1 aは、はぼ平坦な表面を有する従来の顕微鏡スライドカバーガラス5の一方の表 面上にプローブ2か可逆的に固定化された様子を示す。その後カバーガラスはプ ローブで覆われた側か検定されるへき試料3を支持している従来の顕微鏡スライ ドlの表面に接触するように位置決めされる。その後適切な量の/%イブリッド 形成流体かスライド上に置かれ、毛管作用によってカバーガラスの下から引き出 され、これによりプローブをカバーガラスから放出し、かつ検定されるべき試料 中の如何なる相同性の配列ともハイブリッド形成することが可能となる。同し効 果を持つ方法としては、ハイブリット形成流体を検定されるへき試料の上に直接 置き、その後、カバーガラスをハイブリット形成流体の上に置く方法かあり、ハ イブリット形成流体は毛管作用によってカバーガラスの下で拡がる。
図1bに示される代替的な構成においては、プローブ2て覆われたカバーガラス の表面は、流体を保持するためのウェルを含む顕微鏡スライド8とともに用いら れ得る。検定されるへき試料はハイブリッド形成流体とともにウェルに与えられ 、プローブで覆われたカバーガラスの表面はハイブリッド形成流体と接触し、プ ローブか放出されるように置かれる。
図1cに示される他の実施例においては、プローブ(図示せず)は吸水性材料内 に支持される(先に説明したように)。プローブはほぼ均一に吸収されるか、ま たは吸水性材料の局部的領域(図1d中6)に吸収され得る。プローブを含む吸 水性材料は検定されるへき試料を支持する顕微鏡スタイ1ζ1上に置かれる。吸 水性材料はカバーガラスで覆われ、ハイブリッド形成流体か毛管作用によって吸 水性材料中に引き入れられ、こうしてプローブを放出する。図1dはプローブか 吸水性材料内に配置された実施例を示す。
係る環境においては、ハイブリッド形成流体を非対称に(吸水性材料中のどこに プローブか位置するかに依存して)塗布して、毛管作用により、ハイブリット形 成流体か可逆的に結合されたプローブを越えて引き出され、検定されるべき試料 と接触することを確実にすることか必要かもしれない。
図2は、以下の例1を参照して説明する。
図3は、ヒトの染色体9上の転座切断点の両側に特異的な1対の蛍光標識プロー ブを用いて得ることかできる模式的な顕微鏡写真のスケッチであり、この転座は 慢性骨髄性白血病(C〜l)の患者においては染色体9および22の会合を引き 起こす。図3aは正常な同期細胞におけるバイブリソ1−形成から得ることかで きる結果を示し、プローブ対は染色体9の各々の複製物に対して隣接してハイブ リット形成しており、転座は発生していない。図3bはCML患者からの異常な 同期細胞を用いたハイブリッド形成から得ることのできる結果を示し、プローブ 対か染色体9の1つの複製物に対して隣接してハイブリット形成しているか、ま た2つの異なる遺伝子座においてもバイブリソ1〜形成しており、染色体9の1 つの複製物において転座か発生したことを示しており、2つのハイブリッド形成 遺伝子座の物理的な分離を引き起こしている。
例1 この例は、慢性リンパ球性白血病(CL L)の染色体12について三染色体的 な細胞の検出に関する。健康なボランティアまたはCLL患者からの全血の0. 1mlが、RPM I 1640 (Gibco、 Pa1sley、 UK) 、lO%子ウシ胎児血清(Gibco)、および0.05m1の植物凝集素溶液 (Gibco、 M−フオーム)を含む5mlの培地て培養された。
細胞は37°Cて72時間インキュベートされ、0.05m1のコルヒチン(S igma、 Poole、 LIK)か加えられた。さらに60分間インキュベ ーションした後、細胞は遠心分離され、ペレットは0.075M塩化カリウム溶 液中で再懸濁された。10分後、細胞は再び遠心分離され、ペレットはメタノー ル、氷酢酸5 : 1 (v/v)中に再懸濁された。
細胞はさらにペレット化され、メタノール 酢酸の定着溶液中で3度再懸濁され た。最小濃度10’/mlの1滴の細胞かいくつかのIff微鏡メタイド上に置 かれ、室温で乾燥のため放置された。その後、スライドはホットプレート上で6 5°Cて1時間インキュベートされ、−20°Cで貯蔵された。ハイブリッド形 成の直前に、スライドは冷70%エタノール中に2分間、冷85%エタノール中 に2分間、そして最後に冷100%エタノール中に2分間連続して浸され、その 後乾燥させられた。
ハイブリッド形成については、染色体12の動原体領域に相同性であるDNAプ ローブか使用された。25ugのプラスミドp−a −12H8(Looyen ga et al、、 Cytogenef、、 Ce1l Genet、 5 4 (1990) p216)か、40mMトリスHClpH8および6 mM  M g CI 2の25μl中0゜005単位のDNアーゼI (Life  Technologies、 Pa1sley。
