JPH07502776A - ビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体、その製法、これを含有する光により架橋可能な組成物及び被覆 - Google Patents

ビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体、その製法、これを含有する光により架橋可能な組成物及び被覆

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JPH07502776A JP5518938A JP51893893A JPH07502776A JP H07502776 A JPH07502776 A JP H07502776A JP 5518938 A JP5518938 A JP 5518938A JP 51893893 A JP51893893 A JP 51893893A JP H07502776 A JPH07502776 A JP H07502776A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビニルオキシ基を有するシロキチン共重合体、その製法及び使用 本発明は、ビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体並びにその製法に関する 。本発明は更に、ビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体を基礎とする光に より架橋可能な組成物に関する。 欧州特許(EP−8)第105341号明細書から、分子1個当り式: %式% [式中、Gはアルキレン基であるが又は少なくとも1個の2価のへテロ基、例え ば−〇−12価のフェニレン基又は置換された2価の)二二しン基又はこれらの へテロ基の組合せにより中断されているアルキレン基を表わすコのSi−結合ビ ニルオキシ官能基中なくとも1個を有するオルガノポリシロキサンが公知である 。このオルガノポリシロキサンは、アリル−及びビニルオキシ基を有する化合物 を製造し、この化合物をオルガノポリシロキサンの5iH−基に付加することに よって得られるが、その際、ヒドロシリル化はアリル基の所でのみ行われる。欧 州特許(EP−B)第105341号明細書には、その他に、前記オルガノポリ シロキサンを含有する光により架橋可能な組成物並びにこのオルガノボリシロキ サンの陽イオン重合を接触するオニウム塩が記載されている。 ケミカル アブストラクツ(Chemicsl ^bst+ac+s)+071 7622I Qからプラスチックレンズを製造するためのビニルオキシプロピル 基1個及びトリメチルシロキシ基中なくとも111を有するシランが公知である が、これはアリルビニルエーテルをトリメチルシロキシ基を有するシランでヒド ロシリル化する(その際アリル基の所で付加が行われる)ことによって得られる 。 米国特許(US−^)第5057549号明細書及びカナダ特許(CA−^)第 2035396号明細書には、プロペニルオキシ基を有するオルガノポリシロキ サン又はプロペニルオキシ基を有するシロキサン共重合体が記載されているが、 これは二段工程で2個又はそれ以上のアリルオキシ基を有する化合物をオルガノ ポリシロキサンの5iH−基に付加し、引き続き二重結合の転移によりアリルオ キシ基をプロペニルオキシ基に変えることによって製造される。 米国特許(US−A)第5145915号明細書から、任意の数の置換されたビ ニルエーテル基を有するオルガノポリシロキサンが公知であるが、これはヒドロ シリル化、即ち5iH−基を有するオルガノポリシロキサンを例えば式 のポリオキシアルキレンエーテルと反応させる(その際、アリル基の所で付加が 行われる)ことによって製造される。 簡単な方法で製造することができ、その際珪素原子1個に1個より多いビニルオ キシ基を導入することができる方法で、ビニルオキシ基を有するシロキサン共重 合体を製造するという課題があった。更に、光、特に紫外線光の作用で陽イオン 重合下で特に迅速に架橋するビニルオキシ基を有するシロキチン共重合体を製造 する課題があった。これらの課題は本発明により解決される。 本発明の目的物は、 〔式中、Rは同−又は異なり、基1個当り炭素原子1〜18個を有する、場合に よりハロゲン化された炭化水素基を表わし、R1はエーテル酸素原子により置換 されていてもよい、基1個当り炭素原子1〜4個を有する同−又は異なるアルキ ル基を表わし、aはOll、2又は3であり、bはOll、2又は3であり、a +bの合計は3より多くない]のシロキサン単位(b)式 (式中、Rは前記したものを表わし、Cは0.1又は2であり、Gは式 %式%) [式中、Yは、式 0H −OR’(式中、R2は基zm当り炭素原子1〜6個を有するアルキル基を表わ す)、 一03iRs(式中R3はメチル−、エチル−、イソプロピル−1t−ブチル− 又はフェニル基を表わす)、−X (式中、又はハロゲン原子を表わす)の基に より置換されていてもよいか又は少なくとも1個の酸素原子、カルボキシル−又 はカルボニル基により中断されていてもよい、基1個当り炭素原子1〜20個を 有する2価、3価、4価、5価又は6価の炭化水素基を表わし、Xは2.3.4 .5又は6である]の基を表わし、Glは式: [式中、Y及びXは前記したものを表わす]の基を表わし、G2は式。 [式中、Y及びXは前記したものを表わすコの基を表わし、G3は式: [式中、Y及びXは前記したものを表わす]の基を表わす)の単位群から選択し た単位を1分子当り少なくとも1個 を含有する、ビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体である。 有利には、このビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体は、式(1)のシロ キンサン単位、1分子当り少なくとも1個の式(I +)のシロキサン単位及び 1分子当り少なくとも1個の式(IIり、(m及び(V)の単位の群から選択し た単位を含有する。 本発明の目的は、更に、ビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体の製法であ り、これは1個より多いビニルオキシ基を有する一般式 %式%(1) [式中、Y及びXは前記したものを表わす]の有機化合物(1)を、1分子当り 少なくとも1個の31−結合の水素原子を有するオルガノポリシロキサン(2) と、Sl−結合の水素の脂肪族二重結合への付加を促進する触媒(3)の存在で 反応させることを特徴とするが、その際、有機化合物(])中の脂肪族二重結合 とオルガノポリシロキサン(2)中のSi結合水素との使用比が、式・ −OCH=CH。 のビニルオキシ基を平均中なくとも1個を有する、ビニルオキシ基を有するシロ キサン共重合体が得られるような比である。 例えば最初に記載した欧州特許(EP−8)第105341号明細書におけるよ うな技術水準では、ビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体も記載されてい ないし、この種の共重合体を5iH−基をビニルオキシ基に付加すること(ヒド ロシリル化)によって得ることができることも予期しえなかった。それというの も、欧州特許(EP−8)第105341号明細書によれば、ビニルオキシ基の オルガノポリシロキサン中への導入は、アリル基及びビニルオキシ基を含有する 化合物のヒドロシリル化によってのみ達成され、その際アリル基への付加が行わ れるからである。 有利には、Xは2.3又は4であり、Yは2価、3価又は4価の基である。 本発明によるビニルオキシ基を有するオルガノポリシロキサンは、有利には、2 5℃で粘度5〜5・106mPa、s、特に有利には25℃で粘度50〜500 00 mPa、sを有する。 本発明によるビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体中で、シロキサン分は ビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体の総重量に対して20〜90重量% である。 基Rの例は、アルキル基、例えば、メチル−、エチル−1n−プロピル−、イソ −プロピル−1l−n−ブチル−12−n−ブチル−、イソ−ブチル−1t−ブ チル−1n−ペンチルー、イソ−ペンチルー、ネオ−ペンチルー、t−ペンチル ー、ヘキシル基、例えば、n−ヘキシル基;ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基 ;オクチル基、例えば、n−オクチル基及びイソ−オクチル基、例えば、2,2 .4−トリメチルペンチル基;ノニル基、例えば、n−ノニル基、デシル基、例 えば、n−デシル基;ドデシル基、例えば、n−ドデシル基:オクタデシル基、 例えば、n−オクタデシル基;シクロアルキル基、例えば、シクロベンチルー、 シクロへキシル−、シクロヘプチル基及びメチルシクロベキシル基、アリール基 、例えば、フェニル−、ナフチル−、アンスリール−及びフェナンスリール基、 アルカリール基、例えば、0−1m−p−トリル基、キシリル基及びエチルフェ ニル基;及びアラルキル基、例えば、ベンジル基、α−及びβ−フェニルエチル 基である。メチル基が有利である。 ハロゲン化基Rの例は、ハロゲンアルキル基、例えば、3.3.3−トリフルオ ル−n−プロピル基、2,2,2,2°、2゛I2°−ヘキサフルオルイソプロ ピル基、ヘプタフルオルイソプロピル基及びハロゲンアリール基、例えば、〇− 1m−及びp−クロルフェニル基である。 アルキル基R1の例は、メチル−、エチル−1n−プロピル−、イソ−プロピル −1I−n−ブチル−12−n−ブチル−、イソ−ブチル−及びt−ブチル基で ある。有利には、メチル−及びエチル基である。エーテル酸素原子により置換さ れているアルキル基R1の例は、メトキシエチレン−及びエトキシエチレン基で ある。 ゛アルキル基R2の例は、メチル−、エチル−1n−プロピル−、イソ −プロピル−1l−n−ブチル−12−n−ブチル−、イソ−ブチル−1t−ブ チル−1n−ペンチルー、イソ−ペンチル−、ネオ−ペンチル−1t−ペンチル ー及びヘキシル基、例えば、n−ヘキシル基である。 ビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体としては有利には、 のシロキサン単位、 (b)1分子当り少なくとも2個の式。 G R2S i 01/2 (11’)のシロキサン単位及び1分子当り少なく とも1個の式:%式% の単位を含有するようなものであり、ここで、R,G及びGlは前記したものを 表わす。 本発明による方法で使用されるビニルオキシ基を有する有機化合物(1)の例は 、下記式のようなものである。 CH2−CH−0−CH2−CH2−0−CH=CH2C)+2=CH−0−( CH2)4−0−C8wCH2C)+2−C)1−0− (C1(2C)120 ) 3−C)1−CH2CH2=CH−0−(CH2CH2CH2CH20)n −CH−CH2n=2−6CH2だCH−0−CH2−CHC1(−CH2−0 −CH−CH2CH2−CH2 CH2−CH−0−CH−CH2−0−CH=CH2CH2−0−CH=CH2 CHl−C[CH2−0(CH2CH20) m−CH−CH2] コ m−1 −10CH3−CH2−C[CCH2−0(C)(2C)(20) CH=CH 2]3 m−L−10CH2−0−C1(’CH2 CH2−0−CH−CH2 (CH2−CH−0) 2CHC)((0−CH=CH2) 2(CH2=CH −0) 2 CHCH2CH(0−CH=CH2) 2CH3C(0−CH=C H2) 3 (C1(2=CI(−0)CH2(C1((0−CH−CM 2 ) ] 3  C1(2(0−CH−C)12 )及び(CH2”CM−0) CM 2 【C H(0−CH−CH2) 34 CH2(0−CH=CH2)CH2− CH:l−C[C)(2−0(CH2CH20)m 1cH2cH2−]1 m =1 10H2− CH2− CH3−CH2−C(CH2−0(CH2CH20)、−1CH2C)(2−] 3 m−1−10H2− CH2− =CH−CH2−C)!− 有機化合物(])の有利な例(ま、 CH2−C)!−0−(C)I2CE20)ツー08日CH2C)+3−c(C )!2−O−CI(寓CH2]3CH:l−C[CH2−0(CHCH2−0( CH2CH201]3 m−1−10CHコーCH2−C[CH2−0−CH= CH2]コ 及びCHココ−H2−C(CH2−0(C)12CH20)、T、 −C)tmcl(231m−1−10゜である。 従って基Yの例は、式: %式%) 有機化合物(1)の製法は、例え1′!P CT特許出願W 09110575 6号明細書に記載さオルてしする。製造の基礎は、アルコールをアセチレンと接 触的(こ反応させるレノペ(Reppe)によるの当業者Iこ公知のビニルイヒ である。 工業的ビニルエーテルの代表的不純物は、不完全なビニル化により「中間段階」 として生じたままであるビニルエーテルアルコール並びに場合により自己閉環に よるその遂次生成物、例えば CH3−C82CH2−OH 冒 C> l\ CH2”CH−0−C1(2CH2−0−C)(−CH2CH3−CH2CH2 −0 有利には、Sl−結合水素原子中なくとも1個を有するオルガノポリシロキサン (2)として、一般式=[式中、Rは前記のものを表わし、eは0又は1、平均 o、 oos〜1.0であり、fは0.1.2又は3、平均1゜0〜2.5であ り、e+fの合計は3より多くないコのようなものを本発明による方法で使用す る。 有利には、Si−結合水素原子中なくとも1個を有するオルガノポリシロキサン (2)として、一般式:%式%() [式中、Rは前記のものを表わし、dは同−又は異なるもので0又は1であり、 0は0又は1〜1000の整数を表わし、pはO又は1〜6の整数を表わすコの ようなものを本発明による方法で使用する。 特に有利には、本発明による方法で使用されるオルガノポリシロキサン(2)は 、1分子当りSl−結合の水素原子2〜6個を含有する。 1分子当りSi−結合水素原子中なくとも1個を有するオルガノポリシロキサン (2)は、有利には、25℃で粘度0.5〜20000mPs、s、特に有利に は、25℃で粘度5〜]000mPs、sを有する。 式(Vl+)のオルガノポリシロキサンの有利な例は、ジメチルヒドロゲンシロ キサンー及びジメチルシロキサン単位から成る共重合体、ジメチルヒドロゲンシ ロキサンー、ジメチルシロキサン−及びメチルヒドロゲンシロキサン単位から成 る共重合体、トリメチルシロキサン−及びメチルヒドロゲンシロキサン単位から 成る共重合体及びトリメチルシロキサン−、ジメチルシロキサン−及びメチルヒ ドロゲンシロキサン単位から成る共重合体である。 1分子当りSl−結合水素原子中なくとも1個を有するオルガノポリシロキサン 及びこの種の有利なものの製法は、一般に公知である。 有機化合物(1)は本発明による方法で、有機化合物(1)中の脂肪族二重結合 とオルガノポリシロキサン(2)中のSt−結合水素との比が、1.5 + 1 〜20:1、有利には2゛1〜10川であるような量で使用する。有機化合物( 1)は、オルガノポリシロキサン(2)とその官能性及びその分子量により非常 に広い範囲で殆ど任意に組み合わせることができる。