JPH0750108Y2 - 壁パネル用枠材の自動釘打ち装置 - Google Patents

壁パネル用枠材の自動釘打ち装置

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JPH0750108Y2
JPH0750108Y2 JP4905391U JP4905391U JPH0750108Y2 JP H0750108 Y2 JPH0750108 Y2 JP H0750108Y2 JP 4905391 U JP4905391 U JP 4905391U JP 4905391 U JP4905391 U JP 4905391U JP H0750108 Y2 JPH0750108 Y2 JP H0750108Y2
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JP
Japan
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carriage
detector
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nailing
stud
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JP4905391U
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English (en)
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JPH04133530U (ja
Inventor
新治 狩野
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はツーバイフォー工法によ
る住宅等の建築で使用する壁パネルを生産する自動釘打
ち装置に関する。更に詳細には壁パネルを構成する桁材
と間柱材とを釘打ち止めする枠材の自動釘打ち装置に係
るものである。
【0002】
【従来の技術】壁パネルを構成する枠材を釘打ちする装
置は、壁パネルと同程度の表面を有するベッド上に上下
の桁材と該桁材の間に間柱材を所定間隔で配置して、釘
打ち装置をベッドの縁に沿って走行させながら桁材と各
間柱材とを釘打ちして枠体を形成するように構成してい
る。そして釘打ち機と一体に走行する間柱材検出機によ
り間柱材の前縁を検出することにより当該間柱材と桁材
とを釘打ち止めするように構成している。
【0003】ところでツーバイフォー工法では所定寸法
の材料を組み合わせて使用する場合があり、図5に示す
ように上記壁パネルの間柱材にとして1本から4本程度
の範囲で同一寸法の規格材を密着状態で組み合わせて使
用することがある。上記の従来技術では最初の間柱材の
前縁を検出してこれを桁材に釘打ち止めすることは可能
であるが、2本目以降の間柱材の検出ができず従って2
本目以降の間柱材に自動的に釘打ちを行わせることがで
きないという問題があった。
【0004】又、釘打機部の走行と釘打ち指令をプログ
ラム制御するとしても、壁パネルのサイズは種々ありま
た間柱材の組み合わせも千差万別であるため、前もって
これらの全部のパターンを設定する手間が極めて煩雑と
なる問題がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は密着した状態
で配置された2本目以降の間柱材にも、これを検出する
ことによって確実に桁材と釘打ち止めできる釘打ち装置
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、ベットの縁に
沿って一端から他端まで走行可能なキャリッジと、該キ
ャリッジ上に該キャリッジの走行方向に沿って移動可能
に補助キャリッジを担持させ、該補助キャリッジにベッ
ト上の枠材に対して釘打ちを行う釘打機を担時させると
ともに、更に補助キャリッジには最初の間柱材の前縁を
検出する第2検出器と、前記第2検出器が最初の間柱材
の前縁を検出した時点で最初の間柱材と密着した状態で
配置された2本目以降の間柱材の有無を検出する第1検
出器からなる検出ユニットを備え、更に最初の間柱材の
前縁を前記検出器で検出した後、走行が停止されたキャ
リッジに対して釘打機と前記各検出器とを単一の間柱材
の寸法分ずつ移送させるシリンダ機構とを備えることに
よって上記従来技術の課題を解決するものである。
【0007】
【作用】第2検出器によって最初の間柱材の前端縁を検
出してキャリッジを停止させて当該間柱材と桁材の釘打
ちを行い、その状態で前記第2検出器より前方位置に配
置されている第1検出器によって2本目以降の間柱材の
有無を検出し、2本目の間柱材のあることを検出するこ
