JPH1021100A - 複数トランザクション処理システムの共有方式 - Google Patents

複数トランザクション処理システムの共有方式

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JPH1021100A
JPH1021100A JP8188251A JP18825196A JPH1021100A JP H1021100 A JPH1021100 A JP H1021100A JP 8188251 A JP8188251 A JP 8188251A JP 18825196 A JP18825196 A JP 18825196A JP H1021100 A JPH1021100 A JP H1021100A
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JP
Japan
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transaction
processing system
data
transaction processing
information
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JP8188251A
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Inventor
Seiji Furuse
精治 古瀬
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】定義の異なる複数のトランザクション処理シス
テムへの切り換えを行うことなく複数のトランザクショ
ン処理システムで提供されるトランザクションを利用可
能とするシステムの提供。 【解決手段】自システムが処理可能なトランザクション
業務情報をシステム識別情報と共に複数のシステムから
アクセス可能な共有領域に格納し、自システムに対して
処理依頼がなされたトランザクションが自システムで処
理可能でないと判定した際に、該トランザクションを処
理可能な他システムを検索し、検索の結果決定された前
記他システムに対して該トランザクションの処理依頼を
行う手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランザクション
処理システムに関し、特に、個々のトランザクション処
理システムにより提供される個別のトランザクション業
務を個々のトランザクション処理システムにて共有して
利用可能としたトランザクション処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のトランザクション処理システムに
ついて以下に説明する。
【0003】例えば特開昭61−82266号公報に
は、各サイトに発生したトランザクションを識別する識
別子を生成し、通信モジュールにトランザクションの識
別子を識別する手段を設け、他サイトに生成した識別子
を付加して送出し、受信したサイトでは、この識別子を
トランザクションを実行するための識別子として取り扱
うことにより、従来必要とされていたタスク識別子通知
処理を不要として処理効率を向上したトランザクション
制御方式が提案されている。
【0004】また、特開昭62−211727号公報に
は、通信可能な複数のデータベースサイトとこれに接続
するユーザサイト間で、ユーザサイトが問い合わせ内容
を各データベースサイトに一斉同報し、これを受信した
各データベースサイトは自サイトに閉じた問い合わせ処
理と、他データベースサイトの分散問い合わせ処理に分
離し、事前に格納されている格納サイト情報に基づき選
択した通信プランによって実行される分散データベース
の問い合わせ処理方式が提案されている。
【0005】このように従来技術においては、事前に互
いのサイト間で取り決めた既知の識別子によるトランザ
クションの実行依頼方式や、規定された全てのサイトに
依頼を行った後に結果を得るという方式が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のトラ
ンザクション処理システムは、自システムに入力された
トランザクションデータについて、自システムで識別可
能なトランザクションのみ実行可能であり、他のトラン
ザクション処理システムのトランザクションを実行可能
とするためには、自システム内に、他システムで実行可
能なトランザクションの定義を実行可能なシステムの情
報を加えて定義しておくことが必要とされている。
【0007】すなわち、個々のトランザクション処理シ
ステムのシステム生成時に定義したトランザクション識
別名を、当該トランザクション処理システムに接続して
いる利用者がトランザクションデータとして投入した場
合のみ実行され、他のトランザクション処理システムで
のみ定義されているトランザクション識別名のトランザ
クションは利用できない。
【0008】上記したように従来のトランザクション処
理システムは、下記記載の問題点を有している。
【0009】すなわち、複数のトランザクション処理シ
ステムによって異なる各種トランザクションを提供して
いる形態において、利用者は実行するトランザクション
によって、接続するトランザクション処理システムの選
択および切り換えを行わなければならない、ということ
