JPH0749749Y2 - 高周波測定アダプタ - Google Patents

高周波測定アダプタ

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JPH0749749Y2
JPH0749749Y2 JP7794190U JP7794190U JPH0749749Y2 JP H0749749 Y2 JPH0749749 Y2 JP H0749749Y2 JP 7794190 U JP7794190 U JP 7794190U JP 7794190 U JP7794190 U JP 7794190U JP H0749749 Y2 JPH0749749 Y2 JP H0749749Y2
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JP
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cable
frequency measurement
insulator
adapter
wireless device
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JP7794190U
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JPH0436790U (ja
Inventor
雅明 飯田
康隆 吉島
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株式会社横尾製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、携帯無線機の電気的特性を測定する際に用い
られる高周波測定アダプタに関する。
(従来の技術) 携帯無線機は、温度変化や経年変化等にともなってその
電気的特性が変化してしまう。
このため、定期的に携帯無線機の電気的特性のチェック
及びこれにともなう電気調整が必要とされている。
ここで、携帯無線機における電気的特性の測定は、送受
信周波数、電力、FM偏移、受信感度等が一般的である。
このようなチェックを行う場合、たとえば携帯無線機本
体のアンテナ取付部に専用の接栓を介してケーブルを引
出し、これを測定器に接続し測定している。
ここで、専用の接栓には、BNC接栓やTNC接栓等がある。
第6図は、たとえばBNC接栓の使用により被測定の対象
となる携帯無線機の一例を示すもので、携帯無線機本体
1の上面には、表示部2、アンテナ取付け部3、スケル
チつまみ4、ボリュウムつまみ5、コールボタン6が設
けられている。
第7図は、接栓の使用無しに被測定の対象となる携帯無
線機の一例を示すもので、携帯無線機本体1aの上面に
は、表示部2、雌ネジ部7aを有するアンテナ取付け部
7、スケルチボタン4a、ボリュウムボタン5a、コールボ
タン6が設けられている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、第6図に示した従来の接栓の使用により被測
定の対象となる携帯無線機では、規格のブラグを用いる
ことにより、これを介してアンテナ取付け部へのケーブ
ルの着脱が容易となるため、その電気的特性の測定は容
易である。
これに対し、第7図に示したネジ込み式によりアンテナ
が取付けられる携帯無線機では、ケーブルに直にアダプ
タを取付けるタイプのもののみであるため、次のような
問題を生じてしまう。
ネジ込み取付け時において、アダプタとともにケー
ブルが回転してしまうため、ケーブルの取付けが容易で
はない。
ネジ込み取付けのため、アースの接触がネジの緩み
等に影響して不完全となることもあり、このような場合
には測定を正確且つ確実に行うことが不可能となる。
ネジ込み取付け時において、ケーブルが絡み付き、
アダプタにネジ込み方向とは逆の力が加わるため、ケー
ブルとの電気的接続が不安定となる。
このようなことからも、アンテナ取付け部がネジ込み式
による携帯無線機では、そのの電気的接続の測定が煩雑
となっている。
本考案は、このような事情に対処してなされたもので、
電気的特性の測定における携帯無線機のアンテナ取付け
部へのケーブルの接続を容易且つ確実に行うことができ
る高周波測定アダプタを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、嵌合式によるア
ンテナ取付け部及びこの近傍にアース端子を有した携帯
無線機の電気的特性を測定する際に、前記アンテナ取付
け部に着脱自在に嵌合され、測定器側に測定すべき信号
を導くためのケーブルをこのケーブルの端部に設けられ
