JPH0749385Y2 - 流量センサー - Google Patents

流量センサー

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JPH0749385Y2
JPH0749385Y2 JP1990076940U JP7694090U JPH0749385Y2 JP H0749385 Y2 JPH0749385 Y2 JP H0749385Y2 JP 1990076940 U JP1990076940 U JP 1990076940U JP 7694090 U JP7694090 U JP 7694090U JP H0749385 Y2 JPH0749385 Y2 JP H0749385Y2
Authority
JP
Japan
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flow
impeller
spiral
spiral flow
blade
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990076940U
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English (en)
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JPH0434622U (ja
Inventor
豊 青木
拓郎 田渕
文紀 木村
Original Assignee
パロマ工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (従来の技術) 羽根車を回転可能に装着した回転式の流量センサーの従
来例を第3図、第4図において以下に説明する。
流量センサー1′は鉛直方向に枢支された支持軸2に羽
根車3′が取り付けられており、その上流側にねじれ羽
根4が設置されていて上向きに流れる流体がねじれ羽根
4にて旋回させられて螺旋流bとなされて流量に比例す
る回転数にて回転される。 該羽根車3′の羽根部31′
は半径方向かつ軸方向に平行に形成されており、その先
端に永久磁石32が埋め込まれて外端近くから軸方向に中
心近くまで延びて埋設されている。そこで第2図におい
て垂直および水平方向に対して斜め方向の螺旋流bで羽
根車3′は図示左方向即ち水平方向へ押し回される。
(考案が解決しようとする課題) 羽根車3′の羽根部31′の流体の主たる衝突面となる軸
方向に平行の片側の側面311′及び周方向の先端面312′
が上記の螺旋流bに対して傾斜しており夫々の流体の進
入角θ′は比較的小さくて夫々の流圧により受ける押力
は大きくならず、図示左方向の分力即ち回転羽根の周方
向の押力は大きくならず、螺旋流bが羽根車3′の回転
に充分寄与していない。そこで本考案は流圧による押力
を大きくして羽根車の回転数を多くすることを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本考案の流量センサーは、 流路に沿って枢支された支持軸2に回転可能に取り付け
られた羽根車3と、 前記羽根車3の上流側に、螺旋流を生じるねじれ羽根4
とを設けた流量センサー1において、 前記羽根車3の羽根部31を、逆流の場合に回転しないよ
うに軸に平行に成形すると共に、 正流の場合に、螺旋流を効率良く受けて回転するよう
に、螺旋流に対して進入角を大とする傾斜面313を該羽
根部31の上流側の先端片側に形成したことを要旨とす
る。
(作用) 上記構成を有する本考案の流量センサーは、羽根車が支
持軸に回転可能に流路に沿って枢支される。正流の場合
には、羽根車の上流側に設けられたねじれ羽根が羽根車
へ螺旋流を生じ、羽根部の上流側の先端片側に形成する
傾斜面に螺旋流が略直角の角度で衝突するので、押力が
大きくなり回転分力を充分発生させる。
つまり、傾斜面が螺旋流を効率良く受けることによっ
て、羽根車は効率良く回転する。
また、逆流の場合には、羽根車の羽根部が流路軸に平行
に成形されているので、流体は羽根部に沿って流れ、羽
根車は回転しない。
従って、正流の際には効率良く回転し、逆流の際には回
転しない流量センサーとすることができる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を第1図、第2図に基づいて説明
する。
1は回転式の流量センサーで、枠体5にて鉛直方向に枢
支された支持軸2に羽根車3が装着されており、該羽根
車3は四枚の羽根部31を半径方向に延びかつ軸方向に平
行に備え、羽根部31の先端部に永久磁石32が埋め込まれ
ている。羽根部31の外周部に対向して磁気抵抗素子7が
ホルダー部8に埋設された状態で取り付けられていてホ
ール素子7に対する永久磁石32の回転に応じてパルス状
の電気信号を発生する周知の磁気検出器6が形成されて
いる。4は羽根車3の上流側に近接して枠体5に一体的
に形成されたねじれ羽根で、流体の上向きの流れaがね
じれ羽根4で捻られて螺旋流bとなされる。又、羽根車
3は上流側の先端隅角部が垂直面311と水平面312に対し
て斜めに切除され、螺旋流bの進入角度θが略直角であ
る大きな傾斜面313を有している。更に羽根車3の後流
側に近接して半径方向かつ軸方向に平行な整流羽根91を
有する整流体9が枠体5に冠装着されている。
以上の構成によりねじれ羽根4により捻られたれた流体
の螺旋流bは羽根車3に衝突する。該螺旋流bの傾斜面
313に対する侵入角度θは鎖線で示す仮想した垂直面311
a、水平面312aに対する進入角度より大きくなって発生
する螺旋流bによる押力は上記垂直面311aと水平面312a
との総断面積の減少を上回って該部における水平方向の
分力は大きく、羽根車3の受ける回転駆動力は大きい。
この実施例と上記の従来の実施例とは第5図において夫
々実線と破線とで示されるように回転数は本考案では従
来例に比し多く、回転数検出による流量の制御精度の向
上が計り得る。又、第6図において圧力損失は第5図と
同じく実線にて示す本考案のものは破線にて示すで従来
のものより若干小さくなっていて器具の流量の若干の増
大も計る事ができる。
尚流体の下向きの逆流は整流体9の整流羽根91により旋
回されることなく真直ぐな流れの儘で羽根車3の羽根部
31を平行に通過するので逆流による羽根車3の回転は生
じることはなく、正流と逆流とを混同する恐れはない。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案の流量センサーによれば、
逆流に対しては回転を防止できると共に、正流に対して
は効率良く回転する。また、流体の圧力損失を少なくす
る。更に、安価に作製できるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図
(イ)本考案の要部を示す平面図、第2図(ロ)は要部
の部分正面図、第3図は従来の実施例を示す縦断面図、
第4図(イ)、(ロ)は同じく夫々従来例における第2
図(イ)、(ロ)相当図、第5図は流量に対する回転数
の特性グラフ、第6図は流量に対する圧力損失の特性グ
ラフである。 1……流量センサー、2……支持軸、3……羽根車、4
……ねじれ羽根、31……羽根部、313……傾斜面、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流路に沿って枢支された支持軸2に回転可
    能に取り付けられた羽根車3と、 前記羽根車3の上流側に、螺旋流を生じるねじれ羽根4
    とを設けた流量センサー1において、 前記羽根車3の羽根部31を、逆流の場合に回転しないよ
    うに軸に平行に成形すると共に、 正流の場合に、螺旋流を効率良く受けて回転するよう
    に、螺旋流に対して進入角を大とする傾斜面313を該羽
    根部31の上流側の先端片側に形成したことを特徴とする
    流量センサー
JP1990076940U 1990-07-19 1990-07-19 流量センサー Expired - Lifetime JPH0749385Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990076940U JPH0749385Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 流量センサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990076940U JPH0749385Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 流量センサー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0434622U JPH0434622U (ja) 1992-03-23
JPH0749385Y2 true JPH0749385Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=31618863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990076940U Expired - Lifetime JPH0749385Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 流量センサー

Country Status (1)

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JP (1) JPH0749385Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945517U (ja) * 1982-09-20 1984-03-26 トキコ株式会社 蒸気用流量計
JPH026222U (ja) * 1988-06-27 1990-01-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0434622U (ja) 1992-03-23

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