JPH07502103A - 塗装加熱乾燥炉の通気方法およびその装置 - Google Patents
塗装加熱乾燥炉の通気方法およびその装置Info
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- JPH07502103A JPH07502103A JP5505291A JP50529193A JPH07502103A JP H07502103 A JPH07502103 A JP H07502103A JP 5505291 A JP5505291 A JP 5505291A JP 50529193 A JP50529193 A JP 50529193A JP H07502103 A JPH07502103 A JP H07502103A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
塗装加熱乾燥炉の通気方法およびその装置発明の背景
産業上の利用分野
本発明は塗装乾燥炉に係り、一層詳細には、塗装加熱乾燥炉の通気方法およびそ
の装置に関する。
従来の技術
例えば、自動車の車体等、製造業では種々物品に施された塗装、めっきを乾燥す
るのに、塗装乾燥炉が広く使用されている。このような塗装乾燥炉は、コンベア
やこれに類した装置を備えており、被塗装物はコンベアによって炉内に搬入され
、さらに炉内の各部に運ばれる。ワークが塗装加熱乾燥炉にある間は種々の理由
によって通気が行われる。加熱空気は、塗装加熱乾燥炉内を移送されるワークの
表面に吹き付けられ、このワークの表面の温度を一定に保つ。ワークの表面の温
度を一定にすることによって、均一に均一に乾燥され、ひるかえって、より望ま
しい最終外観をえることができる。
通気エアはまた、塗装乾燥工程の間、ワークがらでる溶剤および/または樹脂の
蒸発したものを乾燥炉の外部に運びだすのに役立つ。
従来、塗装加熱乾燥炉の設計者は、塗装の最終外観を向上させることに取り組み
、溶剤や樹脂などの不純物が塗装乾燥炉内で堆積し凝縮されるのを防ぐ通気シス
テムを開発してきた。
これまで、加熱された外部からの通気をすべて塗装乾燥炉内に導入し、入り口部
のシールの付近で溶剤が濃縮する現象を少なくする技術については知られていな
い。
これに加えて、これまでのところ、加熱された外部からの通気用の空気をラクダ
のこぶ型の塗装加熱乾燥炉の平衡ポイントの上位に導き、加熱された通気用空気
が自然に上方に移動し、蒸発した溶剤や樹脂を排気システムに運びだす技術につ
いては知られていない。
発明の概要
したがって、本発明は、外側天井と二つの側壁によって連結されたフロアとによ
って入り口端部と、出口端部がシールされた空洞を形成し、乾燥されるワークが
この空洞の中を入り口端部から出口端部に向けて長さ方向に搬送される塗装加熱
乾燥炉を提供する。塗装乾燥炉に空気を導入する空気取り入れ口には、エアシー
ルが設けられている。空気排気装置は、塗装加熱乾燥炉のあらがじめ定められた
空洞の入り口端部と出口端部の間に設けられ、樹脂や溶剤を含む空気を塗装乾燥
炉内から排出することができる。
本発明は、加熱された通気用の空気が塗装加熱乾燥炉のシール部分に溶剤および
/または樹脂が濃縮沈殿するのを防止することを特徴とする。
さらに、本発明は、加熱された通気用の空気がワークと炉内の各部との熱交換の
結果に生じる温度低下を防ぐことができることを特徴とする。
さらに、本発明は、冷たい通気用空気が第1の立ち上げゾーンに導入されると、
赤外線ランプが用いられる。
さらに、本発明は、最後の立ち上げゾーンと第1の対流ゾーンの間で排気装置を
備え、入り口端部と出口端部からもっとも離れた部位でての溶剤の濃縮を図るこ
とができる。
図面の簡単な説明
本発明の目的および特徴は、添付された図面を参照して以下の詳細な説明によっ
