JPH07500519A - 動脈カテーテル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 動脈カテーテル 発明の分野 本発明は改良された動脈カテーテルに関し、特に誘導針とそれに永久的に付加さ れた同軸的に配置されたガイドワイヤーとを有する動脈カテーテルに関する。

発明の背景 血管の内腔にカテーテルを導入するのを助けるため細い中空針を使用することは 一般に公知である。従来技術で知られているように、この針は計の先端がカテー テルの先端を越えて突出した状態で、カテーテルまたはカニユーレ内に通常同軸 的に配置されている。血管にカテーテルを挿入するのを助けるため、−４に針が 正しく血管内に位置された後ガイドワイヤーが中空針を通じて血管内に供給され る。血管の経皮カテーテル法を便宜ならしめるため従来多数の装置が提案されて いる。たとえば、米国特許第４９６１７２９号、第４６５０４７２号、第４７７ ２２６４号、第４６５５７５０の各明細書を参照された。い。

残念ながら、従来技術の装置の多くのものはユニットの一体的部分としてガイド ワイヤーを含む手段を提供するものではない。それら装置は専門技師が針を血管 に挿入してしまった後、その針を通じてガイドワイヤーを挿入することを必要と するものである。しかし、米国特許第４６５５７５０号明細書に図示され、記載 されている装置はガイドワイヤーの基端部を包んでいる無菌袋に入れられた誘導 針ワイヤーのセンタープラグを介して配置された一体的ガイドワイヤーを開示し ている。米国特許第４４１７８８６号明細書は誘導針の上に取りつけられたカテ ーテルを開示しており、この装置では、ガイドワイヤーは、計を通じてのガイド ワイヤーの血管内への挿入のためのワイヤー押し込みメカニズムを案内するため のスロットを有している近接配置されたチューブの内部に置かれている。

カテーテル誘導針の中でワイヤー案内を使用するのを便宜ならしめるためのいく つかの試みがすでになされているが、それら装置は慢雑でありまた比較的高価で もある。したがって１本発明の目的は低価格で比較的簡単でありかつ一体的ガイ ドワイヤーを有するカテーテルシステムを容易に使用することのできる動脈カテ ーテルシステムを提供することである。本発明のいま１つの目的はコスト有利な 態様で従来技術のカテーテルシステムの不都合を党服することである。本発明の さらにいま１つの目的はカテーテルが血管の対向壁に突き刺さるのを防止し、か つガイドワイヤーが血管内腔に挿入される時にカテーテルが血管内腔から引き出 されてしまう傾向を減少させるための先端側手段を有しているカテーテルを提供 することである。

発明の要約 本発明は動脈カテーテル法に使用するための小直径誘導針を含むカテーテル挿入 テ１１を提供する。この誘導針は中空でありそして血管に経皮挿入するための鋭 利な先端を有している。ガイドワイヤを有するこの計は小直径フレキシブルカテ ーテル内にその針の鋭い先端がカテーテルの先端かられずかに突出するようにし て同軸的に配置されている・　カテーテルには好ましくはその先端部に小さな環 状溝が設けられる・　この環状溝は、針とカテーテルがその挿入時に血管の両壁 を貫通してしまう傾向を減少させるためならびにカテーテル挿入に先立ちガイド ワイヤーが血管内腔内に通される時にカテーテルが血管内腔から抜は出してしま う傾向を防止するために役立つ。

ガイドワイヤーが誘導針に一体的に取りつけられており、ワイヤーの先端が釦の 先端に近い位置まで計を通ってのびるよう配置されている。ガイドワイヤーは誘 導針の基端においてループを形成して終端している。ワイヤー終端部は好ましく は誘導針の基端取付具に取りつけられる。好ましくは、ガイドワイヤーのループ はプラスチック収縮包装のごとき無菌被覆を含みそしてループを形成しているワ イヤーの長さはカテーテルのために必要な案内を提供するために十分な長さであ る。

操作時には、誘導針を挿入して血管内腔の中に位置させる。次にガイドワイヤー を基端部のループに軽く圧力を加えることによって計を通じて血管内に入れる。

ガイドワイヤーの挿入が完了したら、カテーテルをそのガイドワイヤー上を移動 させながら血管内に挿入する。血管内にカテーテルが置かれたら、誘導針ガイド ワイヤーを引き抜き。

そしてカテーテルを外部手段に接続する。

本発明は低コストの針カテーテル組立体によってカテーテルの経皮的血管内腔へ の配ｌを容易ならしめる。本発明のその他の利点は添付図面を参照した現在好ま しい実施例についての以下の記載を読むことにより明らかとなろう。

図面の簡単な説明 図１は一体的にそれに取りつけられたガイドワイヤーを有する本発明の誘導針の 斜視図である； 図２は本発明のカテーテルの斜視図である；図３はカテーテル組立体カバーの斜 視図である；そして図４は血管内腔に挿入された本発明のカテーテルを示す断面 面である。

