JPH07502701A - 紙シート用つかみ具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 紙シート用つかみ具 本発明は、対象物を間に挿入するＵ字形の本体を備えたつかみ具であって、脚の 一方に弾性的な掛止可能なリップが設けられこのリップとＵ字形本体の他方の脚 との間に対象物をつかむつかみ具に関する。

かかるつかみ具はＵＳ−Ａ−４２４１４７７において明らかにされる。

この事例においては、掛止可能なリップは、Ｕ字形本体のウェブの長手方向中心 線、即ち前記ウェブの長手方向中心線と実質的に平行に伸びるリップの旋回軸芯 を横切って伸びる。リップは一方の脚の中に完全に囲まれる。

前記米国特許に提案された構成の第１の欠点は、掛止用リップの設けられた脚が 比較的長い距離にわたって内側に伸びなければならない点である。この内向きの 延長部の唯一の機能は掛止用リップに十分な材料を提供することである。これは 、一方では大量の材料の使用に終わるだけでなく、他方では、つかまれるものの 相当な部分を視野から隠すことがある。これは、特に、書かれた紙ソートのよう な平らな紙を差し込むためのつかみ具の使用を含む。第２の欠点は、つかみ具が 比較的短く、即らウェブ及び脚の長さが比較的小さいことである。その結果、つ かみ具に差し込まれた対象物が動いて斜めになる危険がある。このため、例えば 紙シートにしわ及び／又は折り目ができる。この種のつかみ具の目的は、紙はさ み又は同等品と比較し、的確に見苦しい破損を避けかつつかなデザインの点から 望ましいことが多（残っていることである。

本発明の目的は、上述の諸欠点を避けることである。

上記の目的は、リップの旋回軸芯をＵ字形本体のウェブの長手方向中心線に対し て実質的に直角にすることにより達成される。

米国特許に基づき、横断方向における脚の延長部分は、リップの旋回方向を９０ °回すことによりこれを有効に削減することができるが、長手方向の寸法は必然 的に増加させねばならないであろう。その結果、同量又はより少量の材料を使用 して、っがむべき対象物の縁の見えない部分を減らすことが可能であり、また同 時に、上述のしわよせ作用が、より狭い範囲で生じ、或いは全く生じないために 破損の発生が少ない。また、対象物が斜めに置かれることを防ぐようにも作用す る。

本発明の有利な実施例によれば、リップはＵ字形本体の一方の脚の部分的な外側 境界を形成する。従って、掛止可能なリップの操作を簡単化することが大いに可 能であり、かつ一方ではつかみ具の幅を更に削減することができる。

上述の実施例においては、Ｕ字形本体は、リップの掛止用自由端及び一方の脚の これと組み合い得る部分の間の距離を増加させ得るように弾性変形が可能である ことが好ましい。言い換えると、掛止可能なリップを外すことは、つかみ具を曲 げ、その結果として、リップ自由端及び一方の脚のこれと組み合う部分の間の距 離が、掛止解除の行われるように増加させられることにより行われる。この曲げ を容易にするために、Ｕ字形本体のウェブ又は一方の脚のいずれかに弱くされた 部分が設けられみ押され、これが膨らみを生じ、つかみ具が平面上にあるならば 掛止可能なリップは掛止位置から外れて動かされる。

掛止は公知の総ての方法で行うことができるが、本発明の好ましい実施例によれ ば、リップの掛止用端部には削除された部分が設けられ、また一方の脚のこれと 組み合い得る部分には向かい合った削除部分が設け□られる。

更に、はぞ／はぞ大組立体のような相互作用する掛止用手段を、一方は掛止可能 なリップに、また他方を他方の脚に設けることができる。

つかみ具に差し込まれた一つ又はそれ以上の対象物をつかみ具に固定するだけで なく、懸垂手段によりこれらを吊るすこともできるように、上述のつかみ具に懸 垂手段を設けることができる。

本発明は図面に示された図示実施例を参照し、以下、詳細に説明されるであろう 。図面において、 図１は本発明によるつかみ具の閉じられた状態の斜視図を示し：図２は本発明に よるつかみ具の側面図を示し；図３はつかみ具が開口状態にある場合の図２に従 った側面図を示し；図４は図２の線ＩＶ−ＩＶに沿った本発明によるつかみ具の 正面図を示し；図５は本発明によるつかみ具の別の実施例を閉じられた状態にお いて示し：そして 図６は図５によるつかみ具を開口状態において示す。

本発明によるつかみ具は、ウェブ７、脚２及び別の脚３を有するＵ字形の本体１ を備える。Ｕ字形の差込み部が、その間に例えば平らな紙１れる対象物に対する 停止部を形成する。