て明らがとなろう。
図1は、第1の立ち上げゾーンと対流ゾーンの間に排気装置が設けられているラ
クダのこぶ型塗装加熱乾燥炉の縦断面図である。
図2は、図1のラクダのこぶ型加熱乾燥炉の拡大断面図である。
図3は、ストレート型の塗装加熱乾燥炉の排気装置が第1の立ち上げゾーンと対
流ゾーンの間に設けられている例の断面図である。
最良の実施態様の詳細な説明
図1および図2において、ラクダの背型の加熱乾燥炉10は一方向に長くかつ第
1の端部と第2の端部がこぶ11で隔てられている。密閉可能な入り口端部12
を出発点として、乾燥工程に供されるワークは、図示されないコンベアを介して
炉の長さ方向と平行な搬送路に沿って移送される。
図1および図2に示すラクダ背型の加熱乾燥炉1oは、入り口端部12に連接す
る第1の輻射立ち上げゾーン20と、傾斜しながら対流立ち上げゾーン3oまで
延びる移行部28と、炉のこぶ部11内に位置する第1の対流ゾーン40を含ん
でおり、移行部28と対流ゾーンは、立ち上げゾーン20よりも高い位置になっ
ている。また、対流ゾーン40では、ワークが化学反応によって加熱乾燥され、
対流ゾーン40の下流には下降傾斜する移行部48が連続し、この移行部48は
、加熱乾燥炉1oの出口端部14に続いている。
また、この加熱乾燥炉10は、複数の空気取込口17.22および44を備えて
おり、この空気取込口17.22.44からは、通気が加熱乾燥炉10に導入さ
れる。
また、加熱乾燥炉10は、対流立ち上げゾーン30と対流ゾーン40の間に排気
装置35を備えており、この排気装置35は、焼却炉へつながっている。
最初には、加熱乾燥炉10ヘワークはコンベアに載って入り口端部12に設けら
れている図示されないシールされたシルエットを介して搬入される。かくしてラ
クダの背型加熱炉に搬入されたワークは、まず最初の炉区画である第1の輻射立
ち上げゾーン20に導入される。ラクダ背型の加熱乾燥炉10では、立ち上げゾ
ーン20の天井面71は、少なくとも0.5メートルだけ対流立ち上げゾーン3
0の油化面72よりも低い位置になっている。この0.5メートルの段差がある
ために、ラクダ背型の加熱乾燥炉10は、熱的状態が保たれ、加熱空気が漏洩し
また冷気が進入する量を減少することができ、したがって、溶剤および/または
樹脂が空気シール17.22.44で濃縮されるというような好ましくない状況
の発生を減少させることができる。
第1の輻射立ち上げゾーン20では、輻射線が図示しないワークに照射されるの
で、続く、対流ゾーン40内での化学反応による塗装の乾燥の準備として、−り
を急速に所望の温度レベルまで昇温させることができる。この立ち上げゾーン2
0の輻射源としては、一般に、暗輻射線パネルや、赤外線ランプを使用できる。
赤外線ランプ24を用いた場合、第1の輻射立ち上げゾーン20には赤外線ラン
プ冷却用の通気が導入され、赤外線ランプが冷却される。赤外線ランプは、塗装
加熱乾燥炉の標準状態では、機能しないからである。したがって、冷たい外部の
通気は、矢印16で示すように、立ち上げゾーン20の加熱通気から絶縁するた
めの水晶ガラス壁50a150bの内側に導入され、赤外線ランプ24を冷却す
る。
代表的な例としては、入り口側のエアシール17を介して導入される通気の流速
は、0.5m/sから1.5m/Sであり、この流速の範囲では、輻射立ち上げ
ゾーン20における乱流の発生を防止することができる。
立ち上げゾーン20において、ワークの温度が上昇するにつれて、ワークからは
溶剤および/または樹脂が蒸発しやすくなる。通気の流れは、蒸発した溶剤およ
び/または樹脂をラクダ背型の加熱乾燥炉の中央部まで一緒に運ぶ。
通気は立ち上げゾーン20をすぎると、傾斜する移行ゾーン28に到達する。こ
の移行部28があるため、ワークは一段高くなっているラクダの背部11まで搬