現在好ましい実施例 図１を見ると、本発明の誘導針１０は鋭利な尖端のついた先端部ｌｌを有する。

この計ｌＯはその隣接末端に位置するルアー（ｌｕｅｒｌハブ組立体１２を含む 。ハブ１２は好ましくは中空針ｌＯの内部と連通するするためハブの外面から中 心までのびる開口１４を有する環状フランジ１３を包含する。好ましくは、ハブ １２は従来技術の針取付具と同様に透明プラスチック材料からつくられる。ガイ ドワイヤー１５は針の先端部１１からハブ１２を通ってのびておりそして開口１ ４を通ってハブ１２から出ている。ガイドワイヤー１５は当分野でこの目的のた めに一般的に使用されている種類のしなやかなスプリングワイヤーでありそして 好ましくはＴｅｆｌｏｎ　（登録向１１）材料でコーティングされている。ガイ ドワイヤー１５の終端１７はハブの環状フランジ１３またはハブ１２上の他の箇 所に固縛されておりそしてループ１８を形成している。好ましくは、ループ１８ はその上にプラスチック収縮包装材料からつくられた保護または無菌カバー１９ を含む。ループ１８を含むワイヤー１５の長さはカテーテル２０を正しく案内す るために血管内に十分なワイヤーを提供するのに充分な長さである。　図２を見 ると、カテーテル２０は計１０のルアーハブ１２の上にはめられる取付具２１を 包含する。カテーテル２０はその先端部に細長いフレキシブルなカテーテル部分 ２２を有しており、この部分が血管の内腔の中に挿入されるようになっている。

好ましくは、この先端部分２２は環状溝２３を含み、この溝は最初の挿入時に針 ｌＯとカテーテル２０が血管の対向壁を貫通してしまう傾向あるいはガイドワイ ヤー１５が血管内腔に位置されている時に血管から抜は出る傾向を減少させるた めのものである。

図３に示した保護カバー２６は誘導針とカテーテル２０を合同させた組立体を収 容する。保護カバー２６は容易に消毒できるプラスチック材料からつくるのが好 ましい。

使用時には、カテーテル２０を誘導針ｌＯの上に同軸的に配置して図１に点線で 示したようにカテーテル受容部材２１を針ｌＯのハブ１２に圧力液めする。計１ ０の先端１１はカテーテル部分２２の先端を越えてわずかに突出する。ガイドワ イヤー１５を計１０の先端部ｌｌ内に、計の尖端からやや離して１位置ぎめする 。組立体からカバー２６をはずしそして針１０の先端を図４に示したように血管 ２５の内腔の中に経皮的に挿入する。計１０が正しく内腔の中に位置された時、 ガイドワイヤー１５をループ１８のところを押して血管内に挿入する。

ガイドワイヤー１５は計１０を満たさないから、血液は針ｌＯを通って移動でき る。この血液の流れが計１０の先端が血管内腔にあることを示す。ガイドワイヤ ー１５は血液の流れを阻止しない。ガイドワイヤー１５が血管内腔内に置かれた うえで、カテーテル２０をガイドワイヤーに沿って血管内に移動させてカテーテ ル２０を血管内に正しく配置する。カテーテル２０が血管内に配置された後、計 １０をガイドワイヤー１５と共に引き出す。

以上、本発明を現在好ましい実施例を示して詳細に説明したが、本発明は添付ク レームの範囲内で別の態様で具体化しつるものである。

ＦＩＧ、２

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．下記のものを包含する、経皮的に挿入して血管の内腔の中にカテーテルを配 置するためのカテーテルシステム：（ａ）先端部に鋭利な尖端をそして基端部に ハブを有する小直径中空誘導針； （ｂ）該中空針と連通するため該針のハブを受容するよう基端部に受容取付具を 有する、該誘導針の上に同軸的に取りつけられたフレキシブルなカテーテル；お よび（ｃ）その先端が該針の尖端の近くに位置しそしてその終端が該針のハブの 外部に取付けられた状態で該誘導針の内部に同軸的に配置されたガイドワイヤー 、このガイドワイヤーは該ハブ内の開口を通って計から出てそして該開口と終端 との間でループを形成しており、そのループを形成しているワイヤーの長さはカ テーテルを血管内腔へ案内するために必要な長さと関連している。
2. ２．該カテーテルがその先端部に環状溝を有している請求項１記載のカテーテル 。
3. ３．該ガイドワイヤーループが保護カバーで被覆されている請求項１記載のカテ ーテル。
4. ４．該計のハブ内の開口がハブの側壁を貫通している請求項１または２記載のカ テーテルシステム。
5. ５．該誘導針のハブがルアー（ｌｕｅｒ）型取付具である請求項１または２記載 のカテーテルシステム。