UK)を用いて、37°Cで10分間消化によりニックトランスレーションされ た。反応は70°Cで10分間加熱することによって停止された。その後、3u lの消化されたDNAか、5ulのJOXA4緩衝液(200uMデオキシアデ ノシン三リン酸、200uMデオキシシトシン三リン酸、05MトリスHCI  pH7,2,0,2mM MgCL、0.1mMβ−メルカプトエタノール、O ,1mg/mlウソ血清アルブミン(フラクションV、 Sigma)、3゜3 ul bio−II dUTP(+00ug/mlストックより、Sigma) 、および水)とともに混合され49u1とされた。JulのDNAポリメラーゼ ■か加えられ、混合物は15°Cて1.5時間インキュベート・された。反応は 5ulの0.3M EDTA pr−rgを加えることによって停止された。い くつかの実験においては、2ulのプローブかl00ulのメタノール:氷酢酸 3 : 1 (v/v)と混合され、シリコーン処理された25mm2顕微鏡ス ライド男バーガラス(No、1カバーガラス、BDH、Dorset、UK)の 印を付けられていない剥土に落とされた。第2のシリコーン処理されたカバーガ ラスがプローブを均一に広げるために印を付けられていない側を介してプローブ 混合物上に置かれ、プローブとカバーガラスのサンドイッチは37°Cで2時間 インキュベートされた。その後、乾いたカバーガラスは離され、両方ともハイブ リッド形成に使用された。他の実験ては、200ulの水て希釈されたプローブ がカバーガラス上のアレイに各5ulのアリコートとして点状に付与されるか、 またはシリコーン処理されたガラスロッドを用いてカバーガラス上に手作業で広 げられた。どの場合においても、プローブは37°Cでカバーガラス上において 乾燥させられた。
ハイブリッド形成は、各顕微鏡スライド上にあるハイブリッド形成緩衝液(50 %ホルムアミド、0.3M塩化ナトリウム、003Mクエン酸ナトリウムpH7 ,10%W/Vデキストラン硫酸(分子量平均500,000ダルトン、Sig ma))のスポット上にカバーガラスを付与することによって行なわれた。カバ ーガラスはゴム溶液で端部を封止され、スライドは85°Cて10分間加熱した ブロック上で加熱された。その後、スライドは37°Cて一晩インキユベートさ れた。その後、カバーガラスか取り除かれ、50%ホルムアミド、0.3M塩化 ナトリウムおよび0.03Mクエン酸ナトリウムpH7中において45°Cで5 分間3度洗浄された。その後、スライドはPN緩衝液(0,1Mリン酸すトリウ ム緩衝液pH8,0,1%NP40)中て5分間、45°Cと室温とのそれぞれ て2度洗浄された。
スライドはそれからPMN緩衝液(01Mリン酸ナトリウム緩衝液p i(8、 O,I%NP40.0.02%アジ化ナトリウムおよび596無脂肪乾燥乳(M arvelTM、Cadbury。
Birmingham、 UK) )中の5 u g/rn Iフルオレセイン −アビジンDC3溶液(Vector Laboratories、 Pete rborough。
UK))において20分間暗室内で室温でインキュベートされた。スライドはP N緩衝液中で暗室内において3度洗浄され、さらにPMN緩衝液中5ug/ml ビオチニル化ヤギ抗アヒジン(Vector Laboratories)にお いて20分間暗室内でインキュベートされた。スライドは再びPN緩衝液中で暗 室内て3度洗浄され、過剰な緩衝液か取り除かれ、スライドは250ug/ml  14−ジアザヒシクロオクタン(DABCO,A!drich、 Dorse t、 UK)を含むグリセロール中jug/rnlヨウ化プロヒンウム(Sig ma)において染色された。カバーガラスがj[鏡検査の前に各スライドに与え られた。
典型的な結果を図2に示す。
正常なボランティアからの大半の血液細胞(主として巨咳球)については、2つ の蛍光スポットか観察された(図2a)か、CLL患者からの大半の血液細胞は 三染色体性染色体12に対応する3つの蛍光スポットを示したく図2b)。
例2 動原体染色体12プローブ、または代替的にプラスミドp U CL 77 ( Cooke and tlindley、 Nucleic Ac1ds Re 5earch 6 (1979) p1377)から誘導された動原体染色体l プローブのいずれかを用いて、例1の方法が繰り返された。血液細胞を培養する 代わりに、羊膜体液および鮮血の両方について染色体分析が直接行なわれた。正 常な羊膜細胞および正常な血液細胞から1対の蛍光スポットを得るために、細胞 は遠心分離され、細胞ペレットは0.075M塩化カリウム中で30−60分間 再懸濁された。その後、細胞は遠心分離され、かつメタノール:米酢m3 :  l (v/v)中で再懸濁され、それから顕微鏡スライドに塗布された。
スライド上の細胞はI00ug/rnlRNアーセA(ウシRNアーセ、 Bo ehringer、 Lewes、 LIK)中て37°Cて1時間処理された 。その後、スライドは0.3M塩化ナトリウム、0.03Mクエン酸ナトリウム pH7中で4度洗浄された。