しかし、20:1より大き いc=c:siHの比は、有機化合物(1)のモノヒドロシリル化のみをもたら し、これは有利ではない。 有機化合物(1)、例えばトリエチレングリコールジビニルエーテルとオルガノ ポリシロキサン(2)、例えばα、ω−ジヒドロゲンジメチルボリシロキサンと の触媒(3)の存在における反応は、下記反応式により行われる゛ H’SiMe20(SiMe20)nSiMe2H+ CH2”CHO−(CH 2CH20)3−CH=CH2−−−−−> CH2=CH0−(CH2CH20) コ CH2CH2SIMe20(SiM Q20)nsiMe2CH2CCH2CH25I+2CH20) コ−CH2C H2SiMe20(SiMe20)nSiMe2CH2CH20−(CH2CH 20)コCH=CH2 反応時間及び従って得られる最終生成物は、有機化合物(1)中のC=C二重結 合とオルガノポリシロキサン(2)中の31−結合水素との使用比に決定的に左 右される。C=C:SiHの使用比−その際C=C′SiHの比は常に1より大 きくなければならない−によす、鎖末端及び鎖に沿って(例えば2個より多いビ ニルオキシ基を有する有機化合物(1)を使用する場合)、式: %式%) の遊離ビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体が得られ、その開鎖に沿った 遊離ビニルオキシ基とオルガノポリシロキサン(2)のSi−結合水素原子との 引き続いての反応によって鎖に沿って分枝が起こる可能性がある。 St−結合水素の脂肪族多重結合への付加を促進する触媒(3)として本発明に よる方法でも、Sl−結合水素の脂肪族多重結合への付加を促進するためにこれ まで使用することのできた同じ触媒を使用することができる。触媒(3)には、 有利には白金金属群からの金属又は白金金属群からの化合物又は錯体がこれに該 当する。この種の触媒の例は、担体、例えば二酸化珪素、酸化アルミニウム又は 活性炭上に存在していてもよい金属性及び微細な白金、白金の化合物及び錯体、 例えば白金ハロゲン化物、例えばPtCl2.82PIC1,ネ6H20、Na 2PlcI($4820、白金−オレフィン−錯体、白金−アルコール−錯体、 白金−アルコールー錯体、白金−エーテル−錯体、出合−アルデヒドー錯体、8 2PIC1,$68,0及びシクロヘキサノンからの反応生成物を含めて白金− ケトン−錯体、白金−ビニルシロキサン錯体、例えば検出可能な無機結合ハロゲ ン含量を有するか又は不含の白金−1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラ メチルジシロキサン錯体、ビス=(γ−ピコリン)−白金ジクロリド、トリメチ レンジピリジン白金ジクロリド、ジシクロペンタジェン白金ジクロリド、ジメチ ルスルホキシドエチレン白金(I+)ジクロリド並びに米国特許(US−^)第 4292434号明細書による四塩化白金とオレフィン及び第一アミン又は第二 アミン又は第−及び第二アミンの反応生成物、例えばl−オクテン中に溶解させ た四塩化白金とS−ブチルアミンととの反応生成物、及び欧州特許(EP−8) 第110370#+明細書によるアンモニウム−白金錯体及びロジンの化合物及 び錯体、例えば、欧州特許(EP−^)第476426号明細書によるロジン錯 体である。 触媒(3)は有利には、各々元素の白金として計算して及び有機化合物(1)及 びオルガノポリシロキサン(2)の総重量に対して、2〜1000重量ppm  (巨万重量部当りの重量部)の量、有利には10〜50重量pPmの量で使用す る。 本発明による方法は有利には、周囲の大気の圧力、即ち+020hPa (絶対 )で実施する;しかしこれより高い圧力又は低い圧力で実施することもできる。 更に本発明による方法は、有利には温度50〜170℃、特には80−150℃ で実施される。 本発明による方法では、不活性有機溶剤の共用は有利ではないけれど、不活性有 機溶剤を一緒に使用することができる。不活性有機溶剤の例は、トルエン、キシ レン、オクタンイソマー、酢酸ブチル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒド ロフラン及びシクロヘキサンである。 本発明の方法により製造したビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体から、 有利には過剰の有機化合物(+)並びに場合により共用した不活性有機溶剤を蒸 留により除去する。 本発明の方法により製造したビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体を場合 によりオルガノポリシロキサン(4)で平衡させる。 オルガノポリシロキサン(4)としては、有利に、式゛ R3S io (S iR20) rs iR3[式中、Rは前記したものを表 わし、rはO又は1〜1500の値の整数である]の線状の、末端にトリオルガ ノシロキシ基を有するオルガノポリシロキサン、式:%式% [式中、Rは前記したものを表わし、Sは1〜+500の値の整数である]の線 状の、末端にヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサン、式: %式%) [式中、Rは前記したものを表わし、tは3〜]2の整数であるコの環式オルガ ノポリシロキサン及び式:R2SiO及びRSiO37□ [式中、Rは前記したものを表わす]の単位から成る共重合体から成る群から選 択したようなものを使用する。 