JPH07501120A - 流体エネルギー装置を具備する自由ピストンエンジン - Google Patents

流体エネルギー装置を具備する自由ピストンエンジン

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JPH07501120A JP5509172A JP50917293A JPH07501120A JP H07501120 A JPH07501120 A JP H07501120A JP 5509172 A JP5509172 A JP 5509172A JP 50917293 A JP50917293 A JP 50917293A JP H07501120 A JPH07501120 A JP H07501120A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 流体エネルギー装置を具備する自由ピストンエンジン本発明は、流体エネルギー 装置を具備する自由ピストンエンジンに関する。
この種の自由ビス[・ンエンジンは、燃焼・爆発により燃焼室内を往復移動する ピストンと、このピストンに連結されるとともにそれぞれ流体室内を往復移動自 在に設けられた2つのプランジャ一部を具備し、かつ2つの流体室に接続された 流体の供給および排出装置とを具備している。
そして、上記流体室への流体の供給および排出装置は、逆止弁を備える供給およ び排出路から構成されている。ピストンの上死点がら下死点への運動が終了した 時、つまり膨張行程が終了した時、排出路の逆止弁が閉じ、各流体室内の圧力が 逆止弁のばね圧およびアキュムレータの圧力より低くなる。
上記逆止弁の閉動作は急速に行われる必要がある。これは、作動液体が流体室側 に流れて、ピストンを、ある距離だけ上死点側に戻すのを防止するためであり、 また次の圧縮行程および膨張行程が開始されるまでは、ピストンをその下死点に 保持させる必要があるからである。逆止弁の急速な閉動作のためには、逆止弁の ばね圧を強くする必要がある。
しかし、逆止弁のばね圧を強くすると、ピストンの膨張行程において、作動液体 がこの逆止弁を流れる際、流動抵抗が高くなり、したがって大きなエネルギー損 失が生じる。
本発明の目的は、このようなエネルギー損失を除去し得る流体エネルギー装置を 具備した自由ピストンエンジンを提供することにある。
この目的のため、本発明による流体エネルギー装置を備える自由ピストンエンジ ンは、請求項1の特徴とする部分の特徴をもつ。
本発明による特徴のために、膨張行程における第1位置部分の間、生じる液圧の 損失を少なくするため流動抵抗の低い排出路手段を使用する。膨張行程が終了し 、ピストンの速度がかなり減少した時、第1排出路手段を作用しないようにし、 作動液体の流体室からの排出は、急速逆止弁を備える第2排出手段を介してのみ 行なう。
このようして、流動抵抗が低いことと、ピストンの下死点からのはね返りを小さ くするという互いに反目し合う矛盾が、効果的な方法で解消される。
ピストンの下死点からのはね返りをさらに減少することは、上記急速に閉じる逆 止弁を流体室に近い夫々の排出路手段に配置することにより達成される。
このようにして、ピストンのはね返り原因となる加圧された作動液体の体積を最 小限にし、その結果、この作動液体の膨張により、ピストンはごく僅かにはね返 るだけである。
以下、本発明を、自由ピストンエンジンの実施例を示す図面に基づき説明する。
図1は一番目の実施例における自由ピストンエンジンを示す断面図である。
図2は、図1の液圧エネルギー装置を備える自由ピストンエンジンの具体的な構 造を示す断面図である。
図3は、図1に対応するが、液圧エネルギー装置とともに自由ピストンエンジン の二番目の実施例を示す断面図である。
図4は、時間の関数としてピストンの変位を示す線図である。
図5A、図5Bは、ピストンの膨張行程が終わった時の流体室での作動液体の排 出体積を示す。
図1は、液圧エネルギー装置(流体エネルギー装置)を具備する自由ピストンエ ンジンの一番目の実施例を示す断面図である。
