JPH0749523Y2 - レーザスキャナ装置 - Google Patents

レーザスキャナ装置

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JPH0749523Y2
JPH0749523Y2 JP1988100124U JP10012488U JPH0749523Y2 JP H0749523 Y2 JPH0749523 Y2 JP H0749523Y2 JP 1988100124 U JP1988100124 U JP 1988100124U JP 10012488 U JP10012488 U JP 10012488U JP H0749523 Y2 JPH0749523 Y2 JP H0749523Y2
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JP
Japan
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mirror
laser scanner
scanner device
piezoelectric element
speed increaser
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JP1988100124U
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JPH0223710U (ja
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一男 太田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はレーザスキャナ装置に係わり、特にはレーザ加
工機、OA機器、工作機械、および映像等において高い精
度の位置決めを行なうレーザスキャナ装置に関する。
[従来の技術] 従来、位置決めを行なうレーザスキャナ装置に関して本
考案者は第6図、第7図に示す装置を提案している。第
6図、第7図において、1は電線2より導電されて伸縮
する圧電素子アクチュエータである。圧電素子アクチュ
エータ1には増速機(例えば、商品名ハーモニックドラ
イブ)3の入力軸4に挿入され固設されたレバー5が当
接している。増速機3の出力軸6にはミラーマウント7
を介してミラー8が固設され、ミラー8の回転によりレ
ーザ光を検出している。ミラー8の回転方向の位置は増
速機3の入力軸4に挿入されたレバー5に近接した位置
センサ9で検出されている。またレバー5の一端には圧
電素子アクチュエータ1とレバー5がいつも当接してい
るように戻し装置10が設けられ、戻し装置10にはバネ11
と、かつハウジング12に加工されたネジ13が併設され荷
重が調整される。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の位置決めを行なうレーザスキ
ャナ装置では増速機にバックラッシュがあり、ミラーと
圧電素子アクチュエータおよびミラーと位置センサの動
きが一致しない。また、ミラーと増速機の戻りを戻し装
置により行なうが、スペースの関係上より戻し力が十分
に取れず追随性が悪いという欠点がある。
本考案は上記従来の問題点に着目し、高い精度の位置決
めを行なうレーザスキャナ装置を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案では圧電素子アクチ
ュエータにより入力軸に与えた微小回転角を増速機にて
増幅し、増幅された回転角を出力軸に固定したミラーに
よりレーザ光を走査するレーザスキャナ装置において、
増速機とミラーの間に増速機のバックラッシュをなくす
反力装置を設けている。
[作用] 上記構成によれば、増速機とミラーの間に反力装置を設
け、戻し装置のバネの戻し方向と同一方向に反力装置の
回転力を与えたためバックラッシュがなくなり、ミラー
と圧電素子アクチュエータおよびミラーと位置センサの
動きが一致し精度が向上するとともに、戻り力が附加さ
れるため追随性が良くなる。
[実施例] 以下本考案を図に示す実施例について説明する。従来例
と同一部品は同一符号を付し説明は省略する。第1図、
第2図は本考案の第1実施例のレーザスキャナ装置を示
し、第1図は平面図、第2図は第1図のB−B断面図、
第3図は位置の調整のフローを示す図である。第1図、
第2図において、増速機3(入力軸の回転に対して出力
軸の回転が逆転する増速機)とミラー8の間のミラーマ
ウント7に当接して反力装置20を設ける。反力装置20は
反力用のバネ21の一端をミラーマウント7に当接するプ
ランジャ22の端部Pで受け、他端をブラケット23で受け
るとともに、プランジャ22はブラケット23の穴24に緊密
に挿入されている。ブラケット23はミラー位置を調整す
るときミラーマウント7を固定するネジ穴25を有してい
るとともにスキャナ本体100のうちの増速機3に装着さ
れている。
上記構成において、入力軸4にはレバー5を介して、圧
電素子アクチュエータ1により反時計方向(Ra)の回転
が、バネ11により時計方向(Rb)の回転が与えられてい
る。増速機3とミラー8の間には反力装置20を設けら
れ、出力軸6に固定されたミラーマウント7を介してバ
ネ21により圧電素子アクチュエータ1により生ずる時計
方向(Rc)の回転に対して、反対方向の回転(Rd)を与
えてバックラッシュをなくしている。この時、圧電素子
アクチュエータ1による反時計方向(Ra)の回転に対し
て、バネ11による時計方向(Rb)の回転とバネ21の回転
(Rd)とが加算されるため、ミラーと圧電素子アクチュ
エータおよびミラーと位置センサの動きが一致し精度が
向上するとともに、戻り力が附加されているため追随性
が良くなる。また、この時のミラーの調整は第3図のフ
ローのごとくに行なわれる。ステップ51では反力装置20
のバネ21とプランジャ22を組着けバネ21のバネ定数
(k)を決める。ステップ52ではスキャナ本体100に適
正な反力を与える反力トルクTa(Ta=k・x・L)の位
置(x=バネの自由長−バネの取付長)でミラーマウン