場合により実施される平衡化で使用されるオルガノポリシロキサン(4)とビニ ルオキシ基を有するシロキサン共重合体との態化は、場合により実施される平衡 化で生成されるシロキサン共重合体中のビニルオキシ基の所望含分及び所望の平 均鎖長によってのみ決められる。 場合により実施される平衡化の際には、有利に、平衡化を促進させる塩基性触媒 を使用する。この種の触媒の例は、水酸化アルカリ、例えば、水酸化ナトリウム 及び水酸化カリウム、水酸化トリメチルベンジルアンモニウム及び水酸化テトラ メチルアンモニウムである。水酸化アルカリが有利である。水酸化アルカリは、 有利には、各々使用されるビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体及び使用 されるオルガノポリシロキサン(4)の総重量に対して50〜10000重量P PIIIC=百万当りの部)、特に500〜2000重量ppmの量で使用され る。酸性平衡化触媒の使用は確かに可能であるが、有利ではない。 場合により実施される平衡化は、有利には100〜150℃及び周囲の大気の圧 力、即ち+020hPa (絶対)で行う。しかし所望により、これより高い圧 力又は低い圧力を使用することもできる。この平衡化は、有利には、使用ビニル オキシ基を有するシロキサン共重合体及び使用オルガノポリシロキサン(4)の 総重量に対して、水と混合不可能な溶剤、例えばトルエン中で5〜20重量%で 実施される。平衡化で得られた混合物を後処理する前に、触媒を不活性にするこ とができる。 本発明による方法は、パッチ式、半連続的又は完全連続的に実施することができ る。 本発明によるビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体は、例えば、酸、例え ば塩酸、硫酸又はp−トルエンスルホン酸の添加により、陽イオン性に架橋可能 である。本発明によるビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体は、有利には 光により開始される陽イオン重合で架橋される6光により開始される架橋用の触 媒として、有利には、欧州特許(EP−B)第105341号明細書及び西ドイ ツ特許出願P 4142327.5号明細書から公知である、オニウム塩、例え ばジアリールヨードニウム塩又はトリアリールスルホニウム塩を使用する。 この種のオニウム塩の例は、欧州特許(EP−8)第105341号明細書に記 載されているビス−(ドデシルフェニル)−ヨードニウム塩、例えば、ビス−( ドデシルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオロアンチモネート又はビス−(ド デシルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオルアルゼネート又は西ドイツ特許用 FIR P 4 142327。 5号明細書に記載の式。 [式中、Dは弐。 −0−R’−3i R’3 (式中、R4は、場合により酸素原子中なくとも1個及び/又は硫黄原子及び/ 又はカルボキシル基により中断されている、基1個当り炭素原子1〜!8個を有 する2価の炭化水素基を表わし、R6は、場合により酸素原子中なくとも1個に より中断されている、基1個当り炭素原子1〜18個を有する1価の炭化水素基 を表わし、X−は、トシレート陰イオン又はCF3CO,−1BF4−1PF6 −1AsF6−1SbF、−1CIO,−1H804−1CF3S 03−及び C4F、5o3−の群から選択した弱親核性又は非親核性陰イオンY−を表わす )の基を表わす]のヨードニウム塩である。 従って本発明の目的は、有利に、式(+) 、(I+)の単位及び場合により式 CII+)、(IV)又は(V)の単位の少なくとも1種類を含有し、有利に、 式(1′)、(IIo)及び(IIビ)の単位を含有するビニルオキシ基を有す るシロキサン共重合体を、前記シロキサン共重合体を基礎とする光により架橋可 能な組成物中に使用することである。 有利には、本発明によるビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体は紫外線に より架橋され、その際200〜400 n mの範囲の波長を有するようなもの が有利である。紫外線は例えばキセノン−水銀低圧−1水銀中圧−又は水銀高圧 ランプにより発生させることができる。 光により架橋させるために、400〜600nmの波長を有するようなもの、即 ちいわゆる「ハロゲンライト」も好適である。本発明によるビニルオキシ基を有 するシロキサン共重合体は、市販の感光剤を一緒に使用する場合には、可視範囲 の光によって架橋させる二′とができる。 