とによってシリンダにより補助キャリッジを間柱材の厚
さ寸法分だけキャリッジに対して移動させて2本目以降
の間柱材に対して自動的に釘打ちをおこなうことができ
る。
【0008】
【実施例】図1及び図2を参照して本考案の構成を説明
する。壁パネルを形成する枠材1を載置するベット2の
縁部に沿ってガイドレール3が設置されており、該ガイ
ドレール3には釘打機を坦持しているキャリッジ4がベ
ット2の長手縁部に沿って走行可能に支持されている。
該キャリッジ4は前記ガイドレール3に係合しているロ
ーラ5の1つがモータ6により回転駆動されることによ
りガイドレール3に沿って自動走行駆動される。
【0009】上記キャリッジ4には検出ユニット7と釘
打ちユニット8を坦持した補助キャリッジ9がキャリッ
ジ4に対してキャリッジ4の走行方向と同方向に移動可
能に載置されている。補助キャリッジ9はキャリッジ4
に固定したガイドレール10に沿って移動可能に支持さ
れるとともに、キャリッジ4と補助キャリッジ9との間
には移動方向に沿って介在した直列状に結合された複数
個のシリンダ11,11が配置されている。各シリンダ
11,11の作動ストロークは間柱材の厚さ寸法に設定
してあり、従って各シリンダを順次作動させることによ
って補助キャリッジ9はキャリッジ4に対して間柱材の
寸法分ずつ移動されることになる。
【0010】検出ユニット7は補助キャリッジ9からベ
ット2の上方へ張りだしたアーム12をにより支持され
た第1検出器13と第2検出器14とからなる。各検出
器13,14には各々ベット2上の間柱材15と接触し
て所定角度回転されることにより検出信号を出力する検
出レバー13’,14’が設けられている。
【0011】第1検出器13は密着状態で配置された間
柱材15の2本目以降の有無を検出するもので、釘の打
ち込み位置よりキャリッジ4の走行方向前方側に配置さ
れており、また第2検出器14は1本又は複数組み合わ
せの間柱材15の前端縁位置を検出するもので釘打ち込
み位置と近接した位置に配置されている。
【0012】釘打ちユニット8は前記補助キャリッジ9
上にキャリッジ4の走行方向と直交する方向に移動可能
に支持された基台17と、この基台17上に支持され筒
先を前記ベット2上の枠材の桁材16の側面に向けて配
置した釘打機18,18と、前記基台17に支持されベ
ット2上の枠材を釘打ち作動時に押さえつける押圧部材
19とで構成される。基台17は補助キャリッジ9との
間に介在したシリンダ装置20によって釘打機の筒先を
桁材の側面に押し当てる位置と両者の間に間隙を形成す
る位置との間に作動される。
【0013】上記本考案の実施例の作動を説明する。ベ
ット2上に所定の配置で桁材16と間柱材15とをセッ
トし、ベット2の端方向からガイドレール3に沿ってキ
ャリッジ4を走行させる。キャリッジ4上に坦持されて
いる補助キャリッジ9及び基台17がキャリッジ4と一
体にベット2の一側に沿って移動される。
【0014】図3(a)で示すように、キャリッジ4の
走行方向前方側に配置された第1検出器13の検出レバ
ー13’が最初の間柱材15と接触して作動されるがこ
の検出器は2本目以降の間柱材15を検出するものであ
るためこの時点での検出信号は無視される。更にキャリ
ッジ4が走行すると図3(b)で示すように第2検出器
14の検出レバー14’が最初の間柱材15と接触して
所定角度回転作動される。この状態で第2検出器14の
検出信号により、キャリッジ4の走行を停止させると同
時に釘打ちユニット8の基台17をベット2上の枠材1
の方向に向けて作動して釘打機18,18ょ駆動し当該
間柱材15と桁材16とを釘打ち止めする。
【0015】上記釘打ち機18による釘打ちが終了する
と釘打ちユニットは釘打機の筒先が枠材から離反する位
置に後退する。更にこの時点で前記第2検出器13の検
出信号がチェックされて図3(b)の場合では既に第2
検出器13の検出レバー13’は間柱材15から外れて
いるため検出信号の出力がなく従って2本目以降の間柱
材が無いとしてキャリッジ4が次の間柱材15に向けて
再び走行させる。(図3(c)参照)
【0016】図4によって複数本の材料で構成される間
柱材15の場合を説明する。図4(a)に示すようにキ
ャリッジ4の走行によって第1検出器13の検出レバー
13’が作動されてもこの検出信号は無視され、キャリ
ッジ4は更に移動されて第2検出器14の検出レバー1
4’が複数の材料で構成される間柱材15の先頭の材料
の端と係合して作動されて検出信号を出力する。この信
号によりキャリッジ4の走行が停止されて釘打機18が
駆動さて最初の間柱材15と桁材16とが釘打ち止めさ
れる。
【0017】釘打機18が駆動された直後に前記第1検
出器13の検出信号がチェックされる。この場合第1検