である。
【0010】その理由は、従来のトランザクション処理
システムにおいては、トランザクション処理システムに
接続している利用者からのトランザクションデータのみ
を処理可能であり、トランザクションデータを解析しト
ランザクション識別名を取得した後、個々のトランザク
ション処理システムのシステム生成により定義してある
トランザクション識別名である場合にのみ対応するトラ
ンザクションが利用可能とされている、ことによる。
【0011】このため、利用者は、利用するトランザク
ションが定義されているトランザクション処理システム
に接続する必要がある。
【0012】従って、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、定義の異なる複数のト
ランザクション処理システムへの切り換えを行うことな
く、複数のトランザクション処理システムで提供される
トランザクションを利用可能とトランザクション処理シ
ステムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の複数トランザクション処理システムの共有
方式は、自システムが処理可能なトランザクション情報
をシステム識別情報と共に複数のシステムからアクセス
可能な共有領域に格納し、自システムに対して投入され
たトランザクションが自システムで処理可能でないと判
定した際に、該トランザクションを処理可能な他システ
ムを検索し、検索の結果決定された前記他システムに対
して該トランザクションの処理依頼を行う手段を備えた
ことを特徴とする。
【0014】また、本発明は、好ましくは、トランザク
ションデータを利用者と送受信するトランザクション入
出力手段を備え、受信したトランザクションデータを処
理しトランザクション結果データを送信するトランザク
ション業務を備えるトランザクション処理システムが複
数稼働し、前記トランザクション処理システムの各々が
提供可能なトランザクション業務の情報を格納するトラ
ンザクション情報格納領域と、前記トランザクション処
理システムが受信したトランザクション入力データとト
ランザクション実行結果データ、及び各トランザクショ
ン処理システム間のトランザクションの実行依頼と実行
結果の返却依頼の待ち行列を格納するトランザクション
データ領域と、をシステム共有領域に備え、前記トラン
ザクション情報格納領域に前記トランザクション処理シ
ステムの各々が提供するトランザクション情報を格納す
るトランザクション情報格納手段と、前記トランザクシ
ョン入出力手段によって前記トランザクションデータ領
域に格納されたトランザクション入力データを解析し、
前記トランザクション情報格納領域に格納された情報に
したがってトランザクションを実行させるトランザクシ
ョン処理システムを決定する、他システムトランザクシ
ョン情報取得手段と、前記決定したトランザクション処
理システムへトランザクション実行を依頼するトランザ
クション依頼手段と、依頼されたトランザクションの実
行を行い結果データを前記トランザクションデータ領域
を介して依頼元トランザクション処理システムへ受け渡
すトランザクション応答手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0015】本発明の原理・作用を以下に説明する。本
発明においては、複数のトランザクション処理システム
間で参照/更新可能な共有領域を持ち、その共有領域に
個々のトランザクション処理システムが立ち上がると、
自トランザクション処理システムに定義してある利用可
能なトランザクションの情報を格納する。
【0016】本発明においては、個々のトランザクショ
ン処理システムで定義されていないトランザクションが
要求された際に、該トランザクションが他のトランザク
ション処理システムにおいて定義されている場合には、
上記共有領域に格納されているトランザクション情報を
参照することにより、利用可能なトランザクション処理
システムを知ることができる。
【0017】また、トランザクション処理システム間で
トランザクションデータ、実行結果データを前述の共有
領域に置き受け渡すことで、他のトランザクション処理
システムへのトランザクションの実行を依頼し、実行結
果データを受け取り利用者に結果を返すことを可能とし
ている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の実施の形態の構成の一例
をブロック図にて示したものである。図1を参照する
と、本発明の実施の形態は、トランザクションデータを
利用者200と送受信するトランザクション入出力手段
5を備え、受信したトランザクションデータを処理し、
トランザクション実行結果データを送信するトランザク
ション業務を含むトランザクション処理システム100
が複数稼働する形態において、個々のトランザクション
処理システム100で提供可能なトランザクション業務
の情報を格納するトランザクション情報格納領域11
と、個々のトランザクション処理システム100が受信
したトランザクション入力データと、トランザクション
実行結果データを、例えば各トランザクション処理シス
テム毎の待ち行列として、格納するトランザクションデ
ータ領域12と、を含むシステム共有領域10を備えて
いる。
【0020】また、トランザクション情報格納領域11
に、個々のトランザクション処理システム100で提供