本発明によるビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体の陽イオン重合は、も ちろんこのために一般的なブレーンステズ酸又はルイス酸により開始させること ができる。 本発明の目的は最後に、本発明によるビニルオキシ基を有するシロキサン共重合 体を光により架橋可能な被覆を製造するために使用することでもある。 本発明によるビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体は、照射硬化性印刷イ ンキ中に使用することができる。 本発明による被覆を塗布することができる表面の例は、紙、木、コルク、プラス チック、例えば、ポリエチレンジート又はポリプロピレンシート、セラミック物 、ガラス繊維を含めてガラス、金属、アスベストから成るようなものを含めて紙 、及び天然又は合成有機繊維から成る織った及び不織布のようなものである。 本発明によるビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体の被覆すべき表面への 塗布は、任意の、液体物質からの被覆の製造に好適で、公知の方法で、例えば浸 漬、塗布、注入、噴霧、ローラー塗布、例えばオフセット版被覆装置を用いる印 刷、メス−又はナイフ塗布により行うことができる。 例1 窒素雰囲気下で、Si−結合水素0.5gに相応する、25℃で粘度111II In2/秒を有するヒドロゲンジメチルシロキサンー及びジメチルシロキサン単 位から成る共重合体238gを、GAP CheIIl、Corp、社の市販糸 “ラビーキュア(Rapi−Cure)”CHVEで得られる式:%式% のビニルエーテル785gと一緒に50℃に加熱する。白金4mgをイソプロパ ツール中の82P+Cl6x R20の溶液の形で添加し、その後反応混合物の 温度は約130℃に上昇する。この温度で更に1時間後反応させ、その際99% の変換率が達成される。交代性シロキサン−及び脂肪族エーテル橋から成り、2 5℃で粘度90mm2/秒を有する共重合体315gが得られる。製法に相応し て、直鎖のブロック共重合体はビニルエーテル末端基を含有し、その際、平均分 子量は1900である。生成物は表面張力22m N −m−’を有する。 例2 31−結合水素0.149%の含量を有するα、ω−ジヒドロゲンジメチルボリ シロキサン336gをトリエチレングリコールジビニルエーテル(GAP−Co  r P 、の市販糸“ラビーキュアDYE−3で得られる)67gと混合し、 約80’Cに加熱する。窒素雰囲気下で少量の1−オクテン中の四塩化白金14 m1の溶液を添加し、その後混合物を135℃に加熱する。この温度を更に1時 間保ち、冷却する。合成に相応して、生成物はジメチルポリシロキサン−及び2 −ビニルエーテル末端基を有するポリグリコール鎖から成る直鎖のブロック共重 合体の構造を有する。25℃で粘度は235mm2/秒であり、平均分子量は約 6000である。シロキサン分は約83重量%になる(’H−NMR−スペクト ルによる)、1 例3 Si−結合水素合計0.25gを有するα、ω−ジヒドロゲンジメチルボリシロ キサン403gを窒素下で90℃でトリエチレングリコールジビニルエーテル( GAP−Co t p 。 の市販糸“ラビーキュアDYE−3で得られる)42gと混合する。少量のイソ プロパツール中に溶解させたヘキサクロル白金酸24mgを添加する。内部温度 の上昇後、99%より多い変換率が達成されるまで、130℃でなお3時間反応 させる。揮発性成分を100℃及び5 hP*で除去し、その後25℃で粘度2 ZOau++2/秒を有する透明な油状物が得られる。構造は原則として例2か らの重合体生酸物に相応し、その際シロキサン鎖長だけはより大きいが、ポリグ リコール鎖を有するジメチルポリシロキサン−は交代がより僅かである。はぼ同 じ平均分子量でシロキサン分はこの場合に91重量%である。 例4 25℃で粘度90III112及びSl−結合水素合計110mgを有する、ト リメチルシロキサン−、ジメチルシロキサン−及びヒドロゲンメチルシロキサン 単位から成る共重合体170gを、例1に記載のビニルエーテル ラビーキュア CHVE29.5 g及び1−オクテン中のPtCl4の溶液の形の白金4++ +1と混合する。窒素下で3時間120℃にに加熱し、揮発性含分を5 hPa で除去し、25℃で粘度280mm”7秒を有する透明な油状物が得られる。共 重合体は分校構造を有し、その際シロキサン鎖は脂肪族エーテルを介して架橋し ており、同時に側鎖ビニルエーテル基を有する。 これはlkl当りビニルエーテル二重結合的0.3モル含有する。 例5 25℃で粘度90mm2を有する、トリメチルシロキサン−、ジメチルシロキサ ン−及びヒドロゲンメチルシロキサン単位から成る共重合体170gを、例2に 記載のビニルエーテル ラビーキュアDYE−320gと混合し、窒素雰囲気下 で100℃に加熱する。少量のイソプロパツール中に溶解させた82PICI6  X)+20]Omgの添加後に、内部温度はちょうど120℃に上昇するが、 この温度でさらに3時間保つ。