その後、スライドは7096エタノール、85%エタノールおよび1.0096 エタノール中で連続して洗浄された。その後、スライ1−は0.5ug/mlプ ロテイナーゼK (Sigma)中で37°Cて30分間インキュベートされ、 遠心分離され、かつ0.3M塩化すトリウム、0.03Mクエン酸ナトリウムp  H7中で2度洗浄された。その後、スライドは4%パラボルムアルデヒド溶液 中で再懸濁され、遠心分離され、かつ0.3M塩化ナトリウム、0.03Mクエ ン酸すトリウムpH7中で2度洗浄された。その後、スライドは70%エタノー ル、85%エタノール、および100%エタノール中で連続して洗浄され、上記 のようにDNAプローブを用いてハイブリッド形成された。
新鮮な(培養されていない)羊膜細胞または血液細胞のいずれも、その大半につ いては、染色体12または染色体I DNAプローブのいずれかとともに2つの 蛍光スポットか観察された。
例3 直接蛍光標識されたプローブを用いることによって、例1および例2の方法から 多数の工程か削除された。プローブDNAは例1に詳細に述へたように二ソクト ランスレーソヨンされたが、bio−If dUTPの代わりにフルオレセイン −デオキシウリジン三リン酸(Amersham International 、 Little Chalfont、 UK)か20%Mの最終濃度で用いら れ、デオキシチミジン三リン酸か20%Mの最終濃度で用いられ、かつ他のデオ キシリボヌクレオチド三リン酸か60%Mの最終濃度で用いられ、インキュベー ションは15°Cて3時間に延長して行なわれた。PN緩衝液中てのハイブリッ ド形成、インキュベーションおよび洗浄の後、スライドはDABCO中tug/ mlヨウ化プロヒジウムを用いて直接処理され、BRfa鏡で観察された。蛍光 スポットは例1および例2と同じく観察された。
例1ないし例3の方法の「公的記録」物への適用は、3週間経ったスライドを分 析することによって調査された。
固定化した血液細胞を含むスライドはリン酸塩緩衝生理食塩水中で、その後、1 00%エタノール中で洗浄され、乾燥させられた。その後、スライドはホットプ レート上で65℃で1時間インキュベートされ、−20°Cで貯蔵された。
ハイブリッド形成が上述のように実行され、p−α−12H8からの動原体染色 体12プローブか大多数の血液細胞中に蛍光スポット対を発生させた。
髭 例3に概要を示す方法を生殖細胞の分析への適用に関して詳しく説明する。特に 、この例は、放射能に晒されたかもしれない患者からの染色体1について二染色 体である細胞の検出に関する。直接標識付けされた染色体1プローブ(プラスミ ドpUc1.77−前述例2参照)が用いられた。生殖細胞は健康なボランティ アおよび放射能に晒された患者から寄付された。
生殖細胞はl0m1のリン酸塩緩衝生理食塩水(PBS−0,14M塩化ナトリ ウム、0.002M塩化カリウム、0、OIMオルトリン酸水素二すトリウム、 0.001Mオルトリン酸二水素カリウムpH7,4)中に懸濁され、混合され 、かつ遠心分離でペレット化された。上清を注意深く取り除いた後、新しい定着 液(メタノール:酢酸3:1(v/v))か「乳状の」溶液か得られるまで加え られた。その後、固定化された細胞は顕微鏡スライドに塗布され、乾燥させられ た。スライド上の細胞はPBS中で5分間洗浄さ第1.0.1M DTT/1% トリプシン溶液中で12分間処理する前に70%エタノール、85%エタノール および100%エタノール中で連続して脱水された。さらに連続して脱水した後 、試料は上述のようにDNAプローブを用いてハイブリット形成された。健康な ボランティアからの細胞の大半については、染色体lプローブを用いて1つの蛍 光スポットか観察された。しかしなから、放射能に晒された患者からの細胞にお いては、少数の細胞か2つの蛍光スポットを含んでおり、小さな割合の二染色体 性1細胞を示している。
例に の例は絨毛膜柔突起試料(CVS)における三染色体性18の出生前の検出に関 する。染色体I8の動原体領域に相同性のプローブか用いられた(Devile e et al、 Nucleic Ac1ds Re5earch +4 :  2059−2073. 1986) oこのブローゴは本質的には上記の例3 て説明したように調製された。
絨毛膜柔突起細胞は、Dispase (4m g/m I )を含む2 m  ] Ct+ang培地(Metachem Diagonstics Ltd、  Northampton、 England)中で2時間、乾燥柔毛をインキ ュベーションして調製された。コルヒチン(0,01%W/V)か加えられ、遠 心分離の前にさらに1時間インキュベートされた。結果として生じた細胞ペレッ トは5mlの1%(W/V)クエン酸ナトリウム中で再懸濁され、37°Cて1 5分間インキュベートされ、遠心分離によって細胞がペレット化され、かつ結果 として生した細胞ペレットは水冷固定液(メタノール:酢酸(3: l)v/v )中て2度洗浄された。その後、固定化された細胞はガラススライドに塗布され 、エタノール系(70%、85%および100%)を用いて連続的に脱水された 。フルオレセイン標識されたプローブのハイブリッド形成およびハイブリッド形 成の厳密性のための洗浄の後に、スライドは上記の例3と同じように処理された 。大半のCVS細胞については、18トリソミ−(エトワーズ症候群)に特有の 蛍光スポットか観察された。