たプラグを介して電気的に接続する高周波測定アダプタ
において、前記アンテナ取付け部に嵌合される接続端子
と、バネの付勢力に抗して進退自在とされ、前記接続端
子が前記アンテナ取付け部に嵌合される際に前記バネの
付勢力により前記アース端子に圧接するアース金具と、
前記プラグを着脱自在に取付けるためのプラグ取付け部
とを備えたことを特徴とする。
(作用) 本考案の高周波測定アダプタでは、接続端子をアンテナ
取付け部に嵌合する構成とするとともに、接続端子をア
ンテナ取付け部に嵌合する際に、アース金具をアース端
子にバネの付勢力により圧接するようにした。
したがって、高周波測定用アダプタをアンテナ取付け部
に取付けた後、ケーブルをプラグを介して高周波測定用
アダプタに接続することができる。
また、アース金具はアース端子に圧接するため、アース
接続が確実に行われる。
この結果、従来問題となっていたケーブルの回転、アー
ス接続の不完全さ、ケーブルの絡み付き等を防止するこ
とができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例の詳細を図面に基いて説明する。
第1図及び第2図は、本考案の高周波測定用アダプタの
一実施例を示すものである。
これらの図に示すように、高周波測定用アダプタには、
リング部11a及び軸部11b,11cを有したカプリング10が備
えられている。カプリング10には、絶縁体11が挿入され
ており、ノックピン10a,10aによってカプリング10から
の絶縁体11の離脱が阻止されている。
絶縁体11には、軸部12a及び雄ネジ部12bを有した取付け
金具12が取付けられており、ノックピン13によって取付
け金具12の離脱が阻止されている。絶縁体11の内部に
は、金属からなる中心コンタクト14が挿入されている。
そして、その一端部は取付け金具12の軸部12aに嵌合さ
れ、これによりその離脱が阻止されている。さらに、絶
縁体11の軸部11cには、圧入リング15、コイルスプリン
グ16、アース金具17が取付けられている。
カプリング10には、シェル18、係止ピン19,19及びリン
グ部20aを有した絶縁体20が挿入されている。そして、
絶縁体20は、絶縁体11の軸部11bに圧入リング21及び波
形ワッシャ22を介して取付けられており、これによりそ
の離脱が阻止されている。
第3図及び第4図は、被測定の対象となる携帯無線機の
一例を示すものである。
これらの図に示すように、携帯無線機本体23には、アン
テナ24の雄ネジ部24aを取付けるための雌ネジ部25aを有
したホット端子25が設けられている。ホット端子25の近
傍には、アース端子26,26が配されている。
第5図は、携帯無線機本体23への高周波測定用アダプタ
の取付け状態を示すものである。
同図に示すように、携帯無線機本体23のホット端子25に
は、高周波測定用アダプタの絶縁体11の軸部11cが挿入
されており、ホット端子25との電気的な接続はその取付
け金具12によって行われる。
また、各アース端子26とのアース接続は、高周波測定用
アダプタのアース金具17によって行われる。
高周波測定用アダプタの絶縁体20には、ケーブル27の端
部に取付けられたプラグ28が取付けられている。ここ
で、プラグ28には、ガイド溝29が形成されており、プラ
グ28を高周波測定用アダプタに取付ける際は、そのガイ
ド溝29を絶縁体20の係止ピン19に沿わせてプラグ28を反
時計方向に僅かに回転させつつ押込む。これより、ケー
ブル27の導線と高周波測定用アダプタの中心コンタクト
14とが電気的に接続される。
このような構成の高周波測定用アダプタは、次のように
して組立てられる。
まず、第2図(a)に示すように、絶縁体11の一端部側
から取付け金具12を差込んだ後、ノックピン13をその軸
部12aに当接するまで打込み、絶縁体11に取付け金具12
を固定する。これにより、絶縁体11からの取付け金具12
の離脱が阻止される。次いで、絶縁体11の他端部側から
中心コンタクト14を挿入し、その端部を取付け金具12の
軸部12aに嵌合する。これにより、取付け金具12を介し
て絶縁体11からの中心コンタクト14の離脱が阻止され
る。
続いて、第2図(b)に示すように、絶縁体11の軸部11
cに圧入リング15、コイルスプリング16、アース金具17
をこの順に取付ける。このとき、圧入リング15が絶縁体
11のリング部11aの側面に当接するため、絶縁体11の軸
方向におけるこれらの部品の移動が阻止される。
次いで、絶縁体11をカプリング10に挿入する。これを終
えた後、絶縁体11の軸部11bに圧入リング21及び波形ワ
ッシャ22を嵌合し、更に絶縁体20を嵌合する。最後に、
絶縁体11のリング部11aとカプリング10の中心部分との