揮発性成分を真空中で5hPiで除去した後、濾 過後にポリグリコール橋及び5iC−結合ビニルエーテル基を有するシロキサン 鎖から成る分枝状ブロック共重合体175gが得られる。重合体生成物は、25 ℃で粘度1200n++o2/秒及び1kg当りビニルエーテル二重結合的0. 25モルを有する。 例6 例2に記載のラビーキュアDYE−3202gに白金−1,3〜ジビニル−1, 1,3,3−テトラメチルジシロキサン−錯体の形の白金411Igを加え、窒 素雰囲気下で90℃に加熱する。 約1.5時間かけて】、3−ジヒドロゲンチトラメチルジシロキサン合計69g を添加し、反応は約130℃で終了する。揮発性化合物を160℃及び5hPx で除去した後、定量的収率で25℃で粘度44mm2/秒を有する高分子二官能 性ジビニルエーテルが得られる。IH−NMR−スペクトルにより、C= C/  S i CHzの比は0.61の値を有すると推定される。これはlk!当り ビニルエーテル二重結合的2.6モルを含有する。生成物は表面張力28mN− m’を有する。 例7 エーテル橋を介して分枝しているビニルエーテル−シロキサン共重合体を製造す るために、例1で使用したジビニルエーテルの代わりにトリメチロールプロパン トリビニルエーテル100gを用いて例1を繰り返す。 ヒドロシリル化反応の終了後に、過剰のビニルエーテルを160℃及び3hP* で除去し、その後25℃で粘度145mI++2/秒を有する透明な油代物が得 られる。分枝したブロック共重合体はジビニルエーテル末端基及び76重量%の シロキサン分を含有する。これは1kg当りビニルエーテル二重結合的1.6モ ルを含有する。 例日 例6で製造したブロック共重合体]Ogを[4−[2−(3−ジオクチルメチル シリルプロピルオキシ)エトキシ]−フェニルコーヨードニウムヘキサフルオル アンチモネート(製法は西ドイツ特許出願P 4142327.5号明細書に記 載されている)O,1gと22℃で混合し、ポリエチレン塗被紙上にガラス欅で 厚さ約4μmの層に塗布する。水銀中圧ランプ(80ワット/cm)でlocm 離して0.15秒照射した後、ブロック共重合体は硬化して耐摩耗性である。 例9 例4で使用した共重合体170 gをK OH1(lOPP+I+で抑制したブ タン−]、]4−ジオールジビニルエーテル17gびその1.3−ジビニルテト ラメチルシロキサン−錯体の形の白金2Bと一緒に混合し、136℃に加熱する 。窒素下で3時間の反応時間後に、97%より多い活性水素基が消費され、その 後過剰のジビニルエーテルを]60℃及び5hP*で除去する。脂肪族エーテル 成分及びシロキサン橋から成る、25℃で粘度330mm2・s−1を有する分 枝した共重合体が得られる。これは、11当りビニルエーテル二重結合的0.2 7モルを含有する。 手続ネ市正書(自発) 平成6年10月27日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)式: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、Rは同一又は異なり、基1個 当り炭素原子1〜18個を有する、場合によりハロゲン化された炭化水素基を表 わし、R1はエーテル酸素原子により置換されていてもよい、基1個当り炭素原 子1〜4個を有する同一又は異なるアルキル基を表わし、aは0、1、2又は3 であり、bは0、1、2又は3であり、a+bの合計は3より多くない]のシロ キサン単位(b)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II),▲数式、化学式、表等があります ▼(III),▲数式、化学式、表等があります▼(IV)及び ▲数式、化学式、表等があります▼(V),(式中、Rは前記したものを表わし 、cはO、1又は2であり、Gは式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Yは、式: −OH −OR2(式中、R2は基1個当り炭素原子1〜6個を有するアルキル基を表わ す)、 −OSiR3(式中R3はメチル−、エチル−、イソプロピル−、■−ブチル− 又はフェニル基を表わす)▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R2は前 記したものを表わす)又は−X(式中、Xはハロゲン原子を表わす)の基により 置換されていてもよいか又は少なくとも1個の酸素原子、カルボキシル−又はカ ルボニル基により中断されていてもよい、基1個当り炭素原子1〜20個を有す る2価、3価、4価、5価又は6価の炭化水素基を表わし、xは2、3、4、5 又は6である]の基を表わし、G1は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Y及びxは前記したものを表わす]の基を表わし、G2は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Y及びxは前記したものを表わす]の基を表わし、G3は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Y及びxは前記したものを表わす]の基を表わす■の単位群から選択し た単位を1分子当り少なくとも1個を含有する、ビニルオキシ基を有するシロキ サン共重合体。 