一方の脚２には掛止可能なリップ４が設けられ、その旋回軸芯はウェブ７の長手 方向中心線に対して実質的に直角である。掛止可能なリップ４に、カム手段１１ を有する自由端が設けられる。カム手段１１は、図２に示されるように一方の脚 ２の部分６のカム手段１２と組み合うように設計される。本体７及び一方の脚２ には、ウェブ７の８で示された溝と一方の脚２の９で示された溝との弱体化部分 が設けられる。掛止可能なリップ４にはビン１０が設けられ、これは他方の脚３ の対応開口１３内に嵌まり込むことができる。一方の脚２の斜めにされた縁が１ ９で示され、この斜めの縁は停止部の形成により対象物の挿入を容易にする。

上述の器具は次のように機能する。図３に示された状態から始めると、関連の対 象物はＵ字形本体１により境界の定められた開口内に差し込まれ、カム手段１１ とカム手段１２とが互いに組み合うように自由端５が下に動かされ、図２の状態 となる。再び器具を外すためには、矢印で示されたように脚の端部に圧力が加え られる。指の間につかみ具を取ることにより、つかみ具の中央部分に上向きの力 が生じ、これによりカム手段１１と１２とが外れるであろう。示された固定用手 段１０．１３が挿入された対象物を貫き、更にこれを保持するように作用する。

一方では掛止可能なリップ４のつかみ作用により、また他方では前記固定用手段 により保持が行われる。言うまでもなく、上述の固定用手段なしのつかみ具を構 成することは可能である。

より詳細には説明されないであろう。

図４及び５による実施例においては、掛止可能なリップ４には下方に伸びている 部分２０が設けられる。リップ４は弾性材料で作られるので、つかみ具に差し込 まれる種々の厚さの対象物に対して調整することが可能である。この実施例では 、部分２０がつかみ作用を行うであろう。

他方の脚３は、その下側に、つかみ具の全幅にわたって伸びる横断リブ１４が設 けられる。図６に示されるように、つかみ具が平面上に置かれたときに端部を押 すことによりリップ４を外すことができる。

以上の発明は好ましい実施例を参照し説明されたが、本明細書の精神から離れる ことなくこれに多くの変更を行い得ることに注意すべきである。例えば、針状の ピン１０が傷つけることを防ぐために、掛止可能なリップが外向きに遠くまで動 き過ぎることを防止する手段を与えることが可能である。

補正書の写しく翻訳文）提出書　（特許法第１８４条の８）平成６年７月７日口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．間に対象物を差し込むためのＵ字形の本体（１）、弾性体の掛止可能なリッ プ（４）が設けられかつ前記リップ（４）とＵ字形本体の他方の脚（３）との間 で対象物をつかむための一方の脚（２）を備えたつかみ具にして、リップの旋回 軸芯がＵ字形本体（１）のウェブ（７）の長手方向中心線に対して実質的に直角 に伸びることを特徴とするつかみ員。 ２．リップ（４）がＵ字形本体の一方の脚（２）の部分的な外側境界を形成する 請求の範囲１によるつかみ貝。 ３．リップの掛止用自由端（５）及び一方の脚（２）のこれと組み合い得る部分 （６）の間の距離を増加させ得るようにＵ字形本体（１）が弾性的に変形可能で ある先行請求の範囲の一つによるつかみ員。 ４．Ｕ字形本体のウェブ（７）及び／又は一方の脚（２）には、その長さに沿っ た実質的に中間点において実質的にウェブの長手方向中心線に沿って伸びる弱体 化部分（８；９）が設けられる請求の範囲３によるつかみ貝。 ５．他方の脚（３）には、他方の脚（２）に面した側においてこれに沿った実質 的に中間点、中心に、突起（１４）が設けられる請求の範囲３又は４によるつか み貝。 ６．リップ（４）の掛止用自由端（５）には削除された部分（１１）が設けられ 、更にこれと組み合い得る一方の脚（２）の部分（６）には掛止作用を逹成する ために向かい合った削除部分（１２）が設けられる先７．リップ（４）及び他方 の脚（３）に、相互作用する固定用手段（１０；１３）が設けられる先行請求の 範囲の一つによるつかみ貝。 ８．差し込まれる対象物に面するリップ（４）の而が前記対象物を弾性的につか むための内向き湾曲部分（２０）を有して設計された先行請求の範囲の一つによ るつかみ貝。 ９．ウェブ（７）の脚とは反対側に向いた側に懸垂手段が設置される先行請求の 範囲の一つによるつかみ貝。