JPH075026A - 電子秤量器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】電子秤量器で、希望する秤量値を入力し、実際
の秤量値と入力値との差を表示することにより、表示の
読み間違いや、秤量のバラツキの個人差をなくし、短時
間で正確に秤量する。 【構成】秤量値を検出部１で検出し、アナログ１デジタ
ル変換部２でデジタル量に変換されて、演算部４へ入力
する。設定部３で希望する秤量値を入力して、演算部４
で検出部１の秤量値と設定部３の入力秤量値との差を計
算する。演算部４から秤量値の差を出力し、表示部５で
デジタル表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子秤量器に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来この種の電子秤量器は、重さを検出
する検出部、検出部の変位等を重さに変換する変換部、
秤量値を表示する表示部とからなっており、秤量物を置
いた時の検出部の変位と、秤量物を置かない時との差を
重さに変換して、秤量値としてデジタル表示していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子秤
量器では、秤量値を表示するため、単純に物の重さを知
りたい場合には適していた。しかし、希望する重さを量
り取る場合は、表示値と希望値との差を計算しながら量
らなければならない点と、表示桁数が多い場合には表示
の読み間違いや、秤量のバラツキに個人差が生じやすい
という問題点があった。特に希望する重さのバラツキを
厳密に管理しなければならない用途には、従来の電子秤
量器は、不向きであった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の電子秤量器は、
希望する秤量値を入力することにより、実際の秤量値と
入力値との差を表示する機能を備えている。

【０００５】

【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例である。秤量値を検出部１
で検出し、アナログ／デジタル変換部２でデジタル量に
変換されて、演算部４へ入力する。設定部３で希望する
秤量値を入力して、演算部４で検出部１の秤量値と設定
部３の入力値との差を計算する。演算部４から秤量値の
差を出力し、表示部５でデジタル表示する。

【０００６】

【発明の効果】以上説明したように本発明の電子秤量器
は、実際の秤量値と希望する秤量値との差を表示する機
能を有しているので、希望する秤量値までの差が一目で
判断でき、表示の読み間違いや、秤量のバラツキの個人
差もなくなり、短時間で正確に秤量できるという効果を
有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による表示の動作を示すブロック図であ
る。

【符号の説明】

１ 検出部 ２ アナログ／デジタル変換部 ３ 設定部 ４ 演算部 ５ 表示部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電子秤量器において、希望する秤量値を
   入力することにより、実際の秤量値と入力値との差を表
   示する事を特徴とする電子秤量器。