可能なトランザクション業務の情報を格納を制御するト
ランザクション情報格納手段1と、トランザクション入
出力手段5によってトランザクションデータ領域12に
格納されたトランザクション入力データを解析し、トラ
ンザクション情報格納領域11に格納された情報に従っ
て、トランザクションを実行させるトランザクション処
理システムを決定する手段(「他システムトランザクシ
ョン情報取得手段」という)2と、決定したトランザク
ション処理システムへトランザクション実行を依頼する
トランザクション依頼手段3と、依頼されたトランザク
ションの実行を行い結果データをトランザクションデー
タ領域12を介して依頼元トランザクション処理システ
ムへ受け渡すトランザクション応答手段4と、を備えて
構成されている。
【0021】上記した本発明の実施の形態を具体的に説
明するため、図2(A)に、トランザクション情報格納
領域12の内容の一例、図2(B)に、トランザクショ
ンデータ領域12の内容の一例、図3(A)に、トラン
ザクション入力データのホーマットの一例、図3(B)
にトランザクションデータ領域12内のトランザクショ
ンデータ格納形式の一例を、それぞれ示す。図2(A)
を参照して、トランザクション情報格納領域11には、
トランザクション業務の情報として、トランザクション
の識別名と、該トランザクションを提供するトランザク
ション処理システムとの対応が格納される。図2(B)
を参照して、トランザクションデータ領域12内には、
トランザクション処理システム毎に、トランザクション
事項依頼用待ち行列とトランザクション結果応答用待ち
行列とが設けられる。
【0022】図4、図5及び図6に、本発明の実施の形
態の動作を説明するための流れ図を示す。図1〜図6を
参照して、本発明の実施の形態の動作を説明する。
【0023】個々のトランザクション処理システム10
0は起動されると(図4のステップS1)、自システム
に定義されている実行可能なトランザクション識別名を
含むトランザクション業務の情報をトランザクション情
報格納手段1を介してシステム共有領域10内のトラン
ザクション情報領域11に格納する。同時に、トランザ
クション情報格納手段1は、自トランザクション処理シ
ステムが起動したことを表し、トランザクションデータ
領域12内に、他のトランザクション処理システムから
のトランザクション実行依頼を受け付けるための待ち行
列と、他トランザクション処理システムへ依頼したトラ
ンザクションの実行結果を受け取るための待ち行列(図
3参照)と、を設定する(ステップS2)。
【0024】上記処理により、図2(A)に示した形式
でトランザクション情報領域11の内容が設定され、図
2(B)に示すように、トランザクションデータ領域1
2内に各トランザクション処理システム毎の待ち行列領
域が設定される。
【0025】複数のトランザクション処理システムが稼
働し、各トランザクション処理システムでの実行可能ト
ランザクション情報がトランザクション情報領域11に
格納された状態で、トランザクション処理システム10
0に接続しているトランザクション利用者200がトラ
ンザクションデータを入力すると(図5のステップS
3)、トランザクション入出力手段5は、受信したトラ
ンザクションデータをシステム共有領域10内のトラン
ザクションデータ領域12に、トランザクション識別名
とトランザクションデータとを、図3(B)に示すよう
な形式にて保存する(ステップS4)。
【0026】利用者200からトランザクションデータ
を受信したトランザクション処理システム100は、ト
ランザクションデータ領域12に保存されている、図3
(A)に示すような、トランザクションデータを解析
し、トランザクション識別名を得る(ステップS5)。
【0027】得られたトランザクション識別名が自トラ
ンザクション処理システムに定義してある実行可能なト
ランザクションであるか否かか検査し(ステップS
6)、自トランザクション処理システムにて実行可能で
あれば、定義されている自トランザクション処理システ
ムのトランザクションを実行する(ステップS7)。
【0028】一方、自トランザクション処理システムで
実行可能なトランザクション識別名でない場合には、他
トランザクション情報取得手段2により、トランザクシ
ョン情報領域11に格納されているトランザクション情
報を検索し、入力されたトランザクションを実行可能な
トランザクション処理システムに関する情報を得る(ス
テップS8)。
【0029】他トランザクション情報取得手段2による
検索の結果、トランザクション識別名を示すトランザク
ション情報がトランザクション情報領域11内に格納さ
れていず、検索できなかった場合には、トランザクショ
ン処理システム100は、要求されたトランザクション
は未定儀/未実装であることを通知するトランザクショ
ン結果データを作成し、トランザクション入出力手段5
を用いてトランザクション利用者200に、送信しトラ
ンザクション要求を拒否して終了する(ステップS
9)。
【0030】これに対して、他トランザクション情報取
得手段2による検索の結果、トランザクション識別名が
トランザクション情報領域11に格納されている場合に
は、格納されている情報から実行可能なトランザクショ
ン処理システム100′が判明する(ステップS1
0)。
【0031】そして、実行可能な他のトランザクション