用いて膀帯血液から胎児の性別を判別することに関する。
10u1の調帯血液かl00ulの新しい定着液(メタノール:酢酸(3: 1 )v/v)にゆっくりと混合しなから加えられた。その後、固定された細胞はガ ラススライドに塗布され、ハイブリット形成の前にエタノール系(70%、85 %および100%)で連続して脱水された。プローブは、Y染色体のへテロクロ マチン領域およびX染色体の動原体領域から誘導された(Nakahori e t al、、 Nucleic Ac1ds Re5earch +4 : 7 569−7580. (1986)およびWillard etal、、 Nu cleic Ac1ds Re5earch II: 20+7. (1983 )) o プローブはYプローブに標識付けするために用いられた発蛍光団がヒ ドロキシクマリン6− d U T P (Boehringer Mannh ein GmbH,Germany)であったこと以外は、実質的に例3で説明 したように標識された。
ハイブリッド形成、インキユベーシヨンおよび厳密性のだめの洗浄に続いて、ス ライドはベクタシールド(Vectashield) (Vector Lab s [nc、 Burlingame、 USA))中0.7ug/mlヨウ化 プロビジウムを用いて直接処理され、フルオレセインおよびクマリンについて二 重フィルタブロック(Niko口、 Japa口)を用いるエビフルオレセンス 顕微鏡て観察された。
固定化されたリンパ球には1つの黄色スポットと1つの青色スポットか観察され 、この血液は男子の胎児から得たものだということを示している。
これまでに述へてきた例はこの技術を応用し得る試料のタイプを限定するもので は全くなく、その範囲を示すものこの例は、染色体+3/2LI8、XおよびY についてのヒトの羊膜細胞および末梢血細胞の分析に関し、本発明の方法に基つ いて商業的に入手可能なキットの有効性に関する染色体13/21.18、Xお よびYの分析用の「クロモプローブ(Chromoprobe) Jキットは、 Cytocell。
Lewknor、 UKから入手され、補助試薬の使用を含む製造者の指示に従 って使用された。公知の染色体相補体試料から同期細胞において蛍光スポットか 表われる頻度が測定され、その結果を以下の表に示すが、ここで表1aおよび1 bは染色体+ 3/21に特異的なプローブを用いて羊膜細胞および末梢血細胞 のそれぞれから得られた結果を示し、表2aおよび2bは染色体18に特異的な プローブを用いた場合の同じ細胞タイプ(つまり羊膜細胞および末梢血細胞のそ れぞれ)についての結果を示し、表3aおよび3bはX染色体に特異的なプロー ブを用いた場合の同じ細胞タイプについての結果を示し、かつ表4aおよび4b はX染色体に特異的なプローブを用いる場合の同じ細胞タイプについての結果を 示す。
例9 この例は、例Iの方法の変法によって慢性リンパ球性白血病(CL L)におけ る染色体12について三染色体性の細胞を検出することに関する。CLL患者か らの細胞は例1に説明したように調製されて顕微鏡スライド上に載せられた。2 ugのプラスミドp−α−12H8(例1)が製造者の使用説明書に従って用い られる酵素D d e T (Promega、 Southampton、  UK)を用いて消化された。消化されたプラスミドDNAを、フェノール クロ ロホルム抽出、エタノール沈澱しくMo1ecular Cloning、 A  Laboratory Manual” 、 eds、 Sambrook、  Fr1tsch and Manjatis、 Co1d Spring ) larbor Press (1989)参照)、10ulの水で再懸濁した。
このDNAのそれぞれlulのアリコートかシリコーン処理された25mm2カ バーガラス上に3×3マトリツクス状に塗布され、乾燥させられた。1ユニツト のTaqポリメラーゼ(Promega)か製造業者によって推奨されるように 反応緩衝液中で10u1に希釈され、lulアリコ−t−(3x3マトリックス )として同一のカバーガラスに塗布され、乾燥させられた。
ハイブリット形成および伸長については、各50uMのdATP、dGTPおよ びdCTP、ならびに25mMのフルオレセイン−12−d UT P (Bo ehringer) I Ou ]水溶液かスライド上の試料に加えられ、消化 されたブラスミl’およびtaqポリメラーゼを含むカバーガラスか与えられた 。スライドは93°Cて5分間加熱され、その後70°Cて1時間インキュベー トされた。その後、カバーガラスか取り除かれ、スライドは70°Cて5分間、 500mMのNaC]および50mMのEDTA、pH8中で洗浄された。その 後、スライドはヨウ化プロビジウムで染色され、例1と同しく観察された。CL L患者からの大半の血液細胞については、染色体12の3つの複製物の存在に対 応する3つの蛍光スポットか観察された。
上述の例はこの技術か適用され得る試料のタイプを限定するものでは全くなく、 その範囲を示すものである。