出器13の検出レバー13’が2本目の間柱材料の上面
に載置されて検出信号を出力している。この第1検出器
13の検出信号によって以下の作動を行う。
【0018】釘打機18による釘打ちが終了したあとキ
ャリッジ4は走行を再開せずに停止したままである。キ
ャリッジ4と補助キャリッジ9との間に介在した複数の
シリンダ11の1つが作動されることによって補助キャ
リッジ9がキャリッジ4の走行方向と同方向に移動され
る。この補助キャリッジ9の移動によって釘打ちユニッ
ト8と検出ユニット7がベット2に沿って間柱を構成す
る材料の厚さ分移動される。上記移動の後釘打ちユニッ
ト8がベット2の方向に移動されて2本目の間柱材15
と桁材16との釘打ち止めが行われる。
【0019】上記2本目の間柱材15の釘打ちが終了し
た後釘打ちユニットがベット2から離反位置に復帰し、
再度第1検出器13の検出信号をチェックしこの検出信
号によって、前記シリンダ11の他の1つが更に作動さ
れて補助キャリッジ9を更に間柱材の厚さ分移動させ
る。この状態で3本目の間柱材と桁材16との釘打ちが
行われる。上記移動位置では第1検出器13の検出レバ
ー13’が3本目の間柱材15から外れて非検出状態と
なっている。
【0020】3本目の間柱材への釘打ちが終了した時点
で上記第1検出器13の検出信号がチェックされて、非
検出信号によって前記複数のシリンダ11,11の全て
が初期状態に復帰されるとともに、キャリッジ4が再び
走行されて次の間柱材15に向かう。
【0021】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば第1と第
2の検出器により任意の間隔で配置された間柱材の始端
と密着状態で組み合わせた間柱材の2本目以降の有無を
検出して、各間柱材と桁材とを自動的に確実に釘打ちす
ることができ、駆動の段取り等の手間が掛からず作業性
を向上することができる。
【0022】また、2本目以降の間柱材の端縁の検出が
できなくても、シリンダ機構により間柱材の厚さ寸法だ
け釘打ちユニットと検出ユニットを移動するので、2番
目以降の間柱材に対して正確な位置への釘打ちができ
る。2本目以降の間柱材検出用の検出器は間柱材の有無
を検出するだけで良いため精密な寸法精度が必要なく、
従って装置のコストが高くならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の壁パネル用枠材の自動釘打ち装置を示
す側面図である。
【図2】本考案の壁パネル用枠材の自動釘打ち装置を示
す正面図である。
【図3】本考案装置による単一の間柱材の検出の作動状
態を示す概念図である。
【図4】本考案装置による複数の間柱材の検出の作動状
態を示す概念図である。
【図5】壁パネルを構成する枠材の釘打ち状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 枠材 4 キャリッジ 7 検出ユニット 8 釘打ちユニット 9 補助キャリッジ 11 シリンダ 13 第1検出器 14 第2検出器 15 間柱材 16 桁材 17 基台 18 釘打機 20 シリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠材を載置するベットの一側に沿ってほぼ
    一端から他端まで走行可能なキャリッジと、該キャリッ
    ジに対して該キャリッジの走行方向に移動可能に支持さ
    れた補助キャリッジと、該補助キャリッジ上に支持され
    前記枠材に釘打ちを行う釘打機と、前記補助キャリッジ
    に端持されるとどもに最初の間柱材の前縁を検出する第
    2検出器と、前記第2検出器が最初の間柱材の前縁を検
    出した時点で最初の間柱材と密着した状態で配置された
    2本目以降の間柱材の有無を検出する第1検出器とを備
    え、更に最初の間柱材の前を前記第2検出器で検出し
    た後、走行が停止されたキャリッジに対して釘打機と前
    記各検出器とを単一の間柱材の寸法分ずつ移送させるシ
    リンダ機構を前記キャリッジと補助キャリッジとの間に
    配置したことを特徴とする壁パネル用枠材の自動釘打ち
    装置。
JP4905391U 1991-05-30 1991-05-30 壁パネル用枠材の自動釘打ち装置 Expired - Lifetime JPH0750108Y2 (ja)

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JPH04133530U JPH04133530U (ja) 1992-12-11
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