送される。エアシール17とは別に設けられたエアシール22は、移行ゾーン2
8の中間位置に設けられており、このエアシール22からは、さらに加熱された
通気が加熱乾燥炉内に導入される。ここからエアシール22を介してラクダ背型
の加熱乾燥炉10に導入される加熱空気は、加熱乾燥炉10内にある通気に比べ
てかなり高い温度ををしている。このため、炉内のワークと通気との間の熱交換
が補償され、また、加熱乾燥炉の下部から進入する低い温度の空気との熱交換を
補償する。ワークを十分に乾燥させるためには、このラクダ背型の加熱乾燥炉1
0の炉内温度が例えば、150℃以上必要であったとすれば、外部から導入され
る加熱通気温度は、熱補償を考慮して200−250℃が必要である。
エアシール22を介して炉外から導入される通気は、炉内の平衡ポイントの上に
導かれる。この平衡ポイントは、通気が、より温度の低い第1の立ち上げゾーン
から流れ込んだ通気と接触しても自然な状態で移行ゾーン28から次ぎの区画ま
で上昇するポイントである。
このラクダ背型加熱乾燥炉10では、立ち上げゾーン30の終端と対流ゾーン4
0の間から延出するようにして排気装置35が設けられている。この排気装置3
5は、単一のホースシューあるいはU字型の排気ダクトを含み、この排気ダクト
を通じて通気がラクダの背型加熱乾燥炉10から導出され、図示されない焼却炉
に排気される。
この焼却炉では、溶剤および/または樹脂が大気中に放散する前に焼却される。
この種の技術分野の当業者にとっては、排気手段については、種々のものを用い
ることは良く知られている。加熱された通気は外部からシール44を介して導入
される。このシール44は、傾斜する第2の移行部48の中間位置に設けられる
もので、出口端部14の平衡ポイントの上位に設けられる。
新たに導入された加熱通気は、エアシール44を介して炉内に流入し、移行部4
8の上部から加熱乾燥炉10の中央部に向けて対流ゾーン40に流れ込む。そし
て、このラクダ背型の加熱乾燥炉10の出口端部14の近くに設けられた導入口
44を介して導入された外部からの通気は、乾燥炉内の温度よりも高い温度を有
しているので、ワークや炉内の各部に接触することによって生じる熱的損失を調
整することができる。このラクダの背型加熱乾燥炉10の出口端部14の近くか
ら導入される加熱通気があるために、出口端部において、溶剤や樹脂の沈殿を防
止することができる。
加熱された通気が対流ゾーン4oの下流側端部に到達すると、この通気は、ダク
ト35を介して導出され、大気に放散される前に、焼却される。
加熱乾燥炉に供給される通気の流量を一定に保つために、加熱乾燥炉10に種々
のエアシール17.22.44を介して導入される空気流量の総和はベンチュリ
管のような付属装置によってモニタされまた制御される。
図3は、ストレート型の加熱乾燥炉を示すもので、このストレート型加熱乾燥炉
110は、一方向に長いトンネル形状でかつ第1の端部112と第2の端部11
4をそれぞれ有し、その中央部は、立ち上げゾーン130と、対流ゾーン140
を有ている。入り口端部112を起点として、乾燥工程に供されるワークは、図
示されないコンベアに載せられて搬入され、長さ方向の搬送路にそって搬送され
、この搬送路は、加熱乾燥炉110の長さ方向の軸線と平行になっている。この
ようなストレート型の加熱乾燥炉110は、第1のエアシール117と、第2の
エアシール118を含み、これらのエアシールは、ストレート型加熱乾燥炉11
0の入り口端部117に近い位置に設けられており、立ち上げゾーン1301対
流ゾーン140を有するとともに、加熱乾燥炉110の出口側端部114に近い
位置には、第3のエアシール144と第4のエアシール146が設けられている
。また、このストレート型加熱乾燥炉110の構成要素としては、排気装置13
