JPH0749321B2 - U型ベルトコンベア装置 - Google Patents

U型ベルトコンベア装置

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JPH0749321B2
JPH0749321B2 JP6931593A JP6931593A JPH0749321B2 JP H0749321 B2 JPH0749321 B2 JP H0749321B2 JP 6931593 A JP6931593 A JP 6931593A JP 6931593 A JP6931593 A JP 6931593A JP H0749321 B2 JPH0749321 B2 JP H0749321B2
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JP
Japan
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belt
belt conveyor
shaped
endless
endless belt
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JP6931593A
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JPH06255732A (ja
Inventor
貞夫 伊藤
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Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルトコンベアの搬送
路で荷運び面をU字形状に湾曲した状態に形づけて被搬
送物を搬送するようにしたU型ベルトコンベア装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】U型ベルトコンベア装置は既に知られた
技術である。例えば、特公昭54−14034号公報、
実開昭62−161107号公報などに記載されてい
る。
【0003】U型ベルトコンベア装置は、ベルトの両側
縁に複数のガイドローラを取り付け、前記複数のガイド
ローラを、駆動輪と従動輪間にエンドレスで巻き回す
か、機枠に上下二段に架設した一対のガイドレール(C
型材)にはさみ込み、上下二段に走行懸垂させ、搬送に
おいて、ベルトを駆動輪と従動輪間ではU字形状に湾曲
し、駆動輪と従動輪の周囲では平坦になるように導く構
成をとっている。このようなU型ベルトコンベア装置
は、一般に、従来のコンベアに比べてトラフ角度を大き
くとれ、運搬量を飛躍的に増加させることができる利点
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、U型ベ
ルトコンベア装置においては、搬送ベルトを一対のガイ
ドレールから吊り下げるのでレールに荷重がかかること
になる。そこで、レールを強固に取り付ける必要がある
ため、枠体をやぐらに組んで、その横梁にレールを固定
している。したがって、この構造であるとレールを横梁
毎に固定する作業が必要になってくるので作業が煩雑
で、建設費が高くつくという問題があり、また横梁があ
るため搬送部にカバーを取り付けづらいという問題もあ
った。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、上記課題を解消し、ベルトコンベアが上下
段に構成される区間の各搬送路を覆うカバーを設け、こ
れらのカバーを環状レールの取付構造の一部として利用
して、モノレール状に懸垂することによって取付構造を
簡易化しかつ取付作業を容易にすると共に、建設費を廉
価にしようとするU型ベルトコンベア装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、間隔をおいて配置した駆動輪と従動輪との
間に断面C字状の一対の環状レールをエンドレスに巻き
回して無端ベルトを渡架し、無端ベルトの両側縁に沿っ
て複数のガイドローラを取り付け、それぞれが環状レー
ルに案内されるように係合すると共に、無端ベルトが、
レール形状に応じながら、両動輪中間の上下段の搬送路
ではその長手中心線において湾曲するように近接し、両
動輪付近の投入・排出部では平坦となるよう離間しかつ
両動輪の外周に沿って湾曲して、ループ走行してなるU
型ベルトコンベアであって、前記一対の環状レールが、
無端ベルトの搬送往路を覆う上段カバーと、搬送復路を
覆う下段カバーの側縁にそれぞれ直接固定されると共
に、各カバーが機枠部材に吊架されていることを特徴と
するものである。
【0007】また、上記構成は、一対の環状レールと一
体に固定された上下段の各カバーが、その中心線に沿っ
た位置で連結部材を介して機枠部材に吊架されてもよ
い。
【0008】さらにまた、上記構成の主要部を同じくす
る他に、無端ベルトとガイドローラが、取付け金具を介
して取り付けられ、搬送路において、ベルト両側縁の各
吊持部における張力方向が、ローラ軸に対して垂直とな
るように指向配置されていることを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】このU型ベルトコンベア装置のカバーは、防
塵、防雨の働きをすると共に、これと一体に固設された
環状レールを介してガイドローラ及びベルトを懸垂す
る。そしてカバーは、上下段ともそれぞれ連結部材を介
して機枠部材に取り付けられ、モノレール状に吊架され
る。
【0010】また、無端ベルトとガイドローラとの間に
取付け金具を介在させ、ベルト両側縁の各吊持部におけ
る張力方向がローラ軸に対して垂直となるように指向配
することにより、走行中のベルトの揺動、蛇行が防止
されると共に、コンベアの走行抵抗が低減される。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面を参照して以下
説明する。本発明のU型ベルトコンベア装置(1)は、
図1及び図2に示すとおり、概略、間隔をおいて配置し
た駆動輪(2)と従動輪(3)との間に断面C字状の一
対の環状レール(7,7)をエンドレスに巻き回して無
端ベルト(4)を渡架し、これらを機枠部材(図示省
略)によって支持してなるものである。
【0012】両環状レール(7,7)が構成するベルト
ラインは、駆動輪(2)と従動輪(3)との中間の搬送
路では無端ベルト(4)がその長手中心線において湾曲
するように近接し、両動輪(2,3)付近の投入・排出
部では平坦となるよう離間しかつ両動輪(2,3)の外
周に沿って湾曲して、上下段に連続した一対のループを
形成している。
【0013】無端ベルト(4)の両側縁に沿って取り付
けられる複数のガイドローラ(5)は、図3に示すよう
に、クランク状に曲折した取付け金具(6)を介して取
り付けられ、それぞれ断面C字状の一対の環状レール