位置合わせを行った後、各ノックピン10aをそのリング
部11aに当接するまで打込み、カプリング10と絶縁体11
とを固定する。
これらを終えた後、第2図(c)に示すように、カプリ
ング10の肉厚の薄い開口端縁部を内側に折曲げ、アース
金具17のリング部17a及び絶縁体20のリング部20aをカシ
メる。これにより、カプリング10からのアース金具17及
び絶縁体20の離脱が阻止される。なお、アース金具17
は、ストロークsの範囲内でコイルスプリング16の付勢
力に抗したスライド可能とされている。
続いて、高周波測定用アダプタの使用方法について説明
する。
第5図に示したように、携帯無線機本体23のホット端子
25に、高周波測定用アダプタの取付け金具12の雄ネジ部
12bをその取付け金具12がホット端子25の底部に当接す
るまでネジ込む。このとき、アース金具17がアース端子
26に当接し、取付け金具12の移動に応じコイルスプリン
グ16の付勢力に抗して戻される。
これにより、携帯無線機本体23のホット端子25は、高周
波測定用アダプタの取付け金具12及び中心コンタクト14
を介してケーブル27の導線に電気的に接続される。ま
た、アース金具17は、各アース端子26にコイルスプリン
グ16の付勢力により押圧するため、そのアース接続が確
実となる。
そして、ケーブル27を所定の測定器に接続することによ
り、携帯無線機における電気的特性である送受信周波
数、電力、FM偏移、受信感度等が測定される。
このように、本実施例では、高周波測定用アダプタをア
ンテナ取付け部に取付けた後、ケーブルを高周波測定用
アダプタに接続するようにしたので、 アダプタとともにケーブルの回転がなくなるため、
ケーブルの取付けを容易に行うことできる。
アース接続は、アース金具がアース端子に押圧する
ことにより行われるため、そのアース接続を確実に行う
ことができる。
高周波測定用アダプタの取付け時におけるケーブル
の絡み付きがないため、その取付けの安定性を良くする
こともできる。
この結果、アンテナ取付け部がネジ込み式による携帯無
線機における電気的特性の測定が容易に行われる。
なお、本実施例においては、本考案をネジ込み式のもの
に適用した場合について説明したが、この例に限らず圧
入式としてもよく、この場合には携帯無線機のアンテナ
取付け部への高周波測定用アダプタの取付けが更に簡単
なものとなる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の高周波測定用アダプタに
よれば、高周波測定用アダプタをアンテナ取付け部に取
付けた後、ケーブルをプラグを介して高周波測定用アダ
プタに接続するようにしたので、電気的特性の測定にお
ける携帯無線機のアンテナ取付け部へのケーブルの接続
を容易且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の高周波測定用アダプタの一実施例を示
す半裁断面図、第2図はその分解図、第3図及び第4図
は被測定の対象となる携帯無線機の一例を示す図、第5
図は第3図及び第4図の携帯無線機本体への高周波測定
用アダプタの取付け状態を示す図、第6図及び第7図は
従来の被測定の対象となる携帯無線機の一例を示す図で
ある。 10……カプリング、11,20……絶縁体、12b……雄ネジ
部、12……取付け金具、14……中心コンタクト、17……
アース金具、23……携帯無線機本体、24……アンテナ、
25……ホット端子、26……アース端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】嵌合式によるアンテナ取付け部及びこの近
    傍にアース端子を有した携帯無線機の電気的特性を測定
    する際に、前記アンテナ取付け部に着脱自在に嵌合さ
    れ、測定器側に測定すべき信号を導くためのケーブルを
    このケーブルの端部に設けられたプラグを介して電気的
    に接続する高周波測定アダプタにおいて、 前記アンテナ取付け部に嵌合される接続端子と、バネの
    付勢力に抗して進退自在とされ、前記接続端子が前記ア
    ンテナ取付け部に嵌合される際に前記バネの付勢力によ
    り前記アース端子に圧接するアース金具と、前記プラグ
    を着脱自在に取付けるためのプラグ取付け部とを備えた
    ことを特徴とする高周波測定アダプタ。
JP7794190U 1990-07-23 1990-07-23 高周波測定アダプタ Expired - Lifetime JPH0749749Y2 (ja)

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