処理システム100′があった場合トランザクション処
理システム100は、トランザクション依頼手段3によ
り、トランザクションデータ格納領域12に保存されて
いるトランザクションデータを示す情報と、トランザク
ションデータを受信したトランザクション処理システム
100を識別する情報とを、トランザクション実行可能
なトランザクション処理システム100′のトランザク
ション依頼のための待ち行列に登録し、トランザクショ
ンの実行を依頼する(ステップS11)。
【0032】依頼されたトランザクション処理システム
100′は、利用者200からのトランザクションデー
タ受信と同様に、トランザクションデータ領域12内に
保存されたトランザクションデータにより、トランザク
ションを実行する(図6のステップS12)。
【0033】トランザクション実行結果の利用者200
へのトランザクション応答データは、トランザクション
応答手段4により、トランザクションデータ領域12に
保存され、依頼時に渡されたトランザクション処理シス
テム100の識別情報を使用し依頼元のトランザクショ
ン処理システム100のトランザクション結果の待ち行
列を介して返される(ステップS13)。
【0034】トランザクション応答データを返されたト
ランザクション処理システム100は、自トランザクシ
ョン処理システムで実行した場合と同様にして、トラン
ザクションデータ領域12内のトランザクション結果デ
ータをトランザクション入出力手段5により利用者20
0に送信し、これによりトランザクションは終了する
(ステップS14)。
【0035】以上により、本発明の実施の形態における
トランザクション実行の処理が完了する。
【0036】上記した本発明を実施の形態を、より具体
的な例を以て説明すべく、本発明の実施例について、図
2及び図3、図7及び図8を参照して詳細に説明する。
この実施例においては、損害保険会社のトランザクショ
ン処理システムを想定する。
【0037】損害保険会社のトランザクション処理シス
テムは、図7(A)に示すように、保険契約、保険の払
い出しなどの業務を処理するための保険業務トランザク
ション処理システム“HOKEN”と、事故の情報の登
録や検索業務などを処理するための事故処理業務トラン
ザクション処理システム“JIKO”があり、各トラン
ザクション処理システムでは個別のトランザクション業
務とデータベースを持っている。
【0038】保険業務トランザクション処理システム1
00−aには、システム生成定義においてトランザクシ
ョン識別名として新規契約トランザクション業務の“K
EIYAKU”、契約の更新トランザクション業務の
“KOUSIN”、保険金払い出しトランザクション業
務の“HARAI”、契約照会トランザクション業務の
“SHOUKAI”などが定義されている。
【0039】また、事故処理業務トランザクション処理
システム100−bには、事故情報の受付/登録トラン
ザクション業務“TOUROKU”、事故情報の検索/
参照トランザクション業務“KENSAKU”がトラン
ザクション識別名として定義されている。
【0040】このような2つのトランザクション処理シ
ステム100−a、100−bが起動すると、各トラン
ザクション処理システムは、トランザクション情報格納
手段1によって、システム生成で定義された実行可能な
トランザクション情報を全てトランザクション情報領域
11に格納する。また各トランザクション処理システム
は他のトランザクション処理システムからのトランザク
ション実行を依頼されるための待ち行列を、トランザク
ションデータ領域12に設定する。これによりトランザ
クション情報領域11の内容は、図7(B)に示すよう
なものとなり、2つのトランザクション処理システム1
00−a(識別名=“HOKEN”),100−b(識
別名=“JIKO”)のトランザクション識別名が参照
可能となり、トランザクションデータ領域2には、図8
(B)に示す形式で各トランザクション処理システムの
待ち行列(待ち行列連結用ポインタ)が設定される。
【0041】トランザクション処理システムへのトラン
ザクション入力データは、図3(A)に示すように、ト
ランザクション識別名とトランザクション実行のための
データにより構成されており、トランザクション入出力
手段5によって、トランザクションデータ領域12に、
図3(B)に示すような形態で格納されている。
【0042】保険業務トランザクション処理システム1
00−aに接続している利用者から入力されたトランザ
クションデータのトランザクション識別名が“KEIY
AKU”、“KOUSIN”、“HARAI”、“SH
OUKAI”である場合、また事故処理業務トランザク
ション処理システム100−bに接続している利用者か
ら入力されたトランザクションデータのトランザクショ
ン識別名が“JIKO”、“KENSAKU”であれ
ば、利用者が接続しているトランザクション処理システ
ムの自システム内にトランザクション定義があるので、
それぞれ自システム内でトランザクションは実行され
る。
【0043】ここで、事故情報の受付/登録などの業務
を主に行っている事故処理業務トランザクション処理シ
ステム“JIKO”に接続しているトランザクション利
用者200(利用者識別名=“USER01”)から、
保険契約内容の照会を行う場合に、事故処理業務トラン
ザクション処理システム100−bにトランザクション