この自由ピストンエンジンは、シリンダlと、このシリンダ1に形成された燃焼 室3内に配置されたピストン2を有している。このピストン2は、燃焼室3の容 積が最大となる第1位置[以下、下死点(BDC)という]、燃焼室3の容積が 最小となる第2位置[以下、上死点(TDC>という]との間を往復移動する。
上記自由ピストンエンジンはディーゼルエンジンとして作動する。すなわち、圧 縮燃焼空気で満たされた燃焼室3に燃料が噴射され、燃料−空気混合物が自己燃 焼により点火する。そのシリンダヘッド4には、ディーゼル油のような液体燃料 を間接的または直接的に噴射するための噴射装置5が設けられている。
また、空気を吸い込むため、逆止弁6が設けられた吸気路7がピストン2の下方 の燃焼室3に接続されており、圧縮行程の間でピストン2が下死点から上死点に 移動することにより燃焼用空気が吸い込まれる。
そして、接続路すなわち掃気路8により、吸気路7を介して吸い込まれた空気が 、ピストン2が上死点から下死点になる膨張行程の間にピストン2の下方の燃焼 室3からピストン2の上方の燃焼室3に、確実に導かれるとともに、燃料−空気 混合物が燃焼した後生成した燃焼ガスが排気路9を介して燃焼室S外に排出され る。
燃焼室3の下死点側のピストン2の端面には、プランジャー形のピストン伸長体 10が形成されている。このピストン伸長体10は、ピストン2をその直線往復 運動に案内するが、最も重要な機能は、燃焼室S内で燃料−空気混合物が燃焼す る間にピストン2に与えれらた機械的エネルギーを液圧エネルギー(流体エネル ギー)に変換するとともに、ピストン2の圧縮行程を行なうために液圧エネルギ ーを機械的エネルギーに変換することである。
これらの機能を果たすために、ピストン伸長体10には、直径の小さい第10ツ ド部11と、この第10ツド部11に結合された直径の大きい第1プランジャ一 部12と、この第1プランジャ一部12に結合されるとともにその直径が第10 ツド部11と第1プランジャ一部12との直径の間の大きさにされた第20ツド 部13と、この第20ツド部13に結合される(ピストン伸長体10の自由端に ある)とともに直径が第20ツド部13の直径より僅かに大きくされた第2プラ ンジャ一部14とが設けられている。
上記ピストン2に圧縮行程を行なわせるための液圧エネルギー装置の駆動機構部 20は、下記のように構成されている。
すなわち、シリンダ1内には駆動流体室15が形成され、この駆動流体室15の 第1プランジャ一部12の第1軸方向面17側部分は圧縮側空間部(流体空間部 )16とされ、また反対側の第1プランジャ一部12の軸方向面19側部分は膨 張側空間部18とされている。
したがって、圧縮側空間部16の容積は、ピストン2が下死点から上死点に変位 する間、すなわち圧縮行程において、増加することになる。
液圧エネルギー装置における駆動機構部20には、駆動圧用アキュムレータ(圧 縮圧力アキュムレータ)21が設けられている。この駆動圧用アキュムレータ2 1には、多数の流路またはラインを介して、圧縮側空間部16および膨張側空間 部18が接続されている圧縮側空間部16と駆動圧用アキュムレータ21とにお ける有効な連通(接続)が、ピストン2の上死点に隣接するピストン位置でのみ 可能となるような位置で、第1接続路22が駆動流体室15に接続されている。
すなわち、ピストン2の膨張行程の最後の部分およびピストン2の圧縮行程の始 めの部分において、第1接続路22は、駆動流体室15内に嵌入された第1プラ ンジャ一部12の周壁で閉じられることになる。この第1接続路22における流 動抵抗は低く、また好ましくは弁が備えられておらず、したがって圧縮側空間部 16と駆動圧用アキュムレータ21とにおける連通状態は、プランジャー形伸長 体1oの第1プランジャ一部12により完全に制御される。
また、駆動圧用アキュムレータ21と圧縮側空間部16とを連通ずる第2接続路 23には電磁切換弁(二位置切換用)24が設けられており、その第1位置で第 2接続路23が閉じられ(図1参照)、その第2位置で駆動液体が駆動圧用アキ ュムレータ21から圧縮側空間部16内に流れるようにされている。