5を含み、この排気装置135は、立ち上げゾーン130と、対流ゾーン140
の間に設けられいる。この排気装置135は、図示されない焼却炉(図示せず。
)に通じている。
最初にコンベアに載せられたワークがストレート型加熱乾燥炉110にエアシー
ルされた図示されないシルエットを介して搬入される。なお、このシルエットは
、ストレート型加熱乾燥炉110の入り口端部112に設けられているものであ
る。ストレート型加熱乾燥炉110の内部にワークが搬入されると、ワークは、
第1の区画、この実施例では、立ち上げゾーン120として参照されている区画
に搬入される。この立ち上げゾーン120では、ワークに輻射熱が暗輻射線パネ
ルから放射され、ワークの温度を所望のレベルまで昇温し、これにより対流ゾー
ン140で施される化学反応を利用した塗装工程の前処理を行うようになってい
る。
溶剤および/または樹脂は、一般に塗装乾燥工程の間に蒸発する。蒸発した溶剤
及び/または樹脂の堆積を防止するために、外部から加熱した通気がエアシール
117.118を介して加熱乾燥炉内に導入される。一般にエアシールは、単一
のエアシールだけで十分であるが、実施例のように、エアシール117と118
をベアで設けることが望ましい。このような通気は、溶剤および/または樹脂を
巻き込んで、加熱乾燥炉110の中央部に設けられた向けて運びだす。典型的に
は、この加熱通気は、加熱乾燥炉内に既にある空気の温度に比べて約50℃高く
なっているので、炉内の空気とワークおよび炉内の各部の間に生じる熱交換を防
止することができる。
立ち上げゾーン130の上流端部と対流ゾーン140の下流端部の間には、延出
するようにして排気装置135が設けられ、この排気装置135は、溶剤および
/または樹脂を含んだ空気をストレート型加熱乾燥炉110から導出する。排気
装置135は、一般に、単一のホースシューまたはU型の排気ダクトを備えてお
り、ダクトを通じて通気が排出され、図示されない焼却炉に導出される。この焼
却炉では、溶剤および/または樹脂が大気に放散される前に焼却される。この技
術分野の当業者においては、排気装置135としては種々の構造のものを適用す
ることができることはよく知られている。
外部から新たに導入された加熱通気は、出口側端部114からストレート型加熱
乾燥炉110にエアシール144および146よ介して導入される。前記と同様
に、このエアシールについては、必ずしも必要ではないが、一対のシールを設け
ることが望ましい。この出口端部114から導入された通気は、炉内温度よりも
高い温度を有しているので、乾燥工程中に発生するワークおよび炉内各部の間で
の熱交換による熱損失を調整することができ、入り口端部112および出口端部
114での溶剤等の沈殿を防止することができる。加熱された空気が導入される
ために、エアシール144と146の付近における溶剤および樹脂の沈殿を防止
することができる。この加熱された通気は、空気入り口117および144.1
46から導入され、対流ゾーン140の下流端部141に到達し、排気装置13
5を介して導出され、大気中に放散される前に焼却される。
加熱乾燥炉110に導入される空気流量の総和と、排出される空気流量の総和を
等しく保つために、ベンチュリ管が排気装置135に設けられ、加熱乾燥炉11
0から排出される空気の流量をモニタし制御する。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)請求の範囲
複数の空気入り口を介して炉内に実質的に全通気量を連続的に導入し、
(b)少な(と−の立ち上げゾーンと増設ゾーンの間の炉内から延出する前記排
気手段を介して連続的に通気を排出し新たな通気が炉内を両端部から一定の流量
で通流させる、
ことを特徴とする加熱乾燥炉の通気方法。