スポット数 細胞数 % 4 98 76、6 スポット数 細胞数 % 3 163 21.8 4 440 59、0 4 60 40、0 5 77 51.3 6 0 0.0 3 +9 6.3 4 121 40.3 5 153 51.0 スポツト数 細胞数 % 2 509 92、5 2 13 13.7 3 77 81.0 スポット数 細胞数 % 2 514 86.2 110 40.6 3 99 36、0 スポット数 細胞数 % スポット数 細胞数 % 2 424 85.0 予想されるY染色体なし スポット数 細胞数 % 予想されるY染色体あり 0 101 34.0 スポット数 細胞数 % 0 119 27.7 1 305 70、9 ANY REFERENCE T○ F工GURE 4 St(ALL BE C0N5よりERED N0N−EX工5TENT「閣  闇! !m 審 ÷9 牛 フロントページの続き (81)指定回 EP(AT、BE、、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BP、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,SN、 TD。
TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH。
DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、 LU、 M G、 MN、 MW、 NL、 NO,NZ、PL、R○、 RU、SD、SE 、 US

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.核酸ハイブリッド形成アッセイで用いるための組成物であって、乾燥状態で 固相支持体に可逆的に結合され、標識付けされた核酸ハイブリッド形成プローブ 、またはその前駆体を含み、前記プローブまたは前駆体は水または水溶液を加え ると放出可能である、組成物。
  2. 2.標識付けされていない核酸プローブの形態であるプローブ前駆体を含む、請 求項1に記載の組成物。
  3. 3.プローブ前駆体の標識付けは、標識されたヌクレオチドをそれに加えること によって行なわれる、請求項2に記載の組成物。
  4. 4.固相支持体は実質的に平坦である、前掲の請求項のいずれかに記載の組成物 。
  5. 5.固相支持体は吸水性材料を含む、前掲の請求項のいずれかに記載の組成物。
  6. 6.固相支持体は微粒子である、前掲の請求項のいずれかに記載の組成物。
  7. 7.固相支持体およびプローブまたは前駆体はともに錠剤を構成する、前掲の請 求項のいずれかに記載の組成物。
  8. 8.固相支持体は実質的に平坦である、請求項1ないし3のいずれかに記載の組 成物。
  9. 9.固相支持体は顕微鏡スライドまたはカバーガラスを含む、請求項8に記載の 組成物。
  10. 10.固相支持体はシリコーン処理されたガラスを含む、前掲の請求項のいずれ かに記載の組成物。
  11. 11.複数個の異なるプローブまたはその前駆体は1つの固相支持体に可逆的に 結合される、前掲の請求項のいずれかに記載の組成物。
  12. 12.乾燥状態で同一または他の固相支持体に結合される他の物質をさらに含む 、前掲の請求項のいずれかに記載の組成物。
  13. 13.前記他の物質は標識試薬を含む、請求項12に記載の組成物。
  14. 14.核酸ハイブリッド形成アッセイを実行するための方法であって、乾燥状態 で固相支持体に可逆的に結合された標識付けされた核酸プローブまたはその前駆 体を、そのプローブまたは前駆体を放出するように水または水溶液を加えること によって処理するステップを含み、前記プローブまたは前駆体は水または水溶液 を加えると放出可能であり、さらに、放出されたプローブまたは前駆体を、相同 性または実質的に相同性の配列のハイブリッド形成を可能にする条件下で、核酸 を含む検定されるべき試料と接触させるステップと、必要に応じて、標識付けさ れたプローブを生成するように前駆体を適切な態様で処理し、ハイブリッド形成 されていないプローブを混合物から取り除き、かつ標識付けされ、試料核酸にハ イブリッド形成されたプローブの存在を(もしあれば)測定するステップとを含 む、方法。
  15. 15.プローブまたはその前駆体はハイブリッド形成流体を加えることによって 放出される、請求項14に記載の方法。
  16. 16.支持体に可逆的に結合される前駆体は、標識されたヌクレオチドを前駆体 に付加するためのポリメラーゼを用いることにより標識プローブを生成させるべ く、適切な態様で処理される、請求項14または15に記載の方法。
  17. 17.方法は、試薬の量をさらに厳密に測定する必要のない態様で実行される、 請求項14ないし16のいずれかに記載の方法。
  18. 18.方法は細胞の染色体分析に適用される、請求項14ないし17のいずれか に記載の方法。