上記第1および第2接続路22.23間には中間ライン25が設けられるととも に、この中間ライン25の途中には、圧縮側空間部16から駆動圧用アキュムレ ータ21に駆動液体を流し得るようにする急速に閉じるタイプの逆止弁26が設 けられている。この逆止弁26は、公知のものでもよく、またばね力が強く急速 に閉動作を行い得るものを使用してもよい。また、図2に示すように、上記逆止 弁26は、圧縮側空間部16に可能な限り近づけて配置される。
エンジンを始動させて、ピストン2をその下死点に動かすべき場合、または所謂 ”不点火パで、ピストン2に十分な膨張行程を行なわせるには燃焼室3での燃焼 が十分でなく、駆動圧用アキュムレータ21からの駆動圧力を用いてピストン2 を下死点に動かすべき場合、膨張側空間部18と駆動圧用アキュムレータ21と を接続する第3接続路27を介して、駆動液体を膨張側空間部18内に供給する 。
すなわち、第3接続路27の途中に設けられた電磁切換弁(二位置切換用)28 を、第1位置から第2位置に切り変えると、駆動圧用アキュムレータ21内の駆 動液体が膨張側空間部18内に流入し、ピストン2を膨張側に移動させることが できる。なお、上記電磁切換弁28は、自由ピストンエンジンの通常の作動位置 では、図1に示すように、第1位置側に切り換えられており、膨張側空間部18 が低圧タンク(図示せず)側に連通した状態にされている。
また、上記圧縮側空間部16には、第2接続路23とほぼ同一位置で、排出路が 接続されるとともに、この排出路には逃し弁54が設けられている。この逃し弁 54はピストン2の圧縮行程の間、駆動圧用アキュムレータ21からの駆動圧力 により、圧縮側空間部16からの駆動液体の排出を防ぐ逆止弁として機能する位 置に切り換えらでおり、ピストン2が停止している時にのみ、戻しばねにより強 制的に切り換えられて、圧縮側空間部16からの駆動液体の排出を許すようにさ れている。
次に、自由ピストンエンジンにおける液圧エネルギー装置の作動機構部について 説明する。
第20ツド部13およびと第2プランジャ一部14は、ロッド部側の第1作動空 間部(流体空間部)31とプランジャ一部側の第2作動空間部32とに分けられ た作動流体室30内を移動することができ、また第1作動空間部31の直径は第 2プランジャ一部14の直径より大きくされ(または等しくされ)ており、第2 作動空間部32の直径は、第2プランジャ一部14が第2作動空間部82に丁度 嵌合するように第2プランジャ一部14の直径に対応する大きさにされている。
なお、上記第2プランジャ一部14には、作動流体室30の第1作動空間部31 の圧力を受ける第1軸方向面49と、この第1軸方向面49と反対側で、ピスト ン2の下死点で第2作動空間部32の境界を成す第2軸方向面50とが設けられ ている。
液圧エネルギー装置の作動機構部29には、2台の圧力アキュムレータ、すなわ ち高圧アキュムレータ33と低圧アキュムレータ(流体供給部)34とが設けら れている。高圧アキュムレータ33は、接続部35を介して他の作業部に接続し 得るようにされており、使用者のための作業圧力用アキュムレータとして使用す るためのものである。例えば、使用者は、液圧エネルギー装置を介して自由ピス トンエンジンにより、乗り物の車輪を駆動することができる。
上記使用者用の接続部35は、ピストン2の膨張行程の間、作動液体を作動流体 室30から高圧アキュムレータ33に排出するための排出ライン36の途中に接 続されている。第1排出路37は、作動流体室30の第1作動空間部31に接続 され、一方策2排出路38は、第2作動空間部32に接続されている。
上記第1排出路37は第2排出路38側に接続され、そして第1排出路87と第 2排出路38との接続箇所と第2作動空間部32との間の第2排出路38の途中 で、かつ第2作動空間部32に近い位置で、第1逆上弁39が設けられている。
上記第1排出路37における接続箇所より高圧アキュムレータ33寄り位置の第 2排出路38には、第2逆止弁40が設けられている。第1排出路37および第 2逆止弁40における流動抵抗は低く、また上記第1逆止弁39は急速に閉じる ようにされた逆止弁である。このため、第1逆止弁39に設けられるばね力は、 好ましくは第2逆止弁40のばね力よりも強くされている。