3、 第1の立ち上げゾーンと、炉中央に位置し高い位置にある対流立ち上げゾ
ーンを有するこぶ部に通じる登り傾斜の移行ゾーンと、対流ゾーンと、下降傾斜
しながら加熱乾燥炉の出口端部に向かう移行ゾーンとを有し、前記第1の立ち上
げゾーンの上面が実質的に平行な平面で少なくとも0.5メートル前記こぶ部の
底面から低い位置にあるラクダの背型の加熱乾燥炉において、前記加熱乾燥炉の
入り口に設けられる空気入り口と、登り傾斜および下降傾斜の移行ゾーンから炉
中央部に通気を導入するために設けられた空気入り口とを含む連続的に加熱乾燥
炉を通気するだめの手段と、前記加熱炉において対流立ち上げゾーンと前記対流
ゾーンの間から炉外に延出する排気手段とを具備することを特徴とするラクダの
背型加熱乾燥炉における通気装置。
4、 前記第1の立ち上げゾーンは、複数の赤外線ランプが設けられ、これらの
赤外線ランプは乾燥するワークの温度を上昇させることを特徴とする請求の範囲
第3項に記載のラクダの背型加熱乾燥炉における通気装置。。
5、 加熱乾燥炉の入り口から導入される通気は、流速0.5ないし1.5m/
sの流速で水平に導入され、前記第1立ち上げゾーンでの乱流の発生を防止する
ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載のラクダの背型加熱乾燥炉における通
気装置。
6、 移行ゾーンに設けられたエアシールから導入される通気は、加熱乾燥炉の
平衡ポイントの上部から導入されることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の
ラクダの背型加熱乾燥炉における通気装置。
7、 第1の立ち上げゾーンと、第1の立ち上げゾーンに連結し炉中央に位置し
高い位置にある対流立ち上げゾーンを有するこぶ部に通じる登り傾斜の移行ゾー
ンと、対流ゾーンと、下降傾斜しながら加熱乾燥炉の出口端部に向かう移行ゾー
ンとを有し、前記第1の立ち上げゾーンの上面が実質的に平行な平面で少なくと
も0,5メートル前記こぶ部の底面から低い位置にあるラクダの背型の加熱乾燥
炉において、
(a)前記登り傾斜の移行ゾーンに位置するエアシールを介して加熱した空気を
連続的に導入し、(b)前記第1の立ち上げゾーンから加熱乾燥炉の入り口端部
に位置するエアシールを介して通気を導入するとともに、前記登り傾斜の移行ゾ
ーンから導入された通気と合流させ、通気を加熱炉の中央部に向けて連続的に通
流させ、
(c)前記下り傾斜の移行ゾーンに配置されるエアシールを介して加熱された通
気を連続的に導入し通気を対流ゾーンに向けて導き、
(d)前記対流立ち上げゾーンと、前記対流ゾーンの間に位置する排気手段から
前記(a)、(b)、(c)の工程で通気を連続的に導出することを特徴とする
ラクダの背型加熱乾燥炉の通気方法。
8、 入り口端部と出口端部の間に立ち上げゾーンと、増設ゾーンを備え、乾燥
するワークが長さ方向に搬送されるようにしたストレート型加熱乾燥炉において
、前記加熱乾燥炉の入り口端部に配置する空気入り口と、前記加熱乾燥炉の出口
端部に位置する少なくとも一つの空気入り口とを含み、乾燥されるワークの搬送
方向と実質的に互いに反対方向で平行な方向に炉中央部に向けて実質的に全通気
量を連続的に通気する手段と、前記立ち上げゾーンと、対流増設ゾーンの間に設
けられ、加熱乾燥炉から延出する排気手段とを具備することを特徴とするストレ
ート型の加熱乾燥炉の通気装置。
9、 入り口端部と出口端部の間に立ち上げゾーンと、増設ゾーンを備え、乾燥
するワークが長さ方向に搬送されるようにしたストレート型加熱乾燥炉の通気方
法において、
(a)少なくとも一つのエアシールを介して前記加熱乾燥炉の入り口端部から第
1の流量の通気を連続的に導入し、
(b)少なくとも−のエアシールを介して前記出口端部から第2の空気流量の通
気を連続的に導入し、前記第1および第2の通気流量を実質的にすべての通気量
とし、前記第1の空気流量と第2の空気流量をワークの搬送方向と平行で実質的
に反対方向に導入しくc)前記立ち上げゾーンと、増設ゾーンの間で前記加熱乾
燥炉から排出する排気手段を介して通気を連続的に導出し、加熱乾燥炉の両端部
から中央部に向けて連続的に新しい通気がするようにすることを特徴とするスト
レート型加熱乾燥炉の通気方法。
10、 前記第1の立ち上げゾーンの最上面は、実質的に前記こぶ部の底面から
0.5メートル下の位置にあることを特徴する請求の範囲第3項に記載のラクダ
の背型塗装加熱乾燥炉の通気装置。
11、 前記第1の立ち上げゾーンは、複数の赤外線ランプを備え、この赤外線
ランプは、乾燥されるワークを昇温させることができることを特徴とする請求の
範囲第10項に記載のラクダの背型塗装加熱乾燥炉の通気装置。
12、 移行ゾーンのエアシールから導入される通気は、炉内の平衡ポイントの
上位から導入されることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のラクダの背型
塗装加熱乾燥炉の通気装置。
13. 前記乾燥炉の入り口端部のエアシールから導入される通気は、0.5乃
至1.2m/sの流速で水平方向に射入され、第1の立ち上げゾーンでの乱流の
発生を防止できることを特徴とする請求の範囲第7項に記載のラクダの背型塗装
加熱乾燥炉の通気方法。
14、 前記第1の立ち上げゾーンの最上面は前記こぶ部の底面から0.5メー
トル下の位置の実質的に平衡な平面にあることを特徴とする請求の範囲第7項に
記載のラクダの背型塗装加熱乾燥炉。
国際調査報告
国際調査報告
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A
(BF、BJ、CF、CG、CI、 CM、 GA、 GN、 ML、 MR,
SN、 TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、
CH,C3゜DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、
LU、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、 PL、R○、RU、SD
、SE
Claims (9)
- 1.加熱乾燥炉の入り口端部と、出口端部の間に位置する立ち上げゾーンと、こ れに連接する増設ゾーン有し、乾燥されるワークが入り口端部から出口端部に搬 送される加熱乾燥炉において、 乾燥炉内へ通気量を搬送されるワークの移動方向と実質的に平行な方向に導入す るための複数の空気入り口を含む加熱乾燥炉に連続的に通気する手段と、前記立 ち上げゾーンと、増設ゾーンの間で加熱乾燥炉から延出する排気手段とを具備す ることを特徴とする加熱乾燥炉の通気装置。
- 2.第1の端部の少なくとも一つの立ち上げゾーンと、第2の端部の少なくとも 一つの増設ゾーンを有するとともに、前記少なくとも一つの立ち上げゾーンと前 記増設ゾーンの間から延出する排気手段を備えた加熱乾燥炉の通気方法において 、 (a)炉内の中央部に向けて実質的に立ち上げゾーンと、増設ゾーンの軸線に実 質的に平行な方向に通気が導かれるように複数の空気入り口を介して炉内に実質 的に全通気量を連続的に導入し、 (b)前記排気手段を介して連続的に通気を排出し新たな通気が炉内を一定の流 量で通流させる、ことを特徴とする加熱乾燥炉の通気方法。
