JPH07501030A - 瓶又はそれに類似するものを封鎖するためのねじキャップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 瓶又はそれに類似するものを封鎖するためのねじキャップ 技術分野 本発明は請求項１の上位概念に記載の、瓶又はそれに類似するものを封鎖するた めのねじキャップに関する。

背景技術 ドイツ国特許第３７４４２９２号明細書によればこの種の型式のねじキャップが 公知であり、この例では、保持部分を規定通りに当接せしめるためのストッパが このような半径方向領域内の瓶首部の縁部に配置されており、かつ固くねじ締め する際保持部材が瓶首部の端面に当接している。シール部分は同じ様に瓶首部の 縁部に、一般的には更に内方で、当接しているため、保持部分とシール部分との 相互の位置がそれによって正確に規定可能である。しかしそれによってまた、シ ール部分を瓶首部乃至はそれらの間に位置するシール装置に押圧するその力の大 きさも規定している。またそれによって、シール装置乃至シール部分が瓶首部の 端面から持ち上げられ、かつ全体で形成された逃し弁が開放されるような圧力を 、正確に規定することができるようになっている。

発明の開示 本発明の課題は、瓶又はそれに類似するものを封鎖するための前述のねじキャッ プを改良して、ストッパの構造的な構成を簡素化せしめることにある。

本発明では、請求項１に記載の特徴によって上記課題を解決することができた。

この特徴の基本的な考え方は、ストッパが瓶首部の端面に当接するのではなくて 、瓶首部の外側で瓶首部の外壁に設けられたストッパ点に当接するように、スト ッパをねじキャップに配置することにある。このことは、ストッパを円筒形の保 持部分の内壁に設けることによって達成される。このような形式で保持部分は、 最も簡単な場合、瓶首部の端面とは離反したねじ山の端部において瓶首部の外壁 に直接当接し、かつそれによってねじキャップの螺合深さが規定され、ひいては 同時に瓶首部の端面からのシール部分の距離が規定される。この正確に規定され た距離に基いて、シール部分と瓶首部の端面との間に可撓性のシール装置を設け ることが可能となり、その圧縮作用は、シール部分と瓶首部の端面との間の正確 に規定された距離に基いてこれを正確に決定することができる。その場合このシ ール装置は逃し弁を形成できるような状態にある。

瓶内力の圧力が圧縮されたシール装置の当接力を凌駕するような場合には、シー ル装置が更に圧縮せしめられ、それによって小さなギャップが形成され、該ギャ ツブを貫通して超過圧力が漏出できるようになっている。

請求項２に基く別の構成にあっては、ストッパがねじ軸線に対し垂直な平面内を 延びるストッパ面によって形成されている。このことは、瓶首部の外面上に環状 のストッパ面が位置している場合に特に機能的である。

ストッパ面は、傾斜していても、またねじ出方向に向いて延びていても、有利に は瓶首部の瓶の端面に向ってねじ山の終了部に対し垂直に延びていても宜い。

つまりストッパはねじ出方向におけるねじの締付けを制限しており、かつそれに よって同じ様に、ねじキャップのねじ込み深さの正確な決定をひいては圧縮可能 なシール装置のための空間の正確な決定を可能にしている。

勿論縁ての場合において、ドイツ国特許第３７４４２９２号明細書の場合と同じ 様に弾性的な部材を介してシール部分を保持部分に結合することが可能であり、 その場合は本発明のストッパによって、弾性部材のバイアスを決定し、ひいては 瓶の内部から過圧が漏出するその圧力を決定することができる。

図面の簡単な説明 本発明を実施例の図面に基いて詳細に説明する。その際 図１は　本発明のねじキャップの１つの実施例の断面図、 図２は　部分的に図示された瓶の首部に螺合されている、図１のねじキャップの 図 を夫々図示している。

実施例の説明 図１に断面で図示されているねじキャップは、円筒形の保持部分１から成り、そ の内壁には雌ねじ２が設けられている。ねじキャップの底がシール部分３を形成 し、その内壁４には例へば発泡材料から決定される可縮性を備えた可撓性のシー ル装置５が当接しており、かつ有利にはその位置に接着、圧入又はそれに類似す る形式で保持されている。

シール部分３の底部４側の雌ねじ２の端部にリング状のストッパ面６が形成され ており、該ストッパ面６は、螺合方向に向いていて、図２で詳しく判るように、 螺合の際ストッパとして作用している。

図２においてねじキャップは、部分的にしか図示されていない瓶首部８の雄ねじ ７に螺合されている。ストッパ面６は瓶首部８の最終端面９の最も近（に位置し ているねじ山部分に当接している。これによって、ねじキャップ１０の螺合深さ が制限されかつ正確に規定される。これによって同時に、瓶首部８の端面９とシ ール部分３の底４との間のギャップが規定される。

このギャップ内には、圧縮可能な材料から成るシール装置５が位置している。シ ール装置５の肉厚の寸法及び又は端面９と底４との間のギャップの寸法によって 力が正確に規定可能であり、それによって、繰返して螺合された後であってもシ ール装置５は圧縮可能でありかつ端面９に当接可能である。しかしこの当接力は 同時に、圧力が過剰に上昇した際過圧分が瓶の内部から漏出することができるよ うな圧力のための基準にもなっている。

国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．瓶又はそれに類似するものを封鎖するためのねじキャップであって、 （イ）瓶首部の雄ねじ螺合可能な雌ねじを備えたほぼ円筒形の保持部分と、 （ロ）主としてねじキャップの底を形成しているシール部分と、 （ハ）保持部分を瓶首部のストッパ端面に規定されたように当接せしめるために 保持部分に設けられたストッパと を備えている形式のものにおいて、 ストッパが円筒形保持部分（１）の内壁に配置されていることを特徴とする、瓶 又はそれに類似するものを封鎖するためのねじキャップ。
2. ２．ストッパがねじ軸線に対し垂直な平面内を延びるストッパ面（６）によって 形成されていることを特徴とする、請求項１記載のねじキャップ。
3. ３．ストッパ面がリング状であることを特徴とする、請求項２記載のねじキャッ プ。
4. ４．ストッパ面が、瓶首部（８）の側方を延びるストッパ端面の領域内を延びて いるか、又は瓶首部の雄ねじ（１０）の領域内を延びていることを特徴とする、 請求項２記載のねじキャップ。
5. ５．ストッパ面が円筒形保持部分の自由縁部によって形成されていることを特徴 とする、請求項２記載のねじキャップ。