接続部41で使用者の排出装置を接続してよい低圧アキュムレータ34は、作動 液体の供給ライン42が備えられ、この供給ライン42は、作動流体室30の第 1作動空間部31に接続された第1供給路43と、第2作動空間部32に接続さ れた第2供給路44とに分かれている。第1供給路43は、流動抵抗が低い逆止 弁45が備えられ、また第2供給路44は急速に閉じる逆止弁46が備えられて いる。これら両逆止弁45.46は、作動液体が低圧アキュムレータ34から作 動流体室30に流れることだけを許すものである。
また、バイパスライン47には、第2供給路44の逆止弁46を迂回して、通常 は逆止弁として作用するとともに、駆動圧用アキュムレータ21によりピストン 2がその下死点に移動した場合に、第2作動空間部32内の作動液体を逃がすた めの逃し弁として作用する電磁切換弁(三方位置切換用)48が設けられている 。
上記の液圧エネルギー装置を備える自由ピストンエンジンの動作は、下記の通り である。
図1は、ピストン2が下死点(第1位置)にある状態を示しており、ピストン2 の圧縮行程の開始状態である。
圧縮工程を行うため、電磁切換弁24がその開位置に切り換わり、駆動圧用アキ ュムレータ21内の駆動液体が駆動流体室15の圧縮側空間部16に流入する。
この時、駆動液体がピストン伸長体10の第1プランジャ一部12の第1軸方向 端面17に作用し、ピストン2をその下死点から上死点に向かって移動させる。
そして、第2作動空間部32の容積が増すことにより、作動液体が低圧アキュム レータ34から第2供給路44および逆止弁46を経て、第2作動空間部32内 に吸い込まれる。
次に、ピストン伸長体10の第1プランジャ一部12が十分に移動して、ピスト ン2が圧縮行程の一部分を行なってしまうと、直ちに、第1プランジャ一部12 が第1接続路22を開き、したがって駆動液体が流動抵抗の低い第1接続路22 を通って駆動流体室15の圧縮側空間部16に入り、高速でもってピストン2に 圧縮行程の残りの工程を行わせる。その間、第2プランジャ一部14は、作動流 体室3oの第2作動空間部32から出て、作動液体が低圧アキュムレータ34か ら第1供給路43および第2供給路44を介して作動流体室30に吸い込まれる 。
液圧エネルギー装置の制御は、下記のように行われる。
吸気路7および掃気路8を介して燃焼室3に入った燃焼用空気を十分に圧縮する ため、ピストン2が十分なエネルギーを受けて必要な長さの圧縮行程を行ない、 噴射装置5から燃料が噴射されて、燃料−空気混合物の適切な自己燃焼が行われ る。
そして、ピストン2の膨張行程の間、駆動流体室15の圧縮側空間部16の容積 はプランジャ一部12の移動により減少し、したがって作動液体は、この圧縮側 空間部16から流動抵抗が低い第1接続路22を介して駆動圧用アキュムレータ 21側に強制的に戻される。
この時、第1接続路22の流動抵抗が低いため、第1プランジャ一部12および ピストン2は最小限の損失しか受けない。液圧エネルギー装置の作動機構部29 では、逆止弁45と46とは膨張行程が開始した時既に閉じており、また作動流 体室30の容積が減少することにより、作動液体が主として第1排出路87と逆 止弁40を介して、高圧アキュムレータ33および/または接続部85から使用 者側に供給される。この場合も、第1排出路37および逆止弁40における流動 抵抗が低いため、やはり、ピストン2が受けるエネルギー損失は小さい。
ピストン2とピストン伸長体10の速度がかなり減少するピストン2の下死点近 傍の膨張行程の終了付近では、第1接続路22がピストン伸長体10の第1プラ ンジャ一部12の周壁により閉じられ、その結果、作動液体は、駆動流体室15 の圧縮側空間部16から第2接続路23および中間ライン25の逆止弁26を介 してのみ駆動圧用アキュムレータ21に戻ることができる。なお、この経路にお ける流動抵抗が大きいことは、ピストン2の速度がかなり減少しているので大き な問題ではない。