(7,7)に案内されるように係合している。この取付
け金具(6)を介在することにより、ベルト(4)両側
縁の各吊持部における張力方向〔ガイドローラ(5)の
ローラ軸に作用するベルト(4)の懸垂荷重方向〕が、
ローラ軸に対して垂直となるようにベルト(4)とガイ
ドローラ(5)を指向配置することができる。
【0014】図3、図4及び図5に示すように、一対の
環状レール(7,7)は、駆動輪(2)と従動輪(3)
との中間の搬送往路(上段走行路)では、無端ベルト
(4)の両側縁に沿ってそれぞれ断面C字状の開口部が
対向する位置関係で配置され、搬送復路(下段走行路)
では開口部を外側に向けて背中合わせに配置されてい
る。
【0015】そして、一対の環状レール(7,7)が、
無端ベルト(4)の搬送往路を覆う上段カバー(8)
と、搬送復路を覆う下段カバー(9)の側縁にそれぞれ
直接固定されると共に、各カバー(8,9)はその上部
長手中心線に固設した連結部材(10)を介してF字状の
機枠部材(12)の横梁にそれぞれ吊架されている。
【0016】こうして無端ベルト(4)は、レール
(7,7)形状に応じながら、両動輪(2,3)中間の
搬送路ではベルト両側縁が近接してU型形状となり、両
動輪(2,3)付近の投入・排出部では離間して平坦と
なりかつ両動輪(2,3)の外周に沿って湾曲して、ル
ープ走行するものである。
【0017】図6に示す実施例は、上記実施例と比べて
環状レール(7)の断面形状において相違している。そ
の他の構造は殆ど上記実施例と同様であるので、同一部
材については同じ符号を付してその説明は省略する。
【0018】この実施例の環状レール(7)の断面形状
は、概略偏平六角形に形成されおり、偏平面の一側が開
口して略C字状を呈する。これによって駆動輪と従動輪
との間において、環状レール(7)の上下内面にV字状
の溝(7A)が形成されることになる。下側に位置するV
字状の溝(7A)の底部には、適宜間隔を置いて貫通孔が
形成されており、雨水、粉塵などを溝中から排出するよ
うに設けられている。ガイドローラ(5)の断面形状も
概略偏平六角形に形成された環状レール(7)に適合す
る形状としておけば、コンベアの走行を円滑にすること
ができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなるものであ
り、環状レールとカバーを一体に設け、これに無端ベル
トを取り付けたものであるから、防塵、防雨の効果と共
に、被搬送物の途中飛散がないなどの効果があり、その
ため、ギャラリー(覆い)などが駆動部、従動部以外で
は不要であり、しかも、取付け作業の簡略化、建設費の
低減及び保守作業の軽減が図れる。
【0020】また、前記無端ベルトとガイドローラが
ランク状の取付け金具を介して取り付けられ、ベルト両
側縁の各吊持部における張力方向がローラ軸に対して垂
直となるように指向配置されたものにあっては、コンベ
ア走行中のベルトの揺動、蛇行を防止することができ
と共に、走行抵抗を低減することができる。
【0021】また、環状レール、カバー及び連結部材を
簡単にアール加工できるため、実施段階で曲線ルートが
容易に配設可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるU型ベルトコンベア装
置の平面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】図2中のA線に沿う断面図である。
【図4】図2中のB線に沿う断面図である。
【図5】図2中のC線に沿う断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す上記図3に相当する
断面図である。
【符号の説明】
1 U型ベルトコンベア装置 2 駆動輪 3 従動輪 4 (無端)ベルト 5 ガイドローラ 6 取付け金具 7 環状レール 8 カバー(上段) 9 カバー(下段) 10 連結部材 12 機枠部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレスな荷運び面が搬送路では樋状
    に形づけられるベルトコンベアにおいて、 間隔をおいて配置した駆動輪と従動輪との間に断面C字
    状の一対の環状レールをエンドレスに巻き回して無端ベ
    ルトを渡架し、無端ベルトの両側縁に沿って複数のガイ
    ドローラを取り付け、それぞれが環状レールに案内され
    るように係合すると共に、無端ベルトが、レール形状に
    応じながら、両動輪中間の上下段の搬送路ではその長手
    中心線において湾曲するように近接し、両動輪付近の投
    入・排出部では平坦となるよう離間しかつ両動輪の外周
    に沿って湾曲して、ループ走行してなるU型ベルトコン
    ベアであって、 前記一対の環状レールが、無端ベルトの搬送往路を覆う
    上段カバーと、搬送復路を覆う下段カバーの側縁にそれ
    ぞれ直接固定されると共に、各カバーが機枠部材に吊架
    されていることを特徴とするU型ベルトコンベア装置。
  2. 【請求項2】 上記一対の環状レールと一体に固定され
    た上下段の各カバーが、その中心線に沿った位置で連結
    部材を介して機枠部材に吊架されていることを特徴とす
    る請求項1記載のU型ベルトコンベア装置。
  3. 【請求項3】 上記無端ベルトとガイドローラが、取付
    け金具を介して取り付けられ、ベルト両側縁の各吊持部
    における張力方向がローラ軸に対して垂直となるように
    指向配置されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載のU型ベルトコンベア装置。
JP6931593A 1993-03-03 1993-03-03 U型ベルトコンベア装置 Expired - Lifetime JPH0749321B2 (ja)

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JPH06255732A JPH06255732A (ja) 1994-09-13
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JP4112534B2 (ja) * 2004-07-30 2008-07-02 アンリツ産機システム株式会社 X線異物検出装置
BE1027853B1 (de) * 2019-12-12 2021-07-13 Thyssenkrupp Ag Fördergurtanlage mit Tragrollenabstützung für einen Fördergurt sowie Verfahren und Verwendung

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