- 3.第1の立ち上げゾーンと、炉中央に位置し高い位置にある対流立ち上げゾー ンを有するこぶ部に通じる登り傾斜の移行ゾーンと、対流ゾーンと、下降傾斜し ながら加熱乾燥炉の出口端部に向かう移行ゾーンとを有し、前記第1の立ち上げ ゾーンの上面が少なくとも0.5メートル前記こぶ部の底面から低い位置にある ラクダのこぶ型の加熱乾燥炉において、 前記加熱乾燥炉の入り口に設けられる空気入り口と、登り傾斜および下降傾斜の 移行ゾーンから炉中央部に通気を導入するために設けられた空気入り口とを含む 連続的に加熱乾燥炉を通気するための手段と、前記加熱炉において対流立ち上げ ゾーンと前記対流ゾーンの間から炉外に延出する排気手段とを具備することを特 徴とするラクダの背型加熱乾燥炉における通気装置。
- 4.前記第1の立ち上げゾーンは、複数の赤外線ランプが設けられ、これらの赤 外線ランプは乾燥するワークの温度を上昇させることを特徴とする請求の範囲第 3項に記載のラクダの背型加熱乾燥炉における通気装置。
- 5.加熱乾燥炉の入り口から導入される通気は、流速0.5ないし1.5m/s の流速で水平に導入され、前記第1立ち上げゾーンでの乱流の発生を防止するこ とを特徴とする請求の範囲第3項に記載のラクダのこぶ型加熱乾燥炉における通 気装置。
- 6.移行ゾーンに設けられたエアシールから導入される通気は、加熱乾燥炉の平 衡ポイントの上部から導入されることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のラ クダの背型加熱乾燥炉における通気装置。
- 7.第1の立ち上げゾーンと、炉中央に位置し高い位置にある対流立ち上げゾー ンを有するこぶ部に通じる登り傾斜の移行ゾーンと、対流ゾーンと、下降傾斜し ながら加熱乾燥炉の出口端部に向かう移行ゾーンとを有し、前記第1の立ち上げ ゾーンの上面が少なくとも0.5メートル前記こぶ部の底面から低い位置にある ラクダのこぶ型の加熱乾燥炉において、 (a)前記登り傾斜の移行ゾーンに位置するエアシールを介して加熱した空気を 連続的に導入し、(b)前記第1の立ち上げゾーンから加熱乾燥炉の入り口端部 に位置するエアシールを介して通気を導入するとともに、前記登り傾斜の移行ゾ ーンから導入された通気と合流させ、通気を加熱炉の中央部に向けて連続的に通 流させ、 (c)前記下り傾斜の移行ゾーンに配置されるエアシールを介して加熱された通 気を連続的に導入し通気を対流ゾーンに向けて導き、 (d)前記対流立ち上げゾーンと、前記対流ゾーンの間に位置する排気手段から 通気を連続的に導出することを特徴とするラクダの背型加熱乾燥炉の通気方法。
- 8.入り口端部と出口端部の間に立ち上げゾーンと、増設ゾーンを備え、乾燥す るワークが長さ方向に搬送されるようにしたストレート型加熱乾燥炉において、 前記加熱乾燥炉の入り口端部に配置する空気入り口と、前記加熱乾燥炉の出口端 部に位置する少なくとも一つの空気入り口とを含み、乾燥されるワークの搬送方 向と実質的に平行な方向に炉中央部に向けて実質的に全通気量を連続的に通気す る手段と、前記立ち上げゾーンと、対流ゾーンの間に設けられ、加熱乾燥炉から 延出する排気手段とを具備することを特徴とするストレート型の加熱乾燥炉の通 気装置。
- 9.入り口端部と出口端部の間に立ち上げゾーンと、増設ゾーンを備え、乾燥す るワークが長さ方向に搬送されるようにしたストレート型加熱乾燥炉の通気方法 において、 (a)少なくとも一つのエアシールを介して前記加熱乾燥炉の入り口端部から第 1の流量の通気を連続的に導入し、 (b)少なくとも一のエアシールを介して前記出口端部から第2の空気流量の通 気を連続的に導入し、前記第1および第2の通気流量を実質的にすべての通気量 とし、 (c)前記立ち上げゾーンと、増設ゾーンの間で前記加熱乾燥炉から排出する排 気手段を介して通気を連続的に導出し、加熱乾燥炉の両端部から中央部に向けて 連続的に新しい通気がするようにすることを特徴とするストレート型加熱乾燥炉 の通気方法。
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