液圧エネルギー装置の作動機構部29において、ピストン2の膨張行程の終わり 近くでは、第2プランジャ一部14が作動流体室30の第2作動空間部32に到 っており、したがって作動流体室30からの作動液体の排出は、第2排出路38 および逆止弁39,40を介してのみ行なわれる。第1作動空間部81内は、第 2作動空間部32から第1排出路37を通って供給された作動液体による圧力に 保たれている。
本発明の構成による自由ピストンエンジンは断続的なタイプのものであり、ピス トン2が下死点に到達した時、使用者の要求によって必要となるか、または高圧 アキュムレータ33の圧力がその最大に達していなければ新しい圧縮および膨張 行程が行なわれる。
このことは、新しい圧縮および膨張行程を行なう準備ができている位置で、ピス トン2が保たれているということを意味する。したがって、この開始位置をより 正確に制御できれば、続く圧縮および膨張行程をそれだけより正確に実行できる 。
本発明の構成によると、下死点におけるピストン2の開始位置は、第2プランジ ャ一部14の第1軸方向面49に作用する第1作動空間部3】の圧力により、保 持される。これにより、ピストン2全体が保持される。膨張行程が終わった時、 その作動圧力は第2プランジャ一部14の反対側の第2軸方向面50にまだ作用 しているが、ピストン2がごく僅かにはね返り、第2作動空間部32の作動液体 が膨張するので、ここでの圧力は急速に低下し、逆止弁46が開く場合もある。
第2作動空間部32における作動液体のこの急速な膨張とそれに伴う圧力降下は 、逆止弁39が閉じられることによって可能となり、そうしなければ、高圧の作 動液体が第2作動空間部32側に流れ込んでしまう。これを防止するため、逆止 弁39は急速に閉じるタイプのものが使用され、最も好ましい場合には、この逆 止弁39が、ピストン2がその下死点に到達したとき既に殆ど閉じているのがよ い。好ましくは、逆止弁46もまた急速に閉じることができるものとすべきであ り、もしそうしなければ第2プランジャ一部14の力の均衡がくずれるので(そ の時、第1作動空間部31内は高圧になる)、ピストン2が再び下死点に動き、 それを越えて移動する危険性があるからである。これを図4に示す。図中、実線 は液圧エネルギー装置が図1または図3にしたがって設計された場合のピストン 運動(時間の関数として)を示し、他方、Aで示した破線は、供給および排出装 置に低流動抵抗の流路および急速逆止弁を備える小さい流路を分割して設けてい なければ生じるであろうピストン運動を図示する。単独の、大きい、急速でない 逆止弁は、閉める動作が遅すぎるので、ピストン2の下死点において、圧縮側空 間部16および第2作動空間部32と各アキコムレータ21.33との間の接続 路が非常に長く保たれ、その結果、ピストン伸長体10がはね返りが大きい場合 には、第1接続路22が開き、望ましくないピストン2の新しい圧縮行程が開始 してしまう。
図4の破線Bは、低圧の作動液体の供給手段が、低流動抵抗の、大きい逆止弁4 5を備える第1供給路43と急速逆止弁46を備える小さい第2供給路44を分 割して含まなければ、生じるであろうピストンの変位を示す。ピストン2の下死 点でピストン伸長体10がはね返る間、第2作動空間部32の圧力が低いので逆 止弁46が開き、その後、第1作動空間部31の高圧によってピストン伸長体1 0が再び下死点に押しつけられるが、この逆止弁46は急速に閉じない。その結 果、ピストン2は下死点を通過してしまい、したがって次の膨張行程のための適 切な開始位置が得られない。
しかし、本発明の構成による特徴のため、力の均衡は第2プランジャ一部14の ごく小さな変位により自動的に保たれる。このような動きおよび特に最初のはね 返りは、急速に閉じる逆止弁26.39および46により、また圧縮側空間部1 6と第2作動空間部32の容積、特に、それぞれに接続される接続路23、排出 路88および供給路44の容積を最小限にすることによって最も小さく保たれる 。これは、図2に示すように、逆止弁26.39および46をそれぞれの空間部 に出来るだけ近付けて配置することにより得られる図5A、5Bに、それに関わ る体積を図示する。図5Aに、第2プランジャ一部14が丁度第2作動空間部3 2を閉じ、その結果、第2排出路38の逆止弁39を介してのみ液体を排出でき る第2プランジャ一部14の位置を示す。図5Aにおいて、機械的に停止するま で変位できる第2プランジャ一部14の下方の体積VIが破線で示されている。
