JPH0750200B2 - 放射性核種を溶離および配量する方法および装置 - Google Patents
放射性核種を溶離および配量する方法および装置Info
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- JPH0750200B2 JPH0750200B2 JP59170541A JP17054184A JPH0750200B2 JP H0750200 B2 JPH0750200 B2 JP H0750200B2 JP 59170541 A JP59170541 A JP 59170541A JP 17054184 A JP17054184 A JP 17054184A JP H0750200 B2 JPH0750200 B2 JP H0750200B2
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21G—CONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
- G21G4/00—Radioactive sources
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- G21G4/06—Radioactive sources other than neutron sources characterised by constructional features
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、核種発生器から放射性核種、殊にテクネチウ
ムを貯蔵アンプルないしはびんその他中へ溶離および配
量し、該アンプルから溶離液を取出して使用する方法お
よび装置に関する。
ムを貯蔵アンプルないしはびんその他中へ溶離および配
量し、該アンプルから溶離液を取出して使用する方法お
よび装置に関する。
従来の技術 従来核種を溶離する場合には、発生器を鉛のシールドに
入れ、NaCl溶液を含有する溶離液容器と結合し、該容器
を用いて核種を同様に発生器と結合した溶離容器中に溶
離する。こうして、たとえば99Tcmの無毒溶液を過テク
ネチウム酸ナトリウムとして得ることができる。次い
で、鉛被覆した溶離容器を発生器から取はずし、得られ
た溶液を容器から注入器を用いて取出して使用する。し
かしながら手によって行うこれらの工程の場合には、作
業員は発生器の側および溶離液容器の側からの放射線負
荷にさらされる危険がある。上述した種類の装置は、た
とえばオーストリア特許（AT−Ｂ）明細書第335578号に
記載されている。
入れ、NaCl溶液を含有する溶離液容器と結合し、該容器
を用いて核種を同様に発生器と結合した溶離容器中に溶
離する。こうして、たとえば99Tcmの無毒溶液を過テク
ネチウム酸ナトリウムとして得ることができる。次い
で、鉛被覆した溶離容器を発生器から取はずし、得られ
た溶液を容器から注入器を用いて取出して使用する。し
かしながら手によって行うこれらの工程の場合には、作
業員は発生器の側および溶離液容器の側からの放射線負
荷にさらされる危険がある。上述した種類の装置は、た
とえばオーストリア特許（AT−Ｂ）明細書第335578号に
記載されている。
発明が解決しようとする課題 それ故本発明の目的は、完全な放射線防護の溶離を可能
にする方法およびこの方法を実施するための装置を提供
することである。
にする方法およびこの方法を実施するための装置を提供
することである。
課題を解決するための手段 この課題は本発明によって解決される。本発明は、放射
線防護ケーシング内に配置された、一方では液状の核種
溶媒用貯蔵容器に接続され、他方では充填装置と結合し
ている溶離液の吸引・配量装置に接続されている核種発
生器から放射性核種、殊にテクネチウムを貯蔵アンプル
中へ溶離および配量する方法において、発生器をプログ
ラム制御でプリセット可能な溶媒量で洗浄し、溶離液を
放射線防護ケーシング内に配置された溶離液用貯蔵容器
に移し、その後放射能を測定し、予定量の溶離液を放射
能防護ケーシング内に配置された吸引・配量装置を用い
て、同様に放射線防護ケーシング内に設けられた充填装
置に供給し、該装置内でこの溶離液量をアンプル内へ充
填し、該アンプルを、その栓が放射線防護ケーシングの
