JPH0749783A - 黒板モデルのデータ送信処理方法 - Google Patents

黒板モデルのデータ送信処理方法

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JPH0749783A
JPH0749783A JP5194365A JP19436593A JPH0749783A JP H0749783 A JPH0749783 A JP H0749783A JP 5194365 A JP5194365 A JP 5194365A JP 19436593 A JP19436593 A JP 19436593A JP H0749783 A JPH0749783 A JP H0749783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blackboard
inference
data
processes
processing method
Prior art date
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Pending
Application number
JP5194365A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamasa Kawasaki
孝征 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP5194365A priority Critical patent/JPH0749783A/ja
Publication of JPH0749783A publication Critical patent/JPH0749783A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 黒板モデルの情報提供の迅速化及び負荷軽減
をはかる。 【構成】 推論プロセス1〜推論プロセスnは、各々に
独立した推論処理を行い、黒板プロセスは、他のプロセ
スの共通データ域として働く。黒板プロセスにおいて値
が更新された時推論プロセスに対し、自発的に送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のプロセス間でデー
タをやりとりする黒板モデルのデータ送信処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来複数のプロセス間でデータをやりと
りする法として、黒板モデルがある。図4は、このモデ
ルを採用した推論システムの概要を示すものである。図
中、黒板プロセスとは、ある推論プロセスと他の推論プ
ロセスとの共通のデータ領域の役割を果すプロセスであ
り、51は共通のデータ領域を示すものである。図は従
来技術の例を示し、推論プロセス2の必要データは、黒
板プロセス1を介し黒板プロセス1が有する共通データ
域上に登録される。
【0003】推論プロセスnは必要が生じると黒板プロ
セス1へデータを取りに行き、必要データを、得ること
が出来る。他の推論プロセス、他の黒板プロセスについ
ても、上述と同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなデータのやりとりでは、黒板プロセスと他の推論
プロセスとが独立して存在しているので、データの値が
一致しなかったり、最新のデータが得られない場合があ
る。このために黒板プロセスに頻繁に問い合わす必要が
有り、その負荷は多大なものである。
【0005】従って、本発明は、上記事情に鑑みて成さ
れたもので黒板プロセスが更新された情報を指定された
推論プロセスに送信する黒板モデルのデータ送信処理方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
する為、本発明に係る第1の黒板モデルのデータ送信処
理方法は黒板プロセスが変更情報を送る変数名とその値
とを送り先を定めることが出来る指定推論プロセスに送
信することを特徴とする。
【0007】又、本発明に係る第2の黒板モデルのデー
タ送信処理方法は、黒板プロセスが黒板プロセスの各デ
ータ毎に、更新された値あるいは、更新されたと云う通
知のみを、送り先を定めることが出来る指定推論プロセ
スに送信することを特徴とする。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すブロック図で
ある。図中、推論プロセス1〜nは、各々独立して推論
処理を行い、黒板プロセスは、他の推論プロセスの共通
データ域の役割として働く。aは、共通データ域であ
る。図2は共通データ域aの詳細を示す図である。図中
「データ名」は、送信を必要とするデータの名称であ
り、「送信先」は、該等するデータの届け先、「通知不
用」、「通知」、「データ」の各々について、「通知不
用」は、データ及びその通知も必要がないことを示し、
「通知」は、データが変更されたことのみを届け、「デ
ータ」は、変更データを届けることを要する各推論プロ
セスナンバーを登録するものである。
【0009】図3は、黒板プロセスと推論プロセスの両
方であらかじめ、推論プロセスが変数の変更を調べに行
かなくても、黒板プロセスが推論プロセスにその変更し
た情報を送るという、メイル変数を定義したものであ
る。
【0010】以下、図1について、詳細に説明する。ま
ず、送信方法について説明する。推論プロセス1から送