この体積■、は構造によって決定され、本発明の構成により殆ど影響されないも のである。しかし、影響されつるものは、図5Bに示す体積V2であり、それは 体積V、の他に、この第2プランジャ一部14の突出部の外側で、第2排出路3 8.第2供給路44における逆止弁39.46までの空間部を含む全体積である 。
したがって、逆止弁39.46が閉じた時、作動液体の膨張によるピストンのは ね返りを最小限にするためには、(体積v2一体積V+)をできるだけ小さくす る必要がある。この体積の差(体積V2一体積■1)は、好ましくは体積■1の 300%より小さい。これは、出来るだけ小さい直径の、第2排出路38、第2 供給路44とそれに配置した逆止弁39.46とを設計し、およびこれら逆止弁 39,46を、第2作動空間部32に対し出来るだけ近くに位置させることによ り得られる。
図4に示すように、ピストン2の下死点からの最初のはね返りは、好ましくは出 来るだけ小さくするだけでなく、もしこのはね返りが高圧アキュムレーター33 の作動圧力から独立していれば有利である。しかし、一番目の実施例の場合はそ うでない。なぜなら、第1軸方向面49に対する第2プランジャ一部14の背圧 は、変動する高圧アキュムレータ33の作動圧力によって決定され、その結果、 軸方向面上の保持力は変動し、またその作動圧力が低い時、力の平衡が得られる 前に大きいはね返りを受けるからである。
使用者からの要求があるか、または高圧アキュムレータ33の圧力が低すぎるな ら、電磁切換弁24を開いてピストン2に、下死点近傍の保持位置から、新しい 圧縮行程を開始させる。この時、逃し弁54を直ちに液体の排出を防止する逆止 弁側に切り換える。
次に、本発明の上記実施例を改良した二番目の実施例における液圧エネルギー装 置を備える自由ピストンエンジンを、図3に基づき説明する。
なお、一番目の実施例と同様の構成部品には、同一部品番号を付して、その説明 を省略する。
図3に示すように、プランジャ一部12と14、および駆動機構部20と作動機 構部29は、互いにその配置場所が変えられているこのため、駆動流体室15は 、第1プランジャ一部12の直径に等しいかまたはこの場合大きい直径の第1駆 動空間部(第1流体空間部)51と、第1プランジャ一部12の直径に対応した 直径を有する第2駆動空間部(第2流体空間部)52とに分けられている。
この第1プランジャ一部12の直径は、駆動流体室15の第2駆動空間部52に 正確に嵌合するような大きさにされている。
図示したピストン2の下死点において、駆動流体室15の第2駆動空間部52は 、駆動圧用アキュムレータ21に連通しており、その結果、圧縮行程の後、下死 点でピストン2がはね返った時、第1プランジャ一部12は、その軸方向面49 に、駆動圧用アキュムレータ21からの駆動圧力による背圧を受ける。
駆動圧用アキュムレータ21の駆動圧力は実質的に一定なので、下死点から戻る 際のその背圧も実質的に一定であり、その結果、高圧アキュムレータ83の作業 圧力とは無関係に、実質的に一定の力で戻ることになる。勿論、軸方向面49の 寸法は駆動圧力に対応して決定される。
作動流体室30の第2プランジャ一部14のピストン2側にあって第3排出路2 7に連通ずる空間部は、電磁切換弁(三方位置切換用)28を介して、外部また は低圧タンクに連通させることにより、非加圧状態にされる。
この二番目の実施例における液圧エネルギー装置を備える自由ピストンエンジン の残りの動作については、一番目の実施例とほぼ同一であるため、その説明を省 略する。
また、上記各実施例において、さらに以下のような構成を付加してもよい。
すなわち、図2に示すように、シリンダ1のハウジングに、ピストン2またはピ ストン伸長体10に取り付けたカウンタ装置と協働するようにされたセンサ(検 出手段)53を取り付けたものであるこのセンサ53は、ピストン2が十分な膨 張行程を行なったがどうか、また”不点火”が起きたがどうがを検知するもので ある。なお、後者の場合、電磁切換弁28および48に、その膨張行程を液圧的 に終了させるように動作させられる。
