JPH07502363A - データ処理装置の記憶装置へのアクセスを阻止するためのカバー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 データ処理装置の記憶装置へのアクセスを阻止するためのカバー装置 本発明は請求項１の上位概念の特徴によるカバー装置に関する。

データ処理ユニット、例えばパーソナルコンピュータ使用に際しては処理装置を 比較的長い期間にわたって、場合によっては無人でもコマンドによって作動させ ることができる方法が存在する。このような操作モードは一括処理で、データの プリントアウトで、記憶媒体に貯蔵されたデータを他の記憶媒体へ転送するため のデータバックアップ時に、またはローカルネットワークでの、または汎用コン ピュータとの連結時に行われることがある。

このような操作モードではオペレータがときおり処理装置を離れて、他の作業に 向かう可能性を排除することはできない。さらに通常の操作でも処理装置が非運 転状態にとどまる作業の一時停止または作業割り込みを見込まなければならない 。

上記の操作モードにおいて処理装置が非運転状態にある場合に、記憶装置からデ ータ媒体が勝手に取出される危険が存在する。

したがって処理装置へのアクセスを阻止するための装置が公知であり、この装置 では移動可能なフラップを記憶装置の開口の前に移動させることができ、かつ閉 鎖装置によって閉鎖可能である（ＤＥ３７０２８２１Ｃ２）。この公知のカバー では移動可能なフラップはケーシングフロントパネル内の切欠の後方にあり、こ こでフラップはフロントパネルの内面の横方向の保持部材によって案内されてい る。別のカバー装置がドイツの実用新案ＤＥ９１０２９３９から公知である。

これらの公知の装置はデータ処理装置のフロントパネルを移動方向に平行に延び た縁の所でＵ字形に包囲したスライドシャッタから成り、それらの自由Ｕ−脚部 はフロントパネルの背後へ係合する。さらに装置に配設された旋回レバー錠の、 空間的にロック領域内に配置された係止部材用に、スライドシャッタのＵ−脚部 領域内にスナップ止め凹所が設けられている。

本発明の課題は、カバーの誤った取外しが阻止され、さらに僅かな費用で効果的 なロックが達成でき、そのために記憶装置への誤ったアクセスが有効に阻止され るように、冒頭に記載のカバー装置を構成することである。

この課題の解決は、本発明により請求項１の特徴によって得られる。スライドシ ャッタが装置のフロントパネルの背後を走行するので、スライダシャッタの誤っ た取外しは実質的に不可能である。その上にグリップ部材を用いて容易に移動可 能であるスライドシャツ夕は、特別な形状に基づいて僅かな費用で良好に、かつ 確実にロック可能であるという、利点を持つ。

本発明に有利な構成が従属請求項の特徴から得られる。

本発明の実施例が以下で図面に基いて詳説される。

図１は記憶作動装置および本発明により構成されたカバー装置を備えたデータ処 理装置の正面図、図２は図１による装置の側面図、図３はスライドシャッタが閉 じられた状態の図１による装置の図である。

図１は、例えばデスクトップ形コンピュータとして構成されたデータ処理装置の 正面図であり、フロントパネル１を備えている。フロントパネルは記憶作動装置 ２の領域内に方形の切欠３を有しており、持運び可能な記憶媒体がこの切欠を介 して正面から装填可能、もしくは取出し可能である。さらに切欠３内に装置のス イッチオン・オフのためにスイッチ４が配置される。フロントパネル１の背後に はスライドシャッタ５があり、スライドシャッタは開放状態では記憶作動装置２ と並んで側方に配置されている。スライドシャッタ５は水平方向に移動可能に配 置されており、かつ必要により記憶作動装置２の前に移動させ、ここでキーで操 作可能な旋回レバー錠８を用いてロックすることができる。

図２に示された側面図から、フロントパネル１がＵ字形横断面を持っていること がわかる。このＵ字形状に相応してフロントパネル１の背後に配置されたスライ ドシャッタ５が上部の領域内でＬ字形に曲げられている。このＬ字形に曲げられ た脚付加部はデータ処理装置のフロントパネル１とケーシング６との間に延びた 分離スリットまで達している。さらに脚付加部の左側の縁には分離スリットから 鉛直方向に突出した付加部片が設けられており、これはグリップ部材としてスラ イドシャッタ５の往復移動に用いられる。

図３にはスライドシャッタ５が閉じられた状態の、図１による装置が示されてい る。この位置ではスライドシャッタ５はキーで操作可能な旋回レバー錠８を用い てロックすることができ、したがって装置は不適当なアクセスから守られている 。この位置のスライドシャッタ５は記憶作動装置２もスイッチ４も覆うので、装 置をスイッチオンすることもできず、また記憶作動装置２を操作することもでき ない。スライドシャッタ５のロックは、旋回レバー錠８の旋回レバー９がロック 位置へ旋回する際にスライドシャッタ５の下縁部に設けられたみそ状の切欠１０ 内へ突入することによって簡単な形式で行われる。

ＦＩＧＩＦＩＧ２ ＰＣＴ／ＤＥ　９２１０１０２１

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．配設のデータ処理装置へ前面から装填可能ないしは取出し可能である持運び 可能なデータ媒体を備えた記憶装置へのアクセスを、キー操作可能な旋回レバー 綻を用いて閉鎖状態でロック可能であり、水平方向に移動可能である、記憶装置 を覆うスライドシャッタを使用して阻止するためのカバー装置において、スライ ドシャッタ（５）が記憶装置（２）を除くデータ処理装置の前面を覆ったフロン トパネル（１）の背後に配置されており、かつデータ処理装置のフロントパネル （１）とケーシング（６）との間の分離スリットから突出したグリップ部材（７ ）を備えており、かつスライドシャッタ（５）が移動方向に平行に延びた制限縁 の少なくとも１つに、ロック状態で旋回突入可能であり、かつロック可能である 、旋回レバー錠（８）の旋回レバー（９）のためにみぞ状の切欠（１０）を備え ていることを特徴とする、データ処理装置の記憶装置へのアクセスを阻止するた めのカバー装置。
2. ２．フロントパネル（１）がＵ字形横断面を有している場合に、スライドシャッ タ（５）がし字形に曲げ出された、フロントパネル（１）のＵ−脚部に平行に延 びた脚付加部を少なくとも１つ有しており、脚付加部がデータ処理装置のフロン トパネル（１）とケーシング（６）との間の分離スリットまで達している、請求 項１記載のカバー装置。
3. ３．スライドシャッタ（５）が記憶装置（２）のカバー領域を越えて、付加的に 装置のスイッチオン・オフするためのスイッチ（４）を覆うような大きさに構成 されている、請求項１または２記載のカバー装置。