JPH07501508A - ピル又は錠剤用ディスペンサー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビル又は錠剤用ディスペンサ一 本発明は、ディスペンサーであって、ビル又は錠剤が互いに無秩序になって貯蔵 されており、そしてこのディスペンサーを作動させたときにそれらが一個づつ小 出にされる、ビル又は錠剤用ディスペンサーに関する。

かかるディスペンサーは公知であり、そして通常は底のない引出の形態を有する 部材に基づいており、ここでその引出はそのニュートラルの位置にあるときは上 向きに解放されているが、しかし壁伝いに滑らせることによって下向に閉じられ る。この位置においてその引出は一個のみのビル又は錠剤を収容する。ディスペ ンサーが作動しているとき、この引出は上部が解放されたまま分離壁の下をくぐ り、そのリザーバーから引出空間を独立させ、これによりその引出は底壁におけ る開放部を横切り、この開口部を通じてその引出の中に収まっているビル又は錠 剤を小出にするであろう。

引出の中のビル又は錠剤の分離は、その途中にあるビル又は錠剤を引出の中へと 機械的に進ませ、しかしその引出が一個のビル又は錠剤しか収容しないことによ り、それが立ち止まることによって獲得できる。分離壁より供される剪断作用は 錠剤の縁を傷付けるか、又はビルに切断面を作ってしまうことがある。このよう にして傷付いたビル又は錠剤が引出の中へと落下すると、次のビル又は錠剤がそ の引出の中に若干進み入り、従ってその分離壁がその引出からそれを分断しよう とするときにこのビル又は錠剤を直接破壊してしまう危険性がある。

従って、本発明の目的は、上記の破壊の危険性なく、リザーバーの中に貯蔵され ている錠剤のバッチからビル又は錠剤を一個づつ分けるようなディスペンサーの 提供にある。

これは、本明細書の最初に述べたようなディスペンサーにより獲得でき、このデ ィスペンサーは、少なくとも２個の錠剤又はビルを隣り合せにして収容するよう な形態をとる垂れ下がり（ｄｅｐｅｎｄｉｎｇ）トラフがその一端において形成 されている第一リザーバーパーツ：その第一パーツが最初にそのトラフ先端にお いて嵌合し、且つ先端において、第一パーツのトラフと一緒に、互いに隣り合う 少なくとも２個のビル又は錠剤の収容のためのチャンネルを形成するパーティシ ョンを有する第二リザーバーパーツ（このチャンネルの下端は、この第一パーツ により保持され、且つその第一パーツが第二パーツの中でニュートラル位置にあ るときにこのパーティションの下端と接触する先端壁により閉じられる）；第一 パーツの外側において支持され、且つこのトラフの底における開口部の中に、こ の底に対して垂直に入り込んでおり、そしてトラフの側面に隣接しており、且つ チャンネルの中の２個の隣り合うビル又は錠剤の共通接面に位置合わせされてい る二本のフィンガー；この第一パーツがそのニュートラル位置からその第二パー ツの中へと更にはめ込められたときにその開口部を通じてそれらのフィンガーを ２個のビル又は錠剤間の自由空間へと送り込むために施された手段；を含んで成 ることを特徴とする。

本発明にかかわるディスペンサーにおいて、ビル又は錠剤に剪断作用は全く及ぼ されず、従ってビル又は錠剤の破壊は結果としてなくなっている。これらのフィ ンガーはビルの球形に基づくそれらの間に残されている空間の中に割り込み、従 って小出にすべきビル又は錠剤の隣りにあるものは、錠剤又はビルに機械的な影 響を及ぼさないフィンガーによりさえぎられることによってもとに戻される。

これらのフィンガーは第一パーツの外面に支持されている弾性ビームの先端にお いて施されていてよく、そしてトラフの底と平らになっている第二パーツに対し てニュートラル位置にある第一パーツのフィンガーを、この第一パーツをこの第 二パーツの中へと更に押し込めたときに２個の隣り合うビル又は錠剤間に残され ている空間の中へと通過するようにフィンガー又はそのサスペンションを及ばし めるために、第二パーツの内側において湾曲が施されていてよい。

ビル又は錠剤を小出チャンネルへと導くために、この第一パーツはそのパーティ ションの上端に向って下方に傾斜している底壁を育する。

第一パーツをそのニュートラル位置へと圧迫するためにスプリングが施されてい てよく、そしてこの第一パーツはスプリングと、フィンガーが一体化パーツとし て成形されつるフィンガーを有するビームとを包含している。

本発明にかかわるディスペンサーを作動させたとき、そのパーティションは、そ のビル又は錠剤が明らかに放出されるように落下するのではなくブリッジしてい る傾向にある、小出チャンネルのすぐ上のりザーバー室の中に突き進む。かかる ブリッジ形成を妨げる別の特徴として、このディスペンサーは直立しないように デザインされつる。これにより、このディスペンサーは使用される度に反転され ることが確実となる。

下記において、本発明を図面を参考にしながら説明するが、ここで、 図１は本発明にかかわるディスペンサーの内部パーツの断面図を示し、 図２は本発明にかかわるディスペンサーの外部パーツの断面図を示し、 図３はニュートラル位置にある図１及び２のパーツから集成したディスペンサー を示し、 図４は右側から見た図３のディスペンサーの下方パーツを示し、図５は作動位置 にある図３のディスペンサーを示し、図６は下端から見た図３のディスペンサー を示す。

図１に示す通り、ディスペンサーの内部パーツは、小出にすべきビル又は錠剤で 充填されつるりザーバーを形成する側壁１を有する。

充填後、そのリザーバーを蓋２で閉じ、これは壁ｌの上端に接着又は溶接する。

このリザーバーは下方パーツに装着されるまで一杯とならない。

下端において、内部パーツはリザーバーに一体的に成形された傾斜壁３及びスプ リング４を有する。更に、内部パーツの底は、底５、側壁６及び先端壁７を存す る垂れ下がりトラフとして成形されている。