本発明によると、センサ53とカウンタ装置(図示せず)とは、第1プランジャ 一部12が下死点ではね返った後にも、そのはね返りのストロークが、圧縮側空 間部16と第1接続路22とが接続しないような十分な位置に移動させられた場 合に、そのストロークだけを記録するように、配置されている。その結果、はね 返りの後、意図しない圧縮行程が開始することはない。
本発明は、図面に示した上記の各実施例に限定されるものではなく、本発明の目 的の範囲内で、種々、変更することができる。例えば、液圧エネルギー装置の駆 動機構部を空気圧式にすることも可能であり、供給および排出装置を分割しても よく、またしなくてもよい。
TDC 国際調査報告 。PTAl、。、/I’l、、つ。。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.シリンダ(1)と、このシリンダ(1)内に形成された燃焼室(3)の一面 を制限するとともに上記燃焼室(3)の容積が最大となる第1位置と燃焼室(3 )の容積が最小となる第2位置との間を往復するピストン(2)と、このピスト ン(2)に取り付けられて、その第2位置から第1位置までの膨張行程が燃焼室 (3)内の膨張圧力により行なわれるとともに、膨張圧力によりピストン(2) に与えられた機械的エネルギーが流体エネルギーに変換され、さらに容積がピス トン(2)の膨張行程時に減少する流体室(16、31、32)を制限する軸方 向面(17、50)が形成されたピストン伸長体(10)と、上記各流体室(1 6、31、32)に流体を供給および流体室から流体を排出するための供給およ び排出手段(22、23、37、38、43、44)とを有する流体エネルギー 装置を具備する自由ピストンエンジンであって、上記流体室(16、31、32 )に接続される供給および排出手段が、第1流路手段(22、37、43)およ び第2流路手段(23、38、44)を有し、この第1流路手段(22、37、 43)が、流体室(16、31、32)からの流体の排出または流体室(16、 31、32)への流体の供給がピストン(2)の膨張工程における第1位置部分 およびピストン(2)の圧縮行程における第2位置部分だけでそれぞれ行なわれ ることができるように、上記流体室(16、31、32)に接続されており、上 記第1流路手段(22、37、43)は低流動抵抗を有し、第2流路手段(23 、38、44)は、液体の排出および供給のそれぞれがピストンの膨張行程の最 終部分およびピストン(2)の圧縮行程の第1位置部分でそれぞれ行われること ができるように接続されており、上記第2流路手段は急速に閉じる逆止弁(26 、39、46)を有し、かつピストン(2)の膨張行程の終了部分において第2 流路手段(23、38、44)から少量の流体を排出し得るように構成したこと を特徴とする流体エネルギー装置を具備する自由ピストンエンジン。 2.シリンダ(1)と、このシリンダ(1)内に形成された燃焼室(3)の一面 を制限するとともに上記燃焼室(8)の容積が最大となる第1位置と燃焼室(3 )の容積が最小となる第2位置との間を往復するピストン(2)と、このピスト ン(2)に取り付けられて、その第2位置から第1位置までの膨張行程が燃焼室 (3)内の膨張圧力により行なわれるとともに、膨張圧力によりピストン(2) に与えられた機械的エネルギーを流体エネルギーに変換し、さらに容積がピスト ン(2)の圧縮工程時に減少する流体室(30)内を移動する軸方向面(50) を有するプランジャー形のピストン伸長体10と、上記流体室(30)に流体供 給部(34)から流体を供給するための流体供給手段(42〜48)および上記 流体室(30)からアキュムレータ(33)に流体を排出するための排出手段( 36〜40)が接続されており、かつ上記ピストン伸長体(10)の軸方向面( 50)とは反対方向に向いた、ピストン(2)の第2位置で加圧される流体室( 31)の境界を成す軸方向面(49)が上記ピストン伸長体(10)に設けられ ており、流体室(15)への流体供給によりピストン(2)の圧縮行程を行わせ るために、ピストン(2)を第1位置から第2位置に移動させるための駆動機構 部(20)を有する流体エネルギー装置を具備する自由ピストンエンジンであっ て、流体室(30)に接続される排出手段(36〜40)が、第1および第2排 出路手段(37、38)を含み、第1排出路手段(37)は、流体室(30)か らアキュムレータ(33)への流体の排出がピストン(2)の圧縮行程の第1位 置部分でのみ行なわれることができるように流体室(30)に接続されており、 上記第1排出路手段(37、40)は低流動抵抗を有し、第2排出路手段(38 )は、加圧された流体室(30)からアキュムレータ(33)への流体の排出が ピストン(2)の圧縮行程の最後の部分で行なわれることができるように、流体 室(30)に接続されており、上記第2排出路手段は、流体がこの流体室(30 )に流入するのを防ぐための、急速に閉じる逆止弁を有することを特徴とする流 体エネルギー装置を具備する自由ピストンエンジン。 3.急速に閉じる逆止弁(39)を、流体室(30)に近い第2排出路手段(3 8)に配置したことを特徴とする請求項2記載の自由ピストンエンジン。 4.流動抵抗が低いさらなる逆止弁(40)を流体室(30)の第1排出路手段 (37)に配置したことを特徴とする請求項2または3記載の自由ピストンエン ジン。 5.駆動機構部(20)に、プランジャー部(12)の軸方向面(17)に駆動 圧力を及ぼすため流体室(15、16)に接続可能な駆動圧用アキュムレータ( 21)を含み、接続手段(22〜26)が駆動圧用アキュムレータ(21)と流 体室(15、16)との間に配置されており、この接続手段(22〜26)は第 1および第2接続路手段(22、23)を含み、上記第1接続路手段(22)は 、流体室(15、16)と駆動圧用アキュムレータ(21)との有効な接続が、 ピストン(2)がその第2位置と流動抵抗の低い第1接続路手段(22)とに隣 接した位置にある時にのみ可能となるように構成し、第2接続路手段(23、2 5)は、駆動圧用アキュムレータ(21)との有効な接続が、ピストン(2)が その第1位置の隣接した位置にある時に可能となるように、流体室(15)に接 続されており、上記第2接続路手段(23、25)は、駆動圧有用キュムレータ (21)から流体室(15)に流体が流れるのを防ぐ急速に閉じる逆止弁(26 )を含むことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の自由ピストンエ ンジン。 6.駆動圧用アキュムレータ(21)が、軸方向面(17)を有するプランジャ ー部(12)が配置された流体室(15)に接続されており、この流体室(15 )は、第1流体空間部(51)と、これよりも小さい直径を有する第2流体空間 部(52)とからなり、第1接続路手段(22)が流体室(15)の第1流体空 間部(51)に接続されており、上記第2接続路手段(23)が第2流体空間部 (52)に接続されており、上記プランジャー部(12)の軸方向面(17)が 、第2流体空間部(52)の直径に対応した直径を有することを特徴とする請求 項5記載の自由ピストンエンジン。 7.軸方向面(49)は、ピストン(2)が第1位置にある時、駆動圧用アキュ ムレータ(21)に連通する流体空間部(31)の境界を成すことを特徴とする 請求項6記載の自由ピストンエンジン。 8.ピストン(2)またはピストン伸長体(10)に設けられたカウンタ手段と 協働して作動する検出手段(53)を有し、この検出手段(53)はピストン( 2)が第2位置から第1位置まで十分な行程を行なったかどうか検出するもので あり、上記検出手段(53)とカウンタ手段とは、プランジャー部が第1位置か らはね返った後、第1接続路手段が流体空間部(16)に接続しないような十分 な位置に移動した時、その十分なストロークだけを記録し得るように、配置され ていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の自由ピストンエン ジン。
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