開口と中心線が一致するように動かし、該開口によりア
ンプルの溶離液量をケーシング外部から取出すことを特
徴とする。
線防護ケーシング内に配置された、一方では液状の核種
溶媒用貯蔵容器に接続され、他方では充填装置と結合し
ている溶離液の吸引・配量装置に接続されている核種発
生器から放射性核種、殊にテクネチウムを貯蔵アンプル
中へ溶離および配量する方法において、発生器をプログ
ラム制御でプリセット可能な溶媒量で洗浄し、溶離液を
放射線防護ケーシング内に配置された溶離液用貯蔵容器
に移し、その後放射能を測定し、予定量の溶離液を放射
能防護ケーシング内に配置された吸引・配量装置を用い
て、同様に放射線防護ケーシング内に設けられた充填装
置に供給し、該装置内でこの溶離液量をアンプル内へ充
填し、該アンプルを、その栓が放射線防護ケーシングの
開口と中心線が一致するように動かし、該開口によりア
ンプルの溶離液量をケーシング外部から取出すことを特
徴とする。
この作業法によって、作業員は溶離工程の間および後に
放射線負荷を受けないようにすることができる。それと
いうのも全工程は放射線に対して遮蔽された密閉ケーシ
ングの内部の全自動的に経過するからである。
放射線負荷を受けないようにすることができる。それと
いうのも全工程は放射線に対して遮蔽された密閉ケーシ
ングの内部の全自動的に経過するからである。
さらに、本発明方法を実施するための、放射線に対して
遮蔽された、核種発生器を収容するためのケーシング、
液状の核種溶媒用貯蔵容器、該貯蔵容器、を発生器の入
口と結合する装置、貯蔵容器および発生器の出口を、溶
離液の吸引・配量装置と結合する装置を有し、該結合装
置は、溶離液が貯蔵アンプル等に充填される充填ステー
ションと結合している、放射性核種を溶離および配量す
る装置も本発明の対象であり；この装置は液状の核種溶
媒用貯蔵容器、結合装置ならびに吸引・配量装置および
充填ステーションが同様に放射線防護ケーシング内に配
置され、吸引・配量装置を有する吸引先端が制御可能の
多方弁を介して溶離液用貯蔵容器と結合可能であり、該
貯蔵容器には溶離液の放射能を測定するための測定装置
が所属し、吸引・配量装置および充填ステーションに所
属する洗浄・除毒ステーションが廃棄物容器と結合して
いて、かつ全溶離工程をプログラム制御するためのプロ
グラム制御装置が設けられていることを特徴とする。
遮蔽された、核種発生器を収容するためのケーシング、
液状の核種溶媒用貯蔵容器、該貯蔵容器、を発生器の入
口と結合する装置、貯蔵容器および発生器の出口を、溶
離液の吸引・配量装置と結合する装置を有し、該結合装
置は、溶離液が貯蔵アンプル等に充填される充填ステー
ションと結合している、放射性核種を溶離および配量す
る装置も本発明の対象であり；この装置は液状の核種溶
媒用貯蔵容器、結合装置ならびに吸引・配量装置および
充填ステーションが同様に放射線防護ケーシング内に配
置され、吸引・配量装置を有する吸引先端が制御可能の
多方弁を介して溶離液用貯蔵容器と結合可能であり、該
貯蔵容器には溶離液の放射能を測定するための測定装置
が所属し、吸引・配量装置および充填ステーションに所
属する洗浄・除毒ステーションが廃棄物容器と結合して
いて、かつ全溶離工程をプログラム制御するためのプロ
グラム制御装置が設けられていることを特徴とする。
本発明の望ましい実施形によれば、充填ステーション
は、吸引・配量装置と結合している充填針および排気針
を有しかつ充填位置と洗浄・除毒位置の間で旋回可能な
らびに充填および洗浄のため移動可能に支承されている
旋回アーム機構を有する。
は、吸引・配量装置と結合している充填針および排気針
を有しかつ充填位置と洗浄・除毒位置の間で旋回可能な
らびに充填および洗浄のため移動可能に支承されている
旋回アーム機構を有する。
本発明の他の特徴は、下記に本発明による装置の１実施
例につき、該装置を略示する図面を引用して詳述する。
例につき、該装置を略示する図面を引用して詳述する。
実施例 放射線に対して遮蔽されたケーシング１内には、核種発
生器２、殊にテクネチウム発生器の保持装置（図示せ
ず）が設けられており、その構造は専門家には公知であ
る。さらに、ケーシング中へはNaCl溶液または希塩酸を
含有する容器３が挿入され、たわみ管４′を介して発生
器２の入口Ｅと結合され、該たわみ管内には３方弁５′
が接続されている。さらに、ケーシング中へはNaCl溶液
または希塩酸含有容器３が挿入され、発生器２の入口Ｅ
とたわみ管４′を介して結合し、これに３方弁５′が接
続している。さらに、たわみ管４′には空気フィルター
３′が接続されている。さらに、NaCl溶液を含有する容
器３は、たわみ管４″およびたわみ管に接続された３方
弁５″を介して発生器２の出口Ａと結合している。弁
５″からは他のたわみ管４が６で示される吸引・配量
装置に延びている。この装置は、４方弁７を介して弁
５″、溶離液用貯蔵容器８および一般に９で示される溶
離液充填ステーションとそれぞれ結合可能である。
生器２、殊にテクネチウム発生器の保持装置（図示せ
ず）が設けられており、その構造は専門家には公知であ
る。さらに、ケーシング中へはNaCl溶液または希塩酸を
含有する容器３が挿入され、たわみ管４′を介して発生
器２の入口Ｅと結合され、該たわみ管内には３方弁５′
が接続されている。さらに、ケーシング中へはNaCl溶液
または希塩酸含有容器３が挿入され、発生器２の入口Ｅ
とたわみ管４′を介して結合し、これに３方弁５′が接
続している。さらに、たわみ管４′には空気フィルター
３′が接続されている。さらに、NaCl溶液を含有する容
器３は、たわみ管４″およびたわみ管に接続された３方
弁５″を介して発生器２の出口Ａと結合している。弁
５″からは他のたわみ管４が６で示される吸引・配量
装置に延びている。この装置は、４方弁７を介して弁
５″、溶離液用貯蔵容器８および一般に９で示される溶
離液充填ステーションとそれぞれ結合可能である。
溶離液用貯蔵容器８には、溶離液の放射能を測定するた
めの測定装置10が所属している。貯蔵容器８は、一方で
は弁７によって充填ステーション９と結合可能であり、
他方では排気管８′および空気フィルター11と結合した
３方弁12を介して廃棄物容器13と結合している。
めの測定装置10が所属している。貯蔵容器８は、一方で
は弁７によって充填ステーション９と結合可能であり、
他方では排気管８′および空気フィルター11と結合した
３方弁12を介して廃棄物容器13と結合している。
充填ステーション９には溶離液用容器15（図示された例
では穿通アンプル）の旋回アーム機構14が設けられてい
る。旋回アーム14は、水平方向で充填ステーション９内
の充填位置Ｆと洗浄・除毒ステーション17の洗浄・除毒
位置Ｓとの間で旋回可能かつ垂直方向に移動可能に支承
されている。旋回アーム14は、その下端に２個の針1
6′,16″用キャリヤ14′を備えている。一方の長い針1
6′は弁７と結合しており、これに対し他方の短い針1
6″はたわみ管８″を介して廃棄物容器13と結合してい
る。針16′,16″の洗浄・除毒ステーション17は、たわ
み管17′およびポンプ19を介して除毒・洗浄液の貯蔵容
器18に接続し、他の導管17″を介して廃棄物容器13と結
合している。充填ステーション９の範囲内でケーシング
１の壁には溶離液用容器15を出し入れするためのエアロ
ック20が設けられている。
では穿通アンプル）の旋回アーム機構14が設けられてい
る。旋回アーム14は、水平方向で充填ステーション９内
の充填位置Ｆと洗浄・除毒ステーション17の洗浄・除毒
位置Ｓとの間で旋回可能かつ垂直方向に移動可能に支承
されている。旋回アーム14は、その下端に２個の針1
6′,16″用キャリヤ14′を備えている。一方の長い針1
6′は弁７と結合しており、これに対し他方の短い針1
6″はたわみ管８″を介して廃棄物容器13と結合してい
る。針16′,16″の洗浄・除毒ステーション17は、たわ
み管17′およびポンプ19を介して除毒・洗浄液の貯蔵容
器18に接続し、他の導管17″を介して廃棄物容器13と結
合している。充填ステーション９の範囲内でケーシング
１の壁には溶離液用容器15を出し入れするためのエアロ
ック20が設けられている。
さらに、装置は、全作業経過をプログラム制御するため
のプログラム制御装置（図示せず）を備えている。かか
る制御装置は専門家には公知であり、それ故詳説する必
要はない。
のプログラム制御装置（図示せず）を備えている。かか
る制御装置は専門家には公知であり、それ故詳説する必
要はない。
前記装置は次のようにして作業する： ケーシング１中へ核種発生器２およいNaCl容器３を挿入
しならびに発生器２にたわみ管４′,4″を接続（これは
例えばケーシング１の密閉と共に自動的に行うことがで
きる）した後に、まずたわみ管を洗浄する。このために
はプログラム制御装置を作動させた後に弁５′を遮断位
置にもたらし、弁５″を、容器３が４方弁７と結合する
ように接続する。弁７それ自体は、装置６中に配置され
た注入器６′と結合されて、この注入器がNaCl溶液を吸
引しうるように接続される。弁12は、貯蔵容器８が排気
されるかないしは廃棄物容器13へ洗浄することができる
ように接続される。次いで弁７は、注入器６′と貯蔵容
器８との間の結合の解除に切換えられ、その後注入器
６′は吸引したNaCl溶液を貯蔵容器８中へ、該容器が充
満するまで圧入する。次いで弁12が切換えられて、貯蔵
容器８は空気フィルター11とのみ結合していて、その
後、注入器６′は貯蔵容器８から液体を再び吸引する。
次いで弁７は、注入器６′を、洗浄位置Ｓへ旋回した針
16′と結合し、注入器６′は予め吸引した貯蔵容器８の
内容物を針16′および導管17″を介して廃棄物容器13中
へ流す。
しならびに発生器２にたわみ管４′,4″を接続（これは
例えばケーシング１の密閉と共に自動的に行うことがで
きる）した後に、まずたわみ管を洗浄する。このために
はプログラム制御装置を作動させた後に弁５′を遮断位
置にもたらし、弁５″を、容器３が４方弁７と結合する
ように接続する。弁７それ自体は、装置６中に配置され
た注入器６′と結合されて、この注入器がNaCl溶液を吸
引しうるように接続される。弁12は、貯蔵容器８が排気
されるかないしは廃棄物容器13へ洗浄することができる
ように接続される。次いで弁７は、注入器６′と貯蔵容
器８との間の結合の解除に切換えられ、その後注入器
６′は吸引したNaCl溶液を貯蔵容器８中へ、該容器が充
満するまで圧入する。次いで弁12が切換えられて、貯蔵
容器８は空気フィルター11とのみ結合していて、その
後、注入器６′は貯蔵容器８から液体を再び吸引する。
次いで弁７は、注入器６′を、洗浄位置Ｓへ旋回した針
16′と結合し、注入器６′は予め吸引した貯蔵容器８の
内容物を針16′および導管17″を介して廃棄物容器13中
へ流す。
作業員は、調整装置で溶出すべき所望の溶液量を調節す
る。プログラムの制御は、弁５′がまずNaCl容器３を発
生器２の入口Ｅと結合し、弁５″が発生器２の出口Ａを
弁７と結合し、該弁が注入器６と結合するようにされて
いる。注入器６′は、製出した溶離液の最初の滴が注入
器の入口に出現するまで吸引し、これは弁７の前の光バ
リヤー20によって認識される。次いで弁７は、注入器
６′と出発位置の針16′,16″を有する旋回アーム14が
存在する洗浄ステーション17との間の結合に切換わり、
注入器６′は針16′および導管17″を介して廃棄物容器
13中に排出する。その後弁７は、再び発生器２の出口Ａ
と注入器６′との間の結合に切換わるので、弁５′発生
器２および弁５″の間で注入器６′の入口までの導管内
に存在する残量を差引いた予め決められた溶液量を吸引
することができる。
る。プログラムの制御は、弁５′がまずNaCl容器３を発
生器２の入口Ｅと結合し、弁５″が発生器２の出口Ａを
弁７と結合し、該弁が注入器６と結合するようにされて
いる。注入器６′は、製出した溶離液の最初の滴が注入
器の入口に出現するまで吸引し、これは弁７の前の光バ
リヤー20によって認識される。次いで弁７は、注入器
６′と出発位置の針16′,16″を有する旋回アーム14が
存在する洗浄ステーション17との間の結合に切換わり、
注入器６′は針16′および導管17″を介して廃棄物容器
13中に排出する。その後弁７は、再び発生器２の出口Ａ
と注入器６′との間の結合に切換わるので、弁５′発生
器２および弁５″の間で注入器６′の入口までの導管内
に存在する残量を差引いた予め決められた溶液量を吸引
することができる。
この点で、注入器６′は停止し、弁５′が切換わるの
で、空気フィルター３′は発生器の入口Ｅと結合する。
注入器６′がなお上記残量を吸引し、これが所定の全充
填量を、弁12が排気管８′を廃棄物容器13との結合に切
換えた後に、引き続き弁７を経て貯蔵容器８中へ圧入す
る。弁12により通気のため空気フィルター11は貯蔵容器
８に接続される。注入器６′により弁５′発生器２、弁
５″、弁７を介して空気を数回吸引し、かつ弁７および
洗浄ステーション17を介して空気を吐出することによっ
て、発生器２は排水される。
で、空気フィルター３′は発生器の入口Ｅと結合する。
注入器６′がなお上記残量を吸引し、これが所定の全充
填量を、弁12が排気管８′を廃棄物容器13との結合に切
換えた後に、引き続き弁７を経て貯蔵容器８中へ圧入す
る。弁12により通気のため空気フィルター11は貯蔵容器
８に接続される。注入器６′により弁５′発生器２、弁
５″、弁７を介して空気を数回吸引し、かつ弁７および
洗浄ステーション17を介して空気を吐出することによっ
て、発生器２は排水される。
NaCl溶液は、弁５″および７を経て注入器６′によっ
て、該溶液が注入器６′の入口に達するまで吸引され、
その後注入器６′は洗浄部17中に排出する。貯蔵容器８
から所望量が吸引され、場合により希釈量のNaClが後吸
引され、引き続いて充填針16,16′まで圧送され、たわ
み管17′は排気される。その時までに図示されていない
運搬装置によって所望の溶離液のびん15は充填ステーシ
ョン９に送られ、びん密閉栓は除毒されている。充填ス
テーション中へ送られた針16,16′はこのステーション
９中で、びん15に向かって下方へ運動し、第１の針16′
がびん15のゴムの密閉栓15′を穿通し、注入器６′によ
り溶離液の充填が始まる。その際びん15内に生じる過圧
を放出するために、短い充填時間後に針16′,16″をさ
らに下方へ運動させて、第２の針16″がびんの密閉栓を
穿通し、過剰量の空気および窒素を導管12′によって廃
棄物容器13中へ排出する。びん15の充填を行った後、針
16′,16″は密閉栓から引抜き、除毒するためアーム14
によって洗浄・除毒ステーション17中へ旋回される。
て、該溶液が注入器６′の入口に達するまで吸引され、
その後注入器６′は洗浄部17中に排出する。貯蔵容器８
から所望量が吸引され、場合により希釈量のNaClが後吸
引され、引き続いて充填針16,16′まで圧送され、たわ
み管17′は排気される。その時までに図示されていない
運搬装置によって所望の溶離液のびん15は充填ステーシ
ョン９に送られ、びん密閉栓は除毒されている。充填ス
テーション中へ送られた針16,16′はこのステーション
９中で、びん15に向かって下方へ運動し、第１の針16′
がびん15のゴムの密閉栓15′を穿通し、注入器６′によ
り溶離液の充填が始まる。その際びん15内に生じる過圧
を放出するために、短い充填時間後に針16′,16″をさ
らに下方へ運動させて、第２の針16″がびんの密閉栓を
穿通し、過剰量の空気および窒素を導管12′によって廃
棄物容器13中へ排出する。びん15の充填を行った後、針
16′,16″は密閉栓から引抜き、除毒するためアーム14
によって洗浄・除毒ステーション17中へ旋回される。
充填したびん15は、ケーシング１内に配置された図示さ
れていない回転可能な貯蔵ステーション（図示せず）に
送られ、必要に応じて冷却、加熱されるかまたは使用す
るまで室温で貯蔵される。
れていない回転可能な貯蔵ステーション（図示せず）に
送られ、必要に応じて冷却、加熱されるかまたは使用す
るまで室温で貯蔵される。
溶離液を取出すためには、鉛シールドを備えたびん15
を、エアロック20中へ送り、それに設けられた開口を通
して注入針で必要量をびん15から取出すことができる。
を、エアロック20中へ送り、それに設けられた開口を通
して注入針で必要量をびん15から取出すことができる。
図示された装置は、本発明思想の範囲内で種々に変更す
ることができることは明らかである。たとえば、吸引・
配量装置の吸引注入器６′を真空ポンプに代えることも
できるが、その際真空ポンプは図示された個所以外の個
所に配置しなければならない。旋回アーム機構も、他の
機械的装置に代えることができる。さらに、全溶離過程
は無毒条件下に経過することは明らかである。
ることができることは明らかである。たとえば、吸引・
配量装置の吸引注入器６′を真空ポンプに代えることも
できるが、その際真空ポンプは図示された個所以外の個
所に配置しなければならない。旋回アーム機構も、他の
機械的装置に代えることができる。さらに、全溶離過程
は無毒条件下に経過することは明らかである。
図面は本発明装置の系統図である。 １……ハウジング、２……核種発生器、３……貯蔵容
器、３′……空気フィルター、５′……弁、５″……
弁、６……吸引・配量装置、６′……注入器、７……
弁、８……貯蔵容器、９……充填ステーション、10……
測定装置、11……空気フィルター、12……弁、13……廃
棄物容器、14……旋回アーム機構、15……溶離液用び
ん、16′……充填針、16″……排気針、17……洗浄・除
毒ステーション、720……エアロック
器、３′……空気フィルター、５′……弁、５″……
弁、６……吸引・配量装置、６′……注入器、７……
弁、８……貯蔵容器、９……充填ステーション、10……
測定装置、11……空気フィルター、12……弁、13……廃
棄物容器、14……旋回アーム機構、15……溶離液用び
ん、16′……充填針、16″……排気針、17……洗浄・除
毒ステーション、720……エアロック
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−180966（ＪＰ，Ａ) 特公 昭57−15899（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭49−28879（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (4)
- 【請求項１】放射線防護ケーシング内に配置された、一
方では液状の核種溶媒用貯蔵容器に接続され、他方では
充填装置と結合している溶離液の吸引・配量装置に接続
されている核種発生器から放射性核種、殊にテクネチウ
ムを貯蔵アンプル中へ溶離および配量する方法におい
て、発生器をプログラム制御でプリセット可能な溶媒量
で洗浄し、溶離液を放射線防護ケーシング内に配置され
た溶離液用貯蔵容器に移し、その後放射能を測定し、予
定量の溶離液を、放射能防護ケーシング内に配置された
吸引・配量装置を用いて、同様に放射能防護ケーシング
内に設けられた充填装置に供給し、該装置内でこの溶離
液量を穿通アンプル内へ充填し、該アンプルを、その栓
が放射線防護ケーシングの開口と中心線が一致するよう
に動かし、該開口によりアンプルの溶離液量をケーシン
グの外部から取出すことを特徴とする放射性核種を溶離
および配量する方法。 - 【請求項２】核種発生器を収容するための、放射線に対
し遮蔽されたケーシング（１）、液状核種溶媒用貯蔵容
器（３）、該貯蔵容器を発生器の入口と結合するための
装置（４′,5′）、貯蔵容器および発生器の出口を溶離
液の吸引・配量装置（６）と結合するための装置
（４″,5″）を有し、該吸引・配量装置自体は溶離液を
アンプル等中へ充填するための充填ステーション（９）
と結合している、放射性核種を溶離および配量する装置
において、液状の核種溶媒用貯蔵容器（３）、結合装置
（４′,4″,5′,5″）ならびに吸引・配量装置（６）お
よび充填ステーション（９）が同様に放射線防護ケーシ
ング（１）内に配置され、吸引・配量装置（６）の有す
る吸引注入器（６′）が制御可能の多方弁（７）を介し
て溶離液用貯蔵容器（８）と結合可能であり、該貯蔵容
器には溶離液の放射能を測定するための測定装置（10）
が所属し、吸引・配量装置（６）および充填ステーショ
ン（９）に所属する洗浄・除毒ステーション（17）が廃
棄物容器（13）と結合していて、全溶離過程をプログラ
ム制御するためのプログラム制御装置が設けられている
ことを特徴とする放射性核種を溶離および配量する装
置。 - 【請求項３】充填ステーション（９）が旋回腕機構（1
4）を有し、該機構は吸引・配量装置（６）と結合して
いる充填針（16′）および排気針（16″）を有しかつ充
填位置と洗浄・除毒位置との間で旋回可能ならびに充填
・洗浄のため移動可能に支承されている、特許請求の範
囲第２項記載の装置。 - 【請求項４】液状核種溶媒用貯蔵容器（３）を発生器
（２）の入口と結合するための装置（４′,5′）におけ
る装置（５′）が制御可能な多方弁として構成されてい
て、該弁を介して発生器（２）が大気と結合可能であ
る、特許請求の範囲第２項または第３項記載の装置。
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|---|---|
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