信されたデータを図2中、最上欄のAとする。黒板プロ
セスは、各メイル変数毎にそれがどこの他の推論プロセ
スで定義されているかを記録している(図2中、「送信
先」で指定する推論プロセス3,5を示す。)から、黒
板プロセスは、メイル変数に、変更があった場合に、そ
の変数が定義されている推論プロセスに、変更した変数
名をどのように変更されたか新しい情報を送る(図3で
示す)。一方、共通データ域aの書き込みについては複
数の推論プロセスで共通しているデータを黒板プロセス
に登録する際に、データの値が更新された時に、次の処
理のいずれかを実行するように指定する。すなわち、 (1)更新された値を指定された推論プロセスに送信す
る。
【0011】(2)更新されたと云う情報を指定された
推論プロセスに送信する。
【0012】(3)何もしない。
【0013】この場合、黒板プロセスは各データごとに
上記(1)〜(3)に該当する推論プロセスを記録して
いる(図2中の「通知不用」、「通知」「データ」で指
示する)。黒板プロセスのデータが更新された時に、こ
の記録された推論プロセスに対して、上述の送信方法に
基づく処理を行う。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば以下の
ような効果が得られる。
【0015】(1)前述したメイル変数を設けること
で、他の推論プロセスが、黒板プロセスに変数の値の変
更を尋ねる必要がなくなる。その分のプロセス間通信量
が減少する。
【0016】(2)他の推論プロセスから黒板プロセス
への問合わせが減るので黒板プロセスの負荷が減少す
る。
【0017】(3)値の変更があった場合、黒板プロセ
スから通知する変数を従来の変数とは別に設けたことに
より、ユーザがその使い分けをして、適切なシステムを
組むことができる。
【0018】(4)値の変更を通知すべき他の推論プロ
セスをあらかじめ指定してあるので、不必要な通知をし
ない。
【0019】(5)更新された情報を黒板プロセスから
他の推論プロセスに自発的に送信するので、他の推論プ
ロセスでの処理に矛盾が少なくなる。
【0020】(6)各データごとに黒板プロセスから自
発的に送るか否かを定めることにより、効率的なプロセ
ス間通信を行える。
【0021】(7)更新されたという通知のみを黒板プ
ロセスから他の推論プロセスに送るということで、他の
推論プロセスでその時に値を実際に送ってもらうかどう
かの判断ができ、不要な通信を避けることができる。
【0022】(8)各データについて、それを扱う全て
の他の推論プロセスに更新されたことを通知するのでな
く、送らなくてよい他の推論プロセスも存在させること
ができるので、通信量を減らし、システムの実行速度が
上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】黒板プロセスの有する共通データ域の詳細を示
す図である。
【図3】メイル変数を有するメイルデータを示す図であ
る。
【図4】従来の黒板モデルのデータ送信処理方法を示す
図である。
【符号の説明】
1〜n…各プロセスの数 a…共通データ域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黒板プロセスが変更情報を送る変数名と
    その値とを送り先を定めることが出来る指定推論プロセ
    スに送信することを特徴とする黒板モデルのデータ送信
    処理方法。
  2. 【請求項2】 黒板プロセスが黒板プロセスの各データ
    毎に、更新された値あるいは、更新されたという通知の
    みを、送り先を定めることが出来る指定推論プロセスに
    送信することを特徴とする黒板モデルのデータ送信処理
    方法。
JP5194365A 1993-08-05 1993-08-05 黒板モデルのデータ送信処理方法 Pending JPH0749783A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11296374A (ja) * 1998-04-13 1999-10-29 Toshiba Corp 情報処理装置及び方法並びに情報処理用プログラムを記録した記録媒体
US6915326B2 (en) 1997-09-05 2005-07-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and method and information processing program recording medium

Cited By (3)

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US6915326B2 (en) 1997-09-05 2005-07-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and method and information processing program recording medium
US6925486B2 (en) 1997-09-05 2005-08-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and method and information processing program recording medium
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