2.式(I)のシロキンサン単位、1分子当り少なくとも1個の式(II)のシ ロキサン単位及び1分子当り少なくとも1個の式(III)、(IV)及び(V )の単位の群から選択した単位を含有することを特徴とする、請求項1に記載の ビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体3.ビニルオキシ基を有するシロキ サン共重合体が、(a)式: R2SiO(I′) のシロキサン単位、 (b)式: GR2SiO1/2(II′) のシロキサン単位1分子当り少なくとも2個及び式:O1/2R2SiG1Si R2O1/2(III′)の単位1分子当り少なくとも1個を含有するが、その 際、前記式中、Gは式: −CH2CH2OY(OCH=CH2)X−1の基を表わし及びG1は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Yは、式: −OH −OR2(式中、R2は基1個当り炭素原子1〜6個を有するアルキル基を表わ す)、 −OSiR3(式中R3はメチル−、エチル−、イソブロピル−、■−ブチル− 又はフェニル基を表わす)▲数式、化学式、表等があります▼(式中R2は前記 したものを表わす)又は−X(式中、Xはハロゲン原子を表わす)の基により置 換されていてもよいか又は少なくとも1個の酸素原子、カルボキシル−又はカル ボニル基により中断されていてもよい、基1個当り炭素原子1〜20個を有する 2価、3価、4価、5価又は6価の炭化水素基を表わし、xは2、3、4、5又 は6である]を表わすことを特徴とする、請求項1又は2のいずれか1項に記載 のビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体。 4.1個より多いビニルオキシ基を有する一般式:Y(OCH=CH2)(1) [式中、Yは、式: −OH −OR2(式中、R2は基1個当り炭素原子1〜6個を有するアルキル基を表わ す)、 −OSiR3(式中R3はメチル−、エチル−、イソプロピル−、1−ブチル又 はフェニル基を表わす)▲数式、化学式、表等があります▼(式中R2は前記し たものを表わす)又は−X(式中、Xはハロゲン原子を表わす)の基により置換 されていてもよいか又は少なくとも1個の酸素原子、カルボキシル−又はカルボ ニル基により中断されていてもよい、基1個当り炭素原子1〜20個を有する2 価、3価、4価、5価又は6価の炭化水素基を表わし、xは2、3、4、5又は 6である]の1個より多いビニルオキシ基を有する有機化合物(1)を、1分子 当り少なくとも1個のSi−結合の水素原子を有するオルガノポリシロキサン( 2)と、Si−結合の水素の脂肪族二重結合への付加を促進する触媒(3)の存 在で、反応させ、その際、有機化合物(1)中の脂肪族二重結合とオルガノポリ シロキサン(2)中のSi結合水素との使用比が、式: −OCH=CH2 のビニルオキシ基を平均1個有するビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体 が得られるような比であることを特徴とする、ビニルオキシ基を有するシロキサ ン共重合体の製法。 5.有機化合物(1)として、 CH2=CH−O−(CH2CH2O)3−CH=CH2,▲数式、化学式、表 等があります▼又はCH3−CH2−C[CH2−O−CH=CH2]3を使用 することを特徴とする、請求項4に記載の方法。 6.Si−結合水素原子少なくとも1個を有するオルガノポリシロキサン(2) として、一般式:HdR3−dSiO(SiR2O)o(SiRHO)pSiR 3−dHd(VII)[式中、Rは1分子当り炭素原子1〜18個を有する、同 一又は異なる、場合によりハロゲン化された炭素原子を表わし、dは同一又は異 なるもので0又は1であリ、oは0又は1〜1000の整数を表わし、pは0又 は1〜6の整数を表わす]のようなものを使用することを特徴とする、請求項4 に記載の方法。 7.こうして得られたビニルオキシ基を有するシロキサン共重合体を、直鎖の、 末端にトリオルガノシロキシ基を有するオルガノポリシロキサン、直鎖の、末端 にヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサン、環式オルガノポリシロキサ ン及びジオルガノシロキサン−及びモノオルガノシロキサン単位から成る共重合 体から成る群から選択した、オルガノポリシロキサン(4)で平衡させることを 特徴とする、請求項4、5又は6のいずれか1項に記載の方法。 8.請求項1、2又は3のいずれか1項に記載のビニルオキシ基を有するシロキ サン共重合体を、前記シロキサン共重合体を基礎とする光により架橋可能な組成 物中に使用すること。 9.請求項1、2又は3のいずれか1項に記載のビニルオキシ基を有するシロキ サン共重合体を光により架橋可能な被覆を製造するために使用すること。
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