識別名“SHOUKAI”にデータを加えてなる、図8
(A)に示すようなトランザクションデータが入力され
る。
【0044】その際、事故処理業務トランザクション処
理システム100−bには、“SHOUKAI”のトラ
ンザクション識別名をもつトランザクションは定義され
ていないため、自トランザクション処理システムでは要
求されたトランザクションを実行できないことがわか
る。
【0045】ここで、他システムトランザクション情報
取得手段2によって、トランザクション情報領域11に
格納されている情報(図7(B)参照)から、他のトラ
ンザクション処理システムのなかに要求されたトランザ
クション識別名“SHOUKAI”のトランザクション
を実行できるトランザクション処理システムがあるか否
かを検索し、システム識別名“HOKEN”である保険
業務トランザクション処理システム100−aによって
識別名“SHOUKAI”のトトランザクションが実行
可能であることが判明する。
【0046】事故処理業務トランザクション処理システ
ム100−bは、入力されたトランザクションデータ
を、保険業務トランザクション処理システム100−a
に渡し実行を依頼するために、トランザクション依頼手
段3により、トランザクションデータ領域12に格納さ
れている、トランザクションデータに、依頼元システム
が事故処理業務トランザクション処理システム“JIK
O”であることを示す情報とトランザクションデータを
入力してきた利用者の識別名“USER01”を加え、
トランザクションデータ領域の保険業務トランザクショ
ン処理システム“HOKEN”のトランザクション依頼
待ち行列に登録/連結する。この時のトランザクション
データ領域12のトランザクションデータ形式は、図8
(B)に示すようなものとなる。
【0047】定期的な待ち行列の監視(ポーリング
等)、またはイベント制御機能によりトランザクション
の実行を依頼されたことを認識した保険業務トランザク
ション処理システム100−a(システム識別名=“H
OKEN”)は、待ち行列から取り出した、図8(B)
に示すトランザクションデータを解析し、トランザクシ
ョン識別名“SHOUKAI”で定義されている契約照
会トランザクションに対して、入力トランザクションデ
ータを渡し実行する。
【0048】トランザクション実行の結果として、利用
者に送信する契約照会結果データはトランザクションデ
ータ領域12に格納される。
【0049】トランザクションが、事故処理業務トラン
ザクション処理システム100−bから依頼されている
こと、及び結果を返すべきトランザクションを入力した
利用者の識別名は、渡された入力データによって判別さ
れるため、トランザクション応答手段4によって、利用
者の識別名を加え、図8(C)に示す形式にて、トラン
ザクションデータ領域12内の事故処理業務トランザク
ション処理システム“JIKO”のトランザクション結
果の待ち行列に登録/連結する。
【0050】定期的な待ち行列の監視またはイベント制
御機能により、トランザクションの実行の完了を認識し
た事故処理業務トランザクション処理システム100−
b(システム識別名=“JIKO”)は、待ち行列から
取り出した、図8(C)に示すトランザクション結果デ
ータである契約照会結果を、自トランザクション処理シ
ステムに接続しているトランザクション入力元の利用者
“USER01”に出力する。
【0051】以上により、事故処理業務トランザクショ
ン処理システム100−bへ接続しているトランザクシ
ョン利用者200から保険業務トランザクション処理シ
ステムにあるトランザクション100−aの実行を可能
としている。
【0052】これにより、新たなトランザクションを追
加する場合には、新たなトランザクションを実行可能な
トランザクション処理システムを構築して起動すること
により、他のトランザクション処理システムに接続して
いるトランザクション利用者から実行可能となる。
【0053】なお、上記実施例において、トランザクシ
ョン処理システムが起動するホストコンピュータ間がデ
ータ通信機能を備え、システム共有領域10をデータ通
信機構を介してり共有し、複数のホストコンピュータ間
におけるトランザクション処理システム間でのトランザ
クション実行の切替を行うようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者は複数のトランザクション処理システムとの接続
を切り換えることなく、複数のトランザクション処理シ
ステムのトランザクションを実行することが可能とさ
れ、また新たなトランザクションを実行可能なトランザ
クション処理システムを稼働することにより、随時利用
者に提供することが可能となり、個々のトランザクショ
ン処理システムの稼働、停止によるトランザクションの
追加又は変更など行えるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】(A)本発明の実施の形態におけるトランザク
ション情報領域の格納形態の一例を示す図である。 (B)本発明の実施の形態におけるトランザクションデ
ータ領域の格納形態の一例を示す図である。
【図3】(A)本発明の実施の形態におけるトランザク
ション入力データフォーマット一例を示す図である。 (B)本発明の実施の形態におけるトランザクションデ
ータ格納領域のフォーマットの一例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるトランザクション
処理システム起動の処理フローを示す流れ図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるトランザクション
実行動作の処理フローを示す流れ図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるトランザクション
実行動作の処理フローを示す流れ図である。
【図7】(A)本発明の一実施例を説明するための図で
ある。 (B)本発明の一実施例におけるトランザクション情報
領域の格納形態の一例を示す図である。
【図8】(A)本発明の一実施例におけるトランザクシ
ョン入力データフォーマット一例を示す図である。 (B)本発明の一実施例におけるトランザクションデー
タ格納領域内入力データフォーマットの一例を示す図で
ある。 (C)本発明の一実施例におけるトランザクションデー
タ格納領域内出力データフォーマットの一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 トランザクション情報格納手段 2 他システムトランザクション情報取得手段 3 トランザクション依頼手段 4 トランザクション応答手段 5 トランザクション入出力手段 10 システム共有領域 11 トランザクション情報領域 12 トランザクションデータ領域 100 トランザクション処理システム 200 トランザクション利用者

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自システムが処理可能なトランザクション
    情報をシステム識別情報と共に複数のシステムからアク
    セス可能な共有領域に格納し、 自システムに対して投入されたトランザクションが自シ
    ステムで処理可能でないと判定した際に、該トランザク
    ションを処理可能な他システムを検索し、検索の結果決
    定された前記他システムに対して該トランザクションの
    処理依頼を行う手段を備えたことを特徴とする複数トラ
    ンザクション処理システムの共有方式。
  2. 【請求項2】投入されたトランザクションについてその
    識別名及びデータが一旦共有領域に格納される、ことを
    特徴とする請求項1記載の複数トランザクション処理シ
    ステムの共有方式。
  3. 【請求項3】トランザクションデータを利用者と送受信
    するトランザクション入出力手段を備え、 受信したトランザクションデータを処理しトランザクシ
    ョン結果データを送信するトランザクション業務を備え
    るトランザクション処理システムが複数稼働し、 前記トランザクション処理システムの各々が提供可能な
    トランザクション業務の情報を格納するトランザクショ
    ン情報格納領域と、 前記トランザクション処理システムが受信したトランザ
    クション入力データとトランザクション実行結果デー
    タ、及び各トランザクション処理システム間のトランザ
    クションの実行依頼と実行結果の返却依頼の待ち行列を
    格納するトランザクションデータ領域と、 をシステム共有領域に備え、 前記トランザクション情報格納領域に前記トランザクシ
    ョン処理システムの各々が提供するトランザクション情
    報を格納するトランザクション情報格納手段と、 前記トランザクション入出力手段によって前記トランザ
    クションデータ領域に格納されたトランザクション入力
    データを解析し、前記トランザクション情報格納領域に
    格納された情報にしたがってトランザクションを実行さ
    せるトランザクション処理システムを決定する、他シス
    テムトランザクション情報取得手段と、 前記決定したトランザクション処理システムへトランザ
    クション実行を依頼するトランザクション依頼手段と、 依頼されたトランザクションの実行を行い結果データを
    前記トランザクションデータ領域を介して依頼元トラン
    ザクション処理システムへ受け渡すトランザクション応
    答手段と、 を備えたことを特徴とするトランザクション処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記トランザクション処理システムが起動
    するホストコンピュータ間がデータ通信機能を備え、前
    記システム共有領域をデータ通信機構により共有し、複
    数のホストコンピュータ間のトランザクション処理シス
    テム間のトランザクション実行を可能とする手段を含む
    ことを特徴とする請求項3記載のトランザクション処理
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10242361B2 (en) * 2015-09-23 2019-03-26 Mastercard International Incorporated Transaction control
CN112446783A (zh) * 2019-08-28 2021-03-05 贝壳技术有限公司 一种显示交易数据的方法及装置

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