  19. 19.乾燥状態で固相支持体に可逆的に結合された標識核酸プローブまたはその 前駆体と、使用説明書とを含み、前記プローブまたは前駆体は水または水溶液を 加えると放出可能であることを特徴とする、核酸ハイブリッド形成アッセイて使 用するためのキット。
  20. 20.乾燥状態で同一または他の固相支持体に結合される他の物質をさらに含む 、請求項19に記載のキット。
  21. 21.前記他の物質は標識試薬を含む、請求項19または20に記載のキット。
  22. 22.ハイブリッド形成流体、洗浄溶液、加硫溶液、およびヨウ化プロビジウム を含む抗退色溶液のうちの1つ以上のものをさらに含む、請求項19ないし21 のいずれかに記載のキット。
JP51230793A 1992-01-18 1993-01-18 核酸ハイブリッド形成アッセイにおける、またはそれに関する改良 Expired - Fee Related JP3401722B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB929201073A GB9201073D0 (en) 1992-01-18 1992-01-18 Chromosome hybridisation methods
GB9201073.5 1992-01-18
PCT/GB1993/000112 WO1993014223A1 (en) 1992-01-18 1993-01-18 Improvements in or relating to nucleic acid hybridisation assays

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07502893A true JPH07502893A (ja) 1995-03-30
JP3401722B2 JP3401722B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=10708816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51230793A Expired - Fee Related JP3401722B2 (ja) 1992-01-18 1993-01-18 核酸ハイブリッド形成アッセイにおける、またはそれに関する改良

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP0623177B1 (ja)
JP (1) JP3401722B2 (ja)
AT (1) ATE159053T1 (ja)
AU (1) AU3360393A (ja)
DE (1) DE69314469T2 (ja)
DK (1) DK0623177T3 (ja)
ES (1) ES2108259T3 (ja)
GB (1) GB9201073D0 (ja)
WO (1) WO1993014223A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006502735A (ja) * 2002-10-15 2006-01-26 アプレラ コーポレイション 色素−ターミネーター配列決定試薬を乾燥するための方法
JP2015536651A (ja) * 2012-10-31 2015-12-24 セレー,インコーポレイテッド インサイチュハイブリダイゼーションを行うための方法およびキット

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE50012114D1 (de) 2000-09-05 2006-04-13 Zeltz Patrick Verfahren zur spezifischen Bestimmung von DNA-Sequenzen mittels paralleler Amplifikation
US8440425B2 (en) 2007-12-18 2013-05-14 Abbott Laboratories Method of preparing a biological specimen slide

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4588682A (en) * 1982-12-13 1986-05-13 Integrated Genetics, Inc. Binding nucleic acid to a support
CA1278755C (en) * 1985-03-15 1991-01-08 William J. Knowles Labelling of oligonucleotides
GB8716279D0 (en) * 1987-07-10 1987-08-19 Amersham Int Plc Performing nucleic acid reactions

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006502735A (ja) * 2002-10-15 2006-01-26 アプレラ コーポレイション 色素−ターミネーター配列決定試薬を乾燥するための方法