ト7をブラケット23にネジ穴25を用い図示しないボルト
で保持し出力軸6の回転を止める。ステップ53ではミラ
ー8を回転するように圧電素子アクチュエータ1に通電
し増速機(N=増速比)を介して回転トルクTb(Tb=N
・Ta)を生じさせる。ステップ54では圧電素子アクチュ
エータ1による入力軸4の回転(θa)が出力軸6で確
認されるとともに回転がθb(θb=N・θa)となる
ように戻し装置10のバネ11と、かつネジ13による荷重お
よび圧電素子アクチュエータ1の電圧により調整する。
次に、第4図、第5図で第2実施例について説明する。
第5図に反力装置30を示し、反力装置30には反力用のバ
ネ21の一端を出力軸6に固定されたピニオンギヤ付きミ
ラーマウント31(以下ピニオンという)に噛合うラック
ギャ付きプランジャ32(以下ラックという)の端部Qで
受け、他端をブラケット33で受けるとともに、ラック32
はブラケット33に固設されたガイドベアリング34の穴35
に緊密に挿入されている。ブラケット33はミラー位置を
調整するときラック32を固定するネジ穴36を有している
とともにスキャナ本体100のうちの増速機3に装着され
ている。
上記構成において作動、調整は第1実施例と同様である
が、第1実施例に比べ出力軸6とラックプランジャ32の
距離(La)が一定のため回転トルクが一定となりさらに
高精度にすることが出来る。
なお上記実施例において、本考案の増速機はハーモニッ
クドライブ等のギヤを用い入力軸と出力軸が逆転して説
明したが、本考案にとらわれることなく遊星式、ピンを
用いた差動式を用い、入力軸と出力軸を同方向に回転さ
せても良いことは云うまでもない。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、圧電素子アクチュ
エータにより与えた微小回転角を増速機にて増幅し、ミ
ラーによりレーザ光を走査するレーザスキャナ装置の増
速機とミラーの間に反力装置を設け、戻し装置のバネの
戻し方向に加算された回転力を与えたため、バックラッ
シュがなくなるとともにミラーと圧電素子アクチュエー
タおよびミラーと位置センサの動きが一致し精度が向上
し、かつ戻り力が附加されるため追随性が良くなるとい
う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示すレーザスキャナ装置
の平面図。 第2図は本考案の第1実施例を示すレーザスキャナ装置
のB−B断面図。 第3図は本考案のレーザスキャナ装置の調整のフローを
示す図。 第4図は本考案の第2実施例を示すレーザスキャナ装置
の平面図 第5図は本考案の第2実施例を示すレーザスキャナ装置
のC−C断面図。 第6図は従来の実施例を示すレーザスキャナ装置の平面
図。 第7図は従来の実施例を示すレーザスキャナ装置のA−
A断面図。 1……圧電素子アクチュエータ 3……増速機、4……入力軸 6……出力軸、7……ミラマウント 8……ミラー、9……位置センサ 10……戻し装置、11、21……バネ 12……ハウジング、13……ネジ 20、30……反力装置 22……プランジャ 23、33……ブラケット 24、35……穴、25、36……ネジ穴 31……ピニオンギャ付きミラマウント 32……ラックギャ付きプランジャ 34……ガイドベアリング 100……スキャナ本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電素子アクチュエータにより入力軸に与
    えた微小回転角を増速機にて増幅し、増幅された回転角
    を出力軸に固定したミラーによりレーザ光を走査するレ
    ーザスキャナ装置において、増速機とミラーの間に増速
    機のバックラッシュをなくす反力装置を設けたことを特
    徴とするレーザスキャナ装置。
JP1988100124U 1988-07-28 1988-07-28 レーザスキャナ装置 Expired - Lifetime JPH0749523Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988100124U JPH0749523Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28 レーザスキャナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988100124U JPH0749523Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28 レーザスキャナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0223710U JPH0223710U (ja) 1990-02-16
JPH0749523Y2 true JPH0749523Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=31327911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988100124U Expired - Lifetime JPH0749523Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28 レーザスキャナ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0749523Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6218706U (ja) * 1985-07-19 1987-02-04
JPS63147138A (ja) * 1986-12-10 1988-06-20 Komatsu Ltd レ−ザスキヤナ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0223710U (ja) 1990-02-16

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