このトラフの底５を通ずる開口部８が施されており、その底５は導くべきビル又 は錠剤の形に合うように弓形となっている。

フィンガー９が開口部８の中に入り込んでおり、これらのフィンガーの内部端は トラフの底５の内面に対して下にあるか、又はその支持されている。

図２は本発明にかかわるディスペンサーの外部パーツを示し、この外部パーツは この内部パーツの外寸法に対応する断面及び寸法を有するチューブを形成してい る側壁１１を含んで成り、この結果この内部パーツはこの外部パーツの中に収ま る。壁１１の下端に湾曲型パーツ１２が施されており、そしてパーティション１ ３がこの下方パーツの底からこのパーツの内部空間へと張出している。更に、こ の底は、パーティション１３と湾曲型パーツ１２との間に開口部１４を有する。

図３において、内部パーツが外部パーツに装着され、ニュートラル位置にあるデ ィスペンサーを形成している。この図は更に、錠剤がどのようにして、傾斜壁伝 いにパーティション１３の上端を超えて、このパーティション１３及びトラフに より規定されるチャンネルへと導かれるかを示している。トラフの先端壁７（そ の先端壁はパーティション１３の下方部分に接している）はチャンネルの中の錠 剤が落下することを防ぎ、従って錠剤は２個のそれが互いに隣り合ってチャンネ ルの中で短い列で並んでいる。

錠剤を小出にするとき、このディスペンサーは、その内部パーツを外部パーツの 中に更に押込むことによって作動させる。このことはスプリング４の力に対抗し て行われ、これはその内部パーツをそのニュートラル位置に、その圧力が解放さ れたときに押し戻すであろう。

この内部パーツが外部パーツの中に更に押し込められたとき、フィンガー９のサ スペンションｌＯはこの外部パーツの湾曲型パーツ１２に当り、そしてフィンガ ー９はその自由端がパーティション１３の近くにくるまで開口部８の中に押し込 められるであろう。従って、フィンガーは、２個の隣り合った錠剤の間のその球 形に基づき、自由に残されていた空間へと割り込むであろう。トラフの先端壁７ に隣接する錠剤は従って、下方へと押され、先端壁７とフィンガー９との間の空 間に収まり、次いでパーティション１３の下端を超え、そしてこのディスペンサ ーの第二パーツの底における開口部１４を通じて外へと落下するであろう。フィ ンガー９の上方にある錠剤は、内部パーツがそのニュートラル位置に戻るときに 、上方に向うフィンガーに従う。サスペンションＩＯが湾曲型パーツ１２から離 脱するとき、それらのフィンガーはチャンネルより引っ込み、そしてフィンガー 上に載っている錠剤はトラフの下端へと落ちうる。

図５は完全に押し下げられた位置にある内部パーツを示す。ここでわかる通り、 パーティション１３はディスペンサーの内室の中に入り込んで、詰まった錠剤に より形成される可能性のあるブリッジをこわす。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成６年６月　１日

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．一個づつ小出しされる、互いに対して無秩序になって貯蔵されているピル又 は錠剤用のディスペンサーであって、少なくとも２個の健剤又はピルを隣り合せ にして収容するような形態をとる垂れ下がりトラフがその一端において形成され ている第一リザーバーパーツ；その第一バーツが最初にそのトラフ先端において 嵌合し、且つ先端において、この第一パーツのトラフと一緒に、互いに隣り合う 少なくとも２個のピル又は錠剤の収容のためのチャンネルを形成するパーティシ ョンを有する第二リザーバーパーツ（このチャンネルの下端は、この第一パーツ により保持されており、且つその第一パーツが第二バーツの中でニュートラルの 位置にあるときにこのパーティションの下端と接触する先端壁により閉じられて いる）；第一パーツの外側において支持され、且つこのトラフの底にある開口部 の中に、その底に対して垂直に入り込んでおり、そしてトラフの側面に隣接して おり、且つチャンネルの中の２個の隣り合うピル又は錠剤の共通接面に位置合わ せされている二本のフィンガー；この第一パーツがそのニュートラルの位置から この第二パーツの中へと更にはめ込められたときにその開口部を通じてそれらの フィンガーをそのチャンネルの中の２個のピル又は錠剤間の自由空間へと割り込 ませるために施された手段；を含んで成ることを特徴とするディスペンサー。
2. ２．フィンガーが第一パーツの外面に支持されている弾性ビームの先端に施され ており；そしてトラフの底と平らになっている第二パーツに対してニュートラル の位置にある第一パーツのフィンガーを、この第一パーツをこの第二パーツの中 に更に押し込めたときに、２個の隣り合うピル又は錠剤間に残されている空間の 中へと割り込ませるようにフィンガー又はそのサスペンションを及ぼしめの湾曲 が第二パーツの内側に施されていることを特徴とする請求項１に記載のディスペ ンサー。
3. ３．前記第一パーツが前記パーティションに向けて下方に傾斜しており、且つそ のパーティションの上曙端と接触している底壁を有することを特徴とする、請求 項１又は２に記載のディスペンサー。
4. ４．前記第二パーツをそのニュートラルの位置に及ぼしめるようにスプリングが 施されていることを特徴とする、請求項１、２又は３に記載のディスペンサー。
5. ５．前記第一パーツがスプリングと、一体化パーツとして成形されているフィン ガーを有するビームとを含むことを特徴とする、請求項３記載のディスペンサー 。
6. ６．直立しないように設計されていることを特徴とする、先の請求項のいづれか に記載のディスペンサー。