JP2015536651A (ja) * 2012-10-31 2015-12-24 セレー,インコーポレイテッド インサイチュハイブリダイゼーションを行うための方法およびキット

Also Published As

Publication number Publication date
DE69314469T2 (de) 1998-03-26
DK0623177T3 (da) 1998-05-18
EP0623177B1 (en) 1997-10-08
ES2108259T3 (es) 1997-12-16
GB9201073D0 (en) 1992-03-11
EP0623177A1 (en) 1994-11-09
JP3401722B2 (ja) 2003-04-28
AU3360393A (en) 1993-08-03
ATE159053T1 (de) 1997-10-15
DE69314469D1 (de) 1997-11-13
WO1993014223A1 (en) 1993-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100245283B1 (ko) 인 시튜 혼성화 방법(in situ hybridization method)
EP1287165B1 (en) Method for detection and localization of genes in situ using branched-DNA hybridisation
US5985549A (en) Non-isotopic in-situ hybridization method for detection of nucleic acids
WO1990002205A1 (en) Detection of nucleic acid sequences using particle agglutination
WO1990005789A1 (en) In situ suppression hybridization and uses therefor
WO1990010715A1 (en) In-situ hybridization in suspension for detection or separation of cells
JP2005503762A (ja) 低分子量デキストラン硫酸を使用するハイブリダイゼーション緩衝液およびそれらの使用方法
EP0436547A4 (en) Process for rapid nucleic acid detection
EP0687738A1 (en) IN-SITU HYBRIDIZATION METHOD USING RecA PROTEIN AND RecA PROTEIN HAVING MARKER OR LIGAND FOR USE IN SAID METHOD
US6242184B1 (en) In-situ hybridization of single-copy and multiple-copy nucleic acid sequences
Nicholls et al. Nucleic acid analysis by sandwich hybridization
JPH01501339A (ja) 改良された核酸ハイブリダイゼーション方法及びそれに用いるキット
JPH07502893A (ja) 核酸ハイブリッド形成アッセイにおける、またはそれに関する改良
US5693783A (en) DNA probes for detecting the most common liveborn chromosomal aneuploidies
JPH04504203A (ja) 増幅された標的核酸へのレポーター部位の取り込みによる迅速な核酸検出方法
JP2002541826A (ja) 悪性黒色腫由来のメラニン細胞母斑を区別するための染色体コピー数の変化の検出
US20150045249A1 (en) Nucleic acid detection method
NZ275286A (en) Detecting target nucleic acid sequences using labelled rna probe hybridization and rnase digestion
JP2003199600A (ja) 標的核酸の検出方法
JP2003254967A (ja) 標的核酸の検出方法
JP2003247998A (ja) 標的核酸の検出方法
JP2003225099A (ja) 標的dnaの検出方法
GENERSCH et al. 21 In Situ Formats
Isa Optimization and Application of Chromosome In Situ Suppression Hybridization.
JP2003250600A (ja) 標的核酸の検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees