JP2501264B2 - H2 15oの製造装置とh2 15oの注射液製造装置及びh2 15oの自動注射装置 - Google Patents

H2 15oの製造装置とh2 15oの注射液製造装置及びh2 15oの自動注射装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放射性同位元素(以下R
Iという)を使用する医療方法に関し、特に半減期の短
いRIを注射液として使用するための製造装置及び注射
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、15O系のRIガスとして吸入方式
により生体に取込むシステムが使用されていた。
【0003】又、従来はH2 15Oガスを注射液として使
用する場合には、152 ガスを白金又はパラジウム等を
触媒とし、それを加熱し、前記152 ガスが前記触媒を
通過する時に、H2 ガスも同時に通過させてH2 15Oを
合成し、水蒸気化した合成物を生理食塩水にバブリング
して注射薬剤として注射していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のガスで
使用する場合は、マスクにより吸入するため、マスクか
らのRIガスの漏洩があり、陽電子断層撮影装置(PE
T)に対するバックグラウンド、安定性に支障を来すこ
とも有り、又、生体に対してはRIガスは肺から血管に
吸収されるため、吸入時間も長くなり、被曝も大きかっ
た。
【0005】更に、前記の15O系のRIガスは半減期が
2分程度で短いため、前記のようにガスとして肺から取
込むためには大量のRIガスを使用しなければならず、
従事者の被曝も大きかった。
【0006】又、後者の注射液として使用する場合は、
2 15Oは半減期が短く、効率が悪かった。
【0007】本発明は上述の問題を解決して、安全で、
効率の良い方法を実現可能とする装置を提供することを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、 1)H2 15Oの製造装置において、デュートロンビーム
により照射されるターゲットボックス1と、前記ターゲ
ットボックス1に原料ガスとしての水素ガス及び窒素ガ
スを供給するガス供給装置2と、前記ターゲットボック
ス1及びRI搬送配管4内を真空状態に保持する真空ポ
ンプ3を設けたものである。
【0009】2)上記H 2 15 Oの製造装置を用いてH 2
15 Oの注射液を製造する注射液製造装置5において、
倒立している捕集ビン51と、この捕集ビン51内に充
満した生理食塩水に前記ターゲットボックス1内で製造
された直後のH2 15 Oを吹込んでバブリングせしめるた
めに前記捕集ビン51内の下部空間に開口しているH2
15 O導入管と、前記捕集便51内の生理食塩水に含有
されたH2 15 Oの含有量を検出するRIデテクター56
とを設けたものである。
【0010】3)上記注射液製造装置5で製造されたH
2 15 Oの注射液を使用する自動注射装置6において、前
記捕集ビン51内で製造された注射液を吸出し、この注
射液を注射針64に圧送するシリンジ66と、前記捕集
ビン51とシリンジ66間及びシリンジ66と注射針6
4間に注射液の流れ方向を変更せしめる三方弁61、6
2、65と、前記三方弁62と前記注射針64間の配管
に気泡検出器68aを設けて注射される手前で気泡の有
無を検出し、更にミクロポアフィルター63を設けたも
のであると共に、前記捕集ビン51から注射液を吸出す
る配管に気泡の有無を検出する気泡検出器68とを設け
たものである。
【0011】4)前記核反応によって製造されたH2 15
Oが前記捕集ビン51内で生理食塩水に吸収され、所定
の放射線量に達したことをRIデテクター56による放
射線量の測定により検出することにより、注射液のRI
量を検出するものである。
【0012】5)前記捕集ビン51内で合成された注射
液を前記シリンジ66で吸出し搬送する配管で気泡検出
器68により気泡検出を行い、更に注射する手前で気泡
検出器68aにより気泡が検出された場合には前記シリ
ンジ66の運転を停止するものである。
【0013】
【作用】上述のように、必要とする量の注射液を注射直
前に作り、直ちに注射を実行出来、かつ生体に対しては
直接血管から患部に到達することが出来るため、従来の
ガス吸入法に比べ診断時間の減少が計られる。
【0014】
【実施例】先ず、H2 15Oの製造方法及びその装置につ
いて説明する。図1はH2 15Oの製造装置の構成図であ
る。この装置はターゲットボックス1と、ガス供給装置
2と、RI搬送配管4と、ターゲットボックス1及びRI
搬送配管4内を減圧する真空ポンプ3よりなる。
【0015】ガス供給装置2としては、H2 とN2 を混
合した原料ガスボンベ21と、Heガスを使用する搬送
ガスボンベ22と、これらのガスボンベ21、22から
ターゲットボックス1への配管の途中に設けられた調圧
23と電磁弁24及び原料ガスボンベ21の出口に設け
られた電磁弁25及び搬送ガスボンベ22の出口に設け
られた電磁弁26よりなる。
【0016】RI搬送配管4にはターゲットボックス1
の出口に電磁弁41が設けられており、この電磁弁41
を通過した後に分岐して電磁弁42を経て真空ポンプ3
が接続してあり、更にこの分岐点から注射液製造装置5
の電磁弁53に配管してある。このRI搬送配管4は内
部に放射能を有するRIガスが通過するために、外部は
放射能遮蔽が施されている。
【0017】次に上述のH2 15Oの製造装置の動作(操
作方法を含む)について説明する。先ず、電磁弁25、
26及び注射液製造装置5内の電磁弁53を閉塞し、真
空ポンプ3でターゲットボックス1、RI搬送配管4等
の内部を真空状態にしてクリーニングする。
【0018】次に電磁弁42を閉塞し、電磁弁25を解
放してターゲットボックス1及びRI搬送配管4内に原
料ガスを充填し、上述のクリーニング及び原料ガスの充
填を数回繰り返し、充分にクリーニングを行う。
【0019】クリーニング完了後、電磁弁41を閉塞
し、調圧弁23で調整された所定圧の原料ガスをターゲ
ットボックス1内に充填し、電磁弁24を閉塞して待機
する。
【0020】必要時期にサイクロトロンで発生させたデ
ュートロンビームをターゲットボックス1内の原料ガス
に照射する。この照射により、原料ガスは次のような核
反応を起こし、H2 15Oが生成される。即ち、
【数1】
【0021】照射後、電磁弁53を解放し、生成された
2 15Oを一気に注射液製造装置5に搬送する。この場
合、ターゲットボックス1内に残存しているH2 15Oを
搬送ガスボンベ22のヘリウムガスにより完全に注射液
製造装置5に搬送する。
【0022】次に注射液製造装置5について説明する。
この装置は図2の鎖線内のもので、倒立した捕集ビン5
1と、正立した液溜ビン52と、それぞれの栓を貫通し
て捕集ビン51内の上部空間と液溜ビン52の上部空間
とを導管で連通してある。
【0023】又、捕集ビン51には上記RI搬送配管4
に接続されている電磁弁53から配管が栓を貫通して内
部の下部空間に開口しており、更にこの下部空間から栓
を貫通して自動注射装置6への配管が設けられている。
【0024】一方、液溜ビン52には栓を貫通する上記
捕集ビン51からの配管の他に、三方弁54に接続して
いる配管が設けられており、この三方弁54の他の二方
の内の一方はミクロポアフィルター55が接続されて室
内空気を取入れるように構成され、他の一方は廃ガスを
放出するように構成されている。更に、上記捕集ビン5
1に接近してRIデテクター56が設けられている。
【0025】一方、自動注射装置6は図2の注射液製造
装置及び自動注射装置の構成図の鎖線内のもので、上記
捕集ビン51内の下部空間より栓を貫通して配管で三方
弁61に接続してある。この三方弁61の他の二方の内
の一方は更に三方弁62が接続されており、この三方弁
の一方にはミクロポアフィルター63を経て注射針64
が接続されている。
【0026】又、三方弁62の他の一方には更に三方弁
65が接続されており、この三方弁65の他の一方には
シリンジ66が接続され、更に他の一方には廃液ビン6
7に至る配管が接続されている。
【0027】更に、上記三方弁61と捕集ビン51間の
配管には気泡検出器68、及び三方弁62とミクロポア
フィルター63の間の配管には気泡検出器68aがそれ
ぞれ設けられている。なお、上記三方弁61の一方には
外部の生理食塩水タンク7が接続されている。
【0028】次に上述の注射液製造装置5及び自動注射
装置6の動作(操作)について説明する。上述の注射液
製造装置5及び自動注射装置6に使用する各ビン51、
52、67シリンジ66、注射針64、ミクロポアフィ
ルター63、各三方弁61、62、65及び注射液に接
触する配管のうち、H2 15Oの導入配管以外の配管は全
て使い捨て部品としてある。
【0029】図3〜図9は注射液製造装置5及び自動注
射装置6の各操作(ステップ)の動作説明図であり、図
11は各ステップのフローチャートである。このフロー
チャートに基づいて各動作(操作)を説明する。
【0030】ステップ1:各使捨部品を新品と交換す
る。この使捨部品は図2に示す捕集ビン51、液溜ビン
52、生理食塩水タンク7、各三方弁61、62、65
シリンジ66、廃液ビン67、ミクロポアフィルター6
3、注射針64及びそれら相互間の配管類である。
【0031】ステップ2(図3):生理食塩水タンク7
から自重落下により、廃液ビン67までの配管の空気抜
きをする。この状態は図3の黒塗り部分で表示してあ
る。以下各ステップの気体、液体の流れ部分は黒塗り部
分で表示してある。
【0032】ステッブ3(図4):シリンジ駆動装置6
6aで生理食塩水を生理食塩水タンク7から三方弁6
1、62、65を経由してシリンジ66に吸引する。
【0033】ステップ4(図5):ステップ3で吸引し
た生理食塩水をシリンジ駆動装置66aで三方弁65、
62を経由して注射針64までの配管の空気抜きをす
る。この場合、何回でもステップ1〜4迄を繰り返し、
完全にエア抜きをすることが出来る。
【0034】ステップ5(図6):生理食塩水を生理食
塩水タンク7から三方弁61、62、65を経由してシ
リンジ66に吸引する。
【0035】ステップ6(図7):ステップ5で吸引し
た生理食塩水を三方弁65、62、61を経由して捕集
ビン51に移送する。
【0036】ステップ7(図8):ターゲットボックス
1からRI搬送配管4、電磁弁53を経由してH2 15
を搬送ガスと共に捕集ビン51に送入する。捕集ビン5
1内で吸収されたH2 15O以外の搬送ガスは液溜ビン5
2、三方弁54を経由して廃ガスボンベに溜められる。
この送入中にRIデテクター56はH2 15Oの吸収量を
検出し、所定量に達する迄はステップ7を続行し、所定
量に達して所定の注射液となった時にステップ8に移行
させる。
【0037】ステップ8(図9):捕集ビン51内の注
射液を三方弁61、62、65を経由して配管のコイル
部69にH2 15Oが溜まる様にシリンジ66にて吸引す
る。この場合、捕集ビン51と三方弁61間の配管は光
電式の気泡検出器68を通過するように構成されている
ので、移送される注射液内の気泡の有無が検出され、気
泡が検出されなければステップ9に移行し、検出される
とシリンジ66の吸引動作は停止される。
【0038】又、捕集ビン51内の注射液がシリンジ6
6に吸引される時、室内空気はミクロポアフィルター5
5、三方弁54、液溜ビン52を経由して捕集ビン51
に流入し、捕集ビン51内の減圧を防止する。
【0039】ステップ9(図10):コイル部69に溜
まったH2 15Oをシリンジ66に吸引された注射液によ
り三方弁65、62及びミクロポアフィルター63を経
由して注射針64に到達し、生体に注射されるが、この
場合気泡の有無を検出するための気泡検出器68aによ
りチェックされる。
【0040】この場合、H2 15Oの臨床診断において数
回繰り返すことが通例多いため、再びエア抜きを省き、
時間の短縮のためステップ5からの動作を繰り返すこと
が出来る。数回の投与が完了した時点で一連の動作を終
了する。
【0041】なお、生体投与完了後、若しくは事前に図
12〜図15に示すサンプリングステップの説明図のよ
うに下記サンプリングを採り、生体投与のための検査を
することが出来る。
【0042】ステップ11(図12):生理食塩水をシ
リンジ66に吸い込む。
【0043】ステップ12(図13):生理食塩水を捕
集ビン51に入れる。
【0044】ステップ13(図14):捕集ビン51よ
りシリンジ66に吸い取る。
【0045】ステップ14(図15):ミクロポアフィ
ルター63と注射針64の間に三方弁70を入れておけ
ば、生体より注射針64をはずさなくとも三方弁70の
切換えにより、サンプルを採ることが出来る。勿論サン
プリングのボタンを押すことにより上記ステップ11〜
14は自動的に動作される。
【0046】以上の各ステップは図示しない制御装置の
操作ボタンを押すだけで電磁弁53、各三方弁54、6
1、62、65の切り換え、シリンジ66の上下動が自
動的に行える。
【0047】又、生体に対しては注射液に気泡があって
は絶対に注射出来ないので、ステップ8で捕集ビン51
から注射液をシリンジ66に吸引する際、光電式の気泡
検出器68で気泡の有無を検出し気泡が有ればシリンジ
66の吸引動作を停止させる。
【0048】ステップ9では注射を実行する際、気泡検
出器68aにより気泡の有無をチェックし、気泡が有れ
ばシリンジ66の注射動作を停止させる。上記動作が発
生した場合はリセットし、ステップ1からやり直せば良
い。又、注射液は注射針64の手前のミクロポアフィル
ター63により、エアトラップと雑菌処理を行う。更
に、シリンジ66による注射スピードを可変としてある
ため、生体の状態に合ったスピードで注射の実行が可能
である。
【0049】なお、15O系は半減期が2分程度であるの
で、注射時間を一定にするため、ステップ8の注射液を
シリンジ66に吸引後は制御装置のタイマーをカウント
ダウンさせ、従事者に注射の実行を促すように構成され
ている。このタイマーは諸条件により可変設定が可能な
ように構成されている。
【0050】
【発明の効果】上述のように、必要とする量の注射液を
注射直前に作り、直ちに注射を実行出来、かつ生体に対
しては直接血管から患部に到達することが出来るため、
従来のガス吸入法に比べ診断時間の減少が計られる。
【0051】このために、迅速で、かつ清潔な条件で生
体に自動的にRIを注射することが出来るため、次のよ
うな効果がある。
【0052】1)迅速性のため、時間がかからず、サイ
クロトロンで大量にRIを製造する必要がない。
【0053】2)大量にRIを製造せず、かつ自動的に
注射出来るので、従事者の被曝が極端に軽減出来る。
【0054】3)生体に対しては、直接に注射するの
で、血管を経由して患部にRIが到達する時間が短くな
り、診断時間が減少出来ると共に、生体の被曝も大幅に
軽減出来るので、今迄1回しか15O系ガスでの診断が出
来なかったのが、数回診断出来るので、悪性腫瘍等の診
断の確実性が高められる。
【0055】4)注射液の気泡検出を2個所で行ってい
るので、従事者が安心して作業出来る。
【0056】5)サンプリングステップを入れることに
より、操作中に随時に投与薬(H2 15O)を検査するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】H2 15Oの製造装置の構成図である。
【図2】注射液製造装置及び自動注射装置の構成図であ
る。
【図3】注射液製造装置及び自動注射装置のステップ2
の動作状態の説明図である。
【図4】同じくステップ3の動作状態の説明図である。
【図5】同じくステップ4の動作状態の説明図である。
【図6】同じくステップ5の動作状態の説明図である。
【図7】同じくステップ6の動作状態の説明図である。
【図8】同じくステップ7の動作状態の説明図である。
【図9】同じくステップ8の動作状態の説明図である。
【図10】同じくステップ9の動作状態の説明図であ
る。
【図11】各ステップのフローチャートである。
【図12】サンプリングステッブのステップ11の動作
状態の説明図である。
【図13】同じくステップ12の動作状態の説明図であ
る。
【図14】同じくステップ13の動作状態の説明図であ
る。
【図15】同じくステップ14の動作状態の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ターゲットボックス 2 ガス供給装置 3 真空ポンプ 4 RI搬送配管 5 注射液製造装置 51 捕集ビン 56 RIデテクター 6 自動注射装置 61 三方弁 62 三方弁 63 ミクロポアフィルター 64 注射針 65 三方弁 66 シリンジ 68 気泡検出器 68a 気泡検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸田 陽二郎 北海道室蘭市茶津町4番地 株式会社 日本製鋼所内 (72)発明者 菅原 迪 北海道室蘭市茶津町4番地 株式会社 日本製鋼所内

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 H2 15Oの製造装置において、デュート
    ロンビームにより照射されるターゲットボックスと、
    ターゲットボックスに原料ガスとしての水素ガス及び
    窒素ガスを供給するガス供給装置と、前記ターゲットボ
    ックス及び放射性同位元素搬送配管内を真空状態に保持
    する真空ポンプを設けたことを特徴とするH2 15Oの製
    造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のH 2 15 Oの製造装置を用
    いてH 2 15 Oの注射液を製造する注射液製造装置におい
    て、倒立している捕集ビンと、この捕集ビン内に充満し
    た生理食塩水に請求項1記載のターゲットボックス内で
    製造された直後のH2 15Oを吹き込んでバブリングせし
    めるために前記捕集ビン内の下部空間に開口しているH
    2 15O導入管と、前記捕集ビン内の生理食塩水に含有さ
    れたH2 15Oの含有量を検出する放射性同位元素デテク
    ターとを設けたことを特徴とする注射液製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のH 2 15 Oの製造装置によ
    り製造された 2 15 Oを使用して、請求項2記載の注射
    液製造装置により製造された注射液を使用する自動注射
    装置において、請求項2記載の捕集ビン内で製造された
    注射液を吸出し、この注射液を注射針に圧送するシリン
    ジと、前記捕集ビンとシリンジ間及びシリンジと注射針
    間に注射液の流れ方向を変更せしめる三方弁と、この
    方弁と前記注射針間の配管に設けたミクロポアフィルタ
    ーと、前記捕集ビンから前記注射液を吸出する配管に気
    泡の有無を検出するためと生体に注射される手前の気泡
    の有無を検出する気泡検出器とを設けたことを特徴とす
    る自動注射装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のH 2 15 Oの製造装置の中
    核反応によって製造されたH2 15Oが請求項2記載の
    注射液製造装置の捕集ビン内で生理食塩水に吸収され、
    所定の放射線量に達したことを放射性同位元素デテクタ
    ーによる放射線量の測定により検出することを特徴とす
    請求項2記載の注射液製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の捕集ビン内で合成された
    注射液を請求項3記載のシリンジで吸出し搬送する配管
    で気泡検出器により気泡検出を行い、又、注射針の手前
    の配管に設けた気泡検出器により気泡検出を行い、気泡
    が検出された場合には前記シリンジの運転を停止するこ
    とで二重の安全を図ることを特徴とする請求項3記載の
    自動注射装置
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